JPH07176175A - 特殊再生用記録媒体及び再生装置 - Google Patents

特殊再生用記録媒体及び再生装置

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JPH07176175A
JPH07176175A JP6258181A JP25818194A JPH07176175A JP H07176175 A JPH07176175 A JP H07176175A JP 6258181 A JP6258181 A JP 6258181A JP 25818194 A JP25818194 A JP 25818194A JP H07176175 A JPH07176175 A JP H07176175A
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JP
Japan
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area
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Pending
Application number
JP6258181A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Nakai
雅敏 中井
Mitsutaka Kuwabara
光孝 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH07176175A publication Critical patent/JPH07176175A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスク記録情報の、特に部分的な繰り返し再
生が容易で、学習に便利であり、また、ディスク記録情
報の複数のプログラムの、特定な部分のみをピックアッ
プ再生して、視聴しながらプログラムサーチを行うのに
有効とする。 【構成】ディスク100には、複数のプログラムが記録
され、その音声情報にはフレーズ単位、コーラス単位、
センテンス単位でフラッグが追記されている。再生装置
は、上記フラッグを検出すると対応する音声情報のアド
レスを記録更新し、リピート指定があった場合は、前記
アドレスに戻り、リピート再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映画、カラオケ、教
育、学習等の情報を例えば光ディスク等の媒体に記録
し、しかも、コメント、字幕、音声情報等は各種の言語
で記録されており、再生時には、任意の言語の音声、字
幕(文字)を選択できるようにした特殊再生用記録媒体
及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケシステム用のディスクで
は、1つの背景映像と、1つの言語の字幕情報と、演奏
音楽情報が記録されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら最近で
は、市場は、世界的に広がっており、視聴できる言語に
ついても多様性が要望されている。また、カラオケソフ
トを輸出する場合でも、各国、言語毎に製作する必要が
あり、製作側に取って製作経費が大きくなる。さらに、
カラオケシステムを利用して、歌を練習することもある
が、一度演奏が開始されると曲の最後まで再生が行われ
るために、一部のフレーズを繰り返し練習する場合に不
便である。
【0004】そこでこの発明は、ディスク記録情報の、
特に部分的な繰り返し再生が容易であり、学習に便利な
特殊再生用記録媒体及び再生装置を提供することを目的
とする。
【0005】またこの発明では、ディスク記録情報の複
数のプログラムの、特定な部分のみをピックアップ再生
して、視聴しながらプログラムサーチを行うのに有効な
特殊再生用記録媒体及び再生装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(A1)この発明では、ディスクの一部の領域に管理領
域、他の領域にデータ領域が形成され、前記データ領域
には、複数のデータユニットが記録され、各データユニ
ットのブロックにオーディオ情報が記録されており、さ
らに前記オーディオ情報には、音声情報の任意の区切り
を示すフラッグが追加されており、前記管理領域には前
記データユニットのアドレス情報が記録されている。
【0007】(A2)またこの発明では、ディスクの一
部の領域に管理領域、他の領域にデータ領域が形成さ
れ、前記データ領域には、複数のプログラムが記録さ
れ、各プログラムは複数のデータユニットからなり、各
データユニットのブロックにオーディオ情報が含まれて
おり、前記管理領域には、前記データユニットのアドレ
ス情報が記録され、また前記複数のプログラムの各特定
部分をサーチするためのサーチアドレス情報が記録され
ている。
【0008】(A3)さらにこの発明の再生装置では、
前記ディスクの情報を読取るピックアップ手段と、前記
ピックアップ手段からの出力信号を復調する復調手段
と、前記復調手段から出力された前記管理情報を記憶す
る管理情報記憶手段と、前記復調手段から出力された前
記オーディオ情報をデコードするオーディオ処理手段
と、前記復調手段から出力された前記オーディオ情報の
前記フラッグを検出し、このフラッグが検出されたとき
の再生中のデータユニットのアドレスを前記管理情報記
憶手段の記憶アドレスを参照してフラッグ位置アドレス
として記憶する記憶手段と、リピート要求信号が入力さ
れたときに、前記フラッグ位置アドレスに基づき、上記
ディスクの再生位置を変更する手段とを備える。
【0009】(A4)またこの発明の再生装置は、前記
ディスクの情報を読取るピックアップ手段と、前記ピッ
クアップ手段からの出力信号を復調する復調手段と、前
記復調手段から出力された前記管理情報を記憶する管理
情報記憶手段と、前記各特定部分サーチを要求するサー
チ要求信号が入力されたときに、前記管理情報記憶手段
の前記サーチアドレス情報を参照して、前記ピックアッ
プ手段を制御し、前記複数の特定プログラムの前記特定
部分を再生するオーディオ処理手段と、前記サーチ要求
信号がオフされたときに、再生中のプログラムの識別情
報を表示する手段とを備える。
【0010】
【作用】上記の手段により、ディスク記録情報の、特に
部分的な繰り返し再生が容易で、学習に便利となり、ま
た、ディスク記録情報の複数のプログラムの、特定な部
分のみをピックアップ再生して、視聴しながらプログラ
ムサーチを行うのに有効となる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の記録媒体(例えば光ディス
ク、以下単純にディスクと称する)100を記録再生装
置(アクセス装置)に装填した状態を示している。
【0012】ディスク100は、ターンテーブル101
上に載置され、モータ102により回転駆動される。
今、再生モードであるとすると、ディスク100に記録
された情報は、ピックアップ手段103によりピックア
ップされる。ピックアップ手段103は、ピックアップ
駆動部104により移動制御及びトラッキング制御され
ている。ピックアップ手段103の出力は、変調及び復
調部201に入力されて復調される。ここで復調された
復調データは、エラー訂正/データ処理部202に入力
されて、エラー訂正された後、データ列処理部203に
入力される。データ列処理部203は、ビデオ情報、字
幕及び文字情報、オーディオ情報を分離して導出する。
つまりディスク100には、後述するようにビデオ情報
に対応して字幕及び文字情報、オーディオ情報が記録さ
れているからである。この場合、字幕及び文字情報やオ
ーディオ情報としては、各種の言語を選択することがで
き、これはシステム制御部204の制御に応じて選択さ
れる。システム制御部204に対しては、ユーザによる
操作入力が操作部205を通して与えられる。
【0013】データ列処理部203で分離されたビデオ
情報は、ビデオ処理部206に入力され、表示装置の方
式に対応したデコード処理が施される。例えばNTS
C、PAL、SECAM、ワイド画面、等に変換処理さ
れる。ビデオ処理部206でデコードされたビデオ信号
は、加算器208に入力され、ここで字幕及び文字情報
と加算され、この加算出力は出力端子209に導出され
る。またデータ列処理部203で選択され分離されたオ
ーディオ情報は、オーディオ処理部211に入力されて
復調され、出力端子212に導出される。
【0014】デコード部としてのオーディオ処理部は、
オーディオ処理部211の他にオーディオ処理部213
を有し、他の言語の音声を再生して出力端子214に出
