JPH0723862Y2 - 光ファイバを用いたスイッチ装置 - Google Patents

光ファイバを用いたスイッチ装置

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JPH0723862Y2
JPH0723862Y2 JP1990064239U JP6423990U JPH0723862Y2 JP H0723862 Y2 JPH0723862 Y2 JP H0723862Y2 JP 1990064239 U JP1990064239 U JP 1990064239U JP 6423990 U JP6423990 U JP 6423990U JP H0723862 Y2 JPH0723862 Y2 JP H0723862Y2
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JP
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switch
optical fiber
light
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light emitting
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JP1990064239U
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正 芝
勝広 志田
倫晃 大沼
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大同ほくさん株式会社
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、例えば洗面台に所要温度の湯水を供給すると
きなどに用いて好適な光ファイバ使用によるスイッチ装
置の改良に関する。
《従来の技術》 洗面台などに湯水を供給するとき、ON表示のスイッチを
閉動し、この際、高温や低温の湯水を得ようとすれば、
HOT、COLD表示などのスイッチを閉動し続けたりし、ま
た湯水の供給を停止するときは、OFF表示のスイッチを
押動するといったことが、既に実施されている。
ところが、単なる機械的なスイッチであると、水を扱う
ところであるため傷み易く、また、これらのスイッチが
複数個隣設されている場合、上記の如きON、OFF等の表
示をよく見れば、どのスイッチを操作すべきかは判明す
るものの、これでは老人、子供にはスイッチの選定が難
事となり、また暗いとこであると、表示もよく見えない
ことが多い。
《考案が解決しようとする課題》 本考案は上記従来の問題点に鑑み、スイッチ機構を光フ
ァイバの利用により構成するようにして、湿気の多いと
ころでも耐久性が保証され、しかもON、OFF表示などを
目読しなくとも、複数個のスイッチのうち、操作するこ
とによって、何等かの有効な結果が得られる状態にある
スイッチにつき、これを点灯状態としておくことによ
り、点灯状態のスイッチを操作しさえすれば結果が得ら
れるようにしたり、当該点灯光によってON、OFF等の表
示自体をも確視し易くするようにし、老人や子供にも気
軽に操作することができ、また暗がりでも間違いのない
スイッチ操作ができるようにしようとするのが、その目
的である。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するため、可視光を発する発
光素子と受光素子、当該発光素子の可視光が入光端より
導入される送光用光ファイバと、上記受光素子へ投射端
からの可視光を投射させる受光用光ファイバと、上記送
光用光ファイバのスイッチ用出光端とこれに隣設した上
記受光用光ファイバのスイッチ用反射光受端との前面側
に配設したスイッチ操作用透光板とによる光ファイバス
イッチが、所要複数個だけ設けられ、これら光ファイバ
スイッチの上記各前面側を隣設すると共に、当該側ファ
イバスイッチにおける各発光素子と受光素子とを、スイ
ッチ操作が有効状態にある上記光ファイバスイッチの発
光素子のみを点灯して、当該スイッチ操作用透光板を照
射状態とするための電気的コントロールユニットに接続
してなる光ファイバを用いたスイッチ装置を提供しよう
とするものである。
《作用》 発光素子と受光素子とが接続された電気的コントロール
ユニットには、外部から所定の入力が導入され、これに
基づいて当該電気的コントロールユニットは、複数個の
光ファイバスイッチ中、現在有効状態にある光ファイバ
スイッチの受光素子だけを点灯することになる。
従って、今、湯水供給用のスイッチ装置である場合、ON
表示であるCOLD表示とHOT表示の受光素子が点灯してい
れば、その何れか一方、例えばCOLD表示のスイッチ操作
用透光板に指先を近ずけるとか当接することで、当該発
光素子から送光用光ファイバへ導入された可視光が、そ
のスイッチ用出光端よりスイッチ操作用透光板を通過し
て、上記指先に照射され、その反射光が同上スイッチ操
作用透光板を介して受光用光ファイバのスイッチ用反射
光受端に導入され、当該受光用光ファイバの受光素子に
