JPH07178994A - プリンタにおける印字位置設定装置 - Google Patents
プリンタにおける印字位置設定装置Info
- Publication number
- JPH07178994A JPH07178994A JP34558193A JP34558193A JPH07178994A JP H07178994 A JPH07178994 A JP H07178994A JP 34558193 A JP34558193 A JP 34558193A JP 34558193 A JP34558193 A JP 34558193A JP H07178994 A JPH07178994 A JP H07178994A
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- JP
- Japan
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- printing
- head
- print head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字位置の設定および確認の容易化を図る。
【構成】 １は記録用紙２に印字をする印字ヘッド、３
は印字ヘッドを記録用紙２の幅方向に移動させる移動機
構、４はヘッド１の初期位置を検出する位置センサであ
る。そして、印字位置設定スイッチ５の操作で、設定し
た印字ヘッド１を初期位置に戻し、戻した移動量を記憶
部６で記憶する。
は印字ヘッドを記録用紙２の幅方向に移動させる移動機
構、４はヘッド１の初期位置を検出する位置センサであ
る。そして、印字位置設定スイッチ５の操作で、設定し
た印字ヘッド１を初期位置に戻し、戻した移動量を記憶
部６で記憶する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ヘッドを印字用紙
の幅方向に移動させて印字するシリアル型のプリンタに
関し、特に、その印字位置設定装置に関する。
の幅方向に移動させて印字するシリアル型のプリンタに
関し、特に、その印字位置設定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の印字位置設定装置は、本体操作盤
より数値化した印字位置を入力するか、あるいはオンラ
インによりコンピュータから印字位置設定の命令を送出
し、印字位置の数値データを送出することにより行って
いた。
より数値化した印字位置を入力するか、あるいはオンラ
インによりコンピュータから印字位置設定の命令を送出
し、印字位置の数値データを送出することにより行って
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の印字位置設定装置では、本体操作盤の操作やオ
ンラインによるコンピュータからの命令・位置データの
送出を、一定の手続きに基づいて行う必要があるため、
設定に時間と手間がかかるといった問題があった。ま
た、印字位置を一旦数値化してしまうために、印字位置
が所望の位置に設定されているかどうかは試行印字によ
り確認を行う以外に方法がなく、このため、煩雑である
だけでなく、印字媒体（印字用紙）が特殊あるいは高価
である場合には、試行印字を行うことが困難であるとい
った欠点もあった。
た従来の印字位置設定装置では、本体操作盤の操作やオ
ンラインによるコンピュータからの命令・位置データの
送出を、一定の手続きに基づいて行う必要があるため、
設定に時間と手間がかかるといった問題があった。ま
た、印字位置を一旦数値化してしまうために、印字位置
が所望の位置に設定されているかどうかは試行印字によ
り確認を行う以外に方法がなく、このため、煩雑である
だけでなく、印字媒体（印字用紙）が特殊あるいは高価
である場合には、試行印字を行うことが困難であるとい
った欠点もあった。
【０００４】したがって、本発明は上記した従来の問題
あるいは欠点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、印字位置の設定が容易で、かつ、印字位
置の確認が容易なプリンタにおける印字位置設定装置を
提供することにある。
あるいは欠点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、印字位置の設定が容易で、かつ、印字位
置の確認が容易なプリンタにおける印字位置設定装置を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るプリンタにおける印字位置設定装置
は、印字用紙に印字する印字ヘッドと、この印字ヘッド
を印字用紙幅方向に移動させる移動機構と、前記印字ヘ
ッドの初期位置を検出する位置検出手段と、前記印字ヘ
ッドの印字位置を記憶する記憶部と、前記印字ヘッドの
印字位置の設定状態を操作する印字位置設定スイッチ
と、前記印字ヘッド、移動機構、位置検出手段、記憶部
