JPH07174946A - 受光モジュール - Google Patents

受光モジュール

Info

Publication number
JPH07174946A
JPH07174946A JP6257072A JP25707294A JPH07174946A JP H07174946 A JPH07174946 A JP H07174946A JP 6257072 A JP6257072 A JP 6257072A JP 25707294 A JP25707294 A JP 25707294A JP H07174946 A JPH07174946 A JP H07174946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
light
light receiving
pigtail
clad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6257072A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Tanabe
学 田辺
Kuniaki Uchiumi
邦昭 内海
Hideaki Takechi
秀明 武知
Hiroyuki Sasai
裕之 笹井
Yasushi Matsui
康 松井
Shigeru Yamane
茂 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6257072A priority Critical patent/JPH07174946A/ja
Publication of JPH07174946A publication Critical patent/JPH07174946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光伝送システムにおいて、クラッド部を伝播
する光が受光素子に入射するのを防ぐことにより、伝送
特性に優れた受光モジュールを得る。 【構成】 ピッグテイル光ファイバ104と受光部10
6を有する受光モジュール102において、ピッグテイ
ル光ファイバ104のコア部108を伝播する光信号が
クラッド部110を伝播する光と受光素子116の受光
面において干渉し合わないように、クラッド部110を
伝播する光が受光素子116の受光面に到達するのを妨
げる手段をA部、B部、あるいはC部に有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送における光受信
器に使用される受光モジュールに関し、特に低歪・低雑
音であることが必要な副搬送波伝送システムに用いる受
光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】伝送すべき信号によって搬送波を変調
し、その変調波電気信号によって半導体レーザーを直接
輝度変調して光伝送する副搬送波伝送(SubCarrirer Mu
ltiplexing、以下SCMと略す)伝送において、ノイズ
や歪特性などの伝送特性の劣化の原因の一つに多重反射
に代表されるマルチパスの影響がある。
【0003】例えば、複数の反射点を有する伝送路中に
SCM用光信号を伝播させるとき、伝送路端に設けられ
た光受信器が受光する光信号には、途中反射せず直接到
達した直接光と反射点において偶数回反射して到達する
遅延光を含んでいる。これは、光送信器から光受信器の
受光素子までの伝送路が、直接光のとった経路と反射光
のとった経路とを有していることを意味し、この複数の
経路が「マルチパス」である。特に、無線伝送システム
ではよく見られる状態である。
【0004】多重反射して到達した光は、反射点間を往
復するため、直接光の光路長に較べ長くなり、それだけ
到達時間に遅れが生じる。また、通常各反射点の反射量
はさほど大きくない。例えば、伝送路の開放端での反射
量は-15dBであり、通常の光コネクタでの反射量は-25〜
-30dBである。従って、直接光と反射光との間にはある
程度の光電力レベル差も生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このマルチパスの存在
によって生じた直接光と遅延光とは、到達時間と光電力
レベル以外は全く同じ信号なので、受光素子の受光面上
において互いに干渉(自己遅延ホモダイン)し、2つの
光信号のビートが電気信号の周波数領域に生じることに
なる。特に、SCM伝送においては、この干渉により生
じるビートが電気伝送信号の周波数領域のノイズ・歪妨
害となって伝送特性劣化を引き起こすという問題を有し
ていた。多重反射による伝送特性劣化については、以下
に示すように、すでに実験や理論解析等の報告がなされ
ている。
【0006】(例:A.Lidgard and N.A.Olsson, "Gener
ation and Cancellation of Second-Order Harmonic Di
stortion in Analog Optical System by Interferometi
c FM-AM conversion", IEEE Photonic Technology Lett
ers, Vol.2,No.1, pp519-521,1990;J.H.Angenent, I.
P.D.Ubbens, and P.J.de Waard, "DISTORTION OF A MUL
TICARRIER SIGNAL DUE TO OPTICAL REFLECTIONS." ECO
C'91,IOOC'91,WeC8-4,1991)。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、この様なマ
ルチパスによる伝送特性の劣化を防ぎ、伝送特性の安定
した受光モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の受光モジュール
は光信号を伝送するコア部及びコア部の側面を覆うクラ
ッド部を有するピッグテイル光ファイバと、伝送光ファ
イバを該ピッグテイル光ファイバの一端と光学的に接続
するために該ピッグテイル光ファイバの該一端を含む端
部に設けられた光コネクタと、該コア部を伝播する該光
信号を受けるための受光面を有し、電気信号に変換する
ための受光素子と、該ピッグテイル光ファイバの他端か
ら射出される該光信号を該受光素子の受光面に集光させ
る光学結合系と、該コア部を伝播する該光信号が該クラ
ッド部を伝播する光と該受光素子の該受光面において干
渉し合わないように、該クラッド部を伝播する光が該受
光素子の該受光面に到達するのを妨げる手段とを有して
おり、そのことにより、上記目的が達成される。
【0009】ある実施例では前記手段は前記伝送光ファ
イバのコア部を伝播する光が前記ピッグテイル光ファイ
バの前記クラッド部へ入射するのを防ぐ。
【0010】前記伝送光ファイバのコア部の直径よりも
前記ピッグテイル光ファイバの前記コア部の直径が大き
く、かつ、前記ピッグテイル光ファイバがシングルモー
ド光ファイバであってもよい。
【0011】前記伝送光ファイバのコア部の直径よりも
前記ピッグテイル光ファイバの前記コア部の直径が大き
く、かつ、前記ピッグテイル光ファイバがグレーティッ
ドインデックス形マルチモードファイバであり、モード
分散の影響が実質的に無視できるくらい十分短いもので
あってもよい。
【0012】前記ピッグテイル光ファイバの前記コア部
の直径は前記伝送光ファイバと光学的に接続される前記
一端において、前記伝送光ファイバのコア部からの光信
号を全て入射するのに充分に太く、前記ピッグテイル光
ファイバ長手方向に行くに従って徐々に細くなっていて
もよい。
【0013】またある実施例では前記手段は前記伝送光
ファイバのクラッド部を伝播する光が前記ピッグテイル
光ファイバの前記クラッド部へ入射するのを防ぎ、前記
伝送光ファイバのコア部を伝播してきた光が前記ピッグ
テイル光ファイバのクラッド部に入射するのを防ぐ。
