JP2914936B2 - 多種言語対応型記録媒体の信号記録方法及び装置 - Google Patents

多種言語対応型記録媒体の信号記録方法及び装置

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JP2914936B2
JP2914936B2 JP9181101A JP18110197A JP2914936B2 JP 2914936 B2 JP2914936 B2 JP 2914936B2 JP 9181101 A JP9181101 A JP 9181101A JP 18110197 A JP18110197 A JP 18110197A JP 2914936 B2 JP2914936 B2 JP 2914936B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映画、カラオ
ケ、教育、学習等の情報を例えば光ディスク等の媒体と
して記録し、しかも、コメント、字幕、音声情報等は各
種の言語で記録されており、再生時には、任意の言語の
音声、字幕(文字)を選択できるようにした多種言語対
応型記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外国で制作された映画を視聴する
場合、音声を母国語にふきかえたり、あるいは母国語の
字幕を挿入することがある。また、TV放送システムに
おいては、2か国語放送システムが開発されており、ユ
ーザはTV受像機側で希望の言語を選択できるようにな
っている。
【0003】このようにユーザは、2つの言語のうちい
ずれかを選択できるが、その他の言語を選択することは
できない。記録媒体(フィルム、ディスク、磁気テープ
等)を利用するシステムの、市場は、世界的に広がって
おり、視聴できる言語についても多様性が要望されてい
る。またこのような記録媒体が用いられた場合その取り
扱いや操作をどのような方式するかが問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような記録媒
体が開発されて、再生装置で再生される場合その取り扱
いや操作性が問題となる。また、従来テキスト変換器な
どで画一的な表示が行われると、それぞれのディスクに
おける独創性が失われ、制作者に取って不満があるとと
もに、ユーザにとっても個々のディスクの表示上の個性
を見分けるのに不足な点があった。
【0005】そこでこの発明は、情報源である記録媒体
に複数の言語による情報を有するようにした場合、メニ
ュー画面を有効に活用し、再生時の情報源の取扱いを容
易にした多種言語対応型記録媒体の信号記録方法及び装
を提供することを目的とする。
【0006】ここで特にこの発明では、階層的なメニュ
ー画面をビデオ信号としてデータ領域の一部に記録する
ようにし、制作者の自由な表現に任せ、個性を出せるよ
うにし、またこのようにすることで画像品位の高いメニ
ュー映像を主ビデオデコーダで得られるようにし、別途
メニュー画面作成のための回路を用意しなくてもよいよ
うにした記録媒体の信号記録方法及び装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】さらにこの発明は、情報源である記録媒体
に複数の言語による情報を有するようにした場合、ユー
ザに対して複数の言語を識別させるためのメニュー画面
作成用の管理テーブルを有し、かつ、ユーザに対して記
録情報の内容を、言語ごとのコメントでわかりやすくす
る多種言語記録媒体の信号記録方法及び装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、一部の領域
に管理領域が設定され、他の領域にデータ領域が設定さ
れ、前記データ領域には主ビデオ情報、前記主ビデオ情
報に対応した複数の副映像情報が少なくとも記録される
記録媒体に信号を記録する方法又は方法であり、 前記
管理領域又はデータ領域の一部に、第2のメニュー画面
を特定するための選択項目を示す第1のメニュー画面を
生成するためのビデオ信号を記録し、前記管理領域又は
データ領域の一部に、字幕の言語選択及び切換え、音声
のストリームの選択及び切換え用の選択項目を示す前記
第2のメニュー画面を生成するためのビデオ信号を記録
し、前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面を生
成するビデオ信号が前記主ビデオ情報のデコーダで再生
されるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。図1はこの発明の記録媒体(例えば
光ディスク、以下単純にディスクと称する)100を記
録再生装置(アクセス装置)に装填した状態を示してい
る。
【0010】ディスク100は、ターンテーブル101
上に載置され、モータ102により回転駆動される。
今、再生モードであるとすると、ディスク100に記録
された情報は、ピックアップ手段103によりピックア
ップされる。ピックアップ手段103は、ピックアップ
駆動部104により移動制御及びトラッキング制御され
ている。ピックアップ手段103の出力は、変調及び復
調部201に入力されて復調される。ここで復調された
復調データは、エラー訂正データ処理部202に入力さ
れて、エラー訂正された後、データ列処理部203に入
力される。データ列処理部203は、ビデオ情報、字幕
及び文字情報、オーディオ情報を分離して導出する。つ
まりディスク100には、後述するようにビデオ情報に
対応して字幕及び文字情報、オーディオ情報が記録され
ているからである。この場合、字幕及び文字情報やオー
ディオ情報としては、各種の言語を選択することがで
き、これはシステム制御部204の制御に応じて選択さ
れる。システム制御部204に対しては、ユーザによる
操作入力が操作部204を通して与えられる。
【0011】データ列処理部203で分離されたビデオ
情報は、ビデオ処理部206に入力され、表示装置の方
式に対応したデコード処理が施される。例えばNTS
C、PAL、SECAM、ワイド画面、等に変換処理さ
れる。ビデオ処理部206でデコードされたビデオ信号
は、加算器207に入力され、ここで字幕及び文字情報
と加算され、この加算出力は出力端子209に導出され
る。またデータ列処理部203で選択され分離されたオ
ーディオ情報は、オーディオ処理部211に入力されて
復調され、出力端子212に導出される。
【0012】デコード部としてのオーディオ処理部は、
オーディオ処理部211の他にオーディオ処理部213
を有し、他の言語の音声を再生して出力端子214に出
力することもできる(この機能については後述する)。
【0013】上記の装置は、記録も可能であり、この場
合は、入力端子301から記録ビデオ信号が入力され、
入力端子302から記録オーディオ信号が入力される。
この場合は、ビデオ処理部206はビデオエンコーダと
して動作し、オーディオ処理部211は、オーディオエ
ンコーダとして動作する。データ列処理部203は、記
録情報のフォーマッタとして動作し、またエラー訂正デ
ータ処理部202は、エラーコード付加部として動作す
る。このように処理されたデータは、変調及び復調部2
01の変調部201で変調され、ピックアップ部103
に記録情報として送られる。
【0014】後述するように、この発明で用いられるデ
ィスク100には、例えばビデオ情報に対応して各種の
言語の言語情報と、音楽情報や環境音楽情報とを含むオ
ーディオ情報が記録され、また各種の言語の字幕情報が
記録されている。これらの情報のいずれの言語の情報を
再生するかを決めるために、音声データ列処理部20
3、システム制御部204、操作部205は、データ列
制御手段を構築している。
【0015】次に、この発明で用いられるディスク、そ
の記録フォーマット、及びその利用方法等の概要に付い
て説明する。この発明に係わるディスクは、例えば映画
を記録しているものであれば、この映画に対応して、複
数の言語情報も記録されている。またこの映画に対応し
て複数の言語による字幕情報も記録されている。またカ
ラオケを記録したディスクであれば、カラオケの音楽及
び背景映像と、これに対応した複数の言語による歌詞情
報が記録されている。
【0016】図2は記録媒体(以下ディスクと称するこ
とにする)に記録されている内容の例を示している。図
2(A)は映画が記録されたディスク1の例であり、再
生時にデータ列#0を選択すると、映像を再生すると共
に、環境音と音楽(B&M)が再生される。この場合
は、音声がないので、データ列#2〜#7のいずれかが
選択される。データ列#2〜#7には、異なる言語によ
る音声D2〜D7が記録されている。これにより、ユー
ザは映像と、環境音及び音楽と、任意の言語による音声
を視聴することができる。データ列#1で、D1+B&
Mとなっているのは、このデータ列を選択すると、映
像、環境音及び音楽、D1で規定された言語の音声が再
生されることを意味する。このデータ列#1を選択した
場合、ビデオデコーダで、映像が、第1の音声デコーダ
で環境音及び音楽、D1で規定された言語の音声が再生
されるので、さらに他のデータ列のいずれかを選択する
と、第2の音声デコーダで選択した言語の音声が再生さ
れるので、ユーザは、例えば2カ国語を同時に聞くこと
もできる。したがって、この発明における再生装置は、
少なくとも2つの音声データ列を再生できるように、2
台のデコーダを有する。
【0017】図2(B)は、カラオケを記録したディス
クの例である。データ列#0が選択されると、カラオケ
(伴奏)が再生される。この再生状態で、データ列#1
〜#7のいずれかがさらに選択されると、それぞれ異な
る言語による音声が再生されることになる。カラオケの
場合、歌詞の内容も異なることが多い。この時は、字幕
もそれぞれの歌詞に合わせて再生され、表示装置に表示
されるようになっている。ユーザがメロディーを覚えた
ら、再生装置で、音声をカットすることにより、字幕だ
けを任意の言語で表示して、歌を楽しむことができる。
【0018】図2(C)は、カラオケを記録したディス
クの他の例である。データ列#0が選択されると、カラ
オケ(伴奏)が再生される。この再生状態で、データ列
#1をさらに選択して再生すると、ガイドボーカルが再
生される。これによりユーザは、通常の視聴状態でカラ
オケを楽しむことができる。データ列#2のみを再生す
ると、メロディーラインのみを聞くこともできる(デー
タ列#0の再生と組み合わせてもよい)。また、データ
列#0を再生している状態で、データ列#3を再生する
と、ステレオチャンネルLでは例えば男性の音声が再生
され、ステレオチャンネルRでは女性の音声が再生され
る。これによりユーザは、データ列#3出力のいずれか
のチャンネル出力をカットして、デュエットを楽しむこ
とができる。
【0019】なお図2(B)と(C)のディスクは、別
々のように説明したが、同一ディスクにこのようなプロ
グラムが格納されてもよい。図2(D)は、カラオケを
記録したディスクのさらに他の例である。データ列#0
を再生するとカラオケ(伴奏)とともに音声が再生され
る。これと同時にデータ列#1が再生されると、音声の
ソロが反転されて記録されているために、出力音として
はソロが消されたカラオケとなる。これによりユーザ
は、自分の声でカラオケを楽しむことができる。データ
列#0を再生しながらデータ列#2を再生した場合は、
デュエットの場合であり、ソロ1(ステレオチャンネル
L)とソロ2(ステレオチャンネルR)を消去すること
ができる。データ列#2出力のL、Rのいずれか一方の
チャンネルの音声を再生装置側で抑圧すれば、他方のチ
ャンネルの音声を消去することができる。この場合の抑
圧した一方のチャンネルの音声は、データ列#0による
出力音である。
【0020】上記の説明で、データ列#1が再生された
場合、音声のソロが反転されて記録されているとした
が、再生装置側で反転回路を用いるようにすれば、音声
のソロを反転して記録しなくてもよい。
【0021】図2(E)は、データ列#0にフルオーケ
ストラの音楽が記録されたディスクの例である。データ
列#1には楽器1の音が位相反転されて記録されてい
る。したがって、データ列#0とデータ列#1を再生す
るとフルオーケストラから楽器1 (例えばピアノ)を
除いた音が出力される。これにより、ユーザは、オーケ
ストラに合わせてピアノの練習を行うことができる。同
様に、他のデータ列には単一の楽器の音がそれぞれ位相
反転されて記録されており、それぞれのデータ列を再生
すれば、対応するデータ列の楽器の音を消去することが
できる。
【0022】上記の説明で、データ列#1が再生された
場合、楽器1の音が位相反転されて記録されているとし
たが、再生装置側で反転回路を用いるようにすれば、楽
器1の音が位相反転して記録さていなくてもよい。
【0023】図3(A)は上記光ディスク10の情報領
域を示している。光ディスク10の内周側には、管理領
域があり、この管理領域の外周側にデータ領域がある。
管理領域には、後述するようにデータ領域のデータを管
理するための管理データが記録されている。データ領域
には、サブコード、サブピクチャー、オーディオ、ビデ
オ等の情報が記録されている。
【0024】まず、データ領域にどの様な情報が書き込
まれているかを図3Bを参照して説明する。図3(B)
はデータ領域の、データユニットDUT#0の内容を拡
張している。データユニットDUT#0には、先頭にサ
ブコード(SUB-CODE) が存在し、次にサブピクチャー
(SUB-PICTURE)、オーディオ(AUDIO)、ビデオ
(VIDEO)情報と続いている。サブコード(SUB-CO
DE) は、データユニットDUT#0の属性及びそのデー
タユニットのための制御情報である。サブピクチャー
(SUB-PICTURE)は、例えば字幕情報(ビデオが映画の場
合)、文字情報(ビデオが例えばカラオケや、教育ビデ
オ等の場合)である。この字幕情報や、文字情報は、PI
CTURE #0〜#7があり、それぞれ言語が異なる。ある
は、幾つかが異なる言語であり、残りは無信号部となっ
ている。オーディオ(AUDIO)情報は、それぞれ異
なる言語で最大AUDIO #0〜#7の8つの言語(それぞ
れが再生した場合約1秒分に相当する)で記録されてい
る。それぞれのAUDIO 情報は、フレーム単位で記録され
ており、各フレーム#0、#1、…は、ヘッダー(HEADE
R)とデータ(DATA) で構成されている。ビデオ(VID
EO)情報は、映像の例えば30フレーム分(再生した
場合約1秒となる)を含む。このビデオ(VIDEO)
情報は、高能率符号化画像圧縮技術が採用されて記録さ
れている。なお、規格によっては、フレーム数は限定さ
れるものではない。また、オーディオ情報についてはも
高能率符号化圧縮処理が施されている。
【0025】上記のようにこの光ディスクには、複数の
異なる言語が記録されているために、再生装置内部に
は、音声再生に関しては最低2つのデコーダが組み込ま
れ、いずれかを組み合わせることができる。なお、高価
な機種によっては、ビデオデコーダ、音声デコーダ、さ
らには字幕、文字情報のデコーダの数は、さらに増大さ
れてもよい。
【0026】次に、管理領域に記録されている管理情報
について説明する。管理情報は、テーブル化されてい
る。管理テーブルとしては、最内周のボリウムアイデン
ティティーフィールド(VID)と、その外周のプログ
ラムインフォメーションフィールド(PIF)と、その
外周のデータユニットアロケーションテーブル(DA
T)がある。
【0027】(VID)は、管理テーブル領域の先頭バ
イトから書き込まれ、256バイトを使用してディスク
全体の諸元情報等を示している。例えば、一般記録用デ
ィスクであるか、再生専用ディスク等の情報である。
【0028】また、図4(A)に示すように、ワールド
言語コードの定義がなされている。つまり、データ領域
に何語の言語が記録されているかを示すように、内容コ
ード「0」、「1」、…、「8」に対して言語コードが
対応するようにテーブルが構築されている。このディス
クの例であると、内容コード「0」は言語外、つまり環
境音と音楽(B&M)、内容コード「1」は英語、
「2」は日本語、「3」はフランス語、「4」はドイツ
語というふうに各言語コードに内容コードが対応付けら
れている。VIDが読みとられると、内容コードと言語
コードの対応がわかる。
【0029】一方、(PIF)のテーブル上には、ビッ
トデータ列が定義されている。つまりディスク上のデー
タ列番号#0〜#7に対して内容コードを対応させてい
る(図3(B))。ここでデータ列番号を選択すると、
内容コードが決定され、この内容コードに対応した言語
コードも決まることになる。
【0030】従って、PIFテーブルのデータが読みと
られると、再生システムは、画面上に、データ列番号#
0〜#7(キー表示信号による表示)に対応して、それ
ぞれの言語で現した表示(ユーザ認識表示信号による表
示)を行うことができる(図5(A))。この表示は、
例えば言語コード(図4(A))を変換テーブルに与え
て、それぞれの言語コードに対応した表示データを発生
することにより行われる。図5(A)の例では、英語と
日本語の例が示されている。ここで、ユーザは、自分の
理解できるワールド言語を選択することができる。もっ
とも映画を見ながら、興味ある言語を勉強したいとき
は、その言語を選択することができる。
【0031】この選択は、例えば図5(A)のごとくユ
ーザ認識言語で表示された状態で、データ列番号#0〜
#7(ユーザ認識キー情報表示信号)のいずれかのキー
情報を操作部から入力すればよい。
【0032】例えば、今ユーザが#0を選択したとする
と、図4(B)に示す内容コード「1」となり、このと
きは、音声としてはD1(つまり英語)が選択されるこ
とになる。またユーザが#2を選択したとすると音声と
してはD2(日本語)が選択されることになる。
【0033】上記のように、ユーザの言語選択が行われ
ると、その言語による制作者のコメントが表示される。
このコメント情報が記録されているデータアドレスは、
例えば(VID)のテーブルに組み込まれている。コメ
ント情報は、ユーザ認識言語で表示されるもので、例え
ば図5(B)に示す第2のメニュー画面のように、ユー
ザが第1のメニュー画面のときに選択した言語を用いて
行われる。ユーザが第1のメニュー画面で#2を選択し
たとすると、コメントは日本語で行われる。コメントと
しては、例えば制作者の挨拶や、制作日や制作意図、映
画の場合そのプログラム時間等である。さらにまた、こ
の画面の表示時には、音声や字幕の出力モードをどのよ
うにするか選択するための機会が与えられる。例えば、
この選択を行う場合には、例えば操作部の音声、字幕変
更用のボタンを使用できるようになっている。音声変更
用のボタンを押すと、カーソルが画面上に現れ、ボタン
を押す毎に移動して、無し、あるいは言語の欄の日本
語、英語、フランス語、ドイツ語…と記載された部分に
移動するようになっている。所望の部分にカーソルが移
動した状態で、ボタン操作をやめ、一定時間が経過する
と、その部分のモードが選択される。字幕変更用のボタ
ンを押した場合も同様である。
【0034】音声選択用、字幕変更用のボタンのいずれ
も操作せずに一定時間放置すると、第1のメニュー画面
で選択した音声による再生モードに移行するようになっ
ている。また、音声出力モードや字幕表示モードは、再
生装置側で途中変更ができるようになっている。
【0035】(PIF)には、また各プログラムの諸元
情報が記録される。各プログラム毎に例えば16バイト
が使用される。諸元情報としては、プログラムの開始時
間、終了時間、プログラムがホームビデオ、映画、音
楽、カラオケ、コンピュータ・グラフィック、インタラ
クティブ、ゲーム、コンピュータデータ、プログラム等
のいずれであるか、音声符号化方式の識別、映像符号化
方式の識別、ピクチャ属性、つまりアスペクト比、PA
L、NTSC等の方式を識別するための情報、画面水平
解像度、画面垂直解像度等の情報がある。また、開始ポ
インタがあり、プログラム開始点のデータユニットが保
存されているDATのアドレス(データユニット番号)
を示すポインタ値が記録されている。
【0036】(DAT)は、再生しようとするプログラ
ムが決まり、かつ、そのプログラムの識別が分かった状
態で、データ領域のデータを読み取る場合の順序を示す
情報をテーブル化して記録されている。
【0037】(DAT)のテーブルにはパラメータとし
て、ディスク上のゾーン番号(NZON)、セクタ番号
(NSTC)、トラック番号(NTRC)、プログラム
時間(PTMB)、リンクポインタ(PNTL)があ
る。ゾーン番号(NZON)、トラック番号(NTR
C)、セクタ番号(NSTC)によってそのデータユニ
ットの先頭の記録セクタを知ることができる。(NZO
N)は、データユニット先頭の記録セクタが所属するゾ
ーン番号である。ゾーン番号は、記録内周から半径方向
に複数トラックを単位に分割して付され、内周から順番
に0から番号が付されている。1つのゾーンは、多数の
トラックからなり、トラック番号が付されている。(N
STC)は、そのトラック内のセクタ番号を示してい
る。セクタ番号は、他のトラックやゾーンと関係する通
し番号ではなく、そのトラック内で完結する番号であ
る。(NTRC)は、ゾーン内のトラック番号を示して
いる。さらに、(PTMB)は前記データユニット先頭
の映像データ(1ピクチャ)の時間的位置情報を示すフ
ラッグであり、内容はプログラム開始点からの相対経過
時間(秒)である。この時間的位置情報は、タイムコー
ドサーチが行われるときに利用される。またこの時間的
位置情報は、プログラム時間、絶対時間、残量表示等を
行うときに再生装置側にとり込まれてスタート基準デー
タとして利用される。(PNTL)は、現データユニッ
ト番号と時間的に連続する次のデータユニット番号を示
すためのフラッグである。単位は、データユニット番号
に相当し、プログラム終了点などでリンク先が存在しな
い場合は全ビット“1”(=0×FFFF)とする。リ
ンクポインタとして有効な値は、0×0000〜0×F
FFFである。
【0038】再生すべきプログラムが決まり、つまり、
データユニットが決まると、システム制御部204は、
ピックアップ駆動部104を制御して、ピックアップ1
03を移動させて、所望のプログラムのピックアップを
制御する。
【0039】次に、上記のディスクの記録方式の特徴的
な部分を説明する。図6は、オーディオ情報に関して示
している、オーディオ情報は、図3(B)で説明したよ
うに、1つのデータユニット内に映像に対応して複数の
言語による音声フレームが規定されている。図6には、
1つのデータユニット内のオーディオ情報部を拡張して
示している。このオーディオ情報部には、#0〜#7の
ユニットが割り当てられており、最大8つの言語が記録
される。また映画のディスクの場合は、図4(B)で説
明したように、各データ列番号に対応する各音声内容が
記録されている。次に、この中の1つのユニットを見る
と(図の例では#2のユニットが拡張されて示されてい
る)、再生した場合に約1秒となる程度のデータフレー
ム数が存在する。さらにこのデータフレームは、1つの
フレームを拡張してみると、基本的にはヘッダーとデー
タが対になっている。ここで、図の例をみると、ヘッダ
ー、データの繰り返しの途中にヘッダーが連続している
部分が存在する。つまり矢印を記した部分である。
【0040】今、上記の連続しているヘッダーを、便宜
上ヘッダーH1、H2と符号を付して説明する。図の例
ではヘッダーH1の次に、データ領域が存在せず、すぐ
にヘッダーH2が配置されている。これは、ヘッダーH
1に対応するデータは、無音であることを意味する。し
たがって、再生装置は、ヘッダーH1を読み取ると、ヘ
ッダーH1に含まれる時間情報(データを再生した場合
の時間長を示す)を解読して、その時間分、無音(デー
タ0)を発生するように構築される。
【0041】このように、無音が続く場合は、このシス
テムではヘッダーH1のみを記録して続くデータとして
わざわざデータ0を記録することはない。これにより、
記録密度を向上することができる。
【0042】上記の説明では、図3(B)に示すよう
に、データユニットがピックアップの読取り方向(図面
では上側)から順次サブコード(SUB-CODE) 、サブピク
チャー(SUB-PICTURE )、オーディオ(AUDIO)、
ビデオ(VIDEO)の順番に記録されている。
【0043】この順番は、このフォーマットに限らない
が、図3(B)に示した実施例であると、データ処理を
少ないハードウエアで効率的に行う場合に有利である。
これは、1つのデータユニット内で最もデータ量の多い
ビデオデータを最後部に配置し、最後に読みとることに
なる。これにより、デコードすべき副映像と音声データ
は読み取り時に読み取りバッファに蓄えておき、最後部
のビデオデータの読み取りデコードが開始されると同時
に副映像、音声データのデコードを開始することができ
る。よって、上記の配列であると、このような処理手順
が可能であることから、大きな読み取りバッファを必要
せず、ハードウエアの簡素化に有効となる。
【0044】また、上記の配列は、高速再生時にも有効
である。オーディオ(AUDIO)情報が先に読取ら
れ、メモリに記録される。次にビデオ(VIDEO)
は、飛び飛びに読取られデコードされる。そこで、モニ
タに導出する場合、ビデオ(VIDEO)のフレーム間
引きの割合に応じて、オーディオ(AUDIO)情報が
間引きされて、デコードされることになる。このような
処理を行う場合は、オーディオ(AUDIO)情報を先
に取り込んで、デコードしておくほうが便利である。
次に、図1の装置の内部の処理について説明する。
【0045】まず、再生モードで、映画を再生する場合
について説明する。図7は、ユーザがディスク100を
装置に装填した時のシステム制御部204におけるシス
テム制御フローチャートである。ディスク100が装填
されると、自動的にディスクの管理領域の(VID)、
(PIF)が読みとられ、システム制御部204のワー
クメモリにテーブルとして格納される(図4(A)、図
4(B))。このとき、装填されたディスクがどの様な
もの(映画、カラオケ)であるか判断される(ステップ
S1〜S3)。次に第1のメニュー画面(図5(A))
が表示される(ステップS4)。次にユーザがどの様な
ワールド言語を選択したかを判定する(ステップS
5)。ユーザの選択入力があると、第2のメニュー画面
(図5(B))を表示する(ステップS6)。
【0046】(VID)の領域には、メニュー画面を再
生するための先頭データアドレスも格納されている。ユ
ーザが第1のメニュー画面にて最初の言語を選択する
と、次の第2のメニュー画面のための読み出しデータの
アドレスは、その選択に応じて決定される。第1のメニ
ュー画面や、第2のメニュー画面のデータは、例えば静
止画として、ディスクのデータ領域に格納されてもよい
し、(VID)の領域の後部に格納されていてもよい。
【0047】第2のメニュー画面では、コメントが表示
されるとともに、音声や字幕としてどの様な言語を選択
するのかをユーザに問い合わせる。コメントは、第1の
メニュー画面で選択されたワールド言語である。ここ
で、図5(B)で示したようにユーザは、音声の言語、
字幕の言語を任意に設定できる(ステップS7)。例え
ば、字幕を英語にして音声を日本語にすることもでき、
この逆にすることもできる、さらに、他の言語を組み合
わせることもできる。これにより、再生音のデータ列が
決まることになる。
【0048】再生音及び字幕のデータ列が決まると、シ
ステム制御部204は、データ列処理部203を制御し
て、図3(B)で示したサブコードの中から字幕出力を
得るためのサブピクチャー番号を指定し、また、音声出
力を得るためのオーディオ番号を指定することになる
(ステップS7)。以後は、再生処理に移行する(ステ
ップS9)。
【0049】サブピクチャー及びオーディオ指定は、再
生の途中で取り消したり、変更したりすることができ
る。この場合は、指定変更操作が行われる。これは字幕
変更ボタン、音声変更ボタンが操作される。するとステ
ップS10からの割り込みがあり、データ列処理部20
3のデータ選択が切り替わるようになっている。
【0050】上述した説明では、映画が1つのディスク
に1つ記録されている場合を設定して説明した。しかし
複数の映画が1つのディスクに記録されている場合があ
る。このような場合は、図8(A)のように第1のメニ
ュー画面が表示される(この画面は図5(A)で説明し
た画面と同様な画面である)。ここでユーザが、言語を
選択すると、図8(B)に示すように、「プログラム
1」、「プログラム2」が表示され、あわせて、代表的
なシーンを現す静止画が現れるようになっている。ここ
でユーザは、プログラム選択用ボタンを操作して、プロ
グラム1または2の部分にカーソルを移動させる。希望
のプログラムの位置でプログラム選択ボタンを放置する
と、一定時間の後にそのプログラムが選択される。この
選択が決定されると、選択されたプログラムのコメント
が図5(B)に示したようにあらわれる。そして、以後
は、図5(B)及び図7で説明したように、音声や字幕
の選択が行われる。
【0051】図9は、言語の選択情報のヒストリーを記
憶できる機能を有した例である。上記の実施例では、デ
ィスクを挿入する毎に、ユーザがメニュー画面をみて、
視聴するワールド言語、音声言語、字幕言語を選択する
ようにしている。しかしながら、装置は、ユーザが選択
した言語のヒストリーを記憶部に格納しておき、ユーザ
の選択操作を軽減できるようにしてもよい。
【0052】図9には、データ列処理部203と、シス
テム制御部204の基本的な内部構成を示している。デ
ータバス400には、マイクロプロセッサ401、、管
理データメモリ405、メニュー画面メモリ403、ヒ
ストリーデータメモリ404、入出力バッファ405が
接続されている。入出力バッファ405は、マイクロプ
ロセッサ401と、操作部205とのデータやり取りを
行うために利用される。また、データバス400には、
ピックアップ駆動部104へ制御データを送るための出
力バッファ406が接続されている。さらにまた、入力
バッファ407を介して、ディスクが装置に装填された
時に発生するディスク検出情報も取り込むことができ
る。データバス400は、バッファ500を介してデー
タ列処理部203のマイクロプロセッサ501にも接続
されている。データ列処理部203は、字幕情報デコー
ダ502、ビデオ出力バッファ503、字幕情報出力バ
ッファ504、オーディオ出力バッファ505、506
を有する。
【0053】ディスクが装填されると、先に説明したよ
うに、ディスクの管理データが読取られ、管理データメ
モリ304に格納される。また第1のメニュー画面用の
データも読取られ、データ列番号に対応付けられる。メ
ニュー画面は、例えば図5で説明したように表示され
る。メニュー画面データは、メモリ403から読み出さ
れて、ビデオバッファ503を介して、ビデオ処理部2
06へ送られる。ここで、ユーザは、メニュー画面を見
ながら言語選択を行うが、この選択情報は、入出力バッ
ファ405介して読取られ、マイクロプロセッサ401
により解読される。日本語が選択された場合は、図5で
説明したように、日本語に対応する第2のメニュー画面
用のデータが記録されているデータアドレスが管理デー
タメモリ402のテーブル内容から判定される。そし
て、第2のメニュー画面(コメントを含む)を読み出す
ように、出力バッファ406を通じて、ピックアップ駆
動部104が制御される。第2のメニュー画面のデータ
が取り込まれると、メモリ403に格納され、このデー
タがビデオ出力バッファ503を介して出力される。こ
こでユーザは、第2のメニュー画面を見ながら、選択情
報を入力することになる。即ち、映画の場合は、字幕の
言語、音声の言語等を選択する情報である。
【0054】これらの選択情報は、ヒストリーデータメ
モリ404にテーブル化されて記憶される。例えば、第
1のメニュー画面に対する初期言語の選択頻度、第2の
メニュー画面に対する音声の言語選択頻度、字幕の言語
選択頻度である。これらの頻度情報は、例えばユーザが
10回乃至20回程度選択操作を行った後に利用される
ようになる。
【0055】図10(A)は、ヒストリーデータメモリ
404内部のテーブルの例を示している。図の例では第
1のメニュー画面では、日本語を選択した回数が多く、
第2のメニュー画面では、音声として英語、字幕として
日本語を選択した例が多いことを示している。このよう
に、ヒストリーデータが蓄積されると、マイクロプロセ
ッサ401は、ディスクが装置に装填されると、まずヒ
ストリーデータメモリ404に所定値以上の頻度データ
が存在するか否かを判定する。所定値以上の頻度データ
が存在した場合は、ユーザからの操作入力が入力するの
を待たずに、自動的に、所定値以上の頻度データに対応
する選択情報を用いて、データ列を決定する。つまり、
図7に示したステップS5、S7をジャンプする。この
場合、ユーザが変更を行う場合には、図7のステップS
10の変更操作を行えばよい。
【0056】図10(B)は、図7の処理ルーチンの他
の例を示している。即ち、管理情報を読み取った後は、
ステップS11に移行して、ヒストリーデータが読み取
られる。次に、初期言語の選択情報に所定値以上がある
かどうかの判定がなされ(ステップS12)、なければ
図7のステップS4に移り、所定値以上があれば、対応
する言語モードに設定する(ステップS14)。次に、
音声の言語選択情報に所定値以上があるかどうかの判定
が行われ(ステップS14)、所定値以上が存在する場
合は、対応する音声言語のモード設定を行い、次に字幕
の言語選択情報に所定値以上があるかどうかの判定が行
われる。所定値以上が存在すれば、図7のステップSS
8に移行する。これ以外は、図7のステップS6に移行
して、第2のメニュー画面の表示状態となる。
【0057】上記した実施例においては、言語選択を行
う場合、その選択を行うためのメニュー画面が現れ、し
かもそのメニュー画面の情報はディスクに記録されてい
るとして説明した。しかし、予め、言語選択のための取
扱い説明書がディスクと共にあるいは、再生装置ととも
に販売されることがある。この場合は、言語選択と選択
状態表示機能を再生装置独自が所有してもよい。
【0058】図11は、再生装置600に液晶等の表示
部601が設けられている例である。602は選択ボタ
ン、603は、選択設定ボタンである。ディスクが装填
されると、図5(A)のように最初の初期言語選択のた
めの表示が現れる。そこでユーザは、選択ボタン602
を押すことにより、#0〜#7の文字がつぎつぎと変化
するので、希望の言語に対応する数字があられたとき
に、選択設定ボタン603を押すことにより、言語モー
ドを設定することができる。次に、この状態で、画面上
では、図5、図8で示したようにコメントが現れてもよ
い。選択設定ボタン603が押されると、図11(B)
に示すように、ワールド言語モードが決定される。図1
1(B)の例は#2が決定された状態を示している。次
に、音声言語選択モードとなる。この場合の操作も、選
択ボタン602を押すことにより、#0〜#7の文字が
つぎつぎと変化するので、希望の言語に対応する数字が
あられたときに、選択設定ボタン603を押すことによ
り、音声言語モードを設定することができる。図11
(C)は音声言語として#0が決定された状態をしめし
ている。以後、同様に、字幕言語も選定される。しか
し、音声を必要としない場合は、また字幕を必要としな
い場合には、パスボタン604が押される。
【0059】上記の操作用のボタン602、603、6
04及び表示部は、再生装置600に一体の設けられて
いるとして説明しているが、リモートコントロール部に
設けられていてもよい。さらに、上記の再生装置では、
ユーザがいつでも言語選択をできるように記述したが、
再生装置の裏側に、言語固定用のボタンを設けて、常
に、初期設定した言語が選択されるようにしてもよい。
このように言語固定機能を設けることにより、例えば営
業のために不特定多数の視聴者が集まるような場所で使
用する場合、いたずらな操作を防止できる。
【0060】次にカラオケのディスクを使用した場合に
再生装置内で動作する機能について説明する。カラオケ
のディスクが再生装置に装填されると、再生装置は、管
理データを読み取る。これにより、再生装置は、ディス
クの種類を判別する。
【0061】図12(A)は、第1のメニュー画面を表
示例である。カラオケの場合、例えば#3を選択して音
楽だけを選択することもできる。例えば#2がユーザに
より選択されると、ワールド言語の中から日本語の指定
が行われたことである。すると、第2のメニュー画面
(図12(B))では、曲目選択画面となる。ユーザ
は、この曲目選択画面をみて、希望の題名の音楽を選択
することになる。以後は、図12(C)に示すように、
背景映像と、歌詞が表示され、演奏状態になる。
【0062】この場合は、自動的に字幕が選択されたワ
ールド言語と同じ言語になる。図13は、カラオケプロ
グラムを再生する場合の、再生装置内のデータ処理手順
を示している。ディスクが再生装置に挿入されると、管
理情報の(VID)の内容により、ディスクの種別が決
定される(ステップS21〜S23)。次に、第1のメ
ニュー画面(図12(A))が表示される。ワールド言
語の選択が行われると、この言語に対応した字幕言語の
選択コードが作成される。ワールド言語のコードに対応
する字幕言語のコードが、テーブル化されて(PIF)
に格納されている。ステップS24では、選択されたワ
ールド言語のコードを利用して、対応する字幕言語のコ
ードをサーチし一時記憶する。次にステップS25で
は、多数の曲目を表示する。曲目のためのデータは、デ
ータ領域に映像として格納されていてもよいし、(VI
D)の領域に格納さていてもよい。曲目の選択は、ユー
ザが図12(B)のメニュー画面をみて、希望の曲目の
番号をキーボードから入力することができる。曲目の選
択が終わると、再生装置は、特定された曲目が記録され
ているアドレスへピックアップを送り、再生をスタート
する。また、字幕情報の選択は、ステップS24におい
てデコードされた選択コードに対応する字幕言語情報を
再生する(ステップS25、S26)。
【0063】上記の説明では、第2のメニュー画面で、
曲目を選択するとした。しかし、これでは、次の第2の
ユーザは曲目選択が遅くなる。そこで、このカラオケ動
作モードのときは、割り込みにより曲目選択が可能とな
っている。この場合、第2のユーザは、曲目と選択番号
の対応表(ディスクを購入した時に付けられている)を
みて、次々と予約を行うこともできる。
【0064】図14は、予約ルーチンの例を示してい
る。ステップS31で予約操作があったかどうかの判定
が割り込み処理として行われる。予約操作があった場合
には、曲目の番号及び字幕言語の選択情報を予約情報と
して読み取る。字幕言語の選択情報が入力されない場合
には、字幕言語の選択は、現在の第1のユーザが選択し
ているものが維持される(ステップS41、S42)。
曲目の予約番号のデータが入力すると、装置は、現在の
ディスクに予約された曲目が存在するかどうかの判定を
行う(ステップS43)。存在する場合には、リモコン
の表示部あるいは、ビデオ画面にドット配列上にドット
を追加し、予約メモリに記憶する(ステップS44、S
45)。これによりユーザは、予約状況を把握すること
ができる。予約状況を示すドット数が多い場合には、予
約をキャンセルできるように、キャンセルキーを設けて
もよい。
【0065】曲目の予約番号が存在しない場合には、リ
モコンの表示部あるいは、ビデオ画面に例えばフラッシ
ュ表示がなされ、曲目が当該ディスクに存在しないこと
がユーザに知らされる。
【0066】図14(B)は、再生装置が予約機能を持
った場合、再生装置が処理するための図3のステップS
26の続きを示している。再生が終了すると、次の曲目
が選択されている場合(予約情報が格納されている場
合)は、ディスプレイに次の曲目と番号を表示する。次
の曲目と番号のデータは、装置内に用意されている予約
メモリ内に格納されている(ステップS27、S2
8)。ここで、ワークメモリ内部に次の予約情報がない
場合には、ステップS25に戻り、第2のメニュー画面
の表示状態となり、曲目のリストが表示される。予約情
報が存在した場合は、次の曲目の表示(曲目番号、題名
等)が成され、スタート操作が行われるのを待つ (ス
テップS29、S30)。スタート操作が行われると、
当該曲目のカラオケと字幕の再生が行われる(ステップ
S30、S31)。
【0067】図15は、練習用のカラオケディスク(図
2(C)、図2(D)、図2(E))が再生された場合
のメニュー画面表示例である。まず、図15(A)は第
1のメニュー画面には、ワールド言語の選択メニューが
表示される。次に、第2のメニュー画面では、選択され
たワールド言語による曲目とその対応番号が表示される
(図15(B))。この選択が終わると、図15(C)
に示すように、第3のメニュー画面が表示される。第3
のメニュー画面は、練習内容に応じてユーザが選択でき
る用になっている。例えば通常の伴奏を再生して、歌を
歌いたい場合は、#0のキーを押して、設定ボタンを操
作すればよい。次に、ガイドボーカルのみを再生したい
場合には#1のキーを押して、設定ボタンを操作すれば
よい。カラオケとメロディーラインを聞きたい場合に
は、#0と#2のキーを押して設定ボタンを操作すれば
よい。このディスクを再生しているときにも、先の予約
機能を動作させることができる。
【0068】図16(A)と図16(B)は、同じく練
習用のカラオケディスクが再生された場合の第3のメニ
ュー画面の他の表示例である。曲目選択までは、図15
の第1、第2のメニュー画面の表示例と同じである。図
16(A)の場合は、#0のキーを押して、設定ボタン
を押すと、フルオーケストラ、あるいはコンチェルト等
の全ての楽器で演奏される曲が再生される。#0と#1
のキーを押して、設定ボタンを押すと、例えばピアノの
音が消去された再生となる。これは例えば、データ列#
0とデータ列#1を再生するとフルオーケストラから楽
器1(例えばピアノ)を除いた音が出力される。これに
より、ユーザは、オーケストラに合わせてピアノの練習
を行うことができる。同様に、他のデータ列には単一の
楽器の音がそれぞれ位相反転されて記録されており、そ
れぞれのデータ列を再生すれば、対応するデータ列の楽
器の音を消去することができる。音声デコーダがさらに
増設されていれば、1つの楽器の音だけでなく、複数の
楽器の音を消去して聞くことができる。逆に、データ列
#1や#2の単独を再生すれば、その楽器のみの音を聞
くことができる。
【0069】図16(B)の場合も、図16(A)の場
合と同様な使用が可能である。データ列#0を再生する
と、伴奏及び音声が同時に再生されるが、同時にデータ
列#1を再生するとソロの音声が消去される。そこでユ
ーザは、ソロの練習を行うことができる。
【0070】図16(C)の場合は、データ列#0にコ
ーラスが記録されおり、データ列#1にマイナスのテノ
ール、#2にマイナスのアルト、#3にマイナスのバス
が記録されている場合の、ディスクである。この場合
も、ユーザは各パートを練習する場合、練習するパート
を消音して行うことができる。
【0071】また、音声デコーダが例えば3台に増設さ
れた場合、データ列#1、#2、#3を再生して、それ
ぞれを各ユーザがイヤホーンで聞き、合わせて練習を行
うこともできる。
【0072】図17は、システム制御部204とオーデ
ィオ処理部211と212の関係を示している。オーデ
ィオ処理部211のデコーダ701で再生されたLチャ
ンネルとRチャンネルのオーディオ信号は、加算器70
2、703に入力される。そしてこの加算器702、7
03の出力は、デジタルアナログ変換器721、722
に供給され、アナログ信号に変換され出力される。オー
ディオ処理部212のデコーダ711で再生されたLチ
ャンネルとRチャンネルのオーディオ信号は、スイッチ
712と713に供給されるとともに、スイッチ71
4、715を介してデジタルアナログ変換器723、7
24に供給され、アナログ信号に変換され出力される。
スイッチ712、713の出力は、加算器702、70
3に供給される。
【0073】システム制御部204は、デコーダ70
1、711に対して左右チャンネルのためのボリウム制
御信号、音質制御信号等を与えることができる。またス
イッチ712、713に対する切り換え信号を与えるこ
ともできる。
【0074】例えば、図16(A)で説明したようにデ
ータ列#0を再生していながら、データ列#1を再生し
て、フルバンドの音からピアノの音を消去したい場合に
は、デコーダ701にデータ列#0の信号が入力され、
デコーダ711にデータ列#1の信号が入力される。そ
してスイッチ712、713がオン制御され、スイッチ
714、715がオフされる。すると、データ列#1の
ピアノの信号は、データ列#0のピアノの信号に対して
位相反転されて記録されているので、加算器702、7
03にて消去されることになる。例えば図16(B)に
示すように、デユットにおいていずれか一方のパートを
練習する場合には、L又はRチャンネルのいずれかが合
成されて消去される。この場合もスイッチ714、71
5はオフされる。なお、ビデオ処理部206の出力は、
加算器208において字幕画像が加算されて、ビデオモ
ニタ750にて映出される。
【0075】第1のメニュー画面用のワールド言語の記
