JPH08249821A - 蓄積型記録媒体の再生方法 - Google Patents
蓄積型記録媒体の再生方法Info
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- JPH08249821A JPH08249821A JP7052324A JP5232495A JPH08249821A JP H08249821 A JPH08249821 A JP H08249821A JP 7052324 A JP7052324 A JP 7052324A JP 5232495 A JP5232495 A JP 5232495A JP H08249821 A JPH08249821 A JP H08249821A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 音楽用記録領域を再生中でも、画面に何らか
の画像を映し出して有効利用可能とする。 【構成】 ビデオCD1の各MPEG−AVトラックを
再生するとき、システムコントローラ13は最初のIピ
クチャデータを画像データメモリ5に記憶させておく。
ビデオCD1のCD−DAトラックの再生が始まると
き、システムコントローラ13は画像データメモリ5の
Iピクチャデータを一定時間間隔で順にMPEGビデオ
デコーダ7に入力し、該MPEGビデオデコーダ7で復
号させて、1フレーム分の画像データを一定時間ずつ出
力させる。画像データはDA変換器8とNTSCエンコ
ーダ9によりコマ送りの映像信号に変換されてディスプ
レイ装置に出力される。
の画像を映し出して有効利用可能とする。 【構成】 ビデオCD1の各MPEG−AVトラックを
再生するとき、システムコントローラ13は最初のIピ
クチャデータを画像データメモリ5に記憶させておく。
ビデオCD1のCD−DAトラックの再生が始まると
き、システムコントローラ13は画像データメモリ5の
Iピクチャデータを一定時間間隔で順にMPEGビデオ
デコーダ7に入力し、該MPEGビデオデコーダ7で復
号させて、1フレーム分の画像データを一定時間ずつ出
力させる。画像データはDA変換器8とNTSCエンコ
ーダ9によりコマ送りの映像信号に変換されてディスプ
レイ装置に出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓄積型記録媒体の再生方
法に係り、特にビデオCDなどの如く、画像または画像
と音楽の記録領域とは別に音楽専用記録領域の設けられ
た蓄積型記録媒体の再生方法に関する。
法に係り、特にビデオCDなどの如く、画像または画像
と音楽の記録領域とは別に音楽専用記録領域の設けられ
た蓄積型記録媒体の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクにCD−ROMフォーマットに
て圧縮画像データと圧縮音楽データを時分割記録し、最
大で74分のAV再生を可能としたビデオCDが実用化
されている。このビデオCDにはMPEG1という方式
で音声と画像が高能率符号化(圧縮)記録されており、
圧縮画像データと圧縮音楽データを復号するMPEGビ
デオデコーダとMPEGオーディオデコーダ搭載のビデ
オCDプレーヤで映像と音声の再生ができるようになっ
ている。
て圧縮画像データと圧縮音楽データを時分割記録し、最
大で74分のAV再生を可能としたビデオCDが実用化
されている。このビデオCDにはMPEG1という方式
で音声と画像が高能率符号化(圧縮)記録されており、
圧縮画像データと圧縮音楽データを復号するMPEGビ
デオデコーダとMPEGオーディオデコーダ搭載のビデ
オCDプレーヤで映像と音声の再生ができるようになっ
ている。
【0003】ビデオCDのトラック構成を図4に示す。
ビデオCDには最大で99トラックの記録が可能であ
る。最内周のリードインにはCDと同じトラック別の開
始位置情報(Aタイム)等がTOC情報として記録され
ている。リードインに続くトラック1は各種ディスク情
報の記録されたビデオCDデータトラックであり、ビデ
オCDの内容をファイル管理するための情報、ビデオC
DがカラオケCDの場合に曲名,歌手名,作詞・作曲者
名、イントロ歌詞等の早見表テキストデータ等を格納す
るカラオケインフォメーション部、CD−Iとの互換性
を取るためのCD−Iアプリケーションソフト部等が記
録されている。トラック1の内、「MPEGAV」ディ
レクトリの管理情報に各トラックの位置情報が含まれて
いる。
ビデオCDには最大で99トラックの記録が可能であ
る。最内周のリードインにはCDと同じトラック別の開
始位置情報(Aタイム)等がTOC情報として記録され
ている。リードインに続くトラック1は各種ディスク情
報の記録されたビデオCDデータトラックであり、ビデ
オCDの内容をファイル管理するための情報、ビデオC
DがカラオケCDの場合に曲名,歌手名,作詞・作曲者
名、イントロ歌詞等の早見表テキストデータ等を格納す
るカラオケインフォメーション部、CD−Iとの互換性
を取るためのCD−Iアプリケーションソフト部等が記
録されている。トラック1の内、「MPEGAV」ディ
レクトリの管理情報に各トラックの位置情報が含まれて
いる。
【0004】トラック2以降は通常の音付動画像の記録
されたMPEG−AVトラックであり、圧縮画像データ
と圧縮音楽データを時分割多重したMPEGデータが記
録されている。但し、ビデオCDの外周部分には、コン
パクトディスクと同じ規格に基づき、非圧縮の音楽デー
タだけを専用に記録した1または複数のCD−DAトラ
ックを設けることも許されており、高音質な音楽再生を
楽しむことができるようになっている。CD−DAトラ
ックに関してはトラック1の内、「CD−DA」ディレ
クトリの管理情報に各トラックの位置情報が含まれてい
る。
されたMPEG−AVトラックであり、圧縮画像データ
と圧縮音楽データを時分割多重したMPEGデータが記
録されている。但し、ビデオCDの外周部分には、コン
パクトディスクと同じ規格に基づき、非圧縮の音楽デー
タだけを専用に記録した1または複数のCD−DAトラ
ックを設けることも許されており、高音質な音楽再生を
楽しむことができるようになっている。CD−DAトラ
ックに関してはトラック1の内、「CD−DA」ディレ
クトリの管理情報に各トラックの位置情報が含まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MPE
G−AVトラックを再生中にはディスプレイ装置の画面
に種々の画像が映し出されるところ、CD−DAトラッ
クは音楽専用なのでこのCD−DAトラックを再生中に
はビデオCDプレーヤがブルーバックの映像を出力して