受光されることで、このとき生ずる受光素子の出力によ
り電気的コントロールユニットは外部に設けられた湯水
混合水栓などを作動させ、低温の湯水を供給することに
なる。
このようにして湯水の供給が開始されれば、OFF表示の
光ファイバスイッチも有効状態となるので、当該電気的
コントロールユニットは、上記OFF表示の光ファイバス
イッチをも点灯させ、これにより、COLD、HOT、OFF表示
の全光ファイバスイッチが点灯状態となる。
従って、OFF表示の光ファイバスイッチをスイッチ操作
すれば湯水が停止するという結果が得られ、上記のCOL
D、HOT表示である光ファイバユニットを操作すること
で、供給湯水の温度を低下させたり上昇させることがで
きる。
また、HOT表示である光ファイバスイッチのスイッチ操
作を続け、これ以上湯水の昇温ができないリミット状態
に達したとすれば、電気的コントロールユニットは当該
光ファイバスイッチの発光素子を消灯させるから、COLD
とOFF表示が有効状態の光ファイバスイッチとして点灯
を続け、もちろんCOLD表示の光ファイバスイッチを操作
することにより低温限界に達したときは、当該光ファイ
バスイッチだけが消灯するのであり、OFF表示の光ファ
イバスイッチに対し前記のスイッチ操作を施せば、湯水
の供給が断たれて、当該光ファイバスイッチの発光素子
が消灯し、他の2光ファイバスイッチが点灯状態とな
る。
《実施例》 本考案を第1図に示す洗面台を用いた湯水供給装置の場
合により説示すれば、当該スイッチ装置は、スイッチ操
作部1と、これに結線した電源ユニット2a付きの電気的
コントロールユニット2とによって構成されている。
上記スイッチ操作部1は洗面台aに付設されており、当
該洗面台aには、水供給管bから供与される水Wと、湯
供給管Cから供給される湯Hとが、電動ミキサdにより
夫々所望量宛混合され、これにより得られた湯水がソレ
ノイドバルブeを介して湯水供給口fから流出されるよ
うになっている。
そして、後に詳記するスイッチ操作部1のスイッチ操作
により、上記湯水を電気的コントロールユニット2から
の出力により作動するソレノイドバルブeの開閉によ
り、供給または遮断できるようになっていると共に、同
上スイッチ操作部1のスイッチ操作によって、電気的コ
ントロールユニット2の出力にて電動ミキサdを作動さ
せ、これによって湯水の混合量を調整し、供給湯水の温
度を低下させたり上昇させることができるようになって
いる。
尚第1図でgは表示ユニットであり、前記電動ミキサd
に付設したサーミスタhによって、混合湯水の温度を表
示したり、電気的コントロールユニット2により時間を
表示したりできるように結線されている。
前記のスイッチ操作部1には、所要数だけの光ファイバ
スイッチ3a,3b,3cが内蔵されており、これらの各光ファ
イバスイッチは、何れも洗面台aなどにおける基板4に
貫設した隣設の取付孔5a,5bにあって、夫々赤外ダイオ
ードなどによる可視光が発せられる発光素子6aと、受光
用であるフォトトランジスタ等による受光素子6bとが取
り付けられ、当該両者6a,6bは、何れも前記のように電
気的コントロールユニット2に接続されている。
さらに、上記取付孔5aには、送光用光ファイバ7aの一端
である入光端8aが、発光素子6aに向けて固定具9aにより
取着され、一方取付孔5bには受光用光ファイバ7bの一端
である投射端8bが受光素子6bに向けて固定具9bにより固
定されている。
また、上記両光ファイバ7a,7bの他端である夫々スイッ
チ用出光端10aとスイッチ用反射光受端10bとは、これま
た、基板4の適所に穿設した取付孔5cにあって隣装され
ていると共に、その前面側には基板4の表面側にあって
スイッチ操作用透光板11が当該固定されており、図示例
では当該スイッチ操作用透光板11にONの表示と、光ファ
イバスイッチ3a,3b,3cの夫々取付孔5cに対応して、COL
D、HOT、OFFの表示が明示されている。
従って、各光ファイバスイッチ3a,3b,3cにあって、その
発光素子6aが電気的コントロールユニット2により点灯
していれば、発光素子6aからの可視光は走行用光ファイ
バ7aの入光端8aから入射されて、そのスイッチ用出光端
10aよりスイッチ操作用透光板11に照射され、これによ
り点灯状態が確視されることとなる。
さらに、このとき第2図のように指先を取付孔5cの前面
側にあって、スイッチ操作用透光板11に近接させたり、
当接させれば、この指先により反射された可視光が、ス
イッチ操作用透光板11を介して、受光用光ファイバ7bの
スイッチ用反射光受端10bから入射され、その投射端8b
から受光素子6bに受光されるに至り、この結果、受光素
子6bの受光による出力によって所望の部材等を作動させ
ることができることとなる。
しかも、本考案では前記の電気的コントロールユニット
2が、その都度、閉成することによって所望の結果が得
られる有効状態になる光ファイバスイッチ3a,3b,3cの発
光素子6aのみを点灯させ、閉成しても全く所定の結果
(給湯など)を発揮できない状態にある光ファイバスイ
ッチについては、消灯させておくように構成されてい
る。