録形態、及び表示形態、さらに音声信号の記録形態及
び、選択表示形態は、上記した実施例の他に各種の形態
が可能である。また、上記した各種の実施例において、
メニュー画面に現れる被選択情報は、ディスクの管理エ
リアに管理データとして記録されていることは勿論であ
る。
【0076】最初に現れるワールド言語を選択するため
に現れる第1のメニュー画面の表示例としては、世界地
図を表示して、ディスクに記録されている言語が使用さ
れているに対応する位置に国旗あるいはマーク、又は番
号を表示し、そのいずれかをカーソルあるいはキー入力
によりワールド言語を選択するようにしていもよい。
【0077】図18(A)は、音声データのデータ列の
1つに、映像の内容を解説した副音声情報を記録した管
理情報の例である。副音声としは、例えば目の不自由な
人が映像の状態を理解しやすいように、解説した音声で
ある。図18Aには、あるディスクの管理情報の例を示
しており、データ列#0には映像に対応した環境音、デ
ータ列#1には環境音と第1のワールド言語(D1)
が、データ列#2、#3には第2、第3のワールド言語
(D2)、(D3)が記録され、データ列#4には、副
音声(例えば第1のワールド言語によるもの)が記録さ
れていることを示している。ここで、第1のユーザが例
えばデータ列#1を希望し、第2のユーザがデータ列#
4を希望しした場合、図18Bに示すように、第1のユ
ーザは、モニタ750からの音声と画像で映像内容を理
解し、第2のユーザは副音声出力増幅器761とスピー
カ762を通して、副音声により映像内容を理解するこ
とができる。また、第2のユーザが、D1とは異なる自
国のワールド言語D2を希望した場合は、イヤホーン7
63を通して、自国語を聞き、映像と言語D2で映像内
容を理解することができる。
【0078】上記したように言語の異なる各種情報を記
録したディスクを用意することにより、再生装置は、任
意の言語の音声、字幕(文字)を選択しデコードするこ
とができる。これにより、ディスク製造、再生装置製造
は、世界的に画一化可能であり、コスト削減に有効であ
る。
【0079】
【発明の効果】上記したこの発明によれば、情報源であ
る記録媒体に複数の言語による情報を有するようにした
場合、メニュー画面を有効に活用し、再生時の情報源の
取扱いを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による多種言語対応型再生
装置を示す図。
【図2】それぞれこの発明のディスクに記録されている
内容の例を示す説明図。
【図3】前記ディスクの情報領域を示図及び上記ディス
クのデータフォーマットを示す図。
【図4】上記ディスクの管理領域の情報テーブルを示す
図。
【図5】上記再生装置によるメニュー画面の表示例を示
す図。
【図6】上記ディスクのオーディオ情報のフォーマット
の例を示す図。
【図7】上記再生装置の動作例を説明するために示した
フローチャート。
【図8】上記再生装置によるメニュー画面の他の表示例
を示す図。
【図9】上記再生装置のシステム制御部及びデータ列処
理部を取り出して示す図。
【図10】図9のシステム制御部のテーブル情報を示す
図及びデータ列処理部の動作例を説明するためのフロー
チャート。
【図11】上記再生装置の他の実施例による外観と操作
例を示す図。
【図12】上記再生装置によるメニュー画面のさらに他
の表示例を示す図。
【図13】図12のメニュー画面の表示に対応する前記
再生装置の動作例を説明するために示したフローチャー
ト。
【図14】図13のフローチャートのさらに他の例を示
すフローチャート。
【図15】図1の再生装置によるメニュー画面のさらに
また他の表示例を示す図。
【図16】図1の再生装置によるメニュー画面のまた他
の表示例を示す図。
【図17】図1の再生装置のオーディオ処理部を詳しく
示す図。
【図18】この発明に係わるディスクの他の記録情報の
例を示す図及びその使用例を示す図。
【符号の説明】
100…ディスク 102…モータ 103…ピックアップ手段 104…ピックアップ駆動部 201…変調及び復調部 202…エラー訂正データ処理部 203…データ列処理部 204…システム制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 27/00 G11B 27/10 G11B 20/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部の領域に管理領域が設定され、他の
    領域にデータ領域が設定され、 前記データ領域には主ビデオ情報、前記主ビデオ情報に
    対応した複数の副映像情報が少なくとも記録される記録
    媒体に信号を記録する方法であり、 前記管理領域又はデータ領域の一部に、第2のメニュー
    画面を特定するための選択項目を示す第1のメニュー画
    面を生成するためのビデオ信号を記録し、 前記管理領域又はデータ領域の一部に、字幕の言語選択
    及び切換え、音声のストリームの選択及び切換え用の選
    択項目を示す前記第2のメニュー画面を生成するための
    ビデオ信号を記録し、 前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面を生成す
    るビデオ信号が前記主ビデオ情報のデコーダで再生され
    るように記録する ことを特徴とする多種言語対応型記録
    媒体の信号記録方法。
  2. 【請求項2】 一部の領域に管理領域が設定され、他の
    領域にデータ領域が設定され、 前記データ領域には主ビデオ情報、前記主ビデオ情報に
    対応した複数の副映像情報が少なくとも記録される記録
    媒体に信号を記録する装置であり、 前記管理領域又はデータ領域の一部に、第2のメニュー
    画面を特定するための選択項目を示す第1のメニュー画
    面を生成するためのビデオ信号を記録する手段と、 前記管理領域又はデータ領域の一部に、字幕の言語選択
    及び切換え、音声のストリームの選択及び切換え用の選
    択項目を示す前記第2のメニュー画面を生成するための
    ビデオ信号を記録する手段と、 前記第1のメニュー画面と第2のメニュー画面を生成す
    るビデオ信号が前記主ビデオ情報のデコーダで再生され
    るように記録することを特徴とする多種言語対応型記録
    媒体の信号記録装置。
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