JPH08181655A - ワイヤレススイッチ装置 - Google Patents

ワイヤレススイッチ装置

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Publication number
JPH08181655A
JPH08181655A JP6320934A JP32093494A JPH08181655A JP H08181655 A JPH08181655 A JP H08181655A JP 6320934 A JP6320934 A JP 6320934A JP 32093494 A JP32093494 A JP 32093494A JP H08181655 A JPH08181655 A JP H08181655A
Authority
JP
Japan
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opening
receiver
closing
transmitter
switch
Prior art date
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Application number
JP6320934A
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English (en)
Inventor
Hisao Kata
久夫 片
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配線作業を簡素化する。 【構成】シャッタ1を開操作する操作スイッチSW
1 と、閉操作する操作スイッチSW2 と、停止する操作
スイッチSW3 とを発信機Aが備えている。発信機Aか
ら発信されたワイヤレス信号が受信機Bの受光部20で
受信される。受光部20で受信されたワイヤレス信号は
受光制御部23を介して電動シャッタ装置のコントロー
ラCに与えられる。したがって、操作スイッチSW1
SW3 とコントローラCとの間に配線が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッタのような開閉
体の開閉操作をワイヤレス信号により行なうワイヤレス
スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、シャッタや、あるいはサンル
ームにおいて夏の強い日差し等を遮るために配設された
パネル壁等のように、モータ等の駆動装置を使って開閉
自在に設置された開閉体を自動で開閉するようにした電
動シャッタ装置などが提供されている。このように、シ
ャッタ(あるいは、可動自在のパネル壁等)を電動で開
閉制御する従来の電動シャッタ装置では、スイッチ装置
に設けられた操作スイッチの操作を行なうことにより、
シャッタを開閉制御するモータの動作制御をコントロー
ラで行なうようになっており、このようなスイッチ装置
55は、図16に示すように、シャッタ1が配設された
窓近傍の壁面に埋め込み配設されるとともに、図示しな
いコントローラとの間を接続する信号線56を壁内に埋
込配線するようになっている。あるいは、図17に示す
ように、シャッタ1の周囲に配設されるシャッタ枠57
にスイッチ装置58が配設される場合もある。なお、シ
ャッタ1の前面の壁にはカーテンボックス41が配設さ
れ、カーテン59がカーテンボックス41より吊設され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電動シャッタ装置では、スイッチ装置55,58と
コントローラとの間の信号線56を壁内に埋込配線して
いるため、スイッチ装置55,58の配設場所が限定さ
れるとともに配設場所を容易に変更できず、配線作業に
も手間がかかるという問題があった。しかも、スイッチ
装置55,58の操作スイッチ55a,58aの1ショ
ット操作でシャッタ1の開閉制御を行なう場合、つまり
は操作スイッチ55a,58aを1回押すと、その後は
操作スイッチ55a,58aを押し続けなくとも、シャ
ッタ1の開閉動作が維持されるようにする場合、スイッ
チ装置55,58の操作スイッチ55a,58aとして
は、少なくともシャッタ1を開操作するスイッチ、閉操
作するスイッチ、及び開閉操作を停止させるスイッチが
必要であるため、スイッチ装置55,58とコントロー
ラとの間の配線本数が増加し、配線作業が複雑になると