【0014】前記ピッグテイル光ファイバの前記コア部
前記伝送光ファイバと光学的に接続される前記一端に前
記クラッド部のみを覆う遮光性の物質でコートされてい
てもよい。
【0015】前記ピッグテイル光ファイバのクラッド部
は、クラッド径のみが、前記伝送光ファイバから前記ピ
ッグテイル光ファイバのクラッド部に光が入射されない
ように、前記ピッグテイル光ファイバ入力端面において
ほぼコア径まで細くなるようにテーパ状を有していても
よい。
【0016】前記伝送光ファイバから前記ピッグテイル
光ファイバのクラッド部に入射した光が前記クラッド部
と前記ピッグテイル光ファイバの外部との境界面におい
て全反射をすることがないように、前記ピッグテイル光
ファイバ前記伝送光ファイバと光学的に接続される前記
一端において前記クラッド部の直径が太くなっており、
前記ピッグテイル光ファイバ長手方向に行くに従って徐
々に細くなっていてもよい。
【0017】また、ある実施例では前記手段は前記ピッ
グテイル光ファイバの途中に、前記ピッグテイル光ファ
イバの前記クラッド部を伝播する光を減衰または除去さ
せる。
【0018】前記ピッグテイル光ファイバの途中に、前
記ピッグテイル光ファイバのクラッド部の屈折率に対し
て充分高い屈折率を有する物質が前記クラッド部の全周
に渡り、かつ、記ピッグテイル光ファイバの前記クラッ
ド部を伝播する光を除去するのに充分な長さに渡って設
けられていてもよい。
【0019】前記ピッグテイル光ファイバは前記クラッ
ド層よりも大きな屈折率を有している物質で実質的に全
体に覆うコーティングを有し、該物質のコーティングの
部分の長さは、該クラッド部を伝播する光が実質的に減
衰し除去される程度に十分長くてもよい。
【0020】前記ピッグテイル光ファイバにおいて、前
記クラッド部の一部分は前記コア部の全周に渡って除去
されていてもよい。
【0021】前記ピッグテイル光ファイバの途中に溶融
型光部品または導波路型光部品が挿入されており、前記
コア部と溶融接続されていてもよい。
【0022】前記ピッグテイル光ファイバのコア部は純
粋石英からなり、前記クラッド部はフッ素等の屈折率を
下げる物質及び電離放射線照射によって、光信号を吸収
する物質がドープされた石英からなり、前記ピッグテイ
ル光ファイバの一部または全体に電離放射線を十分な線
量照射されていてもよい。
【0023】前記ピッグテイル光ファイバの前記クラッ
ド部は光信号を吸収あるいは散乱させて減衰させる物質
がドープされていてもよい。
【0024】またある実施例では、前記ピッグテイル光
ファイバの前記他端と前記受光素子の間に、前記ピッグ
テイル光ファイバの前記クラッド部を伝播する光を前記
受光素子の受光面上に到達・結像させない構造を有して
いる。
【0025】前記他端において前記クラッド部のみが遮
光性の物質でコートされていてもよい。
【0026】前記ピッグテイル光ファイバの前記クラッ
ド部の他端において、厚みが実質的になくなるように、
該クラッド部にテーパが設けられていてもよい。
【0027】前記受光素子に前記ピッグテイル光ファイ
バの前記クラッド部からの光が入射しないように、該ピ
ッグテイル光ファイバと該受光素子の間にクラッド伝播
モード光遮断部を設けられていてもよい。
【0028】前記光学結合系によって前記受光素子の受
光面上に前記ピッグテイル光ファイバのコア部からのコ
ア伝播モード光のみが結像すれていてもよい。
【0029】前記受光素子が前記ピッグテイル光ファイ
バの前記コア部からのコア伝播モード光のみを受光する
ように、該受光素子の受光面のうち該ピッグテイル光フ
ァイバの前記クラッド部からのクラッド伝播モード光が
該受光素子に当たる部分が遮光性の物質で覆われていて
もよい。
【0030】
【作用】本発明の受光モジュールは伝送光ファイバと接
続されるピッグテイル光ファイバ及びピッグテイル光フ
ァイバに終端部に設けられた受光部を有している。ピッ
グテイル光ファイバの先端部、ピッグテイル光ファイバ
の中間部、ビッグテイル光ファイバの終端部、あるいは
受光部の少なくともいずれか一つの部分にピッグテイル
光ファイバのクラッド部を伝播する光が受光素子に到達
するのを妨げる手段を有している。従って、最終的に受
光部内の受光素子へ到達する光はピッグテイル光ファイ
バのコア部を伝播する光のみとなり、受光素子の受光面
上に到達するマルチパスによる遅延光がなくなる。
【0031】ピッグテイル光ファイバの先端部に設けら
れた前記手段は、光コネクタによる接続によって、伝送
光ファイバのコア部を伝播してきた光がピッグテイル光
ファイバのクラッド部へ入射しないように機能する。更
に伝送光ファイバのクラッド部を伝播してきた光がピッ
グテイル光ファイバのクラッド部へ入射しないように機
能することにより、前記手段はより完全にクラッド部内
を伝播する光を除去できる。具体的には、伝送光ファイ
バのコア部よりも太い直径のコア部を有するピッグテイ
ル光ファイバを用いることにより、伝送光ファイバのコ
ア部からの光がピッグテイル光ファイバのクラッド部へ
入射しにくくなる。ピッグテイル光ファイバのコア部が
端面では太く、端面から長手方向にゆくに従ってその直
径が細くなっている形状であっても同様に機能する。ま
た、ピッグテイル光ファイバの端面において、クラッド
部にのみ遮光膜を設けるか、またはクラッド部の厚みが
薄くなっていることにより、クラッド部へ光が入射しに
くくなる。あるいは、ピッグテイル光ファイバの端面に
おいてクラッド部がコア部を中心とする円錐状になって
いることにより、クラッド部に入射した光は円錐の側面
からクラッド部の外部へでてゆく。
【0032】ピッグテイル光ファイバの中間部に設けら
れた前記手段は、クラッド部を伝播する光を除去する働
きをする。クラッド部を伝播する光はクラッド部の外周
に設けられた手段へ放射するか、または、吸収されるこ
とにより減衰し、除去される。具体的には、クラッド部
よりも大きな屈折率を有する物質をピッグテイル光ファ
イバの一部の全周を覆うように設けることにより、クラ
ッド部を伝播する光は光屈折率を有する物質へ入射する
のでクラッド部から除去される。あるいは、クラッド部
の一部分が除去されているか、または溶融型光部品が挿
入されていることにより、その部分のクラッド部がとぎ
れるのでクラッド部を伝播する光は遮断される。また、
ピッグテイル光ファイバのクラッド部を光を吸収する物
質でつくることにより、クラッド部を伝播する光は減衰
される。
【0033】ピッグテイル光ファイバの終端部、あるい
は受光部に設けられた前記手段はビッグテイル光ファイ
バのクラッド部を伝播してきた光が受光部の受光素子に
照射されないように機能する。具体的には、ピッグテイ
ル光ファイバの末端のクラッド部のみに遮光膜を設ける
ことによってクラッド部から出射した光が受光素子へ入
射しなくなる。あるいは、クラッド部から出射した光が
受光素子の受光面に集光しないように光学結合系が調整
されている。
【0034】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
まず、本発明を概括的に説明する。図1は、本発明の受
光モジュール102を概括的に説明している。受光モジ
ュール102は光通信などの光伝送システムの光受信装
置内で光電変換装置として使用される。受光モジュール
102はピッグテイル光ファイバ104とピッグテイル
光ファイバ104が光学的に接続された受光部106と
を有している。
【0035】ピッグテイル光ファイバ104は、光信号
を伝送するためのコア部108とコア部108を覆うよ
うに設けられたクラッド部110を有し、コア部108
及びクラッド部110の先端には光コネクタ112が設
けられている。
【0036】受光部106はピッグテイル光ファイバ1
04の端部114から射出される光信号を受け、光信号
を電気信号に変換する受光素子116及び光信号を受光
素子へ集光する光学結合系118を有している。光コネ
クタ112は光信号を伝送する伝送光ファイバ120の