しまい、画面に何らの画像も出ないのでつまらないとい
う問題があった。以上から本発明の目的は、音楽専用記
録領域を再生中でも、画面に何らかの画像を映し出して
有効利用することのできる蓄積型記録媒体の再生方法を
提供することである。
G−AVトラックを再生中にはディスプレイ装置の画面
に種々の画像が映し出されるところ、CD−DAトラッ
クは音楽専用なのでこのCD−DAトラックを再生中に
はビデオCDプレーヤがブルーバックの映像を出力して
しまい、画面に何らの画像も出ないのでつまらないとい
う問題があった。以上から本発明の目的は、音楽専用記
録領域を再生中でも、画面に何らかの画像を映し出して
有効利用することのできる蓄積型記録媒体の再生方法を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、画像または画像と音楽の記録領域とは別に音楽用
記録領域の設けられた蓄積型記録媒体を再生する手段
と、予め、画像または画像と音楽の記録領域から一部の
画像を読み出し、メモリしておく手段と、音楽用記録領
域を再生する際、メモリしてある画像を画面に映し出す
手段とを設けたことを特徴としている。
ては、画像または画像と音楽の記録領域とは別に音楽用
記録領域の設けられた蓄積型記録媒体を再生する手段
と、予め、画像または画像と音楽の記録領域から一部の
画像を読み出し、メモリしておく手段と、音楽用記録領
域を再生する際、メモリしてある画像を画面に映し出す
手段とを設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、蓄積型記録媒体の音楽用記録
領域を再生中でも、画面に画像または画像と音楽の記録
領域に記録された内、一部の画像を映し出すことができ
るので、画面がつまらなくなるのを回避できる。
領域を再生中でも、画面に画像または画像と音楽の記録
領域に記録された内、一部の画像を映し出すことができ
るので、画面がつまらなくなるのを回避できる。
【0008】また、蓄積型記録媒体の音楽用記録領域を
再生する際、蓄積型記録媒体以外の映像ソースから入手
した画像を画面に映し出す。これにより、音楽用記録領
域に記録された音楽を聴取している間に、他の映像ソー
スの画像を楽めるようにできる。また、音楽用記録領域
を再生する際、車載用ナビゲーション装置から得た画像
を表示する。これにより、音楽用記録領域に記録された
音楽を聴きながら地図画像上で現在位置を確認したりす
ることができる。
再生する際、蓄積型記録媒体以外の映像ソースから入手
した画像を画面に映し出す。これにより、音楽用記録領
域に記録された音楽を聴取している間に、他の映像ソー
スの画像を楽めるようにできる。また、音楽用記録領域
を再生する際、車載用ナビゲーション装置から得た画像
を表示する。これにより、音楽用記録領域に記録された
音楽を聴きながら地図画像上で現在位置を確認したりす
ることができる。
【0009】また、予め、蓄積型記録媒体から記録内容
の一覧情報を読み出し、メモリしておき、音楽用記録領
域を再生する際、メモリしてある一覧情報を画面に映し
出す。これにより、音楽用記録領域に記録された音楽を
聴いている間に、蓄積型記録媒体の記録内容の一覧情報
を見てどの内容がどこに記録されているか知ることがで
きる。
の一覧情報を読み出し、メモリしておき、音楽用記録領
域を再生する際、メモリしてある一覧情報を画面に映し
出す。これにより、音楽用記録領域に記録された音楽を
聴いている間に、蓄積型記録媒体の記録内容の一覧情報
を見てどの内容がどこに記録されているか知ることがで
きる。
【0010】また、音楽用記録領域に記録された制御情
報中にグラフィックスデータが存在するとき、音楽用記
録領域を再生する際、制御情報中のグラフィックスデー
タに基づく画像を優先して画面に映し出す。これによ
り、音楽用記録領域が制御情報中にグラフィックスデー
タを持つ場合に、該グラフィックスデータに基づく画像
を見逃すことなく楽しむことができる。
報中にグラフィックスデータが存在するとき、音楽用記
録領域を再生する際、制御情報中のグラフィックスデー
タに基づく画像を優先して画面に映し出す。これによ
り、音楽用記録領域が制御情報中にグラフィックスデー
タを持つ場合に、該グラフィックスデータに基づく画像
を見逃すことなく楽しむことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る蓄積型記録
媒体の再生方法を具現した車載用ビデオCDプレーヤの
全体構成図である。図において、1はビデオCDであ
り、リードインにTOC情報、トラック1にディスク情
報が記録されている。また、トラック2〜nが圧縮音声
データと圧縮画像データの時分割多重記録されたMPE
G−AVトラック、トラックn+1〜トラックmがCD
−DAトラックとなっている。2はビデオCDを回転し
ながらレーザビームを当てて記録信号の読み取りを行
い、CDフォーマットに従う記録データを復調するCD
信号処理部であり、サブコードと2チャンネルデータを
出力する。CD−DAトラックの読み取り時、2チャン
ネルデータはそのままオーディオデータとして出力され
る。3はCD信号処理部から2チャンネルデータを入力
し、CD−ROMフォーマットに従うセクタヘッダとセ
クタデータ(MPEGデータを含む)を読み取るCD−
ROM信号処理部である。サブコードとセクタヘッダは
後述するシステムコントローラに出力される。
媒体の再生方法を具現した車載用ビデオCDプレーヤの
全体構成図である。図において、1はビデオCDであ
り、リードインにTOC情報、トラック1にディスク情
報が記録されている。また、トラック2〜nが圧縮音声
データと圧縮画像データの時分割多重記録されたMPE
G−AVトラック、トラックn+1〜トラックmがCD
−DAトラックとなっている。2はビデオCDを回転し
ながらレーザビームを当てて記録信号の読み取りを行
い、CDフォーマットに従う記録データを復調するCD
信号処理部であり、サブコードと2チャンネルデータを
出力する。CD−DAトラックの読み取り時、2チャン
ネルデータはそのままオーディオデータとして出力され
る。3はCD信号処理部から2チャンネルデータを入力
し、CD−ROMフォーマットに従うセクタヘッダとセ
クタデータ(MPEGデータを含む)を読み取るCD−
ROM信号処理部である。サブコードとセクタヘッダは
後述するシステムコントローラに出力される。
【0012】4はトラック1のセクタデータ中のディス
ク情報をシステムコントローラに出力したり、トラック
2以降のMPEG−AVトラックにつき、MPEGデー
タから圧縮画像データと圧縮音楽データを分離するデマ
ルチプレクサであり、各種ヘッダ情報を分離する機能も