力することもできる。
【0015】この発明で用いられるディスク100に
は、例えばビデオ情報に対応して各種の言語の言語情報
と、音楽情報や環境音楽情報とを含むオーディオ情報が
記録され、また各種の言語の字幕情報が記録されてい
る。これらの情報のいずれの言語の情報を再生するかを
決めるためには、音声データ列処理部203、システム
制御部204、操作部205は、データ列制御手段を構
築することにより実現される。
【0016】次に、この発明で用いられるディスク、そ
の記録フォーマット、及びその利用方法等の概要に付い
て説明する。図2(A)は上記光ディスク100の情報
領域を示している。光ディスク100の内周側には、管
理領域があり、この管理領域の外周側にデータ領域があ
る。管理領域には、後述するようにデータ領域のデータ
を管理するための管理データが記録されている。データ
領域には、サブコード、サブピクチャー、オーディオ、
ビデオ等の情報が記録されている。
【0017】まず、データ領域にどの様な情報が書き込
まれているかを図2(B)を参照して説明する。図2
(B)はデータ領域の、データユニットDUT#0の内
容を拡張している。データユニットDUT#0には、先
頭にサブコード(SUB-CODE) が存在し、次にサブピクチ
ャー(SUB-PICTURE)、オーディオ(AUDIO)、ビデ
オ(VIDEO)情報と続いている。サブコード(SUB-
CODE) は、データユニットDUT#0の属性情報であ
る。サブピクチャー(SUB-PICTURE)は、例えば字幕情報
(ビデオが映画の場合)、文字情報(ビデオが例えばカ
ラオケや、教育ビデオ等の場合)である。この字幕情報
や、文字情報は、PICTURE #0〜#7があり、それぞれ
言語が異なる。あるは、幾つかが異なる言語であり、残
りは無信号部となっている。オーディオ(AUDIO)
情報は、それぞれ異なる言語で最大AUDIO #0〜#7の
8つの言語で記録されている。それぞれのAUDIO 情報
は、フレーム単位で記録されており、各フレーム#0、
#1、…は、ヘッダー(HEADER)とデータ(DATA) で構成
されている。ビデオ(VIDEO)情報は、映像の例え
ば30フレーム分(再生した場合約1秒となる)を含
む。このビデオ(VIDEO)情報は、高能率符号化画
像圧縮技術が採用されて記録されている。なお、規格に
よっては、フレーム数は限定されるものではない。ま
た、オーディオ情報についてはPCM変調等の処理が施
されている。
【0018】上記のようにこの光ディスクには、複数の
異なる言語が記録されているために、再生装置内部に
は、音声再生に関しては最低2つのデコーダが組み込ま
れ、いずれかを組み合わせることができる。なお、高価
な機種によっては、ビデオデコーダ、音声デコーダ、さ
らには字幕、文字情報のデコーダの数は、さらに増大さ
れてもよい。
【0019】次に、管理領域に記録されている管理情報
について説明する。管理情報は、テーブル化されてい
る。管理テーブルとしては、最内周のボリウムアイデン
ティティーフィールド(VID)と、その外周のピクチ
ャーインフォメーションフィールド(PIF)と、その
外周のデータユニットアロケーションテーブル(DA
T)がある。
【0020】(VID)は、管理テーブル領域の先頭バ
イトから書き込まれ、256バイトを使用してディスク
全体の諸元情報等を示している。例えば、一般記録用デ
ィスクであるか、再生専用ディスク等の情報である。
【0021】また、図3(A)に示すように、ワールド
言語コードの定義がなされている。つまり、データ領域
に何語の言語が記録されているかを示すように、内容コ
ード「0」、「1」、…、「8」に対して言語コードが
対応するようにテーブルが構築されている。このディス
クの例であると、内容コード「0」は言語外、つまり環
境音と音楽(B&M)、内容コード「1」は英語、
「2」は日本語、「3」はフランス語、「4」はドイツ
語というふうに各言語コードに内容コードが対応付けら
れている。(VID)が読みとられると、内容コードと
言語コードの対応がわかる。
【0022】一方、(PIF)のテーブル上には、ビッ
トデータ列が定義されている。つまりディスク上のデー
タ列番号#0〜#7に対して内容コードを対応させてい
る(図3(B))。ここでデータ列番号を選択すると、
内容コードが決定され、この内容コードに対応した言語
コードも決まることになる。
【0023】従って、PIFテーブルのデータが読みと
られると、再生システムは、モニタ画面上に第1のメニ
ュー画面を表示し、データ列番号#0〜#7(キー表示
信号による表示)に対応して、それぞれの言語で現した
表示(ユーザ認識表示信号による表示)を行うことがで
きる。この表示は、例えば言語コード(図3(A))を
変換テーブルに与えて、それぞれの言語コードに対応し
た表示データを発生することにより行われる。ここで、
ユーザは、自分の理解できるワールド言語を選択するこ
とができる。
【0024】この選択は、ユーザ認識言語で表示された
状態で、データ列番号#0〜#7(ユーザ認識キー情報
表示信号)のいずれかのキー情報を操作部から入力すれ
ばよい。
【0025】例えば、今ユーザが#0を選択したとする
と、図3(B)に示す内容コード「1」となり、このと
きは、音声としてはD1(つまり英語)が選択されるこ
とになる。またユーザが#2を選択したとすると音声と
してはD2(日本語)が選択されることになる。
【0026】上記のように、ユーザの言語選択が行われ
ると、その言語による制作者のコメントが表示される。
このコメント情報が記録されているデータアドレスは、
例えば(VID)のテーブルに組み込まれている。コメ
ント情報は、ユーザ認識言語で表示されるもので、第2
のメニュー画面のように、ユーザが第1のメニュー画面
のときに選択した言語を用いて行われる。ユーザが第1
のメニュー画面で#2を選択したとすると、コメントは
日本語で行われる。コメントとしては、例えば制作者の
挨拶や、制作日や制作意図、映画の場合そのプログラム
時間等である。さらにまた、この画面の表示時には、音
声や字幕の出力モードをどのようにするか選択するため
の機会が与えられる。例えば、この選択を行う場合に
は、例えば操作部の音声、字幕変更用のボタンを使用で
きるようになっている。音声変更用のボタンを押すと、
カーソルが画面上に現れ、ボタンを押す毎に移動して、
無し、あるいは言語の欄の日本語、英語、フランス語、
ドイツ語…と記載された部分に移動するようになってい
る。所望の部分にカーソルが移動した状態で、ボタン操
作をやめ、一定時間が経過すると、その部分のモードが
選択される。字幕変更用のボタンを押した場合も同様で
ある。
【0027】音声選択用、字幕変更用のボタンのいずれ
も操作せずに一定時間放置すると、第1のメニュー画面
で選択した音声による再生モードに移行するようになっ
ている。また、音声出力モードや字幕表示モードは、再
生装置側で途中変更ができるようになっている。
【0028】(PIF)には、また各プログラムの諸元
情報が記録される。各プログラム毎に例えば16バイト
が使用される。諸元情報としては、プログラムの開始時
間、終了時間、プログラムがホームビデオ、映画、音
楽、カラオケ、コンピュータ・グラフィック、インタラ
クティブ、ゲーム、コンピュータデータ、プログラム等
のいずれであるか、音声符号化方式の識別、映像符号化
方式の識別、ピクチャ属性、つまりアスペクト比、PA
L、NTSC等の方式を識別するための情報、画面水平
解像度、画面垂直解像度等の情報がある。また、開始ポ
インタがあり、プログラム開始点のデータユニットが保
存されているDATのアドレス(データユニット番号)
を示すポインタ値が記録されている。
【0029】(DAT)は、再生しようとするプログラ
ムが決まり、かつ、そのプログラムの識別が分かった状
態で、データ領域のデータを読み取る場合の順序を示す
情報をテーブル化して記録されている。
【0030】(DAT)のテーブルにはパラメータとし
て、ディスク上のゾーン番号(NZON)、セクタ番号
(NSTC)、トラック番号(NTRC)、プログラム
時間(PTMB)、リンクポインタ(PNTL)があ
る。ゾーン番号、トラック番号、セクタ番号によってそ
のデータユニットの先頭の記録セクタを知ることができ
る。(NZON)は、データユニット先頭の記録セクタ
が所属するゾーン番号である。ゾーン番号は、記録内周
から半径方向に複数トラックを単位に分割して付されて
いる。即ちデータ領域には、ディスクの所定角度の半径
上に基準位置R1があり、この位置から順番に0から番
号が付されている。1ゾーンは多数のトラックからな
る。NSTCは、トラック内のセクタ番号を示してい
