JPH07178854A - 多層樹脂容器 - Google Patents

多層樹脂容器

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JPH07178854A
JPH07178854A JP32423193A JP32423193A JPH07178854A JP H07178854 A JPH07178854 A JP H07178854A JP 32423193 A JP32423193 A JP 32423193A JP 32423193 A JP32423193 A JP 32423193A JP H07178854 A JPH07178854 A JP H07178854A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中味の色を制限されず又、外観を損なうことな
く着色ができ、外層の真珠光沢樹脂の臭いの影響も遮断
可能で瓶の強度も強い真珠光沢や陶磁器状の外観の優れ
た安価な化粧品、シャンプー、リンス、食品、医薬品な
どを収納する樹脂容器を提供すること。 【構成】熱可塑性樹脂をダイレクトブロー成形する多層
の容器であって、該容器の最外層がポリエステル系樹脂
7.5〜96.5重量%にエチレンとアクリル酸系共重
合物、好ましくはEMAA、EMAAのアイオノマー、
EMMA、又はこれらの共重合物やEVOHの2種類以
上の混合物を3.5〜92.5重量%添加した組成物よ
りなる樹脂を最外層に用いた多層樹脂容器である。又、
中間層に不透明な白色又は着色された熱可塑性樹脂層を
有する上記の多層樹脂容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真珠光沢や陶磁器状の
美麗な外観を有する化粧品、シャンプー、リンス、食
品、医薬品等を収納する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外観を重視する容器に真珠光
沢状や陶磁器状の美麗な外観を付与するために、次の方
法が行われていた。真珠光沢を表す場合は、真珠光沢発
現剤、例えば魚鱗のグアニン、滑石末、種々の鉛塩、雲
母、チタン系パール剤等の板状結晶を塗料として目的物
の表面に塗布するか、練り込むことによるのが一般的で
あった。また、他の方法として特公昭61−24253
号公報に示される如く、熱可塑性ポリエステル樹脂9
9.5〜90重量%、メタクリル系樹脂0.5〜10重
量%からなる混合物を、延伸温度80〜160℃、全延
伸倍率1.33〜20で延伸ブロー成形することにより
得られるプラスチック製化粧品用瓶が知られている。
【0003】また、特公昭62−20889号公報に示
されるごとく、ポリエステル系樹脂60〜99.5%と
着色されたメタクリル系樹脂40〜0.5重量%からな
る樹脂組成物を用い、ブロー成形して得られたパール状
表面光沢並びに表面流れ模様を有するポリエステル樹脂
化粧品瓶がある。即ち、ポリエステル系樹脂60〜9
9.5重量%とメタクリル系樹脂に有機顔料および/ま
たは、有機染料を加えて押出成形された着色されたメタ
クリル系樹脂ペレット40〜0.5重量%を混合し、押
出成形して混合樹脂組成ペレットにした後、該ペレット
を射出成形してプリフオームとし、次いで該プリフオー
ムをブロー成形することを特徴とする着色されたパール
状表面光沢並びに表面流れ模様を有するポリエステル製
化粧品用瓶の製造方法がある。
【0004】さらに、特公昭57−98327号公報に
示されるごとく、熱可塑性ポリエステル系樹脂にメタク
リル系樹脂、飽和脂肪族ポリオレフイン系樹脂、スチレ
ン系樹脂とからなる群から選ばれた少なくとも1種類を
ブレンドした樹脂組成物からなり、2軸延伸吹込成形さ
れかつマット加工処理された艶消し状パール光沢を有す
るポリエステル製中空容器も知られている。
【0005】しかし、真珠光沢発現剤を塗布または練り
込みする方法は、この真珠光沢発現剤が表面に位置して
パール光沢を発現するため、深みのあるパール光沢が得
られず、また高価な真珠光沢発現剤のためコストがアッ
プする欠点を有していた。また、従来の技術は透明なポ
リエステル系樹脂に透明なメタクリル系樹脂などを添加
した透明な樹脂組成物の単層を延伸ブロー成形により成
形し、透明樹脂を容器の表面に一定方向に配向し、光屈
折率の異なる透明樹脂の光の乱反射により真珠光沢を発
現させるため、容器に充填する中味の色調、特に透明な
中味や暗い色の中味を充填した時、瓶の外観が中味の色
