JP3006226B2 - Ttl測光機能を有するファインダ光学系 - Google Patents

Ttl測光機能を有するファインダ光学系

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JP3006226B2
JP3006226B2 JP3289276A JP28927691A JP3006226B2 JP 3006226 B2 JP3006226 B2 JP 3006226B2 JP 3289276 A JP3289276 A JP 3289276A JP 28927691 A JP28927691 A JP 28927691A JP 3006226 B2 JP3006226 B2 JP 3006226B2
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宏太郎 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTTL(Through the len
s)測光機能を有するファインダ光学系に関するものであ
り、更に詳しくはトリミングシステムに適用可能な一眼
レフカメラ(SLR)用のファインダ光学系に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近カメラにおいてトリミングシステム
が提案されているが、このトリミングシステムは、図7
(a)に示すフィルム5の像形成領域B内の所定の範
囲、即ち一部の領域Aを特定する情報をフィルム5の乳
剤面の所定部分51に写し込んでおくことにより、プリ
ントの際に領域Aを引き延ばして同図(b)に示す印画
紙52の領域A’にプリントできるようにしたシステム
である。具体的にいえば、トリミングモード撮影のとき
トリミング情報がフィルム5の所定部分51に記録さ
れ、プリントの際には読み取り装置によって、この情報
が読み取られ、その情報に応じてプリント装置で拡大ズ
ーミングが行われるのである。このトリミング情報によ
る拡大ズーミングを「電子ズーム」又は「擬似ズ−ム」
といい、フィルムの対角線長に対する電子ズームによっ
て特定される領域の対角線長の比をトリミング倍率(E
Z)という。
【0003】ところで、トリミング撮影時にファインダ
光学系を介して見る被写体は、どの部分がトリミングさ
れるのか分からないと、撮影しにくい。これを解決する
ため、ファインダ光学系をリレー光学系等でトリミング
倍率に応じた分だけズーミングさせ、トリミングされる
部分がファインダの視野枠一杯に見えるようになすこと
が提案されている。
【0004】そして、このようなファインダ光学系を備
えたカメラのなかでもTTL測光機能が付加されたもの
としては、例えば、対物光学系の途中からファインダ光
学系に導かれた光のうちファインダ像には用いられない
光を用いて測光を行うもの,TTLリレー式ファインダ
においてリレー光学系中のハーフミラーで取り出された
ファインダ光の一部を用いて測光を行うもの等が知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
カメラにおいては、対物光学系の途中からファインダ用
の光や測光用の光を取り出す構成となっているので、撮
影レンズの交換可能なカメラとしては適用不可能であ
る。後者のカメラにおいては、測光用の光としてハーフ
ミラーで取り出されたファインダ光の一部を用いている
ため、その分ファインダ像が暗くなってしまう。また、
測光用の光量を少なくしてファインダ像を明るくしよう
とすると、測光誤差が大きくなり測光精度が低下してし
まう。
【0006】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、撮影レンズの交換を可能にしうるとともに、
ファインダ像を暗くすることなく高い精度のTTL測光
を行うことができるファインダ光学系を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のTTL測光機能を有するファインダ光学系
は、撮影レンズにより形成された1次像の2次像を変倍