有している。5はIピクチャデータ(圧縮画像データ)
を複数枚分(ここでは一例として20枚分)記憶できる
画像データメモリ、6はシステムコントローラの制御を
受けて、デマルチプレクサで分離された圧縮画像データ
の中から、各MPEG−AVトラック別に、最初のシー
ケンスで最初のGOPのIピクチャデータを画像データ
メモリに書き込んで記憶させたり、或いは、所定時に画
像データメモリ5から一定の時間間隔でIピクチャデー
タを読み出し、出力したりする書き込み/読み出し制御
部である。
ク情報をシステムコントローラに出力したり、トラック
2以降のMPEG−AVトラックにつき、MPEGデー
タから圧縮画像データと圧縮音楽データを分離するデマ
ルチプレクサであり、各種ヘッダ情報を分離する機能も
有している。5はIピクチャデータ(圧縮画像データ)
を複数枚分(ここでは一例として20枚分)記憶できる
画像データメモリ、6はシステムコントローラの制御を
受けて、デマルチプレクサで分離された圧縮画像データ
の中から、各MPEG−AVトラック別に、最初のシー
ケンスで最初のGOPのIピクチャデータを画像データ
メモリに書き込んで記憶させたり、或いは、所定時に画
像データメモリ5から一定の時間間隔でIピクチャデー
タを読み出し、出力したりする書き込み/読み出し制御
部である。
【0013】7は圧縮画像データを入力してMPEG1
方式に従い画像データの復号を行うMPEGビデオデコ
ーダ、8は画像データをDA変換してY,Cr ,Cb 信
号を作成するDA変換器、9はY,Cr ,Cb 信号をN
TSC方式の映像信号に変換して外部のディスプレイ装
置(図示せず)に出力するNTSCエンコーダ、10は
圧縮音楽データを入力してMPEG1方式に従い音楽デ
ータの復号を行うMPEGオーディオデコーダ、11は
CD信号処理部またはMPEGオーディオデコーダから
入力した音楽データを切り換えて出力する切り換えスイ
ッチ、12は音楽データをDA変換してアナログの音楽
信号に変換し、外部のアンプ(図示せず)へ出力するD
A変換器である。
方式に従い画像データの復号を行うMPEGビデオデコ
ーダ、8は画像データをDA変換してY,Cr ,Cb 信
号を作成するDA変換器、9はY,Cr ,Cb 信号をN
TSC方式の映像信号に変換して外部のディスプレイ装
置(図示せず)に出力するNTSCエンコーダ、10は
圧縮音楽データを入力してMPEG1方式に従い音楽デ
ータの復号を行うMPEGオーディオデコーダ、11は
CD信号処理部またはMPEGオーディオデコーダから
入力した音楽データを切り換えて出力する切り換えスイ
ッチ、12は音楽データをDA変換してアナログの音楽
信号に変換し、外部のアンプ(図示せず)へ出力するD
A変換器である。
【0014】13はシステムの全体的な制御を行うシス
テムコントローラであり、リードインのTOC情報及び
トラック1のディスク情報の読み取り、トラック2以降
のMPEG−AVトラックとCD−DAトラックの再生
制御をする。MPEG−AVトラックを再生する際、デ
マルチプレクサ4から入力するヘッダ情報に基づき、書
き込み/読み出し制御部6を制御してデマルチプレクサ
4が出力する圧縮画像データの内、トラックの最初のシ
ーケンスの最初のGOPに含まれるIピクチャを画像デ
ータメモリ5に記憶させる。一方、CD−DAトラック
を再生する際、書き込み/読み出し制御部6を制御して
画像データメモリ5から各Iピクチャデータを所定の一
定時間おきに順に読み出し、MPEGビデオデコーダ7
に出力させ、また、MPEGビデオデコーダ7に対し、
Iピクチャデータを復号した画像データを一定時間継続
して出力させ、一定時間ずつ静止画を画面に表示させ
る。
テムコントローラであり、リードインのTOC情報及び
トラック1のディスク情報の読み取り、トラック2以降
のMPEG−AVトラックとCD−DAトラックの再生
制御をする。MPEG−AVトラックを再生する際、デ
マルチプレクサ4から入力するヘッダ情報に基づき、書
き込み/読み出し制御部6を制御してデマルチプレクサ
4が出力する圧縮画像データの内、トラックの最初のシ
ーケンスの最初のGOPに含まれるIピクチャを画像デ
ータメモリ5に記憶させる。一方、CD−DAトラック
を再生する際、書き込み/読み出し制御部6を制御して
画像データメモリ5から各Iピクチャデータを所定の一
定時間おきに順に読み出し、MPEGビデオデコーダ7
に出力させ、また、MPEGビデオデコーダ7に対し、
Iピクチャデータを復号した画像データを一定時間継続
して出力させ、一定時間ずつ静止画を画面に表示させ
る。
【0015】次に、この実施例の動作を簡単に説明す
る。ビデオCD1がセットされると、システムコントロ
ーラ13はCD信号処理部2、CD−ROM信号処理部
3、デマルチプレクサ4を制御して、リードインのTO
C情報とトラック1のディスク情報を読み出させ、内蔵
メモリ(図示せず)に記憶する。続いて、TOC情報ま
たはディスク情報に含まれる各トラックの開始位置情報
から、トラック2の先頭をサーチし、各部を制御してM
PEG−AVトラックの通常再生を開始させる。この
際、システムコントローラ13は切り換えスイッチ11
をMPEGオーディオデコーダ10の側に切り換える。
る。ビデオCD1がセットされると、システムコントロ
ーラ13はCD信号処理部2、CD−ROM信号処理部
3、デマルチプレクサ4を制御して、リードインのTO
C情報とトラック1のディスク情報を読み出させ、内蔵
メモリ(図示せず)に記憶する。続いて、TOC情報ま
たはディスク情報に含まれる各トラックの開始位置情報
から、トラック2の先頭をサーチし、各部を制御してM
PEG−AVトラックの通常再生を開始させる。この
際、システムコントローラ13は切り換えスイッチ11
をMPEGオーディオデコーダ10の側に切り換える。
【0016】ビデオCD1のトラック2に記録されたC
Dフォーマットに基づく信号はCD信号処理部2で読み
取られて復調される。サブコードはシステムコントロー
ラ13に出力され、またCD−ROMフォーマットに基
づくデータはCD−ROM信号処理部3に出力され、該
CD−ROM信号処理部3で復調される。セクタヘッダ
はシステムコントローラ13に出力され、圧縮画像デー
タと圧縮音楽データが時分割多重されたMPEGデータ
はデマルチプレクサ4に出力される。デマルチプレクサ
4はヘッダ情報を利用して圧縮画像データと圧縮音楽デ
ータに分離し、前者をMPEGビデオデコーダ7に出力
し、後者をMPEGオーディオデコーダ10に出力す
る。
Dフォーマットに基づく信号はCD信号処理部2で読み
取られて復調される。サブコードはシステムコントロー
ラ13に出力され、またCD−ROMフォーマットに基