などの影響を受け、容器の真珠光沢がかなり損なわれる
欠点がある。このため、容器の真珠光沢を生かすために
は充填する中味の色調がかなり制限されていた。
【0006】また、着色した容器は延伸されて真珠光沢
を発色するため、延伸された胴部や肩部と延伸されない
容器の首部に濃く着色した輪状の境目が目立ち外観が著
しく損なわれるため、瓶の着色が極く薄い色に制限され
ていた。また、延伸ブロー成形は一次成形型と延伸ブロ
ー成形型の2種類の型とそれぞれの成形設備が必要であ
り、設備費と金型費が高価となるため容器を安くするに
は大量生産が必要である。また金型費用を安くするため
には一次成形金型を共通化して統一する必要もあり、こ
のため瓶口の寸法が制約されていた。
【0007】さらに、ポリエステル系樹脂にメタクリル
系樹脂などの他の樹脂を添加し延伸ブロー成形して得ら
れる従来の真珠光沢樹脂は、添加した樹脂が臭いを発生
することが有り、瓶に充填した中味が臭いの影響を受け
ることがあるなど香りを大切にする化粧品、シャンプ
ー、リンスなどの瓶に使用できない欠点があった。ま
た、透明な2種類以上の透明な樹脂の混合により得られ
る真珠光沢樹脂の内部は2種類以上の異種の樹脂の微細
な層になるため、混合樹脂の強度が弱い。特に、ダイレ
クトブロー瓶の場合、強度が弱く製品の輸送時の衝撃や
使用時など瓶を落とした時、瓶が破損しやすく化粧品や
シャンプー容器として実用化出来ない欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点に着目してなされたもので、中味の色を制限され
ず又、外観を損なうことなく着色ができ、外層の真珠光
沢樹脂の臭いの影響も遮断可能で瓶の強度も強い真珠光
沢や陶磁器状の外観の優れた安価な化粧品、シャンプ
ー、リンス、食品、医薬品などを収納する樹脂容器を提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、熱可塑性樹脂をダイレクトブロー成形する
多層の容器であって、該容器の最外層がポリエステル系
樹脂7.5〜96.5重量%にエチレンとアクリル酸系
共重合物、好ましくはEMAA、EMAAのアイオノマ
ー、EMMA、またはこれらの共重合物やEVOHの少
なくとも2種類の混合物を3.5〜92.5重量%添加
した組成物よりなる樹脂を最外層に用いた多層樹脂容器
である。また、中間層に不透明な白色又は着色された熱
可塑性樹脂層を有する上記の多層樹脂容器である。
【0010】本発明におけるポリエステル系樹脂は、一
般に知られるダイレクトブロー成形に用いられるポリエ
ステル樹脂であり、ポリエチレンテレフタレートを主た
る対象とするが、テレフタル酸の成分の一部として、例
えばイソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフエニ
ルジカルボン酸、ジフエノキシエタンジカルボン酸、ジ
フエニルエーテルジカルボン酸、ジフエニルスルホンジ
カルボン酸等の如き芳香族ジカルボン酸;ヘキサヒドロ
テレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸等の如き脂環
族ジカルボン酸;アジピン酸、セバチン酸、アゼライン
酸等の如き脂肪族ジカルボン酸;p−β−ヒドロキシエ
トキシ安息香酸、ε−オキシカプロン酸等の如きオキシ
酸等の他の二官能性カルボン酸及び/またはエチレング
リコール成分の一部として、例えばトリメチレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、デカメチレングリコール、ネオペンチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1・1−シクロヘキサンジメチロール、1・4−シ
クロヘキサンジメチロール、2・2−ビス(4−β−ヒ
ドロキシエトキシフエニル)プロパン、ビス(4−β−
ヒドロキシエトキシフエニル)スルフオン等の如き他の
グリコール並びにこれらの機能的誘導体の如き多官能化
合物の一種以上を共重合せしめたものであっても良い。
本発明に使用するポリエステル系樹脂としては、ダイレ
クトブロー成形可能なポリエステル樹脂の何れでも良
い。
【0011】本発明におけるエチレンとアクリル酸系共
重合物とは、エチレンとアクリル酸、メタクリル酸、メ
タクリル酸メチル、アクリル酸エチルなどの共重合物で
ある。さらにはこれらの共重合物をナトリウム、亜鉛な
どの金属イオンにより部分的に架橋した熱可塑性樹脂で