ともにますます配線作業に手間がかかってしまう。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、スイッチ装置とコントローラとの間における
壁内の埋込配線を不要として配線作業を簡素化したワイ
ヤレススイッチ装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、1乃至複数の操作スイッチを具
備するとともに各操作スイッチの操作に応じたワイヤレ
ス信号を送信してシャッタのような開閉体の開閉操作を
行なう発信機と、この発信機から送信されるワイヤレス
信号を受信して開閉体を開閉させるコントローラに与え
る受信機とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、造営面に取り付けられる取付台を受信機に具備し、
この取付台に受信機のハウジングの上部を嵌入して受信
機を取付台に取付自在としたことを特徴とする。請求項
3の発明は、請求項1の発明において、ハウジング下面
に開口する受光窓からワイヤレス信号を受光するための
受光部を天井取付型の受信機のハウジング内に納装する
とともに、この受光窓に非球面レンズを設けたことを特
徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、発信機のハウジング内に発信機の動作
電源を得るための電池を内蔵したことを特徴とする。請
求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の発明におい
て、複数の開閉体を個別に開閉させる1乃至複数のコン
トローラに対して個別に設けられた受信機を備え、1つ
の操作スイッチの操作により複数の開閉体を個別に開閉
させる個別開閉モードと、1つの操作スイッチの操作に
より複数の開閉体を一括的に開閉させる一括開閉モード
とを切換設定するモード設定スイッチを発信機に具備し
たことを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項4
の発明において、複数の開閉体を個別に開閉させる複数
のコントローラに対して個別に設けられた受信機を備
え、ワイヤレス信号を送信する発信部と、ワイヤレス信
号により操作される受信機を選択する選択スイッチと、
選択スイッチの操作に応じて選択された受信機のみが操
作されるようなワイヤレス信号を発信部に送信させる制
御部とを発信機に具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成では、1乃至複数の操作
スイッチを具備するとともに各操作スイッチの操作に応
じたワイヤレス信号を送信してシャッタのような開閉体
の開閉操作を行なう発信機と、この発信機から送信され
るワイヤレス信号を受信して開閉体を開閉させるコント
ローラに与える受信機とを備えたので、操作スイッチと
コントローラとの配線が不要となり、電気配線の施工が
簡略化できるとともに操作スイッチを任意の場所に配置
することができる。
【0010】請求項2の発明の構成では、造営面に取り
付けられる取付台を受信機に具備し、この取付台に受信
機のハウジングの上部を嵌入して受信機を取付台に取付
自在としたので、取付台に対して受信機を嵌めて取付け
可能となり、取付台に対して受信機をねじ止めするなど
の作業が不要となって、受信機の取付けを容易に行なう
ことができる。
【0011】請求項3の発明の構成では、ハウジング下
面に開口する受光窓からワイヤレス信号を受光するため
の受光部を天井取付型の受信機のハウジング内に納装す
るとともに、この受光窓に非球面レンズを設けたので、
受信機を目立たなくできるとともに、受光窓に設けた非
球面レンズによりワイヤレス信号の受信可能領域を広げ
ることができる。
【0012】請求項4の発明の構成では、発信機のハウ
ジング内に発信機の動作電源を得るための電池を内蔵し
たので、電源を供給するための電源線を必要とせず、発
信機を携帯して使用することができる。請求項5の発明
の構成では、複数の開閉体を個別に開閉させる1乃至複
数のコントローラに対して個別に設けられた受信機を備
え、1つの操作スイッチの操作により複数の開閉体を個
別に開閉させる個別開閉モードと、1つの操作スイッチ
の操作により複数の開閉体を一括的に開閉させる一括開
閉モードとを切換設定するモード設定スイッチを発信機
に具備したので、1つの発信機で複数の開閉体を個別に
開閉操作したり、あるいは一括的に開閉操作することが
でき、しかも、それらの操作の選択はモード設定スイッ
チにより発信機の側で行なうことができる。