可能なリレ−光学系により形成し、該2次像を接眼レン
ズを通して観察するファインダ光学系において、前記リ
レー光学系中のファインダ光軸から離れた位置で前記撮
影レンズを通った光の一部を取り込む測光光学系を設け
たことを特徴としている。
【0008】前記撮影レンズを本発明のファインダ光学
系に対して交換可能に構成することができる。
【0009】また、前記1次像が形成される1次像面に
前記撮影レンズからの光を拡散させる焦点板を配した
り、前記測光光学系を前記リレー光学系中の瞳位置の近
傍に配したりするのが好ましい。
【0010】
【作用】このような構成によると、ファインダ光軸から
離れた位置であって、好ましくはリレー光学系中の瞳位
置の近傍に配された測光光学系が、ファインダ像として
用いられない光、例えば1次像面に配された焦点板の拡
散光を取り込むことによりTTL測光を行うので、ファ
インダが暗くなることはないが、高出力で測光が行われ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1(a)は本発明を実施したカメラのファイン
ダ光学系の構成を示しており、同図において、1は撮影
レンズであり、通常カメラボディ4に対し着脱自在とな
っている。2は前記撮影レンズ1を通ってきた光を上方
のファインダ光学系3に向け導くメインミラーであり、
カメラボディ4内に設けられている。5はフィルムを示
している。6は撮影レンズ1からの光の一部をAF(焦
点検出)モジュール7に向けるAFサブミラーである。
【0012】ファインダ光学系3は撮影レンズ1により
1次像が形成される1次像面となる焦点板8と、両凸の
第1のコンデンサレンズ9と、このコンデンサレンズ9
からの光を前方に向ける第1ミラー10と、該第1ミラ
ー10からの光を上方に向ける第2ミラー11と、前記
焦点板8の1次像の縮小虚像を前記焦点板8よりも光の
下流側へ形成するための両凹のリレー系補助レンズ12
と、このリレー系補助レンズ12からの光を撮影レンズ
1の光軸と平行とし、且つ後方に向ける第3ミラー13
と、擬似ズームに用いられるズームリレーレンズ系14
と、このズームリレーレンズ系14からの光を下方へ向
ける第4ミラー15と、両凸の第2のコンデンサレンズ
16と、2次像が形成される2次像面の位置に配された
視野枠17と、視野枠17を通った光を撮影レンズ1の
光軸と平行で且つ後方に向くようになす第5ミラー18
と、像側に凹の負メニスカスレンズ及び両凸の正レンズ
より成る固定の接眼レンズ19と、から成っており、更
に、視野外にシャッタ速度や絞り値等を表示する所謂イ
ンファインダ表示のため表示用文字等を形成するLCD
(液晶表示素子)20、インファインダサブミラー2
1、インファインダプリズム22がそれぞれ図示の位置
に設けられている。尚、23は瞳位置を示している。
【0013】図1(b)は、リレー系補助レンズ12と第
3ミラー13との間に、リレー光学系中のファインダ光
学軸AXから横方向に離れた位置に、測光レンズ42及
び測光素子40から成る測光光学系を配置したもので、
図1(a)のZ−Z’付近を前方(被写体側)から見た図で
ある。
【0014】図1(a)において、撮影レンズ1を通った
光束はメインミラー2で上方に曲げられ焦点板8上で結
像する。焦点板8上の1次像面に1次像を形成した光束
はコンデンサレンズ9を介して第1ミラー10により前
方(被写体側)に曲げられ、更に第2ミラー11で上方
に曲げられ、リレー系補助レンズ12を通った後、第3
ミラー13により後方に曲げられる。次にズームリレー
レンズ系14を通って、第4ミラー15により下方に曲
げられ、コンデンサレンズ16を介して視野枠17上に
再結像する。この視野枠17上に2次像を形成した光束
は第5ミラー18によって後方に向けられ、接眼レンズ
19を介して瞳位置23に至る。尚、本実施例では、メ
インミラー2と第1〜第5ミラー10、11、13、1
5、18の合計6個のミラーを用いており、その数が偶
数であるためファインダ光学系として最終的に見える像
の倒立関係は変わらない。
【0015】ズームリレーレンズ系14は前後方向(撮
影レンズの光軸方向)に移動することによって、1次像