づくデータはCD−ROM信号処理部3に出力され、該
CD−ROM信号処理部3で復調される。セクタヘッダ
はシステムコントローラ13に出力され、圧縮画像デー
タと圧縮音楽データが時分割多重されたMPEGデータ
はデマルチプレクサ4に出力される。デマルチプレクサ
4はヘッダ情報を利用して圧縮画像データと圧縮音楽デ
ータに分離し、前者をMPEGビデオデコーダ7に出力
し、後者をMPEGオーディオデコーダ10に出力す
る。
【0017】MPEGビデオデコーダ7とMPEGオー
ディオデコーダ10は各々、MPEG1方式による圧縮
画像データと圧縮音楽データを復号し、互いに同期を取
りながら画像データと音楽データを出力する。画像デー
タはDA変換器8でアナログのY,Cr ,Cb 信号に変
換され、NTSCエンコーダ9によりNTSC方式の映
像信号に変換されて外部のディスプレイ装置に出力され
る。一方、音楽データはDA変換器12でアナログの音
声信号に変換されて出力される。
ディオデコーダ10は各々、MPEG1方式による圧縮
画像データと圧縮音楽データを復号し、互いに同期を取
りながら画像データと音楽データを出力する。画像デー
タはDA変換器8でアナログのY,Cr ,Cb 信号に変
換され、NTSCエンコーダ9によりNTSC方式の映
像信号に変換されて外部のディスプレイ装置に出力され
る。一方、音楽データはDA変換器12でアナログの音
声信号に変換されて出力される。
【0018】システムコントローラ13はトラック2の
再生を開始させたあと、デマルチプレクサ4から入力し
たヘッダ情報を監視し、デマルチプレクサ4から最初の
シーケンスの最初のGOPのIピクチャデータが出力さ
れたところで、書き込み/読み出し制御部6を制御し、
1枚分のIピチクチャデータを画像データメモリ5に書
き込ませておく。
再生を開始させたあと、デマルチプレクサ4から入力し
たヘッダ情報を監視し、デマルチプレクサ4から最初の
シーケンスの最初のGOPのIピクチャデータが出力さ
れたところで、書き込み/読み出し制御部6を制御し、
1枚分のIピチクチャデータを画像データメモリ5に書
き込ませておく。
【0019】トラック2の再生中、システムコントロー
ラ13はCD−ROM信号処理部3からセクタアドレス
を入力し、内蔵メモリに記憶してあるトラック1から読
み出した情報、例えば「MPEGAV」及び「CD−D
A」のディレクトリ情報と照合することでトラック2が
終了したかチェックする。終了したならば続いて、次の
トラック3が存在するかチェックし、存在しなければ再
生動作を停止させ、存在すれば更に、MPEG−AVト
ラックとCD−DAトラックのいずれであるかチェック
し、MPEG−AVトラックであれば、トラック2と同
様の再生動作を続行させ、この際、最初のシーケンスの
最初のGOPのIピクチャデータがデマルチプレクサ4
から出力されたところで、書き込み/読み出し制御部6
を制御し、1枚分のIピチクチャデータを画像データメ
モリ5に追加させておく。以下、同様の処理を実行す
る。
ラ13はCD−ROM信号処理部3からセクタアドレス
を入力し、内蔵メモリに記憶してあるトラック1から読
み出した情報、例えば「MPEGAV」及び「CD−D
A」のディレクトリ情報と照合することでトラック2が
終了したかチェックする。終了したならば続いて、次の
トラック3が存在するかチェックし、存在しなければ再
生動作を停止させ、存在すれば更に、MPEG−AVト
ラックとCD−DAトラックのいずれであるかチェック
し、MPEG−AVトラックであれば、トラック2と同
様の再生動作を続行させ、この際、最初のシーケンスの
最初のGOPのIピクチャデータがデマルチプレクサ4
から出力されたところで、書き込み/読み出し制御部6
を制御し、1枚分のIピチクチャデータを画像データメ
モリ5に追加させておく。以下、同様の処理を実行す
る。
【0020】その後、或るMPEG−AVトラックの再
生が終わったところで、次がCD−DAトラックであっ
たとき、システムコントローラ13はCD信号処理部2
に対しては通常の再生動作を続行させるが、CD−RO
M信号処理部3、デマルチプレクサ4、MPEGオーデ
ィオデコーダ10の再生動作は停止させる。そして、切
り換えスイッチ11をCD信号処理部2の側に切り換
え、CD−DAトラックから再生された非圧縮のオーデ
ィオデータをDA変換器12でDA変換させて高音質の
音声信号を出力させる。
生が終わったところで、次がCD−DAトラックであっ
たとき、システムコントローラ13はCD信号処理部2
に対しては通常の再生動作を続行させるが、CD−RO
M信号処理部3、デマルチプレクサ4、MPEGオーデ
ィオデコーダ10の再生動作は停止させる。そして、切
り換えスイッチ11をCD信号処理部2の側に切り換
え、CD−DAトラックから再生された非圧縮のオーデ
ィオデータをDA変換器12でDA変換させて高音質の
音声信号を出力させる。
【0021】また、CD−DAトラックが始まったとこ
ろで、システムコントローラ13は書き込み/読み出し
制御部6を制御し、画像データメモリ5に記憶されたI
ピクチャデータを1枚分ずつ順に一定時間Tの間隔で読
み出し、MPEGビデオデコーダ7に出力させる(最後
のIピクチャデータの出力が終わったならば最初に戻っ
て繰り返し出力させる)。そして、MPEGビデオデコ
ーダ7を制御してIピクチャデータを入力する度に復号
し、復号した各画像データを一定時間Tずつ継続した静
止画データとして出力させる。画像データはDA変換器
8とNTSCエンコーダ9によりNTSC方式の映像信
号に変換されてディスプレイ装置に出力される。
ろで、システムコントローラ13は書き込み/読み出し
制御部6を制御し、画像データメモリ5に記憶されたI
ピクチャデータを1枚分ずつ順に一定時間Tの間隔で読
み出し、MPEGビデオデコーダ7に出力させる(最後
のIピクチャデータの出力が終わったならば最初に戻っ
て繰り返し出力させる)。そして、MPEGビデオデコ
ーダ7を制御してIピクチャデータを入力する度に復号
し、復号した各画像データを一定時間Tずつ継続した静
止画データとして出力させる。画像データはDA変換器
8とNTSCエンコーダ9によりNTSC方式の映像信
号に変換されてディスプレイ装置に出力される。
【0022】この結果、画面には、トラック2以降の各
MPEG−AVトラックの最初のIピクチャ画面(静止
画画面)を一定時間ずつ切り換え表示させることがで
き、ユーザは音楽を聴きながらビデオCD1に記録され
た画像を楽しむことができる。よって、画面がブルーバ
ック等のつまらない状態になるのを回避することができ
る。また、各MPEG−AVトラックがどんな内容か知