光コネクタ122に接合され、ピッグテイル光ファイバ
104と伝送光ファイバ120とは互いに光学的に接続
される。伝送光ファイバ120を伝送される光信号は最
終的に受光素子116へ到達する。
【0037】受光モジュール102は更にAで示される
光コネクタ112内のピッグテイル光ファイバ104に
設けられたクラッド部110に光信号を入射させない手
段、Bで示されるピッグテイル光ファイバ104の中間
部分に設けられたクラッド部110を伝播する光信号を
除去する手段、あるいはCで示される受光部106に設
けられたクラッド部110を伝播する光信号を受光素子
116へ入射させない手段のうち少なくとも一つの手段
を有している。これらの手段はクラッド部110を伝播
する光信号が最終的に受光素子116へ入射するのを防
ぐ。以下の実施例では各手段を個別に有する受光モジュ
ールを説明するが、複数の手段を有することにより、本
発明の効果がよりいっそう高められることは理解され
る。
【0038】本発明は従来の光伝送システムにおいて、
伝送特性の劣化を引き起こすマルチパスの主要な原因が
クラッド部内を伝播する光信号にあるという認識に基づ
いている。以下、クラッド部を伝搬する光信号をクラッ
ド伝搬モード光と呼ぶことにする。クラッド伝搬モード
光は以下のような箇所で発生すると考えられる。
【0039】a)一旦光ファイバから出射し再びファイ
バに入射する箇所 例えば、光アッテネータ・光フィルタ・光分岐器・光分
波器等の光部品の挿入箇所や、コネクタ端面における光
ファイバ部分のへこみ(ギャプ)や光コネクタのPC研磨
時の端面の曲率中心軸とコア中心軸とのズレ等によって
光信号の伝送路同志が適切なフィジカルコンタクトとな
っていない箇所 b)伝送光ファイバが小さい曲率で何重にも曲げ・巻か
れている箇所 この様な箇所が光伝送路中に存在すると、クラッド伝播
モード光が伝送路中でコア部に入射されてコア部内を伝
播し、ピッグテイル光ファイバの出射端までクラッド部
内を伝播した後、受光素子で検出される。従って、コア
部とクラッド部の2つの光路(パス)が存在することにな
る。更に、クラッド部内には伝播モードが複数立つと考
えられるのでパスの数もそのモードの数だけ増えること
になる。
【0040】複数のパスを経由した複数の光信号は受光
素子受光面上で互いに干渉し、その結果、ビートが電気
信号の周波数領域に生じ、ノイズ・歪妨害による伝送特
性劣化が発生する。このビートの大きさは、クラッド伝
播モード光量やコア伝播モード光およびクラッド伝播モ
ード光の偏波の関係によって変わるので、光ファイバの
状態・周囲温度・光信号波長の変動等の微妙な違い・変
動によっても変化する。ノイズ・歪妨害は、そのビート
の大きさの変化に応じて変動し、時間的に不安定なもの
となる。
【0041】本発明によれば、伝送光ファイバに上記箇
所が存在し、クラッド伝播モード光が存在しても、受光
モジュールに設けられた上記いずれかの手段によって、
最終的に受光素子にはクラッド伝播モード光は入射しな
いので、ノイズ歪み特性が著しく改善される。
【0042】以下に、本発明の受光モジュールを更に具
体的に説明する。以下に示す実施例において、同一の構
成要素には同一の参照符号を付して説明を省略している
箇所がある。図1を用いて説明した受光モジュール10
2と同一の要素には同一の参照符号を付している。
【0043】(実施例1)図2は、本発明の受光モジュ
ール130を模式的に説明している。受光モジュール1
30はピッグテイル光ファイバ132とピッグテイル光
ファイバ132が光学的に接続された受光部106とを
有している。
【0044】ピッグテイル光ファイバ132は、光信号
を伝送するためのコア部134とコア部134を覆うよ
うに設けられたクラッド部136を有し、コア部134
及びクラッド部136の先端には光コネクタ138が設
けられている。
【0045】受光部106はピッグテイル光ファイバ1
32の端部140から射出される光信号を受け、光信号
を電気信号に変換する受光素子116及び光信号を受光
素子へ集光する光学結合系118を有している。光コネ
クタ138は光信号を伝送する伝送光ファイバ120の
光コネクタ122に接合され、ピッグテイル光ファイバ
と伝送光ファイバ120は互いに光学的に接続される。
伝送光ファイバ120を伝送される光信号は最終的に受
光素子116へ到達する。
【0046】受光モジュール130は光コネクタ138
内に設けられたクラッド部136に光信号を入射させな
い手段を有している。図3は、光コネクタ122と光コ
ネクタ138の接合部分の拡大図を示している。図3に
示されるように、ピッグテイル光ファイバ132のコア
部134は伝送光ファイバ120のコア部140よりも
大きな直径を有している。
【0047】ピッグテイル光ファイバ132のコア部1
34の直径nを伝送光ファイバ120のコア部140の
直径mより大きくすることによって、伝送光ファイバ1
20のコア部140を伝播してきた光信号が、ピッグテ
イル光ファイバ132のコア部134に入射し易くな
り、クラッド部136には入射されにくくなる。クラッ
ド部136に入射されることがほとんどないためにクラ
ッド伝播モード光が生じず、従って、受光素子上でコア
を伝播する光信号がクラッド伝播伝播モード光と干渉せ
ず、伝送特性の劣化がない。
【0048】コア部134の直径nはコア部140の直
径mよりも大きければ特定の値に限定されるのもではな
い。しかし、直径nが直径mより2μm以上大きいこと
がクラッド部136へ光信号が入射する可能性が低くな
るので好ましい。大きな直径を有するコア部を備えた光
ファイバであれば通常光通信に用いられるものを本発明
に用いることができる。例えば、シングルモードファイ
バや、グレーディッド・インデックス型マルチモード光
ファイバなどを用いることができる。通常光通信に用い
られる典型的なシングルモードファイバにおいてコア部
の直径は約10μmであるのに対し、グレーディッド・
インデックス型マルチモード光ファイバにおいて、コア
部の直径は約50μmである。従って、伝送光ファイバ
120として典型的なシングルモードファイバを用い、
受光モジュール130のピッグテイル光ファイバ132
として典型的なグレーディッド・インデックス型マルチ
モード光ファイバを用いれば、直径nを直径mより2μ
m以上大きくできるので、クラッド部136に光信号が
ほとんど入射せず、クラッド伝搬モード光はほとんど発
生しない。しかし、ピッグテイル光ファイバ132とし
てグレーディッド・インデックス型マルチモード光ファ
イバを使用するために、コア部134内に複数の伝播モ
ードが生じる。各伝播モードはコア部内での群速度がそ
れぞれ異なるので、いわゆるモード分散が起き、これも
一種のマルチパスとなって、伝送特性の劣化の原因とな
る。モード分散の影響は、各伝播モードの到達時間差が
大きいほど、すなわち、伝播してきた距離が長いほど大
きい。そこで、グレーディッド・インデックス型マルチ
モード光ファイバをピッグテイル光ファイバ132に用
いる場合には、その全長は、モード分散の影響が伝送特
性にほとんど与えることがないくらいに短くする必要が
ある。具体的には数m以内であれば、モード分散の影響
は無視し得るほど小さくなる。
【0049】(実施例2)第4図は本発明の第2の実施
例による受光モジュールのピッグテイル光ファイバ14
2の一部分の断面を示している。ピッグテイル光ファイ
バ142は、コア部144及びコア部144を覆うよう
に形成されたクラッド部146を有しており、コア部1
44及びクラッド部146の先端に光コネクタ148が
設けられている。コア部144は光コネクタ148内に
おいて、ピッグテイル光ファイバ142の端面150か
ら長手方向に行くに従ってその直径が徐々に小さくなっ
ている円錐型を有している。端面150においてコア部
144の直径dは伝送光ファイバ120のコア部140
からの光信号を全て入射するよう十分大きくなってい
る。従って、第1の実施例と同様に伝送光ファイバ12