る。セクタ番号は、他のトラックやゾーンと関係する通
し番号では無く、そのゾーン内で完結する番号である。
(NTRC)は、ゾーン内のトラック番号を示してい
る。さらに、(PTMB)は前記データユニット先頭の
映像データ(1ピクチャ)の時間的位置情報を示すフラ
ッグであり、内容はプログラム開始点からの相対経過時
間(秒)である。この時間的位置情報は、タイムコード
サーチが行われるときに利用される。またこの時間的位
置情報は、プログラム時間、絶対時間、残量表示等を行
うときに再生装置側にとり込まれてスタート基準データ
として利用される。(PNTL)は、現データユニット
番号と時間的に連続する次のデータユニット番号を示す
ためのフラッグである。単位は、データユニット番号に
相当し、プログラム終了点などでリンク先が存在しない
場合は全ビット“1”(=0×FFFF)とする。リン
クポインタとして有効な値は、0×0000〜0×FF
FFである。
【0031】再生すべきプログラムが決まり、つまり、
データ列が決まると、システム制御部204は、ピック
アップ駆動部104を制御して、ピックアップ手段10
3を移動させて、所望のプログラムのピックアップを制
御する。
【0032】次に、上記した形式により情報が記録され
ているディスクの管理情報の(PIF)例を説明する。
図4(A)は映画が記録されたディスク1の例であり、
再生時にデータ列#0を選択すると、映像を再生すると
共に、環境音と音楽(B&M)が再生される。この場合
は、音声がないので、データ列#2〜#7のいずれかが
選択される。データ列#2〜#7には、異なる言語によ
る音声D2〜D7が記録されている。これにより、ユー
ザは映像と、環境音及び音楽と、任意の言語による音声
を視聴することができる。データ列#1で、D1+B&
Mとなっているのは、このデータ列を選択すると、映
像、環境音及び音楽、D1で規定された言語の音声が再
生されることを意味する。このデータ列#1を選択した
場合、ビデオデコーダで、映像が、第1の音声デコーダ
で環境音及び音楽、D1で規定された言語の音声が再生
される。さらに他のデータ列のいずれかを選択すると、
第2の音声デコーダで選択した言語の音声が再生される
ので、ユーザは、例えば2カ国語を同時に聞くことがで
きる。したがって、この発明における再生装置は、少な
くとも2つの音声データ列を再生できるように、2台の
デコーダを有する。
【0033】図4(B)は、カラオケを記録したディス
クの例である。データ列#0が選択されると、カラオケ
(伴奏)が再生される。この再生状態で、データ列#1
〜#7のいずれかが選択されると、それぞれ異なる言語
による音声が再生されることになる。カラオケの場合、
歌詞の内容も異なることが多い。この時は、字幕もそれ
ぞれの歌詞に合わせて再生され、表示装置に表示される
ようになっている。ユーザがメロディーを覚えたら、再
生装置で、音声をカットすることにより、字幕だけを任
意の言語で表示して、歌を楽しむことができる。
【0034】図4(C)は、カラオケを記録したディス
クの他の例である。データ列#0が選択されると、カラ
オケ(伴奏)が再生される。この再生状態で、データ列
#1を選択して再生すると、ガイドボーカルが再生され
る。これによりユーザは、通常の視聴状態でカラオケを
楽しむことができる。データ列#2のみを再生すると、
メロディーラインのみを聞くこともできる(データ列#
0の再生と組み合わせてもよい)。また、データ列#0
を再生している状態で、データ列#3を再生すると、ス
テレオチャンネルLでは例えば男性の音声が再生され、
ステレオチャンネルRでは女性の音声が再生される。こ
れによりユーザは、いずれかのチャンネル出力をカット
して、デュエットを楽しむことができる。
【0035】なお図4(B)と(C)のディスクは、別
々のように説明したが、同一ディスクにこのようなプロ
グラムが格納されてもよい。次にカラオケのディスクを
使用した場合に再生装置内で動作する機能について説明
する。
【0036】カラオケのディスクが再生装置に装填され
ると、再生装置は、管理データを読み取る。これによ
り、再生装置は、ディスクの種類を判別する。図5
(A)は、第1のメニュー画面の表示例である。カラオ
ケの場合、例えば#3を選択して音楽だけを選択するこ
ともできる。例えば#2がユーザにより選択されると、
ワールド言語の中から日本語の指定が行われたことであ
る。すると、第2のメニュー画面(図5(B))では、
曲目選択画面となる。ユーザは、この曲目選択画面をみ
て、希望の題名の音楽を選択することになる。以後は、
図5(C)に示すように、背景映像と、歌詞が表示さ
れ、演奏状態になる。
【0037】この場合は、自動的に字幕が選択されたワ
ールド言語と同じ言語になる。図6は、カラオケプログ
ラムを再生する場合の、再生装置内のデータ処理手順を
示している。ディスクが再生装置に挿入されると、管理
情報の(VID)の内容により、ディスクの種別が決定
される(ステップS21〜S23)。次に、第1のメニ
ュー画面(図5(A))が表示される。ワールド言語の
選択が行われると、この言語に対応した字幕言語の選択
コードが作成される。ワールド言語のコードに対応する
字幕言語のコードが、テーブル化されて(PIF)に格
納されている。ステップS24では、選択されたワール
ド言語のコードを利用して、対応する字幕言語のコード
をサーチし一時記憶する。次にステップS25では、多
数の曲目を表示する。曲目のためのデータは、データ領
域に映像として格納されていてもよいし、(VID)の
領域に格納さていてもよい。曲目の選択は、ユーザが図
5(B)のメニュー画面をみて、希望の曲目の番号をキ
ーボードから入力することができる。曲目の選択が終わ
ると、再生装置は、特定された曲目が記録されているア
ドレスへピックアップを送り、再生をスタートする。ま
た、字幕情報の選択は、ステップS24においてデコー
ドされた選択コードに対応する字幕言語情報を再生する
(ステップS25、S26)。
【0038】上記の説明では、第2のメニュー画面で、
曲目を選択するとした。しかし、これでは、次の第2の
ユーザは曲目選択が遅くなる。そこで、このカラオケ動
作モードのときは、割り込みにより曲目選択が可能とな
っている。この場合、第2のユーザは、曲目と選択番号
の対応表(ディスクを購入した時に付けられている)を
みて、次々と予約を行うこともできる。
【0039】図7(A)は、予約ルーチンの例を示して
いる。ステップS31で予約操作があったかどうかの判
定が割り込み処理として行われる。予約操作があった場
合には、曲目の番号及び字幕言語の選択情報を予約情報
として読み取る。字幕言語の選択情報が入力されない場
合には、字幕言語の選択は、現在の第1のユーザが選択
しているものが維持される(ステップS31、S3
2)。曲目の予約番号のデータが入力すると、装置は、
現在のディスクに予約された曲目が存在するかどうかの
判定を行う(ステップS33)。存在する場合には、リ
モコンの表示部あるいは、ビデオ画面のドット配列上に
ドットを追加し、予約メモリに記憶する(ステップS3
4、S35)。これによりユーザは、予約状況を把握す
ることができる。予約状況を示すドット数が多い場合に
は、予約をキャンセルできるように、キャンセルキーを
設けてもよい。
【0040】曲目の予約番号が存在しない場合には、リ
モコンの表示部あるいは、ビデオ画面に例えばフラッシ
ュ表示がなされ、曲目が当該ディスクに存在しないこと
がユーザに知らされる。
【0041】図7(B)は、再生装置が予約機能を持っ
た場合、再生装置が処理するための機能を示している。
再生が終了すると、次の曲目が選択されている場合(予
約情報が格納されている場合)は、ディスプレイに次の
曲目と番号を表示する。次の曲目と番号のデータは、装
置内に用意されている予約メモリ内に格納されている
(ステップS41、S42)。ここで、ワークメモリ内
部に次の予約情報がない場合には、ステップS25(図
6)に戻り、第2のメニュー画面の表示状態となり、曲
目のリストが表示される。予約情報が存在した場合は、
次の曲目の表示(曲目番号、題名等)が成され、スター
ト操作が行われるのを待つ(ステップS43、S34
4。スタート操作が行われると、当該曲目のカラオケと
字幕の再生が行われる(ステップS44、S45)。
【0042】図8は、練習用のカラオケディスク(図4
(C))が再生された場合のメニュー画面表示例であ
る。まず、図8(A)は第1のメニュー画面には、ワー
ルド言語の選択メニューが表示される。次に、第2のメ
ニュー画面では、選択されたワールド言語による曲目と
その対応番号が表示される(図8(B))。この選択が
終わると、図8(C)に示すように、第3のメニュー画
面が表示される。第3のメニュー画面は、練習内容に応
