JPH0717879U - 衛生洗浄装置のリモコン装置 - Google Patents

衛生洗浄装置のリモコン装置

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JPH0717879U
JPH0717879U JP4868693U JP4868693U JPH0717879U JP H0717879 U JPH0717879 U JP H0717879U JP 4868693 U JP4868693 U JP 4868693U JP 4868693 U JP4868693 U JP 4868693U JP H0717879 U JPH0717879 U JP H0717879U
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JP
Japan
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remote control
control device
cover
light emitting
sanitary washing
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Application number
JP4868693U
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English (en)
Inventor
登志夫 栗崎
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横長のリモコン装置におけるカバーの面積を
極力小さくしてデザイン的にすっきりさせるとともに、
それに対応する発光素子の配列を提案する。 【構成】 リモコン装置本体(2)の両側面に露出しな
い光信号透過性カバー(6)を設け、このカバー内のリ
モコン装置本体の一方の端部近傍に、投光方向がリモコ
ン装置本体の他方の端部の斜め前方向を指向するように
側方投光素子(5)を設けた衛生洗浄装置のリモコン装
置。 【効果】 カバーの側端部はリモコン本体によって光路
を遮断されているが、側方発光素子を斜め前方に指向す
るように取り付けることにより、光信号は側部に向けて
放射でき、横長のリモコン装置におけるカバーの面積を
極力小さくした、すっきりしたデザインを実現すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置の各種機能操作のためのリモコ ン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置は、便器本体に固定したケーシングの中に その機能部を納めたものが一般に広く利用されている。そして、ノズル装置によ る洗浄や温風ファンによる乾燥等の操作及び洗浄水や温風温度の設定は、ケーシ ングの表面に設けた操作盤のほか、壁掛け式又は手持ち式のリモコン装置によっ て行われるのが通常である。
【0003】 リモコン装置を備えた衛生洗浄装置の設備として、たとえば特開昭64−80 635号公報に記載のものがある。図6はその概要を示すものであり、便器本体 30に設けた衛生洗浄装置のケーシング31の上面に受光部32を設け、リモコ ン装置33を壁掛け式として配置している。
【0004】 リモコン装置33は各操作を行うためのスイッチを備え、これを押すことによ って投光部から図中の一点鎖線で示す方向に赤外線を放射し、天井34で反射し た光信号を受光部32が受光する。これによって、衛生洗浄装置のコントローラ に信号が入力され、情報に従って洗浄や乾燥等の機能部を作動させる。
【0005】 また受光部32をケーシング31の底面部に設け、リモコン装置33からの光 信号を床35で反射させて信号を伝達するようにしたものもある。
【0006】 ところが、リモコン装置33の上の壁に棚等を設けると、この棚によってリモ コン装置33から天井34に向かう光路が遮断されてしまい、機能部を使うこと ができなくなる。このため、リモコン装置33を手にとって操作する必要があり 、使い勝手に影響を及ぼす。
【0007】 また、便所の天井が吹き抜け状になっている場合では、壁掛け式のリモコン装 置33の投光部が天井を向く姿勢であると、光信号の反射が十分に得られない。 このため、受光部32での受信がし難くなり、機能部の作動に障害を生じる。
【0008】 一方、受光部32をケーシング31の底面側に設けて床35からの反射光を利 用する場合では、棚板等から受ける影響は避けることはできる。しかしながら、 受光部32が床34に余り近過ぎる場合や、便器を中心として受光部を設けた側 と反対側の壁にリモコン装置を取り付けた場合は、受光部32への光が届き難い ことがあり、機能部の作動も万全とは言えない。
【0009】 このように、従来のリモコン装置では、天井や床を反射面として利用するので 、リモコン装置の投光部から衛生洗浄装置の受光部までの光路が適正に保たれず 、機能部の作動に影響を与えてしまうという問題があった。
【0010】 このような問題を解消するために、本出願人らは先に、投光部をリモコン装置 の側部から赤外線が放射されるように設けたものを提案した(実願平3−952 76号)。これは、図5に示すように、壁掛け式リモコン装置12の上端部に便 所の壁を反射面として衛生洗浄装置本体の受光部に光信号を送る発光素子13, 14を組み込んだものであり、発光素子13は間口方向の左側を投光方向とした 側方発光素子であり、発光素子14は正面に向けて投光する前方発光素子である 。リモコン装置12本体の前面には、洗浄,乾燥,停止等の操作のための複数の スイッチ12b,12c,12d及び洗浄水や温風の温度を設定するための調節 スイッチ12e,12fを設けている。20は、発光素子13,14から放射さ れる赤外線を透過する材料で形成されたカバーである。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図5に示すリモコン装置12では、操作スイッチは5つ程度であり 、縦長の配列としているが、衛生洗浄装置の機能が増えると、操作スイッチや表 示部の配列上、及び操作性の点から、横長の配列とすることが望ましい場合があ る。この場合、リモコン装置本体も横長の外形となるが、単に図5の縦長の形状 を横長の形状に変えただけでは、カバー20の部分の占める面積が広くなるとと もに、カバー20の左右端がリモコン装置本体の側部に現れることになり、デザ イン的に見栄えが悪い。
【0012】 本考案が解決すべき課題は、横長のリモコン装置におけるカバーの面積を極力 小さくしてデザイン的にすっきりさせるとともに、それに対応する発光素子の配 列を提案することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の衛生洗浄装置のリモコン装置は、リモコン 装置本体の両側面に露出しない光信号透過性カバーを設け、このカバー内のリモ コン装置本体の一方の端部近傍に、投光方向がリモコン装置本体の他方の端部の 斜め前方向を指向するように側方投光素子を設けたものである。