0のコア部140を伝播してきた光信号はすべて、ピッ
グテイル光ファイバ142のコア部144に入射される
ので、クラッド伝播モード光が生じることが防げる。
【0050】(実施例3)第5図は本発明の第3の実施
例による受光モジュールのピッグテイル光ファイバ15
2の一部分の断面を示している。ピッグテイル光ファイ
バ152は、コア部154及びコア部154を覆うよう
に形成されたクラッド部156を有しており、コア部1
54及びクラッド部156の先端には光コネクタ158
が設けられている。光コネクタ158内において、クラ
ッド部156の先端160は遮光膜161でコートされ
ている。遮光膜162は光信号を遮断する材料からな
り、例えばアルミニウム等の金属膜を用いることができ
る。
【0051】遮光膜161は、ピッグテイル光ファイバ
152のクラッド部156へ光信号が入射するのを妨げ
るため、伝送路ファイバ120のコア部140を伝播し
てきた光信号がクラッド部156へ入射するのを防ぐと
ともに、伝送路ファイバ120のクラッド部162を伝
播してきたクラッド伝搬モード光がクラッド部156へ
入射するのも防ぐ。従って、より、完全にマルチパスに
より生じるノイズや歪みを低減することができる。
【0052】(実施例4)第6図は本発明の第4の実施
例による受光モジュールのピッグテイル光ファイバ17
2の一部分の断面を示している。ピッグテイル光ファイ
バ172は、コア部174及びコア部174を覆うよう
に形成されたクラッド部176を有しており、コア部1
74及びクラッド部176の先端には光コネクタ178
が設けられている。クラッド部176は光コネクタ17
8内において、先端108へ向かうほどその厚みが薄く
なったテーパを有している。クラッド部176の先端1
80は実質的にほとんど厚みがなくなっているため、先
端180からクラッド部176へ光はほとんど入射でき
ない。従って、伝送光ファイバ120のコア部140を
伝播してきた光信号はクラッド部176へ入射すること
はできず、また、伝送路ファイバ120のクラッド部1
62を伝播してきたクラッド伝搬モード光もクラッド部
176へ入射できない。クラッド部がテーパ状している
光ファイバ内の光信号の伝搬については、米国特許5,04
4,723号に詳しく記載されている。
【0053】(実施例5)第7図は本発明の第5の実施
例による受光モジュールのピッグテイル光ファイバ18
2の一部分の断面を示している。ピッグテイル光ファイ
バ182は、コア部184及びコア部184を覆うよう
に形成されたクラッド部186を有しており、コア部1
84及びクラッド部186の先端には光コネクタ188
が設けられている。クラッド部186は光コネクタ17
8内において、その先端190を底部とし、コア部18
4を中心軸とする円錐状にピッグテイル光ファイバ18
2の長手方向に行くに従って徐々に細くなっている。こ
の様な形状を有するクラッド部186において、先端1
90から入射した光は側面192において全反射せず
に、クラッド部186の外部へ光が伝播する。
【0054】伝送光ファイバ120のコア部140を伝
播してきた光信号がクラッド部186に入射しても、光
コネクタ188内に設けられた円錐形状のクラッド部1
86によって、光信号はクラッド部186の外部へ伝播
する。また、クラッド部162からクラッド部186へ
入射してきたクラッド伝播モード光もまた、クラッド部
186の外部へ伝播する。従って、クラッド伝播モード
光が受光素子まで伝播することを防ぐことができる。
【0055】(実施例6)図8A及び8Bは本発明の受
光モジュール202を模式的に説明している。受光モジ
ュール202はピッグテイル光ファイバ204とピッグ
テイル光ファイバ204が光学的に接続された受光部1
06とを有している。
【0056】ピッグテイル光ファイバ204は、光信号
を伝送するためのコア部206とコア部206を覆うよ
うに設けられたクラッド部208を有し、コア部206
及びクラッド部208の先端には光コネクタ210が設
けられている。
【0057】受光部106はピッグテイル光ファイバ2
04の端部212から射出される光信号を受け、光信号
を電気信号に変換する受光素子116及び光信号を受光
素子へ集光する光学結合系118とを有している。光コ
ネクタ210は光信号を伝送する伝送光ファイバ120
の光コネクタ122に接合され、ピッグテイル光ファイ
バ204は伝送光ファイバ120と光学的に接合され
る。伝送光ファイバ120を伝送される光信号は最終的
に受光素子116へ到達する。
【0058】受光モジュール202はピッグテイル光フ
ァイバ204の途中に、クラッド部208の一部の全周
を覆うように設けられた光除去部214を更に有してい
る。光除去部214はジヨードメタン(屈折率n=1.7
4),αブロモナフタレン(n=1.66),セダ油(n=1.52),
ベンゼン(n=1.50)等のような、クラッド部208の屈
折率n=約1.46に対して充分高い屈折率を有する物質か
らなり、クラッド部208と光学的に接続されている。
高屈折率を有する物質は液体に限定されず、固体であっ
てもよい。
【0059】光除去部214はクラッド部208内を伝
播するクラッド伝播モード光をピッグテイル光ファイバ
204の外側へ放射させ、ピッグテイル光ファイバ20
4の端部212へ伝播するのを防ぐ。
【0060】受光モジュール202と伝送路ファイバ1
20との接続により生じたクラッド伝播モード伝播光は
ピッグテイル光ファイバ204のクラッド部208と外
部との界面でほぼ全反射しながら、伝播する。しかし、
クラッド部208と光除去部214との界面では両者の
屈折率の関係から全反射できずに、クラッド部208か
ら光除去部214内にクラッド伝播モード伝播光は透過
してしまう。
【0061】従って、光除去部214以降、クラッド部
208を伝播するクラッド伝播モード光はなくなり、受
光素子116上でコア部206を伝播してきた光信号と
クラッド伝播モード光とが干渉することはなくなる。
【0062】光除去部214を構成する高屈折率物質と
クラッド部208との屈折率差が充分大きければクラッ
ド伝播モード光を十分に除去できるので、光除去部21
4の長さL1は短くてもよい。上記物質を用いて光除去
部214を構成した場合、長さL1は典型的には数cm
〜数mであることが好ましい。
【0063】(実施例7)図9A及び9Bは第7の実施
例の受光モジュール222を模式的に示している。受光
モジュール222は光除去部214の代わりに、クラッ
ド部208の外側全体を連続的に覆うコーティング22
6を有している点で実施例6の光モジュール202と異
なっている。コーティング226はクラッド部208よ
りも高い屈折率を有しており、クラッド部208に密着
している。コーティング226は実施例6の光除去部2
14を構成する高屈折率物質ほど高い屈折率は有してい
ない。そのかわり、端部212において、実質的にクラ
ッド伝播モード光が減衰し、コア部206を伝播する光
信号と干渉しないように、コーティング226は十分な
長さL2を有している。
【0064】クラッド部208を伝播するクラッド伝播
モード光は、クラッド部208とコーティング226と
の界面において屈折率の関係から全反射できずに、コー
ティング226へ伝播し、吸収される。コーティング2
26の屈折率は十分には大きくないため、全反射されず
にコーティング226へ伝播する光の割合は小さいが、
全体の長さL2が十分長いため、徐々にクラッド伝播モ
ード光が除去される。上記理由により、受光モジュール
222において、ピッグテイル光ファイバ224は、伝
送光ファイバ120と受光部106を接続するために必
要な長さ以上の冗長な長さを有しなければならない場合
がある。この場合、ピッグテイル光ファイバ224をで
きるだけ大きな曲率で曲げるか、または、ピッグテイル
光ファイバ224の長さL2をできるだけ短くするため
に、コーティングはより高屈折率を有していることが好
ましい。