ることもできる。システムコントローラ13は最初のC
D−DAトラックの再生が終了したならば、まだ次のC
D−DAトラックが存在するかチェックし、存在すれ
ば、音楽再生動作とIピクチャの切り換え表示動作を継
続させ、最後のCD−DAトラックの再生が終了したと
ころで、CD信号処理部2の再生動作を停止させ、ま
た、Iピクチャ表示も停止させる。
MPEG−AVトラックの最初のIピクチャ画面(静止
画画面)を一定時間ずつ切り換え表示させることがで
き、ユーザは音楽を聴きながらビデオCD1に記録され
た画像を楽しむことができる。よって、画面がブルーバ
ック等のつまらない状態になるのを回避することができ
る。また、各MPEG−AVトラックがどんな内容か知
ることもできる。システムコントローラ13は最初のC
D−DAトラックの再生が終了したならば、まだ次のC
D−DAトラックが存在するかチェックし、存在すれ
ば、音楽再生動作とIピクチャの切り換え表示動作を継
続させ、最後のCD−DAトラックの再生が終了したと
ころで、CD信号処理部2の再生動作を停止させ、ま
た、Iピクチャ表示も停止させる。
【0023】なお、上記した実施例では、画像データメ
モリ5には各MPEG−AVトラックの最初のIピクチ
ャを記憶させるようにしたが、途中のIピクチャとして
も良く、また、ビデオCD1のMPEG−AVトラック
数が少ないときは、各MPEG−AVトラックにつき、
トラックの最初、真ん中、最後など複数枚のIピクチャ
データを記憶させるようにしても良い。また、トラック
2など、いずれか1つのMPEG−AVトラックの1シ
ーケンスにつき、一定時間おきまたは任意の時間間隔の
Iピクチャを複数枚分、画像データメモリ5に記憶させ
ておくことで、CD−DAトラックの再生中、或るシー
ケンスの画像をコマ送り表示させるようにしても良い。
モリ5には各MPEG−AVトラックの最初のIピクチ
ャを記憶させるようにしたが、途中のIピクチャとして
も良く、また、ビデオCD1のMPEG−AVトラック
数が少ないときは、各MPEG−AVトラックにつき、
トラックの最初、真ん中、最後など複数枚のIピクチャ
データを記憶させるようにしても良い。また、トラック
2など、いずれか1つのMPEG−AVトラックの1シ
ーケンスにつき、一定時間おきまたは任意の時間間隔の
Iピクチャを複数枚分、画像データメモリ5に記憶させ
ておくことで、CD−DAトラックの再生中、或るシー
ケンスの画像をコマ送り表示させるようにしても良い。
【0024】また、トラック1の中に静止画データ、動
画データが存在しているときに、これらを再生する際、
同時に、画像データメモリ5に書き込んでおき、CD−
DAトラックを再生するとき、画像データメモリ5から
読み出し、復号して表示出力させるようにしても良い。
また、CD−DAトラックの再生を始める前に、システ
ムコントローラがTOC情報またはトラック1の情報か
らCD−Gの如く制御情報のサブコードにグラフィック
スデータが存在するトラックか否か判別し、グラフィッ
クスデータが存在しなければ、CD−DAトラックの再
生時、MPEG−AVトラックから読み出した圧縮画像
データに基づく画像を表示し、存在すれば、グラフィッ
クスデータに基づきCD−G用の画像再生ボードで再生
させた映像信号をディスプレイ装置へ出力するようにし
ても良い。これにより、グラフィックスデータに基づく
画像を見逃すことなく楽しむことができる。
画データが存在しているときに、これらを再生する際、
同時に、画像データメモリ5に書き込んでおき、CD−
DAトラックを再生するとき、画像データメモリ5から
読み出し、復号して表示出力させるようにしても良い。
また、CD−DAトラックの再生を始める前に、システ
ムコントローラがTOC情報またはトラック1の情報か
らCD−Gの如く制御情報のサブコードにグラフィック
スデータが存在するトラックか否か判別し、グラフィッ
クスデータが存在しなければ、CD−DAトラックの再
生時、MPEG−AVトラックから読み出した圧縮画像
データに基づく画像を表示し、存在すれば、グラフィッ
クスデータに基づきCD−G用の画像再生ボードで再生
させた映像信号をディスプレイ装置へ出力するようにし
ても良い。これにより、グラフィックスデータに基づく
画像を見逃すことなく楽しむことができる。
【0025】図2は本発明の第2実施例に係る蓄積型記
録媒体の再生方法を具現した車載用ビデオCDプレーヤ
の一部省略した構成図であり、図1と同一の構成部分に
は同一の符号が付してある。NTSCエンコーダ9の出
力側は切り換えスイッチ14の一方の側と接続されてお
り、この切り換えスイッチ14の他方の入力側には車載
用ナビゲーション装置20の映像出力端子が接続されて
いる。車載用ナビゲーション装置20はGPS受信機に
て車両の現在位置を検出し、CD−ROMに記憶された
地図データの内、現在位置周辺を読み出して地図画像を
描画し、該地図画像に車両位置マークを重ねた映像信号
を出力する。図2の車載用ビデオCDプレーヤでは、図
1中の画像データメモリ5、書き込み/読み出し制御部
6は省略されており、他は図1と全く同様に構成されて
いる。
録媒体の再生方法を具現した車載用ビデオCDプレーヤ
の一部省略した構成図であり、図1と同一の構成部分に
は同一の符号が付してある。NTSCエンコーダ9の出
力側は切り換えスイッチ14の一方の側と接続されてお
り、この切り換えスイッチ14の他方の入力側には車載
用ナビゲーション装置20の映像出力端子が接続されて
いる。車載用ナビゲーション装置20はGPS受信機に
て車両の現在位置を検出し、CD−ROMに記憶された
地図データの内、現在位置周辺を読み出して地図画像を
描画し、該地図画像に車両位置マークを重ねた映像信号
を出力する。図2の車載用ビデオCDプレーヤでは、図
1中の画像データメモリ5、書き込み/読み出し制御部
6は省略されており、他は図1と全く同様に構成されて
いる。
【0026】ビデオCD1のMPEG−AVトラックを
再生している間、システムコントローラ13Aは切り換
えスイッチ14をNTSCエンコーダ9の側に切り換
え、画面にビデオCD1から再生した画像を表示させ
る。ビデオCD1のCD−DAトラックの再生が始まる
とき、システムコントローラ13AはMPEGビデオデ
コーダ、DA変換器の動作を停止させ、切り換えスイッ
チ14を車載用ナビゲーション装置20の側に切り換え
る。これにより、高音質の音楽を聴取している間、画面
に地図画像が表示されるので、ユーザは車両現在位置を
地図上で確認することができる。最後のCD−DAトラ
ックまで再生が終われば、システムコントローラ13A
は切り換えスイッチ14をNTSCエンコーダ9の側に
戻すかまたは、次に、ビデオCD1の記録画像の再生が