じてユーザが選択できるようになっている。例えば通常
の伴奏を再生して、歌を歌いたい場合は、#0のキーを
押して、設定ボタンを操作すればよい。次に、ガイドボ
ーカルのみを再生したい場合には#1のキーを押して、
設定ボタンを操作すればよい。カラオケとメロディーラ
インを聞きたい場合には、#0と#2のキーを押して設
定ボタンを操作すればよい。このディスクを再生してい
るときにも、先の予約機能を動作させることができる。
【0043】次に、この発明のシステムにおいて、特に
学習や、サーチに便利な特殊再生用記録情報や機能につ
いて説明する。カラオケ情報が記録されたディスクの場
合、上述したように各種の言語の選択や、曲目の選択が
可能である。そして以下に説明するような繰り返し練習
や、サーチも可能となっている。
【0044】図9(A)は、図2で示したオーディオ情
報#2の部分を再度示している。オーディオ(AUDI
O)情報は、再生した場合に約1秒の再生音となるオー
ディオフレーム(FRAME)で構成されている。さら
に各オーディオフレーム(FRAME)は、ヘッダー
(HEADER)とデータ(DATA)により構成され
ている。ここで、上記ヘッダーには、図9(B)に示す
ように、コーラスフラッグの情報が設けられている。例
えば、第Nプログラム(N番目の曲)の歌詞が3番まで
あるような場合、1番、2番の歌詞が終了した各ポイン
トに、上記コーラスフラッグが設定されている。
【0045】このようなフラッグを設けた場合、例えば
再生装置側で、例えば「1番で終了」あるいは「2番で
終了」といようなモードを設定することにより、再生装
置は上述したコーラスフラッグを検出し、1番、2番の
歌詞が終了したところで、自然にフェードアウトをかけ
て自動的に再生を終了することができる。
【0046】このような機能は、一定時間内にできるだ
け多くの曲を再生したいような場合、あるいは曲の回転
率をあげたいような場合に利用できる。即ち、カラオケ
バーにおいて、予約が多いような場合、あるいは帰宅あ
るいは閉店時間が近付いたような場合である。
【0047】また、フレーズフラッグが設けられていて
もよい。例えば歌謡曲の「いい日旅立ち」の場合、 (1) 「雪どけまぢかの 北の空に向かい過ぎ去りし日々
の 夢をよぶとき」 (2) 「帰らぬ人たち あつい胸よぎるせめて今日から
ひとりきり旅に出る」 (3) 「ああ日本のどこかに わたしを待ってる人がい
る」 (4) 「いい日旅立ち 夕焼けをさがしに母の背中で聞い
た歌を みちづれに」 とあるが、各 (1)〜(4) のフレーズの先頭位置にフレー
ズフラッグを設けるものである。
【0048】ここで再生装置には、「フレーズ歌い直
し」キーを設ける。そしてこの「フレーズ歌い直し」キ
ーをオンすると、現在再生している位置から、再生中の
フレーズのフラッグ位置まで戻り再生するように、繰り
返し再生機能が働くようになっている。
【0049】さらに、センテンスフラッグが設けられて
もよい。センテンスフラッグは、上述のフレーズフラッ
グの間隔をさらに細かく区切ったものである。このよう
なセンテンスフラッグは、例えば学習中の単語やセンテ
ンスの繰り返し、発音の繰り返し再生に利用することが
できる。
【0050】図10は、上記のようなフラッグが記録さ
れているディスクを再生した場合に、再生装置で動作す
る機能のフローチャートである。練習する曲目が決まる
と、ディスク情報が読み取られ、再生が開始される(ス
テップS51、S52)。再生されている信号中に上述
したようなフラッグが存在するかどうかの判定が行われ
(ステップS53)、存在しない場合には続けて再生が
行われる。フラッグが存在した場合、現在再生中のデー
タユニットの先頭アドレスがワークメモリに記憶され
る。次に、リピート要求があるかどうかの判定が行われ
る(ステップS56)。リピート要求がなければ、ステ
ップS51に戻る。リピート要求があった場合には、先
のワークメモリの情報が読み出され、直前のフラッグが
位置するデータユニットの先頭アドレス、及びフレーム
番号が読み出され(ステップS58)、このアドレスを
基に、対応するデータユニットがサーチされ再生される
(ステップS58、S51)。また当該フラッグの位置
するオーディオ情報が再生されるようになる。リピード
要求が解除されると、次のデータの読み出し再生が行わ
れる。
【0051】さらにこの発明のシステムにおいては、イ
ントロボーカルやさび部分サーチ機能が設けられてい
る。例えば歌謡曲をラジオ等で聞いて、気に入った曲が
あっても、曲目が不明なことがある。そして、イントロ
ボーカルやさび部分は知っているが、他の部分は知らな
いという曲がある。このような曲を練習したい場合、曲
目のメニューだけでは探すことができない。そこでこの
システムには、イントロボーカルやさび部分サーチ機能
が設けられている。
【0052】イントロボーカルサーチ機能は、ディスク
に記録されている多数の曲のイントロ部分のみをサーチ
して再生して行く機能のことである。またさび部分サー
チ機能は、ディスクに記録されている多数の曲のさび部
分のみをサーチして再生して行く機能のことである。
【0053】この機能を働かせるために、例えば図11
に示すような管理情報と、図12に示すような再生装置
の処理機能が構築されている。図11(A)は(PI
F)であり、図4で説明したように、データ列が設定さ
れている。図5(B)で説明したように曲目を選択する
ためのメニュー画面が表示される。しかしユーザが曲目
を知らない場合には、例えばイントロボーカルサーチキ
ーが操作される。すると、(PIF)に設けられている
サーチアドレスの先頭情報が読み取られる。つまりこの
システムは、(PIF)にさらにサーチアドレスの先頭
情報が格納されている。今、(PIF)のデータ列#2
が選択されたとすると、ここには対応して先頭情報(D
2S)が記録されている。そこで、再生装置は、(D2
S)(実際にはデータユニット番号)に対応する(DA
T)のデータユニット番号(図では#5が付されてい
る)をサーチする。(DAT)には次に再生すべきデー
タユニット番号がリンクポインタとして次々と記録され
ており、さらにその再生すべきデータユニットのアドレ
ス(ゾーン番号、トラック番号、セクタ番号)等もテー
ブル化されている。ここで、(DAT)には、通常の再
生を行う場合のリンクポインタテーブルと、サーチ機能
が働く場合のリンクポインタテーブルが設けられてい
る。イントロボーカルサーチキーがオンされた場合に
は、サーチ機能のために設けられたリンクポインタテー
ブルが利用される。これにより、再生装置は、ピックア
ップの制御位置情報が得られ、再生すべきデータユニッ
トを把握することができる。
【0054】図12は、イントロボーカルキーがオンさ
れている場合に再生装置が動作する手順の例を示してい
る。ディスクが挿入されると、管理情報が読みとられる
(ステップS61、S62)。次に、図5(A)で示し
たような第1のメニュー画面が表示される。ここでイン
トロボーカルサーチキーがオンされているかどうかの判
定(ステップS64)が判定され、オンされていない場
合には、図5(B)で示したような第2のメニュー画面
表示となる。イントロボーカルサーチキーがオンされて
いる場合には、図11(B)で説明したような、(DA
T)のイントロボーカルのためのリンク情報が読み取ら
れ、このリンクポインタに従ってデータユニットの再生
が行われる(ステップS65)。そして、この再生の途
中において、イントロボーカルサーチキーがオフされた
どうかの判定が行われる(ステップS66)。イントロ
ボーカルサーチキーがオフされない場合には、継続して
次々と各曲のイントロボーカルが再生される。イントロ
ボーカルサーチキーがオフされた場合には、ユーザが希
望の曲を見付けたということであり、このとき再生して
いる曲の曲目、また第2のメニュー画面(曲目選択画
面)で指定すべき番号が表示される。
【0055】上記の手順は、全て(DAT)のイントロ
ボーカルのためのリンクポインタに従ってデータユニッ
トの再生が行われるとしたが、(DAT)には次のプロ
グラム(曲)のイントロボーカルの先頭のリンクポイン
タが記載されており、再生装置では、イントロボーカル
の先頭から時間(例えば10秒程度)を決めて再生し、
この時間が経過したら次の曲のイントロボーカル部の再
生に移るようにしてもよい。このようにすると(DA
T)の情報量が少なくて済む。
【0056】上記の説明は、イントロボーカルサーチの
例を説明したが、さび部分サーチについても同様であ
る。上記した説明は、イントロボーカル、さび部分の再
生を行う場合、記録されているプログラムの一部を再生
するものとして説明した。しかしこれに限らず、さび部
