JPH07175797A - 文書作成支援装置 - Google Patents

文書作成支援装置

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JPH07175797A
JPH07175797A JP5320284A JP32028493A JPH07175797A JP H07175797 A JPH07175797 A JP H07175797A JP 5320284 A JP5320284 A JP 5320284A JP 32028493 A JP32028493 A JP 32028493A JP H07175797 A JPH07175797 A JP H07175797A
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JP
Japan
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noun
word
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article
document creation
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JP5320284A
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English (en)
Inventor
Naomi Numata
尚美 沼田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5320284A priority Critical patent/JPH07175797A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 英文文書の作成時に、各名詞の変化形と、そ
れらの変化形の前に置き得る冠詞とを表示し、冠詞の付
け忘れや付け間違いをなくす。 【構成】 辞書13には、名詞と、それらの名詞の前に
冠詞が置かれた名詞句とが記憶されている。単語識別手
段12は、文書作成者が入力した名詞を取り出し、検索
手段14に出力する。変換の操作が行われる度毎に、検
索手段14は、辞書13から文書作成者が入力した名詞
の変化形、名詞句を表示手段15に順に出力する。表示
手段15は、変換形、名詞句を順に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】名詞の変化形と、その変化形の名
詞にふさわしい冠詞を文書作成者に知らせ、文書作成者
の英語等の外国語文書作成の効率化を図る文書作成支援
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理技術や言語処理技術の発
展に伴い、英文等の外国語文書を文書作成装置を用いて
作成することが盛んに行われている。また上述の外国語
文書を作成する際、様々な文書作成支援装置を用いて外
国語文書の作成を効率良く行うことも考えられる。
【0003】上記の文書作成支援装置には、それぞれの
名詞の変化形を表示することで、英文の文書入力の効率
化を図るものがある。このような文書作成支援装置の一
例を以下に述べる。この文書作成支援装置は文書作成装
置に接続されるものであり、辞書31と、入力手段32
と、検索手段33と、表示手段34とで構成される。
【0004】辞書31は、それぞれの名詞と、それぞれ
の名詞の単数形、複数形とを対応させて辞書として記憶
している。入力手段32は、文書作成者が文書作成装置
に入力した単語を、その単語の入力が終了した時点で、
文書作成装置から取り出し、検索手段33に出力する。
検索手段33は、辞書31から入力が終了した単語と同
一の単語を探し出し、探し出した単語の変化形を取り出
す。例えば、文書作成者が「child」といcう名詞
を入力したとすると、検索手段33は、「child」
で辞書31を検索し、「child」の複数形「chi
ldren」を取り出す。
【0005】表示手段34は、検索手段33が検索した
変化形を文書作成装置に表示させ、入力した単語の変化
形が何であるかを、文書作成者に知らせる。以上のよう
に構成された文書作成支援装置の動作について説明す
る。 (1)文書作成者が文書作成装置に対して名詞「chi
ld」を入力する。 (2)入力手段32は、入力された名詞「child」
を、その単語の入力が終了した時点で、文書作成装置か
ら取り出し、検索手段33に出力する。
【0006】(3)検索手段33は、「child」で
辞書31を検索し、「child」の複数形「chil
dren」を取り出す。 (4)表示手段34は、検索手段33が検索した変化形
を文書作成装置に表示させる。 (5)文書作成装置は、表示装置の画面上の「chil
d」の表示を、「children」に切り替え、入力
