JPH0717477A - 船の船郭上で外側表面の作業を行うための装置及び方法 - Google Patents

船の船郭上で外側表面の作業を行うための装置及び方法

Info

Publication number
JPH0717477A
JPH0717477A JP6064536A JP6453694A JPH0717477A JP H0717477 A JPH0717477 A JP H0717477A JP 6064536 A JP6064536 A JP 6064536A JP 6453694 A JP6453694 A JP 6453694A JP H0717477 A JPH0717477 A JP H0717477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hull
ship
abrasive
tower
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6064536A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard A Goldbach
リチャード・エー・ゴールドバック
William A Wagner
ウイリアム・エー・ワグナー
Frank E Mcconnell
フランク・イー・マッコネル
Richard C Goldbach
リチャード・シー・ゴールドバック
Joseph W Kuchta
ジョセフ・ダブリュ・ククタ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M M C KONPURAIANSU ENG Inc
MMC Compliance Engineering Inc
Original Assignee
M M C KONPURAIANSU ENG Inc
MMC Compliance Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by M M C KONPURAIANSU ENG Inc, MMC Compliance Engineering Inc filed Critical M M C KONPURAIANSU ENG Inc
Publication of JPH0717477A publication Critical patent/JPH0717477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B59/00Hull protection specially adapted for vessels; Cleaning devices specially adapted for vessels
    • B63B59/06Cleaning devices for hulls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C5/00Equipment usable both on slipways and in dry docks
    • B63C5/02Stagings; Scaffolding; Shores or struts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/005Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00 mounted on vehicles or designed to apply a liquid on a very large surface, e.g. on the road, on the surface of large containers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B2221/00Methods and means for joining members or elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C5/00Equipment usable both on slipways and in dry docks
    • B63C5/02Stagings; Scaffolding; Shores or struts
    • B63C2005/025Stagings, or scaffolding, i.e. constructions providing temporary working platforms on slipways, in building or repair docks, or inside hulls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最近使用されている技術及び装置を効果的に
利用して船の船郭上で外側表面の作業を経済的に行う方
法及び装置を得る。 【構成】 ベース・モジュールと全機械の装備をされた
上方モジュール或いは換気のみの上方モジュールから成
る塔を複数個集めて組を作り、組毎に覆いを付け、輪郭
の周りを移動して作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現実に可能な限り米国の
浄気法及び浄水法(the U.S. Clean Air Actand Clean
Water Act)に完全に従って、概して、被覆処理の中の
研磨剤吹付け、スプレー塗装、及び溶剤蒸発の期間の
間、水中に浮いている及び乾ドック内に在る両方の様々
に変化する形状の船の船郭の露出領域への経済的な接近
の足場作り及びその被覆を可能にする空気制御される封
止された囲いを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は船郭の露出外部表面上の清掃及
び塗装のような表面の作業のための装置及び方法に関
し、ガーランド氏(Garland )他の1993年5月18
日に特許された米国特許第 5,211,125号明細書及びゴー
ルドバッチ氏(Goldbach)他の別の共願の米国特許出願
で開示された装置及び方法を改良したものである。
【0003】開示するために、先述の米国特許出願が参
照としてここで組み込まれる。
【0004】船郭は非常に大きく、垂直方向及び長手方
向の両方で複雑に輪郭付けされる。世界中の船の固体数
は非常にかなりの数であり、色々な大きさ及び形状をし
ている。
【0005】船の外側の被覆は、表面の下準備のための
研磨剤吹付け作業者及び塗料の塗布のための塗装作業者
を使用する事を必要とする。吹付け作業者と塗装作業者
の両方は、それらが作業する船郭の部分の直ぐ近くに近
付けられなければならない。吹付け作業者も塗装作業者
も、別の場所へ移動する或いは移動させられる事なしに
船郭表面の75平方フィートよりもずっと大きい所の上
でそれらの作業を行う事はできない。
【0006】以前は、船郭の周りであちらこちらへの作
業者の移動は船の回りに足場を組むことによって行われ
た。
【0007】以前は、更に喫水線より上の外側船郭の被
覆は水に浮かんでいる船に対して最も頻繁に行われた。
しかし米国の浄水法の施行により、水に浮かんでいる船
のこの領域の被覆は、乾ドック内で被覆をするのよりも
研磨剤及び塗料のスプレー飛沫を水中により著しく多く
沈積させるので、これは殆ど行われなくなった。
【0008】更に最近では、必要とされる作業者の移動
は昇降機の使用によって行われてきた。通常の昇降機
は、水力で持ち上げれたり、伸張させられたり、また回
転させられたりする事ができる腕部の上に装着される足
場の籠を具備する;この腕部は内燃機関によって動力を
供給されるキャリッジ上に装着される。キャリッジは水
平面上であちこちへ移動され得る。
【0009】更により最近では、研磨剤吹付けに対し
て、昇降機の籠内の作業者を、研磨剤を掴み処理し再使
用する事ができる密閉型ショットブラスト・ヘッドに取
って代わせる努力がなされてきた。しかし、このアプロ
ーチはその装置を購入し操作するコスト、及び実際に利
用可能である器具の操作の難しさのために、殆ど受入れ
られなかった。
【0010】船が大量の水の上で作動する大型船である
ために、それらの建設及び修理は乾ドックに入れる事も
含めて殆どいつも大量の水の直ぐ側で行われる。
【0011】五大湖を含む、河川、海、湾、及び海洋の
大量の水の汚染は、この汚染のこれらの水に依存する野
菜や動物の生命への悪い影響のために、世界中で更に著
しく大きな社会の関心事となってきた。水泳またはボー
ト遊びによるリクリエーション、更に加えてホテル、住
宅、アパート、及び分譲マンションでそれらに隣り合う
生活のためにこれらの水を使用する選ばれた大衆のこの
関心は更に大きくなってきた。
【0012】船郭の研磨剤吹付けは、船郭に対して空気
力で駆動される時のそれの分解による研磨剤媒体のより
小さい粒子の部分と、研磨剤によって取り除かれる船の
塗料及び鋼鉄の小さい粒子の部分とからできているかな
りの量の微粒子材料、通常ダストを必ず作る。今のとこ
ろ公式にはこのダストは危険であるとは考えられていな
いが、それにも係わらずそれは人々に有毒であり、明ら
かに危険でない量の毒素を含んでいる。
【0013】このダストの一部は隣接する水域の上に必
然的に吹き飛ばされるので、少量のこれらの毒素は水中
へ入る。更に、乾ドック上に降った使用済みの研磨剤の
大部分が直ぐに清掃されないならば、微量の毒物は雨嵐
の間に或いは船の修理で使用される他の水源から浸出
し、乾ドックの排水システムから水中に沈積される。昇
降機、フォークリフト、及びコンプレッサの作動に伴う
燃料、潤滑剤、及びグリースを含む毒性の石油生成物
は、同じように乾ドック排水システムによって隣接する
水域の中へ運ばれ得る。
【0014】米国の浄水法による最近の規制は、排水さ
れる雨嵐の水の中の汚染物質に一層厳しい規制を課し
た。これらの規制は、汚染物質が無くされるか、或いは
排水された乾ドックの雨嵐の水が収集されて処理される
かの何れかを強制しているが、現在その処理は必要とさ
れる水の量のために実現可能ではない。
【0015】通常、船は多数の外側取付けの機械的装置
を有する。修理費及び購入費が高いこの装置は、それ自
身非常に研磨性のある研磨剤吹付けからのダストが浸入
すると、深刻な損傷を受ける。内部換気システムも含め
て、この機械的装置は、研磨剤吹付けの間保護被覆で一
時的に被覆されなければならない。この一時的な被覆
は、研磨剤吹付けが行われている時に、内部換気システ
ムの作動を妨げて乗船しながら生活している船の乗組員
及び船中の作業者を不快にする。
【0016】最近使用されている研磨剤吹付けのほぼ全
ての装置は機械的構成要素を有する。これは空気圧縮
機、昇降機、フォークリフト、ダスト収集機、乾ドック
のクレーンを含む。この装置は吹付けの間に作動しなけ
ればならないので、それは保護され得ない。従ってそれ
は、非常に高い維持費、長い休止外期間、及び短い運転
寿命を経験する。
【0017】乾ドッグの水平表面上の被覆は、それらが
ショベル作業及び掃き作業を伴うものを含む、使用済み
研磨剤と、運搬具、及び人員の移動との組み合わせによ
って磨滅されるので、短い寿命を経験する。
【0018】船の機械的構成要素を必要としない外側の
船の建造及び/或いは修理作業を自由に続ける事ができ
る作業者は、研磨剤吹付けが同時に行われる時は中断さ
せられ、効率が下げられ、呼吸器及び目の悪化に晒され
る。立ち込めた研磨剤ダストの中を通って船内部のあち
こちに移動する作業者及び乗組み船員も同じように影響
を受ける。
【0019】殆どの船は腐食性の塩水及びそのスプレー
の雰囲気中で働く。従って、最も一般的な船舶用塗料
は、溶解性基質のビニル及びエポキシである。或る船舶
用塗料は亜鉛或いは銅を含む。これらの塗料が塗布され
る時間の間、しばしば過剰スプレーが隣接する水域に吹
き飛ばされる。この同一の過剰スプレーはそれ自身、付
近のボート、ビル、水辺のカフェ、及び車を被覆して金
のかかる損傷をもたらし、また一般大衆を激怒させ得
る。乾ドックのフロア上に降った過剰スプレーの一部で
さえも、それはそれ自身が乾ドックの排水システムによ
って水によって洗い流される乾ドックのフロア上のダス
ト及びごみの粒子に付着するので、隣接する水域に流れ
得る。
【0020】船舶用被覆で一般的な非水基質の塗料の溶
剤は、それらが蒸発している時間の間、つまり塗料のキ
ュアリング工程の間、空気中に揮発性有機化合物(VO
C)を放出する。取締り機関はこれらのVOCが環境を
破壊している事に益々関心を増してきている。船舶用塗
料からのVOCの放出は一般大衆にわからないようには
できるが、それらは強化されつつある規制の取締りの問
題であり、最終的に減少させられなければならない問題
であろう。これらの不可視のVOCの放出に対する唯一
の現時の方法は、それらが放出される空気を包囲し、そ
れからVOC焼却炉によってその空気を処理する事であ
る。
【0021】乾ドックの周囲よりも遠く吹き飛ばされる
研磨剤のダスト及び塗料の過剰スプレーの量を最小にす
るために最近利用されている最良の管理手法は、乾ドッ
クの各端部上にカーテンを配置する事、研磨剤吹付けを
下方方向のみに行う事、空気無しの塗料スプレー装置を
使用する事、及び風速が予め決められた限度よりも高く
なる時に作業を停止する事を含む。しかしそれにも関わ
らず、これらの作業はかなりの割合の空気で運ばれる研
磨剤のダスト及び塗料の過剰スプレーが乾ドックの周囲
の外側に吹き飛ばされるのを許す。更に、これらの方法
は船の被覆処理の多くの他の悪影響を減少させることは
何も行わない。
【0022】最近、或る造船所は船を、露天デッキから
下方の乾デッキ構造まで、非常に大きいストリップ状材
料で覆い隠し始めた。この材料は風で切り裂かれないよ
うに幾らか孔付きでなければならない。しかし造船所で
は一般的な重工業の環境には付きものの風、取扱い、動
き回る研磨剤吹付け、及び他の偶然の出来事による損傷
のために、これらの大きいストリップ状材料の寿命は短
い。覆い隠す材料それ自身の基本的な費用、造船所、そ
れ自身の環境の中でのその短い寿命、それの取付、除
去、取扱い、及び保管の費用のために、このアプローチ
は非常に値段が高い。このアプローチは最近一般に認め
られた最良の処理法よりも乾ドックの周囲の内に空気で
運ばれる研磨剤のダスト及び塗料の過剰スプレーを幾分
多く含むので、幾らかは依然として不可避の孔のある材
料を通して及びストリップ状材料が重なり合う接合部を
通して漏出する。更にこのアプローチは船の被覆処理の
多くの他の悪影響を殆ど解決せず、またVOCの放出を
減らすために何もしない。
【0023】砂研磨剤吹付けからダストを減らす1つの
他の技術がある、つまり真空吹付けの技術である。しか
し、この処理は、非常に遅く、装置及び工数の観点か
ら、非常に費用がかかり、また塗料の過剰スプレー及び
VOCの放出を含む塗装の問題を扱っていない。
【0024】被覆処理と同じくらいである或いはそうな
り得る費用の高い船の被覆に伴う多くの問題を解決する
アプローチに関して、主な費用の考慮すべき事柄は船が
被覆或いは再被覆され得る速度である。これは再被覆の
ために船を水から持ち上げるのに必要とされる乾ドック
の毎日の償却及び使用の費用(一日当り5,000乃至
20、000米国ドル)と、再被覆の間の稼働していな
い船それ自身の費用(一日当り10、000乃至10
0、000米国ドル)のためである。これらの費用は、
船への研磨剤吹付け及び被覆、被覆処理に必要な経過時
間に関する現存する問題を解決するために何等かの解決
案が開発される事を要求する。
【0025】最初に先述された共願の米国特許出願明細
書は、垂直方向の塔が、例えば船が停泊している乾ドッ
クのデッキ上で、船側部の支持表面上に組立てられる船
郭上で外側表面の作業を行うためのシステムを開示して
いる。1組の可撓性の閉鎖カーテンは塔外側から取り囲
むが、船郭の垂直方向セグメントへ向って開放してい
る。塔は垂直方向に可動なトロリを装着し、それの片持
ちアーム機構は作業台を装着する。使用の際、作業台で
作業をしている作業者及び/或いはロボットで制御され
る装置は、研磨剤吹付け(例えば、圧縮空気で作動する
研磨剤グリット・スプレー・ノズルを介する)研磨剤吹
付け、塗装、或いは他の被覆用複合スプレー・ノズルを
使って、カーテンにより提供される覆い内に閉鎖された
船郭表面の垂直方向のセグメントの作業をする。閉込め
られた空間の中及び外へ延在する供給ライン或いは回帰
ラインのシステムは、空気研磨剤、塗料、及び他の必要
物を供給し、全て環境汚染を最小にすることを意図した
処理、再処理或いは廃棄するためのフューム或いは他の
消耗材料を収集する。同じように、塗料の屑及び鱗状の
切片の負担を持つ使用済みの研磨剤のグリットが分離、
再使用、及び廃棄のために掃き出される。船郭の各垂直
方向セグメント上での作業が完了すると、塔は船郭に沿
って次の位置へ移動させられる。カーテンの縁部部分に
装着された磁石は、夫々の垂直方向セグメントの全周囲