【0065】受光モジュール222の特徴の一つは、ク
ラッド部よりも高屈折率の被覆で覆われた市販の光ファ
イバをピッグテイル光ファイバ224として用いること
ができる点にある。例えば、市販の光ファイバの一端か
ら信号を入力し、他端においてクラッド伝播モード光に
よるノイズや歪みをモニタすることにより、クラッド伝
播モード光を除去するのに十分な長さを求め、ピッグテ
イル光ファイバ224に必要な長さを求めることができ
る。市販の光ファイバを本実施例に用いた場合、長さL
は数m〜数十mが典型的である。
【0066】(実施例8)図10は第8の実施例の受光
モジュール232を模式的に示している。受光モジュー
ル232は光除去部214の代わりに、クラッド部20
8の一部分がコア部206の全周に渡って除去された光
遮断部236を有している点で、実施例7の受光モジュ
ール202と異なる。
【0067】クラッド部208を伝播してきたクラッド
伝播モード光は光遮断部236によって遮られるので、
光遮断部236以降のクラッド部208へクラッド伝播
モード光が伝播されることはない。従って、受光素子1
16にはコア部206を伝播する光信号のみが伝わり伝
送劣化が起きることはない。
【0068】光遮断部236の長さL3は数mmで十分
である。光除去部236でピッグテイル光ファイバ23
4の機械的強度が低下するのを防ぐために、光除去部2
36の前後を物理的に保持あるいは保護する手段を有し
ていてもよい。
【0069】(実施例9)図11は第9の実施例の受光
モジュール242を模式的に示している。第9の実施例
の受光モジュール242は、ピッグテイル光ファイバ2
44の途中に溶融型光部品または導波路型光部品246
を有している。溶融型光部品または導波路型光部246
は光コネクタを使用しないでコア部206と融着接続等
で光学的に接続されている。
【0070】溶融型光部品は、2本以上の光ファイバを
ある箇所で溶融しながらねじり合わせ引っ張り延ばした
光部品で通常分岐器・分波器として利用される。また、
導波路型光部品は、基板上に光導波路を形成し光を伝播
させる光部品で、分岐器等の受動部品として利用される
ばかりでなく外部変調器などの能動光部品としても使用
される。コア部を伝播する光信号は両光部品内を伝播す
るが、クラッド部から入射した光信号は光部品の入射部
から出射部へ伝わることができない。
【0071】従って、クラッド部208を伝播してきた
クラッド伝播モード光は溶融型光部品または導波路型光
部品によって減衰・吸収・外部への放射等で除去される
ので、クラッド伝播モード伝播光の通過を阻止し、コア
を伝播する光信号のみをピッグテイル光ファイバの端部
まで伝えることによって、伝送劣化を防ぐ。
【0072】本実施例で光コネクタを使用しないで融着
などで光部品を挿入するのは、光コネクタを使用した場
合には再びクラッド伝播モード光が発生する可能性があ
るためである。
【0073】(実施例10)図12A及び12Bは第1
0の実施例の受光モジュール252を模式的に示してい
る。受光モジュール252はピッグテイル光ファイバ2
54とピッグテイル光ファイバ254が光学的に接続さ
れた受光部106とを有している。
【0074】ピッグテイル光ファイバ254は、光信号
を伝送するためのコア部256とコア部256を覆うよ
うに設けられたクラッド部258を有し、コア部256
及びクラッド部258の先端には光コネクタ210が設
けられている。
【0075】コア部256は純粋石英からなり、クラッ
ド部258はフッ素等の屈折率を下げる物質のみ、また
は、屈折率を下げる物質及び電離放射線を照射したとき
光信号波長帯に光吸収を生じる物質がドープされた石英
からなる。ピッグテイル光ファイバ254の一部または
全体には電離放射線が照射されている。
【0076】一般に光ファイバに電離放射線を照射する
と格子欠陥に電子がトラップされて"カラーセンタ"が生
じる。このカラーセンタは、そのエネルギー準位に基づ
いて可視光から近赤外光の光を吸収する。光ファイバの
材質が純粋石英の場合、電離放射線照射中は上記のカラ
ーセンタによって光を吸収するが、照射後は速やかに元
の状態に回復し光を吸収しなくなる。しかし、光ファイ
バの材質が純粋石英に屈折率を上下させるため等の目的
でフッ素やゲルマニウム等の物質をドープしたものであ
ると、電離放射線の照射による光吸収量は純粋石英の場
合よりも大きく、照射後も照射前の状態にほとんど回復
せず光を吸収する状態でいる。
【0077】従って、コア部256はドープ物質がない
ために、電離放射線照射後、格子欠陥が回復し、光吸収
はほとんど生じないため、コア部256を伝播する光信
号は損失なく端部212まで伝わる。一方、電磁放射線
の照射されたクラッド部258はカラーセンタのため
に、クラッド伝播モード光を吸収しする。クラッド部2
58の光吸収量が大きいためにクラッド伝播モード光ほ
とんど途中で吸収され端部212まで達しない。その結
果、受光素子116にはコア部256を伝播する光信号
のみが伝わり伝送劣化が起きることはない。
【0078】(実施例11)図13A及び13Bは第1
1の実施例の受光モジュール262を模式的に示してい
る。受光モジュール262はピッグテイル光ファイバ2
64とピッグテイル光ファイバ264が光学的に接続さ
れた受光部106とを有している。
【0079】ピッグテイル光ファイバ264は、光信号
を伝送するためのコア部266とコア部266を覆うよ
うに設けられたクラッド部268を有し、コア部266
及びクラッド部268の先端には光コネクタ210が設
けられている。
【0080】クラッド部268は信号光波長帯において
光信号を吸収あるいは散乱させて減衰させるOH基や微
小な気泡等の物質が石英にドープされている。
【0081】ピッグテイル光ファイバ268において、
コア部266を伝播する光信号は損失なく端部212ま
で伝わるが、クラッド伝播モード光はクラッド部268
の光吸収量が大きいためにほとんど途中で吸収され端部
212まで達しない。その結果、受光素子116にはコ
ア部266を伝播する光信号のみが伝わり伝送劣化が起
きることはない。
【0082】(実施例12)図14A及び14Bは本発
明の第12の実施例の受光モジュール302を模式的に
示している。受光モジュール302はピッグテイル光フ
ァイバ304とピッグテイル光ファイバ304が光学的
に接続された受光部106とを有している。
【0083】ピッグテイル光ファイバ304は、光信号
を伝送するためのコア部306とコア部306を覆うよ
うに設けられたクラッド部308を有し、コア部306
及びクラッド部308の先端には光コネクタ310が設
けられている。
【0084】クラッド部308の末端312は遮光膜3
14で覆われている。遮光膜314はクラッド伝播モー
ド光を遮断する材料からなり、例えばアルミニウム等の
金属膜を用いることができる。
【0085】遮光膜314は、ピッグテイル光ファイバ
304のクラッド部308を伝播してきたクラッド伝播
モード光が末端312から出射するのを妨ぎ、受光素子
116へ入射するのを防ぐ。
【0086】従って、受光素子116においてコア部3
06を伝播してきた光信号がクラッド伝播モード光と干
渉することがなくなり、伝送劣化を防ぐことができる。
【0087】(実施例13)図15A及び15Bは本発
明の第13の実施例の受光モジュール322を模式的に
示している。受光モジュール322はピッグテイル光フ
ァイバ324とピッグテイル光ファイバ324が光学的
に接続された受光部106とを有している。
【0088】ピッグテイル光ファイバ324は、光信号
を伝送するためのコア部326とコア部326を覆うよ
うに設けられたクラッド部328を有し、コア部326
及びクラッド部328の先端には光コネクタ310が設
けられている。
【0089】クラッド部328はその末端部330にお
いて、ピッグテイル光ファイバ324の端面332へ向
かうほどその厚みが薄くなったテーパを有している。端
面332において、クラッド層328は実質的な厚みは