面から2次像面への共役長が一定のまま、1次像面から
2次像面への像倍率がトリミング倍率に合わせて変化す
るようになっている。本実施例では後でも述べるように
ズームリレーレンズ系14の像倍率は0.34(WID
E)〜0.578(TELE)まで変化する。視野枠1
7によって光束が規制されるため、WIDE時は撮影レ
ンズ1から実線の範囲で通過し、TELE時は破線の範
囲で通過する。これにより、WIDE時はフィルム5上
で実線の範囲が撮影域であることを示し、TELE時は
破線の範囲であることを示す。ズームリレーレンズ系1
4の倍率による撮影範囲の情報はフィルム5の適当な位
置(例えば図7に示す所定部分51)に撮影と同時に記
録され、プリント時にこの撮影範囲の引き延ばしを行う
ことでトリミング撮影による擬似的なズーム撮影を可能
にする。
【0016】図2は焦点板8以降を展開して描いたレン
ズ構成図であり、この図に従って本実施例のリレー光学
系(リレー系補助レンズ12+ズームリレーレンズ系1
4)の詳細を説明する。ここで、リレー系補助レンズ1
2は1枚の凹レンズから成っており、ズームリレーレン
ズ系14は物体側より順に両凸の正レンズから成る第1
群G1と、両凸の正レンズ及び像側に凹の負メニスカス
レンズから成る第2群G2とで構成されており、これら
の群はズーム時にWIDE端からTELE端へ矢印2
4、25に従って光軸上を動く。
【0017】リレー光学系全体の倍率はWIDE時で
0.34倍、TELE時で0.578倍と縮小光学系に
なっており、これによって1次像面より2次像面を小さ
くすることができ、且つ光路を狭くできる。また、従来
のファインダ光学系と同等の倍率にするのに接眼レンズ
19の焦点距離が短くなるので全体的にコンパクトに仕
上げることができる。リレー系補助レンズ12は1次像
面を縮小し、且つその像位置が瞳側に近づいた虚像を作
る。これによってズームリレーレンズ系14の実質的な
共役長を短くし、WIDE→TELEでの倍率を等倍近
傍で変化させることでズームによるズームリレーレンズ
系14の移動量を少なくすることができる。
【0018】例えば図3の(a)に示すように、ズーム
リレーレンズ系14がWIDE端で1次像面を0.34
倍の2次像面に縮小する光学系として設計される場合
に、本実施例の如く凹レンズより成るリレー系補助レン
ズ12を1次像面とズームリレーレンズ系14との間に
挿入すると、図3の(b)に示すように縮小された1次
像26が虚像として焦点板8(1次像面)よりも下流側
(瞳側)の点に形成される。そして、この縮小された1
次像26が約0.485倍であるとすると、ズームリレ
ーレンズ系14の倍率は約0.7倍でよい。
【0019】一方、同じ原理でTELE端での倍率0.
578を実現するのには、ズームリレーレンズ系は約
1.19倍の倍率でよいことになる。
【0020】よく知られているようにズームレンズ系は
その倍率が1を挟んで変化するように設計したときに、
ズーム移動量が最も少なくて済むので、上記のようにリ
レー系補助レンズ12を挿入することにより0.7(W
IDE)〜1.19(TELE)の倍率とすることがで
きるので、ズームリレーレンズ系14の移動量を少なく
することができ、その分、一層ファインダ光学系の前後
方向の寸法をコンパクトにできる。即ち、図1のように
リレー系補助レンズ12とズームリレ−レンズ系14の
間に第3ミラー13を配置することによってズームリレ
ーレンズ系14が一軸に並ぶ必要があるのは正、正、負
レンズの3枚だけであり、前後方向の長さは短くなる
が、更にこれらのレンズの移動量を少なくて済むように
しているため、レンズの移動スペースを考慮しても前後
方向に必要な長さが短くて済みコンパクトな構成が可能
となるのである。
【0021】前記リレー光学系で視野枠17の2次像面
に縮小形成された2次像は接眼レンズ19で拡大されて
観察されるが、このとき或る程度の拡大を確保するため
接眼レンズ19の倍率は高くなるため、その接眼レンズ
19の焦点距離は短くて済む。
【0022】次に、インファインダ表示光学系について
述べると、まず、LCD20からの表示光はインファイ
