JPH09258114A - ズームファインダー - Google Patents

ズームファインダー

Info

Publication number
JPH09258114A
JPH09258114A JP8093109A JP9310996A JPH09258114A JP H09258114 A JPH09258114 A JP H09258114A JP 8093109 A JP8093109 A JP 8093109A JP 9310996 A JP9310996 A JP 9310996A JP H09258114 A JPH09258114 A JP H09258114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eyepiece
lens
finder
reticle
eyepiece lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8093109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3681132B2 (ja
Inventor
Kazunori Ono
和則 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP09310996A priority Critical patent/JP3681132B2/ja
Publication of JPH09258114A publication Critical patent/JPH09258114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3681132B2 publication Critical patent/JP3681132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3枚構成の逆ガリレオタイプのズームファイ
ンダーにおいて、接眼レンズの両面の曲率半径の比、お
よび接眼レンズの物体側の面の曲率半径と接眼レンズの
中心厚の比を、各々所定の範囲に規定することにより、
小型で収差を良好とし得る安価なズームファインダーを
得る。さらに、接眼レンズの物体側の面をハーフコート
化することで視野枠表示を可能とする。 【構成】 正の屈折力を有する対物レンズL1 と、負の
屈折力を有する移動レンズL2 と、物体側に凹面を有
し、負の屈折力を有する接眼レンズL3′とからなり、
ズーミング時には移動レンズL2が光軸Xに沿って移動
することにより、全系の焦点距離fを変化させるように
している。また、レチクル16からの透過光束は、つば
部前面17から入射し、つば部の後側面18および前側
面19において内面反射され、さらに反射面14および
ハーフコート面13で内面反射され、接眼レンズL3
の後面の中央部分12からアイポイントE.P.方向に射
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチルカメラや電子
スチルカメラに搭載されるズームファインダーに関し、
特に小型のコンパクトカメラに好適なズームファインダ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年種々のズームレンズ付きカメラが開
発され、それに伴いズームファインダーも種々のタイプ
のものが知られている。さらに、最近では、カメラの小
型化促進の要求に応じて、それに搭載されるズームファ
インダーも狭いスペースで構成することが必要となって
きている。このため狭いスペースに収容し得る正立系の
実像式ズームファインダーが多用されているが、実像式
ファインダーは高価であり、カメラの低廉化という要求
にはそぐわない。そのため、安価で、狭いスペースに搭
載可能なズームファインダーが求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】安価なズームファイン
ダーとしては、従来、例えば特開平2-116811号公報に開
示された4枚レンズ構成のアルバタ式逆ガリレオズーム
ファインダーが広く知られている。このタイプのズーム
ファインダーは、視野枠表示系として固定のハーフレン
ズと、接眼レンズ近傍に配設した視野枠のレチクルとを
有し、これら両者を所定の距離だけ隔てて配置すること
が必要となるため、ファインダー全長が比較的長くなり
対物レンズも大型化することとなるので、コンパクトな
カメラに搭載するものとしては必ずしも適当ではない。
【0004】また特開昭63-158516号公報に記載された
技術、は本発明のものと同じ3枚レンズ構成であるが、
接眼レンズに45゜のハーフコート面を用いるためレン
ズ系全体がどうしても厚くなり、ファインダーが上記従
来技術と同様に大型化し、安価に製造することが困難で
ある。
【0005】また視野枠表示のないズームファインダー
としては、例えば特開昭61-160712号公報や特開昭61-16
7918号公報に開示されたものが知られている。これらの
ファインダーはいずれも移動レンズ群が2群必要であ
り、また、視野枠表示機能を付加しようとするとファイ
