JP2500176B2 - レンジフ―ド - Google Patents

レンジフ―ド

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JP2500176B2
JP2500176B2 JP4167468A JP16746892A JP2500176B2 JP 2500176 B2 JP2500176 B2 JP 2500176B2 JP 4167468 A JP4167468 A JP 4167468A JP 16746892 A JP16746892 A JP 16746892A JP 2500176 B2 JP2500176 B2 JP 2500176B2
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Fuji Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は台所のガスレンジや電気
レンジ等の上方に設置して使用されるレンジフードに係
り、詳しくは内部に装備される送風機ユニットの運転、
停止及び風量等の制御を無線制御するレンジフードに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種レンジフードは、図8に示
すようにフード本体24内に送風機ユニット25及びフィル
タ26が内蔵され、送風機ユニットの運転、停止、及び風
量等を制御する運転スイッチ27はフード本体の前面側
(前板)に取付けられている。又、一部にはフード本体
の前面側に取付けられた運転スイッチとは別個に赤外線
方式の外部制御用のスイッチ装置を設け、そのスイッチ
装置からの赤外線を受光する受光部を上記した運転スイ
ッチを取付けたフード本体の前面側に取付けたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したレ
ンジフードはガスレンジや電気レンジの上方に設置され
て使用される為、レンジフードの外側及び内側は油煙に
触れて汚れ、その為に清掃する必要がある。ところが、
上述したように運転スイッチ等がフード本体の前面側に
取付けられているために次のような問題点を有する。
【0004】即ち、.フード本体の前面側を清掃する
ときに、運転スイッチが邪魔になり、充分な清掃ができ
ず、又、運転スイッチを損傷、破損させる場合がある。 .フード本体の前面側に取付けられた運転スイッチを
保護するために、金属製のカバー等28が運転スイッチが
取付けられたフード本体における前板の裏側(内側)に
突出させて取付けられているため、ガスレンジの使用に
よる調理中の上昇気流(図8中の矢印)はその突出した
カバーに当たってフード本体外に漏れ、煙等の捕集効果
が低下する。 .送風機ユニットを収容するフード本体はその殆どが
前面と下面が開口した箱体29とその箱体の前面を閉鎖す
る如く接続取付けられる前板30とで構成されているた
め、施工時に上述した両者を分割する必要がある場合に
は送風機ユニットのモータとスイッチ部とを電気的に接
続する配線等が邪魔になり、施工作業に支障をきたす。
又、部品の破損、結線不良、及び結線忘れ等が生じる。 .フード本体が上述したように箱体と前板とで構成さ
れている場合はモータと運転スイッチとを接続する配線
コードがフード本体内で露出するので、異常時の熱の影
響を受けやすいと共に、外観上見栄えが悪くなる。 .運転スイッチの取付け及びそれとモータとの電気的
配線等のために、製品の製造が複雑化する。
【0005】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものでその目的とするところ
は、フード本体内に内蔵される送風機ユニットの運転ス
イッチ部をフード本体から無くして前面側の表面及び裏
面を簡素化し、それによって上述した問題点を解決する
ことができるレンジフードを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に本発明が講じた技術的手段は、フード本体の内部に送
風機ユニット及びフィルタを内蔵したレンジフードにお
いて、その送風機ユニットの運転、停止等を制御する運
転スイッチ部をフード本体から分離し、無線制御による
スイッチとして別個に設け、その運転スイッチ部からの
信号を受信する受信部及び制御部をフード本体側に取付
けたことを特徴とする。
【0007】本発明におけるレンジフードを構成するフ
ード本体は、前面と下面が開口した箱体とその箱体の前
面を閉鎖する如く接続取付けられる前板とからなる今日
周知の分割構成のものに限らず、上記の箱体部分と前板
部分とが一体に構成された一体形でも良いものである。
【0008】又、本発明における無線制御の形式として