ンダサブミラー21で反射され、インファインダプリズ
ム22に入射する。インファインダプリズム22は入射
面に負のパワーを持つレンズになっており、これにより
LCD20を縮小した像を2次像面と光学的な距離が同
一になる位置に形成する。インファインダプリズム22
によって縮小されたLCD像は第5ミラー18の一部の
素通しになった部分を通り接眼レンズ19を通して視野
の下部に見える。
【0023】ここで、LCD20の縮小した像を作るの
は従来の一眼レフカメラの接眼レンズに比べて本実施例
の接眼レンズ19は焦点距離が1/3位であるため、従
来の一眼レフカメラ等に用いているLCDを縮小せずに
使うと約3倍くらい大きく見えてしまう。これでは視野
の大きさの制限等より多くの情報量を持たせることがで
きない。この場合LCD20のパターンをより細かくす
れば従来と同等の情報量を持たせることができるが、現
状の技術レベルでは困難であるので、従来の細かさのパ
ターンで多くの情報量を持たせるため本実施例ではイン
ファインダ表示光学系に縮小光学系を用いているのであ
る。
【0024】ところで撮影レンズ1は一般に交換式とな
っていて、種々の焦点距離のものがカメラボディ4に装
着される。また、仮に交換式になっていなくても、ズー
ム式の撮影レンズの場合は、焦点距離が異なるという点
では交換式レンズの場合と同じである。本実施例では、
このような撮影レンズを装着した場合においても、ファ
インダ光学系3の変倍に伴うファインダ像のケラレが生
じないようにしているので、以下この点について詳述す
る。
【0025】図5は撮影レンズ1から焦点板8までの光
学的な様子を示す。撮影レンズ1は交換可能であり、さ
まざまな焦点距離、FNO(エフナンバー)のものが装
着される。これらは異なった射出瞳を持っており、焦点
板8に至るレンズ光束の方向が異なっている。従来の一
眼レフカメラ(135フィルム)の撮影レンズは主に射
出瞳位置は焦点面から50mm〜100mm、FNOの
大きいものはFNO=4〜5.6程度である。図5に 射出瞳位置 D1=50mm、 FN1=4 射出瞳位置 D2=100mm、FN2=5.6 の射出瞳E1、E2を示す。焦点板8上で高さhの位置
において、どちらの射出瞳からも光束がくる範囲は斜線
部30であり、この光束のなす角をαとする。標準時
(WIDE)の最大高さhは135フィルムで約20m
mで、トリミング時(TELE)には、トリミング倍率
が最大で約1.7倍とすると、トリミング時の高さhは
11.8mmとなる。αはおよそ α≒(1/2FN2)+(1/2FN1)+{(1/D2)−(1/D1)}h =0.096(ラジアン)……(1) で表される。
【0026】この光束は焦点板8上のフレネルレンズ2
8によってファインダ光学系3を通して光が瞳に達する
ように曲げられる。フレネルレンズ28によって光束が
曲げられても光束の角度α(斜線部分31の光束のなす
角)はほとんど変化しない。実際の焦点板8はさらに拡
散面がついているが最近の焦点板はファインダ光学系の
明るさを向上させるため拡散性が低く、拡散による光束
幅の広がりは期待できない。
【0027】さて、本実施例ではファインダ光学系中の
ズームリレーレンズ系14の倍率が変わることによりフ
ァインダ光学系3の焦点距離が変化し、ファインダ倍率
を変化させるが、このときファインダ光学系3を通して
焦点板8側からみた瞳(即ち目を置いて観察する場所)
の虚像(以下ファインダ光学系3の入射瞳)の位置が変
化してしまう。
【0028】例えば上記焦点板8上のフレネルレンズ2
8でWIDE時にファインダ光学系入射瞳に向けたとし
てもズームでTELEにしたとき、ファインダ光学系の
入射瞳が動くことで光束からはずれると、結局瞳まで光
が届かないことになり、ファインダ像のケラレが生じ
る。ケラレが起こらないためにはWIDEからTELE
へ又はその逆へ変化しても図5のファインダ光学系3の
入射瞳許容域W内でのみ入射瞳が動けばよい。
【0029】ファインダ光学系の入射瞳位置INTは焦
点板8からファインダ光学系への前方主点位置までの距
離(焦点板から測って右側(瞳側)を正とする)をF、
瞳位置からファインダ光学系への後方主点位置までの距