あり、水素結合による架橋構造とともに、金属イオンに
よる架橋構造を合わせ有しているアイオノマー樹脂であ
る。
【0012】本発明に使用するEMAAとは、エチレン
とメタクリル酸共重合物であり、分子鎖中に存在するカ
ルボキシル基が水素結合によって分子鎖間で架橋した熱
可塑性樹脂である。さらにはEMAAのアイオノマーと
は、エチレンとメタクリル酸共重合物をナトリウム、亜
鉛などの金属イオンにより部分的に架橋した熱可塑性樹
脂のアイオノマー樹脂である。
【0013】本発明に使用するEMMAとは、エチレン
ーメタクリル酸メチル共重合物であり、分子鎖中に存在
するカルボキシル基が水素結合によって部分的に架橋し
た熱可塑性樹脂である。
【0014】本発明に使用するEVOHとは、エチレン
−ビニルアルコールの共重合樹脂である。EVOHのエ
チレンの含有量によって成形性、ガスバリヤー性、保香
性、耐油性等EVOHの特性が一般的にほぼ決まってく
るので種々のグレードがある。本発明に使用するEVO
Hは、通常知られるEVOHであれば何れでもよい。
【0015】また、以上に述べたエチレンとアクリル酸
系共重合物やEVOHの少なくとも2種類の混合物をポ
リエステル系樹脂に配合しても良い。
【0016】本発明におけるポリエステル系樹脂とエチ
レンとアクリル酸系共重合物、また、EMAA,EMA
Aのアイオノマー、EMMA、およびこれらの樹脂やE
VOHの少なくとも2種類からなる樹脂をブレンドする
方法は、それぞれの樹脂を混合した後押出成形機により
ペレット化するか、あるいは直接これらの樹脂をダイレ
クトブロー成形機に供給し成形するなど、通常知られる
方法を任意に用いれば良い。
【0017】本発明において、ポリエステル系樹脂及び
エチレンとアクリル酸系共重合物、好ましくはEMA
A,EMAAのアイオノマー、EMMA、またはこれら
の樹脂やEVOHの少なくとも2種類からなる組成物に
は、本発明を逸脱しない範囲で染顔料、紫外線吸収剤、
帯電防止剤等の添加物を加えることは任意である。
【0018】多層樹脂容器とは、2層以上の樹脂層から
なるダイレクトブロー瓶であって、単一材料では得られ
ない性質を多層化により得るための瓶である。例えば、
外観向上、強度向上、ガスバリヤー性、便宜性、フィラ
ー充填層追加による低燃焼カロリー化等をブロー瓶に付
与するものである。従って、本発明における多層ダイレ
クトブロー容器とは、目的によって同種または異種の樹
脂から構成される2層以上の多層のダイレクトブロー瓶
で、外層が請求の範囲に述べたポリエステル系樹脂から
なる組成物あれば、何れの構成の容器であっても良い。
【0019】また、瓶に充填する中味に透明や暗い色な
ど着色したものを入れる場合は、瓶が中味の色の影響を
受け外観が損なわれるのを避けるために、中間層に不透
明な白色又は着色された熱可塑性樹脂を用いることが重
要である。このようにすることにより、最外層の真珠光
沢層を通して中間層の色調を見るので、深みのある独特
の真珠光沢の効果がより大きくなる。また充填した中味
の色の影響による瓶の外観が損なわれるのを防ぐことが
出来る。
【0020】ここで、図面を用いて、本発明の多層ダイ
レクトブロー容器の層構成例を説明する。しかし、これ
らに限定されるものではない。図1は、外層1にポリエ
ステル系樹脂及びエチレンとアクリル酸系共重合物、好
ましくはEMAA、EMAAのアイオノマー、EMM
A、又はこれらの樹脂やEVOHの少なくとも2種類の
混合物からなる樹脂組成物を用いて、接着層2にエチレ
ン−αオレフィン共重合体酸変性物、中間層3に不透明
に着色したポリオレフィン樹脂、内層4にポリオレフィ
ン樹脂の構成の多層容器である。図2は、外層1にポリ
エステル系樹脂及びEMAAのアイオノマーからなる樹
脂組成物を用いて、中間層3にガスバリア性樹脂層、内
層4にポリオレフィン樹脂層の構成の多層容器である。
ガスバリア性樹脂と接する樹脂の接着性等が弱い時は、
接着層を設ければよい。図3は、外層1にポリエステル
系樹脂及びEMAAからなる樹脂組成物を用いて、内層
4にバリア層を設けた構成の多層容器である。
【0021】
【作用】本発明は、透明なポリエステル系樹脂に、エチ
レンとアクリル酸系共重合物、好ましくはEMAA、E
MAAのアイオノマー、EMMA、またはこれらの樹脂
やEVOHの少なくとも2種類の混合物を3.5〜9
2.5重量%配合する樹脂組成物であるため、ポリエス
テル系樹脂の有する光沢など優良物理的特性、成形性お
よび透明性を保持しつつ、EMAA、EMAAのアイオ