分やイントロボーカルを独立して、音楽情報とは階層構
造で記録しておいてもよい。
【0057】図13(A)は、1曲の音楽データのトラ
ック上の区切りを示している。この音楽データは、例え
ばイントロデータ部、1コーラス部、間奏データ部、コ
ーラス部、間奏データ部(最終)からなる。1コーラス
部は、複数のフレーズデータ部P1、P2、…PNを含
む。そしてさびデータは、例えばフレーズデータ部P2
の一部に独立して記録されている。このように当該曲の
さび部分を、制作者の意図にしたがったオーディオ情報
で作成して、独立して階層構造で記録すると、音楽の一
部のデータを利用しないので、さび部分の制作の自由度
が拡大する。音楽が途中でとぎれるようなことはなく、
また区切りのよいさび部分として制作することができ
る。図13(B)は、さび部分がフレーズに跨がってい
る例を示している。さびデータとしては、その音楽のク
ライマックスの部分のデータが有効である。このために
さびデータのデータ長は、必ずしも一義的に決まるもの
ではなく、音楽や制作者の意図によりことなる場合があ
る。そこで、当該音楽データとは独立した形で、記録す
ることにより、再生したときに区切りがよい。さびデー
タは、階層構造でも、あるいは多重記録であってもよ
い。
【0058】図14は、複数の曲が記録されたディスク
を再生装置で再生する場合、さび部分を再生する時に用
いられる信号処理手順を示している。操作部からの指令
により、さび部分のスキャン再生が開始される(ステッ
プS71、S72)。最初は第1番目の曲のさび部分の
再生が行われ(ステップS73、S74)。このとき
は、ディスクから読み取られた管理データの中から、第
1番目の曲の先頭と最終アドレスが読みだされ、さび部
分を再生する継続時間がきまる。次にステップS75で
は、さび部分を再生した曲がそのディスクの最後の曲で
あるかどうかの判定が行われ、最後の曲であれば終了
(ステップS76)し、最後の曲でない場合には次の曲
のさび部分の再生が行われる(ステップS76)。
【0059】図15は、さらにこの発明の装置の他の実
施例を説明するための図である。図15(A)に示すよ
うに、再生装置の操作部205またはリモートコントロ
ールシステムの手元操作器には、コマンド表示部501
が設けられる。このコマンド表示部501には、サーチ
キー511〜520が設けられ、このサーチキーを操作
し、楽曲番号を入力することにより、再生する音楽(楽
曲データ)を指定することできる。例えば第1番目の楽
曲データを再生したい場合には、サーチキーの“1”を
操作すればよい。
【0060】コマンド表示部501には、イントロ指定
キー531が設けられている。このイントロ指定キー5
31のみを操作すると、ディスクに多数記録されている
楽曲データのイントロ部分が順番に例えば10秒程度ず
つ再生される。
【0061】またコマンド表示部501には、リピート
指定キー532が設けられている。さらにコマンド表示
部501には、矢印キー533、534が設けられてお
り、この矢印キー533または534を操作すると、再
生状態は、現在再生されている楽曲データの先頭に戻る
か、または次の楽曲データに移行する。この矢印キー5
33、534もサーチキーの範疇である。
【0062】さらにコマンド表示部501には、コーラ
ス指定キー541、フレーズ指定キー542、さび指定
キー543が設けられている。ここで、例えばリピート
指定キー532と、コーラス指定キー541の両方を操
作すると、現在再生されている楽曲データのコーラス部
分が繰り返し再生される。また、リピート指定キー53
2と、フレーズ指定キー542の両方を操作すると、現
在再生されている楽曲データのフレーズ部分が繰り返し
再生される。さらにリピート指定キー532と、さび指
定キー543の両方を操作すると、現在再生されている
楽曲データのさび部分が繰り返し再生されることにな
る。
【0063】また、矢印キー533とコーラス指定キー
541を操作すると、再生中のコーラスの先頭に戻り、
先頭からの再生が行われ、矢印キー534とコーラス指
定キー541を操作すると、再生中のコーラスの次のコ
ーラスに移行し、次のコーラスの先頭からの再生が行わ
れる。また矢印キー533とフレーズ指定キー541を
操作すると、再生中のフレーズの先頭に戻り、先頭から
の再生が行われ、矢印キー534とフレーズ指定キー5
41を操作すると、再生中のフレーズの次のフレーズに
移行し、次のフレーズの先頭からの再生が行われる。
【0064】図15(B)は、操作案内がディスプレイ
601に表示された状態である。例えばリモートコント
ロール部の操作によりカーソル602を移動させて、各
種の機能を指定することができる。表示エレメントとし
ては、例えば、イントロ指定部631、リピート指定部
632、矢印部632、633、コーラス指定部64
1、フレーズ指定部642、さび指定部643がある。
コーラスのリピートを行いたい場合には、カーソル60
2をコーラス指定部642に移動させて、決定ボタンを
押し、次に、カーソル602をリピート指定部632に
移動させて決定ボタンを押せばよい。
【0065】図16は上記した操作に応答してデータ処
理を実行するソフトウエアのフローチャートを示してい
る。このソフトウエアは、システム制御部204のメモ
リに格納されている。
【0066】ディスクの再生が開始されると管理情報が
読み取られる。キー入力があると、キーの種類が判別さ
れ(ステップS81、S82)、図15(A)で説明し
たようなキーからのコマンドであれば、ステップS83
に移行する。ステップS83では、サーチキー入力があ
ったどうかの判定が行われる。サーチキー入力があった
ときは、サーチ目標の楽曲がサーチされ再生される(ス
テップS84)。
【0067】再生の途中において、コーラスフラグが検
出されると、このコーラスフラグのフラグアドレスがワ
ークメモリ(フラグアドレス記憶部)に格納される。ま
たフレーズフラグが検出された場合もこのフレーズアド
レスがワークメモリに格納され、さびフラグが検出され
た場合もこのさびアドレスがワークメモリに格納され
る。ワークメモリには、少なくとも1つの楽曲のコーラ
スフラグアドレス、フレーズフラグアドレス、さびフラ
グアドレスが順次記憶される。コーラスフラグ、フレー
ズフラグ、さびフラグが互いに識別できるように数ビッ
トのフラグデータで構成されている。
【0068】また再生途中に、キー入力があったかどう
かの判定が行われる。キー入力があった場合、コーラス
指定キー541であるかどうかの判定が行われる(ステ
ップS85)。コーラス指定キー541が操作されてい
ない場合は、フレーズ指定キー542が操作されている
かどうかの判定がなされる(ステップS92)。フレー
ズ指定キー542が操作されていない場合は、さび指定
キー543が操作されているかどうかの判定がなされる
(ステップS92)。
【0069】コーラス指定キー541が操作されていた
場合、次にリピート指定キー532が複合的に操作され
ているかどうかの判定が行われ(ステップS86)、リ
ピート指定キー532が操作されている場合は再生中の
コーラスの先頭フラグ位置に戻りリピートが行われる
(ステップS87)。リピート指定キー532が操作さ
れておらず、サーチ指定キー(矢印キー533、534
のいずれか)が操作されているかどうかの判定が行わ
れ、矢印キー533または534が操作されている場合
には、再生中のコーラスの先頭側に戻り再生が行われる
か、または、次のコーラスの先頭に移行して再生が行わ
れる(ステップS88、S89)。矢印キー533また
は534が操作されていない場合には、イントロ指定キ
ー531が操作されているかどうかの判定が行われ(ス
テップS90)、イントロ指定が行われているときは、
楽曲の先頭から楽曲内のフラグをサーチし、所定時間コ
ーラス先頭部の再生を行った後、ステップS83に戻
る。
【0070】上述したステップS85〜S91で説明し
た動作は、コーラス指定キーと他の指定キー(リピー
ト、サーチ、イントロ)との複合操作が行われた場合の
動作である。同様に、フレーズ指定キー542と他の指
定キー(リピート、サーチ、イントロ)との複合操作が
行われた場合の動作は、ステップS92〜S98の処理
により実現される。また、同様に、さび指定キー543
と他の指定キー(リピート、サーチ、イントロ)との複
合操作が行われた場合の動作は、ステップS99〜S1
05の処理により実現される。
【0071】なお、フラグアドレス記憶部としては、以
下のような種々の実施例が可能である。フラグを含む指
定楽曲データの領域をピックアップ手段が読み出してい
る期間のみ、記憶しているフラグアドレスを保持する。
そして、楽曲データに対する新たなアクセス命令が入力