離(瞳から測る)をBとすると、 INT=F+1/{(1/−B)−1/F}=F2/(F+B) ……(2) WIDE、TELEそれぞれに対して添字W、Tをつけ
ると、焦点板8上の高さhからWIDE、TELEのフ
ァインダ入射瞳へのなす角の差はおよそ α’=(h/INTW)−(h/INTT) =h{(FW+BW)/FW2−(FT+BT)/FT2} ……(3) となる。
【0030】これが撮影レンズ側によって決まっている
αに対し−α≦α’≦αであれば、ファインダ光学系の
入射瞳をファインダ入射瞳許容範囲Wに入れることがで
きる。トリミング倍率が1.7のとき、高さhはh=1
1.8であり、且つ上記(1)式よりα=0.096で
あるので、 (FW+BW)/FW2−(FT+BT)/FT2 ……(4) は、 −0.008≦(FW+BW)/FW2 −(FT+BT)/FT2≦0.008……(5) を充足すればよい。
【0031】上記条件式(5)の±0.008の値は擬
似ズームによる変倍比(トリミング倍率)、即ちWID
Eに対するTELEの倍率EZにより変化し、 ±(EZ×0.0107−0.01) ……(6) となる。即ち、(5)式はより一般的には、 −(EZ×0.0107−0.01)≦(FW+BW)/FW2 −(FT+BT)/FT2≦(EZ×0.0107−0.01)……(7) と表される。
【0032】(6)式の値はトリミング倍率EZの値で
下表のようになる。 EZ (2)式の値 1.4 ±0.005 1.7 ±0.008 2.0 ±0.011 (6)式はEZの値が大きくなると大きくなる(許容範
囲Wが広くなる)が、変倍のためのレンズの移動量等が
大きくなるのでファインダ入射瞳がより大きく動く可能
性があり設計は困難となる。
【0033】本実施例のようにリレー光学系を含むファ
インダ光学系の場合、(4)式の値は第2のコンデンサ
レンズ16のパワーを調整することで条件(7)の中に
入れることができる。リレー光学系の倍率をβW、βT
(共に負)、リレー光学系の部分パワーをφW、φT、
とすると、 EXT=(βW2−βT2)/(βW・φW−βT・φT) をリレー光学系の射出瞳位置(2次像面から測って)と
して、接眼系の入射瞳位置と共役関係に近くなるように
第2のコンデンサレンズ16のパワーを調節すれば、W
IDEとTELEでファインダ光学系全体の入射瞳が同
じとなり、(4)式の値は0に近づけることができる。
【0034】本実施例では FW=− 78.75 BW=+135.75 FT=− 43.40 BT=+ 64.14 (FW+BW)/FW2−(FT+BT)/FT2=−0.0018 となり、十分条件式内に入る。
【0035】従来ファインダ光学系の倍率を変倍する光
学系として特開昭57−74719号のようにペンタプ
リズムと接眼レンズとの間に拡大レンズを挿入するタイ
プが考えられているが、これは本発明のように擬似ズー
ムのため倍率を上げるのではなく、ファインダの中央部
のみを拡大して見るためのもので標準時をWIDE、拡
大時をTELEと考えて、上記(7)式の条件を満足す
るか否か計算してみると、例えばその公知例の実施例3
では拡大倍率1.538と本発明より低く(6)式の値
は±0.006となるが、 FT= 36.02 BT=−36.38 FW= 55.96 BW=−25.2 で (FW+BW)/FW2−(FT+BT)/FT2 =0.0101>+0.006 となり、条件(7)からはずれてしまう。このような光
学系を擬似ズームの変倍用として用いると拡大時に画面
の周辺でケラレがおこることになり、適当でない。
【0036】また特開平1−319723号、特開平1
−319724号及び特開平1−319725号はいず
れも従来のペンタプリズムを持つファインダ光学系で接
眼レンズの焦点距離を可変とするタイプであるが、すべ
て拡大倍率が1.2未満と小さいのにかかわらず、上記
条件式(7)に対しぎりぎりであり、同様の手法でより
変倍比を上げようとすると条件式(7)からはずれてし
まう。尚、擬似ズームとして1.2倍未満では仕上がり
の写真での拡大の効果は非常に少なく、効果が感じられ
るのは拡大の倍率が面積で約2倍、即ち変倍比が約1.