【0014】
【作用】
側方投光素子から発射された赤外線制御信号は、リモコン装置本体上部の一方 の端部近傍から他方の端部側に斜め前方に投光され、便所の壁に反射されて衛生 洗浄装置本体の受光部に受信され、所定の操作が行われる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案を実施例を参照しながら具体的に説明する。
【0016】 図1は本考案のリモコン装置を備えた便器設備の斜視図である。同図において 、衛生洗浄装置は便器本体30に固定したケーシング1によってその全体がカバ ーされている。ケーシング1の中には、局部洗浄用のノズル装置や乾燥用の温風 ファン等の機能部が組み込まれ、ケーシング1の表面に設けた操作盤1a又は壁 掛け式のリモコン装置2によって機能部を操作可能としている。
【0017】 リモコン装置2は、壁に固定したハンガー3に固定ねじにより固定され、ある いは嵌合による係合や磁石による磁気結合により着脱自在に取り付けられていて 、従来と同様に、赤外線を利用した光信号をその指令に応じて発光するものであ る。この光信号を受けてコントローラに伝達するための受光部1bを光信号受信 手段としてケーシング1の上面に設ける。受光部1bはリモコン装置2からの赤 外線信号を受ける赤外線受光素子をケーシング1の外に臨む姿勢として組み込ん だものである。
【0018】 受光部1bは、ケーシング1に対して様々な位置に設けることができる。
【0019】 図2は横長のリモコン装置2の例を示す正面図、図3はその平面図である。リ モコン装置の前面には、停止スイッチ2a、おしり洗浄スイッチ2b、おしり洗 浄ノズルムーブ入/切スイッチ2c、おしりマッサージ入/切スイッチ2d、ビ デスイッチ2e、ビデムーブ入/切スイッチ2f、乾燥スイッチ2g、水勢強弱 スイッチ2h,2i、ノズル前後移動スイッチ2j,2k、水勢・ノズル位置表 示部2mが設けられている。また、電池カバー7には、タイマー表示部2nが設 けられている。
【0020】 リモコン装置2の上端部には、便所の壁を反射面として受光部1bに光信号を 送る発光素子4,5が組み込まれている。図示の例では、左端部に前方発光素子 4が、その内側に側方発光素子5が設けられている。これらの発光素子5は、赤 外線透過性カバー6によって覆われている。また、このカバー6は、リモコン装 置2本体の上端の前面と上面が交差するコーナー部を形成する断面L形を呈して おり、リモコン装置2本体の両側面に露出しないようになっている。このため、 側方発光素子5は、図3に示すように、斜め前方を指向するように取り付けられ ている。
【0021】 なお、前方発光素子4と側方発光素子5の位置を入れ換えると側方発光素子5 からの投射光が前方発光素子4にぶつかって干渉するので、側方発光素子5は前 方発光素子4の内側に配置する。
【0022】 このようにして、側方発光素子4から出射した赤外線信号はリモコン装置2本 体から斜め側方に放射され、便所の壁を反射して衛生洗浄装置のケーシング1の 受光部1bに伝達され、所定の遠隔操作が行われる。
【0023】 図4は本考案のリモコン装置における発光素子の取付位置と光信号の伝送状態 を示すもので、(a−1)は受光部1bが便器本体30の向かって左側に存在す る場合の便所の平面図、(a−2)はその配置に適したリモコン装置2の発光素 子の種々の取付位置を示す平面図、(b−1)は受光部1bが便器本体30の向 かって右側に存在する場合の便所の平面図、(b−2)はその配置に適したリモ コン装置2の発光素子の種々の取付位置を示す平面図である。
【0024】 このように、便器本体30に対して受光部1bが左右いずれに設けられている かによりリモコン装置の発光素子4,5の取付位置を設定することにより、死角 が生じない確実なリモコン操作が可能となる。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、カバーの側端部はリモコン本体によって光路を遮断されてい るが、側方発光素子を斜め前方に指向するように取り付けることにより、光信号 は側部に向けて放射でき、横長のリモコン装置におけるカバーの面積を極力小さ くした、すっきりしたデザインを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のリモコン装置を備えた便所装置の斜
視図である。
【図2】 本考案のリモコン装置の実施例を示す正面図
である。
【図3】 同じく本考案実施例の平面図である。
【図4】 本考案のリモコン装置における発光素子の取
付位置と光信号の伝送状態を示す説明図である。
【図5】 従来の提案によるリモコン装置の例を示すも
ので、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面
図である。
【図6】 従来の天井反射を利用したリモコン装置の例
を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング、1a 操作盤、1b 受光部、2 リ
モコン装置、3 ハンガー、4 前方発光素子、5 側
方発光素子、6 カバー、7 電池カバー、30便器本

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン装置本体の両側面に露出しない
    光信号透過性カバーを設け、このカバー内のリモコン装
    置本体の一方の端部近傍に、投光方向がリモコン装置本
    体の他方の端部の斜め前方向を指向するように側方投光
    素子を設けたことを特徴とする衛生洗浄装置のリモコン
    装置。
JP4868693U 1993-09-07 1993-09-07 衛生洗浄装置のリモコン装置 Pending JPH0717879U (ja)

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JP4868693U JPH0717879U (ja) 1993-09-07 1993-09-07 衛生洗浄装置のリモコン装置

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JP4868693U JPH0717879U (ja) 1993-09-07 1993-09-07 衛生洗浄装置のリモコン装置

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JPH0717879U true JPH0717879U (ja) 1995-03-31

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ID=12810206

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