【0013】請求項6の発明の構成では、複数の開閉体
を個別に開閉させる複数のコントローラに対して個別に
設けられた受信機を備え、ワイヤレス信号を送信する発
信部と、ワイヤレス信号により操作される受信機を選択
する選択スイッチと、選択スイッチの操作に応じて選択
された受信機のみが操作されるようなワイヤレス信号を
発信部に送信させる制御部とを発信機に具備したので、
発信機からの見通し範囲内に複数の受信機が存在する場
合にも、特定の受信機以外の受信機が発信機からのワイ
ヤレス信号を対応するコントローラに与えて開閉体を開
閉させるような誤動作を防止することができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1及び図2は、本実施例のワイヤレスス
イッチ装置を用いて開閉体であるシャッタ1を開閉操作
するようにした電動シャッタ装置の全体構成を示す図で
ある。なお、開閉体はシャッタ1に限定するものではな
く、サンルームに配設されるパネル壁等であっても本発
明の技術思想を適用することは可能である。
【0015】本実施例のワイヤレススイッチ装置は、複
数の操作スイッチSW1 〜SW3 を具備するとともに各
操作スイッチSW1 〜SW3 の操作に応じたワイヤレス
信号を送信して開閉体たるシャッタ1の開閉操作を行な
う発信機Aと、この発信機Aから送信されるワイヤレス
信号を受信してシャッタ1を開閉させるコントローラC
に与える受信機Bとを備えている。ここで発信機Aから
受信機Bに送信されるワイヤレス信号のフォーマット
は、(財)家電製品協会で定めた推奨方式に基づく信号
フォーマットを設定している。勿論独自の信号フォーマ
ットを用いることも可能である。
【0016】本実施例におけるコントローラCは、外部
電源ACから電源供給を受けており、受信機Bで受信さ
れたワイヤレス信号に応じた信号を信号線を介して受信
機Bから受け取り、受け取った信号に応じてモータMを
制御する制御部10を備えている。したがって、制御部
10によりモータMが制御されてシャッタ1が開閉され
るのである。また、コントローラCにはセンサ部Sから
の検出出力が入力されている。このセンサ部Sは、モー
タMの回転数を検出するためのエンコーダや、物体検知
センサを具備しており、エンコーダからの回転数検出出
力によりシャッタ1が完全に開かれたか否かをコントロ
ーラCにおいて検知することができる。すなわち、モー
タMの回転数が一定以上に低下すれば、シャッタ1が完
全に開かれたと判断するのである。また、このエンコー
ダ出力と物体検知センサの検知出力により、シャッタ1
の開閉動作中に人や物がシャッタ1に挟まれることを防
止している。つまり、センサ部Sで物体が検知される
か、あるいはモータMの回転数が所定以上に低下したと
き、または両方の状態が同時に発生したときには、コン
トローラCはシャッタ1の開閉動作を強制的に停止し、
これにより、人や物がシャッタ1に挟まれるのを防止し
ている。なお、シャッタ1は強制的に閉動作から開動作
に反転させるようにしてもよい。
【0017】また、コントローラCには信号線を介して
スイッチ装置11が接続されている。このスイッチ装置
11は従来例において説明したような壁に配設されるも
のであって、シャッタ1を開操作する開スイッチ11
a、動いているシャッタ1を停止させる停止スイッチ1
1b、およびシャッタ1を閉操作する閉スイッチ11c
を備え、もし万が一本発明のワイヤレススイッチ装置が
機能しなくなったような非常の場合にシャッタ1の開閉
及び停止操作ができるようにするためのものである。ま
た、交流電源ACに制御データやアドレスデータなどの
伝送信号を多重伝送して負荷を遠隔制御する周知の遠隔
制御システムにおける端末器としてコントローラCを使
用することができるように、上記のようなデータを電力
線12に重畳させて多重伝送方式で伝送信号を送受信す
る多重伝送回路を備えるようにしてもよい。
【0018】図3は本実施例のワイヤレススイッチ装置
における発信機Aの回路図である。発信機Aは、赤外線
のワイヤレス信号を発信するための3個の赤外発光ダイ
オードD1 〜D3 を並列に接続した発光部2と、シャッ
タ1の開操作、停止操作及び閉操作にそれぞれ対応した
操作スイッチSW1 〜SW3 を有するスイッチ部3と、
スイッチ部3の操作スイッチSW1 〜SW3 の操作に応
じた信号処理を行い、赤外発光ダイオードD1 〜D3
駆動するためのスイッチング素子Q1 をオン・オフして
赤外発光ダイオードD1 〜D3 を発光させてワイヤレス