した「child」の変化形が「children」で
あることを文書作成者に知らせる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によれば、外国語の名詞に付される冠詞に関して充
分な支援がなされていないという問題点があった。つま
り、名詞の前にどの冠詞を置くべきかについては文書作
成者に判断が委ねられており、特に文書作成者の英語に
対する習熟度が低い場合には、冠詞の付け間違いが起こ
りがちであるにも関らず、何らの支援もなされていない
という問題点があった。
【0008】具体的には、英文文書の作成において、冠
詞を不加算名詞を普通名詞として用いる際にはその不加
算名詞の前に定冠詞「the」を置く必要がある。ま
た、自然現象、方角、都市を示す名詞を用いる際にはそ
の名詞の前に定冠詞を置く必要がある。更に複数形の名
詞を用いる際には、不定冠詞を置いてはならないし、母
音で始まる名詞の前には、不定冠詞「an」を置く必要
がある。このような冠詞は、英語においては名詞の一部
をなすと考えられているが、従来の文書作成支援装置
は、名詞の変化形を表示するだけであり、正確な冠詞を
入力するため文書作成者(英語に習熟していない文書作
成者のことである。)は、その変化形にふさわしい冠詞
を英和辞典を用いて調べる必要があった。
【0009】他の方法としてスペルチェッカーや文書校
正装置などを用いて、冠詞の付け忘れや冠詞の付け間違
いを探し出すことも考えられるが、これらは、起動する
ために文書の作成を中断する必要がある。そのため、文
書作成中に、それぞれの単語に正しい冠詞が用いられて
いるかどうかを確認するという用途には用いられない。
【0010】また上記従来技術における文書作成支援装
置によれば、文書作成支援装置は、それぞれの名詞の変
化形を表示するのみなので、複数形にならない不加算名
詞と、単複同形の名詞との混同を防止できず、辞書とし
て用いることができないという問題点があった。具体的
には、「fish」という名詞は単複同形であり、従来
の文書作成支援装置は、その複数形を「fish」とし
て記憶している。複数形として上述の「fish」が表
示されると、文書作成者は、「fish」が不加算名詞
であると誤認することもあり得る。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑み、冠詞の付け
間違いを防止する文書作成支援装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の文書作成支援装置によれば、文書作成装置に
よって作成されている外国語文書中の名詞となる単語
を、当該名詞の変化形または当該名詞の前に冠詞が置か
れた名詞句に書き換える文書作成支援装置であって名詞
の単複の変化形と、当該名詞の変化形の前に冠詞が置か
れた名詞句とを対応させて記憶する記憶手段と、文書作
成装置に単語が入力される度毎に、最後に入力された単
語を前記外国語文書から取り出し、取り出した単語が名
詞であるか否かを判別する名詞判別手段と、操作者の所
定の操作により、名詞判別手段が判別した名詞で記憶手
段を検索し、当該名詞に対応する名詞の変化形あるいは
当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句の何れかを取り出
す検索手段と、名詞判別手段によって取り出された単語
を、検索手段が検索した名詞の変化形あるいは当該名詞
の前に冠詞が置かれた名詞句に書き換える書き換え手段
とを備えている。
【0013】また、上記課題を解決するために本発明の
文書作成支援装置によれば、文書作成装置によって作成
されている外国語文書中の名詞となる単語を、当該名詞
の変化形または当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句に
書き換える文書作成支援装置であって、名詞の単複の変
化形と、当該名詞の変化形の前に冠詞が置かれた名詞句
とを対応させて記憶する記憶手段と、文書作成装置に単
語が入力される度毎に、最後に入力された単語を前記外
国語文書から取り出し、取り出した単語が名詞であるか
否かを判別する名詞判別手段と操作者の所定の操作によ
り、名詞判別手段が判別した名詞で記憶手段を検索し、
当該名詞に対応する名詞の単複の変化形あるいは当該名
詞の前に冠詞が置かれた名詞句の何れかを取り出す検索
手段と、名詞判別手段によって取り出された単語を、検
索手段が検索した名詞の変化形あるいは当該名詞の前に
冠詞が置かれた名詞句に書き換える書き換え手段と記憶
手段に記憶されている変化形および名詞句であり、かつ
名詞判別手段が判別した名詞に対応するもののうち少な
くとも1つを、文書作成装置に一時的に表示させる表示
制御手段とを備えている。
【0014】また、上記課題を解決するために本発明の
文書作成支援装置によれば、文書作成装置によって作成
されている外国語文書中の名詞となる単語を、当該名詞