ンダー全長が長くなってカメラ全体が大型化してしま
う。本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、安
価な逆ガリレオタイプの構成としつつコンパクト化を図
り得るズームファインダーを提供することを目的とする
ものである。さらに、ファインダーの視野内に撮影視野
内外情報を良好に表示し得るズームファインダーを提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のズームファイン
ダーは、物体側から順に、正の屈折力を有する対物レン
ズと、光軸上で移動可能な負の屈折力を有する移動レン
ズと、物体側に凹面を有する接眼レンズを配列してなる
ズームファインダーにおいて、該接眼レンズの物体側の
面の近軸曲率半径をR5、眼側の面の近軸曲率半径をR6
とし、該接眼レンズの中心厚をd5としたとき、 (1)0.6<R5/R6<0.9 且つ、R5<0.0 (2)−1.8<d5/R5<−1.4 なる条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする
ものである。
【0007】また、前記接眼レンズの物体側の面の少な
くとも一部がハーフコート面とされ、かつ該接眼レンズ
の眼側の面の、ファインダー視野光束により決まるファ
インダー視野の有効寸法領域より外側に反射面が形成さ
れ、該接眼レンズの物体側に、撮影視野に関する視野内
外表示情報を表示するためのレチクルが配設され、該レ
チクル配設位置もしくはその近傍を通過した物体側から
の光により形成される該レチクルの像が、該接眼レンズ
により撮影視野領域の境界域を識別し得る位置に表示す
るのが好ましい。また、該接眼レンズの眼側の面に形成
された反射面は、光軸上に曲率の中心を有する球面また
は非球面で構成するのが好ましい。
【0008】また、該接眼レンズにおいて、該レチクル
配設位置もしくはその近傍を通過してから入射した光束
が内面反射される反射面を少なくとも2面以上設けるの
が好ましい。さらに、該レチクル配設位置もしくはその
近傍を通過した光束が入射する該接眼レンズの光入射
面、または該レチクルから該光入射面までの光路に配さ
れた光学部材の光入射面を、該レチクルの表示像を視度
補正するためのレンズ作用をなす曲面とするのが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。図1〜3には実施例1〜3に係
るコンパクトな3枚レンズ構成のズームファインダーが
示されている。すなわち、これらのファインダーは、物
体側より順に、正の屈折力を有する対物レンズL1 と、
負の屈折力を有する移動レンズL2 と、物体側に凹面を
有し、負の屈折力を有する接眼レンズL3とからなり、
ズーミング時には移動レンズL2が各図に示される移動
軌跡にしたがって光軸Xに沿って移動することにより、
ファインダー倍率を変化させるようにしている。
【0010】なお、光軸Xと平行にファインダーに入射
した平行光束はアイポイント位置E.P.に結像される。
また、いずれの実施例においても、対物レンズL1は、
物体側に強い曲率の面を有する両凸レンズであり、移動
レンズL2は、眼側に強い曲率の面を有する両凹レンズ
であり、接眼レンズL3は、物体側に強い曲率の凹面を
有するメニスカスレンズである。
【0011】また、該接眼レンズL3の物体側の面の近
軸曲率半径をR5、眼側の面の近軸曲率半径をR6とし、
該接眼レンズL3の中心厚をd5としたとき、 (1)0.6<R5/R6<0.9 且つ、R5<0.0 (2)−1.8<d5/R5<−1.4 なる条件式(1)、(2)を満足する。
【0012】このように、接眼レンズL3の物体側の面
を曲率の強い凹面として構成し、接眼レンズL3の前側
焦点位置をできるだけ接眼位置に近づけることにより、
正の対物レンズL1と負の移動レンズL2の合成焦点位置
までの距離を短くすることができ、移動レンズL2の広
角端側から望遠端側への移動量を小さくすることがで
き、ファインダー全体としてレンズ長を短いものとする
ことができる。
【0013】次に、上記条件式(1),(2)の技術的意義
について説明する。条件式(1)は、接眼レンズL3の、
物体側の面の近軸曲率半径R5と眼側の面の近軸曲率半
径R6との比R5/R6を規定するものである。
【0014】この条件式(1)の下限を下まわると屈折
力が強い正のメニスカスレンズとなるので、さらに小型
化が可能ではあるが、対物レンズL1と移動レンズL2
々の屈折力が強くなり、かつ接眼レンズL3の物体側の
面の曲率も強くなりすぎることとなる。これにより、フ
ァインダー系の性能、特に球面収差、像面湾曲、歪曲収
差がレンズ面の非球面化によっても補正できなくなる。
また、視野枠を表示するために接眼レンズL3の物体側
の面をハーフコート化する場合にも反射角度が大きくな
りすぎ、表示のための光束に対し、接眼レンズ光軸の垂
直平面上で拡散度が強くなりすぎて光束を制御すること
が困難となる。
【0015】一方、この条件式(1)の上限を上回る
と、接眼レンズL3の物体側の面の曲率半径が大きくな
りすぎて接眼レンズL3の前側焦点位置が物体側に離れ
た位置となり、この結果、接眼レンズL3と移動レンズ