ノマー,EMMA、またはこれらの樹脂やEVOHの少
なくとも2種類の混合物の添加により真珠光沢、陶磁器
状の外観を呈し、多層樹脂容器として、接着層、内層又
は中間層にガスバリア性樹脂、フィラー充填層追加によ
る低燃焼カロリー樹脂、着色樹脂、ポリオレフィン樹
脂、接着剤等を積層させることにより、ガスバリア性、
低燃焼カロリー性、強度補強性、外観向上等所望の性質
を有する真珠光沢、陶磁器状光沢樹脂容器を得ることを
可能とする。
【0022】また、請求項7のように、中間層又は内層
に不透明な白色又は着色された熱可塑性樹脂層を設ける
ことにより、瓶に充填した中味の色の影響を受けずに任
意の色に着色された真珠光沢、陶磁器状光沢樹脂容器を
延伸ブロー成形によらず、ダイレクトブロー成形により
得ることを可能とする。さらに、従来のポリエルテル系
樹脂に透明な樹脂を添加した組成物を、延伸ブロー成形
して得られる真珠光沢状や陶磁器状の容器と違って、外
層の真珠光沢樹脂を濃い色に着色しても瓶首部にフロー
マーク状の濃い色の境目等が発現して外観を損なうよう
なことがない。
【0023】更に、中味の品質保証性が向上する。即
ち、従来のポリエステル系樹脂に透明な樹脂を添加した
組成物を延伸叉はダイレクトブロー成形して得られる真
珠光沢樹脂の容器は、単一な層からなっているため、添
加した樹脂によっては成形した容器が樹脂臭を発生し充
填して中味に悪影響を及ぼすことがある。例えば、メタ
クリル樹脂を配合した場合、メタクリル樹脂独特の樹脂
臭を発生することがあり、化粧品、シャンプー、リンス
等香りを大切にする製品には使用出来ないことがある。
本発明の多層ダイレクトブロー成形の容器は外層に樹脂
臭が例えあっても、中間層や内層の樹脂で中味を樹脂臭
から遮断し中味の品質を保証する事が出来る。
【0024】また、ダイレトブロー成形のため延伸ブロ
ー成形と違って、一次成形機や金型が不要で、生産工程
や設備費、金型費が少なくなり、安価で美麗な多層容器
が出来る。更に、強度の弱い真珠光沢樹脂のダイレクト
ブロー瓶への実用化が可能となる。透明系樹脂を混合し
た真珠光沢樹脂は微細な樹脂層の瓶となるため、輸送中
の圧縮や製品の瓶として使用時の落下などの衝撃による
層間剥離により強度が弱く破損しやすくなり、単層のダ
イレクトブロー瓶で実用化されている例はない。透明系
樹脂を混合して得られる強度の弱い真珠光沢樹脂を外層
に用いた多層樹脂容器の中間層、内層に強度の強い樹脂
や接着強度の強い接着層を用いることにより、ダイレク
トブロー瓶の強度を実用化出来る強度まで向上すること
が出来る。これにより、従来の真珠光沢発現剤を練り込
んだ樹脂にない生産しやすく、安価で、着色性に優れ
た、独特の深みのある外観の美しい真珠光沢状のダイレ
クトブロー瓶の実用化が可能となった。
【0025】
【実施例】<実施例1>次の如く、ダイレクトブロー成
形用ポリエステル系樹脂のPET−Gにエチレンとアク
リル酸系共重合物のEMAAのアイオノマーを配合した
シート試作し、外観から真珠光沢、またシートの光透過
率を測定した。 (シートの試作及び光透過率の測定) ポリエステル系樹脂; Kodar Copolyester PET−G 6763 Eastman Chemical Products社製 EMAAのアイオノマー; ハイミラン1706 三井・デユポンポリケミカル社製 シート試作機; Labo Plastomill Model 30C150 (株)東洋精機製作所製 光透過率の測定機; Spectrophotometer (株)島津製作所製 測定波長;800nm
【0026】(試作結果)得られた試作シートの厚さは
バラツくため、試作したシートから真珠光沢を正確に比
較することが困難である。試作シートの厚さと光透過率
の測定結果(繰り返しn=3の平均値)より、ランベル
ト・ベール(Lambert Beer)の法則からシ
ートの外観の真珠光沢と相関性のある吸光指数を算出し
た。 (ランベルト・ベールの式) −logI/I0=−logT=At=τb I0 ;透過前の光強度 I ;透過後の光強度 T ;透過率 At;吸光指数 τ ;濁度係数 b ;厚さ 試作シートの外観と厚さ0.5mmのシートの吸光指数
を比較した結果は(表1)の通りである。
【0027】
【表1】
【0028】(表1)より、ポリエステル系樹脂のPE
T−GにEMAAのアイオノマーを3.5〜92.5重
量%配合した混合樹脂組成物は真珠光沢状の外観を呈す
る。しかし、EMAAのアイオノマーを1.0、96.