の変化形または当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句に
書き換える文書作成支援装置であって、名詞の単複の変
化形と、当該名詞の変化形の前に冠詞が置かれた名詞句
と、当該冠詞のに関する文法情報とを対応させて記憶す
る記憶手段と、文書作成装置に単語が入力される度毎
に、最後に入力された単語を前記外国語文書から取り出
し、取り出した単語が名詞であるか否かを判別する名詞
判別手段と操作者の所定の操作により、名詞判別手段が
判別した名詞で記憶手段を検索し、当該名詞に対応する
名詞の単複の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が置か
れた名詞句の何れかを取り出す検索手段と、名詞判別手
段によって取り出されたものを、検索手段が検索した名
詞の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞
句に書き換える書き換え手段と文書作成装置が作成中の
外国語文書を表示部に表示させている場合、記憶手段に
記憶されている名詞句および当該名詞句に含まれる冠詞
に関する情報のうち、名詞判別手段が判別した名詞に対
応するものの少なくとも1つを、文書作成装置に一時的
に表示させる表示制御手段とを備えている。
【0015】また、上記課題を解決するために上記文書
作成支援装置によれば、文書作成装置によって作成され
ている外国語文書中の名詞となる単語を、当該名詞の変
化形または当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句に書き
換える文書作成支援装置であって、名詞の単複の変化形
と、当該名詞の変化形の前に冠詞が置かれた名詞句と、
当該名詞句の意味とを対応させて記憶する記憶手段と、
文書作成装置に最後に入力された単語を前記外国語文書
から取り出し、取り出した単語が名詞であるか否かを判
別する名詞判別手段と、操作者の所定の操作により、名
詞判別手段が判別した名詞で記憶手段を検索し、当該名
詞に対応する名詞の単複の変化形あるいは当該名詞の前
に冠詞が置かれた名詞句を取り出す検索手段と、文書作
成装置によって作成されている外国語文書中の単語であ
り、かつ名詞判別手段によって取り出されたものを、検
索手段が検索した名詞の変化形あるいは当該名詞の前に
冠詞が置かれた名詞句に書き換える書き換え手段と文書
作成装置が作成中の外国語文書を表示部に表示させてい
る場合、記憶手段に記憶されている名詞句および当該名
詞句の意味のうち、名詞判別手段が判別した名詞に対応
するものの少なくとも1つを、文書作成装置に一時的に
表示させる表示制御手段とを備えている。
【0016】また、前記名詞判別手段は更に文書作成者
の操作に従って、外国語文書中の何れかの単語を少なく
とも1つ指定する単語指定手段を備えてもよい。
【0017】
【作用】上記の手段により本発明の文書作成支援装置に
おいて、記憶手段には、名詞の単複の変化形と、当該名
詞の変化形の前に冠詞が置かれた名詞句とが対応されて
記憶されている。文書作成装置に単語が入力される度毎
に、名詞判別手段によって前記外国語文書から、最後に
入力された単語が取り出され、取り出された単語が名詞
であるか否かが判別される。また、操作者の所定の操作
が行われた時点で、名詞判別手段が判別した名詞を用い
て検索手段が記憶手段を検索し、当該名詞に対応する名
詞の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞
句の何れかが取り出される。最後に名詞判別手段によっ
て取り出された単語が書き換え手段によって、検索手段
が検索した名詞の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が
置かれた名詞句に書き換えられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の文書作成支援装置について、
図面を参照しながら説明する。本発明の文書作成支援装
置は、文書作成装置に備えられて使用されるものであ
る。図1は、文書作成支援装置を備えた代表的な文書作
成装置である文書作成装置20のブロック図である。
【0019】文書作成装置20は、文書作成支援装置1
0と、文書作成部21と、表示部24と、入力部23
と、印字部25と、文書メモリ22とで構成される。
文書作成部21は、文書作成の処理を制御する。尚本実
施例において処理される文書は英文のみであるとする。
文書メモリ22には、入力部23から入力された文字コ
ード、記号コードが蓄積される。文書メモリに蓄積され
た全ての文字コード、記号コードを、文書作成装置は表
示部24に表示させる。
【0020】入力部23は、キ−ボ−ド、マウス等で実
現され、これらを用いることによって入力対象、入力位
置の指定や、文字コード、記号コードが入力される。ま
た、入力部23には変換キーが備えられ、文書作成者は