有しておらず、ピッグテイル光ファイバ324の直径は
端面330においてほぼコア部326の直径と等しくな
っている。
【0090】クラッド部328を伝播してきたクラッド
伝播モード光は末端部330において、テーパの側面3
34から随時クラッド部328の外へ放射される。光学
結合系118は、コア部326から出射された光信号の
みを効率よく受光素子116に結合するように設計され
ているので、テーパの側面334から放射されたクラッ
ド伝播モード光が、受光素子107の受光面上に結像され
ることはほとんどない。
【0091】従って、受光素子116において、コア部
332を伝播してきた光信号はクラッド伝播モード光と
干渉することがなく、伝送劣化を防ぐことができる。
【0092】(実施例14)図16A及び16Bは第1
4の実施例の受光モジュール342を模式的に示してい
る。受光モジュール342はピッグテイル光ファイバ3
44とピッグテイル光ファイバ344が光学的に接続さ
れた受光部350とを有している。
【0093】ピッグテイル光ファイバ344は、光信号
を伝送するためのコア部346とコア部346を覆うよ
うに設けられたクラッド部348を有し、コア部346
及びクラッド部348の先端には光コネクタ310が設
けられている。
【0094】受光部350はピッグテイル光ファイバ3
44の端部352から射出される光信号を受け、光信号
を電気信号に変換する受光素子116及び光信号を受光
素子へ集光する光学結合系354とを有している。
【0095】受光部350は更に光学結像系354内に
アパーチャを有する遮光部356を有している。クラッ
ド部348からの光は受光素子356へ入射しないよう
に遮断し、コア部346からの光信号は受光素子116
へ入射するように遮光部356のアパーチャの大きさ及
び遮光部356の位置が調節されている。
【0096】従って、クラッド部348を伝播してきた
クラッド伝播モード光は光学結合系356において、遮
光部356によって遮られ、受光素子116には到達し
ない。一方、コア部346を伝播してきた光信号は光学
結合系354において、遮光部356のアパーチャを通
過し効率よく受光素子116に入射する。従って、受光
素子116において、光信号はコア伝播モード光と干渉
することがなく、伝送劣化を防ぐことができる。
【0097】また、図16Cに示されるように、光学結
合系350によって集光される光のうち、クラッド部3
48からの光のみを遮るように、遮光部356の代わり
に受光素子116の受光面にコーティング358を設け
てもよい。
【0098】遮光部356及びコーティング358を設
けない場合には、光結合系350内のレンズなどを調節
し、コア部346から出射される光信号のみを受光素子
116の受光面上に集光し、クラッド部348から出射
される光は受光素子116の受光面以外に集光させても
よい。この場合、クラッド部348はコア部346の外
周に形成されているので、ピッグテイル光ファイバ34
4の端部352から射出される光信号及びクラッド伝播
モード光の出射角とレンズのけられとを考慮して光学結
合系354を設計すればよい。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、ピッグテイル光ファイ
バのクラッド部を伝播し、受光素子へ達する光は実質的
になくなり、受光モジュール内の受光素子へ到達する光
信号はピッグテイル光ファイバのコア部を伝播する光信
号のみとなる。従って、受光素子の受光面において、複
数の経路を経て到着する光信号はなくなる。
【0100】この結果、パルチパスによる複数の光信号
が引き起こす相互干渉が抑制され、その干渉によって生
じる電気伝送信号周波数領域のノイズ・歪妨害等の伝送
特性劣化が防げる。従って、伝送特性に優れた受光モジ
ュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の受光モジュールを概括的に説明
する模式図である。
【図2】図2は第1の実施例による受光モジュールを模
式的に説明する図である。
【図3】図3は第1の実施例による受光モジュールの要
部断面を模式的に示している。
【図4】図4は第2の実施例による受光モジュールの要
部断面を模式的に示している。
【図5】図5は第3の実施例による受光モジュールの要
部断面を模式的に示している。
【図6】図6は第4の実施例による受光モジュールの要
部断面を模式的に示している。
【図7】図7は第5の実施例による受光モジュールの要
部断面を模式的に示している。
【図8】図8(a)は第6の実施例による受光モジュー
ルを模式的に説明しており、図8(b)は第6の実施例
による受光モジュールの要部断面を模式的に示してい
る。
【図9】図9(a)は第7の実施例による受光モジュー
ルを模式的に説明しており、図9(b)は第7の実施例
による受光モジュールの要部断面を模式的に示してい
る。
【図10】図10は第8の実施例による受光モジュール
を模式的に説明する図である。
【図11】図11は第9の実施例による受光モジュール
を模式的に説明する図である。
【図12】図12(a)は第10の実施例による受光モ
ジュールを模式的に説明しており、図12(b)は第1
0の実施例による受光モジュールの要部断面を模式的に
示している。
【図13】図13(a)は第11の実施例による受光モ
ジュールを模式的に説明しており、図13(b)は第1
1の実施例による受光モジュールの要部断面を模式的に
示している。
【図14】図14(a)は第12の実施例による受光モ
ジュールを模式的に説明しており、図14(b)は第1
2の実施例による受光モジュールの要部断面を模式的に
示している。
【図15】図15(a)は第13の実施例による受光モ
ジュールを模式的に説明しており、図15(b)は第1
3の実施例による受光モジュールの要部断面を模式的に
示している。
【図16】図16(a)は第14の実施例による受光モ
ジュールを模式的に説明する図であり、図16(b)及
び図16(c)は第14の実施例による受光モジュール
の要部断面を模式的に示している。
【符号の説明】
102 受光モジュール 104 ピッグテイル光ファイバ 106 受光部 108 コア部 110 クラッド部 112、122 光コネクタ 114 端部 116 受光素子 118 光学結合系 120 伝送光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹井 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松井 康 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山根 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を伝送するコア部及びコア部の側
    面を覆うクラッド部を有するピッグテイル光ファイバ
    と、 伝送光ファイバを該ピッグテイル光ファイバの一端と光
    学的に接続するために該ピッグテイル光ファイバの該一
    端を含む端部に設けられた光コネクタと、 該コア部を伝播する該光信号を受けるための受光面を有
    し、電気信号に変換するための受光素子と、 該ピッグテイル光ファイバの他端から射出される該光信
    号を該受光素子の受光面に集光させる光学結合系と、 該コア部を伝播する該光信号が該クラッド部を伝播する
    光と該受光素子の該受光面において干渉し合わないよう
    に、該クラッド部を伝播する光が該受光素子の該受光面
    に到達するのを妨げる手段とを有する光通信用の受光モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 前記手段は前記伝送光ファイバのコア部
    を伝播する光が前記ピッグテイル光ファイバの前記クラ
    ッド部へ入射するのを防ぐことを特徴とする請求項1に
    記載の受光モジュール。