5重量%配合では真珠光沢はない。
【0029】<実施例2>ダイレクトブロー成形用ポリ
エステル系樹脂のPET−GにEMAAを配合したシー
トを実施例1と同様に試作し、シートの厚さと光透過率
を測定した結果(繰り返しn=3の平均値)より、ラン
ベルト・ベールの法則を用い厚さ0.5mmのシートの
吸光指数を算出した。 (シートの試作) ポリエステル系樹脂 Kodar Copolyester PET−G 6763 Eastman Chemical Products社製 EMAA NUCREL 0903 三井・デユポンケミカルK社製K 結果は(表2)の通りである。
【0030】
【表2】
【0031】ポリエステル系樹脂のPET−GにEMA
Aの配合により、EMAAアイオノマーとほぼ同様な真
珠光沢状の外観の良好なシートが得られた。
【0032】<実施例3>ダイレクトブロー用ポリエス
テル系樹脂にEMMAを配合したシートを実施例1と同
様に試作し、試作シートの厚さと光透過率の測定(繰り
返しn=3の平均値)及び外観観察した結果から、ラン
ベルト・ベールの法則を用い厚さ0.5mmのシートの
吸光指数を算出した。 (シートの試作) ポリエステル系樹脂 Kodar Copolyester PET−G 6763 Eastman Chemical Products 社製 EMMA アクリフト WH303 住友化学工業(株)製 結果は(表3)の通りである。
【0033】
【表3】
【0034】EMMAの添加品は独特の白色の陶磁器状
の真珠光沢のある外観を呈する。EMMAの1.0重量
%の配合量では、少し白濁するが外観は劣る。配合量が
40重量%以上と多くなると、つやが少しなくなるが、
実用化出来る外観である。
【0035】<実施例4>実施例1と同じように、ダイ
レクトブロー用ポリエステル系樹脂のPET−G676
3にEVOHとEMAAのアイオノマー、またPET−
GにEMAAのアイオノマーとEMMA、更にPET−
GにEMMAとEVOHを配合し、試作シートの厚さと
光透過率の測定結果(繰り返しn=3の平均値)を用
い、ランベルト・ベールの法則から厚さ0.5mmのシ
ートの吸光指数算出した。また、試作シートの外観を観
察した。 (シートの試作) EVOH ソアノール 4412 日本合成化学工業(株)製 EMAAのアイオノマー ハイミラン 1706 三井・デユポンポリケミカル社製 EMMA アクリフト WH303 住友化学工業(株)製 結果は(表4)、(表5)、(表6)の通りである。
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】
【表6】
【0039】PET−GにEVOH、EMAAのアイオ
ノマー、EMMAの中から2種類を配合する事により、
同じように真珠光沢の優れたシートが得られる。
【0040】シートの真珠光沢は吸光指数と相関性があ
ることから、(表1)のダイレクトブロー成形用のポリ
エステル系樹脂のPET−G6763へのEMAAのア
イオノマーのハイミラン1706配合量と0.5mmの
シートの吸光指数を図4に示す。
【0041】<実施例5> (多層ダイレクトブロー瓶の試作)以上のシートの試作
の結果を瓶に応用した場合を確認するため、多層ダイレ
クトブロー瓶を試作して瓶の外観を確認した。 試作瓶 容量;220ml 形状;楕円 高さ:170mm 胴部の断面の長さ(底より6cmの高さ) 62×36
mm 瓶の構成; 外層:PET−G6763にハイミラン1706を1.
