JPH07174626A - 測光機能を有する実像式ファインダー光学系 - Google Patents

測光機能を有する実像式ファインダー光学系

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JPH07174626A
JPH07174626A JP6047186A JP4718694A JPH07174626A JP H07174626 A JPH07174626 A JP H07174626A JP 6047186 A JP6047186 A JP 6047186A JP 4718694 A JP4718694 A JP 4718694A JP H07174626 A JPH07174626 A JP H07174626A
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optical system
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lens system
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Yuji Miyauchi
裕司 宮内
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/14Viewfinders

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測光素子或いは測光光学系をカメラ等に配置
するときの自由度を増やしながらも、簡単な構成で光学
系の部品点数を最小限に抑えた測光機能を有する実像式
ファインダー光学系を提供すること。 【構成】 本発明の光学系は、対物レンズ系1(5,6
等)と、光路分割手段としてハーフミラー面15を有す
る第一プリズム18aと、物体像を正立させる第二プリ
ズム18b及び第三プリズム18cから成る反射部材
と、第三プリズム18cの射出面とルーペレンズ14と
から成る接眼レンズ系とから構成され、又、第二プリズ
ム18bと第三プリズム18cとの間には視野マスク1
3が設けられ、更に、射出面21の先には、測光素子1
7が射出面21に相対する位置に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩カメラ或はビデオ
カメラ等に用いられ、撮影用光学系とは別の光学系から
成る測光機能を有する実像式ファインダー光学系に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンパクトカメラ,ビデオカメ
ラ,電子カメラ等のファインダー光学系としては、アル
バダタイプ,逆ガリレオタイプ或はケプラー(実像)タ
イプの何れかを用いることが多い。これらのファインダ
ー光学系を用いた場合の測光光学系は、ファインダー光
学系,撮影用光学系とは別個独立した光学系で構成され
ていることが多い。又、近年では、コンパクトカメラ等
においても変倍機能を有した撮影レンズが装着されるよ
うになってきており、このような撮影レンズを用いたカ
メラ等においては正確な測光情報を得ることが要求され
る。しかしながら、従来の測光方式では、撮影レンズの
変倍によって撮影範囲に対する測光範囲の比率が常時変
化するために、適正な測光範囲が得られず、従って、正
確な測光情報を得ることが困難であった。
【0003】上記問題を解決するためには、従来より実
像式ファインダー光束の一部を分割して測光を行うよう
にした測光方式が周知であり、これによれば、撮影レン
ズの変倍によらず撮影範囲に対する測光範囲の比率を一
定とした測光範囲が得られ、従って、正確な測光情報を
得ることができる。又、撮影用光学系が固定倍率の場合
であっても、ファインダー画面に対応した測光情報が容
易に得られる等の利点を有している。尚、実像式ファイ
ンダー光束の一部を分割して測光を行うようにした測光
方式としては、本願出願人により提案された特開平1−
209432号公報に記載の方式や、特開平2−103
35号,特開平4−70719号公報に夫々記載された
方式等があり、これらはファインダー像を正立させるた
めの反射面を光路分割手段と兼用し、その分割手段を透
過した光束を測光用光束として用いたことを特徴として
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に記載の実
像式ファインダー光学系においては、ファインダー像を
正立させるための反射面を光路分割手段と兼用し、その
分割手段を透過した光束を測光用光束として用いること
が示されている。しかしながら、像正立のための反射面