および印字位置設定スイッチを統括制御する制御部とか
ら構成される。
に、本発明に係るプリンタにおける印字位置設定装置
は、印字用紙に印字する印字ヘッドと、この印字ヘッド
を印字用紙幅方向に移動させる移動機構と、前記印字ヘ
ッドの初期位置を検出する位置検出手段と、前記印字ヘ
ッドの印字位置を記憶する記憶部と、前記印字ヘッドの
印字位置の設定状態を操作する印字位置設定スイッチ
と、前記印字ヘッド、移動機構、位置検出手段、記憶部
および印字位置設定スイッチを統括制御する制御部とか
ら構成される。
【０００６】
【作用】本発明によれば、印字位置設定スイッチの操作
により、印字位置を設定した印字ヘッドを初期位置に戻
し、このとき、記憶部で印字位置を記憶する。
により、印字位置を設定した印字ヘッドを初期位置に戻
し、このとき、記憶部で印字位置を記憶する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１は本発明に係るプリンタにおける位置設定装置
の構成図である。同図において、１は記録用紙２に印字
をする印字ヘッドで、移動機構３により記録用紙２の幅
方向（図中左右方向）に移動自在となっている。４は印
字ヘッド１の移動範囲内のある一点、本実施例では初期
位置を検出する位置センサである。５は印字位置設定ス
イッチで、操作することにより、設定した印字ヘッド１
を初期位置に戻す。６は印字ヘッド１の初期位置から設
定した位置までの移動量を記憶する記憶部である。７は
印字ヘッド１、移動機構３、印字ヘッド１を左右方向に
移動させる駆動モータ（図示せず）、位置センサ４、印
字位置設定スイッチ５および記憶部６を統括制御する制
御部である。
る。図１は本発明に係るプリンタにおける位置設定装置
の構成図である。同図において、１は記録用紙２に印字
をする印字ヘッドで、移動機構３により記録用紙２の幅
方向（図中左右方向）に移動自在となっている。４は印
字ヘッド１の移動範囲内のある一点、本実施例では初期
位置を検出する位置センサである。５は印字位置設定ス
イッチで、操作することにより、設定した印字ヘッド１
を初期位置に戻す。６は印字ヘッド１の初期位置から設
定した位置までの移動量を記憶する記憶部である。７は
印字ヘッド１、移動機構３、印字ヘッド１を左右方向に
移動させる駆動モータ（図示せず）、位置センサ４、印
字位置設定スイッチ５および記憶部６を統括制御する制
御部である。
【０００８】このような構成において、印字ヘッド１
は、移動機構３上を左右方向に移動自在であり、通常印
字時には、図示を省略したモータの駆動力により左右に
移動し、この移動と同期して、印字ヘッド駆動部により
駆動され、記録用紙２上に印字を行う。位置センサ４
は、電源投入等の初期状態における印字ヘッド１の初期
位置に印字ヘッド１があることを検出する。
は、移動機構３上を左右方向に移動自在であり、通常印
字時には、図示を省略したモータの駆動力により左右に
移動し、この移動と同期して、印字ヘッド駆動部により
駆動され、記録用紙２上に印字を行う。位置センサ４
は、電源投入等の初期状態における印字ヘッド１の初期
位置に印字ヘッド１があることを検出する。
【０００９】図２は本発明の第２の実施例を示す構成図
である。この第２の実施例では、上部筐体カバー９の開
閉状態を検出するカバー開閉センサ８が設けられてお
り、このカバー開閉センサ８が、上述した第１の実施例
における印字位置設定スイッチ５の替わりをしている。
である。この第２の実施例では、上部筐体カバー９の開
閉状態を検出するカバー開閉センサ８が設けられてお
り、このカバー開閉センサ８が、上述した第１の実施例
における印字位置設定スイッチ５の替わりをしている。
【００１０】次に、上述した第２の実施例を用いて、第
３図に基づき印字位置設定動作を説明する。同図（ａ）
において、カバー開閉センサ８によりカバー開状態が検
出されると、ステップ１０１において、制御部７は印字
ヘッド駆動モータ（図示せず）を駆動して、位置センサ
４の検出位置まで印字ヘッド１を移動することにより、
印字ヘッド１の位置を初期化する。
３図に基づき印字位置設定動作を説明する。同図（ａ）
において、カバー開閉センサ８によりカバー開状態が検
出されると、ステップ１０１において、制御部７は印字
ヘッド駆動モータ（図示せず）を駆動して、位置センサ
４の検出位置まで印字ヘッド１を移動することにより、
印字ヘッド１の位置を初期化する。
【００１１】この状態で、カバー開閉センサ８によりカ
バー閉が検出されるのを待つ。この待機中に、印字ヘッ
ド１を手動により左右方向に移動させ、所望の印字位置
Ａに正確に位置合わせすることが可能である。しかるの
ち、ステップ１０２において、カバー開閉センサ８によ
りカバー閉が検出されると、再び印字ヘッド１をｌ移動
させて、初期位置に戻す。ステップ１０３において、印
字ヘッド１がカバー開の待機中に初期位置にあったかど
うかを判定し、移動があった場合には、ステップ１０４
において、その移動量ｌを記憶部６に記憶し、無い場合