4倍以上は必要である。
【0037】これらの公知例の手法で、1.4倍以上の
変倍を持つ光学系は構成自体困難であるが、できたとし
てもファインダ入射瞳の移動が大きく、条件(7)から
はずれる。下表はこれらの公知例の計算結果(但し、い
ずれも各公知例の第1実施例について)を示している。 EZ (6)式の値 (4)式の値 H1−319723 1.10 ±0.0018 +0.0019 H1−319724 1.11 ±0.0019 +0.0015 H1−319725 1.17 ±0.0025 +0.0027 この表から分かるように、特開平1−319724号は
ぎりぎりで条件に入っているが、特開平1−31972
3号及び特開平1−319725号はいずれも条件から
外れている。
【0038】さて、本実施例の図1において、第1のコ
ンデンサレンズ9はこれがないと、前記のようにして設
計したときのファインダ入射瞳が短く(約50mm)な
るので、図5のように焦点板8上のフレネルレンズ28
のみによってファインダ光学系の入射瞳の方向に曲げて
やることができない。そこで、第1のコンデンサレンズ
9がフレネルレンズ28によって曲げた光束を更に曲げ
てやる役目を果たすために導入されている。第1のコン
デンサレンズ9をファインダ光学系に加えるとファイン
ダ光学系の入射瞳位置は約95mm(WIDE)〜11
0mm(TELE)となる。この入射瞳の位置は第2の
コンデンサレンズ16により条件式(7)を充足するよ
うに調整される。
【0039】次に、本実施例の具体的なレンズ構成デー
タを示す。但し、本実施例において、ri(i=1,2,3,...)
は図2に示すように物体側から数えてi番目の面の曲率
半径、di(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の軸上
面間隔を示し、Ni(i=1,2,3,...),νi(i=1,2,3,...)は物
体側から数えてi番目のレンズのd線に対する屈折率,ア
ッベ数を示す。また、Γは撮影レンズの焦点距離が50
mmのときのファインダ倍率(ファインダ光学系単独の
場合)を示し、各Γと,それに対する各可変間隔を併せ
て示す。
【0040】実施例中、曲率半径に*印を付した面は非
球面で構成された面であることを示し、非球面の面形状
を表わす後記数1の式で定義するものとする。尚、非球
面係数等も併せて示す。
【0041】数1の式中、 Y:光軸に垂直な方向の距離 X:距離Yでの光軸に平行な方向における非球面頂点から
の変位 C0:非球面頂点における曲率(=1/r,但し、r:曲率半
径) ε:2次曲面パラメータ Ai:i次の非球面係数 である。
【0042】 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1 フレネル d1 1.500 N1 1.4914 ν1 57.82 r2 拡散面 d2 0.500 r3 94.160 d3 4.300 N2 1.4914 ν2 57.82 r4 -199.144 d4 38.200 r5 -27.051 d5 1.000 N3 1.805 ν3 40.97 r6 818.000 d6 T5(可変) r7* 17.125 d7 4.000 N4 1.4914 ν4 57.82 r8 -28.243 d8 T7(可変) r9 13.433 d9 4.000 N5 1.4914 ν5 57.82 r10* -21.921 d10 0.500 r11 23.361 d11 1.300 N6 1.84666 ν6 23.82 r12 8.241 d12 T11(可変) r13 64.144 d13 3.000 N7 1.584 ν7 31 r14 -21.186 d14 0.500 r15 ∞(視野枠) d15 19.246 r16 25.394 d16 1.200 N8 1.7985 ν8 22.6 r17 18.761 d17 0.800 r18* 17.304 d18 4.500 N9 1.4914 ν9 57.82 r19 -17.365 d19 15.000 r20 ∞(瞳)
【0043】 [非球面] [ε] [A4] [A6] [A8] r7 -3.745 0 0 0 r10 -11.180 0 0 4.8E-09 r18 1.000 -8.5E-05 0 0
【0044】 [可変間隔] [Γ=0.72] [Γ=1.01] [Γ=1.23] T5 22.809 16.567 13.648 T7 1.000 3.082 1.003 T11 19.595 23.755 28.753
【0045】図4は、それぞれファインダ倍率(Γ)が
0.72(WIDE),1.01(MIDDLE)及び1.