この変換キーを用いて単語の変換操作を行う。表示部2
4は、CRTディスプレィや、液晶ディスプレィ等で実
現され、文書作成の現状を逐次表示する。
【0021】印字部25は、レ−ザプリンタや、熱転写
プリンタ等で実現され、作成された文書を、予め指定さ
れた用紙に印字する。図2は、本発明における文書作成
支援装置10の構成図である。文書作成支援装置10
は、制御手段11と、単語識別手段12と、辞書13
と、検索手段14と、表示手段15とで構成される。
【0022】制御手段11は、単語識別手段12、検索
手段14、表示手段15を順に起動する。単語識別手段
12は、文書メモリにアルファベット以外の文字コード
(区切りコードと呼ぶ。例えば、ピリオド、カンマ、ス
ペース、数字、記号のコードがこれに該当する。)が入
力されると、その区切りコードから、1つ前の区切りコ
ードまでの文字コードを文書メモリから取り出し、取り
出した一連の文字コードを単語として検索手段14に出
力する。
【0023】辞書13には、それぞれの名詞の変化形が
記憶されており、更に冠詞を置くことができる名詞の変
化形、あるいは、冠詞が必要な名詞の変化形は、前に冠
詞が置かれた状態で記憶されている。名詞「chil
d」について例を挙げると、辞書13には、名詞「ch
ild」の単数形「child」、複数形「child
ren」の他に、「a child」、「the ch
ild」、「the children」が記憶されて
いる(上述の冠詞、名詞のペアを名詞句と呼ぶ。)。ま
た、それぞれの変化形および名詞句は、変化形、名詞句
の順に取り出されるように、辞書13に順序付けされて
いる。上述の名詞「child」について説明すると、
辞書13には、それぞれの変化形、名詞句が「chil
d」、「children」、「a child」、
「the child」、「thechildren」
の順に順序付けされて記憶されている。
【0024】検索手段14は、文書作成者が変換の操作
を文書作成装置に対して行うと、単語識別手段12から
単語を受け取り、辞書13を検索して、受け取った単語
に一致する名詞の変化形(入力された単語が単数形なら
複数形、複数形なら単数形)を取り出し、表示手段15
に出力する。再度、文書作成者が変換の操作を行うと、
操作が行われる度毎に、検索手段14は、上記の変化形
の後に記憶されている名詞句を辞書13から1つずつ取
り出し、表示手段15に出力する。このように文書作成
者が変換の操作を繰り返せば、上述の検索手段14は、
上記の取り出しおよび出力の動作を繰り返す。受け取っ
た単語についての最後の名詞句が取り出されれば、検索
手段14は、現在形を辞書13から取り出し、再度、単
数形、複数形、名詞句を順に取り出す。例えば文書作成
者が「child」を入力した時点で変換を行うと、検
索手段14は、辞書13から変化形「childre
n」を取り出す。文書作成者が再度変換の操作を行う
と、検索手段14は、「a child」を取り出す。
文書作成者が変換の操作を繰り返すと、検索手段14に
よって「the child」、「the child
ren」、「children」が順に取り出される。
【0025】表示手段15は、検索手段14が出力した
変化形、名詞句を受け取った時点で、単語識別手段12
が記憶している位置の文書メモリ上の単語を、受け取っ
た変化形、名詞句に書き換える。例えば、検索手段14
が「children」を表示手段15に出力すれば、
表示手段15は、文書メモリ22中の単語「chil
d」を、「children」に書き換える。検索手段
14が「a child」を表示手段15に出力すれ
ば、表示手段15は、文書メモリ中の単語「child
ren」を、「a child」に書き換える。同様に
検索手段14が「the child」、「the c
hildren」を出力すれば、表示手段15は、文書
メモリ中の単語を、受け取った単語に書き換える。表示
手段15が、このような動作を行っている間、表示部2
4の表示は、「child」から、「childre
n」、「a child」、「the child」、
「thechildren」に切り替わる。
【0026】図3は、図2に示す文書作成支援装置10
のフローチャートである。ステップs10では、単語識
別手段12が、文書メモリ22から単語を1語ずつ取り
出す。ステップs20では、文書作成者が文書作成装置
に対して変換の操作を行ったか否かの判定を、検索手段
14が行う。
【0027】ステップs30では、検索手段14が辞書
13を検索して、受け取った単語に一致する名詞の変化
形(入力された単語が単数形なら複数形、複数形なら単
数形)を取り出し、表示手段15に出力する。ステップ
s40では、表示手段15が、検索手段14が出力した
変化形、名詞句を受け取った時点で、単語識別手段12
が記憶している位置の文書メモリ上の単語を受け取った
変化形、名詞句に書き換え、文書作成装置20に、表示