を取り巻いて覆いの正面縁部を船郭に取外し可能なよう
に取付けるのに使用される。或るセグメント上での作業
中に、加工ノズルは船郭に照準を定めて水平方向に動
き、そのセグメントの各水平方向のバンド上での作業の
個々の作動が完了した後で、トロリは塔の上で持上げら
れたり下げられたりして、その結果別のバンドの作業を
することができる。作業台をトロリに装着する片持ちア
ームは、必要に応じて一方のバンドから他方のバンドへ
船郭表面に対して加工ノズルの望ましい周囲を維持する
ために引き伸ばされたり引っ込まされたりする。この先
述の米国特許で開示されたような基本的な装置及び方法
は、1つ以上の塔が同じ船郭の夫々の垂直方向のセグメ
ント上で夫々の作業を行うのに同時に使用され得るとい
うことを意図しているが、この先述の米国特許は複数の
塔を一緒に覆ったものは開示していない。
【0026】しかし、この後者の改良は第2の先述の共
願の米国特許出願の主題である。その出願で開示された
装置及び方法の基本は、その塔の全て或いは幾つかのた
めに、事によると相互連結された閉鎖空間を提供し得る
覆いカーテン、また空間を再分して、必要に応じて色々
な種類の作業環境を互いに隔離する幾つかの側部カーテ
ンを伴う、夫々調節可能なように片持ちされ、昇降でき
る作業台を持つ複数の塔を使用して同じ船郭の隣接して
いるセグメント上で同時に作業を行うことを開示する。
その先述の米国特許出願明細書は、色々な空気圧縮機、
塗料供給タンク、研磨剤材料ホッパを保持するための支
援バージを提供することを更に開示し、その結果これ等
の全ての装置は、船郭の周りをあちこちに個々に移動さ
せられるよりも覆われた閉鎖空間内で、色々なノズル等
に連結されることだけが必要である。事によると可動バ
ージに塔を配置して、その結果その装置及び方法により
浮遊している船の喫水線より上の部分の作業ができるこ
とを含む別の労作も開示されている。これに関連して、
移動のためにそれらの支援バージ上に下ろされ、それか
ら使用するために垂直の状態に容易に直立させられるこ
とができる塔が、塔の支持バージを浮遊している船に連
結するための、膨らますことのできる封止体及びダムを
使って船及び塔の支持バージの起こり得る相対的動きに
も関わらず覆いカーテンの正面縁部を船郭に対して、ま
た覆いの底部縁部を支持デッキに対して封止するため
の、且つ塔の支持デッキから浮遊している船或いは稼働
中の乾ドック内の船の周りの水域へ使用済み研磨剤、塗
料の粒子及び取除かれたスケールの流出を少なくするた
めの方法及び手段として開示されている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】基本の装置及び方法
の、本発明のものと同様の実行では、動作の十分な自由
度を有して作業される船郭への作業者及び/或いはロボ
ットの十分接近を可能にし、更に研磨剤の吹付けのダス
ト、使用済み研磨剤、塗料の過剰スプレー、及び揮発性
の有機化合物(VOC)を包み込んで、それによって空
気、付近の水域、船の機械設備、乾ドック・クレーン、
研磨剤の吹付け及び塗装を支援する機械設備、現地の家
屋、自動車、近くのヨット及び他の浮遊する乗物を放出
されて汚染するこれらの物質の量を著しく減らし、更に
不用な研磨剤及び塗料の残りを収集し、廃棄し、再利用
し、且つ焼却するのに必要とされる努力を著しく減ら
し、且つ全く乾ドックの利用時間即ち船の非稼働時間を
増やす事なしに同時に行う船の修理作業の中断を著しく
減らすことが目的である。
【0028】上記で述べられた共願の米国特許出願で提
出された開示にアクセスする準備ができていない読者を
助けるために、2番目の開示に最も広範囲に提供された
詳細な説明の殆どと本発明の好ましい実行にかなり密接
な関係のあるものが、図1乃至14を参照して下記で繰
返される。
【0029】基本の装置及び方法の好ましい実行が、下
記のことで船郭の被覆中の環境的適応でかなりの改善を
可能にする。
【0030】a.内燃機関の使用は乾ドックのフロアを
流れ或いは洗い流す燃焼オイル、潤滑油及びグリースの
こぼれで水を汚染する可能性があるので中止される。
【0031】b.研磨剤のダストは収集され、囲いから
出ることなしに処理される。
【0032】c.塗料の過剰スプレーは、囲いから出る
ことなしにフィルタで取除かれる。
【0033】d.VOCは収容されて、囲いから出るこ
となしに焼却される。
【0034】e.雨嵐の水の使用済みの研磨剤及び塗料
で汚染された破片を通って流れることが防がれる。
【0035】f.鉱物質の研磨剤の代りに再使用可能な
鋼鉄のグリットの研磨剤を使用することは、その含有毒
素を伴う使用済み研磨剤の放出をなくす。
【0036】基本の装置及び方法の好ましい実行は、雨
或いは雪が被覆中に船郭領域上に当たるのを妨げること
によって、また被覆中により除湿された高温空気を供給
することによって天候の負の影響を防ぐことによって被
覆の質の向上のための重要な機会も与える。
【0037】基本の装置及び方法の好ましい実行は、更
に下記のa乃至eによって被覆及び乾ドック期間の時間
の短縮のために重要な機会を与える。
【0038】a.被覆用支援バージの使用による装置の
動員、組立て、分解、及び動員解除の時間を短くする或
いは無くすこと。
【0039】b.天候の妨害を無くすこと。
【0040】c.囲い内で空気を加熱することにより塗
料のキュアを加速すること。
【0041】d.船郭の被覆中に殆どの船の修復作業が
できること。
【0042】e.汚染された或いは使用済みの研磨剤を
囲いの中に封じ込めることによって乾ドックの清掃時間
を少なくすること。
【0043】基本の装置及び方法の好ましい実行は、更
に被覆及び乾ドック期間の時間を減らす機会によって直
ぐ前に夫々列挙された理由の全てのために被覆処理のコ
ストをかなりずっと下げることを容易にする。更により
著しいコストの削減が期間の時間の削減に比例して短く
なる乾ドックの使用と船の非稼働の時間と一緒になって
非常に重要なコスト削減として具現される。更に: a.天候からの再作業が無くされることができる。
【0044】b.支援装置の移動及びクレーン操作は無
くされることができる。
【0045】c.昇降機、クレーン、フォークリフト、
及びコンプレッサの研磨剤汚染の保守は無くされる。
【0046】d.持ち運び可能なホース及び導管の磨耗
及び磨滅はほぼ無くされることができる。
【0047】e.船の機械装置の一時的覆いは無くされ
ることができる。
【0048】f.鉱物質の研磨剤の購入及び放出は無く
されることができる。
【0049】本発明は、基本の装置及び方法の好ましい
実行によって得られる長所に基いており、その好ましい
実行で付加的長所を提供する。
【0050】本発明は基本の装置及び方法の試作品の作
成及び作動に関する、及び船郭上での外側表面の作業を
行うためのような装置及び方法のより大きな寸法の業務
的使用のための計画を作ることに関する経験から発足し
た基本の装置及び方法の或る改善を提供する。
【0051】
【課題を解決するための手段】
(吹付け及び塗装のような)船郭上での外側表面の作業
を行うための片持ちされた作業台を調節可能なように支
持するための覆われた塔は、船積みコンテナの移動のた
めに最近使用されている技術及び装置を使用したモジュ
ールの移動を含んだ経済的で効率的な利用のためにモジ
ュール化されている。支援バージに装着された装置と浮
遊している乾ドックと作業台に装着された作業アプリケ
ータとの間の供給ラインと回帰ラインとの連結は、幾つ
かの部分の固定された取付けとこれらの部分間の可撓性
のコネクタの設置とによって容易にされる。代りの調節
可能な片持ち構造が、作業台を垂直方向に動かすことが
できるトロリに装着するために開示される。好ましくは
圧縮空気よりもむしろ回転ホイールが使用されて船郭表
面に対して研磨剤のグリットを駆動し、使用済みグリッ
トの自動回収の資格を持つ吹付け供給システムが開示さ
れる。
【0052】本発明の装置及び方法の好ましい実行は、
下記のような船郭の被覆中の環境的適応に関して更に著
しい向上を可能にする。
【0053】a.空気吹付けノズルの代りに研磨剤吹付
けホイールの使用を促進することによって、囲いの内側
での圧縮空気の使用の必要を大幅に減し、正圧のために
ダストが小さい開口部を通って囲いから吹出る可能性を
少なくする。
【0054】b.吹付けダスト及び塗料の過剰スプレー
を源で集めることによって、不適切なクリーニングがそ
れをドックから出す間に水域の中へ洗い流されるように
なし得るドックのフロアに殆ど落ちなくなるであろう。
【0055】c.特にドックのフロア上での持ち運び可
能なホース及び導管の使用は、繋ぎの外れ或いは失敗に
因る汚染の可能性を結果的にかなり少なくできる。
【0056】本発明の装置及び方法の好ましい実行は、
被覆の質の向上にもかなりの機会を与える: a.空気吹付けノズルの代りにホイールを使用する吹付
けブラストは、吹付け中に作業者及び検査担当者のため
に可視性を向上させて、人間の脆弱な要素の殆どを取除
くことができる。
【0057】b.吹付けブラスト及び塗装を機械化する
潜在的可能性は、人間の脆弱な要素を大きく取除くこと
ができる。
【0058】c.被覆支援設備、乾ドック、及び足場作
り器具上の恒久的に取付けられたヘッダ・システムは囲
いの内側の雰囲気に改良された制御を与えることができ
る。
【0059】本発明の装置及び方法の好ましい実行は、
更に下記のa乃至lによって被覆及び乾ドック期間の時
間をかなり短縮する機会を与える: a.取付けられる仮のホース及び導管の長さ、及びそれ
に伴う時間をかなり減らす。
【0060】b.デッキからホース及び導管を持ち上げ
ることによってそれらの損傷の発生、及びそれに伴う損
失時間をかなり減らす。
【0061】c.残りのホース及び導管の取付け過程及
びそれに伴う時間をかなりシンプルにする。
【0062】d.吹付け及び塗装装置の据付け及び補
給、及びそれに伴う損失時間を楽にする。
【0063】e.収集能力を持つ研磨剤吹付けホイール
を使用することによって、研磨剤清掃、及びそれに伴う
損失時間の累計を更に減らす。
【0064】f.空気吹付けノズルの代りに研磨剤吹付
けホイールを使用することは、吹付け期間の時間をかな
り減らす。
【0065】g.機械化された装置を使用して、研磨剤
吹付け及び塗料スプレー装置を動かすことは期間の時間
を減らす。
【0066】h.一人の操作者による多数の研磨剤吹付
け及び塗装スプレー装置の楽な使用は期間の時間を節約
する。
【0067】i.換気導管のついた上方の足場作り器具
及び余裕のある下方足場作り装置の使用は、足場作り装
置の取付けが1つの囲いの位置で行われている間に研磨
剤吹付け及びスプレー塗装が第2の囲いで行われ、また
VOC収集が第3の囲いの位置で行われることができ、
それによって全体的な期間の時間を減すことが可能にな
る。
【0068】j.変形はさみ機構及び変形並列機構の片
持ちアームのより長い延在は船首と船尾での船郭のより
大きい領域に足場作り器具の使用によって恩恵を受ける
ようにし、それによって時間を節約する。
【0069】k.コンテナ船へ或いはそこからコンテナ
を積んだり下ろしたりするのに使用されるものと同じよ
うに、足場作り器具を動かす時にパッド持上げ足場作り
器具のモジュールとクレーン操作器具とを使用すること
はかなりの期間の時間を節約することができる。
【0070】l.乾ドック上の船へバージが上手い具合
に或いは実際的に接近可能でない時、被覆支援装置のス
キッドの使用は被覆支援バージの時間的節約を可能にす
る。
【0071】最後に、更に下記のものを含む本発明の装
置及び方法の好ましい実行は、一層のコストの削減の機
会をもたらす。
【0072】a.集中型液圧システムの準備は、各足場
作り器具のための個々の流体動力設備の購入及び維持の
費用をなくすことができる。
【0073】b.空気吹付けノズルの代りに研磨剤ホイ
ールを容易に使用することは、汚染された研磨剤とダス
トの分散の圧縮空気をより少しまたそれに伴う清掃をよ
り少なくし得る。
【0074】c.空気吹付けノズルの代りに研磨剤吹付
けホイールを使用することは、圧縮空気を、従って圧縮
装置の大きさと購入及び運転の費用を減らすことができ
る。
【0075】d.収集物置き場へ直に排出する排出リザ
ーバに汚染された研磨剤を収集する研磨剤ホイールは研
磨剤清掃費用を削減することができる。
【0076】e.研磨剤のダスト、塗料の過剰スプレ
ー、及びVOCの局所的収集は、空気取扱いと汚染物処
理の装置の必要とされる大きさとその装置を購入し運転
する費用を削減することができる本発明の原理は、好ま
しい実施例が示されている図面を参照して更に説明され
るであろう。図面に示された特定のものは、請求の範囲
で規定される本発明の態様を制限するというよりも例示
することを意図している。
【0077】
【実施例】図1及び2では、船の船郭の外側の2つの向
い合う側部18に間隔を明けて側に並ぶ直立翼壁16を有す
る乾ドック14のポンツーン・デッキ12上で支持される通
常の船が参照番号10で示される。乾ドック14は、船から
及び船へ部品を移動し、供給するため、及び船に関連し
て色々な取付け及び修理の機能を行うために使用される
装置の場所を移動するために通常使用される、従来のク
レーン20を通常具備する。従ってクレーン20は、船首24
と船尾26との間の船の各側部上の、(例えば翼壁と船郭
との間の通路22内の)選択された如何なる場所にでも装
置を置いたり移動したりする事が可能である。
【0078】従来の船の船郭は、通常船の長さに沿って
ほぼ中間(船体中央部)に配置されている露天デッキの
所で、船の前後の中心線からその最大の幅寸法を有す
る。船の長さに沿う如何なる特定の位置でも、船の前後
の中心線からの船郭の距離は、露天デッキの高さ28とキ
ールの高さ30との間で下方方向に次第に縮まる傾向があ
る。船首及び船尾のキール高さで最小寸法(通常ゼロ)
になるまで、船体中央部の船の前後方向に、如何なる垂
直方向の高さででも長手方向中心線からの船郭の距離は
更に次第に縮まる。殆どの船郭は、所定の20フィート
の長さ(長手方向)のインクリメントに沿って、露天デ
ッキの下方より大きな間隔の所での船郭の船の前後の中
心線からの幅寸法は船体中央部からよりに遠い場所でよ
り急激に縮まる複合湾曲部を有する。
【0079】本発明は、船が乾ドック内にあるか或いは
浮いている間に、船の船郭の外側上を包み込む被覆作業
のために使用される事ができる1つ或いはそれ以上の囲
われた足場作り器具32を提供する事ができる。通常、船
はメンテナンス、修理、及び/或いは改装のために入っ
てきた中古の船である。従って、本発明の装置及び方法
が船の船郭の外側上に行われる作業に関連して使用され
ている時、船の内装、デッキ及び上部構造部分に、比較
的同期して行われる必要がある他の作業もあり得る。通
常、船の船郭の外側上に施されるべき被覆作業は、主と
して破損の破片と、腐食部分と、海の堆積物と、スケー
ルと、古い被覆とを削り取る事、及び普通スプレーによ
って新しい被覆を施す事を含む。(この書類では、その
様な被覆は、被覆の専門家がその用語をもっと厳格に使
用するであろう事を考慮せずに、一般的に時々“被覆さ
れた”と記される。)船は、進水待ちをしている製造途
中の、或いは埠頭脇での作業が完了した後の丁度送り出
し前に乾ドックに着けられている新しい船でもあり得
る。1つ或いは複数の器具32が使用されるかどうかは、
船の大きさ、作業が行われなければならない速度、及び
労働力の規模によって決まるであろう。1つの大きさ、
または2つ或いはそれ以上の色々な大きさの器具32が使
用されるかどうかは、船郭に沿って色々な位置で船郭側
面が如何に内側方向へ傾斜しているかによって基本的に
決まり得る。(つまり或る場合では、或る領域に到達す
るために器具32を極めて広範な配置にその台を片持ち梁
風に突き出す事ができる様に作るより小型の補足的装置
か、或いは真空吹付けの様な別の技術を使用する方が一
層利点が多いことがあり得る。)極めて一般的にいう
と、各囲われた足場作り器具32は、乾ドックのデッキ上
で通路22内で移動可能な様に支持される垂直方向の塔34
と、塔内で持ち上げられたり下げられたりまた選択され
た高さで停止されたりする事ができる垂直方向昇降トロ
リ36と、垂直方向昇降トロリに装着され、作業台40が装
着され、それらの前方端部が船の船郭へ向って伸び、ま
たそこから引込む事ができる、一組の片持ち梁風に突き
出る領域38と、船が乾ドック内にあれば露天デッキから
キールまで、船が浮遊していれば喫水線上バージ・デッ
キの高さまでの船郭の垂直方向のセグメント或いはイン
クリメント(それは通常船の長手方向で20フィートの
水平方向の長さである)に向い合った空間44をほぼ完全
に取り囲む囲い組立て42と、取り囲まれた空間の制御さ
れた換気のための空気移動制御システム46と;トロリ作
動作業台を伸張・縮小し、及び覆いの前方の余裕を調節
して作業が行われる特定の船郭のセグメントの前及び後
ろの垂直方向縁部に沿って船郭の近くにそれを保持する
ことのための動力システム48とを具備する。