したときに、保持しているフラグアドレスをクリアす
る。さらに、現在再生中の楽曲データの再生が終了し、
次の楽曲データの再生が開始されるまでに、保持してい
るフラグアドレスをクリアする。または、楽曲データに
対するアクセス命令が入力し、かつ、かつピックアップ
手段がアクセス命令に対応する楽曲データを読み出して
いる期間は、フラグアドレスを保持するようになってい
る。
【0072】この発明は上記の実施例に限定されるもの
ではない。上記の実施例では、各種のキーを複合操作す
ることにより目的の動作を実現させている。しかし、専
用の操作手段を設けて、キー操作回数を低減できるよう
にしてもよい。
【0073】図17(A)に示すように、再生装置の操
作部205またはリモートコントロールシステムの手元
操作器には、コマンド表示部700が設けられる。この
コマンド表示部700には、サーチキー711〜720
が設けられ、このサーチキーを操作し、楽曲番号を入力
することにより、再生する音楽(楽曲データ)を指定す
ることできる。例えば第1番目の楽曲データを再生した
い場合には、サーチキーの“1”を操作すればよい。ま
た、矢印キー721、722も設けられている。矢印キ
ー721が操作されると再生中の楽曲の先頭から再生が
行われる。また矢印キー722が操作されると再生中の
楽局の次の先頭から再生が行われる。
【0074】コマンド表示部700には、フレーズモー
ドとコーラスモードとを区別するための識別枠730、
740が表示されている。識別枠730内には、イント
ロ指定キー731、リピート指定キー732、矢印キー
733、734が設けられている。また識別枠740内
には、イントロ指定キー741、リピート指定キー74
2、矢印キー743、744が設けられている。
【0075】上記の操作手段であると、イントロ指定キ
ー731を操作すれば、フレーズ指定を行う必要は無
く、再生中の楽曲のフレーズの先頭をフラグに基づき検
出して次々と10秒程度ずつ再生していく。またリピー
ト指定キー732を操作した場合も、フレーズ指定を行
う必要は無く、再生中の楽曲のフレーズのリピートを行
うことになる。矢印キー733を操作した場合には、再
生中のフレーズの先頭に戻り再生を再開する。矢印キー
734を操作した場合には、再生中のフレーズの次のフ
レーズの先頭に移行して再生を行う。イントロ指定キー
741、リピート指定キー741、矢印キー743、7
44が操作された場合には、コーラス指定を行う必要は
なく、コーラスに関するイントロ再生またはリピートま
たは再生位置移動が行われる。
【0076】図17(A)は、フレーズモードとコーラ
スモードとを自動的に区別する方式であるが、図17
(B)は、リピートモードとイントロモードとを自動的
に区別する方式である。
【0077】リピートモードの識別枠760内には、コ
ーラス指定キー761、フレーズ指定キー762、さび
指定キー763が設けられており、これらのキーのいず
れかが操作されると、自動的に各指定キーに対応したリ
ピートモードとなる。イントロモードの識別枠770内
にも、コーラス指定キー771、フレーズ指定キー77
2、さび指定キー773が設けられており、これらのキ
ーのいずれかが操作されると、自動的に各指定キーに対
応したイントロ部の再生モードとなる。
【0078】図18、図19は、上記した操作部を操作
した場合に用いられるフローチャートの一例であり、リ
ピート指定キーと、矢印キーが操作されたときの動作フ
ローチャートを取り出してる。
【0079】まず、フラグアドレスの発生手段を説明し
ておくことにする。アドレスフラグの発生方式として
は、各種の方式が可能である。例えば、楽曲データの一
部(コーラス単位、フレーズ単位、さび単位)にフラグ
が含まれるが、このフラグの属する領域のフレーム番号
をコーラス、フレーズ、さびの識別情報とともにフラグ
アドレス記憶部に記憶する方式がある。コーラス、フレ
ーズ、さびの識別情報は、各フラグに付加されて記憶さ
れている。また他の方式として、楽曲の再生開始時点か
らカウンタによる時間計測を行い、この時間計測データ
を利用し、フラグが検出されたときに、その時間計測デ
ータをフラグアドレス記憶部に記憶する方式でもよい。
例えば矢印キー733による指定があったときは、再生
中の楽曲のフレーズの先頭のおおよその位置まででピッ
クアップ手段が戻される。このときの戻し量は、現在の
フレーム番号(または時間計測データ)とフラグアドレ
ス記憶部に記憶されているフレーム番号(または時間計
測データ)との差により決定される。ミューティング状
態で再生される。そして、フラグが検出されたときに、
ミューティング状態が解除される。
【0080】ディスクの再生が開始されると管理情報が
読み取られる(ステップS201、S202)。キー入
力があると、キーの種類が判別され(ステップS203
〜S205)、図17(A)で説明したようなキーから
のコマンドであれば、ステップS206に移行する。ス
テップS206では、サーチキー入力があったどうかの
判定が行われる。サーチキー入力があったときは、サー
チ目標の楽曲がサーチされ再生される(ステップS20
7)。
【0081】再生の途中において、コーラスフラグが検
出されると、このコーラスフラグのフラグアドレスがワ
ークメモリ(フラグアドレス記憶部)に格納される。ま
たフレーズフラグが検出された場合もこのフレーズアド
レスがワークメモリに格納され、さびフラグが検出され
た場合もこのさびアドレスがワークメモリに格納され
る。ワークメモリには、少なくとも1つの楽曲のコーラ
スフラグアドレス、フレーズフラグアドレス、さびフラ
グアドレスが順次記憶される。コーラスフラグ、フレー
ズフラグ、さびフラグが互いに識別できるように数ビッ
トのフラグデータで構成されている。
【0082】また再生途中に、キー入力があったかどう
かの判定が行われる(ステップS208、S209)。
キー入力があった場合、コーラスモードのサーチキーで
あるかどうかの判定が行われる(ステップS210)。
また、矢印キー743、744のいずれが操作されてい
るかどうかの判定が行われる。例えば矢印キー743の
入力があった場合、現在再生中の楽曲のサーチ対象とな
るコーラスフラグアドレスをフラグアドレス記憶部から
読み出し、そのフラグアドレスにピックアップを移動さ
せる(ステップS211)。次に、指定されたコーラス
が再生される(ステップS212)。
【0083】フラグアドレスの発生手段としては各種の
方式が可能である。例えば、楽曲データの一部にフラグ
が含まれるが、このフラグの属する領域のフレーム番号
をフラグアドレス記憶部に記憶する方式がある。また他
の方式として、楽曲の再生開始時点からカウンタによる
時間計測を行い、この時間計測データを利用し、フラグ
が検出されたときに、その時間計測データをフラグアド
レス記憶部に記憶する方式でもよい。矢印キー743に
よる指定があったときは、ピックアップ手段がおおよそ
の位置まで戻される。このときの戻し量は、現在のフレ
ーム番号(または時間計測データ)とフラグアドレス記
憶部に記憶されているフレーム番号(または時間計測デ
ータ)との差により決定される。ミューティング状態で
再生される。そして、フラグが検出されたときに、ミュ
ーティング状態が解除される。
【0084】ステップS210〜S212は、矢印キー
743または744が操作されたときの動作を示してい
る。矢印キー744による指定が行われたときは、ミュ
ーティング状態で高速再生が行われ次のコーラスのフラ
グが検出された時点で、ミューティングが解除され再生
出力を得るように動作する。
【0085】上述した、矢印キー743または744の
操作がされていない場合には、図19のステップS21
3に移行して、リピート指定キー742の操作がなされ
ているかどうかの判定が行われる。この操作がなされて
いるときは、ステップS214、S215に移行し、リ
ピート対象のコーラスが再生される。コーラスの先頭を
サーチする場合は、先に説明したようにフラグアドレス
記憶部に記憶されているフラグアドレスが参照されて、
対象のコーラスの先頭がサーチされる。
【0086】上述した、リピート指定キー742の複合
操作がなされていない場合には、フレーズモードの矢印
キー733または734の操作がされているかどうかの
判定が、ステップS216で行われる。矢印キー733
または734との操作がされている場合には、ステップ
S217、S218に移行して、対象となるフレーズの
再生が行われる。フレーズをサーチする場合にも、先の
コーラスサーチ時にコーラスフラグアドレスが利用され
たのと同様にフレーズフラグアドレスが利用される。
【0087】フレーズモードにおける矢印キー733ま
たは734の操作がされていない場合には、ステップS