2との間隔が大きくなり、ファインダー全体が大型化
するので好ましくない。また、接眼レンズL3の物体側
の面の曲率半径が大きくなりすぎ、視野枠表示系の光束
とファインダー系光束との距離が十分とれなくなり、視
野枠表示用のレチクル位置がファインダー光軸に接近し
すぎて表示系として成立しなくなる虞れがある。
【0016】次に、条件式(2)は、接眼レンズL3
物体側の面の近軸曲率半径R5と接眼レンズL3の中心厚
5との比d5/R5を規定するものである。この条件式
(2)の上限を上回ると、接眼レンズL3の中心厚が小
さくなったり接眼レンズL3の物体側面の曲率半径R5
負に大きくなったりして、その前側焦点位置が接眼レン
ズL3から遠くなり、該接眼レンズL3と移動レンズL2
との間隔が拡がってファインダー系全体が大きくなる。
また、物体側面の曲率半径R5が負に大きくなると球面
収差や像面湾曲が大きくなりファインダー性能が劣化す
る。
【0017】一方、条件式(2)の下限を下回ると、接
眼レンズL3の中心厚が大きくなり、収差補正上は好ま
しいが、対物レンズL1が径大化するのでR5を負に小さ
くしすぎると逆に収差が劣化する。このためファインダ
ー系が大型化しがちであり、コンパクト化の実現が難し
くなる。また、中心厚が大きくなると製造コストも上昇
し、好ましくない。
【0018】以下、各実施例をデータを用いて詳細に説
明する。 <実施例1>この実施例1にかかるズームファインダー
は、前述したように図1に示す如き構成とされており、
このズームファインダーの各レンズ面の曲率半径R(m
m)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔d
(mm)、各レンズのd線における、屈折率Nおよびアッ
ベ数νの値は表1に示すようになっている。なお表中の
数字は物体側からの順番を表すものである(表4、表
7、表10および表12において同じ)。また、表1中
のR値の右側に*が付された面は非球面とされており、
下記式(A)で表される非球面形状であることを意味す
るものである(表4、表7、表10および表12におい
て同じ)。
【0019】
【数1】
【0020】また、表2には、上式(A)に示される非球
面の各定数C,K,a2〜a5 の値を示す。さらに、表
3には、広角端(W)、中間(M)および望遠端(T)
の各位置における、ファインダー倍率および各レンズL
1、L2、L3の間隔d2、d4が示されている。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】また、上記表3の下段に示すように、R5/
6=0.8008、d5/R5=-1.5532に設定されており、上
式(1),(2)は全て満足されている。
【0025】<実施例2>この実施例2にかかるズーム
ファインダーは、前述したように図2に示す如き構成と
されており、このズームファインダーの各レンズ面の曲
率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の
空気間隔d(mm)、各レンズのd線における、屈折率N
およびアッベ数νの値は表4に示すようになっている。
また、表5には、上式(A)に示される非球面の各定数
C,K,a2〜a5 の値を示す。さらに、表6には、広
角端(W)、中間(M)および望遠端(T)の各位置に
おける、ファインダー倍率および各レンズL1、L2、L
3の間隔d2、d4が示されている。
【0026】
【表4】
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】
【0029】また、上記表6の下段に示すように、R5
/R6=0.7938、d5/R5=-1.5133に設定されており、
上式(1),(2)は全て満足されている。
【0030】<実施例3>この実施例3にかかるズーム
ファインダーは、前述したように図3に示す如き構成と
されており、このズームファインダーの各レンズ面の曲
率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の
空気間隔d(mm)、各レンズのd線における、屈折率N
およびアッベ数νの値を表7に示す。
【0031】また、表8には、上式(A)に示される非球
面式の各定数C,K,a2〜a5 の値を示す。さらに、
表9には、広角端(W)、中間(M)および望遠端
(T)の各位置における、ファインダー倍率および各レ
ンズL1、L2、L3 の間隔d2、d4が示されている。
【0032】
【表7】
【0033】
【表8】
【0034】
【表9】
【0035】また、上記表9の下段に示すように、R5
/R6=0.7955、d5/R5=-1.6899に設定されており、
上式(1),(2)は全て満足されている。また、図4〜図
6は上記実施例1のズームファインダーの、図7〜図9
は上記実施例2のズームファインダーの、図10〜図1
2は上記実施例3のズームファインダーの各々広角端、
中間および望遠端における諸収差(球面収差、像面湾曲
および歪曲収差)を示す収差図である。これらの収差図
から明らかなように、上述した各実施例のズームファイ
ンダーによれば、広角端から望遠端のいずれの位置にお