信号を発光部2から発信させるマイコンから成る制御部
4と、この制御部4の動作用の基準クロックを発生する
発振回路5と、発信機Aの起動時に制御部4をリセット
するリセット回路6とを備えている。制御部4及び発光
部2を含む各回路部は乾電池7から電源供給を受けるよ
うになっており、この乾電池7は後述する発信機Aのハ
ウジング内に着脱自在に納装するようになっている。す
なわち、乾電池7の両極に制御部4の電源端子VDD,V
SSを接続するとともに、発光部2とスイッチング素子Q
1 との直列回路が制御部4と並列に接続してある。ここ
で、乾電池7の両極間に並列に挿入されたコンデンサC
1 ,C2 は乾電池7の内部抵抗を補償するためのもので
ある。
【0019】また、制御部4には受信機Bが複数ある場
合に何れの受信機Bと接続されたコントローラCにワイ
ヤレス信号を与えるかを選択するための選択スイッチで
あるチャンネルスイッチ8と、操作スイッチSW1 〜S
3 の操作により複数の受信機Bに接続されたコントロ
ーラCにそれぞれ個別にシャッタ1を開閉させる個別開
閉モード、操作スイッチSW1 〜SW3 の操作により複
数のシャッタ1を一括的に開閉させる一括開閉モードを
切換設定するモード設定スイッチ9とを備えている。チ
ャンネルスイッチ8は上述の(財)家電製品協会で定め
た推奨方式に基づく信号フォーマットのアドレスコード
を設定するものであり、複数の受信機Bあるいはコント
ローラC毎に割り当てられたアドレスに一致させること
で操作するコントローラCを選択できる。また、モード
設定スイッチ9はアドレスコードに続くサブアドレスコ
ードを設定するものであり、同一のサブアドレスを有す
る複数のコントローラCを一括に操作するモード(一括
開閉モード)と、複数のコントローラCを個別に操作す
るモード(個別開閉モード)とを切り換えることができ
る。
【0020】上記回路部は、プリント基板16に電子部
品を実装して図4に示す回路ブロックとして構成され、
ボディ13aとカバー13bからなるハウジング13内
に収められる。ハウジング13は、矩形状に形成され、
その前面には押釦スイッチから成る操作スイッチSW1
〜SW3 を押し操作するためのスイッチ操作体14が各
操作スイッチSW1 〜SW3 に対応させて設けてある。
さらに、スイッチ操作体14の上部にはスライド式のポ
ジションスイッチから成るモード設定スイッチ9と、ロ
ータリスイッチから成るチャンネルスイッチ8が配設し
てある。ここで、スイッチ操作体14及びモード設定ス
イッチ9はスイッチカバー15に設けた開口より露出さ
せてあるが、チャンネルスイッチ8に関しては不用意に
操作されないようにするために、スイッチカバー15に
よって覆ってある。
【0021】また、ハウジング13の上端部内には発光
部2の発光ダイオードD1 〜D3 が配設してあり、これ
ら発光ダイオードD1 〜D3 の赤外光を外部に出射する
ためにハウジング13の上端部に開口部13cを設ける
とともに、赤外光を透過する発光部カバー17で上記開
口部13cを覆ってある。ボディ13aの背面側には電
池蓋18が着脱自在に取着され、乾電池7が収納される
電池収納部19を保護するようになっている。
【0022】一方、受信機Bは図1に示すように受光部
20と受光制御部23とに分割され、両者はケーブルで
接続される。受光部20は、回路構成的には、図5に示
すように、発信機Aからの赤外線によるワイヤレス信号
を受光する受光モジュール21と、この受光モジュール
21からの出力電流の変化を2つのトランジスタQ1
2 を用いてインピーダンス変換し、受光制御部23に
電圧信号として出力するインピーダンス変換回路22
と、駆動電源VCCを安定化する平滑コンデンサC 0 とか
らなる。なお、受光制御部23の詳細な回路構成の説明
は省略するが、受光部20から出力される電圧信号を信
号処理する信号処理部23aを備え、受光部20で受信
したワイヤレス信号に応じたデータをコントローラCに
与えている。
【0023】上記受光部20の回路は、プリント基板2
4に電子部品を実装して図6に示す回路ブロックとして
構成され、受光制御部23との間の配線が先端にコネク
タ(図示せず)が取り付けられたコード25で行われ
る。なお、受光制御部23にはコネクタを装着する受け
側のコネクタを設けてある。上記回路ブロックは、図6
及び図7に示すように、ボディ26aとカバー26bか
らなるハウジング26内に収められる。ハウジング26
は、前面に長円状の開口26cが形成され、この開口2
6cに可視光をカットすると共に赤外線を透過する可視