【0080】勿論、器具32は、削り取りの表面準備作業
を行うのを容易にする様に開発されたという事実にも関
わらず、スプレー塗装作業、或いは追加の他の作業が、
器具32を保護囲いとして使って空間44内で行われ得る。
【0081】なるべくなら、塔34は、取外し可能な様に
一緒に固定されて必要とされる高さの装置を提供し、露
天デッキの高さから下はキール或いは喫水線まで、所定
の船の側面の高さ全体に接近する事ができる移動可能な
ストラット、タイ、ブレース、コネクタ及び他の要素の
移動可能な枠組みであることが望ましい。勿論、器具32
の全稼働寿命の間、1つの寸法の船郭の作業する事だけ
を予期する作業所の場合、塔は、例えば板の火炎切断、
長い部材のエクストロージョン、接合部の溶接、等によ
って、恒久的に一緒に接合され得る。一般的に、塔34は
作業者及び/材料をビルディングの色々なフロアへ運ぶ
ために、ビルの建設及び改装現場で使用されるエレベー
タの製造に普通使用される如き鋼鉄或いはアルミニウム
からほぼ同じ方法で、また同じ要素及び材料で作られ得
る。
【0082】夫々のケージ、車、或いは垂直方向昇降ト
ロリ36は、(例えば、塔34の夫々の要素によって提供さ
れる垂直方向のトラック52上で回転する向い合う組のフ
ランジ付きホイールによって)各塔34に装着される。
【0083】垂直方向昇降トロリは、56で垂直方向昇降
トロリのまた液圧ウインチ60のドラムに連結するケーブ
ル54によって、上昇のために塔34に吊される。各連結機
構56は、引上げケーブル54に引上げ引っ張り力のみを常
に掛ける塔34の垂直方向のレール66の夫々の切欠き64内
に着座するスプリング・ラチェット・レバー62の形状で
提供される。安全規制が別に規定される場合に、垂直方
向昇降トロリは、釣合い重りの付いたケーブル、別のブ
レーキ或いはロック・システム、予備のケーブル付け、
及び/或いはトロリが機構的な或いは動力の事故のため
に突然或いは不意に落ちる事を防ぐための類似の従来の
手段を使って塔に吊され得る。
【0084】色々なタイ及びブレースが塔の後部及び側
部の周りに提供され、使用時に船の側部と面する塔正面
が、船の露天デッキのレベルから下はキール或いは喫水
線までほぼ開放され、68で塞がれていない(即ち、それ
は船のインクリメントの全高さに亘って、器具32を使っ
て働かされる必要がある)事に留意すべきである。
【0085】各垂直方向昇降トロリ36の両方の後方内側
角部は、夫々の片持ち支持される水平方向の作業台支持
アーム38の後方縁部が回転するようにその上に軸受け支
持される夫々の垂直方向の軸を具備する。なるべくなら
各アーム38は、その前方縁部で垂直方向の心棒によって
前方部分74にヒンジ接続される後方部分72と、その前方
端部に夫々垂直方向の心棒78を具備する前方部分74とを
具備するのが望ましい。作業台40は心棒78によって水平
方向の作業台支持アーム38の前方端部に装着される。従
って、アーム38は垂直方向昇降トロリと作業台との間に
接合部70、76、及び78によって関節接合され、その結果
それらは、船郭の長手方向中心線へ向って或いはそれか
ら離れるように作業台を動かすために、夫々の塔の垂直
方向の軸に関連して水平方向に(横軸方向に、横方向
に)作業台を伸ばしたり引き込めたりする事ができる。
その結果、使用時に、作業台は船郭にぶつかるのを防ぐ
ためにエレベータが持ち上げられたり下げられたりする
時に引っ込められる事ができ、また夫々の垂直方向昇降
トロリが下げられる時に更に伸ばされて、その結果作業
台に乗っている作業者或いはロボット装置は、船郭の幅
が少なくとも船の高さの一部に亘る高さで縮まるという
事実にも関わらず、船郭の外側と密接に近接した状態を
維持する事ができる。
【0086】勿論、水平方向の作業台支持アームは手動
で作動され得るか、或いはより複雑な手段がシリンダの
引出し及び引込めを調整するために提供され得る。
【0087】各塔上で、作業台は、ピストン・シリンダ
組立て80及び84を調整して引込める事によって引込めら
れ、ピストン及びシリンダ組立て80及び84を調整して伸
ばすことにより伸される。
【0088】作業台は、必要に応じて(例えば、それが
座席、取手、レールを有するかどうかに関して)形状を
与えらえ得る。それの最も基本的なものでは、それは水
平方向に動くトロリに席をとった2人以内の並んだ作業
者或いは好ましくは1人の作業者を支持する事ができる
格子状の支持体40を具備する。一般的な作業台は、約1
8フィート(5.5m)の幅(船の縦方向)と、2フィ
ート(0.6m)の奥行き(船の幅方向)である。1人
或いはそれ以上の人間の作業者の代りの或いはそれに加
えたロボット装置の類似の支援は、本発明の企図の範囲
内である。
【0089】覆い組立て42は幾つかの構成要素を具備
し、その全てが共同して、(通常露天デッキからキール
までと船郭の長手方向の約20フィート(6.1m)の
長さの船郭の側部18の外側の夫々のインクリメント88と
一緒に)その中で船郭の外側のインクリメント上の作業
が行われる事ができる囲まれた空間44を形成し得る。
【0090】この様に、覆い組立て42の1つの必要な構
成要素は、空間の後方側部を囲うものである。この構成
要素は、くっきりと波形を付けられたファイバガラス繊
維強化プラスチックの羽目板パネル90を、塔の後方、船
首側部、船尾側部、及び上部の外側に固定する事によっ
て上手く具備され得る。使用時に、ファイバガラス繊維
強化プラスチック・パネル90は塔よりも耐用年数が短
い、またそれらが完全にすり切れるか或いはさもなけれ
ばすり切れ過ぎる時、局部的に取換えられなければなら
ないという可能性がある。
【0091】覆い組立て42の他の主要な構成要素は側部
カーテン組立て92である。各側部カーテン組立て92は、
カンバスで作られ得る夫々のカーテン94と、塔の上部及
び底部で垂直方向の軸の延在部として具備されるスプレ
ッダ96とを具備する;(図3で最も良く分かる様に)こ
れらは普通、船首及び船尾へ向って斜め方向へ夫々突出
しその結果空間44は塔から船郭へ向って広くなる。ヘル
クリット(Herculite)(商標名)の可撓性シート材料
の様な代替物は標準の舶用品質のカンバスの代りに使用
され得る。各カーテン94は、1片の、或いは幾つかのセ
グメントの編み上げられたショックコードのグラメット
を付けられた互いに締め付けられ或いはさもなければ固
定されたベルクロ(Velcro)(商標名)から作られ得
る。類似の固定手段(レーシング、ショックコード、ベ
ルクロ・タブ(商標名)、等)が98で使用されて、各カ
ーテンの後方縁部108 を夫々のスプレッダ96に、及び塔
34の正面脚部100 に、塔底部から塔上部まで取り外し可
能な様に固定し、また塔上部の正面を横切って、塔34の
上部壁104 の102 で繋ぎ部を提供する。事実、図3で
は、2つの側部のカーテンは、夫々の上方スプレッダ96
に対して106 でショックコードの付けられた端部110 を
持つ、上部102 の中央部の幾分かの重ね合わせが示され
る。
【0092】カーテン94の前方マージン112 は、カーテ
ン94の正面縁部が、装置32によって囲まれる船郭の部分
の長手方向最端部で船の船郭に対して近接して調節可能
なように保持される事を可能にするために(普通のバス
・タブのシャワー・カーテンのライナの下方縁でよく行
われているように)それらに縫い付けられるか或いは他
の方法で固着される一連の電磁石或いは永久磁石114 を
具備する事が好ましい。磁石の強度及び配置はカーテン
の重量、及び船で作業が行われている所に局部的に遭う
事が予期される風とによって決める事が必要とされるで
あろう。電磁石の長所は、装置32が動かされる時にそれ
らがスイッチを切られて外される事ができることであ
る。
【0093】カーテン94は完全に手動で調節される様に
用意され得るか、或いは、なるべくなら、手動調節は、
夫々のカーテン94に固着されて、塔の正面脚部100 に後
方縁部の所で装着される1つ或いはそれ以上の液圧作動
のコウモリの翼(batwing )の骨組みの様な構造物116
によって補強され得るのが良い。これらの構造物116の
液圧ピストン・シリンダ組立て118 はカーテンを前方へ
伸すように伸され、また引き込む即ちカーテンの引き込
みを容易にするように構造物116 を縮むように引き込め
られる。なるべくなら、構造物116 は幾分可撓性であ
り、(傘の金属の骨組みによくある様に)ピンと張った
状態で機械的に掛け金がかかり、その結果水圧はそれら
のピンと張った状態で構造物116 を維持するのに必要が
ないのが良い。
【0094】ホイストの作動、作業台の伸び出し及び引
込め、及びカーテンを引伸ばし骨組み構造物116 のため
の一般的な電気液圧式システムが図8の130 で示され
る。
【0095】ゴールドバッチ氏、他の共願の米国特許出
願、出願番号第07/975,520号明細書で開示された装置及
び方法は、ガーランド氏、他の共願の米国特許出願、出
願番号第07/782,315号明細書に開示された装置及び方法
に関連する、制御バルブ及び流れ分割器を使う作業台の
移動の制御をして改良する。
【0096】手動で作動する制御バルブ150 は、流れを
8つの単位体に分割し、2つの単位体をシリンダ84へ移
動させ、6つの単位体を流れ分割器153 へ流す事を可能
にする流れ分割器152 に流体を流す事ができる様にす
る。6つの単位体は、夫々がシリンダ80及び81へ移動す
る3つの単位体を持つ2つの等しい流れに分割される。
シリンダ84が2フィート(61cm)移動し、シリンダ
80及び81は3フィート(91cm)移動し、また各シリ
ンダは同じボアを有するので、各シリンダは同時にそれ
らの全移動を行うであろう。これによって常に作業台40
はキャリッジに対する平行を保持するであろう。平衡バ
ルブ154 は制御バルブ151 を閉鎖し、その結果流れがバ
ルブ151 に戻って移動する事ができない。同一の組立て
は作業台40が停止位置に戻る様に働く。
【0097】作業台40が伸び出しされた後で、作業台40
の角度は制御バルブ150 を緩めることと、流体が平衡バ
ルブ154 を通ってシリンダ80まで移動して作業台40の一
方の端部を動かす事を可能にする制御バルブ151 を作動
させる事とによって変えられる事ができる。反対側の端
部は常に固定され同じ面に保持されるであろう。
【0098】この改良された装置及び方法の利点は、そ
れが作業するのにより単純でより安全になった事と、そ
れを使用するのに必要とされる訓練が少なくなった事
と、作業台が覆いの横方向の境界内に常に留まるであろ
う事である。
【0099】装置32は、更に空気の動き制御システム46
を具備する。最も単純に、このシステムは、塔の上部10
4 に配置された(覆い組立て42を通って、囲まれた空間
44内へ入る)一組のドーム型の蓋付き空気取入れ口120
を具備し、また(従来の構造の工業的強度の真空クリー
ナとして思い浮かべられ得る)強制空気ダスト収集器12
8 の吸込み側部へ通じている可撓性ホース126 によっ
て、囲われた空間44から(そこでは2つの覆いカーテン
94が重なり合い、また例えば重なり合わされ、またショ
ックコードによって、一緒に固定されて、側部18の基部
で船の船郭の底部128 間の空間を閉じている。)下方唇
部領域122 を通って示される。事実、それは袋のハウ
ス、サイクロン分離器、(実現可能であるならば粗粒を
再生利用するための)粗粒/塗料分離装置、スクラバ及
び/或いはVOCの焼却のためのバーナを具備し得る。
【0100】塔34の底部の4つの角部は乾ドック14のポ
ンツーン・ドック12に置かれる支脚皿136 を持つ高さの
調節可能なレベリング・ジャッキ134 を具備する事が好
ましく、また2番目に上記で説明された共願の米国特許
出願明細書で開示されたように、塔34の上部は、例えば
ワイヤ・ロープで作られ、装置32を持ち上げ、それを船
郭の次のインクリメントへ船首或いは船尾に向って長手
方向に動かすためのクレーン20によって吊される事がで
きるスリング138 を具備する。
【0101】トロリに関連する作業台の延在部を出し入
れするパスの普通の全伸張長さは、10フィート(3
m)である。
【0102】塔34は、好ましくは、各仕事のために、塔
が必要に応じて通常10フィート(3.0m)のセグメ
ントで短くされたり長くされたりする事ができるよう
に、骨組みのモジュールで組み立てられる。
【0103】それは、装置32の通常の使用の際に、図1
乃至3に示されるように船の船郭のインクリメントに関
連して組立てたれる。それから2人の研磨剤吹付けの作
業者が、外側に配置された研磨剤吹付け供給機142 に連
結される研磨剤吹付けホース及びノズル140 を有する囲
われた空間44へ入る。(基本の装置及び方法を実行する
際に、これらの研磨剤吹き付け機械 140、142 は、圧縮
空気を使って研磨剤のグリットを駆動する従来の型のも
のであることが好ましかった。ここで本発明によると、
下記で更に説明されるように圧縮空気駆動の研磨剤の吹
付けよりも、回転ホイール駆動の研磨剤の吹付けの方が
好ましい。)研磨剤吹付け作業者はトロリ36と、そして
台40を作業台制御装置144 を使用してその最上位置へ上
昇させ、そして研磨剤吹付け処理を始める。それらは船
の船郭の全高さに対して20フィート(6.1m)の幅
の垂直方向の区画(swath )の吹付けをし、必要に応じ
て作業台制御装置144 を使って作業台を低くしたり伸ば
したりして船の船郭への接近を容易にする。この処理は
約1シフトかかる。
【0104】それから1人の塗料スプレーの作業者が、
作業台へ入り、(空間44内にホースとノズルを有する
が、供給機148 は空間44の外側に配置される従来の塗料
スプレー装置を使って)同じような方法で作業台を動か
して研磨剤吹付けする作業者によって丁度吹付けられた
領域を塗装する。この処理は約4時間かかる。
【0105】それから労働者は、乾ドックのフロア上の
囲い内の使用済みの研磨剤を、それが別の方法では収集
されない程度に掻き集める。この使用済みの研磨剤は、
所望に応じて廃棄及び/或いは再生するための適切な容
器内へ入れられる。
【0106】図12を参照すると、乾ドック内の船に改
良された装置及び方法を使用する好ましい方法は、複数
の、例えば8乃至20個の、横方向に互いに隣接している
囲われた足場作り器具32を、伸張させられる台40によっ
て十分に接近可能である船郭の部分に長手方向に間隔を
明けて向い合わせ、好ましくは互いに横方向に隣接して
いて、極端な形状変化がある船首と船尾の領域で間隔を
明けて向い合う、足場作り器具なしの1つ乃至4つの適
合する囲い156 と結合するようにして、乾ドックのフロ
ア12上に、例えば船の周囲の4分の1の周りに置き、仮
の取付け具201を使って船10の囲いの上部に個々に取り
付ける事である。図2に示されるように、囲い42、156
と、船の船郭18との間の上部接続部は可膨脹性の或いは
他の封止体198 によって封止される。上部及び側部に沿
う各個々の囲いの一端部の可膨脹性の封止体158 は膨ら
まされて各囲い42或いは156 の覆いとその隣接する囲い
42或いは156 との間の接合部を封止する。船の船郭18に
取付けるための磁石114 を持つ調節可能な孔のないカー
テン94は船尾に最も近い囲い42の船尾端部と船首に最も
近い囲い156 の前方端部の上に取り付けられる。これら
の覆いが閉鎖され、孔のない被覆体122 がキール・ブロ
ック160 の側部に置かれる時、被覆されるべき船の船郭
領域の4分の1は、このようにして複数の個々の囲い4
2、156 を具備する一大複合囲いの中に封止される。図
1乃至8に関連して説明されたように、各覆い組立て42
は塔34を収容する。幾つかの或いは全てのカーテン94
は、一連の囲い42、156 によって囲われる空間の各部分
を選択的に切り離したり合併したりするために隣接する
囲われた足場作り器具32間の側部で省略される事ができ
る。
【0107】そして乾ドック14のデッキ12への仮の取付
けの磁石202 或いは別の手段を持つ持ち運び可能な溝付
棒材の雨水ダム200 は、囲いの周囲の周りに置かれ、グ
ラウチング、ガスケット、或いは他の手段203 によって
封止される。
【0108】基本の装置と方法の好実施例の実行に於
て、換気装置162,加熱装置164,除湿装置166,研磨剤吹付
けダスト再生装置168,塗料の過剰スプレーの濾過器具、
及び溶剤蒸発VOC焼却装置172 は、乾ドック上に一時
的に置かれ、繋がれて、持ち運び可能な換気ダクト管17
0 によって船の船郭の被覆されるべき領域を封止してい
る大きな囲いに連結される。器具162 、164 、166 、16
8 、172 の何れかは必要に応じて単独で或いは複数で具
備される事ができる。各囲われた足場作り器具32はその
ような装置を個々に具備する事ができるか、或いは2つ
或いはそれ以上の囲われた足場作り器具32が幾つかのそ
のような装置によって共同でサービスされる事ができ
る。同じように、そのような装置のためのダクト及び供
給管は、各囲われた足場作り器具或いは装置のために別