を光路分割手段と兼用しているために、測光素子或いは
測光光学系をカメラ等に配置するときの自由度が限定さ
れてしまう等の問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記のような従来技術
の有する問題点に鑑み、ファインダー用光路中に光路分
割手段を有し、前記分割手段は像正立のための反射面と
は別途に設けられ、当該分割手段を透過した光束を視野
像を形成するための光束として用い、当該分割手段によ
り反射した光束を測光用光束として用いることにより、
測光素子或は測光光学系をカメラ等に配置するときの自
由度を増やしながらも、簡単な構成で光学系の部品点数
を最小限に抑えた測光機能を有する実像式ファインダー
光学系を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、撮影用光学系によって形成される撮影用光路とは別
にファインダー用光路を形成する本発明の実像式ファイ
ンダー光学系は、物体像を形成する対物レンズ系と、前
記対物レンズ系によって形成されるファインダー用光路
を反射光路と透過光路とに分割する光路分割手段と、前
記光路分割手段の反射側面又は透過側面の少なくとも一
方の面に設けられた屈折率(n)が1よりも大きい(n
>1)プリズム手段と、前記反射光路上に設けられた測
光手段と、前記透過光路上であって、前記光路分割手段
及び前記プリズム手段の後段に設けられた接眼レンズ系
とを備えていることを特徴としている。又、本発明の実
像式ファインダー光学系は、物体像を形成する対物レン
ズ系と、前記対物レンズ系によって形成される物体像を
正立正像させる複数の反射面を有する反射手段と、前記
反射手段を反射した光束から射出瞳を形成する接眼レン
ズ系と、前記対物レンズ系と前記接眼レンズ系との間に
前記反射手段の有する反射面とは別に設けられ前記ファ
インダー用光路を反射光路と透過光路に分割し前記透過
光路上に前記接眼レンズ系が設けられるようにした光路
分割手段と、前記反射光路上に設けられた測光手段とを
備えていることを特徴としている。更に、本発明の実像
式ファインダー光学系は、対物レンズ系と、接眼レンズ
系と、前記対物レンズ系によって形成される物体像近傍
に設けられた視野枠と、前記対物レンズ系と前記接眼レ
ンズ系との間に設けられ前記ファインダー用光路を反射
光路と透過光路に分割する光路分割手段と、測光手段と
を備え、前記透過光路上には前記接眼レンズ系を、また
前記反射光路上には前記測光手段を配置したことを特徴
としている。
【0007】
【作用】従って、本発明の光学系では、光路分割手段は
像正立のための反射面とは別途に設けられているため、
当該反射面付近に他の部材等が配設されて光路分割手段
や測光光学系の配置が困難な場合においても、光路分割
手段をファインダー光学系内に組み込むことができ、測
光素子或は測光光学系をカメラ等に配置する際に、従来
例に比較してより自由度が増している。又、ファインダ
ー光学系の前後方向の長さが制限されている場合には、
光路分割手段を像反転の第一反射面と第四反射面との間
に配設することによって、ファインダー光学系を前後方
向に伸ばすことなくカメラ等に配置することができる。
【0008】
【実施例】以下、図示した各実施例に基づき本発明を詳
細に説明する。図1乃至2は本発明の第一実施例を示し
ている。図1は、本実施例における光学系の構成図であ
る。図2は、図1に示した光学系を光軸方向に沿って展
開した図であり、(a)は低倍端,(b)は中間倍率,
(c)は高倍端での状態を夫々示している。本実施例の
光学系は、図1乃至2に示したように、対物レンズ系1
と、光路分割手段としてハーフミラー面15を有する第
一プリズム18aと、物体像を正立させる反射部材20
と、該反射部材20を出射した光束から射出瞳を形成す
る接眼レンズ系2とから構成されている。
【0009】上記対物レンズ系1は、二枚の負レンズか
ら成り、全体として負の屈折力を有する移動可能な第一
レンズ群5と、一枚の正単レンズから成る移動可能な第
二レンズ群6と、負の屈折力を有する第三レンズ群とか
ら構成されている。ここで、上記第三レンズ群は、上記
第一プリズム18aの入射面と一体的に設けられてお
り、上記第一プリズム18aの物体側の凹形状の入射面
が上記第三レンズ群を形成している。上記第一プリズム
18aは、対物レンズ系1と接眼レンズ系2との間のフ
ァインダー用光路LC 上に設けられた光路分割手段であ
り、その最も接眼レンズに近い側に光路を透過光路と反
射光路とに分割するハーフミラー15が設けられてい
る。上記透過光路はファインダー光路と一致し、上記反
射光路は測光用光路となる。
