JPH07174789A - トリガ装置 - Google Patents

トリガ装置

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JPH07174789A
JPH07174789A JP5321516A JP32151693A JPH07174789A JP H07174789 A JPH07174789 A JP H07174789A JP 5321516 A JP5321516 A JP 5321516A JP 32151693 A JP32151693 A JP 32151693A JP H07174789 A JPH07174789 A JP H07174789A
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JP
Japan
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signal
signals
input
trigger
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5321516A
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English (en)
Inventor
Susumu Matsukura
晋 松倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数端子から入力された信号の各々の信号の関
係に基づいてトリガ信号を出力することが可能なトリガ
装置を実現すること。 【構成】本発明は、複数の対象より電気信号を入力する
波形測定器において、この複数の対象より入力された複
数の電気信号から、被比較対象となる信号を選択する被
比較信号選択手段と、前記複数の対象より入力された複
数の電気信号および基準電圧発生手段からの信号を入力
し、基準信号を出力する基準信号選択手段と、この基準
信号選択手段からの出力と前記比較信号選択手段からの
信号を入力し、これらの信号の電圧値の大小関係を検出
する電圧比較器と、この電圧比較器の出力を用いてトリ
ガ信号を出力するトリガ信号発生手段とを設け、複数の
対象より入力された複数の電気信号の相対的な関係から
トリガ信号を出力することを特徴とするトリガ装置であ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号と基準信号と
の関係の変化に応じてトリガ信号を出力することが可能
なトリガ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からトリガ装置は、単純に入力され
た複数の被測定信号を選択し、設定された基準の電圧と
その選択された信号とを比較し、その比較結果を出力す
る構成を有し比較結果をトリガ信号として出力してい
た。このため、従来からの構成のトリガ装置は複数の被
測定信号間の相対的電圧変化を条件として、トリガ信号
を発生することができないという問題があった。
【0003】このような問題を回避すべく、上述の複数
の被測定信号のうち1つの信号と基準の電圧との比較関
係を用いてトリガ信号を一旦発生させた後、複数の被測
定信号をデジタル変換し各々の信号間のデータ処理を行
うことで、論理パターンによりデジタルトリガをかけ観
測を行うという手法を用いることもあるが、この場合で
も実際に入力されたアナログの電気信号の変化そのもの
でないため実際の観測上都合がよくない場合も発生す
る。
【0004】また、被測定対象の信号の絶対値は変化す
るものの、各々の信号の相対的関係でトリガ信号を発生
させたい場合にも従来の構成もしくはデジタルトリガで
は実現が不可能あるいは演算処理が複雑になり好適な観
測が行えないという問題も発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決し、複数の入力を有する波形測定器において
各々の信号の絶対値の変化によらず、相対的な変化を条
件としてトリガ信号を出力することが可能で、被測定対
象の電圧の絶対値が変動する信号であってもトリガ信号
を簡単に得られることを可能にしたトリガ装置を実現す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の対象よ
り電気信号を入力する波形測定器において、この複数の
対象より入力された複数の電気信号から、被比較対象と
なる信号を選択する被比較信号選択手段と、前記複数の
対象より入力された複数の電気信号および基準電圧発生
手段からの信号を入力し、基準信号を出力する基準信号
選択手段と、この基準信号選択手段からの出力と前記比
較信号選択手段からの信号を入力し、これらの信号の電
圧値の大小関係を検出する電圧比較器と、この電圧比較
器の出力を用いてトリガ信号を出力するトリガ信号発生
手段と、を設け、複数の対象より入力された複数の電気
信号の相対的な関係からトリガ信号を出力することを特
徴とするトリガ装置である。
【0007】
【作用】複数の端子から入力した信号のうちから被比較
対象となる信号と基準信号となる信号とを選択し、その
両信号を電圧比較器にて比較した結果に基づいてトリガ
信号を出力するので、複数端子から入力された信号の各
々の信号の関係に基づいてトリガ信号を出力することが