219に移行する。ステップS219は、フレーズモー
ドにけるリピート指定キー732の操作がなされている
かどうかの判定を行い、この操作がなされている場合に
は、ステップS220、S221において対象となるフ
レーズの再生が行われる。リピート指定キー732の操
作がなされていない場合は、ステップS222で指定楽
曲の再生が行われ、図18のステップS206に移行す
る。上記のフローチャートでは、イントロ指定キー73
1、741が操作されたときのパスは省略している。
【0088】上記した実施例において、フラグアドレス
をフラグアドレス記憶部に記憶させるために、フラグア
ドレス発生手段と、フラグが検出されたときにフラグア
ドレス発生手段で得られているフラグアドレスをフラグ
アドレス記憶部に記憶させる手段をもちいている。しか
し、このようなフラグアドレス発生方法に限定されるも
のではなく、各楽曲中のコーラス、フレーズ、さび等の
下位の領域データの媒体上の記録位置を示すアドレスを
フラグアドレスとしてディスクの管理情報領域に予めテ
ーブルとして記録していてもよい。そして、楽曲が再生
される前に、管理情報の中から当該楽曲のフラグアドレ
スをフラグアドレス記憶部に転送するようにして、これ
を基に上記したリピート、サーチ、イントロサーチ等の
特殊再生時における楽曲中の各領域データへのアクセス
動作を行うようにしてもよい。
【0089】さらにこの発明は、次の機能を付加しても
よい。即ち、図20に示すように、再生中のモードが分
かるような、表示手段を設けてもよい。図10(A)の
表示状態は楽曲が通常再生されている状態であり、図1
0(B)は、さび部分が再生されている状態である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ディスク記録情報の、特に部分的な繰り返し再生が容易
であり、学習に便利であり、また、ディスク記録情報の
複数のプログラムの、特定な部分のみをピックアップ再
生して、視聴しながらプログラムサーチを行うのに有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる再生装置を示す
図。
【図2】この発明の一実施例に係わるディスク及びその
データフォーマットを示す説明図。
【図3】さらに上記ディスクの管理情報の例を示す図。
【図4】同じく上記ディスクの管理情報の例を示す図。
【図5】上記再生装置によるモニタへの表示画面の例を
示す図。
【図6】上記再生装置の動作例を説明するために示した
フローチャート。
【図7】同じく上記再生装置の動作例を説明するために
示したフローチャート。
【図8】上記再生装置によるモニタへの表示画面の例を
示す図。
【図9】さらに上記ディスクのデータ領域の例を示す説
明図。
【図10】さらに上記再生装置の動作例を説明するため
に示したフローチャート。
【図11】さらに上記ディスクの管理情報の例を示す
図。
【図12】上記再生装置の動作例を説明するために示し
たフローチャート。
【図13】この発明に係わるディスクの記録情報の例を
示す図。
【図14】さび部分のスキャン再生を実現する信号処理
手順を示す図。
【図15】この発明の再生装置の操作部の例を示す図。
【図16】この発明の再生装置の動作例を説明するため
に示したフローチャート。
【図17】この発明の再生装置の操作部の他の例を示す
図。
【図18】この発明の再生装置の動作例を説明するため
に示したフローチャート。
【図19】同じくこの発明の再生装置の動作例を説明す
るために示したフローチャート。
【図20】この発明の再生装置に付加された再生モード
表示手段の例を示す図。
【符号の説明】
100…ディスク、101…ターンテーブル、102…
モータ、103…ピックアップ、104…ピックアップ
駆動部、201…変調及び復調部、202…エラー訂正
データ処理部、203…データ列処理部、204…シス
テム制御部、205…操作部、206…ビデオ処理部、
208…加算器、211、213…オーディオ処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/781 C D

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの一部の領域に管理領域、他の領
    域にデータ領域が形成され、 前記データ領域には、複数のデータユニットが記録さ
    れ、各データユニットのブロックにオーディオ情報が記
    録されており、さらに前記オーディオ情報には、音声情
    報の任意の区切りを示すフラッグが追加されており、 前記管理領域には前記データユニットのアドレス情報が
    記録されていることを特徴とする特殊再生用記録媒体。
  2. 【請求項2】ディスクの一部の領域に管理領域、他の領
    域にデータ領域が形成され、 前記データ領域には、複数のプログラムが記録され、各
    プログラムは複数のデータユニットからなり、各データ
    ユニットのブロックにオーディオ情報が含まれており、 前記管理領域には、前記データユニットのアドレス情報
    が記録され、また前記複数のプログラムの各特定部分サ
    ーチするためのアドレス情報が記録されていることを特
    徴とする特殊再生用記録媒体。
  3. 【請求項3】一部の領域に管理領域、他の領域にデータ
    領域が形成され、 前記データ領域には、複数のデータユニットが記録さ
    れ、各データユニットのブロックにオーディオ情報が記
    録されており、さらに前記オーディオ情報には、音声情
    報の任意の区切りを示すフラッグが追加されており、前
    記管理領域には前記データユニットのアドレス情報が記
    録されているディスクを再生する装置であって、 前記ディスクの情報を読取るピックアップ手段と、 前記ピックアップ手段からの出力信号を復調する復調手
    段と、 前記復調手段から出力された前記管理情報を記憶する管
    理情報記憶手段と、 前記復調手段から出力された前記オーディオ情報をデコ
    ードするオーディオ処理手段と、 前記復調手段から出力された前記オーディオ情報の前記
    フラッグを検出し、このフラッグが検出されたときの再
    生中のデータユニットのアドレスを前記管理情報記憶手
    段の記憶アドレスを参照してフラッグ位置アドレスとし
    て記憶する記憶手段と、 リピート要求信号が入力されたときに、前記フラッグ位
    置アドレスに基づき、上記ディスクの再生位置を変更す
    る手段とを具備したことを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】一部の領域に管理領域、他の領域にデータ
    領域が形成され、 前記データ領域には、複数のプログラムが記録され、各
    プログラムは複数のデータユニットからなり、各データ
    ユニットのブロックにオーディオ情報が含まれており、
    前記管理領域には管理情報として、前記データユニット
    のアドレス情報が記録され、また前記複数のプログラム
    の各特定部分をサーチするためのサーチアドレス情報が
    記録されているディスクを再生する装置であって、 前記ディスクの情報を読取るピックアップ手段と、 前記ピックアップ手段からの出力信号を復調する復調手
    段と、 前記復調手段から出力された前記管理情報を記憶する管
    理情報記憶手段と、 前記各特定部分サーチを要求するサーチ要求信号が入力
    されたときに、前記管理情報記憶手段の前記サーチアド
    レス情報を参照して、前記ピックアップ手段を制御し、
    前記複数の特定プログラムの前記特定部分を再生するオ
    ーディオ処理手段と、 サーチ要求信号がオフされたときに、再生中のプログラ
    ムの識別情報を表示する手段とを具備したことを特徴と
    する再生装置。
  5. 【請求項5】前記オーディオ情報は、カラオケ用の音楽
    情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の特殊
    再生用記録媒体。
  6. 【請求項6】一部の領域に管理領域、他の領域にデータ
    領域が形成され、 前記データ領域には、少なくとも一曲のあるいは複数曲
    の音楽情報が記録されており、さらに前記音楽情報には
    下位の階層データ構造として複数のデータブロックが含
    まれ、前記データブロックにはこれらを示すフラッグが
    追加されており、 前記管理領域には管理情報として、前記データブロック
    をサーチするためのアドレス情報が記録されていること
    を特徴とする特殊再生用記録媒体。
  7. 【請求項7】一部の領域に管理領域、他の領域にデータ
    領域が形成され、 前記データ領域には、少なくとも一曲あるいは複数曲の
    音楽情報が記録されており、さらに前記音楽情報には下
    位の階層データ構造として複数のデータブロックが含ま
    れ、前記データブロックにはこれらを示すフラッグが追
    加されており、前記管理領域には管理情報として、前記
    データブロックをサーチするためのアドレス情報が記録
    されているディスクを再生する装置であって、 前記ディスクの情報を読み取るピックアップ手段と、 前記ピックアップ手段からの出力信号を復調する復調手
    段と、 前記復調手段から出力された前記管理情報を記憶する管
    理情報記憶手段と、 前記復調手段から出力された前記音楽情報をデコードす
    るデコード手段と、 前記音楽情報の前記複数のブロックデータを再生するた
    めのオーディオ処理手段と、 前記復調手段から出力された前記音楽情報の複数のデー
    タブロックのフラッグを検出し、このフラッグが検出さ
    れたときの再生中のデータブロックのアドレスを前記管
    理情報記憶手段の記憶アドレスを参照してフラッグ位置
    アドレスとして記憶するアドレス記憶手段と、 リピート再生要求信号が入力されたときに、前記フラッ
    グ位置アドレスに基づき、前記複数のデータブロックの
    うち指示されたブロックを繰り返し再生する手段とを具
    備したことを特徴とする再生装置。
  8. 【請求項8】楽曲データがそのアドレスとともに記録さ
    れた記録媒体であって、 前記楽曲データは複数の領域データを含み、当該複数の
    領域データはその種類をそれぞれ識別するためのフラグ
    を伴って収録されていることを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】楽曲データがそのアドレスとともに記録さ
    れており、前記楽曲データは複数の領域データを含み、
    当該複数の領域データはその種類をそれぞれ識別するた
    めのフラグを伴って収録されており、また、前記記録媒
    体上の前記楽曲データの記録位置を示すデータを含む管
    理情報が収録されている記録媒体を再生する装置であっ
    て、 前記記録媒体から、前記楽曲データを読み出すピックア
    ップ手段と、 再生された前記管理情報を記憶する記憶手段と、 前記楽曲データが再生されるときに、再生位置アドレス
    を発生するアドレス発生手段と、 前記楽曲データが再生され、前記楽曲データに含まれる
    前記領域データを識別するための前記フラグが出力され
    たとき、前記再生位置アドレスをフラグアドレスとして
    記憶するフラグアドレス記憶手段と、 前記ピックアップ手段により前記楽曲データをアクセス
    するときは、前記管理情報に基づいて前記楽曲データを
    サーチし、前記領域データをアクセスするときは前記フ
    ラグアドレスに基づいて前記領域データを決定しサーチ
    するサーチ手段とを具備したことを特徴とする再生装
    置。
  10. 【請求項10】前記フラグアドレス記憶手段は、 前記フラグを含む楽曲データの領域を前記ピックアップ
    手段が読み出している期間のみ、記憶しているフラグア
    ドレスを保持することを特徴とする請求項9記載の再生
    装置。
  11. 【請求項11】前記フラグアドレス記憶手段は、 前記楽曲データに対する新たなアクセス命令が入力した
    ときに、保持している前記フラグアドレスをクリアする
    ことを特徴とする請求項10記載の再生装置。
  12. 【請求項12】前記フラグアドレス記憶手段は、 現在再生中の楽曲データの再生が終了し、次の楽曲デー
    タの再生が開始されるまでに、保持している前記フラグ
    アドレスをクリアすることを特徴とする請求項10記載
    の再生装置。
  13. 【請求項13】前記フラグアドレス記憶手段は、 前記楽曲データに対するアクセス命令が入力し、かつ、
    かつ前記ピックアップ手段が前記アクセス命令に対応す
    る楽曲データを読み出している期間は、前記フラグアド
    レスを保持することを特徴とする請求項10記載の再生
    装置。
  14. 【請求項14】楽曲データがそのアドレスとともに記録
    されており、前記楽曲データは複数の領域データを含
    み、当該複数の領域データはその種類をそれぞれ識別す
    るためのフラグを伴って収録されており、また、前記記
    録媒体上の前記楽曲データの記録位置を示すデータを含
    む管理情報が収録されている記録媒体を再生する装置で
    あって、 前記記録媒体から、前記楽曲データを読み出すピックア
    ップ手段と、 再生された前記管理情報を記憶する記憶手段と、 前記楽曲データが再生されるときに、再生位置アドレス
    を発生するアドレス発生手段と、 前記楽曲データが再生され、前記楽曲データに含まれる
    前記領域データの種類を識別するための前記フラグが出
    力されたとき、前記再生位置アドレスをフラグアドレス
    として記憶するフラグアドレス記憶手段と、 前記楽曲データの前記複数の領域データまたは特定の領
    域データをアクセスするための専用のアクセス命令入力
    手段と、 前記アクセス命令入力手段からのアクセス命令に基づ
    き、再生内容の種類を決定するとともに、前記フラグア
    ドレスに基づいてアクセスすべき前記領域データを決定
    しサーチするサーチ手段とを具備したことを特徴とする
    再生装置。
  15. 【請求項15】楽曲データがそのアドレスとともに記録
    されており、前記楽曲データは複数の領域データを含
    み、当該複数の領域データはその種類をそれぞれ識別す
    るためのフラグを伴って収録されており、また、前記記
    録媒体上の前記楽曲データの記録位置を示すデータを含
    む管理情報が収録されている記録媒体を再生する装置で
    あって、 前記記録媒体から、前記楽曲データを読み出すピックア
    ップ手段と、 再生された前記管理情報を記憶する記憶手段と、 前記楽曲データが再生されるときに、再生位置アドレス
    を発生するアドレス発生手段と、 前記楽曲データが再生され、前記楽曲データに含まれる
    前記領域データの種類を識別するための前記フラグが出
    力されたとき、前記再生位置アドレスをフラグアドレス
    として記憶するフラグアドレス記憶手段と、 前記楽曲データの前記複数の領域データまたは特定の領
    域データをアクセスするために複数のキーの複合操作に
    より命令を入力するアクセス命令入力手段と、 前記アクセス命令入力手段からのアクセス命令に基づ
    き、再生内容の種類を決定するとともに、前記フラグア
    ドレスに基づいてアクセスすべき前記領域データを決定
    しサーチするサーチ手段とを具備したことを特徴とする
    再生装置。
  16. 【請求項16】前記アクセス命令入力手段からのコマン
    ドは、再生の形態と、楽曲の中の前記領域データの種類
    を指定するコマンドであることを特徴とする請求項14
    または15のいずれかに記載の再生装置。
  17. 【請求項17】楽曲データがそのアドレスとともに記録
    されており、前記楽曲データは複数の領域データを含
    み、また、前記記録媒体上における前記楽曲データの記
    録位置及び前記複数の領域データの種類とその記録位置
    を示すデータを含む管理情報が収録されている記録媒体
    を再生する装置であって、 前記記録媒体から、前記管理情報及び前記楽曲データを
    読み出すピックアップ手段と、 再生された前記管理情報を記憶する記憶手段と、 前記楽曲データの前記複数の領域データまたは特定の領
    域データをアクセスするためのアクセス命令を入力する
    アクセス命令入力手段と、 前記アクセス命令入力手段からのアクセス命令に基づ
    き、再生内容の種類を決定するとともに、前記記憶手段
    に記憶されている前記領域データの記録位置を示すデー
    タに基づいてアクセスすべき前記領域データを決定し、
    サーチするサーチ手段とを具備したことを特徴とする再
    生装置。
  18. 【請求項18】前記アクセス命令入力手段からのコマン
    ドは、再生の形態と、楽曲の中の前記領域データの種類
    を指定するコマンドであることを特徴とする請求項17
    記載の再生装置。
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