始まるまで車載用ナビゲーション装置20の側に切り換
えたままとする。
再生している間、システムコントローラ13Aは切り換
えスイッチ14をNTSCエンコーダ9の側に切り換
え、画面にビデオCD1から再生した画像を表示させ
る。ビデオCD1のCD−DAトラックの再生が始まる
とき、システムコントローラ13AはMPEGビデオデ
コーダ、DA変換器の動作を停止させ、切り換えスイッ
チ14を車載用ナビゲーション装置20の側に切り換え
る。これにより、高音質の音楽を聴取している間、画面
に地図画像が表示されるので、ユーザは車両現在位置を
地図上で確認することができる。最後のCD−DAトラ
ックまで再生が終われば、システムコントローラ13A
は切り換えスイッチ14をNTSCエンコーダ9の側に
戻すかまたは、次に、ビデオCD1の記録画像の再生が
始まるまで車載用ナビゲーション装置20の側に切り換
えたままとする。
【0027】なお、上記した第2実施例において、車載
用ナビゲーション装置20をTVチューナ、文字放送受
信チューナ等、他の映像ソースに置き換えても良い。ま
た、CD−DAトラックの再生を始める前に、システム
コントローラがTOC情報またはトラック1の情報から
CD−Gの如く制御情報のサブコードにグラフィックス
データが存在するトラックか否か判別し、グラフィック
スデータが存在しなければ、CD−DAトラックの再生
時、車載用ナビゲーション装置から入力した映像信号に
切り換えてディスプレイ装置へ出力させ、存在すれば、
グラフィックスデータに基づきCD−G用の画像再生ボ
ードで再生させた映像信号に切り換えてディスプレイ装
置へ出力するようにしても良い。これにより、グラフィ
ックスデータに基づく画像を見逃すことなく楽しむこと
ができる。
用ナビゲーション装置20をTVチューナ、文字放送受
信チューナ等、他の映像ソースに置き換えても良い。ま
た、CD−DAトラックの再生を始める前に、システム
コントローラがTOC情報またはトラック1の情報から
CD−Gの如く制御情報のサブコードにグラフィックス
データが存在するトラックか否か判別し、グラフィック
スデータが存在しなければ、CD−DAトラックの再生
時、車載用ナビゲーション装置から入力した映像信号に
切り換えてディスプレイ装置へ出力させ、存在すれば、
グラフィックスデータに基づきCD−G用の画像再生ボ
ードで再生させた映像信号に切り換えてディスプレイ装
置へ出力するようにしても良い。これにより、グラフィ
ックスデータに基づく画像を見逃すことなく楽しむこと
ができる。
【0028】図3は本発明の第3実施例に係る蓄積型記
録媒体の再生方法を具現したビデオCDプレーヤの一部
省略した構成図であり、図1と同一の構成部分には同一
の符号が付してある。NTSCエンコーダ9の出力側に
はディスプレイコントローラ15が接続されており、シ
ステムコントローラ13Bの制御により、NTSCエン
コーダ9から入力した映像信号をそのままディスプレイ
装置へ出力したり、或いは、ビデオCD1のトラック別
の記録位置を示す情報(分、秒、フレーム)を入力し、
一覧表にした映像信号を作成して出力したりする。図3
のビデオCDプレーヤでは、図1中の画像データメモリ
5、書き込み/読み出し制御部6は省略されており、他
は図1と全く同様に構成されている。
録媒体の再生方法を具現したビデオCDプレーヤの一部
省略した構成図であり、図1と同一の構成部分には同一
の符号が付してある。NTSCエンコーダ9の出力側に
はディスプレイコントローラ15が接続されており、シ
ステムコントローラ13Bの制御により、NTSCエン
コーダ9から入力した映像信号をそのままディスプレイ
装置へ出力したり、或いは、ビデオCD1のトラック別
の記録位置を示す情報(分、秒、フレーム)を入力し、
一覧表にした映像信号を作成して出力したりする。図3
のビデオCDプレーヤでは、図1中の画像データメモリ
5、書き込み/読み出し制御部6は省略されており、他
は図1と全く同様に構成されている。
【0029】ビデオCD1のMPEG−AVトラックを
再生している間、システムコントローラ13Aはディス
プレイコントローラ15を制御して、スルーモードとさ
せ、NTSCエンコーダ9から入力した映像信号をその
ままディスプレイ装置へ出力させ、画面にビデオCD1
から再生した画像を表示させる。ビデオCD1のCD−
DAトラックの再生が始まるとき、システムコントロー
ラ13AはMPEGビデオデコーダにブルーバックの画
像データを出力させ、NTSCエンコーダ9からブルー
バックの映像信号を出力させる。また、ディスプレイコ
ントローラ15を制御してスーパーインポーズモードと
させ、リードインのTOC情報またはトラック1の「M
PEGAV」,「CD−DA」のディレクトリ情報な
ど、ビデオCD1から予め読み出してある記録内容の一
覧情報に基づき、トラックNo.別に、ビデオCD1の
上での記録開始位置と終了位置を示す文字情報を出力し
て、文字合成させる。これにより、高音質の音楽を聴取
している間、画面にビデオCDの記録内容の一覧情報を
表示させてユーザにどの内容がどこに記録されているか
確認させることができる。
再生している間、システムコントローラ13Aはディス
プレイコントローラ15を制御して、スルーモードとさ
せ、NTSCエンコーダ9から入力した映像信号をその
ままディスプレイ装置へ出力させ、画面にビデオCD1
から再生した画像を表示させる。ビデオCD1のCD−
DAトラックの再生が始まるとき、システムコントロー
ラ13AはMPEGビデオデコーダにブルーバックの画
像データを出力させ、NTSCエンコーダ9からブルー
バックの映像信号を出力させる。また、ディスプレイコ
ントローラ15を制御してスーパーインポーズモードと
させ、リードインのTOC情報またはトラック1の「M
PEGAV」,「CD−DA」のディレクトリ情報な
ど、ビデオCD1から予め読み出してある記録内容の一
覧情報に基づき、トラックNo.別に、ビデオCD1の
上での記録開始位置と終了位置を示す文字情報を出力し
て、文字合成させる。これにより、高音質の音楽を聴取
している間、画面にビデオCDの記録内容の一覧情報を
表示させてユーザにどの内容がどこに記録されているか
確認させることができる。
【0030】なお、上記した第3実施例において、ビデ
オCD1のトラック1に、トラック別のタイトルなど、
記録位置以外の情報も含まれていれば、これも合わせた
一覧情報を画面に表示させるようにしても良い。また、
CD−DAトラックの再生を始める前に、システムコン
トローラがTOC情報またはトラック1の情報からCD
−Gの如く制御情報のサブコードにグラフィックスデー
タが存在するトラックか否か判別し、グラフィックスデ