部24の表示を切り替えさせる。
【0028】ステップs50では、文書作成者が文書作
成装置20に対して変換の操作を行ったか否かの判定
を、検索手段14が行う。もし行えばステップs40に
移行する。もし行っていなければ処理を終了する。以上
のように構成された文書作成支援装置10の動作を、単
複同形「fish」、不加算名詞「music」の変換
の例で説明する。 I.単複同形の名詞「fish」の変換を行う場合の動
作 (1)図4(a)に示すように文書作成者が、文書作成
装置20に対して「there was fish」と
いう英文を入力したとする。このとき単語識別手段12
が、文書メモリから単語「fish」を取り出す(図3
のステップs10)。
【0029】(2)文書作成者が変換の操作を行う。文
書作成者が文書作成装置に対して変換の操作を行ったか
否かの判定を、検索手段14が行う(ステップs2
0)。 (3)検索手段14が辞書13を検索して、受け取った
単語に一致する名詞の複数形「fish」を取り出し、
表示手段15に出力する(ステップs30)。 (4)表示手段15が、検索手段14が出力した変化形
を受け取った時点で、単語識別手段12が記憶している
位置の文書メモリ上の単語を受け取った複数形の「fi
sh」に書き換え、文書作成装置20に、表示部24の
表示を切り替えさせる(ステップs40)。その結果表
示部24に表示されている英文は、図4(b)に示すよ
うになる。
【0030】(5)文書作成者が文書作成装置20に対
して変換の操作を行ったことを検索手段14が判定する
(ステップs50)。変換操作が行われたので、検索手
段14が、複数形「fish」に続く名詞句「a fi
sh」を辞書13から取り出し、表示手段15に出力す
る。表示手段15は、検索手段14が出力した名詞句を
受け取った時点で、単語識別手段12が記憶している位
置の文書メモリ上の単語を受け取った名詞句「a fi
sh」に書き換え、文書作成装置20に、表示部24の
表示を切り替えさせる。その結果表示部24に表示され
ている英文は、図4(c)に示すようになる。
【0031】(6)文書作成者が再度変換の操作を行う
と、検索手段14は(5)の作業を繰り返し、名詞句
「a fish」に続く名詞句「the fish」
を、表示部24に表示させる。その結果表示部24に表
示されている英文は、図4(d)に示すようになる。 (7)文書作成者が再度変換の操作を行うと、検索手段
14は(5)の作業を繰り返して、再度「fish」
を、表示部24に表示させる。その結果表示部24に表
示されている英文は、図4(e)に示すようになる。 II.不加算名詞「music」の変換を行う場合の動作 (1)図5(a)に示すように文書作成者が、文書作成
装置20に対して「Ilike music」という英
文を入力したとする。このとき単語識別手段12が、文
書メモリから単語「music」を取り出す(図3のス
テップs10)。
【0032】(2)文書作成者が変換の操作を行う。文
書作成者が文書作成装置に対して変換の操作を行ったか
否かの判定を、検索手段14が行う(ステップs2
0)。 (3)検索手段14が辞書13を検索して、受け取った
単語に一致する名詞の複数形「music」を取り出
し、表示手段15に出力する(ステップs30)。その
結果表示部24に表示されている英文は、図5(b)に
示すようになる。
【0033】(4)表示手段15が、検索手段14が出
力した変化形を受け取った時点で、単語識別手段12が
記憶している位置の文書メモリ上の単語を受け取った複
数形「music」に書き換え、文書作成装置20に、
表示部24の表示を切り替えさせる(ステップs4
0)。その結果表示部24に表示されている英文は、図
5(c)に示すようになる。
【0034】(5)文書作成者が文書作成装置20に対
して変換の操作を行ったことを検索手段14が判定する
(ステップs50)。変換操作が行われたので、検索手
段14が、複数形「music」に続く名詞句「the
music」を辞書13から取り出し、表示手段15
に出力する。表示手段15は、検索手段14が出力した
名詞句を受け取った時点で、単語識別手段12が記憶し
ている位置の文書メモリ上の単語を受け取った名詞句
「the music」に書き換え、文書作成装置20
に、表示部24の表示を切り替えさせる。その結果表示
部24に表示されている英文は、図5(d)に示すよう
になる。
【0035】このように本発明によれば、それぞれの名
詞の前に置くべき適切な冠詞を、文書作成者に指示する
ことができる。尚、本発明の文書作成支援装置10の構
成は以上の構成に限定されるものではなく、以下に示す
(a)〜(e)の構成にしてもよい。 (a)範囲指定手段を文書作成支援装置10の構成に加
える。
【0036】範囲指定手段とは、文書作成者によって指
定された文書中の領域(この領域の指定はペン、マウス
等のポインティングデバイスを用いることで行われ