可能なトリガ装置を実現することができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例の構成図を図1に示す。図
1は2チャネルの入力を有する構成図である。図1にお
いて、1,2は入力端子に与えられた被測定対象の信号
を増幅するための入力増幅器である。3は入力増幅器
1,2からの出力を入力し、これらの入力から比較の対
象となる信号を選択する被比較信号選択手段である。
【0009】4は基準電圧発生手段、5は基準信号選択
手段で、基準電圧発生手段4は基準となる直流の電圧を
出力する。基準信号選択手段5は入力増幅器1,2およ
び基準電圧発生手段4からの信号を入力し、これらの信
号から基準となる信号を選択する。6は被比較信号選択
手段3および基準信号選択手段5からの信号を入力し、
これらの信号の電圧値の大小関係を比較した結果を比較
信号として出力する電圧比較器である。
【0010】7は電圧比較器6の出力を反転するインバ
ータである。8は電圧比較器6とインバータ7から信号
を入力し、いずれかを選択してトリガ信号として出力す
るトリガ信号選択手段である。9は被比較信号選択手段
3と基準信号選択手段5およびトリガ信号選択手段8で
の選択を行うための制御を出力するマイクロプロセッサ
(以下「CPU」 と呼ぶ)である。
【0011】図1内のIN1 およびIN2 は入力信号、
入力信号IN1 およびIN2の入力増幅器を介したS1
およびS2 は出力信号、ST はトリガ検出信号を表し、
(a)〜(h) はそれぞれ下記の信号を示すものである。な
お、ここにいう出力信号S1 およびS2 は、このトリガ
装置がデジタルオシロスコープ等の波形測定器に用いら
れた場合には、トリガ装置の後段の測定系に入力される
ものであり、本実施例もデジタルオシロスコープに用い
られるトリガ装置として説明する。
【0012】(a)は被比較信号選択手段3から出力され
る被比較信号で、入力増幅器1もしくは2の出力のいず
れかを選択し出力されるものである。 (b)は電圧比較器
6から出力される基準信号である。この基準信号(b)
と、被比較信号(a) との大小関係でトリガ点を検出する
ことが可能となる。(c)は基準電圧発生手段4から出力
される直流基準信号である。(d)はCPU9から出力さ
れ被比較信号選択手段3にて、入力増幅器1もしくは2
の出力のいずれかを選択して出力するかの制御を行う被
比較信号選択信号である。
【0013】(e)はCPU9から出力され基準信号選択
手段5にて、入力増幅器1もしくは2あるいは基準電圧
発生手段4からの出力のいずれかを選択して出力するか
の制御を行う比較信号選択信号である。(f)は比較器6
からの出力で、被比較信号(a) および基準信号(b) の比
較結果を表す比較信号である。(g)はインバータ7の出
力で比較信号(f) を反転した比較反転信号である。(h)
はトリガ信号選択手段8で比較信号(f) もしく比較反転
信号(g) のいずれかを選択して出力するかを制御する正
負選択信号である。
【0014】このような構成における動作を図2を用い
て以下に詳細に説明する。図2は、本発明にかかるトリ
ガ装置から出力される出力信号S1 およびS2 と比較信
号(f)および比較反転信号(g) との関係を示すタイムチ
ャートである。出力信号S1およびS2 は同一の縦軸上
に記載してあり、比較信号(f)と比較反転信号(g) は異
なる縦軸上に示してある。なお細い実線で出力信号S1
を表し、太い実線で出力信号2 を表している。この場
合、S1 を基準信号とするように被比較信号選択手段3
および基準信号選択手段5に、各々被比較信号選択信号
(d) と比較信号選択信号(e) とを入力する。また、トリ
ガ信号選択手段8には、トリガ検出信号ST として比較
信号(f) を出力する情報を有する正負選択信号(h) が入
力される。なお、トリガ検出信号ST の立ち下がりでト
リガがかかるものとする。
【0015】このように、被比較信号(a) には出力信号
2 が選択され、基準信号(b) には出力信号S1 が選
択され、電圧比較手段6の正端子に出力信号S2 が入力
され、負端子に出力信号S1 が入力されるので、図2の
(出力信号S2 )>(出力信号S1 )となるP点でトリ
ガ検出信号ST が立ち下がる。この立ち下がりが発生し
た時がトリガの起点となる。
【0016】本トリガ装置はデジタルオシロスコープに
用いられているので、出力信号S1およびS2 はこのト
リガ装置から出力された後、AD変換器等にてデジタル
変換した後、デジタルデータとしてメモリに格納され、
上述のトリガの起点となる時に入力されたデータおよび
その前後のデータが表示画面上に波形表示される。この
ときP点でトリガ検出信号ST が立ち下がる時刻のTP
前にプリトリガが発生するならば、トリガの起点となる
時に入力されたデータのTP 前に入力されたデータから
一画面分のデータ(図2の破線で示す枠R内)が表示さ
れ、この部分の入力信号の波形観測可能となる。
【0017】また、比較反転信号(g) がトリガ検出信号
T としてトリガ信号選択手段8からは出力されるよう
な正負選択信号(h) が出力されると、(出力信号S1
>(出力信号S2 )となるQ点がトリガの起点となる。
このように出力信号S1 およびS2 の値の関係でトリガ
をかけることが可能となる。
【0018】さらに、基準信号選択手段5で、直流基準
信号(c) を基準信号(b) と選択することで通常のトリガ