光遮蔽板27が取り付けられる。そして、上記受光モジ
ュール21は、前面に形成された受光窓を開口26cに
臨ませて取り付けられる。
【0024】ここで、受光モジュール21は、図7
(c)に示すように、カバー26bの水平な下面に平行
な方向に対して、斜め下方に向く形で、ハウジング26
内に収められる。このように取り付けるために、カバー
26bの内面に形成された載置部28に、プリント基板
24の下端を載置し、ボディ26aの内底面に形成され
た押さえ凸部29でプリント基板24の上端を挟み込ん
で固定してある。また、受光モジュール21の下面を、
カバー26bの底面に形成された三角形状の一対の突条
30で保持し、前面の上端両側を、図6(b)に示すよ
うに、ボディ26aの上面に形成された保持片31で挟
み込んで保持してある。
【0025】本実施例の場合には、図8(a)に示すよ
うに、受光モジュール21の光軸を斜め下方15°に傾
けてあり、この光軸を中心にして上下60°、左右60
°の範囲をワイヤレス信号の受光範囲としてある。カバ
ー26bの内部の背部には、図6(b)に示すように隔
壁32を形成し、この隔壁32で仕切られた空間内をコ
ード収納部33としてある。このコード収納部33内
に、蛇行させる形で、コード25を収めることにより、
コード25の張力止めを施してある。なお、コードは、
図7に示すように斜め上方に引き出される構造となって
いる。
【0026】以上の構成は受信機Bを構成する受光部2
0の構造の説明であったが、本実施例では受光部20を
造営面に取り付けるために取付台34を備えている。こ
の取付台34は、合成樹脂製であり、ボディ26aの上
面が嵌まる形状に形成してある。そして、取付台34の
中央部に側方から見て三角形状に膨出し、この膨出部3
4aの上面を造営材への固定面とし、受信機6の開口窓
26aを斜め下方に向ける形で取り付けるようにしてあ
る。
【0027】膨出部34aの中央には、取付台34を造
営材に固定するねじを通す挿通孔35を形成し、その挿
通孔35の回りにねじ締め時に取付台34の回転を阻止
する複数の回り止め突起36を形成してある。ボディ2
6aの膨出部34aに対応する部分も同形状に膨出し、
膨出部26dが膨出部34a内に嵌まり、膨出部34a
を補強する構造としてある。ここで、膨出部26dの頂
点部の両側には略三角形状の位置決め凹部37を形成し
(図7(b)参照)、膨出部34aの内面に上記位置決
め凹部37に嵌まる略三角形状の凸部(図示せず)を形
成し、位置決め状態で受光部20のハウジング26が取
付台34に嵌合されるようにしてある。
【0028】取付台34の両側部には開口38を形成
し、この開口38の下部に対応する内面から、図示しな
い嵌合爪を形成してある。そして、開口38に沿う両側
端から外方に解除片39を突設してある。ボディ26a
の両側部のカバー26bとの嵌合端位置には、上記嵌合
爪が嵌まる嵌合凹部40を形成してある。つまり、ボデ
ィ26aを取付台34に嵌めるたときに、嵌合爪が嵌合
凹部40に嵌合して、取付台34に受光部20のハウジ
ング26が固定される構造としてある。このように、取
付台34と受光部20のハウジング26との取付をねじ
止め無しで行うことにより、受信機の取付作業が容易と
なる。なお、この受光部20のハウジング26は、図2
に示すように、カーテンボックス41の下面などに取り
付ける。また、受光部20とともに受信機Bを構成する
受光制御部23はカーテンボックス41内等の目立たな
い場所に配設されている。
【0029】受光部20のハウジング26を取付台34
から外すときには、解除片39を上方向に押す上げる
と、合成樹脂の弾性変形により、嵌合爪と嵌合凹部40
との嵌合を容易に外すことができる。上記構成によれ
ば、操作スイッチSW1 〜SW3 を具備する発信機Aと
コントローラCとの配線が不要となり、電気配線の施工
が簡略化できる。また、発信機Aを任意の場所に配置す
ることができるから、シャッタ1から離れた場所におい
ても発信機Aを使って手元で操作でき、使い勝手が向上
するものである。また、1つの部屋の中に複数のシャッ
タ1を個別に開閉するコントローラCが複数存在する場
合でも、チャンネルスイッチ8によって操作する対象の
コントローラCに対応したアドレスを設定することがで
き、赤外光によるワイヤレス信号が反射等によって混信
し意図しないシャッタ1が誤動作するのを防止できる。
さらに、モード設定スイッチ9を発信機Aに備えたの
で、1つの発信機Aで複数のシャッタ1を個別に開閉操