【0010】上記反射部材は、第一反射面19aと第二
反射面19bとを有する第二プリズム18bと、第三反
射面19cと第四反射面19dとを有する第三プリズム
18cとから構成されている。上記第二プリズム18b
の入射面は、上記第一プリズム18aの透過光路側射出
面に設けられたハーフミラー15と接合されている。
又、上記第二プリズム18bの媒質の屈折率は、上記第
一プリズム18aの媒質の屈折率と同一である。上記第
二プリズム18bと上記第三プリズム18cとの間には
視野マスク13が設けられ、上記第三プリズム18cの
入射面は、上記視野マスク13側に凸形状を成し、フィ
ールドレンズとしての働きを有している。
【0011】上記接眼レンズ系は、上記第三プリズム1
8cの射出面と、両凸形状で正のパワーのルーペレンズ
14とから構成されている。又、上記ハーフミラー15
によって形成される反射光路上には、上記第一プリズム
18aの入射面とハーフミラー面15に対向する辺を接
続した面(射出面21)が、上記反射光路の射出面とし
て形成されている。更に、上記射出面21の先には、測
光素子17が射出面21に相対する位置に設けられてい
る。
【0012】本実施例の光学系は上記のように構成され
ているので、第一プリズム18aに入射した光束は、第
一プリズム18aと第二プリズム18bとの接合面に形
成されたハーフミラー15によって、測光用の光束と視
野像を形成する光束とに分離される。次に、測光用の光
束は、ハーフミラー15によって反射され、第一プリズ
ム18aから射出された後、中間像面とほぼ等価な位置
に配置された測光素子17に入射する。一方、視野像を
形成する光束は、ハーフミラー15を透過し、第二プリ
ズム18b中で2回反射され視野マスク13上で中間像
を形成した後、第三プリズム18cによって更に2回反
射され正立正像となってルーペレンズ14へ到達する。
【0013】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.40〜1.43倍 視野角(2ω) 55.6〜15.2° r1 =8.480 d1 =1.20 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =5.171(非球面) d2 =2.74 r3 =-15.690 d3 =1.20 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =-292.115 (非球面) d4 =16.69(低倍端),6.28(中間倍率),0.80 (高倍
端) r5 =14.540 (非球面) d5 =5.00 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-8.441 d6 =1.13 (低倍端) ,6.65 (中間倍率) ,17.03(高倍
端) r7 =-49.987(非球面) d7 =4.00 n7 =1.52540 ν7 =56.25 r8 =∞(ハーフミラー) d8 =8.50 n8 =1.52540 ν8 =56.25
【0014】r9 =∞ (反射面) d9 =8.50 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ (反射面) d10=7.00 n10=1.52540 ν10=56.25 r11=∞ d11=1.80 r12=19.885 d12=6.00 n12=1.52540 ν12=56.25 r13=∞ (反射面) d13=10.00 n13=1.52540 ν13=56.25 r14=∞ (反射面) d14=10.50 n14=1.52540 ν14=56.25 r15=∞ d15=2.24 r16=18.507 d16=2.80 n16=1.49241 ν16=57.61 r17=-23.987(非球面)
【0015】(測光用光路) r8 =∞(ハーフミラー) d8 =4.00 n8 =1.52540 ν8 =56.25 r9'=∞ (反射側光路の射出面) d9'=13.11 r10'(測光素子受光面)
【0016】非球面係数 第2面 E=0.27118 ×10-3, F=-0.70652×10-5, G=0.12213 ×10-5 第4面 E=-0.52069×10-3, F=-0.53258×10-5, G=0.38475 ×10-6 第5面 E=-0.57031×10-3, F=0.32846 ×10-5, G=0.29827 ×10-6 第7面 E=-0.71380×10-4, F=0.59607 ×10-5, G=-0.41489×10-6 第17面 E=0.72163 ×10-4, F=-0.50443×10-6, G=0.89029 ×10-8