々に、或いは2つ或いはそれ以上の囲われた足場作り器
具或いは装置のために共同で提供される事ができる。換
気装置、加熱装置、及び除湿装置は、全被覆工程の間動
かされる。研磨剤吹付けダスト再生装置168 は、研磨吹
付けの間作動される。消耗し得る或いは再生可能な研磨
剤は、研磨剤のコスト、研磨装置の資本コスト、及び研
磨剤の再生コストを含む経済的な要因の現在のバランス
に基いて使用され得る。塗料の過剰スプレー濾過装置17
4 及び溶剤蒸発VOC焼却装置172 は、塗料の塗布及び
キュアの間動かされる。
【0109】好ましくは、図13のように乾ドック14の一
端部が水によって接近できるならば、図11及び13のよう
に発電装置178 及び燃料オイルの貯蔵庫180 と一緒に、
換気装置162 、加熱装置164 、除湿装置166 、研磨剤の
ダスト収集装置168 、塗料の過剰スプレーの濾過装置17
4 、及び溶剤蒸発VOC焼却装置172 が支援バージ176
上に恒久的に取付けられる。この支援バージ176 は、被
覆されている船の端部に対応する乾ドックの端部へ係留
されることができる。それを行う事が適切であり経済的
であると判断されるならば、空気圧縮器、研磨剤のホッ
パ、研磨剤のポット、塗料混合器、及び被覆処理で利用
される塗料のポットも支援バージ上に配置される事がで
きる。
【0110】(図1、2、12、及び13の乾ドックの
支援のシステムの代替を示す)図9、10、及び14を
参照して、水に浮いている船の喫水線から上の船郭領域
を被覆する改良された方法を使用する好ましい方法で
は、複数の、例えば8乃至15の、囲われた足場作り器
具32がバージ182 に取付けられる。バージ182 は、その
高さが20乃至80フィートの高さの間に調節される事を可
能にするセグメントを具備する垂直方向のトラス184 を
有する。このトラスはバージの長手方向の中心線に配置
される。垂直方向のトラス184 の上部には取付け装置18
8 への連結体186が配置され、その連結体の他の端部
は、仮溶接、磁石、真空装置、或いは他の手段によっ
て、しかし好ましくは船の構造へ機械的連結によって最
も高い所での実用的な点で船の船郭18へ取付けられる。
バージ182 の各端部で、つまりデッキ縁部では、ウイン
チのぴんと張った取付け線190 が配置される。2つの取
付け具192 は、仮溶接、磁石、真空装置、或いは他の手
段によって線190 の端部を船の船郭18へ取り付けるのに
使用される。取付け具186 及び192 は、バージと船との
上方向及び下方向への相対的移動の変化、加えて水平及
び垂直方向の両方の回転の変化を含む、6次の自由度を
有する。この型の取付けは、個々の囲い42からできてい
る大型複合囲いが、風、波、潮、及び荷重の変化による
船とバージとの引っ張りの変化によって生じる荷重を吸
収する時に、取付け点に過剰応力がかかることなしに船
の側部への封止を保持する事ができる。
【0111】足場作り器具の塔34(この塔は図示されて
いないが、変化例、図10の使用時には実際に存在する)
はバージのデッキに対して204 でピンで止められる。さ
もなくば塔34は、図1乃至8に関連して開示されたよう
に建設され働かされる。
【0112】バージ182 が船10との間を行き来する間、
囲われた足場作り器具は、図9に示されるように、足場
台34がそれらの下方の位置に置かれた状態で、水平方向
に横にされる。バージ182 が3つの取付け点188 及び19
2 で船10に取付けられた後で、囲われた足場作り器具34
は、浮かんでいるデリック或いは船に取付けられたブロ
ック及びタックルを持つウインチを使って垂直方向の位
置へ起される。個々の隣接する囲われた足場作り器具34
間に配置された可膨脹性の封止体158 が膨らまされる。
可膨脹性の封止体はバージ182 と船10との間のバージ・
デッキの縁部194 で膨らまされる。可膨脹性の封止体19
6 は、垂直の囲われた足場作り器具34の上方部分と船と
の間の隙間に取付けられ、膨らまされる。船尾に最も近
い囲われた足場作り器具34の後端部でと、船首に最も近
い囲われた足場作り器具34の前端部とに取付けられる孔
のない覆い94が磁石114 を使って船の船郭に取付けられ
る。被覆バージ182 のデッキに恒久的に或いは一時的に
の何れかの磁石202 或いは他の取付け手段を持つ持ち運
び可能な雨水のダム或いは溝付棒材200 が、囲いの周囲
の周りに置かれ、そしてグラウチング、ガスケット、或
いは他の手段によって203 で封止される。その結果、被
覆されるべき船の船郭領域は、完全に取り囲まれて封止
される。
【0113】そして図14に示すように、支援バージ176
は囲いバージ182 に係留される。そして図1乃至8及び
12に関連して記述されたように、被覆装置(図11)に適
するような換気ダクト、電力ケーブル、ホースが、支援
バージ176 の適切な点から囲い内の適切な点へ及び/或
いは被覆装置へ連結される。そして被覆処理は、現存す
る方法、例えば上で説明されたガーランド氏、他の米国
特許出願で更に説明されるようなものを使って、研磨剤
吹付けの間働かされる支援バージ上の研磨剤吹付け支持
装置を使って、また塗料の塗布及びキュアの間働かされ
る支援バージの上の塗料の塗布及びキュア支援装置を使
って行われる。
【0114】詳細な説明の前述の部分の全ては、本発明
の装置及び方法の好ましい実行と密接な関係があるの
で、先述の米国特許及び共願の米国特許出願明細書で与
えられた詳細な説明から発展させられてきた。詳細な説
明の下記の部分は、本発明のこの好ましい実施例に関す
る更なる情報を提供する詳しい記述に基いている。
【0115】図15乃至20に於て、作業が進められる
船は再び参照番号10で指示され、浮遊している乾ドック
14のポンツーン・デッキ12上のキール・ブロック160 上
に支持される。乾ドックの翼壁16は船の側部18から間隔
を開けられて通路22を提供している。これに関して船の
船首20は観察者に面している。1台の囲われた足場作り
器具32は通路22の一方でポンツーン・デッキ12上に支持
されているように示される。覆い即ち囲い組立て42は、
単一の複合型の囲い44を形成するための1台の足場作り
器具32の周りに具備される。封止体は、覆い42のカーテ
ンの前方縁部と船郭の外側表面との間と、それに隣接し
ている足場作り器具32の上部と側部との間と、足場作り
器具の組とその足場作り器具の組が支持されている支持
台表面12との間に形成されている。
【0116】支援バージ176 は、乾ドック14の側部の一
方の翼壁に沿って、例えば従来の係船索(図示されてい
ない)によって船の中央部に、係船される。
【0117】本発明によると装置のための、例えばトロ
リ及び覆いのための駆動システム48,130を駆動するため
の、及び片持ちアームの引伸ばし及び縮小するための流
体動力はクレーンによって適切な場所、例えば囲いを支
持するための設備を提供するための支援バージ176 上
に、持上げられることができるスキッド212 上に装着さ
れる流体動力装置によって集中的に供給されることが好
ましい。囲い支持設備も、(換気、加熱及び除湿の供給
のための)空気移動制御システム46用のファン、ポンプ
及び圧縮装置と、複合型の囲い44との間のダスト、塗料
の過剰スプレー及びVOC排出用ライン214,216 と、作
動油サービス・ライン218 、及び圧縮空気サービス・ラ
イン220 、同じく囲いにサービスし、供給するための結
合した装置及び材料も具備することが好ましい。
【0118】サービス・ライン 214,216,218及び220
は、従来の技術であり得る容易に組立て及び分離される
可撓性の連結体のように、互いに導管付け、配管通し、
及びヘッダのような夫々の支持体に、特に 212でスキッ
ドへ、 214で翼壁へ、及び216で足場作り器具32の少な
くとも或るものの上方モジュール、及び部分間即ちスキ
ッドと翼壁との間に介在する或る部分へ、218 で囲いの
中に於て翼壁と足場作り器具の少なくとも或るものとの
間で、より固定的に連結される或る部分を具備すること
が好ましい。
【0119】スキッド212 をその上で支持している支援
バージは、浮遊している乾ドックの外側側部の中央部に
配置されて、ラインの長さに因る損失を最小にしつつ、
色々なライイン 214乃至220 を通る供給サービスを容易
にするのが好ましい。
【0120】好ましい変更、及び囲いを付けられた足場
作り器具の塔の構造34に関する詳細は、図21乃至27
を参照して下記で説明される。
【0121】夫々の塔構造の組を一緒に形成する個々の
塔構造34はベース・モジュール222、中央モジュール224
、全機械装置を付けられた上方モジュール226 、及び
換気だけの上方モジュール228 を含む4種類の積重ね及
び分解可能に装着ができるモジュールから組立てられる
ことが好ましい。(本発明の特定の実行では、中央モジ
ュールは各塔構造内で単独で或いは複数で使用されるこ
とができ、中央モジュールは上方モジュール或いはベー
ス・モジュールと連結されることができ、及び/或いは
換気のみの上方モジュールは全機械装置が付けられるか
或いは部分的に機械装備された上方モジュールのために
削除され得る。)しかし(後で説明される)モジュール
間連結体の存在のために、モジュールで組立てられる塔
34は先に図1乃至14に関してほぼ上記で説明されたよ
うに構成され機能する。
【0122】全機械装置が付けられた上方モジュール22
6 は、液圧ウインチ48、垂直方向昇降トロリ36、片持ち
アーム38、換気の供給及び排出導管 214,216の各部分、
作動油サービス・ライン218 、及び圧縮空気サービス・
ライン220 を具備し、更に研磨剤グリットの供給装置及
び塗料供給装置に対して装着ベースとして働く機械装置
を装着する。
【0123】換気のみの上方モジュール228 は、換気の
供給及び排出導管 214,216の各部分を除いて、全機械装
置の付けられた上方モジュールの上記で列挙された要素
の全てを欠いている。
【0124】ベース・モジュール222 は、脚部パッド13
6 を持つレベリング・ジャッキ134を具備する。
【0125】中央モジュール224 は、塔34の夫々の中央
部分を具備する。
【0126】夫々のベース、中央、及び上方モジュール
の上方端部は、夫々の垂直方向に孔を有する持上げ用で
装着用のプレート230 をその4つの角に具備し、その夫
々は周囲にあり2つの直径方向に対置する切欠き234 を
有する中央の円形開口部232を有する。
【0127】各中央及び上方モジュールの下方端部は垂
直方向下方に突出し先端が鈍くなっている位置決め用で
装着用のピン236 を持つその4つの角に具備する。ピン
236は夫々の支持プレート238 を通って下へ向って突出
している。
【0128】クレーン(図1乃至8に関連して説明され
たクレーン20のようなもの)を使ってモジュールの塔34
の組立て、変更、分解、及び移動を容易にするために、
本発明は、その4つの角にある4つの下方に突出し先端
が鈍くなっている位置決め用で持上げ用のピン244 を持
つ水平方向に配置される長方形のフレーム242 を具備す
る足場作り器具のモジュール持上げリグ240 を用意する
ことが好ましい。
【0129】ピン244 は、夫々、開口部232 に関連して
夫々の垂直方向の軸の周りに適切に角度的にアラインさ
れる時に、切欠き234 に適合するように寸法を決められ
た一対の直径方向に対置するボス即ち水平方向に突出し
ているピン端部246 を比較可能な中間の高さに具備す
る。ピン244 は、夫々の垂直方向の軸の周りを限定さ
れ、協調した角度の回転のためにリグ240 の角で軸受け
支持される。協調的な回転は動力操作をされる可逆アク
チュエータ252 に連結される作動ロッド250 によって協
調させられる夫々のクランク・アーム248 (図24乃至
26参照)によって提供される。アクチュエータ(それ
は電気で、流体動力で、或いは空気力で駆動され得る)
のための制御信号は制御ケーブル(図示されていない)
を経由して或いは例えば赤外線或いは無線通信の信号に
よって離れて供給される事ができる。
【0130】フレーム242 は、その角部に取上げられる
モジュールとリグ240 がアラインするのを容易にするた
めの下方にフレアした角部ガイド254 を具備して示され
る。フレーム242 は、従来のワイヤーロープのスリング
256 等を備えることによって、クレーンによって持上げ
られたり、下げられたり、或いは移動されたりするよう
に適合される。
【0131】塔、塔部分、或いは塔のモジュールはリグ
240 をそのピン244 が、ボス246 が切欠き234 の下へ貫
通するまで開口部232 を通って下方へ突出る所まで低く
することによって持上げられる。その時はアクチュエー
タ252 はピン244 を回転するために作動され、その結果
ボス246 は最早切欠き234 とではなく、その代りに夫々
のプレート230 の下に横たわる部分とアラインする。リ
グ240 を持上げることによって、夫々のプレート230 に
効果的に連結されている単数或いは複数のモジュールが
持上がる。1つのモジュール或いは1組のモジュールが
下に横たわっているモジュール上の適所に下げられる
と、その最も下の下方に突出しているピン236 は、夫々
のプレート230 の夫々の開口部232 を通って下方へ突出
し、夫々のプレート230 は夫々のプレート238 上に載る
ようになる。それから、アクチュエータ252 がピン244
を回転するように作動させられて、その結果ボス246 は
再び切欠き234 とアラインし、リグは夫々の塔、モジュ
ール、或いはモジュールの積重ねとは無関係に持上げら
れることができる。
【0132】塔或いはモジュールの積重ねを安定させる
ために、プレート230 及び238 の夫々は、ナット・ボル
ト組立て或いは他の締付け具260 が取外し可能なように
取付けられることができる1つ以上の締付け具受容開口
部258 を具備することが好ましい。
【0133】図27及び28を参照すると、本発明の好
ましい実行に於て3組のベース・モジュール222 、3組
の中央モジュール224 、1組の全機械装置が付けられた
上方モジュール226 、及び1組の換気のみの上方モジュ
ール228 を使うことによって、船は効果的にきれいにさ
れ、塗装されることができる。各タワーに対してベース
・モジュールと中央モジュールとは一緒に固定されたま
まで、特定の船或いは特定の大きさの船での作業のため
の使用中に夫々の下方モジュールとして働き得る。各セ
ットに於けるモジュールの数は船の外周の4分の1を取
囲むのに十分であることが好ましい。
【0134】2つの別々の型の上方モジュールを使用す
る根本的な理由は、全機械装置が付けられた上方モジュ
ールの比較的に値段の高い装備を施すのを経済的にする
ためであるので、そのような装備は必要とされる場合の
みに存在し、最早必要とされない場合には夫々の上方モ
ジュールは次の組の塔に沿って移動させられる。
【0135】図27及び28に示されるように、本発明
の一般的な好ましい実行の第1段階で、1組の囲われた
足場作り器具32は船の外周の第1の4分区間の周りで組
立てられる。この組では、各塔は全機械装置が付けられ
た上方モジュールを頂部に付けられる。第2乃至第4の
4分区間部分の周りにはまだ何も生じない。
【0136】研磨剤の吹付け及び塗装が第1の4分区間
で行われている中に、第2の4分区間の周りに第2の塔
の組の下方モジュールの設置作業が始まる。第3と第4
の4分区間に周りにはまだ何も起こらない。
【0137】研磨剤の吹き付け及び塗装が第1の4分区
間内で完了すると、全機械装置が付けられた上方モジュ
ールは第1の組から第2の組へ移動させられ、第3の4
分区間の周りで第3の組の下方モジュールの設置作業が
始まる。第4の4分区間の周りには何も生じない。
【0138】図27に示されるフロー・チャートの4番
目の列に示されるように、次の段階で、第1の組の塔が
換気のみの上方モジュールを有し、研磨剤の吹付け及び
塗装が第2の4分区間で始まり、第3の組の下方モジュ
ールの組立てが第3の4分区間の周りで完了する。
【0139】第1の4分区間での塗装がキュアされ、第
2の4分区間で吹付け及び塗装が完了した後で、全機械
装置が付けられた上方モジュールは第2の組から第3の
組へ移動させられ、換気のみの上方モジュールは第1の
組から第2の組へ移動させられ、下方モジュールは第1
の4分区間の周りから第4の4分区間の周りへ移動させ
られる。
【0140】後に続く段階では、類似の方法で夫々継続
する4分区間で、夫々の作業が完了するまで作業が行わ
れる。
【0141】片持ちアーム38の現在の好ましい実施例は
図29乃至32を参照してここで説明される。
【0142】第1の変形例は図29に示され、幾分変更
が加えられたものが図30に示される。図29では、塔
が参照番号34で、トロリが参照番号36で指示される。こ
の変形例では、アームはそれらの前方端部に、他の設備
を装着するための水平方向横方向に延在しているトラッ
ク264 がその上に配置されているトラック・ベース・プ