には、ステップ１０５において、記憶部６内の移動量記
憶値をクリアし、ステップ１０６において、印字可能状
態とする。
バー閉が検出されるのを待つ。この待機中に、印字ヘッ
ド１を手動により左右方向に移動させ、所望の印字位置
Ａに正確に位置合わせすることが可能である。しかるの
ち、ステップ１０２において、カバー開閉センサ８によ
りカバー閉が検出されると、再び印字ヘッド１をｌ移動
させて、初期位置に戻す。ステップ１０３において、印
字ヘッド１がカバー開の待機中に初期位置にあったかど
うかを判定し、移動があった場合には、ステップ１０４
において、その移動量ｌを記憶部６に記憶し、無い場合
には、ステップ１０５において、記憶部６内の移動量記
憶値をクリアし、ステップ１０６において、印字可能状
態とする。
【００１２】なお、移動量の検出について、本実施例で
は、印字ヘッドの駆動モータをステップモータとして、
その駆動パルス数をカウントすることにより、行ってい
るが、これに限定されることなく、例えば、サーボモー
タを使用し、印字ヘッド位置を検出するエンコーダから
のパルスをカウントするようにしてもよく、種々の方法
が考えられることは勿論である。
は、印字ヘッドの駆動モータをステップモータとして、
その駆動パルス数をカウントすることにより、行ってい
るが、これに限定されることなく、例えば、サーボモー
タを使用し、印字ヘッド位置を検出するエンコーダから
のパルスをカウントするようにしてもよく、種々の方法
が考えられることは勿論である。
【００１３】次に、同図（ｂ）に示すように、印字デー
タの受信等の印字要求があった場合には、ステップ１１
０において、記憶部６に印字ヘッド１の移動量が記憶さ
れているかを参照し、もしカバー開の待機中に印字ヘッ
ド１の移動があった場合には、ステップ１１２におい
て、記憶部４の情報に基づいて印字開始位置を移動させ
る。もしカバー開の待機中に印字ヘッド１の移動が無か
った場合には、ステップ１１１において、初期位置から
の印字開始状態とし、ステップ１１３において、印字可
能状態とする。
タの受信等の印字要求があった場合には、ステップ１１
０において、記憶部６に印字ヘッド１の移動量が記憶さ
れているかを参照し、もしカバー開の待機中に印字ヘッ
ド１の移動があった場合には、ステップ１１２におい
て、記憶部４の情報に基づいて印字開始位置を移動させ
る。もしカバー開の待機中に印字ヘッド１の移動が無か
った場合には、ステップ１１１において、初期位置から
の印字開始状態とし、ステップ１１３において、印字可
能状態とする。
【００１４】ここで、印字開始位置が初期位置と異なる
ステップ１１２において、印字ヘッド１を初期位置に戻
すには、単に筐体上部カバー９を開閉するだけでよいこ
とは勿論である。また、第１の実施例においても、カバ
ー開閉スイッチ８の替わりに印字位置設定スイッチ５を
操作することにより、上述した印字位置設定動作が得ら
れることはいうまでのないことである。
ステップ１１２において、印字ヘッド１を初期位置に戻
すには、単に筐体上部カバー９を開閉するだけでよいこ
とは勿論である。また、第１の実施例においても、カバ
ー開閉スイッチ８の替わりに印字位置設定スイッチ５を
操作することにより、上述した印字位置設定動作が得ら
れることはいうまでのないことである。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
字ヘッドの印字位置の設定状態を操作する印字位置設定
スイッチの操作により印字位置にある印字ヘッドを初期
位置に戻し、これを位置検出手段で検出するとともに、
記憶部で印字位置を記憶するようにしたので、従来のよ
うな本体操作盤の操作や、オンラインによるコンピュー
タからの命令・位置データの送出による印字位置の設定
によらず、直接印字ヘッドを移動させて設定する機能を
有し、このため、印字位置設定操作がきわめて容易に行
える。また、印字位置の設定が、数値データによらず、
印字ヘッドの位置によるため、印字位置の設定が所望の
位置であるかを容易に確認でき、試行印字が不要とな
る。
字ヘッドの印字位置の設定状態を操作する印字位置設定
スイッチの操作により印字位置にある印字ヘッドを初期
位置に戻し、これを位置検出手段で検出するとともに、
記憶部で印字位置を記憶するようにしたので、従来のよ
うな本体操作盤の操作や、オンラインによるコンピュー
タからの命令・位置データの送出による印字位置の設定
によらず、直接印字ヘッドを移動させて設定する機能を
有し、このため、印字位置設定操作がきわめて容易に行
える。また、印字位置の設定が、数値データによらず、
印字ヘッドの位置によるため、印字位置の設定が所望の
位置であるかを容易に確認でき、試行印字が不要とな
る。
【図１】本発明に係るプリンタにおける印字位置設定装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図２】本発明に係るプリンタにおける印字位置設定装
置の第２実施例の構成図である。