この結果、第1図の如き場合にあって、今第4図(a)
に示す如く、光ファイバスイッチ3a,3bが点灯(スイッ
チ有効状態で、図中黒色表示)し、光ファイバスイッチ
3cが消灯(スイッチ無効状態で図中白色表示)していれ
ば、OFF表示である光ファイバスイッチ3cにつき、指先
による前記スイッチ操作を行っても給湯停止のOFF状態
がそのまま続行されるだけである。
そして、上記のON表示である光ファイバスイッチ3a,3b
のうち何れか一方のCOLDまたはHOT表示の光ファイバス
イッチにつき同上スイッチ操作を行えば、電気的コント
ロールユニット2の出力により、ソレノイドバルブeが
開くと共に、電動ミキサdが作動して水供給管bと湯供
給管cから導入される夫々の水W、湯Hを所定量宛混合
し、これにより得られた湯水を、湯水供給口fから供給
することとなり、これにより、OFF表示の光ファイバス
イッチ3cは同図(b)の如く点灯表示となり、これをス
イッチ操作することで、給湯の停止という結果が得られ
ることを明示する。
上記のスイッチ操作が、HOT表示の光ファイバスイッチ3
bに対して施されたとすれば、当該スイッチ操作の継続
によって、湯Hの混合量が水Wに比し大となって行き、
この結果、次第に供給湯温は上昇し、遂に設定された最
高温度に達し、これ以上の昇温ができない状態となった
ところで、第4図(c)の如く光ファイバスイッチ3bだ
けが消灯され、それ以上のスイッチ操作が無効であるこ
とを表示することとなり、COLD表示の光ファイバスイッ
チ3aのスイッチ操作を持続するように操作すれば、この
場合は供給湯温が次第に低下して行き、遂に最低温度に
達することで、当該光ファイバスイッチ3aは第4図
(d)の如く消灯し、HOT表示の光ファイバスイッチ3b
が再び点灯する。
《考案の効果》 本考案は以上のようにして構成することができるので、
光ファイバスイッチの適切な構成により、洗面所などの
水を扱う場所で用いても、充分な耐久性と信頼性をもた
せることができ、さらに所望複数個の光ファイバスイッ
チにつき、これと電気的コントロールユニットとの接続
により、有効状態にある光ファイバスイッチのみを可視
光により点灯状態とするようにしたので、使用者は点灯
されている光ファイバスイッチのみを、スイッチ操作の
対象とすればよいので、老人や子供にも取扱い易く、ま
た文字などによる表示も、上記点灯で読み易くなること
と相俟って、暗所などにおけるスイッチ装置としても好
適なものを提供し得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスイッチ装置を洗面台に施した場
合の全体構成説明図、第2図は当該スイッチ装置の光フ
ァイバスイッチを示す縦断側面図、第3図は複数の光フ
ァイバスイッチによるスイッチ操作部を示した正面説明
図、第4図(a)(b)(c)(d)は同上スイッチ操
作部における各光ファイバスイッチの点灯、消灯状態の
各種態様を示した正面略示説明図である。 2……電気的コントロールユニット 3a,3b,3c……光ファイバスイッチ 6a……発光素子 6b……受光素子 7a……送光用光ファイバ 7b……受光用光ファイバ 8a……入光端 8b……投射端 10a……スイッチ用出光端 10b……スイッチ用反射光受端 11……スイッチ操作用透光板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可視光を発する発光素子と受光素子、当該
    発光素子の可視光が入光端より導入される送光用光ファ
    イバと、上記受光素子へ投射端からの可視光を投射させ
    る受光用光ファイバと、上記送光用光ファイバのスイッ
    チ用出光端とこれに隣設した上記受光用光ファイバのス
    イッチ用反射光受端との前面側に配設したスイッチ操作
    用透光板とによる光ファイバスイッチが、所要複数個だ
    け設けられ、これら光ファイバスイッチの上記各前面側
    を隣設すると共に、当該光ファイバスイッチにおける各
    発光素子と受光素子とを、スイッチ操作が有効状態にあ
    る上記光ファイバスイッチの発光素子のみを点灯して、
    当該スイッチ操作用透光板を照射状態とするための電気
    的コントロールユニットに接続してなる光ファイバを用
    いたスイッチ装置。
JP1990064239U 1990-06-18 1990-06-18 光ファイバを用いたスイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0723862Y2 (ja)

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JPH0423036U JPH0423036U (ja) 1992-02-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02161814A (ja) * 1988-12-14 1990-06-21 Koito Mfg Co Ltd 光スイッチ

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