作したり、あるいは一括的に開閉操作することができ、
しかも、それらの操作の選択はモード設定スイッチ9に
より発信機Aの側で行なうことができるから使い勝手が
さらに良くなる。また、受信機Bをワイヤレス信号を受
光する受光部20と、信号処理を行なう受光制御部23
とに分割し、受光部20のハウジング26を天井や壁等
の造営面に取り付けることができるようにしたから、ワ
イヤレス信号の受信エリアの設定の自由度が広がり、ま
た、カーテンボックス41等で隠して目立たなくできる
ほどに受信機B(受光部20)を小型化することができ
る。
【0030】なお、壁面等の造営面に平板状の取付台4
2を配設し、発信機Aをその取付台42に着脱自在に取
着できるようにしてもよい(図2参照)。そうすれば、
発信機Aが不用意に持ち去られてシャッタ1を操作でき
なくなるような不具合を避けることができる。 (実施例2)本実施例は発信機Aからのワイヤレス信号
を受信してコントローラCに与える受信機Bを天井取付
型としたものであって、実施例1における受光部20と
受光制御部23とが一体となって受信機Bが構成されて
いる。なお、発信機A及びコントローラC等の他の構成
については実施例1のものと共通である。
【0031】図9は本実施例におけるワイヤレススイッ
チ装置の受信機Bの回路構成を示す図である。受信機B
は、実施例1と同じ構成を有し赤外線によるワイヤレス
信号を受光する受光モジュール21と、受光モジュール
21で受光したワイヤレス信号を信号処理するマイコン
から成る信号処理回路43と、コネクタ44を介してコ
ントローラCにシャッタ1を開閉操作させるための接点
出力を与える接点出力回路45と、信号処理回路43に
よって制御されて接点出力回路45の接点をオン・オフ
するリレー回路46と、外部からコネクタ44を介して
入力される交流電源より各回路を動作させるための直流
電源を得る電源回路47と、マイコンから成る信号処理
回路43の動作用の基準クロックを発生する発振回路4
8と、受信機Bの起動時に信号処理回路43をリセット
するリセット回路49とを備えている。
【0032】接点出力回路45には4つの接点r1 〜r
4 が具備されており、各接点r1 〜r4 がオンされるこ
とにより、それぞれの接点r1 〜r4 が接続されたコネ
クタ44の接点端子44aと共通端子44bとの間が短
絡されるようになっており、これによりコントローラC
にシャッタ1の開閉操作を行なうための信号が与えられ
る。ここで、本実施例における受信機Bでは、2台のコ
ントローラCに対して接点出力を与えることができるよ
うになっている。すなわち、接点r1 ,r2 はそれぞれ
第1のコントローラに対応してシャッタ開操作及びシャ
ッタ閉操作のための信号を与えるものであり、接点
3 ,r4 はそれぞれ第2のコントローラに対応してシ
ャッタ開操作及びシャッタ閉操作のための信号を与える
ものである。
【0033】上記接点r1 〜r4 はそれぞれリレー回路
46のリレーRy1 〜Ry4 によってオン・オフされ
る。これらのリレーRy1 〜Ry4 は、信号処理回路4
3によってオン・オフされるスイッチング素子Qa〜Q
dと直列に接続されるとともに、互いに並列に電源回路
47に接続してある。すなわち、信号処理回路43の出
力によってスイッチング素子Qa〜Qdがオンされる
と、スイッチング素子Qa〜Qdを介して電源回路47
より各リレーRy1 〜Ry4 に励磁電流が供給されるた
めに接点r1 〜r4 がオンされるのである。電源回路4
7はダイオードブリッジDBで交流電圧を全波整流した
電圧をトランジスタQ4 と平滑コンデンサC 3 を用いて
定電圧化している。
【0034】上記回路は図10に示すようにプリント基
板50上に電子部品を実装して回路ブロックとして構成
される。この回路ブロックは、図11に示すように、ボ
ディ51a、カバー51b及びプレート52からなるハ
ウジング51内に収められる。ボディ51aは円板状
で、中央部に長方形の開口53を形成してある。上記回
路ブロックは、開口53に受光モジュール21の受光窓
(図示せず)を臨ませるようにしてねじ止めして取り付
けられる。カバー51bは、下面が開口する箱状で、回
路ブロックを被覆する形でボディ51aに取り付けられ
る(図11及び図13参照)。
【0035】ところで、ボディ51aの開口53の下面
側には、受光モジュール21の受光範囲を広くするため
に非球面レンズ54が取り付けられ、この非球面レンズ
54はプレート52をボディ51aに被嵌することによ
り固定される(図11及び図13参照)。したがって、