23(TELE)のときの本実施例に対応する収差図であ
る。また、破線(T)と実線(S)はタンジェンシャル面と
サジタル面での非点収差をそれぞれ表わしている。尚、
TKは焦点面上の像高を表している。
【0046】前述したように、いくつかの交換レンズが
交換可能な場合、各撮影レンズの射出瞳の共通の光束
(図5中の斜線部)の中心線と光軸とが交わる位置に図5
の点線のような平均的な射出瞳があると考えることがで
きる。
【0047】図6(b)は、本実施例のリレー式ファイン
ダの瞳関係の説明のためにリレー光学系,接眼光学系を
省略した光学的な展開図を示している。図6(a)は、従
来のペンタプリズムを有するファインダのようにリレー
光学系を持たないファインダで同様に接眼光学系を省略
した光学的な展開図である。
【0048】図6(a)では、フレネルレンズ28によっ
て、平均的な射出瞳とファインダ入射瞳(目の瞳)が共役
関係にあり、図6(b)では、フレネルレンズ28とコン
デンサーレンズ32によって、平均的な射出瞳,ファイ
ンダ入射瞳,目の瞳が共役関係となる。
【0049】ここで、測光光学系の配置を考えると、S
LRの測光光学系は、撮影レンズからの光の通るファイ
ンダ光学系中に配置するTTL測光が一般的である。T
TL測光の手段として、先に述べたようにファインダ光
路中にハーフミラー等を介し、ファインダ光束の一部を
測光に用いる方法と、ファインダ光軸から外れた位置に
測光光学系を配置し、ファインダには用いない余分な光
を測光に用いる方法がある。前者の場合、測光に光を使
用する分だけファインダが暗くなり、特に最近のAF−
SLRカメラでは、AFにも光を使用するため、かなり
ファインダが暗くなってしまう。
【0050】図8は、従来のペンタプリズム51を有す
るSLRの測光光学系の配置を示している。同図中、5
0は測光素子、52は測光レンズ、53は瞳位置、57
はインファインダ系、58は焦点板、59は接眼レンズ
である。同図に示す従来のペンタプリズム51を有する
SLRでは、ペンタプリズム51の出口面にファインダ
光軸AXから外して、接眼レンズ59の上部又は横部に
測光光学系が配置されている。
【0051】前述した図6(a)は、図8に示す従来の測
光光学系S1の相対的配置を示している。θH',θC',
θL'は、焦点板8上の図に示した点PH,PC,PLからそれ
ぞれファインダ入射瞳に向かう光線と、S1の測光光学
系に向かう光線のなす角を示している。一方、図6(b)
は、本実施例のリレー光学系を含むファインダ中、ファ
インダ光軸AXから外れたある位置に測光光学系S2を
配置した図である。θH,θC,θLは、前記と同様にフ
ァインダ入射瞳に向かう光線とS2の測光光学系に向か
う光線のなす角である。
【0052】図6(a)及び図6(b)共、フレネルレンズ
28は、平均的な射出瞳からファインダ入射瞳に向かう
ようなパワーを持っているので、ファインダ光軸と離れ
た測光光学系S1,S2は焦点板上の拡散面で拡散した
一部の光を使うことになる。
【0053】最近のSLRは、前述したようにファイン
ダを明るく見せるため、焦点板8の拡散性が低くなって
おり、焦点板上のある点からファインダ入射瞳に向かう
光線と測光光学系に向かう光線のなす角が大きくなる
と、急激に測光光学系の照度が低くなり、また実際に装
着される撮影レンズの射出瞳位置によって照度が変動す
る測光誤差が大きく発生する。
【0054】図6(a)の測光光学系S1の場合、ファイ
ンダ入射瞳の位置と測光光学系S2が離れた位置にある
ため、θL'がθH'に対して相当大きく、PLからの光がPH
からの光に比べて強度が低く、焦点板上の位置によって
測光感度が異なるアンバランスな系で、また測光誤差も
大きい。
【0055】図6(b)の測光光学系S2の場合、ファイ
ンダ入射瞳の近くに測光光学系S2があり、焦点板上の
各点PH,PC,PLから測光光学系へのなす角θH,θC,θ
Lは、ほぼ一定で、感度ムラのない系が構成できる。ま
た、ファインダ入射瞳位置は、ファインダ光路が最も絞
られる所である。従って、ファインダ光路がケラレない
ように測光光学系S2を配置しても、ファインダ光軸に
最も近づくることができ、θH,θC,θLの絶対的な角
度もS1の場合のθH',θC',θL'に比べ、小さく高出
力で誤差の少ない光学系となる。
【0056】リレー光学系を持たない従来のSLRの場
合(図8)、ファインダ瞳位置の近くに測光光学系S2を
配置するということは、観察者の目の位置のすぐ横に測
光光学系S2を配置するということである。つまり、当
然カメラボディの外に位置させることになってしまうの