0〜 96.5重量%添加した樹脂組成物 接着層:エチレンーαオレフイン共重合体酸変性物 中間層:高密度ポリエチレン(ホワイト、ピンクに不透
明に着色) 内層: 高密度ポリエチレン(無着色) 尚、比較例として、同じ金型を用いて、下記の樹脂組成
の単層のダイレクトブロー瓶を試作した。 比較例1:ハイミラン 1706 20重量% PET−G 6763 80重量% 比較例2:ハイミラン 1706 10重量% EVOH 4412 10重量% PET−G 6763 80重量% 結果を(表7)に示す。
【0042】
【表7】
【0043】外層にPET−Gにハイミランを1.0と
96.5重量%配合した樹脂組成物を用いた瓶は真珠光
沢がなく外観が劣る。ハイミランを3.5、92.5重
量%配合した樹脂組成を用いた瓶は真珠光沢がやや良好
である。また、これ以外の試作瓶は深みのある独特の真
珠光沢を呈し、外観が良好である。
【0044】中間層を不透明にホワイトに着色した瓶は
白磁器状の美しい色調を呈した。また、ピンクに不透明
に着色した瓶は美麗な真珠光沢を呈した。更に、暗いブ
ルー色の透明に着色したシャンプー中味を充填したが、
何れの試作瓶も中味の色が中間層で遮断され、瓶の色調
を損なうことがなかった。しかし、比較例1と2の単層
の試作瓶は未充填時は良好な真珠光沢を呈したが、充填
した中味の透明で暗いブルー色が瓶の表面に影響し、瓶
の真珠光沢が損なわれ外観が劣った。
【0045】<実施例6> (外層を着色した瓶の試作)外層の真珠光沢樹脂を着色
した場合を確認するため、多層ダイレクトブロー瓶を試
作して瓶の外観を観察した。 試作瓶 容量、形状;実施例5同じ金型を使用 瓶の構成; 外層;PET−G 6763 75重量% ハイミラン 1706 25重量% 着色剤はPET−Gをベースとしたピンクと濃いグリー
ンのマスターバッチを5PHR配合した。 接着層;エチレンーαオレフィン共重合体酸変性物 中間層;高密度ポリエチレン(ピンク、濃いグリーンに
不透明に着色) 内層;高密度ポリエチレン(無着色)
【0046】結果はピンク、濃いグリーンに着色した試
作瓶とも色むらもなく、独特の深みのある外観の真珠光
沢状の瓶を得た。尚、比較例として、延伸ブロー成形用
のPETに、同じ材質の濃いグリーン色のマスターバッ
チを5PHR配合し、720mlの瓶を試作した。瓶の
延伸されない首部と延伸される肩部に輪状の境目が出
来、外観が著しく劣るものであった。
【0047】<実施例7> (落下強度試験)実施例5の試作瓶を次の条件で落下強
度を測定した。 試験条件;試作した瓶の強度を確認するために、各3本
の瓶を温度5℃に16時間放置後、高さ1mから正立で
コンクリートの上に5回落下した。 結果;各試作瓶とも5回落下で変化無し。 また、比較例1の単層の試作瓶は3〜5回の落下で、ま
た、比較例2の試作瓶は1〜2回の落下で破損した。
【0048】
【発明の効果】本発明は、ダイレクトブロー用のポリエ
ステル系樹脂7.5〜96.5重量%にエチレンとアク
リル酸系共重合物、好ましくはEMAA、EMAAのア
イオノマー、EMMA、またはこれらの共重合物やEV
OHの少なくとも2種類の混合物を配合した組成物より
なる真珠光沢状樹脂を外層に用いた多層のダイレクトブ
ロー樹脂容器のため、ポリエステル系樹脂や配合した樹
脂の持つ優れた物理特性、成形性を保持しつつ、瓶に真
珠光沢を付与出来る。また外層、中間層や内層の樹脂組
成物への色剤の添加により、陶磁器状や色彩に富んだ外
観の優れた瓶が出来る。
【0049】また多層構成のため、ポリエステル系樹脂
に他の樹脂配合による外層の真珠光沢樹脂組成物の強度
低下を、接着層、中間層、内層の樹脂で強化する事が可
能である。このため、ダイレクトブロー成形瓶の場合、
強度が弱く実用化は出来なかった透明系の樹脂の混合に
よる真珠光沢樹脂も実用化出来る様になった。。また瓶
の着色性が著しく向上する。即ち、従来の透明なポリエ
ステル系樹脂に透明な樹脂を配合し、延伸ブロー成形し
て得られる真珠光沢樹脂は延伸により一定方向に樹脂が
配向して真珠光沢を呈するため、着色した場合、延伸さ