いても各収差の補正を良好なものとすることができる。
【0036】次に、実施例4〜6により、視野枠光学系
を付加したズームファインダーについて説明する。な
お、実施例4は上述した実施例1の光学系に視野枠表示
光学系を付加したものであって図13〜15に、実施例
5は上述した実施例2の光学系に視野内枠表示光学系を
付加したものであって図16および17に、実施例6は
上述した実施例3の光学系に視野枠表示光学系を付加し
たものであって図18〜20に各々示されている。これ
ら実施例4〜6のものでは、実施例1〜3における接眼
レンズL3が接眼レンズL3′に置き替えられている。
【0037】これらのズームファインダーの接眼レンズ
3′は以下の如き特徴を有している。すなわち、この
接眼レンズL3′の物体側の面の一部がハーフコート面
13、23、43とされ、かつ該接眼レンズL3′の眼
側の面の、ファインダー視野光束により決まるファイン
ダー視野有効寸法領域より外側に反射面14、24A、
24B、44が形成され、該接眼レンズL3′の物体側
に撮影視野枠を形成するためのレチクル16、26、4
6が配設され、該レチクル16、26、46の配設位置
もしくはその近傍を通過した物体側からの光により形成
される該レチクル16、26、46の像が、該接眼レン
ズL3′により、ファインダー視野中の撮影視野の境界
域に表示されるように構成されている。
【0038】すなわち、接眼レンズL3′の物体側の面
をハーフコート化することで光の内面反射を可能とし、
視野枠表示の光束をファインダー光軸外から取り込むこ
とを可能としている。このとき接眼レンズL3′の眼側
の面に反射面14、24A、24B、44を少なくとも
1面配設し、この反射面14、24A、24B、44で
反射させた物体側からの光束を該ハーフコート面13、
23、43に入射させる。接眼レンズL3′の眼側の面
に視野表示レチクルを配設するアルバタ式の構成も考え
られるが、この場合には接眼レンズL3′の物体側の面
の曲率が大きく、発散系となるので成立しない。
【0039】したがって、レチクル16、26、46は
接眼レンズL3′よりも物体側に配設し、接眼レンズ
3′の眼側の反射面14、24A、24B、44と上
記ハーフコート面13、23、43によりレチクルから
の光束を眼側に反射させる必要がある。また、上記反射
面14、24A、24B、44をファインダー視野光路
の外側に配設して、視野光束のけられを防止することが
必要となる。
【0040】また、レチクル16、26、46をファイ
ンダー系の対物レンズL1付近に配設することで、レチ
クル16、26、46の採光性を上げることができ、こ
れと同時に、レチクル16、26、46の像の、その後
の光学系による拡大率があまり大きくならないようにす
ることができる。この拡大率が大きくなりすぎると位置
決めの精度が悪くなり、またレチクル16、26、46
の線巾を細くしなければならずレチクル16、26、4
6の加工が困難となる。また、該接眼レンズL3′の眼
側の反射面14、24A、24B、44は、光軸上に曲
率の中心を有する球面または非球面で構成されている。
【0041】これは、視野枠表示光学系を効率よく構成
するための条件であり、球心をファインダー光軸X上に
配することで、この表示光学系の結像性能を良好とする
ことが容易となる。なお、この反射面14、24A、2
4B、44の曲率半径は、ファインダー系の、接眼レン
ズL3′の眼側の面と同じ曲率を有するようにする。ま
た、この反射面14、24A、24B、44の球心も、
ファインダー系の、接眼レンズL3′の眼側の面の球心
と同一位置に配されていてもよいが、この場合には、こ
の表示光学系の焦点距離が短くなりすぎてレチクル1
6、26、46の像の拡大率が大きくなりすぎるという
問題がある。また、適正な倍率にするためには、この反
射面14、24A、24B、44を接眼レンズL3′の
眼側の面よりも曲率半径の大きい面とするのが好まし
い。さらに、この反射面14、24A、24B、44を
非球面で構成すれば視野枠表示光学系の結像性能は良好
となる。
【0042】また、該接眼レンズL3′において、該レ
チクル16、26、46から入射した光束が内面反射さ
れる反射面14、24A、24B、44を少なくとも2
面以上有するようにする。この条件は、視野枠表示光学
系の焦点距離を長くして拡大率を小さくするために、接
眼レンズL3′の厚みを利用し、レンズ外周部分に反射
面14、24A、24B、44を配設して、光路上の距
離を確保するねらいがある。これによって、視野枠表示
レチクル16、26、46の像の拡大率が適度に抑制さ
れる。
【0043】また、上述した如く、接眼レンズL3′の
眼側の反射面14、24A、24B、44を、光軸上に
曲率の中心を有する球面もしくは非球面で構成すると、
このレチクル16、26、46の配設位置がファインダ
ー光軸Xに近づきすぎて移動レンズL2の動きの妨げに
なったり、ファインダー系光束内に位置してけられるこ
とになってしまう。このような事態を防止するため、フ
ァインダー光軸Xからレチクル位置が遠ざかるようこの
反射面14、24A、24B、44の少なくとも1面を
ファインダー光軸Xの垂直面から少し傾けて配設するこ
とが必要となる。また、接眼レンズL3′に反射面1