非球面レンズ54によって鉛直方向より斜め方向からの
入射光量を多くすることができ、受信機Bを天井に取り
付けた時の受光範囲を広くし、且つ最適化を図ることが
できる。
【0036】ここで、非球面レンズ54としては、立体
角で170度以上の範囲からのワイヤレス信号を受信可
能とすることが好ましい。図15は本実施例の非球面レ
ンズ54の断面図を示し、受光モジュール21の受光窓
に位置する背面部に円形の凹部54aを形成した構造と
なっている。プレート52は上面が開口する偏平の有底
筒状であり、中央部に非球面レンズ54を露出させる円
形の開口52aを形成してあり、ボディ51aの下面か
ら被着すると、周部に形成された係止爪(図示せず)が
ボディ51aの周縁に係止して嵌合される。
【0037】そして、本実施例の受信機Bは天井に形成
された取付孔よりカバー51bを取付孔内に挿入し、取
付孔の周縁の天井面にボディ51aの上面を当接させ、
別途用意された周知の取付金具を用いて天井に固定され
るものである。上記構成では、受信機Bを天井に埋め込
み配設できるために受信機Bを目立たなくできるととも
に受信機Bの受光面が太陽光の影響を受けにくいように
下向きにすることができ、しかも、非球面レンズ54に
よりワイヤレス信号の受信可能領域を広げることがで
き、受信機Bを天井取付型とした場合の欠点である受信
状態の悪化を防止できる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、1乃至複数の操作ス
イッチを具備するとともに各操作スイッチの操作に応じ
たワイヤレス信号を送信してシャッタのような開閉体の
開閉操作を行なう発信機と、この発信機から送信される
ワイヤレス信号を受信して開閉体を開閉させるコントロ
ーラに与える受信機とを備えたので、操作スイッチとコ
ントローラとの配線が不要となり、電気配線の施工が簡
略化できるとともに操作スイッチを任意の場所に配置す
ることができ、使い勝手を向上させることができるとい
う効果がある。
【0039】請求項2の発明は、造営面に取り付けられ
る取付台を受信機に具備し、この取付台に受信機のハウ
ジングの上部を嵌入して受信機を取付台に取付自在とし
たので、取付台に対して受信機を嵌めて取付け可能とな
り、取付台に対して受信機をねじ止めするなどの作業が
不要となって、受信機の取付けを容易に行なうことがで
きるという効果がある。
【0040】請求項3の発明は、ハウジング下面に開口
する受光窓からワイヤレス信号を受光するための受光部
を天井取付型の受信機のハウジング内に納装するととも
に、この受光窓に非球面レンズを設けたので、受信機を
目立たなくできるとともに、受光窓に設けた非球面レン
ズによりワイヤレス信号の受信可能領域を広げることが
でき、受信機を天井取付型とした場合の欠点である受信
状態の悪化を防止できるという効果がある。
【0041】請求項4の発明は、発信機のハウジング内
に発信機の動作電源を得るための電池を内蔵したので、
電源を供給するための電源線を必要とせず、発信機を携
帯して使用することができるという効果がある。請求項
5の発明は、複数の開閉体を個別に開閉させる1乃至複
数のコントローラに対して個別に設けられた受信機を備
え、1つの操作スイッチの操作により複数の開閉体を個
別に開閉させる個別開閉モードと、1つの操作スイッチ
の操作により複数の開閉体を一括的に開閉させる一括開
閉モードとを切換設定するモード設定スイッチを発信機
に具備したので、1つの発信機で複数の開閉体を個別に
開閉操作したり、あるいは一括的に開閉操作することが
でき、しかも、それらの操作の選択はモード設定スイッ
チにより発信機の側で行なうことができるから使い勝手
が良くなるという効果がある。
【0042】請求項6の発明は、複数の開閉体を個別に
開閉させる複数のコントローラに対して個別に設けられ
た受信機を備え、ワイヤレス信号を送信する発信部と、
ワイヤレス信号により操作される受信機を選択する選択
スイッチと、選択スイッチの操作に応じて選択された受
信機のみが操作されるようなワイヤレス信号を発信部に
送信させる制御部とを発信機に具備したので、発信機か
らの見通し範囲内に複数の受信機が存在する場合にも、
特定の受信機以外の受信機が発信機からのワイヤレス信
号を対応するコントローラに与えて開閉体を開閉させる
ような誤動作を防止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を用いた電動シャッタ装置のブロック
図である。
【図2】同上の設置状態を示す斜視図である。