  3. 【請求項3】 前記伝送光ファイバのコア部の直径より
    も前記ピッグテイル光ファイバの前記コア部の直径が大
    きく、かつ、前記ピッグテイル光ファイバがシングルモ
    ード光ファイバであることを特徴とする請求項2に記載
    の受光モジュール。
  4. 【請求項4】 前記伝送光ファイバのコア部の直径より
    も前記ピッグテイル光ファイバの前記コア部の直径が大
    きく、かつ、前記ピッグテイル光ファイバがグレーティ
    ッドインデックス形マルチモードファイバであり、モー
    ド分散の影響が実質的に無視できる程度に十分短いこと
    を特徴とする請求項2に記載の受光モジュール。
  5. 【請求項5】 前記ピッグテイル光ファイバの前記コア
    部の直径は前記伝送光ファイバと光学的に接続される前
    記一端において、前記伝送光ファイバのコア部からの光
    信号を全て入射するのに充分に太く、前記ピッグテイル
    光ファイバ長手方向に行くに従って徐々に細くなってい
    ることを特徴とする請求項2に記載の受光モジュール。
  6. 【請求項6】 前記手段は前記伝送光ファイバのクラッ
    ド部を伝播する光が前記ピッグテイル光ファイバの前記
    クラッド部へ入射するのを防ぎ、前記伝送光ファイバの
    コア部を伝播してきた光が前記ピッグテイル光ファイバ
    のクラッド部に入射するのを防ぐことを特徴とする請求
    項1に記載の受光モジュール。
  7. 【請求項7】 前記ピッグテイル光ファイバの前記コア
    部前記伝送光ファイバと光学的に接続される前記一端に
    前記クラッド部のみを覆う遮光性の物質でコートされて
    いることを特徴とする請求項6に記載の受光モジュー
    ル。
  8. 【請求項8】 前記ピッグテイル光ファイバのクラッド
    部は、クラッド径のみが、前記伝送光ファイバから前記
    ピッグテイル光ファイバのクラッド部に光が入射されな
    いように、前記ピッグテイル光ファイバ入力端面におい
    てほぼコア径まで細くなるようにテーパ状をしているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の受光モジュール。
  9. 【請求項9】 前記伝送光ファイバから前記ピッグテイ
    ル光ファイバのクラッド部に入射した光が前記クラッド
    部と前記ピッグテイル光ファイバの外部との境界面にお
    いて全反射をすることがないように、前記ピッグテイル
    光ファイバ前記伝送光ファイバと光学的に接続される前
    記一端において前記クラッド部の直径が太くなってお
    り、前記ピッグテイル光ファイバ長手方向に行くに従っ
    て徐々に細くなっている特徴とする請求項6に記載の受
    光モジュール。
  10. 【請求項10】 前記手段は前記ピッグテイル光ファイ
    バの途中に、前記ピッグテイル光ファイバの前記クラッ
    ド部を伝播する光を減衰または除去させることを特徴と
    する請求項1に記載の受光モジュール。
  11. 【請求項11】 前記ピッグテイル光ファイバの途中
    に、前記ピッグテイル光ファイバのクラッド部の屈折率
    に対して充分高い屈折率を有する物質が前記クラッド部
    の全周に渡り、かつ、記ピッグテイル光ファイバの前記
    クラッド部を伝播する光を除去するのに充分な長さに渡
    って設けられていることを特徴とする請求項10に記載
    の受光モジュール。
  12. 【請求項12】 前記ピッグテイル光ファイバは前記ク
    ラッド層よりも大きな屈折率を有している物質で実質的
    に全体に覆うコーティングを有し、該物質のコーティン
    グの部分の長さは、該クラッド部を伝播する光が実質的
    に減衰し除去される程度に十分長いことを特徴とする請
    求項10に記載の受光モジュール。
  13. 【請求項13】 前記ピッグテイル光ファイバにおい
    て、前記クラッド部の一部分は前記コア部の全周に渡っ
    て除去されていることを特徴とする請求項10に記載の
    受光モジュール。
  14. 【請求項14】 前記ピッグテイル光ファイバの途中に
    溶融型光部品または導波路型光部品が挿入されており、
    前記コア部と溶融接続されていることを特徴とする請求
    項10に記載の受光モジュール。
  15. 【請求項15】 前記ピッグテイル光ファイバのコア部
    は純粋石英からなり、前記クラッド部はフッ素等の屈折
    率を下げる物質及び電離放射線照射によって、光信号を
    吸収する物質がドープされた石英からなり、前記ピッグ
    テイル光ファイバの一部または全体に電離放射線を十分
    な線量照射されていることを特徴とする請求項10に記
    載の受光モジュール。
  16. 【請求項16】 前記ピッグテイル光ファイバの前記ク
    ラッド部は光信号を吸収あるいは散乱させて減衰させる
    物質がドープされていることを特徴とする請求項10に
    記載の受光モジュール。
  17. 【請求項17】 前記ピッグテイル光ファイバの前記他
    端と前記受光素子の間に、前記ピッグテイル光ファイバ
    の前記クラッド部を伝播する光を前記受光素子の受光面
    上に到達・結像させないことを特徴とする請求項1に記
    載の受光モジュール。
  18. 【請求項18】 前記他端において前記クラッド部のみ
    が遮光性の物質でコートされていることを特徴とする請
    求項17に記載の受光モジュール。
  19. 【請求項19】 前記ピッグテイル光ファイバの前記ク
    ラッド部の他端において、厚みが実質的になくなるよう
    に、該クラッド部にテーパが設けられていることを特徴
    とする請求項17に記載の受光モジュール。
  20. 【請求項20】 前記受光素子に前記ピッグテイル光フ
    ァイバの前記クラッド部からの光が入射しないように、
    該ピッグテイル光ファイバと該受光素子の間にクラッド
    伝播モード光遮断部を設けたことを特徴とする請求項1
    7に記載の受光モジュール。
  21. 【請求項21】 前記光学結合系によって前記受光素子
    の受光面上に前記ピッグテイル光ファイバのコア部から
    のコア伝播モード光のみが結像することを特徴とする請
    求項17に記載の受光モジュール。
  22. 【請求項22】 前記受光素子が前記ピッグテイル光フ
    ァイバの前記コア部からのコア伝播モード光のみを受光
    するように、該受光素子の受光面のうち該ピッグテイル
    光ファイバの前記クラッド部からのクラッド伝播モード
    光が該受光素子に当たる部分が遮光性の物質で覆われた
    ことを特徴とする請求項17に記載の受光モジュール。
JP6257072A 1993-10-27 1994-10-21 受光モジュール Pending JPH07174946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6257072A JPH07174946A (ja) 1993-10-27 1994-10-21 受光モジュール

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26869893 1993-10-27
JP5-268698 1993-10-27
JP6257072A JPH07174946A (ja) 1993-10-27 1994-10-21 受光モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07174946A true JPH07174946A (ja) 1995-07-14

Family