は、電波、赤外線、超音波等が挙げられ、いずれの方式
であってもよい。尚、外的な汚れ、指向性、障害物等の
影響が少ない電波による方式がより一層安定した動作を
期待できるものである。
【0009】更に、フード本体から分離し無線制御とし
た上記の運転スイッチ部は二方向に信号を送信する送信
部を有し、フード本体から分離した状態で遠隔操作出来
ると共に、フード本体における前板の所定箇所に定着し
ても運転制御可能とされている。運転スイッチ部をフー
ド本体の前板に対して定着する手段としては、運転スイ
ッチ部側に磁石を取付け、その吸着力で定着する方法、
或いはフード本体の前板に凹部を形成し、その凹部に嵌
合保持する方法、又はフード本体の前板に側方から出し
入れできる溝部を形成し、その溝部に差し込み定着する
方法等が挙げられる。
【0010】又、無線制御とした運転スイッチ部からの
信号がフード本体側に設けられた受信部に受信される形
態は、送信信号が受信部によって直接受信される直接方
式、及び送信信号が赤外線である場合は光ファイバー等
の光伝達部材を介して受光部に受光されたり、送信信号
(電波)がアンテナを介して受信部に受信される間接方
式のいずれでもよいものである。
【0011】
【作用】上記の手段によれば、送風機ユニットの運転、
停止、及び風量等を制御する運転スイッチ部がフード本
体から分離され、しかも無線制御としたものであるか
ら、フード本体における前面側の表面及び裏面には突起
物は存在せず簡素化される。そして、送風機ユニットの
制御は運転スイッチ部をフード本体から離れた位置で遠
隔操作したり、運転スイッチ部をフード本体の所定箇所
に定着することで信号の送信方向が切り替わり、定着状
態のもとでも受信部に対して送信が可能となって制御す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1は運転スイッチ部からの制御信号が受信部
に直接受信される直接方式の実施例を示し、図中、1は
フード本体で前面と下面とが開放された箱体1aと、その
箱体1aの前面を着脱自在に取り付けられる前板1bとで構
成され、そのフード本体1の内部には送風機ユニット2
と該送風機ユニット2の前方に位置させてフィルタ3が
配置し、その送風機ユニット2の運転、停止、及び風量
等を制御する運転スイッチ部4は無線による制御として
別個に形成すると共に、その運転スイッチ部4からの信
号を受信する受信部5とその信号を処理して送風機ユニ
ット2のモータを制御する制御部6がフィルタ3と底板
7とで区画された箱体1a内の空間内に収納配置されてい
る。
【0013】図2及び図3は運転スイッチ部をフード本
体から外した状態及びフード本体に定着した状態を示
し、その運転スイッチ部4は、送風機ユニット2の運
転、停止、及び風量等の切り換えを行うスイッチ11を備
え、それらスイッチ11を操作したとき信号が送信される
送信部8及び該運転スイッチ部4をフード本体1の前板
1bに定着する磁石9が取付けられている。又、上記の送
信部8は、該運転スイッチ部4を遠隔操作する場合の信
号送信窓8aと、運転スイッチ部4を前板1bの所定箇所に
磁石によって定着した状態で受信部5に向けて信号を送
信できる信号送信窓8bが別々に設けられ、それら信号送
信窓8a,8b の切換えを行う切換スイッチ10が運転スイッ
チ部4の前板1bとの当接面に設けられている。即ち、該
切換スイッチ10は運転スイッチ部4を前板1bに定着した
とき押されて送信方向を信号送信窓8bに自動的に切換
え、運転スイッチ部4をフード本体1から取り外した場
合はそれまで押されていた切換スイッチ10が元に戻って
送信方向が信号送信窓8bから信号送信窓8aに自動的に切
換えられる。尚、切換スイッチ10は上述したフード本体
1への脱着に伴って自動的に切り替わるものに限られる
ものではなく、その都度手動で切換えるものでもよいも
のである。
【0014】運転スイッチ部4がフード本体1の前板1b
に定着された状態で信号が受信部5に向かって送信され
るように前板1bの所定箇所には透視窓12が設けられてい
る。その透視窓12は、信号送信窓8bと対向する位置に所
定の大きさの窓孔を開設し、その窓孔に信号が透過し得
る透明部材を装着するか、或いは透明部材を装着せずに
単に窓孔を開設した形態のいずれでもよいものである。
【0015】図4及び図5は運転スイッチ部4をフード
本体1の前板1bに対して定着する他の実施例を示し、図
4は前板1bに該運転スイッチ部4が入る凹部13を形成
し、その凹部13に対して前板1bの前方から嵌め込み定着
する。又、図5は前板1bの裏側に掛止め枠14を上下に取
付けると共に、その上下の掛止め枠の範囲内に窓23を開
設し、前板1bの内側において横方向から差し込み定着す