4、24A、24B、44を2面以上設けるようにする
と、接眼レンズL3′内で光路の距離をかせぐことがで
きるので、接眼レンズL3′からレチクル16、26、
46までの距離を短くすることができ、レチクル16、
26、46を物体側の対物レンズ付近に配設することが
できる。
【0044】また、該レチクル16、26、46からの
光束が入射する該接眼レンズL3′の光入射面、または
該レチクル16、26、46から該光入射面までの光路
に配された光学部材の光入射面を、該レチクル16、2
6、46の表示像を視度補正するためのレンズ作用をな
す曲面とする。
【0045】この条件は、視野枠表示光学系を眼で認識
できるようにするために視度を適正化する条件である。
この条件を有していないと、この表示光学系の結像位置
が対物レンズL1よりさらに物体側となってしまい好ま
しくない。この対物レンズL1を透過させることにより
この対物レンズL1の直前に位置せしめることは可能で
あるが、この場合には、視野光束内に入り込んで透過型
の視野枠表示レチクルとすることが困難となるので、結
局このレチクル16、26、46には色つきコートを施
されなければならず、表示の明るさを十分に確保するこ
とが難しくなる。
【0046】さらに、実施例3〜6のズームファインダ
ーでは上述した如き各特徴部分を備えた接眼レンズ
3′を一体的に形成しており、これにより光学部材の
組立精度や部品点数が増加するのを防止し、しかも構成
の複雑化を防止することで、ズームファインダーを安価
にかつ高精度で製造できるようにしている。なお、この
ような特徴を有する実施例3〜6のズームファインダー
によれば、ファインダー倍率を0.38〜0.65程度
で、ズーム比を1.8倍程度とすることができた。ま
た、3枚構成のズームファインダーをレンズ長25mm程
度の固定ファインダー並のサイズに形成することがで
き、しかも視野枠表示機能を持たせることを可能として
いる。
【0047】特に視野枠表示については、アルバタ式の
ファインダーでは困難であったライカサイズとパノラマ
サイズとの視野枠切換等を容易に行うことができる。ま
た、本実施例では対物レンズL1を1枚のレンズで構成
しているが、これを分割した2枚のレンズで構成すれ
ば、ファインダーはやや大型化するものの、さらにズー
ム比を大きくでき、また性能面での向上を図ることも可
能となる。
【0048】以下、実施例4〜6の各々についてさらに
詳しく説明する。 <実施例4>図13は、本実施例において用いられる視
野枠表示機能を有する接眼レンズL3′を示す概略断面
図である。この接眼レンズL3′に対し、光源Oからの
発散光束は、前面の外周部分(平面)15に入射し、後
面の外周部分に形成された反射面(光束に対し凹面)1
4で内面反射され、前面の中央部分に形成されたハーフ
コート面(光束に対し凸面)13で内面反射され、後面
の中央部分(外に凸面)12から外部に射出され、平行
光束となってアイポイントE.P.に入射する。なお、本
来のファインダー光学系の光束は光軸Xに沿って接眼レ
ンズL3′の前面の中央部分に形成されたハーフコート
面13に入射し、このハーフコート面13を透過した光
束は後面の中央部分12から外部に射出され、上記視野
枠表示用の光束と重ね合わされてアイポイントE.P.に
入射する。
【0049】この接眼レンズL3′の視野枠表示系の光
軸上の各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心
厚および各レンズ間の空気間隔d(mm)、各レンズのd
線における、屈折率Nおよびアッベ数νの値は表10に
示すようになっている。なお、表10の下段にはこの視
野枠表示系の焦点距離f′およびバックフォーカスl′
が示されている。また、表11には、前述した非球面式
(A)に示される非球面の各定数C,K,a2〜a5 の値
を示す。
【0050】
【表10】
【0051】
【表11】
【0052】また、図14は上記実施例4のズームファ
インダーに係る接眼レンズL3′の視野枠表示系の諸収
差(球面収差、像面湾曲および歪曲収差)を示す収差図
である。なお、図14に示す球面収差図は、実際には中
心光束がカットされたものとなる。これらの収差図から
明らかなようにこの接眼レンズL3′の視野枠表示系に
よれば諸収差を良好なものとすることができる。
【0053】さらに、図15は上述した実施例1の構成
において、接眼レンズL3を図13に示す接眼レンズ
3′に代えたファインダー光学系(望遠端)を示すも
のである。ただし、この図15に示す接眼レンズL3
は、前面の外周部に、光軸Xから離れた位置に配された
レチクル(中抜きとされている;以下同じ)16からの
光束を内面反射により接眼レンズL3′の中央部分に導
くためのつば部を付加している。
【0054】したがって、レチクル16からの透過光束
はつば部前面17から入射し、つば部の後側面18およ
び前側面19において内面反射され、さらに反射面14
およびハーフコート面13で内面反射され、接眼レンズ
3′の後面の中央部分12からアイポイントE.P.方
向に射出される。なお、実際には、レチクル16は視野
枠の4角に対応して4個設けられており、この接眼レン