ータが存在しなければ、CD−DAトラックの再生時、
ディスプレイコントローラで作成した記録内容一覧映像
信号をディスプレイ装置へ出力させ、存在すれば、グラ
フィックスデータに基づきCD−G用の画像再生ボード
で再生させた映像信号に切り換えてディスプレイ装置へ
出力するようにしても良い。これにより、グラフィック
スデータに基づく画像を見逃すことなく楽しむことがで
きる。また、上記した各実施例では、記録媒体としてビ
デオCDを例に挙げたが、DVDなど他の記録媒体でも
同様に適用することができる。
オCD1のトラック1に、トラック別のタイトルなど、
記録位置以外の情報も含まれていれば、これも合わせた
一覧情報を画面に表示させるようにしても良い。また、
CD−DAトラックの再生を始める前に、システムコン
トローラがTOC情報またはトラック1の情報からCD
−Gの如く制御情報のサブコードにグラフィックスデー
タが存在するトラックか否か判別し、グラフィックスデ
ータが存在しなければ、CD−DAトラックの再生時、
ディスプレイコントローラで作成した記録内容一覧映像
信号をディスプレイ装置へ出力させ、存在すれば、グラ
フィックスデータに基づきCD−G用の画像再生ボード
で再生させた映像信号に切り換えてディスプレイ装置へ
出力するようにしても良い。これにより、グラフィック
スデータに基づく画像を見逃すことなく楽しむことがで
きる。また、上記した各実施例では、記録媒体としてビ
デオCDを例に挙げたが、DVDなど他の記録媒体でも
同様に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上本発明によれば、予め、画像または
画像と音楽の記録領域から一部の画像を読み出し、メモ
リしておき、音楽用記録領域を再生する際、メモリして
ある画像を画面に映し出すように構成したことにより、
蓄積型記録媒体の音楽用記録領域を再生中でも、画面に
画像または画像と音楽の記録領域に記録された内、一部
の画像を映し出すことができるので、画面がつまらなく
なるのを回避できる。
画像と音楽の記録領域から一部の画像を読み出し、メモ
リしておき、音楽用記録領域を再生する際、メモリして
ある画像を画面に映し出すように構成したことにより、
蓄積型記録媒体の音楽用記録領域を再生中でも、画面に
画像または画像と音楽の記録領域に記録された内、一部
の画像を映し出すことができるので、画面がつまらなく
なるのを回避できる。
【0032】また、蓄積型記録媒体の音楽用記録領域を
再生する際、蓄積型記録媒体以外の映像ソースから入手
した画像を画面に映し出すように構成したことにより、
音楽用記録領域に記録された音楽を聴取している間に、
他の映像ソースの画像を楽しめるようにできる。また、
音楽用記録領域を再生する際、車載用ナビゲーション装
置から得た画像を表示するように構成したことにより、
音楽用記録領域に記録された音楽を聴きながら地図画像
上で現在位置を確認したりすることがてきる。
再生する際、蓄積型記録媒体以外の映像ソースから入手
した画像を画面に映し出すように構成したことにより、
音楽用記録領域に記録された音楽を聴取している間に、
他の映像ソースの画像を楽しめるようにできる。また、
音楽用記録領域を再生する際、車載用ナビゲーション装
置から得た画像を表示するように構成したことにより、
音楽用記録領域に記録された音楽を聴きながら地図画像
上で現在位置を確認したりすることがてきる。
【0033】また、予め、蓄積型記録媒体から記録内容
の一覧情報を読み出し、メモリしておき、音楽用記録領
域を再生する際、メモリしてある一覧情報を画面に映し
出すように構成したことにより、音楽用記録領域に記録
された音楽を聴いている間に、蓄積型記録媒体の記録内
容の一覧情報を見てどの内容がどこに記録されているか
知ることができる。
の一覧情報を読み出し、メモリしておき、音楽用記録領
域を再生する際、メモリしてある一覧情報を画面に映し
出すように構成したことにより、音楽用記録領域に記録
された音楽を聴いている間に、蓄積型記録媒体の記録内
容の一覧情報を見てどの内容がどこに記録されているか
知ることができる。
【0034】また、音楽用記録領域に記録された制御情
報中にグラフィックスデータが存在するとき、音楽用記
録領域を再生する際、制御情報中のグラフィックスデー
タに基づく画像を優先して画面に映し出す。これによ
り、音楽用記録領域が制御情報中にグラフィックスデー
タを持つ場合に、該グラフィックスデータに基づく画像
を見逃すことなく楽しむことができる。
報中にグラフィックスデータが存在するとき、音楽用記
録領域を再生する際、制御情報中のグラフィックスデー
タに基づく画像を優先して画面に映し出す。これによ
り、音楽用記録領域が制御情報中にグラフィックスデー
タを持つ場合に、該グラフィックスデータに基づく画像
を見逃すことなく楽しむことができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る蓄積型記録媒体の再
生方法を具現したビデオCDプレーヤの全体構成図であ
る。
生方法を具現したビデオCDプレーヤの全体構成図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例に係る蓄積型記録媒体の再
生方法を具現した車載用ビデオCDプレーヤの全体構成
図である。
生方法を具現した車載用ビデオCDプレーヤの全体構成
図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る蓄積型記録媒体の再
生方法を具現したビデオCDプレーヤの全体構成図であ
る。
生方法を具現したビデオCDプレーヤの全体構成図であ
る。
【図4】ビデオCDのトラック構成を示す説明図であ
る。
る。
1 ビデオCD 2 CD信号処理部 3 CD−ROM信号処理部 4 デマルチプレクサ 5 画像データメモリ 6 書き込み/読み出し制御部 7 MPEGビデオデコーダ 8、12 DA変換器 9 NTSCエンコーダ 10 MPEGオーディオデコーダ 11、14 切り換えスイッチ 13、13A、13B システムコントローラ 15 ディスプレイコントローラ 20 車載用ナビゲーション装置
Claims (5)
- 【請求項1】 画像または画像と音楽の記録領域とは別
に音楽用記録領域の設けられた蓄積型記録媒体の再生方
法において、 予め、画像または画像と音楽の記録領域から一部の画像
を読み出し、メモリしておき、 音楽用記録領域を再生する際、メモリしてある画像を画
面に映し出すようにしたこと、 を特徴とする蓄積型記録媒体の再生方法。 - 【請求項2】 画像または画像と音楽の記録領域とは別
に音楽用記録領域の設けられた蓄積型記録媒体の再生方