【0017】但し、上記数値実施例において、r1 ,r
2 ,・・・・は各レンズ面の曲率半径、d1 ,d2 ,・
・・・は各レンズ面の肉厚又はレンズ間隔、n1
2 ,・・・・は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・
・・は各レンズのアッベ数である。尚、上記数値実施例
における非球面形状は、上記の非球面係数を用いて次式
により示される。但し、光軸方向の座標をZ,光軸と垂
直な方向の座標をYとし、又、rは近軸の曲率半径、
E,F,Gは各々非球面係数である。
【0018】図3は、本発明による第二実施例の光学系
の構成図である。図中、対物レンズ系のうち、第一,第
二レンズ群は第一実施例において示した光学系と同様な
構成であるため省略されており、又、第三レンズ群は第
一プリズム18aの入射面に凹面を形成することによっ
て兼用され、これらによって対物レンズ系が構成されて
いる。ここで、本実施例の場合、第一プリズム18aは
物体像を正立するための反射手段として第一反射面19
aを有しており、同様の反射手段である第二反射面19
bを有する第二プリズム18bと、第三反射面19c及
び第四反射面19dを有する第三プリズム18cとから
物体像を正立させる反射部材を形成している。このよう
に本実施例では、反射部材の最も物体側にある面が対物
レンズ系の第三レンズ群と兼用されている。
【0019】又、本実施例では、光路分割手段としてハ
ーフミラー15を用いており、それは、上記第一プリズ
ム18aの射出面と上記第二プリズム18bの入射面と
の間で、上記対物レンズ系を通過する部分の光軸に対し
ほぼ垂直方向に反射光路を形成するように斜めに設けら
れている。更に、接眼レンズ系の構成は、上記第三プリ
ズム18cの射出面とその後方に配設されたルーペレン
ズ14とによって形成されている。又、13は第二プリ
ズム18bと第三プリズム18cとの間に設けられた視
野マスク、17は第一プリズム18aの射出面21に相
対する位置に配設された測光素子である。
【0020】本実施例の光学系は上記のように構成され
ているので、第一プリズム18aに入射した光束は、物
体側から見て90度上方に1回反射され、第一プリズム
18aと第二プリズム18bとの接合面に形成されたハ
ーフミラー15によって、測光用の光束と視野像を形成
する光束とに分離される。測光用の光束は、ハーフミラ
ー15によって反射され、第一プリズム18aから射出
された後、中間像面とほぼ等価な位置に配置された測光
素子17に入射する。一方、視野像を形成する光束は、
ハーフミラー15を透過し、第二プリズム18b中で1
回反射され、視野マスク13上で中間像を形成した後、
第三プリズム18cによって更に2回反射され正立正像
となってルーペレンズ14へ到達する。尚、本実施例の
数値データは、反射部材及び光路分割手段の構成以外は
第一実施例の数値データと同様であるため、省略した。
【0021】図4は、本発明による第三実施例の光学系
の構成図である。図中、対物レンズ系のうち、第一,第
二レンズ群は第一実施例において示した光学系と同様な
構成であるため省略されており、又、第三レンズ群は第
一プリズム18aの入射面に凹面を形成することによっ
て兼用され、これらにより対物レンズ系が構成されてい
る。本実施例の場合、第一プリズム18aは物体像を正
立するための反射手段として第一反射面19a及び第二
反射面19bを有しており、第二プリズム18bと、第
三反射面19c及び第四反射面19dを有する第三プリ
ズム18cとから物体像を正立させる反射部材を形成
し、反射部材の最も物体側にある面が対物レンズ系の第
三レンズ群と兼用されている。
【0022】又、上記第一プリズム18aの射出面と上
記第二プリズム18bの入射面との間には、上記対物レ
ンズ系を通過する部分の光軸に対しほぼ垂直方向に反射
光路を形成するように、光路分割手段としてハーフミラ
ー15が設けられている。更に、接眼レンズ系の構成
は、上記第三プリズム18cの射出面とその後方に配設
されたルーペレンズ14とによって形成されている。
又、13は第二プリズム18bと第三プリズム18cと
の間に設けられた視野マスク、17は第一プリズム18
aの射出面21の近傍に配設された測光素子である。
【0023】本実施例の光学系は上記のように構成され
ているので、第一プリズム18aに入射した光束は2回
反射され、第一プリズム18aと第二プリズム18bと
の接合面に形成されたハーフミラー15によって、測光
用の光束と視野像を形成する光束とに分離される。測光
用の光束は、ハーフミラー15によって反射され、中間
像面とほぼ等価な位置にある第一プリズム18aの射出
面近傍に配設された測光素子17に入射する。一方、視
野像を形成する光束は、ハーフミラー15を透過し、第
二プリズム18bの射出面付近に配置された視野マスク
13上で中間像を形成した後、第三プリブム18cによ
り更に2回反射され正立正像となってルーペレンズ14
へ到達する。尚、本実施例の数値データは、反射部材及
び光路分割手段の構成以外は第一実施例の数値データと
同様であるため、省略した。
【0024】図5は、本発明による第四実施例の光学系
の構成図である。図中、対物レンズ系のうち、第一,第
二レンズ群は第一実施例において示した光学系と同様な
構成であるため省略されており、又、第三レンズ群は第
一プリズム18aの入射面に凹面を形成することによっ
て兼用され、これらにより対物レンズ系が構成されてい
る。本実施例の場合、第一プリズム18aは物体像を正
立するための反射手段として第一反射面19a,第二反
射面19b及び第三反射面19cを有しており、第二プ
リズム18bと、第四反射面19dを有する第三プリズ
ム18cと共に物体像を正立させる反射部材を形成し、
反射部材の最も物体側にある面が対物レンズ系の第三レ
ンズ群と兼用されている。
【0025】又、本実施例では、光路分割手段としてハ
ーフミラー15が、上記第二プリズム18bの射出面と
上記第三プリズム18cの入射面との間に、上記対物レ
ンズ系を通過する部分の光軸に対しほぼ垂直方向に反射
光路を形成するように設けられている。更に、接眼レン
ズ系の構成は、上記第三プリズム18cの射出面とその
後方に配設されたルーペレンズ14とによって形成され
ている。又、13は第一プリズム18aと第二プリズム
18bとの間に設けられた視野マスク、16は第二プリ
ズム18bの射出面に形成されたフレネルレンズ、17
はフレネルレンズ16に相対する位置に配設された測光
素子である。
【0026】本実施例の光学系は上記のように構成され
ているので、第一プリズム18aに入射した光束は3回
反射され、視野マスク13上で中間像を形成した後、第
二プリズム18bに入射する。第二プリズム18bに入
射した光束は、第二プリズム18bと第三プリズム18
cとの接合面に形成されたハーフミラー15によって、
測光用の光束と視野像を形成する光束とに分離される。
測光用の光束は、ハーフミラー15によって反射され、
第二プリズム18bの射出面に形成されたフレネルレン
ズ16によって測光素子17上に再結像される。一方、
視野像を形成する光束は、ハーフミラー15を透過した
後、第三プリズム18c中で更に1回反射され正立正像
となってルーペレンズ14へ到達する。尚、本実施例の
数値データは、反射部材及び光路分割手段の構成以外は
第一実施例の数値データと同様であるため、省略した。
【0027】図6は、本発明による第五実施例の光学系
の構成図である。図中、対物レンズ系のうち、第一,第
二レンズ群は第一実施例において示した光学系と同様な
構成であるため省略されており、又、第三レンズ群は第
一プリズム18aの入射面に凹面を形成することによっ
て兼用され、これらにより対物レンズ系が構成されてい
る。本実施例の場合、第一プリズム18aは物体像を正
立するための反射手段として第一反射面19a,第二反
射面19b及び第三反射面19cを有しており、同様の
反射手段である第四反射面19dを有する第二プリズム
18bとから物体像を正立させる反射部材を形成し、反
射部材の最も物体側にある面が対物レンズ系の第三レン
ズ群と兼用されている。
【0028】又、光路分割手段としてハーフミラー15
が、上記第二プリズム18bの射出面と上記第三プリズ
ム18cの入射面との間に、上記対物レンズ系を通過す
る部分の光軸に対しほぼ垂直方向に反射光路を形成する
ように設けられている。更に、接眼レンズ系の構成は、
上記第三プリズム18cの射出面とその後方に配設され
たルーペレンズ14とによって形成されている。又、1
3は第一プリズム18aと第二プリズム18bとの間に
設けられた視野マスク、16は第二プリズム18bの射
出面に形成されたフレネルレンズ、17はフレネルレン
ズ16に相対する位置に配設された測光素子である。
【0029】本実施例の光学系は上記のように構成され
ているので、第一プリズム18aに入射した光束は3回
反射され、視野マスク13上で中間像を形成した後、第
二プリズム18bに入射する。第二プリズム18bに入
射した光束は、更に1回反射され正立正像となった後、
第二プリズム18bと第三プリズム18cとの接合面に
形成されたハーフミラー15によって、測光用の光束と
視野像を形成する光束とに分離される。測光用の光束
は、ハーフミラー15によって反射され、第二プリズム
18bの射出面に形成されたフレネルレンズ16によっ
て測光素子17上に再結像される。一方、視野像を形成
する光束はハーフミラー15を透過した後、第三プリズ
ム18cを透過し、ルーペレンズ14へ到達する。尚、
本実施例の数値データは、反射部材及び光路分割手段の
構成以外は、第一実施例の数値データと同様であるた
め、省略した。
【0030】上記各実施例における光学要素(対物レン
ズ系,接眼レンズ系,正立正像系等)の硝材としてはプ
ラスチック材料を用い、当該光学系の製造工程における
低コスト化を図っているが、コスト的に問題がなけれ
ば、ガラス材料により当該光学系を構成してもよい。上
記各実施例の光学系を銀塩カメラに組み込んだ場合の一
例が図7及び図8に示されている。カメラAには撮影用
光学系Bとファインダー光学系Cが別個に配置されてお
り、撮影用光路LbはフィルムFに達し、ファインダー
光路Lcは独自の光路を辿り、上記光路分割手段を透過
した光が接眼レンズ14から射出されるようになされて
いる。図7に示したような形状のカメラは、比較的ファ
インダー光学系の前後方向の長さを短くすることが要求
されるが、そのような要求に対しては、光路分割手段を
像反転のための第一反射面と第四反射面との間に配置し
た第三,第四実施例を採用すると有利である。一方、第
四,第五実施例においては、対物レンズ系によって結像
された中間像を、プリズム射出面に形成されたフレネル
レンズのみで測光素子上に再結像させているが、前記再
結像がフレネルレンズと単レンズ(球面レンズ,非球面
レンズ)との組み合わせ、又は、フレネルレンズを使用
せず単レンズ単独の使用による再結像光学系によって行
われてもよい。この場合には、結像性能の向上やレイア
ウト上の自由度が増すといった利点が見込まれる。更
に、上記再結像光学系の結像倍率を選択することによ
り、ファインダーの中間像面の大きさと測光素子近傍に
再結像した像の大きさとを変えることが可能になるた
め、測光素子の大きさも任意に選択することができる。
【0031】又、撮影画面の切換えに応じてファインダ
ー視野枠が変化する場合には、視野枠の変化に対応した
分割型の測光素子を用いるか、或は、視野枠が最も小さ
くなった範囲を測光素子上に結像させる方法によるか、
さもなければ、再結像光学系が結像倍率を変化させるこ
とを可能にする光学系を使用することにより、測光範囲
をファインダー視野枠や撮影画面の切換えに連動させて
変化させることも可能になる。又、測光用に分割された
光束が、更に反射部材等で光路を変換させて測光素子へ
入射させてもよい。これにより、カメラ等に配置する際
の自由度がより増加する。本発明における対物レンズ系
は、上記各実施例において示した変倍光学系に限られる
ことはなく、固定倍率の光学系でもよいことは云うまで
もない。又、上記各実施例では、像正立正像光学系とし
てプリズム部材を用いているが、ミラーを用いても差し
支えない。更に、本発明における光路分割手段は、上記
各実施例に示したハーフミラーの他、パターンミラー等
を用いることも可能である。
【0032】更に、光路分割手段としてのハーフミラー
は、単体部品であっても構わないが、各プリズムに被膜
として形成されることが好ましい。被膜の形成には、図
9に示すように光量を面積により分割する方法がある。
この場合には基材(ガラス,プラスチック等)の表面に
アルミニウムを数μmから0.1mm程度の網目状にコー
ティングするのが好ましく、反射する部分と透過する部
分の面積比によって全体的な反射率と透過率が設定され
る。又、図10及び図11に示すように光量的に反射と
透過の光量に分割する方法がある。この方法は、比較的
容易に実現でき且つ安価に製作することが可能である。
図10は、ガラス又はプラスチック基材の表面に半透過
薄膜HTをコーティングした場合を示しており、この半
透過薄膜としては、アルミニウム,クロム等の金属薄膜
を用いるのが一般的であるが、誘電体の多層膜として二
酸化珪素、フッ化マグネシウム等の薄膜を何層も組み合
わせるようにしてもよい。又、図11は偏光性半透過被
膜DHTをコーティングした場合を示しており、コーテ
ィングを変えることによって、p偏光成分とs偏光成分
を選択的に反射と透過に分割することが可能となる。
【0033】又、ファインダー光学系を構成する光学要
素(対物レンズ系,接眼レンズ系,正立正像系等)をど
のような硝材によって形成するかは、重要な問題であ
る。一般的に硝材として用いられるガラスやプラスチッ
ク材料(ポリカーボネイト樹脂,ポリオレフィン系樹脂
等)の多くは、短波長側で透過率が低下するという分光
特性を有しているからである。このような光学材料をフ
ァインダー光学系の光学要素に用いた場合には、観察者
がファインダーから観察する視界は、黄色く色付いてし
まう。この不具合を解決するために、従来は、短波長側
の透過率を増大させるか、長波長側の透過率を低下させ
るような分光特性を有する光学要素を新たにファインダ
ー光学系内に設け、各波長間での透過率の著しい格差を
なるべく無くするようにしていた。具体的には、フィル
ターを設けたり、既存の光学要素の光学面に表面コーテ
ィングを施すのが一般的である。しかし、ファインダー
光学系内に新たにフィルターを設けると、部品点数が増
えコスト高になると共に、コンパクト化のニーズにも逆
行してしまう。又、部品点数を増やさないために既存の
光学要素の光学面に表面コーティングを施すようにする
と、当該部品の加工コストが増大してしまうという問題
がある。しかし、このような問題点は、本発明における
光路分割手段としての反射面若しくは像を正立させるた
めの反射面のうち少なくとも一つの面のコーティング時
に、その分光特性を任意に設定することによって解決さ
れる。又、このような分光特性の設定によって、色付き
防止等のファインダー光学系、全体の分光特性を調整す
ることができるほか、これを上記光路分割手段に適用し
た場合には、測光光学系の分光特性をも調整することが
可能となり、測光素子の分光感度に合わせた分光特性を
設定することもできるようになる。
【0034】尚、本発明の構成は、以下のようにしても
よい。 (1) 上記対物レンズ系と上記接眼レンズ系との間
に、上記対物レンズ系によって形成された物体像を正立
正像させる複数の反射面を有する反射部材を設けた請求
項1又は3に記載の実像式ファインダー光学系。 (2) 上記反射部材の反射面が、対物レンズ系によっ
て形成された物体像を上下左右反転させるため4つの反
射面から成る請求項2又は上記(1)に記載の実像式フ
ァインダー光学系。 (3) 上記反射部材が屈折率(n)が1よりも大きい
(n>1)プリズム部材から成る請求項2,上記
(1),(2)の何れかに記載の実像式ファインダー光
学系。 (4) 上記反射部材の有する反射面のうち少なくとも
1つが平面反射鏡から成る請求項2,上記(1)乃至
(3)の何れかに記載の実像式ファインダー光学系。 (5) 上記反射部材が、夫々少なくとも1つの反射面
を有する複数のプリズム部材から成る請求項2,上記
(1)乃至(4)の何れかに記載の実像式ファインダー
光学系。 (6) 上記光路分割手段が、屈折率(n)が1よりも
大きい(n>1)プリズム面に、半透過薄膜を形成して
成る請求項1乃至3の何れか、又は上記(1)乃至
(5)の何れかに記載の実像式ファインダー光学系。 (7) 上記半透過薄膜が金属薄膜から成る上記(6)
に記載の実像式ファインダー光学系。 (8) 上記半透過薄膜が誘電体多層膜から成る上記
(6)に記載の実像式ファインダー光学系。 (9) 上記半透過薄膜が偏光性半透過薄膜から成る上
記(6)に記載の実像式ファインダー光学系。 (10) 上記対物レンズ系と、上記反射部材の最も物体
側の第1反射面との間に、上記光路分割手段が設けられ
た請求項2,上記(1)乃至(9)の何れかに記載の実
像式ファインダー光学系。 (11) 上記反射部材の最も物体側の第1反射面と、該
第1反射面よりもファインダー光路上接眼レンズ側に反
射面として隣接配置された第2反射面との間に上記光路
分割手段が設けられた請求項2,上記(1)乃至(9)
の何れかに記載の実像式ファインダー光学系。 (12) 上記反射部材のファインダー光路上物体側から
2番目の第2反射面と、同3番目の第3反射面との間に
上記光路分割手段が設けられた請求項2,上記(1)乃
至(9)の何れかに記載の実像式ファインダー光学系。 (13) 上記反射部材のファインダー光路上物体側から
3番目の第3反射面と、最も接眼レンズ側の第4反射面
との間に上記光路分割手段が設けられた請求項2,上記
(1)乃至(9)の何れかに記載の実像式ファインダー
光学系。 (14) 上記反射部材の最も接眼レンズ側の第4反射面
と、上記接眼レンズ系との間に、上記光路分割手段が設
けられた請求項2,上記(1)乃至(9)の何れかに記
載の実像式ファインダー光学系。 (15) 上記光路分割手段と上記測光手段との間に再結
像光学系を設けた請求項1乃至3の何れか、又は上記
(1)乃至(14)の何れかに記載の実像式ファインダ
ー光学系。 (16) 上記再結像光学系が、フレネルレンズから成る
上記(15)に記載の実像式ファインダー光学系。 (17) 上記再結像光学系がフレネルレンズと球面レン
ズとを含む上記(15)に記載の実像式ファインダー光
学系。 (18) 上記再結像光学系がフレネルレンズと非球面レ
ンズとを含む上記(15)に記載の実像式ファインダー
光学系。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明による測光機能を
有する実像式ファインダー光学系は、光路中に光路分割
手段を有し、前記分割手段は像正立のための反射面とは
別途に設けられ、当該分割手段を透過した光束を視野像
を形成するための光束として用い、当該分割手段を反射
した光束を測光用光束として用いたことを特徴とするこ
とにより、測光素子或いは測光光学系をカメラ等に配置
するときの自由度を増やしながらも、簡単な構成で光学
系の部品点数を最小限に抑えることができるという実用
上重要な利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一実施例の光学系の構成図であ
る。
【図2】図1に示した光学系の光軸方向に沿った展開図
である。
【図3】本発明による第二実施例の光学系の構成図であ
る。
【図4】本発明による第三実施例の光学系の構成図であ
る。
【図5】本発明による第四実施例の光学系の構成図であ
る。
【図6】本発明による第五実施例の光学系の構成図であ
る。
【図7】本発明を内蔵するカメラの一例を概念的に示し
た斜視図である。
【図8】図7の要部を断面的に示した説明図である。
【図9】本発明における光路分割手段の形成方法の一例
を説明するための説明図である。
【図10】図9に示した方法と異なる形成方法を説明す
るための説明図である。
【図11】図9及び図10に示した方法と異なる形成方
法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ系 2 接眼レンズ系 5 第一レンズ群 6 第二レンズ群 13 視野マスク 14 ルーペレンズ 15 ハーフミラー 16 フレネルレンズ 17 測光素子 18a 第一プリズム 18b 第二プリズム 18c 第三プリズム 19a 第一反射面 19b 第二反射面 19c 第三反射面 19d 第四反射面 20 反射部材 21 射出面 A カメラ B 撮影用光学系 C ファインダー光学系 F フィルム Lb 撮影用光路 LC ファインダー用光路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影用光学系によって形成される撮影用
    光路とは別にファインダー用光路を形成する実像式ファ
    インダー光学系において、 物体像を形成する対物レンズ系と、前記対物レンズ系に
    よって形成されるファインダー用光路を反射光路と透過
    光路とに分割する光路分割手段と、前記光路分割手段の
    反射側面又は透過側面の少なくとも一方の面に設けられ
    た屈折率(n)が1よりも大きい(n>1)プリズム手
    段と、前記反射光路上に設けられた測光手段と、前記透
    過光路上であって、前記光路分割手段及び前記プリズム
    手段の後段に設けられた接眼レンズ系とを備えているこ
    とを特徴とする実像式ファインダー光学系。
  2. 【請求項2】 撮影用光学系によって形成される撮影用
    光路とは別にファインダー用光路を形成する実像式ファ
    インダー光学系において、 物体像を形成する対物レンズ系と、前記対物レンズ系に
    よって形成される物体像を正立正像させる複数の反射面
    を有する反射手段と、前記反射手段を反射した光束から
    射出瞳を形成する接眼レンズ系と、前記対物レンズ系と
    前記接眼レンズ系との間に前記反射手段の有する反射面
    とは別に設けられ前記ファインダー用光路を反射光路と
    透過光路に分割し前記透過光路上に前記接眼レンズ系が
    設けられるようにした光路分割手段と、前記反射光路上
    に設けられた測光手段とを備えていることを特徴とする
    実像式ファインダー光学系。
  3. 【請求項3】 撮影用光学系によって形成される撮影用
    光路とは別にファインダー用光路を形成する実像式ファ
    インダー光学系において、 対物レンズ系と、接眼レンズ系と、前記対物レンズ系に
    よって形成される物体像近傍に設けられた視野枠と、前
    記対物レンズ系と前記接眼レンズ系との間に設けられ前
    記ファインダー用光路を反射光路と透過光路に分割する
    光路分割手段と、測光手段とを備え、前記透過光路上に
    は前記接眼レンズ系を、また前記反射光路上には前記測
    光手段を配置したことを特徴とする実像式ファインダー
    光学系。
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