ズL3′は、これら4個のレチクル16を透過した各光
束を各々アイポイントE.P.に導くものであるが、図1
5においては1個のレチクル16の透過光に対しての光
路のみが代表して描かれている(後述する図16および
図20において同じ)。
【0055】<実施例5>図16は、本実施例のズーム
ファインダーを示す側面図(A)および平面図(B)で
あり、上述した実施例2のズームファインダー(広角
端)において、接眼レンズL3を接眼レンズL3′に代え
て構成した光学系を示している。また、図17は、本実
施例のズームファインダーで用いられる接眼レンズ
3′の前面(物体側の面)を示す斜視図(A)および
後面(眼側の面)を示す斜視図(B)である。
【0056】図16および17に示すように、レチクル
26を透過した光束は、接眼レンズL3′の前面(平
面)27に入射し、後面に形成された反射面(平面)2
4Aで反射され、さらに、後面の外周部の反射面(平
面)24Bで反射され、この後上記前面(平面)27お
よび後面の反射面(曲面)24Aで反射され、前面中央
穴の内部に形成されたハーフコート面(曲面)23で反
射され、後面の中央部(曲面)22から射出される。な
お、反射面24Aおよび反射面24Bはアルミコーティ
ング(蒸着)により形成されている。
【0057】また、上記入射面27および反射面24B
は各々4面ずつ形成され、また、接眼レンズL3′全体
としても上下、左右共に対称形をなす4分割形状とされ
ており、4個配されたレチクル26からの光束の各々に
対応するように形成されている。なお、前面側の中央穴
近傍の角部分には切り欠き31が設けられており、本来
のファインダー系の光束にけられが生じないようにして
いる。
【0058】<実施例6>図18は、本実施例において
用いられる視野枠表示機能を有する接眼レンズL3′を
示す概略断面図である。光源Oからの発散光束は、この
接眼レンズL3′のつば部前面(平面)45に入射し、
つば部の内面において2回反射し、さらに、レンズ後面
の外周部分に形成された反射面(光束に対し凹面)44
で内面反射され、レンズ前面の中央部分に形成されたハ
ーフコート面(光束に対し凸面)43で内面反射され、
レンズ後面の中央部分(外に凸面)から外部に射出さ
れ、平行光束となってアイポイントE.P.に入射する。
なお、本来のファインダー光学系の光束は光軸Xに沿っ
て接眼レンズL3′の前面の中央部分に形成されたハー
フコート面43に入射し、このハーフコート面43で反
射された光束は後面の中央部分42から外部に射出さ
れ、上記視野枠表示用の光束と重ね合わされてアイポイ
ントE.P.に入射する。
【0059】この接眼レンズL3′の視野枠表示系の光
軸上における各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズ
の中心厚および各レンズ間の空気間隔d(mm)、各レン
ズのd線における、屈折率Nおよびアッベ数νの値は表
12に示すようになっている。なお、表12の下段には
この視野枠表示系の焦点距離f′およびバックフォーカ
スl′が示されている。また、表13には、前述した非
球面式(A)に示される非球面の各定数C,K,a2〜a
5 の値を示す。
【0060】
【表12】
【0061】
【表13】
【0062】また、図19は上記実施例6の接眼レンズ
3′の視野枠表示系の諸収差(球面収差、像面湾曲お
よび歪曲収差)を示す収差図である。なお、図19に示
す球面収差図は、実際には中心光束がカットされたもの
となる。これらの収差図から明らかなようにこの接眼レ
ンズL3′の視野枠表示系によれば諸収差を良好なもの
とすることができる。
【0063】さらに、図20は上述した実施例3の構成
において、接眼レンズL3を図18に示す接眼レンズ
3′に代えたファインダー光学系(望遠端)を示すも
のである。なお、図18にも示されているように、この
図20に示す接眼レンズL3′は、前面の外周部に、光
軸Xから離れた位置に配されたレチクル46からの光束
を内面反射により接眼レンズL3′の中央部分に導くた
めのつば部を付加している。
【0064】したがって、レチクル46からの透過光束
はつば部前面47から入射し、つば部の後側面48およ
び前側面49において内面反射され、さらに反射面44
およびハーフコート面43で反射され、接眼レンズ
3′の後面の中央部分42から射出される。なお、本
発明のズームファインダーとしては上記実施例のものに
限られるものではなく、例えば各レンズ群を構成するレ
ンズの形状、および非球面レンズやプラスチックレンズ
の枚数は適宜選択し得る。
【0065】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のズームファ
インダーによれば、正の対物レンズ、負の移動レンズお
よび物体側に凹面を有する接眼レンズよりなる3枚構成
の逆ガリレオタイプのズームファインダーにおいて、接
眼レンズの両面の曲率半径の比、および接眼レンズの焦
点距離と接眼レンズの中心厚の比を、ファインダー系の
小型化を図りつつ諸収差の補正を良好なものとし得る範
囲に設定している。これにより、コンパクトで諸収差を
良好とし得る安価なズームファインダーを得ることがで