レート262 を装着している。各アームは、夫々の後方端
部で270 に於てトロリに、また夫々の前方端部で274 に
於て垂直方向結合リンク272 に回動結合される上方及び
下方の平行後方リンク266,268 と、夫々の後方端部で27
4 に於て垂直方向リンク272 に、また280 に於てトラッ
ク・ベース・プレート262 に回動結合される上方及び下
方の平行前方リンク276,278 とを具備する。更に各アー
ムは駆動ナット284 を有する動力操作の誘導ねじを具備
し、それは、288 で駆動ナットに回動可能なように連結
される後方端部と、292 で前方駆動リンク 290の後方端
部に回動可能なように連結される前方端部とを有する後
方駆動リンク286 によって夫々のアームと駆動関係で作
動可能なように連結されている。前方駆動リンクの前方
端部は、294 で上方の平行前方リンク276 の中間の位置
に回動可能なように連結され、後方駆動リンク286 の中
間の位置は296 で上方の平行後方リンク266に回動可能
なように連結される。このようにして、平行リンク、ト
ロリ、トラック・ベース・プレート、及び垂直方向結合
リンクは、2つの縦並びの、4本のバーでできた平行四
辺形のリンケージを提供し、それははさみのリンケージ
のように駆動リンクに関連して、その結果誘導ねじが回
ると、駆動ナットが垂直方向へ動いて、平行四辺形のリ
ンケージがトラック・ベース・プレートを水平方向に伸
ばしたり及び縮めたりする。動力作動の誘導ねじ282 が
協調的にのみ作動するようにワイヤリングされているな
らば、ピボット継ぎ手の全ては横方向水平方向の軸の周
りの回動だけができるが、誘導ねじが制限された範囲ま
で独立して作動するように作られるならば、ピボット継
ぎ手の少なくとも幾つかは長手方向水平方向の軸の周り
を回動し、即ち自在継ぎ手となり、その結果トラック・
ベース・プレートは制限された範囲までロックされて、
水平面で見るならば、その一方の端部は他方のものより
もトロリから遠くへ配置され、船郭の対応して曲げられ
て船首近くの或いは船尾近くのセグメントの上での作業
に適応させられる。
【0143】図31は、図29及び30の誘導ねじ及び
駆動ナットの代りに摺動バー300 及び摺動カラー302 と
を有する流体動力で駆動される複動ピストン及びシリン
ダ駆動装置298 の形の動力作動の誘導ねじの代替物を示
す。
【0144】図32は別の変形例を示し、その中でトラ
ック・ベース・プレート262 は、夫々の駆動ナット284
によって夫々の誘導ねじの夫々反対にねじを切られた部
分に装着される後方端部と、アームが夫々の方向で誘導
ねじの協調的な回転によって伸張及び縮小する時に垂直
方向で互いへ向う或いは離れるこれらのピボットの動き
を上手く行わせる回動的連結によってトラック・ベース
・プレートへ夫々の端部で回動的に装着される前方端部
とを有する多数のリンクのはさみ型リンケージの形状で
備えられる夫々のアーム303 を経由して対になった動力
作動の誘導ねじ282 によって駆動される。(リクライニ
ング式の椅子の足置きの従来の装着及び作動のリンケー
ジは、これらの及び可能性のある他のトロリに関連する
トラック・ベース・プレートのための伸張及び縮小アー
ムとの駆動設計と詳細のためのモデルを提供する。)ト
ラック・ベース・プレート262 の上に装着される作業台
と研磨剤の吹付け及び塗装装置の変形例は、図33乃至
41に関して説明される。
【0145】図33には作業台304 をそのトラック264
に沿って横に動かすために装着しているトラック・ベー
ス・プレート262 が示され、その作業台は作業者の運転
席306 の下に1本以上の圧縮空気作動の研磨剤吹付けノ
ズル140 を装着し、そこからの人間或いはロボットの作
業者がトラック264 に沿う作業台304 の横方向の移動
と、タワー34上のトロリの昇降と、研磨剤の吹付けノズ
ル140 を作動するためのバルブとを制御することができ
る。
【0146】図34及び35に示される変形例では、
(トラック・ベース・プレートよりも、むしろ)作業台
40が片持ちアーム38の前方端部に直接に回動可能なよう
に装着される。トラック・ベース・プレートは、それに
沿って装置運搬台312 が制御装置(図示されていない
が、図1乃至8の実施例の要素144 に関連して説明され
たように作業者によって操作可能である)を使って横方
向に移動させられることができるレールで作業台40のフ
ロア上の310 に配置される。
【0147】図34の実施例では、このようなシステム
の欠点は、作業中に囲われた足場作り器具32の組内の囲
われた空間を連続的にそれが圧縮空気で膨脹させること
であるので、研磨剤吹付け機構が船郭の表面に対して研
磨剤のグリットを吹付けるための圧縮空気駆動のノズル
ではないことが最近好ましい。空気が覆いを膨らませた
り、囲いの継ぎ手及び割れ目を通してダスト、使用済み
の研磨剤、かけらや切屑を漏出させたりするのを防ぐた
めに、装置の換気システム162 は頑丈でなくてはなら
ず、且つ何時でも使用済みの圧縮空気を囲いに加えてい
る多くの作業者と協調して働くことが好ましい。
【0148】従って回転ホイールの推進の研磨剤吹付け
機構が好ましくなってきており図34及び38に図示さ
れるものである。これは米国のホイールアブレイター
テクノロジー社(Wheelabrator Technologies, Inc、Ne
wman,Georgia 30263, U.S.A.)として現在知られている
会社から市場で入手できるホイール推進研磨剤吹き付け
装置に基いている。そのような装置で、ホイール(詳細
には示されていない)は高速で回転するためにハウジン
グ318 内の316 に装着される。勿論、圧縮空気のモータ
は回転を駆動するために使用され得るが、駆動している
圧縮空気の囲われた空間44への漏れは全く或いはほとん
どない。ハウジング318 は研磨剤のグリットを蓄え、ホ
イールへ供給するためのホッパによってサービスされ、
そこを通ってホイールによって押し進められるグリット
が船郭表面18に対して放出される排出開口部322 を有す
る。ハウジング排出開口部322 は、周囲の剛毛のブラシ
324 によって船郭の表面18に対して封止(gasket)され
ることが好ましく、使用済みの空気、ダスト、幾らかの
使用済みグリット、塗料のかけら及び切屑は排気ライン
326 を通って換気システム162 によって排出される。
【0149】汚染物(主に塗料のかけら及び切屑)の厄
介なものを持つ、使用済み研磨剤の大部分は、ハウジン
グ318 の下で装置運搬台312 に装着される回帰ホッパ32
8 に(天井塗装作業者が落ちてくる石膏を掴まえるのと
ほぼ同じように)吹付け装置の下で収集される。回収ホ
ッパ328 は、その排出口が332 で指示されるバルブで調
節され得る回収ライン330 に排出する。
【0150】図37及び38は、研磨剤のグリットを夫
々の塔34の研磨剤吹付け装置314 に供給するためのオー
プン・システムを示す。これは、建設或いは改造される
ビルディングの各フロアから建造中の破片が地面まで漏
斗状体を通るのに使用されるシステムに類似している。
示されるように、塔34の全機械装置が付けられたモジュ
ール226 は、一連の回動可能なように相互連結され、夫
々取入れ口338 及び排出口を有する漏斗状のシュート部
分336 にサービスする主ホッパ334 を装着する。直線ラ
イン或いは緩やかに湾曲したラインに配置される場合
は、各シュート部分は先行する部分から受容し、先行す
る部分へ注入し、続く部分へ注入するが、その連続体
が、図示されるように回動可能なようにより鋭く曲げら
れて、1つの部分の排出口に、研磨剤を継続的にシュー
トへ落とすようにするよりも、むしろ研磨剤駆動ホイー
ルに対する供給ホッパ320 の中へ342 で研磨剤を落させ
るるようにする、また図示されるように344 で回帰ホッ
パ328 のバルブの付いた排出口332 から使用済みの、汚
染されたグリットを受容するようにする。シュートの排
出端部は、そこから使用済みの汚染されたグリットが再
処理(分離、再生、及び廃棄)のために収集されること
ができる容器346 の中へ落されているところが示され
る。図1乃至8に関連して記述されたように、収集容器
346 内に落ちないグリットは、再処理のために足場作り
器具の支持表面12から真空で引かれるか及び/或いは手
で掃き払われることができる。
【0151】図39は、そのホイール駆動の研磨剤吹付
け装置が図33で示される型の横方向に移動作業台に装
着される閉鎖型循環装置である変形例を示す。この装置
で、使用済みの研磨剤が収集され、特定の期間の間ホイ
ールの取入れ側部に戻され、新しい研磨剤のグリットで
周期的に補充されるか或いは置き換えられる。
【0152】図40及び41はホース取扱いマスト356
を具備する無空気スプレー装置354のノズル及びホース
組立て146 のための横及び上下に移動する運搬台352 を
具備していることが示される塗料スプレー装置350 を具
備するトラック・ベース・プレート262 を示す。塗料ス
プレー・ノズルは、そこを通ってオーバー・スプレー及
び噴霧が収集されるフード358 によりサービスされる、
粒子の沈降及びVOCの焼却のために収集ライン360 を
通って吸い出される。収集ライン360 は夫々の塔の全機
械装置が付けられた上方モジュールから支持される。
【0153】囲われた足場作り器具32の各組のための囲
い組立て即ち覆い42のための好ましい封止の或る詳細部
分は図42乃至49に示される。
【0154】図1乃至14に関して、覆い即ち囲い42及
び色々な要素の外囲及び部分を封止するためのものは要
素90乃至98,108乃至118,122,130,194 乃至203 に関連し
て記述される。これ等の好ましい封止体の実施例は図4
2乃至49に示され、それに関連して更に記述される。
【0155】使用時に、別のそのようなフレーム要素或
いは船の船郭表面18と横方向に係合するように向い合う
であろう、塔のモジュール 222乃至228 の縁部上に配置
されるフレーム要素間を封止するために、各要素(全体
的に参照番号362 で指示される)は、その各表面に沿っ
てその端から端まで(図示されていないが、フットボー
ル空気袋或いは自転車のタイヤ・チューブに具備されて
いるような膨脹バルブを通って)従来の方法で膨脹させ
られる時、各要素とその隣接する要素或いは船の表面と
の間の封止をより良くする何等かの拡張及び膨みをもた
らす低圧力膨脹可能な封止体364 を具備している。
【0156】図42では、膨脹した封止体364 が、1組
の一般的な装着クランプ366 によって要素362 上に装着
された様子が示される。図43では、膨脹した封止体36
4 が船の表面18を封止している様子が示される。図44
では、2つのそのような封止体が、同じ塔上の隣接して
いるモジュール間、或いは隣接している塔上の隣接して
いるモジュール間にある封止体が示される。封止体364
の可撓性は、船の船首及び船尾の近くで必要とされるモ
ジュールの弓型の配置(その弓型は図28で最も良く示
される)にもかかわらず、封止体を適応させるのも助け
る。
【0157】図43の構造ではなく、図44の構造に適
した封止体の代替の形状が図45に示され、ここでは互
いに向い合っている各フレームの角要素362 は、ベルク
ロ(Velcro)という商標名のもとで売られているホック
及びフリース締付け具のセットの1つ部材のストリップ
368 をその夫々向い合っていない全ての面(即ち、外
側、或いは内側、上部或いは底部)に沿って具備する。
相補部材の2倍の幅のストリップ370 は、夫々の要素間
の封止体を作る及び壊すように割れ目を跨いでいる場所
に押し付けられるか、或いははぎ取られることができ
る。
【0158】図46及び47は、図10Bに関連して示
され説明された 200及び203 の好ましい封止体をより詳
細に図示する。その封止体は膨脹可能な或いは変化しな
い封止体であり得る。
【0159】図48及び49は、装置及び方法の説明を
使ったケープ・バージ182 を利用した 194乃至198 の好
ましい封止体をより詳細に説明する。膨脹可能な低圧力
のフェンダ型のバックアップ封止体上にエプロン型シー
トのネオプレンの主封止体を有するように封止体194 が
示されていることにも留意されたい。ウインチのぴんと
張った取付けラインが船の側部の付近まで引っ張られた
ケープ・バージ182 を維持する時に、隔離プレートはケ
ープ・バージ182 と船との間の最小の間隔を維持するよ
うに働く。
【0160】装置の働きが幾つかの部分で上記に記述さ
れて、構造及び色々な要素の意図された働きを理解する
のを助けたが、その働きの反復が、この装置及び方法の
説明を使って浮遊している乾ドックに関連して下記で与
えられる。
【0161】作業される船が乾ドック上の高い所で乾燥
すると直ぐに、足場作り器具の低い方のモジュールは船
の外周の4半分の1の周りに置かれて同じ高さにされ
る。モジュール間の封止体は膨脹させられる。
【0162】持運び可能なダムは各モジュールのベース
に取付けられる。端のモジュールのカーテンは磁石で船
郭に固定される。
【0163】一方で、囲い支援バージは、好ましくは乾
ドックの長手方向中心線で乾燥ドックの翼壁に係船され
る。この船は、電気空気圧縮装置、除湿及び加熱をする
新鮮な空気を供給する装置、流体動力供給装置、ダスト
収集装置、VOC収集装置/焼却装置、及び全てが1つ
以上のスキッドの上に装着されている恒久的に取付けら
れる結合した導管及びパイプとが備えられる。代りに、
乾ドックの長手方向中心線が適切な場所にないならば、
バージは、導管及びパイプの囲いへの適切で効果的な接
続ができる別の位置に配置されることができる。バージ
のための適切な水の場所が確保できないならば、スキッ
ドが装着された支援装置はバージから持上げられ、埠
頭、乾ドックの翼壁、或いは船の露天甲板のような別の
場所に配置されることができる。
【0164】足場作り器具の上方の機械装置が付けられ
たモジュールは、下方モジュールが同じ高さにされて船
の船郭に固定されるように下方モジュールの上に位置付
けされる。個々の上方モジュールの間、及び上方モジュ
ールと船郭モジュールとの間の封止体が膨脹させられ
る。
【0165】個々の上方モジュールユニットの間、囲い
と乾ドックとの間、及び乾ドックと囲い支援バージとの
間の持運び可能な急速分離ホース及び導管が、囲いを通
って支援バージからの圧縮空気、液圧装置、換気及び排
出のための連続システムを具備して取付けられる。
【0166】研磨剤のホッパ及び塗料のスプレー機械は
各足場作り装置の上方モジュールの適所に装着される。
上方モジュールの封止体は膨脹させられて、完全に風雨
を通さない囲いを備える。急速解放連結が全ての上方モ
ジュール、乾ドック、及び囲い支援バージの上の個々の
ヘッダに対して換気の供給、排出、圧縮空気、及び液圧
装置のために支援システム間に作られる。
【0167】この間に、足場作り器具の下方モジュール
の第2の組が船郭の次の被覆されていない隣接する4分
区間の周りで適所に設置されて同じ高さにされ、被覆が
第1の4分区間で完了した時に足場作り器具の上方の機
械装置が付けられたモジュールを受容する準備する。足
場作り器具の上方の機械装置が付けられたモジュールは
第1からの4分区間の第2の4分区間へ移動されると、
それらは最後のVOCの収集期間の間足場作り器具の換
気のみの上方モジュールに取換えられる。この処理は、
全ての4分区間が、最終的にVOCが収集されて、完璧
に被覆されるまで繰り返される。
【0168】足場作り器具のモジュール・ユニットは、
コンテナ船のポート・クレーンに使用されるものに類似
した持上げリッグを上げるのに使うクレーンによって持
ち上げられることによってあちこちへ移動される。足場
作り器具の全てのモジュール・ユニットは、モジュール
・ユニットの取付け及び取外しに必要とされる時間と労
力を最小にするこの持上げリグの世話をするために備え
られる。
【0169】1組の足場作り器具が船郭のクリーニング
を始めるために機能する準備ができた時、片持ちアーム
を持つ垂直方向昇降トロリは、それらの底の位置に下げ
られる。
【0170】回収装置のない機械化され覆われた研磨剤
吹付けホイールを持ち、且つ作業者の場所を持つ水平方
向のトラック機構は、各片持ちアームの端部に配置され
た装着パッド上で各端部に装着されることが好ましい。
代りに、空気吹付けノズル或いは回収装置付き研磨剤吹
付けホイールを持つ水平方向のトラック機構が装着され
る。
【0171】好ましい方法を使って、鋼鉄のグリット研
磨剤の測定されたチャージが、足場作り器具の上部上の
研磨剤のホッパから、研磨剤吹付けホイール上の溜めリ
ザーバへ研磨剤の測定されたチャージを排出する関節接
続されたシュートへ解放される。
【0172】それから作業者は覆われた研磨剤のホイー
ルを起動し、トラックの一方の端部から関節接合された
片持ちアームの長さを調節する他方のものへそれを動か
して、ホイールの覆いの船の船郭との接触を保持し、そ
の結果汚染された研磨剤の最大量がホイールの下に配置