法において、 音楽用記録領域を再生する際、蓄積型記録媒体以外の映
像ソースから入手した画像を画面に映し出すようにした
こと、 を特徴とする蓄積型記録媒体の再生方法。 - 【請求項3】 蓄積型記録媒体以外の映像ソースは車載
用ナビゲーション装置であること、 を特徴とする請求項2記載の蓄積型記録媒体の再生方
法。 - 【請求項4】 画像または画像と音楽の記録領域とは別
に音楽用記録領域の設けられた蓄積型記録媒体の再生方
法において、 予め、蓄積型記録媒体から記録内容の一覧情報を読み出
し、メモリしておき、 音楽用記録領域を再生する際、メモリしてある一覧情報
を画面に映し出すようにしたこと、 を特徴とする蓄積型記録媒体の再生方法。 - 【請求項5】 音楽用記録領域に記録された制御情報中
にグラフィックスデータが存在するとき、音楽用記録領
域を再生する際、制御情報中のグラフィックスデータに
基づく画像を優先して画面に映し出すようにしたこと、 を特徴とする請求項1または2または3または4記載の
蓄積型記録媒体の再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7052324A JPH08249821A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 蓄積型記録媒体の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7052324A JPH08249821A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 蓄積型記録媒体の再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249821A true JPH08249821A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12911620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7052324A Pending JPH08249821A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 蓄積型記録媒体の再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08249821A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002504284A (ja) * | 1997-06-06 | 2002-02-05 | トムソン コンシユーマ エレクトロニクス インコーポレイテツド | 第1および第2の形式のプログラムを処理するための装置並びに方法 |
KR100698185B1 (ko) * | 2005-05-17 | 2007-03-22 | 엘지전자 주식회사 | 녹화/재생 장치와 녹화 및 재생 방법 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02309882A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 静止画像および音声の同期再生制御方法 |
JPH04123100A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-23 | Masataka Ninomiya | 器楽演奏ビデオテープ等の多目的再生利用法 |
JPH04326398A (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-16 | Casio Comput Co Ltd | 自動演奏装置 |
JPH0528496A (ja) * | 1991-07-24 | 1993-02-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学情報記録媒体及び音声及び画像情報の記録方法 |
JPH06102889A (ja) * | 1992-09-18 | 1994-04-15 | Pioneer Electron Corp | 情報再生装置 |
JPH06203464A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Pioneer Electron Corp | 複数記録情報信号の同時再生機能を有するディスクプレーヤ |
JPH06284383A (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像再生システム |
JPH0744182A (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-14 | Hitachi Ltd | 音楽再生装置 |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7052324A patent/JPH08249821A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
JP2002504284A (ja) * | 1997-06-06 | 2002-02-05 | トムソン コンシユーマ エレクトロニクス インコーポレイテツド | 第1および第2の形式のプログラムを処理するための装置並びに方法 |
US6966064B1 (en) | 1997-06-06 | 2005-11-15 | Thomson Licensing | System and method for processing audio-only programs in a television receiver |
JP2007151156A (ja) * | 1997-06-06 | 2007-06-14 | Thomson Consumer Electronics Inc | 第1および第2の形式のプログラムを処理するための装置並びに方法 |
JP4596485B2 (ja) * | 1997-06-06 | 2010-12-08 | トムソン コンシユーマ エレクトロニクス インコーポレイテツド | 第1および第2の形式のプログラムを処理するための装置並びに方法 |
KR100698185B1 (ko) * | 2005-05-17 | 2007-03-22 | 엘지전자 주식회사 | 녹화/재생 장치와 녹화 및 재생 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030930 |