【図3】同上における発信機の回路図である。
【図4】(a)〜(f)は同上における発信機を示す平
面図である。
【図5】同上における受信機の要部回路図である。
【図6】(a)及び(b)は同上における受信機の要部
を示す外観図である。
【図7】(a)〜(d)は同上における受信機の要部を
示す外観図及び断面図である。
【図8】(a)及び(b)は同上における受信機の動作
を説明する説明図である。
【図9】実施例2における受信機の回路図である。
【図10】同上における受信機の要部を示す平面図であ
る。
【図11】同上における受信機の断面図である。
【図12】同上における受信機の要部を示す平面図であ
る。
【図13】同上における受信機の平面図である。
【図14】同上における受信機の平面図である。
【図15】同上における受信機の要部を示す断面図であ
る。
【図16】従来例の設置状態を示す斜視図である。
【図17】他の従来例の設置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 発信機 B 受信機 C コントローラ SW1 〜SW3 操作スイッチ 20 受光部 23 受光制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1乃至複数の操作スイッチを具備すると
    ともに各操作スイッチの操作に応じたワイヤレス信号を
    送信してシャッタのような開閉体の開閉操作を行なう発
    信機と、この発信機から送信されるワイヤレス信号を受
    信して開閉体を開閉させるコントローラに与える受信機
    とを備えたことを特徴とするワイヤレススイッチ装置。
  2. 【請求項2】 造営面に取り付けられる取付台を受信機
    に具備し、この取付台に受信機のハウジングの上部を嵌
    入して受信機を取付台に取付自在としたことを特徴とす
    る請求項1記載のワイヤレススイッチ装置。
  3. 【請求項3】 ハウジング下面に開口する受光窓からワ
    イヤレス信号を受光するための受光部を天井取付型の受
    信機のハウジング内に納装するとともに、この受光窓に
    非球面レンズを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ワイヤレススイッチ装置。
  4. 【請求項4】 発信機のハウジング内に発信機の動作電
    源を得るための電池を内蔵したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3記載のワイヤレススイッチ装置。
  5. 【請求項5】 複数の開閉体を個別に開閉させる1乃至
    複数のコントローラに対して個別に設けられた受信機を
    備え、1つの操作スイッチの操作により複数の開閉体を
    個別に開閉させる個別開閉モードと、1つの操作スイッ
    チの操作により複数の開閉体を一括的に開閉させる一括
    開閉モードとを切換設定するモード設定スイッチを発信
    機に具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項4記
    載のワイヤレススイッチ装置。
  6. 【請求項6】 複数の開閉体を個別に開閉させる複数の
    コントローラに対して個別に設けられた受信機を備え、
    ワイヤレス信号を送信する発信部と、ワイヤレス信号に
    より操作される受信機を選択する選択スイッチと、選択
    スイッチの操作に応じて選択された受信機のみが操作さ
    れるようなワイヤレス信号を発信部に送信させる制御部
    とを発信機に具備したことを特徴とする請求項1乃至請
    求項4記載のワイヤレススイッチ装置。
JP6320934A 1994-12-22 1994-12-22 ワイヤレススイッチ装置 Pending JPH08181655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019198109A (ja) * 2019-07-04 2019-11-14 Toto株式会社 リモコン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019198109A (ja) * 2019-07-04 2019-11-14 Toto株式会社 リモコン

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Effective date: 20021203