される汚染された研磨剤のリザーバ内に収集される。
【0173】研磨剤の吹付けの移動中、研磨剤のダスト
は、ホイールの覆いに取付けられた導管を通って乾ドッ
クを通って上方モジュールを横切る排出ヘッダヘ、また
ダストが辺りの空気から、そこから清浄な空気が大気へ
放出されるか或いは上手い具合に換気システムを通って
再生するVOC焼却装置/収集装置へ、除去される囲い
支援バージ上のダスト収集装置へ連続的に吸上げられ
る。この間、加熱され脱湿された新鮮で清浄な空気は、
乾ドックを通り換気ヘッダを使用している上方モジュー
ルを横切る囲い支援バージに載った換気設備から連続的
に供給される。研磨剤ホイールを作動するための圧縮空
気と、足場作り器具のウインチ、垂直方向昇降トロリ、
及び関節接合された片持ちアームとを作動する流体動力
の圧力とは、囲い支援バージから乾ドックを通って囲い
を作っている個々の足場作り器具へ延在している対応す
るパイプ・ヘッダを通って供給される。
【0174】研磨剤吹付けホイールがそのトラック上で
単一の一方向の通過によって作動される時、夫々の垂直
方向昇降トロリは、研磨剤のホイールによって研削され
た一削り分(swath )の高さとほぼ等しい分を持上げら
れ、研磨剤ホイール機構は全帰りの通過を通して作動さ
れる。帰りの通過が完了した時、研磨剤を投入するため
に使用されるシュートと同一のシュートの下方部分の中
に汚染された研磨剤を廃棄する、汚染された研磨剤のリ
ザーバの底部のバルブが開放される。それから汚染され
た研磨剤を乾ドックのフロア上に配置される収集瓶の中
へ廃棄する。この容器はこの場所で研磨剤を吹付けてい
る間、満たされ続けるであろう。被覆が完了し囲いの全
モジュールが動かされる時、この容器は汚染物が取除か
れ、研磨剤が再使用のために準備される再生位置までク
レーンによって持上げられる。
【0175】それから清浄な研磨剤の別のチャージは、
研磨剤ホイール機構上の清浄な研磨剤のリザーバの中へ
受容され、その処理は囲い内の船の側部の船郭の全ての
部分が研磨されて完了する。底部のシェル及び手直しの
吹付けは、鋼鉄のグリット研磨剤の空気吹付けノズル或
いは依然として適所にある囲いに適するような他の方法
を使って塗装が開始される前に達成される。空気吹付け
ノズルの吹付けからの囲い内の乾ドックのフロア上に散
らばった鋼鉄の研磨剤或いは研磨剤吹付けホイールの覆
いから逃れたものは、シャベル、箒、掃除機、磁石等を
使って、塗装が開始される前にきれいにされる。
【0176】好ましい方法を使う塗装を開始する準備が
できた時、片持ちアームを持つ垂直方向昇降トロリは底
の位置まで低くされる。再生装置を持たない機械化され
覆われた研磨剤ホイールを持ち、且つ作業者の場所を持
つ水平方向のトラック機構は、片持ちアーム上のその装
着から外され、その上に作業者の場所と1つ以上の往復
運動する無空気塗装スプレー・ノズルと導管によって囲
い排出システムに連結されたフィルタ付きのフードとを
具備している機械化された横方向に移動する塗装スプレ
ー装置とが装着された水平方向のトラック機構と交換さ
れることが好ましい。往復運動をする塗装スプレーのノ
ズルは、上方モジュールの上部の底側から貫通部(pene
tration )を通る足場作り器具の上部に配置される塗料
の収容容器及び供給システムに連結される。
【0177】代替の手動のスプレー塗装のアプローチを
使って作業者の台は、往復運動をするスプレー・ノズル
のトラックと機構の代わりに、片持ちアームの上に装着
される。
【0178】塗装中、研磨剤の吹付け中の同じように、
囲いは加熱除湿された清浄な空気を供給及び排出され続
けられる。
【0179】それから作業者は往復運動をするスプレー
・ノズル機構を起動し、ノズルに船郭から適切な間隔を
保たせ、塗料の最初の被覆が完全に施されるまで通路の
間でそれを持上げながらそれを前後に操作する。手直し
は作業者によって無空気のスプレー・ガンを使って行わ
れる。塗料の主要な被覆が完全にキュアされた後で、塗
料の次の被覆が同じように施される。
【0180】先に説明されたように、完全な塗装システ
ムが十分にキュアされてVOCの放出が許容可能な程度
に下がるまで、囲いは適所で維持される。
【0181】囲い装置の全ての構成要素はスパークのな
いように設計されることが好ましい。水平方向の研磨剤
吹付け及び塗装機構の操作の全てのモードは、手動、半
自動、或いは全自動制御の何れかか或いはその組合わせ
が可能なことが好ましい。
【0182】上で説明されたような船の船郭上の外側表
面の塗装を行うために、装置及び方法は、明細書の上記
“課題を解決するための手段”で説明された各特性を有
することは明白であろう。それは、それらがこの明細書
内で要点を述べられ、また説明されたように、それの原
理から逸脱する事なしに幾分修正されることができるの
で、本発明はそれらが発明の意図及び範囲内の変形実施
例を全て含むように理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】船郭の外側の2つの側部上の各4つのインクリ
メント上で囲いを付けて清掃及び塗装作業を行うために
使用される、本発明の原理に基いて提供された4つの足
場作り器具を示し、最前面の器具の覆いは進行中の作業
を示すために部分的に切り取られて示されている乾ドッ
ク内の船の上から見た絵画図である。船郭の次のインク
リメントにアドレスするように器具を動かすために使用
され得る乾ドックのクレーンに留意されたい。
【図2】図1の船の足場作り器具の1つの拡大側立面
図。
【図3】塔及びその覆い構造の平面図。
【図4】塔に関連して横方向に可変で延在した位置で作
業台を支持する片持ち支持のトラス・アームを示す、ホ
イストの下で、しかもトロリの上の高さで採られた、そ
れの横断的部分平面図。
【図5】トロリを持つ図4で示された構造の長手方向断
面側立面図。
【図6】トロリとフレームとの関連を示す、アームが省
略されたトロリの側立面図。
【図7】トロリの2つの持ち上げ点の夫々のための好ま
しい安全なラチェット組立ての1つを示す一部分を切取
った断面の部分立面図。
【図8】本発明の器具のための液圧システムの略線図。
【図9】バージ及び支援バージが浮かんでいる船(この
図には示されていない)上の被覆作業を行うための適所
へ曳航されている時の、バージ・デッキ上で水平方向の
位置に置かれた複合囲い組立てを持つ、バージ及び支援
バージの絵画図。
【図10】浮かんでいる船(図示されていないが、この
図に示されるならば左側にあるであろう)の被覆作業を
行うために直立した囲い組立てを持つ、図9の支援バー
ジはこの図から省略された、図9のバージを示す絵画図
(a)と、aで丸で囲まれて示された領域の拡大横方向
断面図(b)。
【図11】図9、13、及び14の支援バージを単独で
示す絵画図。
【図12】船郭の露天デッキの高さから下はキールの高
さまで被覆作業を行なう際に使用するため、即ち図9、
10、及び14に関連して説明された行程及び装置を使
って船郭の普通露出した部分で始められて完了した被覆
作業を船郭の普通水中の部分に完成させるために(図9
及び10の浮かんでいるバージよりもむしろ)乾ドック
のフロアに装着された複合囲い組立を使用している絵画
図。
【図13】図11に関連して説明された支援バージも使
用している、図12に関連して説明される被覆作業の実
行を示す略平面図。
【図14】図11に関連して説明された支援バージも使
用している、図9及び10に関連して説明される被覆作
業の実行を示す略平面図。
【図15】覆われた足場作りシステムのための支援バー
ジによって支援される浮遊している乾ドック内で支持さ
れる船の略正面図であり、可撓性の取外し可能な連結を
有する、バージ、乾ドックの翼壁、及び足場作りモジュ
ールの上に恒久的に取付けられた幾つかのセグメントを
具備する支援バージへの及びそこからの供給及び回帰ラ
インが示されている。
【図16】図15に示された構造の部分的な拡大部分略
背面図。
【図17】図15及び16に示された構造のより小さい
寸法の略平面図。
【図18】図15及び17の支援バージの一方の側部及
び一方の端部の上から見た斜視図。
【図19】足場作り器具のモジュール及びサービス・バ
ージへの或いはそこからの翼壁を経由するサービス・ラ
インの部分と可撓性の連結部とを示す、浮遊している乾
ドックの翼壁の拡大部分略平面図。
【図20】図19に描かれた流体動力サービス・ライン
の連結部のより小さい寸法の部分略平面図。
【図21】実線で足場作り器具の塔のためのベース・モ
ジュールを、想像線で上に装着された中間及び上方のモ
ジュールを示す側面図。
【図22】ベース・モジュールの角の柱の上方端部と夫
々の中間モジュールの角の柱の下方端部との間で可逆的
に組立られる或いは分解される一般的な連結部(中間モ
ジュールの上方端部と上方モジュールの下方端部との間
の連結部は構造及び外観に於て同じである)を示す拡大
部分斜視図。
【図23】足場作り器具の塔の組立て、分解、及び移動
のための持上げフレームの使用を示すより小さい寸法の
部分斜視図。
【図24】図23の持上げフレームの捩り固定ピンの拡
大部分斜視図。
【図25】足場作り器具の塔のモジュールの角の柱の上
方端部上にぶら下がっている、図23の持上げフレーム
の1つの角の拡大断面斜視図。
【図26】図23及び25の持上げフレームの捩り固定
ピンの使用時の捩りを示す略平面図。
【図27】図21乃至26に関連して図示され説明され
た塔のモジュール、組立て、分解、及び移動技術を使っ
て船郭への吹付け及び塗装の連続するステージを示す略
フロー・チャート。
【図28】本発明の方法が図27に並べられたような連
続するステージで実行されている船の略斜視図。
【図29】1つの好ましい片持ちレバー・アーム構成を
示す塔の好ましい実施例の正面及び右側から見た斜視
図。
【図30】作業台が引伸ばされたり縮められたりするア
ームの動きの幾何学的形状を示す、その拡大部分側面
図。
【図31】図29及び30のアーム構造を引伸ばしたり
縮められたりするための駆動体の代替の型を示す部分側
面図。
【図32】図30に類似であるが、代替のアーム構造を
示す部分側面図。
【図33】作業者が、作業台の上のホッパーから供給さ
れる研磨剤のグリットを使うために船郭の外側表面の各
垂直セグメントの各水平方向のバンドに沿って多数の吹
付けヘッドを横に動かすための調節可能な片持ちレバー
・アームの外側端部上に配置されるトラック構造を横に
動かす作業台の図。
【図34】特にオープン・サイクルの回転吹付けホイー
ルを具備している別の型の研磨剤アプリケータを有する
類似の構成の図。
【図35】図34のオープン・サイクルの回転吹付けホ
イール型の研磨剤アプリケータの拡大斜視図。
【図36】図34乃至38の研磨剤アプリケータで有用
なダスト収集器。
【図37】図34乃至38の装置に研磨剤を供給する方
法、及び切屑と破片のその負担と共に使用済みの研磨剤
を回収する方法を示す縮小図。
【図38】図34乃至38の装置に研磨剤を供給する方
法、及び切屑と破片のその負担と共に使用済みの研磨剤
を回収する方法を示す部分拡大図。
【図39】特にクローズト・サイクルの回転吹付けホイ
ールを具備する別の型の研磨剤アプリケータを有する図
4に示されるものと類似の構成。
【図40】単純な横に動く作業台に装着され、人間によ
って或いはロボットによって操作される空気を使用しな
い塗料スプレー装置を示す図。
【図41】煙霧回帰システムを装備した図40の塗料ス
プレー装置の部分側面図。
【図42】塔の部分と船郭との間、或いは塔の隣接して
いる部分の間を封止するための、好ましい形状の膨脹可
能な封止体の部分横断面図。
【図43】船郭に対して封止している図42の膨脹可能
な封止体の1つの例の図。
【図44】互いに封止し合っている図42の膨脹可能な
封止体の2つの例の図。
【図45】図44で示される封止構成の代替例として使
用されるフック・アンド・ループ・ファスナの型の使用
の図。
【図46】塔の基部モジュールと塔の支持台表面との間
の封止の部分斜視図。
【図47】図46の線47−47で採られた部分断面図。
【図48】使用済み研磨剤と、除去された切屑及び破片
と、塗料のオーバー・スプレーによる水域の汚染を防ぐ
ための膨脹可能な封止体を使用して作業が行われる浮遊
している船の部分略側面図。
【図49】使用済み研磨剤と、除去された切屑及び酸化
物と、塗料のオーバー・スプレーによる水域の汚染を防
ぐための膨脹可能な封止体を使用して作業が行われる浮
遊している船の部分略側面図。
【符号の説明】
10…船、12…乾ドックのデッキ、14…乾ドック、16…乾
ドックの翼壁、18…船郭側部、20…クレーン、22…通
路、24…船首、26…船尾、28…露天デッキの高さ、30…
キールの高さ、32…本発明の器具、34…塔、36…トロ
リ、38,303…アーム、40,304…作業台、42…覆い組立
て、44…囲われた空間、46…空気移動制御システム、48
…動力システム、50…フランジ付きホイール、52…垂直
方向のトラック、54…ケーブル、56…連結機構、60…液
圧ウインチ、62…スプリング・ラチェット・バー、64,2
34…切欠き、66…レール、68…塞がれていない表面、7
0,76,78…接合部、72…後方部分、74…正面部分、80…
シリンダ、82,86 …垂直方向の軸の回動接合部、84…ピ
ストン・シリンダ、88…船郭の壁のインクリメント、90
…羽目板パネル、92…側部カーテン組立て、94…カーテ
ン、96…スプレッダ、98…固定手段、100 …塔の正面脚
部、102 …カーテンの上部、104 …塔の上部、106 …シ
ョック・コード、108 …カーテンの後方縁部、110 …カ
ーテンの上部縁部、112 …前方マージン、114,202 …磁
石、116 …カーテン引伸し骨組み構造物、118…ピスト
ン・シリンダ組立て、120 …空気取入口、122 …下方唇
部領域、124 …船の船郭の底部、126 …可撓性ホース、
128 …ダスト収集器、130 …電気液圧システム、134 …
レベリング・ジャッキ、136 …支脚皿、138 …スリン
グ、140 …研磨剤吹付けホース及びノズル、142 …研磨
剤吹付け供給機、144 …作業台制御装置、146 …塗料ス
プレー・ホース及びノズル、148 …塗料スプレー供給
機、150,151 …制御バルブ、152,153 …流れ分割器、15
4 …平衡バルブ、156 …足場作り器具を持たない適合可
能な囲い、158,364 …可膨脹性の封止体、160 …キール
・ブロック、162 …換気装置、164 …加熱装置、166 …
除湿装置、168 …研磨剤吹付けダスト回帰装置、170 …
持ち運び可能な換気ダクト管、172 …溶剤蒸発VOC焼
却装置、174 …塗料の過剰スプレーの濾過装置、176 …
支援バージ、178…発電装置、180 …燃料オイルの貯蔵
槽、182 …バージ、184 …垂直方向のトラス、186 …連
結体、188,192 …取付け器具、190 …他の取付け点、19
4 …バージ・デッキ縁部、198 …上部封止体、200 …溝
付棒材、203 …ガスケット或いは封止体、204 …塔34が
バージ182 にピンで止められる所、212 …スキッド、21
4,216,218,220 …サービス・ライン、222,224,226,228
…モジュール、230,238,262…プレート、232 …開口
部、238,244 …ピン、240 …リグ、242 …フレーム、24
6 …ピン端部、248 …クランク・アーム、250 …ロッ
ド、252 …アクチュエータ、254 …誘導体、264 …トラ
ック、266,268,272,276,278,286,290 …結合体、282 …
親ねじ、284 …ナット、298 …駆動ユニット、300 …バ
ー、302 …カラー、306 …運転台、312 …キャリッジ、
318 …ハウジング、320,328,334 …ホッパ、322 …ハウ
ジング排出開口部、324 …剛毛のブラシ、326 …排出ラ
イン、330 …回収ライン、332 …排出口、338 …取入れ
口、346 …容器、350 …スプレー装置、352 …キャリッ
ジ、354 …空気を使わないスプレー・ユニット、356 …
ホース取扱いマスト、358 …フード、360 …収集ライ
ン、362 …船郭表面の要素、366…クランプ、368,370
…ストリップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・エー・ワグナー アメリカ合衆国、バージニア州 23454、 バージニア・ビーチ、リバー・フォレス ト・ドライブ 392 (72)発明者 フランク・イー・マッコネル アメリカ合衆国、バージニア州 23507、 ノーフォーク、ウエスト・プリンセス・ア ン・ロード 424 (72)発明者 リチャード・シー・ゴールドバック アメリカ合衆国、バージニア州 23517、 ノーフォーク、ルウェリン・アベニュー 1301 (72)発明者 ジョセフ・ダブリュ・ククタ アメリカ合衆国、バージニア州 23666、 ハンプトン、レイモンド・ドライブ 129