置の第２実施例の構成図である。
【図３】本発明に係るプリンタにおける印字位置設定装
置の第２実施例の位置設定の動作フローチャート図であ
る。
置の第２実施例の位置設定の動作フローチャート図であ
る。
１ 印字ヘッド ２ 記録用紙 ３ 移動機構 ４ 位置センサ ５ 印字位置設定スイッチ ６ 記憶部 ７ 制御部 ８ カバー開閉センサ ９ 筐体上部カバー
Claims (2)
- 【請求項１】 印字用紙に印字する印字ヘッドと、この
印字ヘッドを印字用紙幅方向に移動させる移動機構と、
前記印字ヘッドの初期位置を検出する位置検出手段と、
前記印字ヘッドの印字位置を記憶する記憶部と、前記印
字ヘッドの印字位置の設定状態を操作する印字位置設定
スイッチと、前記印字ヘッド、移動機構、位置検出手
段、記憶部および印字位置設定スイッチを統括制御する
制御部とから構成されたことを特徴とするプリンタにお
ける印字位置設定装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のプリンタにおける印字位
置設定装置において、前記印字位置設定スイッチを筐体
上部カバーの開閉を検出するカバー検出手段としたこと
を特徴とするプリンタにおける印字位置設定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5345581A JP2674497B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリンタにおける印字位置設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5345581A JP2674497B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリンタにおける印字位置設定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178994A true JPH07178994A (ja) | 1995-07-18 |
| JP2674497B2 JP2674497B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=18377569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5345581A Expired - Lifetime JP2674497B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリンタにおける印字位置設定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2674497B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5871185A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-27 | Ricoh Co Ltd | プリンタの制御装置 |
| JPS59124881A (ja) * | 1982-12-31 | 1984-07-19 | Tohoku Richo Kk | シリアルプリンタのキヤリツジ制御方式 |
| JPS62238779A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プリンタ |
| JPH01110177A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 印字装置 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5345581A patent/JP2674497B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5871185A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-27 | Ricoh Co Ltd | プリンタの制御装置 |
| JPS59124881A (ja) * | 1982-12-31 | 1984-07-19 | Tohoku Richo Kk | シリアルプリンタのキヤリツジ制御方式 |
| JPS62238779A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プリンタ |
| JPH01110177A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 印字装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2674497B2 (ja) | 1997-11-12 |
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