ID=26543041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6257072A Pending JPH07174946A (ja) 1993-10-27 1994-10-21 受光モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07174946A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043558A1 (ja) * 2005-10-14 2007-04-19 Nec Corporation 光レセプタクル、光モジュール及び光レセプタクルにおける結合効率のばらつき低減方法
JP2008003116A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Fujifilm Corp 光分岐素子、レーザモジュール、及びレーザ光出力安定化光源
JPWO2008088016A1 (ja) * 2007-01-18 2010-05-13 オムロン株式会社 光伝送モジュール、及び電子機器
JPWO2008142796A1 (ja) * 2007-05-24 2010-08-05 東芝三菱電機産業システム株式会社 半導体装置
JP2010211103A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Fujitsu Telecom Networks Ltd ファイバスタブとそれを備える光レセプタクルモジュール
WO2012118021A1 (ja) * 2011-03-01 2012-09-07 住友電気工業株式会社 光導波体、レーザ光照射装置およびレーザ光照射装置の組立方法
JP2016061944A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 住友電気工業株式会社 ファンアウト部品
WO2020100452A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 東洋製罐グループホールディングス株式会社 レンズ付き光ファイバの接続構造、及びレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法
JP2021032648A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 古河電気工業株式会社 外力検出装置および光ファイバセンサ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007043558A1 (ja) * 2005-10-14 2009-04-16 日本電気株式会社 光レセプタクル、光モジュール及び光レセプタクルにおける結合効率のばらつき低減方法
WO2007043558A1 (ja) * 2005-10-14 2007-04-19 Nec Corporation 光レセプタクル、光モジュール及び光レセプタクルにおける結合効率のばらつき低減方法
JP2008003116A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Fujifilm Corp 光分岐素子、レーザモジュール、及びレーザ光出力安定化光源
JP5120264B2 (ja) * 2007-01-18 2013-01-16 オムロン株式会社 光伝送モジュール、及び電子機器
JPWO2008088016A1 (ja) * 2007-01-18 2010-05-13 オムロン株式会社 光伝送モジュール、及び電子機器
JP2013008047A (ja) * 2007-01-18 2013-01-10 Omron Corp 光伝送モジュール
JPWO2008142796A1 (ja) * 2007-05-24 2010-08-05 東芝三菱電機産業システム株式会社 半導体装置
JP2010211103A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Fujitsu Telecom Networks Ltd ファイバスタブとそれを備える光レセプタクルモジュール
WO2012118021A1 (ja) * 2011-03-01 2012-09-07 住友電気工業株式会社 光導波体、レーザ光照射装置およびレーザ光照射装置の組立方法
JP2016061944A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 住友電気工業株式会社 ファンアウト部品
WO2020100452A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 東洋製罐グループホールディングス株式会社 レンズ付き光ファイバの接続構造、及びレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法
JP2020085954A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 東洋製罐グループホールディングス株式会社 レンズ付き光ファイバの接続構造、及びレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法
JP2021032648A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 古河電気工業株式会社 外力検出装置および光ファイバセンサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5490227A (en) Light receiving module for SCM transmission
JP3792040B2 (ja) 双方向光半導体装置
US7068890B2 (en) Optical receiver with high dynamic range
US4266851A (en) Coupler for a concentric core optical fiber
JP3399832B2 (ja) 双方向光通信器および双方向光通信装置
US6249626B1 (en) Multimode fiber optical power monitoring tap for optical transmission systems
JPH07174946A (ja) 受光モジュール
JP2001281507A (ja) 出力光モニタ付光導波路型光変調器
JP3681938B2 (ja) ポリマファイバ光伝送システム
JPH09329729A (ja) 光ビームコンプレッサ
JP2000075155A (ja) 光モジュール
JP3261097B2 (ja) 音響光学変調器装置
JPH04152306A (ja) 光伝送モジュール
EP0803745B1 (en) Fiber optics device
US20040175075A1 (en) Optical waveguide and their application of the optical communication system
JP3642967B2 (ja) 光通信デバイスおよび双方向光通信装置
JP3219781B2 (ja) 光回路
JPH09145928A (ja) 光減衰器
JP2005062704A (ja) 光モジュール、光減衰装置、光送受信モジュール並びに光導波部材
JPH03269505A (ja) 光フアイバコネクタ
JP3120777B2 (ja) 光導波路型信号光モニタデバイス
JP2001194560A (ja) 双方向光通信器および双方向光通信装置装置
JP2865491B2 (ja) 光ファイバ型減衰器
JP2001249241A (ja) 導波路型双方向光伝送モジュール
JP3798380B2 (ja) 導波路型光波長合分波器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030930