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船の船郭のほぼ垂直方向の外側表
    面18の長手方向と垂直方向の延在部分に向い合ってお
    り、ほぼ水平な支持表面12上で支持される1組の並列し
    て配置される複数の塔34であり、各塔は外すことができ
    るように互いに積み重ねられた複数のモジュール222,22
    4,226 を具備し、前記支持表面上に直に支持されるよう
    に配置される少なくとも1つのベース・モジュール222
    と、各塔に上方端部を提供するように配置される上方モ
    ジュール226 とを有する塔と、 囲われた空間44を内部に囲うために、また塔34の前記組
    の前方に前記船の船郭表面18と協同するように前記塔34
    に装着される覆い手段42と、 前記覆い手段を通って前記囲われた空間へ新鮮な空気を
    供給するための導管と、前記囲われた空間から前記覆い
    手段を通ってダスト、塗料の過剰スプレー、及び/或い
    は揮発性の有機化学物質を含んだ空気を回帰するための
    導管とを具備し、前記上方モジュール226 に装着される
    換気機構を具備する換気システム 46,120,126,128,162,
    164,166,168,170,174,214,216 :とを具備している船の
    船郭の外側のほぼ垂直方向の表面をきれいにし塗装する
    ような表面作業を行うための装置。
  2. 【請求項2】 前記覆い手段42が前記組の端部の塔と前
    記船の船郭表面との間を封止するための端部のカーテン
    92と、前記塔のモジュールの夫々の表面を遮るための表
    面パネル90と、前記塔の同じものと前記塔に隣接してい
    るものとの両方の前記塔のモジュールの隣接しているも
    のの隣接している縁部の間と、各前記上方モジュールの
    上方の水平方向の縁部と前記船の船郭表面との間とを、
    また前記シュラウド手段の下方前方延在部に於て前記船
    郭表面との間を封止するための角部封止体122,194,196,
    198 とを具備する:請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記封止体の少なくとも幾つかが、膨脹
    させられた時に夫々向い合う封止体或いは前記船の船郭
    表面に対してガスケットを形成するのに役立つ膨脹可能
    な封止体194,196,198 である:請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記支持表面12を備え、翼壁16を
    有して浮遊している乾ドック14と;供給用前記導管と、
    前記塔の前記上方モジュールに装着されており第1の組
    の連結体を有している回帰用の前記導管との夫々のヘッ
    ダ部分(図19)と;前記翼壁に装着されておりその向
    い合う端部に第2及び第3の組の連結体を有する前記供
    給用の導管と、前記回帰用の導管との夫々の中間部分
    (図19)と;換気用ファン手段、ダスト回帰手段及び
    揮発性有機化学物質処理手段がその上に装着され、前記
    供給用導管及び前記回帰用導管の各部分がそれと効果的
    に連結され前記バージに装着され第4の組の連結体を具
    備しているスキッド212 と;前記第1の組と第2の組の
    連結体の間に分離可能なように連結された第1の可撓性
    の部分(図19)と、前記第3の組と第4の組の連結体
    の間に分離可能なように連結された第2の可撓性の部分
    とを更に具備している前記供給用導管及び前記回帰用導
    管:とを更に具備している請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記浮遊している乾ドックのように、同
    じ水域で乾ドックに隣接して浮遊しているバージ176 と
    前記バージ176 の上で支持される前記スキッド212 とを
    更に具備している請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記バージ176 が前記翼壁16の外側で、
    前記船の船郭18に関連して船の中央部に配置される請求
    項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 各塔34に於て、各モジュールがその上方
    端部の4つの角に上からその開口部232 を通って夫々の
    位置決めピン236 を受容するための夫々垂直方向に孔を
    有するプレート230 を具備し、前記ベース・モジュール
    以外の各モジュールがその下方端部の4つの角に夫々の
    支持プレート238 を通って突出し、前記モジュール224,
    222 の夫々の下にあるものの夫々の角の夫々の垂直方向
    に孔を有するプレートの夫々の前記開口部232 を通って
    入れ子式に受容される夫々垂直方向下方を指向する位置
    決めピン236 を具備し、前記支持プレート238 の夫々の
    ものが前記孔を有するプレート230 の夫々のものの上で
    支持的に係合される:請求項2記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記支持プレート238 及び孔を有
    するプレート230 の夫々係合されたものを258 で分離可
    能なように一緒に固定する固定手段を更に具備する請求
    項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 その4つの角に下方を指向している位置
    決め及び持上げのピン手段244 を有する長方形の持上げ
    フレーム242 を水平方向に吊している、クレーンに取付
    け可能なスリング256 を具備している塔の組立、分解、
    及び移動の手段で;前記位置決め及び持上げのピン手段
    が、各々が夫々の前記孔を有するプレートに固定するよ
    うに用意されている固定位置と各々が夫々の前記孔を有
    するプレートに近付き、入り、そして離れるように用意
    された解放位置との間を動くために前記持上げフレーム
    に248,250,252 によって動きが可能なように装着されて
    いる、塔の組立、分解、及び移動手段:を更に具備して
    いる請求項7記載の装置。
  10. 【請求項10】 各前記孔を有するプレート230 の各前
    記開口部が周囲の切り欠き手段234 を具備しており、各
    前記位置決め及び持上げのピン手段が水平方向に突出し
    ているボス手段246 を具備しており;各前記位置決め及
    び持上げのピン244 が前記持上げフレーム242 に関連し
    て各垂直方向の軸の周りを回転させられることによっ
    て、その前記固定及び解放位置の間で動かされるように
    用意された:請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記塔の少なくとも1つが、前記囲わ
    れた空間内で垂直方向に移動し及び望ましい高さで止ま
    るための垂直方向昇降トロリ36を支持し、更に:前記塔
    34の組の水平方向長手方向に延在しているトラック・ベ
    ース・プレート262 と;前記トロリ36の後方端部と前記
    トラック・ベース・プレート262 の前方端部に装着さ
    れ、前記トロリから離れるように前方へ或いはそれに向
    うように後方へ前記トラック・ベース・プレートを伸し
    たり引込めたりするように用意されており長手方向に間
    隔を開けられた一対の片持ちアーム38と;前記船の船郭
    表面へ長手方向及び横方向に作業を施すための作業設備
    を装着するための水平方向長手方向に延在しているトラ
    ック手段264 を装着している前記トラック・ベース・プ
    レート;とを具備している:請求項1記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記片持ちアームと、それによって前
    記トラック・ベース・プレートとを伸したり引込めたり
    するために前記トロリと前記片持ちアームとの間に効果
    的に結合される動力作動の誘導ねじ手段282,284 :を更
    に具備する請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記片持ちアームと、それによって前
    記トラック・ベース・プレートとを伸したり引込めたり
    するために前記トロリと前記片持ちアームとの間に効果
    的に結合される2重動作で加圧流体作動のピストン及び
    シリンダ手段298 :を更に具備する請求項11記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記船の船郭表面へ研磨剤吹付
    け作業を長手方向横方向へ施すための前記トラック手段
    に装着された、圧縮空気駆動の研磨剤グリッドのスプレ
    ーのための作業設備手段140 :を更に具備する請求項11
    記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記船の船郭表面へ研磨剤吹付
    け作業を長手方向横方向へ施すための前記トラック手段
    に装着された、遠心力の回転ホイール駆動の研磨剤グリ
    ットのための作業設備手段316 :を更に具備する請求項
    11記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記作業設備手段が、ハウジン
    グに囲われた回転ホイール316 へ供給する供給ホッパ32
    0 と、前記船の船郭表面へ向って前方を指向する排出口
    を有する前記ハウジングと;前記船の船郭表面から研磨
    剤吹付けによる切屑及び破片と共に使用済みの研磨剤の
    グリットを収集するための前記ハウジングの下で支持さ
    れる回帰ホッパ328 とを具備するオープン・サイクル・
    システムである請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記塔34の前記1つの各前記上
    方モジュール226 から吊される一連の回動的に相互連結
    された漏斗型シュート336 と;前記上方モジュールに支
    持され、研磨剤のグリットを前記一連の回動的に相互連
    結された漏斗型シュート336 の上方端部へ落すように用
    意された主ホッパ(図38)と;使用済みの研磨剤のグ
    リットを収集するための前記前記一連の回動的に相互連
    結された漏斗型シュートの下方端部の下に前記支持表面
    上で支持されるように用意された収集箱346 と;前記一
    連のシュート内で落ちつつある研磨剤のグリットを前記
    供給ホッパへ向けるための前記供給ホッパ320 の附近の
    上方の中間の高さで回動的に曲げられている前記一連の
    シュート(図38)と;前記回帰ホッパから使用済みの
    研磨剤をそこを通して落すために前記シュート内に収集
    するための前記回帰ホッパ328 の附近の下方の中間の高
    さで回動的に曲げられている前記一連のシュート(図3
    8):とを更に具備している請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記作業設備手段が前記船の船
    郭表面へ向って前方を指向している排出口を有している
    ハウジングに囲われた回転ホイールへ供給する供給ホッ
    パと;前記船の船郭表面から研磨剤吹付けによる切屑及
    び破片と共に使用済み研磨剤のグリットを収集するため
    の前記ハウジングの下で支持される回帰ホッパと;前記
    使用済みグリットを前記供給ホッパへ再循環するための
    手段とを具備する再循環システム(図39)である:請
    求項15記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記作業設備手段が、前記船の
    船郭表面に対して研磨剤のグリットを吹付けるための手
    段(図33乃至39)を具備する:請求項11記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 船の船郭表面に対して研磨剤の
    グリットを吹付けるための前記手段が、前記船の船郭表
    面に向られ、そこを通って研磨剤のグリットが船の船郭
    表面へ吹付けられる管状の排出口322 を有するハウジン
    グ318 と;前記排出口を周囲に配置され、前記研磨剤の
    グリットが前記船の船郭表面に対して吹付けられ続ける
    ようにするために前記船の船郭表面に係合するように用
    意された管状のブラシ324 と;前記覆いを完全に貫通
    し、前記ハウジングによって閉じ込められた研磨剤の吹
    付けによるダストを排出するための前記排出口に連絡し
    ている真空ライン手段326 とを具備する:請求項19記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 前記作業設備手段が塗装スプレ
    ー装置350 である:請求項11記載の装置。
  22. 【請求項22】 船の船郭の表面の第1の部分に沿って
    隣接し長手方向に延在しているデッキ表面上に囲われた
    第1の組の足場作り器具32を組立てることであり;前記
    第1の組の足場作り器具は、並列して配置された複数の
    モジュールの塔と、前記船の船郭の前記表面の前記第1
    の部分に向って開放しており、前記第1の組の足場作り
    器具の側部、後部、及び上部の周りと、前記デッキ表面
    及び前記船の船郭の前記表面の前記第1の部分の外周の
    前記船の船郭の前記表面に対して一纏めにして囲われた
    空間を効果的に囲う覆いとを具備し;各前記モジュール
    の塔は前記デッキ表面上で直に支持される下方モジュー
    ル222 と夫々の前記下方モジュールの上で直に支持され
    る全機械装置を付けられた上方モジュール226 とを具備
    し;各全機械装置を付けられた上方モジュールは夫々の
    垂直方向昇降トロリ36を垂直方向へ移動し選択された高
    さで止めるために支持し;各前記トロリのための作業設
    備支持台40があり;各前記トロリのために水平方向前方
    へ伸ばすことができ且つ後方へ引込ませることができる
    片持ちアーム手段38が夫々の前記トロリに装着された近
    接端部と夫々の前記作業設備支持台を装着しているその
    前方端部とを有し;空気ハンドリング換気ライン及び覆
    いを貫通している設備サービス・ライン214,216 が各夫
    々の前記全機械装置を付けられた上方モジュールによっ
    て支持され、及び各前記作業設備支持台へ或いはそこか
    ら効果的に延在している;前記第1の組の足場作り器具
    を組み立てることと;複数の前記作業装置支持台の夫々
    の上で、研磨剤吹付けヘッド(図33乃至39)を前記
    設備サービス・ラインへ及び前記空気ハンドリング換気
    ラインへ連結し、また前記船郭の前記表面に関連して前
    記研磨剤吹付けヘッドを横に動かし、夫々の前記トロリ
    の高さを変化させる間に、前記ヘッドから前記船郭の前
    記表面へ対して研磨剤のグリットを働かせ、それによっ
    て塗料の切屑及び或いは前記船郭の前記表面からの破片
    及びダストを吹きとばし、前記空気ハンドリング換気ラ
    インを通って前記囲われた空間から前記切屑及びダスト
    の少なくとも幾らかを運ぶことと;その後で、複数の前
    記作業設備支持台の夫々の上で、塗料を施すスプレー・
    ヘッド350 を前記設備サービス・ラインへまた前記空気
    ハンドリング換気ラインへ連結し、前記船郭の前記表面
    に関連して前記塗料を施すスプレー・ヘッドを横方向に
    動かし、夫々の前記トロリの高さを変化させる間に、前
    記塗料を施すスプレー・ヘッドから塗料を前記船郭の前
    記表面上へ施して、それによって前記船郭の前記表面の
    前記表面を塗装して、前記空気ハンドリング換気ライン
    を通して前記囲われた空間から少なくとも幾らかの塗料
    の過剰スプレーと前記塗料からの揮発性有機化学物質と
    を運ぶことと;囲いを付けられた足場作り器具32の第2
    の組のために前記船の船郭の前記表面の第2の部分に沿
    って隣接し長手方向に延在している前記デッキ表面上に
    下方モジュール222,224 を組立てることと;囲われた足
    場作り器具の前記第1の組の前記下方モジュールの夫々
    のものから前記全機械装置を付けられた上方モジュール
    226 を持上げ、それらの全機械装置を付けられた上方モ
    ジュールを前記第2の組の前記下方モジュールの夫々の
    もの上に移動して下げ、それによって同じように第2の
    複数のモジュールの塔を具備し、前記第2の足場作り器
    具の側部、後部及び上部の周りに一纏めにして第2の囲
    われた空間を有し;それによって前記トロリは前記第2
    の囲われた空間内で垂直方向の移動と、選択された高さ
    で止まるように支持される囲われた足場作り器具の第2
    の組を提供することと;換気のみの上方モジュール228
    を持上げ、前記第1の組の前記下方モジュールの夫々の
    ものの上にそれらを下げることであり、各前記換気のみ
    の上方モジュールは前記換気のみの上方モジュールによ
    って前記全機械装置を付けられた上方モジュールを交換
    することによって変えられるように、前記船の船郭表面
    の前記第1の部分へ向って開放状態であり、そして前記
    第1の組の足場作り器具の側部、後部、及び上部の周り
    の前記囲われた空間の夫々の部分を囲い、再構成するた
    めの覆いのための夫々の部分を具備しており;空気ハン
    ドリング換気ラインは前記覆いの部分を貫通し、前記換
    気のみの上方モジュールの夫々のものによって支持され
    る換気のみの上方モジュールを持上げまたはそれらを下
    げることと;揮発性有機物質が前記船郭の前記表面へ施
    された塗料から揮発し続ける時間の期間の間に、前記再
    構成された囲われた空間から前記揮発性化学物質の少な
    くとも幾らかを運ぶことと;その後で、前記第1の組の
    前記下方モジュール222,224 から前記換気のみの上方モ
    ジュール228 を取外し、前記船郭の前記表面上での作業
    の次の段階で再使用すること;とを具備する一連の段階
    の、前記船の船郭の前記表面をきれいにし塗装するため
    の、水域に配置された浮遊している前記乾ドックのデッ
    キを形成するほぼ前記水平な表面上に支持される前記船
    の船郭の周囲の周りの外周に延在しているほぼ垂直な外
    側表面の上で作業を行うための方法。
JP6064536A 1993-03-08 1994-03-08 船の船郭上で外側表面の作業を行うための装置及び方法 Pending JPH0717477A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US027802 1993-03-08
US08/027,802 US5398632A (en) 1993-03-08 1993-03-08 Apparatus and method for performing external surface work on ship hulls