で、物理的に困難である。
【0057】リレー光学系を有する本実施例では、ボデ
ィ内に配したリレー光学系中にリレー系瞳位置が必ず存
在するので、このリレー光学系中のリレー系瞳位置近く
のファインダ光路外に測光光学系を配置でき、高出力で
誤差の少ない測光光学系が構成可能である。
【0058】本実施例の場合、リレー光学系の瞳位置は
第3ミラー13近傍にあるので、この付近に測光光学系
を配置するのがよい。つまり、この配置が電子ズーム可
能なSLR用のリレー式ズームファインダ光学系におい
て、TTL測光のための好ましい配置といえる。
【0059】
【数1】
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影レン
ズにより形成された1次像の2次像を変倍可能なリレ−
光学系により形成し、該2次像を接眼レンズを通して観
察するファインダ光学系において、前記リレー光学系中
のファインダ光軸から離れた位置で前記撮影レンズを通
った光の一部を取り込む測光光学系を設けることによっ
て、撮影レンズの交換を可能にしうるとともに、ファイ
ンダ像を暗くすることなく高い精度のTTL測光を行う
ことができるファインダ光学系を実現することができ
る。
【0061】前記1次像が形成される1次像面に前記撮
影レンズからの光を拡散させる焦点板を配することによ
って、より効果的に測光に必要な光を取り込むことがで
きるので、測光誤差をより小さく抑えることができる。
また、前記測光光学系を前記リレー光学系中の瞳位置の
近傍に配したりすることによって、感度ムラを小さく抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したファインダ光学系の構成を示
す図。
【図2】そのファインダ光学系の1次像以降を展開して
描いたレンズ構成図。
【図3】そのリレ−光学系部分を示す図。
【図4】図2のファインダ光学系の収差図。
【図5】本実施例においてリレ−光学系のズ−ミングに
よりファインダ像のケラレが生じない条件等について説
明するための図。
【図6】本実施例において測光光学系の配置により測光
誤差の少ない条件等について説明するための図。
【図7】トリミングカメラシステムを説明するための
図。
【図8】従来例のファインダ光学系の構成を示す図。
【符号の説明】
1 …撮影レンズ 2 …メインミラ− 3 …ファインダ光学系 4 …カメラボディ 5 …フィルム 8 …焦点板 9 …第1のコンデンサレンズ 10 …第1ミラ− 11 …第2ミラ− 12 …リレ−系補助レンズ 13 …第3ミラ− 14 …ズ−ムリレ−レンズ系 15 …第4ミラ− 16 …第2コンデンサレンズ 17 …視野枠 18 …第5ミラ− 19 …接眼レンズ 20 …LCD 21 …インファインダサブミラ− 22 …インファインダプリズム 23 …瞳位置 28 …フレネルレンズ 32 …コンデンサーレンズ 40 …測光素子 42 …測光レンズ 50 …測光素子 51 …ペンタプリズム 52 …測光レンズ 53 …瞳位置 57 …インファインダ系 58 …焦点板 59 …接眼レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 7/00 - 7/28 G03B 13/00 - 13/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズにより形成された1次像の2次
    像を変倍可能なリレ−光学系により形成し、該2次像を
    接眼レンズを通して観察するファインダ光学系におい
    て、 前記リレー光学系中のファインダ光軸から離れた位置で
    前記撮影レンズを通った光の一部を取り込む測光光学系
    を設けたことを特徴とするTTL測光機能を有するファ
    インダ光学系。
  2. 【請求項2】前記撮影レンズが交換可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のTTL測光機能を
    有するファインダ光学系。
  3. 【請求項3】前記1次像が形成される1次像面に前記撮
    影レンズからの光を拡散させる焦点板を配したことを特
    徴とする請求項1に記載のTTL測光機能を有するファ
    インダ光学系。
  4. 【請求項4】前記測光光学系が前記リレー光学系中の瞳
    位置の近傍に配されていることを特徴とする請求項1に
    記載のTTL測光機能を有するファインダ光学系。
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