る。)に含まれる全ての名詞を取り出し、検索手段14
に出力するものである。範囲指定手段によって取り出さ
れた名詞の変化形、名詞句を、文書作成支援装置10
は、ひとつずつ表示部24に表示させる。
【0037】このような範囲指定手段が備えられれば、
文書作成者は変化形を調べる際、一度に複数個の名詞を
指定することができるので、文書作成の効率をより高め
ることができる。 (b)それぞれの名詞について、全ての変化形、名詞句
を検索手段14に取り出させ、図6に示すように、表示
手段15に取り出された変化形、名詞句を一度に表示さ
せてもよい。
【0038】(c)辞書13にそれぞれの変化形、名詞
句と、その変化形、名詞句の名詞の変化形名、冠詞名と
を記憶させ、図7に示すように、検索手段14および表
示手段15が変化形、名詞句と共にその変化形、名詞句
の名詞の変化形名、冠詞名を表示手段15に表示させて
もよい。 (d)辞書13にそれぞれの変化形、名詞句と、その変
化形、名詞句の意味とを記憶させ、図8に示すように、
検索手段14および表示手段15が変化形、名詞句と共
にその変化形、名詞句の意味を表示手段22に表示させ
てもよい。
【0039】(e)独語等、名詞に性別が存在する言語
に本発明の文書作成支援装置を用いる際、辞書13にそ
れぞれの名詞の、性別、変化形、名詞句とを記憶させ、
検索手段14および表示手段15が性別、変化形、名詞
句を表示手段22に表示させてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の文書
作成支援装置によれば、名詞の変化形には、どのような
冠詞を置くべきかを文書作成者に知らせることができる
ので、冠詞の付け間違い、付け忘れが防止されるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書作成支援装置10が備えられる文書作成装
置20の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例における文書作成支援装置10
の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例における文書作成支援装置10
の説明のためのフローチャートである。
【図4】文書作成支援装置10による、表示部24の画
面表示の切り替わりを示す図である。
【図5】文書作成支援装置10による、表示部24の画
面表示の切り替わりを示す図である。
【図6】文書作成支援装置による画面表示の一例を示す
図である。
【図7】文書作成支援装置による画面表示の一例を示す
図である。
【図8】文書作成支援装置による画面表示の一例を示す
図である。
【図9】従来の文書作成支援装置30の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 文書作成支援装置 11 制御手段 12 単語識別手段 13 辞書 14 検索手段 15 表示手段 20 文書作成装置 21 文書作成部 22 文書メモリ 23 入力部 24 表示部 25 印字部 30 文書作成支援装置 31 辞書 32 入力手段 33 検索手段 34 表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書作成装置によって作成されている外国
    語文書中の名詞となる単語を、当該名詞の変化形または
    当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句に書き換える文書
    作成支援装置であって名詞の単複の変化形と、当該名詞
    の変化形の前に冠詞が置かれた名詞句とを対応させて記
    憶する記憶手段と、 文書作成装置に単語が入力される度毎に、最後に入力さ
    れた単語を前記外国語文書から取り出し、取り出した単
    語が名詞であるか否かを判別する名詞判別手段と、 操作者の所定の操作により、名詞判別手段が判別した名
    詞で記憶手段を検索し、当該名詞に対応する名詞の変化
    形あるいは当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句の何れ
    かを取り出す検索手段と、 名詞判別手段によって取り出された単語を、検索手段が
    検索した名詞の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が置
    かれた名詞句に書き換える書き換え手段とを備えること
    を特徴とする文書作成支援装置。
  2. 【請求項2】文書作成装置によって作成されている外国
    語文書中の名詞となる単語を、当該名詞の変化形または
    当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句に書き換える文書
    作成支援装置であって、 名詞の単複の変化形と、当該名詞の変化形の前に冠詞が