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717477A true JPH0717477A (ja) 1995-01-20

Family

ID=21839881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6064536A Pending JPH0717477A (ja) 1993-03-08 1994-03-08 船の船郭上で外側表面の作業を行うための装置及び方法

Country Status (22)

Country Link
US (1) US5398632A (ja)
EP (1) EP0614802B1 (ja)
JP (1) JPH0717477A (ja)
KR (1) KR100306473B1 (ja)
CN (1) CN1097392A (ja)
AU (1) AU663669B2 (ja)
BR (1) BR9400835A (ja)
CA (1) CA2116698A1 (ja)
DE (1) DE69404056T2 (ja)
DK (1) DK0614802T3 (ja)
ES (1) ES2104273T3 (ja)
FI (1) FI941070A (ja)
GR (1) GR3024846T3 (ja)
HR (1) HRP940155A2 (ja)
NO (1) NO305980B1 (ja)
NZ (1) NZ250946A (ja)
RU (1) RU94007088A (ja)
SG (1) SG48210A1 (ja)
SI (1) SI9400117A (ja)
TR (1) TR27609A (ja)
TW (1) TW260646B (ja)
YU (1) YU10394A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6997366B2 (en) 2002-01-18 2006-02-14 Max Co., Ltd. Cartridge
JP2006328728A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 River Corporation:Kk 可動連絡橋
CN116946319A (zh) * 2023-09-21 2023-10-27 山东航宇船业集团股份有限公司 一种船舶甲板用清洗设备

Families Citing this family (77)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6507163B1 (en) * 1993-12-20 2003-01-14 Mark A. Allen Robotic bridge maintenance system
US5540172A (en) * 1995-03-16 1996-07-30 Mmc Compliance Engineering, Inc. Apparatus for performing external surface work on underside of ship hull
US5927222A (en) * 1996-10-28 1999-07-27 Eakin; Frank W. Drydock pollution control system and process
US6186273B1 (en) * 1997-02-19 2001-02-13 Metro Machine Corporation Self-contained staging system for cleaning and painting bulk cargo holds
US5807168A (en) * 1997-02-19 1998-09-15 Mmc Compliance Engineering, Inc. Self-contained device for cleaning and coating hold surfaces in a bulk carrier
US6102157A (en) * 1997-02-19 2000-08-15 Metro Machine Corporation Self-contained staging system for cleaning and painting bulk cargo holds
CA2242128A1 (en) * 1998-06-29 1999-12-29 Mmc Compliance Engineering, Inc. Self-contained device for cleaning and coating hold surfaces in a bulk carrier
US6637442B1 (en) 1999-08-04 2003-10-28 Jeffrey Clifton Evans Apparatus and method for cleaning hopper barges
US6365221B1 (en) * 1999-11-23 2002-04-02 Visions East, Inc. Computer controlled method and apparatus for fairing and painting of marine vessel surfaces
ES2192431A1 (es) * 2000-08-21 2003-10-01 Ind De Acabados S A Indasa Estructura movil para acceso a los costados de un buque.
WO2002068261A1 (en) * 2001-02-26 2002-09-06 Metro Machine Corp. Environmentally enclosed ship coating depot
US7028415B2 (en) * 2002-04-30 2006-04-18 Alan Heinzen Canted manually loaded produce dryer
US6871846B2 (en) * 2003-03-18 2005-03-29 Keith R. Antill Suction-attached support device and method
US7934467B2 (en) * 2004-02-02 2011-05-03 John Stephen Morton Cost effective automated preparation and coating methodology for large surfaces
DE202005007992U1 (de) * 2005-05-21 2005-08-25 Friedrich Goldmann Gmbh & Co. Sandstrahlvorrichtung
US7837410B2 (en) * 2005-10-27 2010-11-23 James Marine, Inc. Barge transportation system and refurbishing system and method of transporting and refurbishing barges
US20070194511A1 (en) * 2006-02-17 2007-08-23 Dana Neer Water-tight seal and attachment apparatus
US7971547B1 (en) * 2006-11-03 2011-07-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Underwater surface cleaning vehicle for integrated cleaning and effluent treatment system
KR100796063B1 (ko) 2007-01-02 2008-01-21 대우조선해양 주식회사 액화천연가스 운반선용 레이업 방법
US7837130B1 (en) * 2007-01-16 2010-11-23 Lowery Robert S Overspray eradicator
ITBO20080352A1 (it) * 2008-06-05 2009-12-06 Officine Ricci S R L Piattaforma di supporto per operatori addetti alla manutenzione ed alla costruzione di mezzi di trasporto.
CN101439757B (zh) * 2008-10-24 2011-05-11 武汉理工大学 修造船大型高空作业平台
PL2370312T3 (pl) * 2008-11-20 2014-09-30 Hubert Palfinger Tech Gmbh Urządzenie do konserwacji
US9058707B2 (en) 2009-02-17 2015-06-16 Ronald C. Benson System and method for managing and maintaining abrasive blasting machines
CN101746481B (zh) * 2009-12-14 2013-01-23 大连造船厂集团有限公司 船舶边舱内壳倾斜结构的近观检查方法及载人吊篮检查装置
ITMO20100263A1 (it) * 2010-09-21 2012-03-22 Vincenzo Rina Apparecchiatura per la verniciatura di scafi di imbarcazioni navali o simili
TWI453132B (zh) * 2010-10-01 2014-09-21 Fu Neng Ku 防止水滲入車子之方法及其裝置
CA2716451A1 (fr) * 2010-10-01 2012-04-01 Hydro-Quebec Robot submersible de fraisage
KR101259822B1 (ko) 2010-11-12 2013-04-30 삼성중공업 주식회사 선체 블록 내부 작업용 이동 장치 및 선체 블록의 내부 작업 방법
US9827650B2 (en) * 2011-06-23 2017-11-28 Robert J Santure Surface media blaster
US8894467B2 (en) * 2011-06-23 2014-11-25 Robert J. Santure Surface media blasting system and method
AT512891B1 (de) * 2012-07-30 2013-12-15 Palfinger Systems Gmbh Instandhaltungsvorrichtung
JP6202544B2 (ja) 2012-08-27 2017-09-27 アクティエボラゲット エレクトロラックス ロボット位置決めシステム
CN105101855A (zh) 2013-04-15 2015-11-25 伊莱克斯公司 具有伸出的侧刷的机器人真空吸尘器
US10448794B2 (en) 2013-04-15 2019-10-22 Aktiebolaget Electrolux Robotic vacuum cleaner
KR101540315B1 (ko) * 2013-11-22 2015-07-30 삼성중공업 주식회사 수중 청소로봇용 운송장치 및 이를 이용한 진수방법
KR102116596B1 (ko) 2013-12-19 2020-05-28 에이비 엘렉트로룩스 나선형 패턴으로 이동하는 사이드 브러시를 구비한 로봇 진공 청소기
KR102137857B1 (ko) 2013-12-19 2020-07-24 에이비 엘렉트로룩스 로봇 청소 장치 및 랜드마크 인식 방법
EP3082541B1 (en) 2013-12-19 2018-04-04 Aktiebolaget Electrolux Adaptive speed control of rotating side brush
KR102130190B1 (ko) 2013-12-19 2020-07-03 에이비 엘렉트로룩스 로봇 청소 장치
WO2015090402A1 (en) 2013-12-19 2015-06-25 Aktiebolaget Electrolux Robotic cleaning device with perimeter recording function
KR102099495B1 (ko) 2013-12-19 2020-04-09 에이비 엘렉트로룩스 로봇 청소 장치가 장애물에 올라가는 것의 감지
EP3084539B1 (en) 2013-12-19 2019-02-20 Aktiebolaget Electrolux Prioritizing cleaning areas
CN105848545B (zh) 2013-12-20 2019-02-19 伊莱克斯公司 灰尘容器
CN106415423B (zh) 2014-07-10 2021-01-01 伊莱克斯公司 用于检测机器人清洁装置的测量误差的方法
EP3190938A1 (en) 2014-09-08 2017-07-19 Aktiebolaget Electrolux Robotic vacuum cleaner
CN106659345B (zh) 2014-09-08 2019-09-03 伊莱克斯公司 机器人真空吸尘器
CN104326068B (zh) * 2014-10-23 2016-07-06 南通市海鸥救生防护用品有限公司 清除水下船体附着物机器人用快速拼接管缆
CN104437939A (zh) * 2014-11-13 2015-03-25 宁夏中远天宇科技有限公司 一种铁路机车外墙喷漆系统的桁架
CN106998980B (zh) 2014-12-10 2021-12-17 伊莱克斯公司 使用激光传感器检测地板类型
US10874271B2 (en) 2014-12-12 2020-12-29 Aktiebolaget Electrolux Side brush and robotic cleaner
US10678251B2 (en) 2014-12-16 2020-06-09 Aktiebolaget Electrolux Cleaning method for a robotic cleaning device
KR102339531B1 (ko) 2014-12-16 2021-12-16 에이비 엘렉트로룩스 로봇 청소 장치를 위한 경험-기반의 로드맵
EP3282912B1 (en) 2015-04-17 2020-06-10 Aktiebolaget Electrolux Robotic cleaning device and a method of controlling the robotic cleaning device
CN107920709A (zh) 2015-09-03 2018-04-17 伊莱克斯公司 机器人清洁设备系统
USD817248S1 (en) * 2015-11-11 2018-05-08 Hermitage Fo Sarl Bow portion of a ship hull
JP7035300B2 (ja) 2016-03-15 2022-03-15 アクチエボラゲット エレクトロルックス ロボット清掃デバイス、ロボット清掃デバイスにおける、断崖検出を遂行する方法、コンピュータプログラム、およびコンピュータプログラム製品
WO2017194102A1 (en) 2016-05-11 2017-11-16 Aktiebolaget Electrolux Robotic cleaning device
AT518744B1 (de) * 2016-05-17 2018-07-15 Hubert Palfinger Tech Gmbh Schienengebundene Antriebsvorrichtung
EP3629869B1 (en) 2017-06-02 2023-08-16 Aktiebolaget Electrolux Method of detecting a difference in level of a surface in front of a robotic cleaning device
KR20200058400A (ko) 2017-09-26 2020-05-27 에이비 엘렉트로룩스 로봇 청소 장치의 이동 제어
US10780550B2 (en) 2018-01-11 2020-09-22 Anthony Cibilich System for blast-cleaning a barge deck, sides, and fittings
US11027396B2 (en) 2018-01-11 2021-06-08 Anthony Cibilich System for blast-cleaning a barge bottom
CN108860503A (zh) * 2018-05-29 2018-11-23 武汉理工大学 一种用于船舶外板的防海生物生长装置及其使用方法
CN110306506B (zh) * 2019-05-15 2021-05-28 绍兴柯桥精良机械有限公司 一种海上原油泄漏处理设备
CN110694829B (zh) * 2019-09-11 2021-01-12 北京唯极科技有限公司 一种修补船舶表面局部漆面破损的方法
CN110694830B (zh) * 2019-09-11 2021-01-12 北京唯极科技有限公司 一种船舶表面自动维护装置
FR3101803B1 (fr) 2019-10-15 2021-10-08 Ambpr Robot pour la rénovation par décapage et/ou revêtement de peinture, et/ou l’inspection d’une paroi de grande surface et/ou de hauteur élevée, Procédé de fonctionnement associé et application au décapage et à la peinture de coques de navire.
GB202001231D0 (en) * 2020-01-29 2020-03-11 Rentokil Initial 1927 Plc Seals for dock levelling systems and methods of sealing gaps in dock levelling systems
US20230109048A1 (en) * 2020-03-03 2023-04-06 Sapphire Balconies Limited Method of installing a balcony, and device for the same
CN111438615B (zh) * 2020-04-09 2021-07-13 云阳县渝鑫船务有限责任公司 一种船舶生产用贴合打磨设备
CN111659566B (zh) * 2020-06-16 2021-07-23 合肥工业大学 一种绳索牵引式打磨清洗涂装一体化作业机器人
CN112078753A (zh) * 2020-08-13 2020-12-15 沪东中华造船(集团)有限公司 一种收集船舶舱口盖冲砂残渣的方法
US11319038B1 (en) * 2020-12-31 2022-05-03 Clean Wake, Llc Systems and methods for decontaminating watercraft
CN112623111B (zh) * 2021-01-20 2021-12-07 江苏扬子鑫福造船有限公司 一种基于集装箱船的绑扎桥底座减震装置
CN113602442B (zh) * 2021-08-05 2022-06-14 南通大学技术转移中心有限公司 一种基于高压水射流且行走方便的船舶除锈机器人
CN113928505A (zh) * 2021-12-06 2022-01-14 江南造船(集团)有限责任公司 一种用于船舶建造的可翻转平台

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2422530A1 (fr) * 1978-04-10 1979-11-09 Morizur Michel Appareil mobile pour acces a la coque d'un navire
SU1167104A1 (ru) * 1980-10-17 1985-07-15 Ждановский металлургический институт Устройство дл сушки судна в доке
US4506686A (en) * 1984-02-29 1985-03-26 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Physiochemically controlled scour jet array system
CA1270285A (en) * 1984-09-20 1990-06-12 John Clement Preston Method and apparatus for scaffolding
DE8526213U1 (de) * 1985-09-13 1987-01-15 Ernst Peiniger GmbH Unternehmen für Bautenschutz, 5090 Leverkusen Vorrichtung zum Befahren von senkrechten bzw. nahezu senkrechten Wänden zur Bearbeitung der Wandflächen unter Verwendung von trumartigen Gestellen
US4784078A (en) * 1987-12-21 1988-11-15 Feurt Leo D Floating small boat cleaning facility
US5138963A (en) * 1991-07-26 1992-08-18 Eco Safe Systems, A General Partnership Of Ca Boat enclosure assembly for boat maintenance
US5211125A (en) * 1991-10-24 1993-05-18 Metro Machine Corporation Apparatus and method for performing external surface work on ships' hulls

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6997366B2 (en) 2002-01-18 2006-02-14 Max Co., Ltd. Cartridge
JP2006328728A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 River Corporation:Kk 可動連絡橋
JP4542948B2 (ja) * 2005-05-25 2010-09-15 株式会社リバーコーポレーション 可動連絡橋
CN116946319A (zh) * 2023-09-21 2023-10-27 山东航宇船业集团股份有限公司 一种船舶甲板用清洗设备
CN116946319B (zh) * 2023-09-21 2023-12-26 山东航宇船业集团股份有限公司 一种船舶甲板用清洗设备

Also Published As

Publication number Publication date
FI941070A (fi) 1994-09-09
TW260646B (ja) 1995-10-21
AU5529894A (en) 1994-09-15
RU94007088A (ru) 1996-12-10
GR3024846T3 (en) 1998-01-30
KR940021358A (ko) 1994-10-17
DE69404056D1 (de) 1997-08-14
BR9400835A (pt) 1994-10-11
EP0614802A1 (en) 1994-09-14
SG48210A1 (en) 1998-04-17
NO305980B1 (no) 1999-08-30
US5398632A (en) 1995-03-21
DK0614802T3 (da) 1998-02-16
EP0614802B1 (en) 1997-07-09
DE69404056T2 (de) 1998-01-08
CA2116698A1 (en) 1994-09-09
NO940791L (no) 1994-09-09
CN1097392A (zh) 1995-01-18
YU10394A (sh) 1996-10-09
SI9400117A (en) 1994-09-30
NO940791D0 (no) 1994-03-07
HRP940155A2 (en) 1996-08-31
FI941070A0 (fi) 1994-03-07
TR27609A (tr) 1995-06-13
KR100306473B1 (ko) 2001-12-15
NZ250946A (en) 1995-07-26
AU663669B2 (en) 1995-10-12
ES2104273T3 (es) 1997-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0717477A (ja) 船の船郭上で外側表面の作業を行うための装置及び方法
AU660399B2 (en) Method and apparatus for performing external surface work on ships' hulls
EP0539212B1 (en) Apparatus and method for performing external surface work
DE69903571T2 (de) Integrales gerüstsystem zum reinigen und beschichten von massengutladeräumen
FI111700B (fi) Menetelmä ja laitteisto laivan rungon oleellisesti pystysuoran ulkopinnan suihkupuhdistamiseksi
EP0968914B1 (en) Device for and method of applying work to internal surfaces of a vessel hold
WO2002068261A9 (en) Environmentally enclosed ship coating depot

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224