回路として本発明にかかるトリガ装置を使用できる。
【0019】このような構成においては、従来のトリガ
回路と同様に電圧比較器のヒステリシスの調整も行うこ
とが可能であり、入力信号IN1 およびIN2 は、フィ
ルタリングされた信号であっても観測が可能である。ま
た、波形表示のためのオフセット電圧が入力信号IN1
およびIN2 に印加されている場合は、電圧比較器6の
各々の入力部分に、あらかじめそのオフセット値を差し
引く回路を付加する構成とすることで、より精度の良い
部分での電圧比較器6の使用が可能となる。
【0020】また、本発明にかかるトリガ装置を複数有
し、これら各々の出力の論理演算結果をもとにトリガの
起点を定める構成とすることも可能である。なお、実施
例では2の入力信号の比較について説明したが、この入
力信号は任意の複数個であってもよい。
【0021】
【発明の効果】このように、被測定対象の信号の相関関
係を条件として、トリガ検出信号を出力するトリガ装置
を実現することが可能となった。具体的な効果としては
以下のようなものがある。図1にいう出力信号S1 およ
びS2 が、 S1 =m1(t)+n(t) S2=m2(t)+n(t) … と表わされる場合であっても簡単に、被測定対象たる出
力信号S1 およびS2の相関関係によりトリガの起点を
検出することが可能となるという効果が、本トリガ装置
にはあり、以下具体的に説明する。
【0022】式に示す変動は例えば、図3に示すよう
なものとなる。図3は出力信号S1,S2を波形として表
示したものであり、同一の縦軸上に表示されているもの
とする。細い実線で出力信号S1 を表し、太い実線で出
力信号 2 を表している。図2と同様に、S1 を基準信号
とするように被比較信号選択手段3および基準信号選択
手段5に、各々被比較信号選択信号(d) と比較信号選択
信号(e) とを入力する。
【0023】また、トリガ信号選択手段8からはトリガ
検出信号ST として、比較信号(f)が出力されるように
正負選択信号(h) は選択される。なお、図3からも理解
されるように出力信号S1,S2はn(t) にある変動が重
畳したものである。このような場合、ある基準の値と出
力信号S1とを比較した従来例では、(出力信号S2
>(出力信号S1 )となるP1 およびP2 を検出するこ
とは出来ないが、本発明の構成を用いることで検出可能
となる。
【0024】さらに共通に変動する成分n(t) を有し、
かつm1(t)とm2(t)の大小関係に着目してトリガをかけ
て波形をリアルタイムで観測する場合に、本発明では出
力信号S1,S2から成分n(t) を差し引いたm1(t)とm
2(t)とを直接電圧比較手段器6で比較し、トリガ検出信
号ST の出力を得るから、正確にかつ容易に複数の被測
定信号の各々の相関関係を用いてトリガをかけることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成図である。
【図2】本発明の動作の説明のためのタイムチャートで
ある。
【図3】本発明の効果を説明するためのタイムチャート
である。
【符号の説明】
1,2 入力増幅器 3 被比較信号選択手段 4 基準電圧発生手段 5 基準信号選択手段 6 電圧比較手段 7 インバータ 8 トリガ信号選択手段 9 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の対象より電気信号を入力する波形測
    定器において、 この複数の対象より入力された複数の電気信号から、被
    比較対象となる信号を選択する被比較信号選択手段と、 前記複数の対象より入力された複数の電気信号および基
    準電圧発生手段からの信号を入力し、基準信号を出力す
    る基準信号選択手段と、 この基準信号選択手段からの出力と前記比較信号選択手
    段からの信号を入力し、これらの信号の電圧値の大小関
    係を検出する電圧比較器と、 この電圧比較器の出力を用いてトリガ信号を出力するト
    リガ信号発生手段と、 を設け、複数の対象より入力された複数の電気信号の相
    対的な関係からトリガ信号を出力することを特徴とする
    トリガ装置。
JP5321516A 1993-12-21 1993-12-21 トリガ装置 Pending JPH07174789A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170988A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Tektronix Inc トリガ発生器及びトリガ発生方法
JP2017133879A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 ファナック株式会社 サイクルタイムが比較可能な波形表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10802051B2 (en) 2016-01-26 2020-10-13 Fanuc Corporation Waveform display device that allows cycle time comparison to be made

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