れず真珠光沢の発色の無い首部と延伸され真珠光沢の発
色した肩部や胴部との境目にリング状の濃い色の輪が出
来、著しく外観が損なわれるため、極く薄い色しか着色
出来ない。本発明はダイレクトブロー成形によるため、
瓶の部分によって外層の真珠光沢の発色や色調に差が出
る事もなく、着色した瓶の首部分など境目に輪が出来て
外観を損なう様なことがない。また、中間層や内層の着
色による色調で外層の透明系樹脂から得られる真珠光沢
の効果をより向上する事も出来る。
【0050】また比較的高価なポリエステル系樹脂は、
外層のみに用るため少なくてすみ、また中間層や内層に
安価な汎用樹脂を用いられるため、コストが安くなる。
更に、一次成形と二次成形の設備と金型を必要とする延
伸ブロー成形と比較して設備費や金型費が少なくて済
み、安価になり多品種小量成形も可能である。さらに中
味保証性が向上する。従来の延伸ブロー成形による真珠
光沢樹脂は単一の樹脂組成物から成っているため、樹脂
臭を発生しやすい樹脂を配合した場合、例えばメタクリ
ル樹脂を配合した場合アクリル臭を発生する事がある。
(参考文献;特公昭 61−39336号 表−7) このような場合は、化粧品、シャンプー、リンス等香り
を大切にする製品には瓶を使用出来ないことがある。多
層ブロー成形の真珠光沢状樹脂は、例え真珠光沢樹脂に
匂いがあっても外層のみのため中間層や内層で臭いを遮
断し中味の香りを保証することが出来る。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層樹脂容器の層構成例を示す説明図
である。
【図2】本発明の多層樹脂容器の層構成例を示す説明図
である。
【図3】本発明の多層樹脂容器の層構成例を示す説明図
である。
【図4】PET−GへのEMAAのアイオノマー(商品
名;ハイミラン)の配合量と厚さ0.5mmのシートの
吸光指数の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…外層 2…接着層 3…中間層 4…内層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/36 7421−4F B65D 1/09 // B32B 1/08 7415−4F B29K 23:00 33:00 67:00 B29L 22:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂をダイレクトブロー成形する
    多層の容器であって、該容器の最外層がポリエステル系
    樹脂7.5〜96.5重量%にエチレンとアクリル酸系
    共重合物3.5〜92.5重量%配合した組成物よりな
    ることを特徴とする多層樹脂容器。
  2. 【請求項2】前記エチレンとアクリル酸系共重合物が、
    エチレンとメタクリル酸共重合物(以下EMAAと略
    記)である請求項1記載の多層樹脂容器。
  3. 【請求項3】前記エチレンとアクリル酸系共重合物が、
    EMAAのアイオノマーである請求項1記載の多層樹脂
    容器。
  4. 【請求項4】前記エチレンとアクリル酸系共重合物が、
    エチレンとメタクリル酸メチル共重合物(以下EMMA
    と略記)である請求項1記載の多層樹脂容器。
  5. 【請求項5】前記エチレンとアクリル酸系共重合物が、
    エチレンとアクリル酸系共重合物の少なくとも2種類の
    混合物である請求項1記載の多層樹脂容器。
  6. 【請求項6】前記エチレンとアクリル酸系共重合物の混
    合物が、EMAA、EMAAのアイオノマー、EMM
    A、エチレンービニルアルコール共重合物(以下EVO
    H)の少なくとも2種類の混合物である請求項5記載の
    多層樹脂容器。
  7. 【請求項7】前記多層容器の中間層又は内層に、不透明
    な白色又は着色された熱可塑性樹脂層を有する請求項1
    乃至請求項6記載のの多層樹脂容器。
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