る。
【0016】図6及び図7は運転スイッチ部からの制御
信号が受信部に間接的に受信される間接方式の実施例を
示し、図6は制御信号として発光ダイオード等が発する
光を用いたもので運転スイッチ部15に発光部を設け、フ
ード本体1の箱体1a内に受光部及び制御部16を設けると
共に、前板1bの所定箇所に反射板17を取付け、その反射
板17に投射されて反射した反射光を前記受光部16に誘導
する光ファイバー等の光伝達部材18が反射板17と受光部
16とに亘って配置されている。この場合もフード本体1
の前板1bには透視窓19が設けられ、運転スイッチ部15か
らの光信号が光伝達部材18に透視窓19を介して直接又は
反射板17で反射されて入射されるようになっている。
【0017】又、図7は運転スイッチ部から発せられる
制御信号として電波を用いた場合の実施例で、運転スイ
ッチ部20に電波信号の発信部を設け、他方、フード本体
1の箱体1a内に受信部及び制御部21が設けられると共
に、その受信部21にはアンテナ22が接続されて箱体1aの
表面側に配置され、運転スイッチ部20をフード本体1か
ら外しての遠隔操作、及びフード本体1の前板1bに定着
しての操作のいずれの場合にも電波信号がアンテナ22を
介して受信部21に受信されるようになっている。尚、上
述した図6に示す場合も運転スイッチ部15をフード本体
1に対して脱着することで送信方向が自動的に切替わる
構成は前示実施例で示したと同様である。又、図6及び
図7において前示実施例と同じ構成部材は同一符号を付
し説明を省略する。更に、図1、図6及び図7における
矢印は調理中の上昇気流を示すものである。
【0018】以上の如く構成することにより、フード本
体1の箱体1a内に送風機ユニット2、受信部5及び制御
部6が収容されるため、それら相互の電気的接続配線は
該フード本体1の箱体1a内で完了し、箱体1aに着脱可能
に取付けられる前板1bの表面側及び裏面側にはスイッチ
類及び電気的配線は全く必要無くなり、前板1bの表裏に
突起物は存在しなくなる。
【0019】
【発明の効果】本発明のレンジフードは以上詳述したよ
うに、フード本体の内部に送風機ユニット及びフィルタ
を内蔵したレンジフードにおいて、その送風機ユニット
の運転、停止等を制御する運転スイッチ部をフード本体
から分離し、無線制御によるスイッチとして別個に設
け、その運転スイッチ部からの信号を受信する受信部及
び制御部をフード本体側に取付けたものであるから、フ
ード本体における前面側の表面及び裏面側にはスイッチ
類、それらを保護する金属製カバー、更にそれらスイッ
チ類と送風機ユニットのモータ等を電気的に接続する配
線コード等は存在しなくなり、それによってフード本体
の前面側の表裏を突起物のない簡素化した構成とするこ
とができ、前述した従来の問題点を解決することができ
る。
【0020】しかも、フード本体と分離した無線制御に
よる運転スイッチ部は遠隔操作は勿論のこと、フード本
体の所定箇所に定着しても運転制御出来るため非常に使
用勝手が良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の直接方式の一実施例を示す縦断面
図。
【図2】 図1の実施例に使用される運転スイッチ部を
示す拡大正面図。
【図3】 運転スイッチ部をフード本体に定着した状態
の一部切欠正面図。
【図4】 運転スイッチ部をフード本体に定着する他の
方法を示す断面図。
【図5】運転スイッチ部をフード本体に定着する更に他
の方法を示す断面図。
【図6】本発明における間接方式の一実施例を示す縦断
面図。
【図7】本発明における間接方式の他の実施例を示す縦
断面図。
【図8】従来のレンジフードを示す縦断面図。
【符号の説明】 1…フード本体 2…送風機ユニット 4,15,20…運転スイッチ部 6…制御部 5…受信部 16…受光部及び制御部 21…受信部及び制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード本体の内部に送風機ユニット及び
    フィルタを内蔵したレンジフードにおいて、その送風機
    ユニットの運転、停止等を制御する運転スイッチ部をフ
    ード本体から分離し、無線制御によるスイッチとして別
    個に設け、その運転スイッチ部からの信号を受信する受
    信部及び制御部をフード本体側に取付けたことを特徴と
    するレンジフード。
  2. 【請求項2】 上記の運転スイッチ部をフード本体にお
    ける前板の所定箇所に定着して運転制御自在としたこと
    を特徴とする請求項1記載のレンジフード。
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