    置かれた名詞句とを対応させて記憶する記憶手段と、 文書作成装置に単語が入力される度毎に、最後に入力さ
    れた単語を前記外国語文書から取り出し、取り出した単
    語が名詞であるか否かを判別する名詞判別手段と操作者
    の所定の操作により、名詞判別手段が判別した名詞で記
    憶手段を検索し、当該名詞に対応する名詞の単複の変化
    形あるいは当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句の何れ
    かを取り出す検索手段と、 名詞判別手段によって取り出された単語を、検索手段が
    検索した名詞の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が置
    かれた名詞句に書き換える書き換え手段と記憶手段に記
    憶されている変化形および名詞句であり、かつ名詞判別
    手段が判別した名詞に対応するもののうち少なくとも1
    つを、文書作成装置に一時的に表示させる表示制御手段
    とを備えることを特徴とする文書作成支援装置
  3. 【請求項3】文書作成装置によって作成されている外国
    語文書中の名詞となる単語を、当該名詞の変化形または
    当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句に書き換える文書
    作成支援装置であって、 名詞の単複の変化形と、当該名詞の変化形の前に冠詞が
    置かれた名詞句と、当該冠詞のに関する文法情報とを対
    応させて記憶する記憶手段と、 文書作成装置に単語が入力される度毎に、最後に入力さ
    れた単語を前記外国語文書から取り出し、取り出した単
    語が名詞であるか否かを判別する名詞判別手段と操作者
    の所定の操作により、名詞判別手段が判別した名詞で記
    憶手段を検索し、当該名詞に対応する名詞の単複の変化
    形あるいは当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句の何れ
    かを取り出す検索手段と、 名詞判別手段によって取り出されたものを、検索手段が
    検索した名詞の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が置
    かれた名詞句に書き換える書き換え手段と文書作成装置
    が作成中の外国語文書を表示部に表示させている場合、
    記憶手段に記憶されている名詞句および当該名詞句に含
    まれる冠詞に関する情報のうち、名詞判別手段が判別し
    た名詞に対応するものの少なくとも1つを、文書作成装
    置に一時的に表示させる表示制御手段とを備えることを
    特徴とする文書作成支援装置
  4. 【請求項4】文書作成装置によって作成されている外国
    語文書中の名詞となる単語を、当該名詞の変化形または
    当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句に書き換える文書
    作成支援装置であって、 名詞の単複の変化形と、当該名詞の変化形の前に冠詞が
    置かれた名詞句と、当該名詞句の意味とを対応させて記
    憶する記憶手段と、 文書作成装置に最後に入力された単語を前記外国語文書
    から取り出し、取り出した単語が名詞であるか否かを判
    別する名詞判別手段と、 操作者の所定の操作により、名詞判別手段が判別した名
    詞で記憶手段を検索し、当該名詞に対応する名詞の単複
    の変化形あるいは当該名詞の前に冠詞が置かれた名詞句
    を取り出す検索手段と、 文書作成装置によって作成されている外国語文書中の単
    語であり、かつ名詞判別手段によって取り出されたもの
    を、検索手段が検索した名詞の変化形あるいは当該名詞
    の前に冠詞が置かれた名詞句に書き換える書き換え手段
    と文書作成装置が作成中の外国語文書を表示部に表示さ
    せている場合、記憶手段に記憶されている名詞句および
    当該名詞句の意味のうち、名詞判別手段が判別した名詞
    に対応するものの少なくとも1つを、文書作成装置に一
    時的に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴と
    する文書作成支援装置
  5. 【請求項5】前記名詞判別手段は更に文書作成者の操作
    に従って、外国語文書中の何れかの単語を少なくとも1
    つ指定する単語指定手段を備えることを特徴とする請求
    項1から4記載の何れかの文書作成支援装置
JP5320284A 1993-12-20 1993-12-20 文書作成支援装置 Pending JPH07175797A (ja)

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