きる。また、上記接眼レンズのファインダー光束領域の
外部表面に反射面を設け、ファインダー系の光軸から離
れた位置に配した、視野内外情報表示用のレチクルから
の光束がこの接眼レンズ内に入射した後、該反射面で内
面反射されて、ファインダー光束の光軸方向に導かれる
ように構成することで、視野内外情報をファインダー視
野内に良好に表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るズームファインダー基
本構成を示す概略図
【図2】本発明の実施例2に係るズームファインダー基
本構成を示す概略図
【図3】本発明の実施例3に係るズームファインダー基
本構成を示す概略図
【図4】実施例1に係るズームファインダーの広角端に
おける収差図
【図5】実施例1に係るズームファインダーの中間にお
ける収差図
【図6】実施例1に係るズームファインダーの望遠端に
おける収差図
【図7】実施例2に係るズームファインダーの広角端に
おける収差図
【図8】実施例2に係るズームファインダーの中間にお
ける収差図
【図9】実施例2に係るズームファインダーの望遠端に
おける収差図
【図10】実施例3に係るズームファインダーの広角端
における収差図
【図11】実施例3に係るズームファインダーの中間に
おける収差図
【図12】実施例3に係るズームファインダーの望遠端
における収差図
【図13】実施例4に係るズームファインダーのうち接
眼レンズを示す概略断面図
【図14】図13に示す接眼レンズの視野枠表示系の収
差図
【図15】実施例4に係るズームファインダー基本構成
を示す概略図
【図16】実施例5に係るズームファインダー基本構成
を示す概略図
【図17】図16に示す接眼レンズの外部形状を示す斜
視図
【図18】実施例6に係るズームファインダーのうち接
眼レンズを示す概略断面図
【図19】図18に示す接眼レンズの視野枠表示系の収
差図
【図20】実施例6に係るズームファインダー基本構成
を示す概略図
【符号の説明】
1 対物レンズ L2 移動レンズ L3 、L3′ 接眼レンズ R1〜R6 レンズ面の曲率半径 d1〜d6 レンズ面間隔(レンズ厚) X 光軸 E.P. アイポイント 13、23、43 ハーフコート面 14、24A、24B、44 反射面 16、26、46 レチクル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
    物レンズと、光軸上で移動可能な負の屈折力を有する移
    動レンズと、物体側に凹面を有する接眼レンズを配列し
    てなるズームファインダーにおいて、 該接眼レンズの物体側の面の近軸曲率半径をR5、眼側
    の面の近軸曲率半径をR6とし、該接眼レンズの中心厚
    をd5とし、該接眼レンズの焦点距離をf3としたとき、 (1)0.6<R5/R6<0.9 且つ、R5<0.0 (2)−1.8<d5/R5<−1.4 なる条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする
    ズームファインダー。
  2. 【請求項2】 前記接眼レンズの物体側の面がハーフコ
    ート面とされ、かつ該接眼レンズの眼側の面において、
    ファインダー視野光束により決まるファインダー視野の
    有効寸法領域より外側に反射面が形成され、 該接眼レンズの物体側に、撮影視野に関する視野内外表
    示情報を表示するためのレチクルが配設され、該レチク
    ル配設位置もしくはその近傍を通過した物体側からの光
    により形成される該レチクルの像が、該接眼レンズによ
    り撮影視野領域の境界域を識別し得る位置に表示されて
    なることを特徴とする請求項1記載のズームファインダ
    ー。
  3. 【請求項3】 該接眼レンズの眼側の面に形成された反
    射面は、光軸上に曲率の中心を有する球面または非球面
    で構成されてなることを特徴とする請求項2記載のズー
    ムファインダー。
  4. 【請求項4】 該接眼レンズにおいて、該レチクル配設
    位置もしくはその近傍を通過して入射した光束が内面反
    射される反射面を少なくとも2面以上有してなることを
    特徴とする請求項2もしくは3記載のズームファインダ
    ー。
  5. 【請求項5】 該レチクル配設位置もしくはその近傍を
    通過した光束が入射する該接眼レンズの光入射面、また
    は該レチクルから該光入射面までの光路に配された光学
    部材の光入射面を、該レチクルの表示像を視度補正する
    ためのレンズ作用をなす曲面としたことを特徴とする請
    求項2〜4のうちいずれか1項記載のズームファインダ
    ー。
JP09310996A 1996-03-22 1996-03-22 ズームファインダー Expired - Fee Related JP3681132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09310996A JP3681132B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 ズームファインダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09310996A JP3681132B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 ズームファインダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09258114A true JPH09258114A (ja) 1997-10-03
