JPH02139331A - 真珠光沢を有する半透明樹脂容器 - Google Patents

真珠光沢を有する半透明樹脂容器

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JPH02139331A
JPH02139331A JP63288809A JP28880988A JPH02139331A JP H02139331 A JPH02139331 A JP H02139331A JP 63288809 A JP63288809 A JP 63288809A JP 28880988 A JP28880988 A JP 28880988A JP H02139331 A JPH02139331 A JP H02139331A
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JP
Japan
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resin
container
pearlescent
polyester resin
composition
Prior art date
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JP63288809A
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English (en)
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Ryoji Odate
良次 尾立
Tomoyuki Haga
智之 芳賀
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00—Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、真珠光沢を有する半透明樹脂容器に関し、さ
らに詳しくは特に外観を重視する化粧品、シャンプー、
リンス、食品、医薬品等を収納する瓶として用いられる
真珠光沢を有する半透明樹脂容器に関する。
〔従来の技術〕
従来より、外観を重視する容器に真珠状の美麗な光沢を
付与することは行われていた。
真珠光沢を表す場合の一つの方法は、真珠光沢発現剤１
例えば魚鱗のグアニン、滑石束２種々の鉛塩、雲母、チ
タン系パール剤等の板状結晶を塗料として目的物の表面
に塗布するか、練り込むことによるのが一般的であった
。
また他の方法として特公昭４６−３１４６７に示される
如く、ポリアクリル系樹脂５〜８４重量％と、飽和脂肪
族ポリオレフィン系樹脂０．５〜７０重量％と、ポリス
チレン系樹脂または芳香族ポリエステル系樹脂５〜９４
重量％から成る真珠状表面光沢を有する熱可塑性樹脂組
成物が知られている。
また、特公昭６１−３９３３６に示される如く、ポリエ
ステル樹脂１０〜９９重量％と、ポリオレフィン１４１
１６１〜８０重量％よりなる樹脂組成物で、かつ容器の
肉薄部分が少なくとも１方向に配向されている金属光沢
を有する樹脂容器も知られていさらに、特公昭６２−５
９９７４に示される如く、主たるくり返し単位がエチレ
ンテレフタレートで固有粘土が０．７５〜１．４０なる
熱可塑性ポリエステル系樹脂にメタクリル系樹脂、飽和
脂肪族ポリオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂とからな
る群から選ばれた少なくとも一種類をブレンドした樹脂
組成物からなり、二軸延伸吹込成形されかつマット加工
処理された艶消し状パール光沢を有するポリエステル製
中空容器も知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、真珠光沢発現剤を塗布または練り込みする方
法は、この真珠光沢発現剤が表面に位置してパール光沢
を発現するため、深みのあるパール光沢が得られず、ま
た高価な真珠光沢発現剤のためコストがアップする欠点
を有していた。
さらに上記従来技術はいずれも、瓶等の容器自体に真珠
光沢は付与されるものの、パール剤の含有量が多いため
容器が不透明体に形成されてしまい、容器内に充填した
化粧品等の中味商品を容器の外側から透視することがで
きない、このため中味商品の色調や、残量を容器の外側
から判断することができない問題点があった。
また従来技術はいずれも、ポリエステル樹脂以外の樹脂
を多く配合しているため、ポリエステル樹脂の物性が変
化してしまい、プリフォームの成型性、さらにはその後
のブロー成型時に偏肉を生じる等成型性が劣る問題点が
あった。
本発明の技術的課題は、上記問題点を解消した真珠光沢
を有する半透明樹脂容器を提供することにある。
〔発明の技術的課題を解決するために講じた技術的手段〕
技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、熱可
塑性樹脂よりなる容器であって、該熱可塑性樹脂がポリ
エステル系樹脂９９．１〜９３．９重量％にポリメチル
ペンテンを０．１〜０．９重量％添加する組成物であり
、かつ該組成物をプリフォーム後に二輪延伸ブロー成型
することにある。
〔作　用〕
本発明は、ポリエステル系樹脂にポリメチルペンテンを
少量配合するものであるため、ポリエステル系樹脂の右
する優良物理的特性、成型性及び透明性を保持しつつ、
ポリメチルペンテンの少ｉ添加による真珠光沢性の不足
する点を、二輪延伸ブロー１型にて二軸方向にポリメチ
ルペンテンを配向させることにより真珠光沢性を向上さ
せ、また得られる容器の強度を向上させることが可能と
なる。
〔実施例〕
本発明におけるポリエステル樹脂は、一般に知られる二
軸延伸ブロー成型に用いられるポリエステル樹脂であり
、ポリエチレンテレフタレートを主たる対象とするが、
テレフタル酸の成分の一部として１例えばインフタル酸
、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、
ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルエーテル
ジカルポン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸等の如
き芳香族ジカルボン酸；ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘ
キサヒドロインフタル酸等の如き脂環族ジカルボン酸；
アジピン附、セパチン酸、アゼライン酸等の如き脂肪族
ジカルボン酸；ｐ−β−ヒドロキシエトキシ安怠香酸、
ε−オキシカプロン酸等の如きオキシｍ等の他の二官能
性カルボン酸及び／又はエチレングリコール成分の一部
として、例えばトリメチレングリコール、テトラメチレ
ングリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレ
ングリコール、ネオペンチレンゲリコール。
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、１榔
１−シクロヘキサンジメチロール、１・４−シクロヘキ
サンジメチロール、２・２−ビス（４−β−ヒドロキシ
エトキシフェニル）プロパン、ビス（４−β−ヒドロキ
シエトキシフェニル）スルホン等の如き他のグリコール
並びにこれらの機能的誘導体の如き多官能化合物の一種
以上を２０モル％以下の範囲↑共重合せしめたものであ
ってもよい。
本発明に使用するポリエステル樹脂としては二軸延伸ブ
ロー成型が可能なポリエステル樹脂の何れでもよく、ポ
リエチレンテレフタレートが最も好ましい。
本発明におけるポリメチルペンテンとは、一般に重版さ
れているＴＰＸであって、４−メチルペンテンエをベー
スとするポリオレフィンである。
第 表 試作ｌ ポリニス テル樹脂；ユニペット　ＲＴ−５１３ 日本ユニペット株 成型機　；二軸延伸ブロー成型機 ＡＳＤ　　５０ＥＸ 口端樹脂工業−製 を用いて第１表の如く配合し、　９７５１の瓶をプリフ
ォーム後、二軸延伸ブロー成型した。成型した瓶を下記
の如く観察した。
成型性　；成型瓶の偏肉、パリソンの延び等々成型性に
ついて観察した。
真珠光沢；瓶の真珠光沢について観察した。
注、１．ＴＰＸ　　；ＭＸ−００２ 三井石油化学工業輛 ２、ＰＰ　　　　、チッソ　Ｋ−７０１１チッソ石油化
学輛 ３、ＨＤＰＥ　　、ショーレックス５００３昭和電工株 ４、ＬＤＰＥ　　；スミ力センＦ４１２−１住友化学工
業輛 ５、ＬＬＤＰＥ、ウルトゼックス３５２ＤＬ三井石油化
学工業− ６、Ｅ、ＶＡ　　　；エバフレックスＰ２５０５三井デ
ュポンケミカル輛 ７、ＰＭＭＡ　　、バラペットＧ・１０００協和ガス化
学工業輛 結果の意味 Ｏ良好 Δ　　　やや良好 ×　　　劣る ××　　著しく劣る この結果、第−表より０．５ｆｉ１％を添加して成型性
が良好であり、真珠光沢を♀するのはＴＰＸのみである
ことが分る。
次に第二表はＰＥＴ用二用達軸延伸ブロー成型産機を用
いて８８０■ｌ瓶を製作し、第二表の如＜ＴＰＸを添加
し、成型瓶の真珠光沢を観察した結果である。
第二 表 第三表は第−表及び第二表の如く試作した瓶の光透過率
を下記の如く測定したデータである。
測定コ　；■日立製作新製 自記分光光度計 測定波長；８００ｎｍ ３０４型 この結果、ＴＰＸの添加量は。
しいことが分る。
０．１重量％以上が好ま 第三 表　　各配合樹脂と光透過率 肉厚０．５鰭　　波長８００ｎｍ フＩ ＰＥＴへのＴＰＸの配合量 ％ 第三表のデータより、ランベルト・ベールの法則から得
られた光透過率を用い、吸光指数を用いてグラフ化する
とグラフエの通りである。
ニ ー　ｌ　ｏｇ　−＝−］　ｏｇＴ＝Ａｔミτｂ一透過前
の光強度 ：透過後の光強度 ；透過率 ；吸光指数 ；濁度係数 ；厚さ ついで瓶の真珠光沢は各ポリオレフィン樹脂の吸光指数
と相関性があることから、ポリオレフィン樹脂の配合量
と真珠光沢の程度をグラフＩに示す。
第三表及びグラフエよりポリオレフィン系樹脂及びポリ
メチルメタアクリレートの添加量は、ＴＰＸにくらべて
光透過率が大きく、真珠光沢をＴＰＸと同じ位にするに
は樹脂の添加量が相当必要となる。
ポリメチルペンテンはＰＥＴに０．１重量％以上添加す
ると真珠光沢を程する。
併し、ポリメチルペンテン１．０１町％添加の瓶に中味
を充填しても真珠光沢により中味が見えない。
ポリメチルペンテンと同じポリオレフィン系樹Ｗａノポ
リプロピレン、軟質ポリエチレン、硬質ポリエチレンま
たポリメチルメタアクリレートは３重量％添加して、か
ろうじてブロー成型瓶が真珠光沢を呈する。
しかしながら、添加量が３重量％と多いため偏肉等が多
く成型性はかなり劣る。
また第四表は、瓶の肉厚０．５韻の８８０＋ｓ　Ｉ試作
瓶について、ＴＰＸの添加針と中味の見易さの結果を示
す。
中味の見易さ；瓶の中に着色したシャンプー、リンスを
充填し、瓶の外から中味の見易さと透明性を観察した。
第四表 結果の意味 Ｏ良好 Δ　　　やや良好 ×　　　劣る このことより、ポリメチルペンテンが０．９ｉｉ％ヲ越
えると、中味の透視が難しくなることが分る。
ポリメチルペンテンは、　０．１〜０．８重量％の少量
添加の二軸延伸ブロー成型で半透明状の真珠光涙量が得
られ、少量添加のため成型時のＰＥＴの物性も殆ど変ら
ず成型性もよい。
着色した中味を入れたポリメチルペンテン０．１〜０．
９重量％添加の瓶の場合、使用量がよくわかり、また深
みのある半透明状の真珠光沢により中味の色調が一層際
立ち、化粧料、シャンプー、リンス等の容器としては使
い易い。
〔発明の効果〕
よって本発明は、深みのある半透明状の真珠光沢があり
、かつ中味が透視できる半透明容器であるので、中味を
充填した製品の美観に優れるとともに、中味の性質や残
量が直ちに理解でき、かつポリエステル樹脂への添加樹
脂の添加量が少ない為、ポリエステル樹脂の物性が維持
され、さらには従来のパール剤入り樹脂容器と比較して
、高価なパール剤を使用しなくても真珠光沢を呈し、そ
の結果製造コストが低源となる等のすぐれた効果を具有
する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱可塑性樹脂よりなる容器であって、該熱可塑性樹脂が
    ポリエステル系樹脂９９．１〜９９．９重量％にポリメ
    チルペンテンを０．１〜０．９重量％添加する組成物で
    あり、 かつ該組成物をプリフォーム後に二軸延伸ブロー成型す
    ることを特徴とする真珠光沢を有する半透明樹脂容器。
JP63288809A 1988-11-17 1988-11-17 真珠光沢を有する半透明樹脂容器 Pending JPH02139331A (ja)

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