JP3681132B2 JP3681132B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=14073366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09310996A Expired - Fee Related JP3681132B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 ズームファインダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3681132B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100691187B1 (ko) * 2005-07-12 2007-03-09 삼성전기주식회사 비구면 렌즈를 이용한 초소형 광학계
CN102937741A (zh) * 2012-06-11 2013-02-20 浙江舜宇光学有限公司 微型镜头
JP2021033024A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 学校法人 芝浦工業大学 ガリレオ式広角中心窩望遠鏡

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023541982A (ja) * 2020-09-19 2023-10-04 華為技術有限公司 光学装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100691187B1 (ko) * 2005-07-12 2007-03-09 삼성전기주식회사 비구면 렌즈를 이용한 초소형 광학계
CN102937741A (zh) * 2012-06-11 2013-02-20 浙江舜宇光学有限公司 微型镜头
WO2013185431A1 (zh) * 2012-06-11 2013-12-19 浙江舜宇光学有限公司 微型镜头
JP2021033024A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 学校法人 芝浦工業大学 ガリレオ式広角中心窩望遠鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP3681132B2 (ja) 2005-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3387524B2 (ja) 変倍ファインダ光学系
JPH0658454B2 (ja) 変倍フアインダ−
JPH11237562A (ja) 一眼レフレックス方式のデジタルカメラ用ファインダー
JP3064337B2 (ja) 実像式変倍ファインダー光学系
US6262852B1 (en) Real image mode finder and camera using the same
JPH075360A (ja) 実像式変倍ファインダー
JP3805390B2 (ja) 実像式変倍ファインダー光学系
JPH1031155A (ja) ズームレンズ
JPH0693072B2 (ja) ズ−ムフアインダ−
EP0611976B1 (en) Keplerian zoom finder optical system
JPH0727972A (ja) 実像式ファインダ
JP3681132B2 (ja) ズームファインダー
JPH06308387A (ja) ズームレンズ
JPH09211547A (ja) 実像式ズームファインダ
JP2899017B2 (ja) 実像式の変倍フアインダー
JPH034217A (ja) 実像式変倍ファインダー
JP2958124B2 (ja) 実像式変倍ファインダー光学系
JP4217306B2 (ja) 変倍ファインダー
JP2001264630A (ja) 実像式ズームファインダ
US5552931A (en) Finder optical system
US5495365A (en) Finder optical system
US6865032B2 (en) Real image type finder optical system, and imaging system comprising the same
JP3300665B2 (ja) 実像式ファインダ光学系
JPH0486733A (ja) 変倍ファインダー光学系
JPH06102454A (ja) 実像式ズームファインダー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees