JPH07173912A - 張出し屋根の防水構造 - Google Patents

張出し屋根の防水構造

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JPH07173912A
JPH07173912A JP31969193A JP31969193A JPH07173912A JP H07173912 A JPH07173912 A JP H07173912A JP 31969193 A JP31969193 A JP 31969193A JP 31969193 A JP31969193 A JP 31969193A JP H07173912 A JPH07173912 A JP H07173912A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外壁材の切削作業を軽減あるいは不要にで
き、容易に設置することができる張出し屋根の防水構造
の提供。 【構成】 建物の外壁面11と、この外壁面11から張
り出して配置された張出し屋根12の屋根面14または
その延長面との交差位置15の下側に、樋40を設けて
外壁面11と張出し屋根12との間の防水処理を行っ
た。これにより、雨水等が交差位置15から外壁面11
と張出し屋根12との間の隙間に侵入した場合には、樋
40によりこの雨水等を集めることができるようにな
り、従来において複雑な構造の防水処理を施していた交
差位置15には、簡易な構造の防水処理を施しておくだ
けで樋40の排水機能と合わせて充分な防水性能が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外壁面から張り
出して配置された張出し屋根の防水構造に関し、玄関
庇、勝手口庇、窓庇等の張出し屋根の雨仕舞い処理に利
用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、建物の外壁面には、玄関、勝手
口、窓、テラス・ポーチ等の上側に設けられる庇などの
ように、外壁面から張り出して配置される張出し屋根が
形成されている。このような張出し屋根の屋根面と外壁
面との交差位置には、通常、雨仕舞いのための防水処理
が施されている。そして、この部分の防水構造は、外壁
面を形成する外壁材の交差位置の近傍部分を現場あるい
は工場で切削し、この切削した部分に水切り材の設置や
シーリング材の充填等を行った構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た防水構造では、現場あるいは工場で比較的大規模な切
削作業を行わなければならないので、手間がかかるとい
う問題があった。特に、外壁材が表面に凹凸模様を有す
る軽量気泡コンクリートである場合には、防水処理を施
すために、より深く、かつ大きな切削部が必要となるの
で、切削量が増大して切削作業に非常に手間がかかる、
あるいは強度上の点から薄い外壁材を用いることができ
ないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、外壁材の切削作業を軽減
あるいは不要にでき、容易に設置することができる張出
し屋根の防水構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、通常の防水処
理を施す位置の下側に樋を設けて前記目的を達成しよう
とするものである。具体的には、本発明の第一発明に係
る張出し屋根の防水構造は、建物の外壁面と、この外壁
面から張り出して配置された張出し屋根の屋根面または
その延長面との交差位置の下側に、樋が設けられている
ことを特徴とする。また、本発明の第二発明に係る張出
し屋根の防水構造は、前記交差位置にシーリング材を用
いた防水処理が施されていることを特徴とする。
【0006】さらに、本発明の第三発明に係る張出し屋
根の防水構造は、前記樋の一部が、前記外壁面の表面位
置よりも室内側に挿入配置されていることを特徴とす
る。また、本発明の第四発明に係る張出し屋根の防水構
造は、前記交差位置と前記樋との間に、前記樋に雨水等
を案内する水案内部材が設けられていることを特徴とす
る。そして、本発明の第五発明に係る張出し屋根の防水
構造は、前記樋が第一の樋とされ、前記張出し屋根の外
周端縁に第二の樋が設けられ、これらの第一の樋と第二
の樋とは導水管により連通されていることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】このような本発明においては、建物の外壁面
と、この外壁面から張り出して配置された張出し屋根の
屋根面またはその延長面との交差位置の下側に、樋を設
けることにより、外壁面と張出し屋根との間の防水処理
を行う。このような防水構造では、交差位置から外壁面
と張出し屋根との間の隙間に雨水等が入り込んだ場合に
は、雨水等は交差位置の下側に設けられた樋に集められ
てこの樋から排水される。
【0008】従って、従来において比較的大規模な切削
作業等を含む完全な防水処理を行っていた交差位置に
は、従来のような複雑な防水構造を形成する必要はなく
なり、簡易な構造の防水処理を施しておけば、下側に設
けられた樋と合わせ、全体として充分な防水効果が得ら
れる。このため、交差位置での外壁材の切削作業は、従
来に比べて軽減されるか、あるいは不要になる。特に、
外壁材が表面に凹凸模様を有する軽量気泡コンクリート
である場合には、大幅な切削量の低減が可能となるた
め、この切削作業の軽減効果は顕著なものとなり、これ
らにより前記目的が達成される。
【0009】また、交差位置にシーリング材を用いた防
水処理を施した場合には、交差位置の下側に設けられた
樋による排水機能と合わせ、より確実な防水性能が得ら
れる。さらに、樋の一部を、外壁面の表面位置よりも室
内側に挿入配置した場合には、交差位置から外壁面と張
出し屋根との間の隙間に入り込んで外壁面に沿って流れ
てきた雨水等は、樋の内部に確実に導かれて排水され
る。そして、交差位置と樋との間に雨水等を案内する水
案内部材を設けた場合には、交差位置から外壁面と張出
し屋根との間の隙間に入り込んだ雨水等は、この水案内
部材により樋の内部に確実に導かれて排水される。ま
た、交差位置の下側に設けられた樋(第一の樋)に加
え、張出し屋根の外周端縁に第二の樋を設け、これらの
第一の樋と第二の樋とを導水管により連通した場合に
は、第一の樋および第二の樋に集まった雨水等を、まと
めて外部に排水することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例に係る張出し屋根の防水構
造を適用した建物10が示されている。建物10は、そ
の外壁面11から外側に張り出した張出し屋根である玄
関庇12を備えており、玄関庇12の下側は玄関13と
なっている。玄関庇12と外壁面11との間には、玄関
庇12の屋根面(上面)14と外壁面11との交差位置
15からこの交差位置15の下側部分にかけて防水処理
が施されている。
【0011】図2には、玄関庇12と外壁面11との間
に設けられた防水構造の詳細断面(図1中X方向から見
た断面)が示されている。外壁面11は、表面に凹凸模
様を有する軽量気泡コンクリート製の外壁材17により
形成されており、外壁面11に沿った図2中の点線は、
凹凸模様の凹部分である格子状の溝16を示している。
【0012】交差位置15には、次のような簡易な構造
の防水処理が施されている。玄関庇12の上面部分は、
束21で所定の勾配となるように支持されたフレーム2
2と、このフレーム22の上側に配置された合板23
と、合板23の上側に配置された防水シート24と、防
水シート24の上側に配置されて屋根面14を形成する
屋根材25とにより構成されている。
【0013】屋根材25の外壁面11側の端部の上に
は、受桟26が設けられ、この受桟26を覆うように防
水シート27を介して雨押え材28が取付けられてい
る。この雨押え材28は、鋭角に屈折した断面形状を有
しており、屋根面14に沿って配置されて外部に露出す
る露出部28Aと、外壁面11に沿って配置されて玄関
庇12と外壁面11との間に挿入される挿入部28Bと
を備えている。
【0014】また、雨押え材28の内側(玄関庇12
側)には、捨て水切り材29が設けられている。この捨
て水切り材29は、屈折した断面形状を有し、屋根面1
4に沿って配置されて合板23と防水シート24との間
に挟み込まれた挟持部29Aと、雨押え材28の挿入部
28Bと平行に配置され、つまり外壁面11に沿って配
置されて鉛直方向に垂れ下がる垂下部29Bとを備えて
いる。
【0015】雨押え材28の挿入部28Bと外壁面11
との間の隙間(凹凸模様の凹部分である溝16の部分を
含む)には、固形状のシーリング材30と、このシーリ
ング材30の上に注入充填されたシーリング材31とが
設けられている。シーリング材30としては、エプトシ
ーラー等を用いることができ、シーリング材31として
は、充填時に流動性を有し、乾燥させると固まるウレタ
ンシーリング等を用いることができる。
【0016】交差位置15の下側の位置には、第一の樋
である樋40が設けられている。この樋40は、上方が
開放された略コの字状の断面形状を有する水受部40A
と、外壁材17の下端部の下側に配置されて水受部40
Aを支持する支持部40Bとを備えている。支持部40
の室内側(図2中右側)の端部は、溝16の底面位置よ
りもさらに室内側に位置するように挿入配置されてお
り、この支持部40の端部には、水返し用突起40Cが
形成されている。
【0017】樋40の支持部40Bと外壁材17の下端
面18との間には、固形状のシーリング材42と、この
シーリング材42の外側(玄関庇12側)に注入充填さ
れたシーリング材43とが設けられている。これらのシ
ーリング材42,43には、それぞれ前述のシーリング
材30,31と同様な材料を用いることができる。
【0018】樋40の水受部40Aの上側には、リベッ
ト、ボルト、あるいは溶接等により束21に取り付けら
れた水案内部材50が設けられている。水案内部材50
は、樋40の長手方向の全長に渡って配置され、屈折し
た断面形状を有している。水案内部材50は、束21に
取り付けられる取付部50Aと、樋40の水受部40A
の内部に挿入される挿入部50Bと、これらの取付部5
0Aと挿入部50Bとを接続する斜辺部50Cとを備え
ている。
【0019】図1に戻って、玄関庇12の外周端縁に
は、三辺に跨がって第二の樋である樋60が設けられて
いる。また、玄関13の横の外壁面15には、樋60と
連通された縦樋61が設けられている。
【0020】図3には、図1中Y方向から見た玄関庇1
2の詳細断面が示されている。樋60は、上方が開放さ
れた略コの字状の断面形状を有し、屋根材25により形
成された屋根面14の勾配下側部分に配置されている。
屋根面14の最も勾配下側に位置する屋根材25のさら
に下側には、各屋根材25の表面を流れてきた雨水等を
樋60に案内する水案内部材62が設けられている。ま
た、第一の樋である樋40と第二の樋である樋60と
は、導水管63で連通されており、樋40に集められた
雨水等はこの導水管63から樋60に流れるようになっ
ている。
【0021】このような本実施例においては、以下のよ
うに雨水等の排水が行われる。先ず、外壁面11を伝っ
て交差位置15に至った雨水等は、その大部分がシーリ
ング材30,31により、外壁面11と玄関庇12との
隙間への侵入を阻止される。次に、雨水等がシーリング
材30,31による防水構造を通過して交差位置15か
ら内部に侵入した場合には、この雨水等は、捨て水切り
材29や水案内部材50により案内されて樋40に導か
れる。また、交差位置15の下側に位置する外壁面11
を伝って降りてくる雨水等は、シーリング材42,43
により、室内への侵入を阻止されて樋40に集まる。そ
して、樋40に集められた雨水等は、導水管63を通っ
て樋60に流れ、一方、屋根面14を伝って勾配方向に
流れる雨水等は、樋60に集まる。これらの樋60に集
められた雨水等は、縦樋61から外部に排水される。
【0022】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、交差位置15の下側に樋40が
設けられているので、雨水等が交差位置15から外壁面
11と玄関庇12との間の隙間に侵入した場合には、こ
の雨水等を樋40に集めて排水することができる。従っ
て、交差位置15には、従来のような複雑な防水構造を
形成する必要はなくなり、簡易な構造の防水処理を施し
ておけば、樋40の排水機能と合わせ、全体として充分
な防水効果を得ることができる。このため、交差位置1
5の外壁材17の切削量を従来に比べて低減できるか、
あるいは切削作業を不要とすることができる。そして、
切削による外壁材17の強度低下を回避できるため、外
壁材17を薄くすることができる。
【0023】また、交差位置15には、シーリング材3
0,31等を用いた防水処理が施されているので、樋4
0による排水機能と合わせ、より確実な防水を行うこと
ができる。
【0024】さらに、樋40の支持部40Bが、外壁面
11の凹凸模様の凹部分である溝16の底面位置よりも
さらに室内側の位置まで挿入されるように配置され、か
つ樋40の支持部40Bと外壁材17の下端面18との
間にシーリング材42,43が設けられているので、交
差位置15から侵入して外壁面11に沿って流れてきた
雨水等を室内に侵入させずに、樋40の内部に確実に導
くことができる。そして、交差位置15と樋40との間
に水案内部材50が設けられているので、交差位置15
から外壁面11と玄関庇12との間の隙間に侵入した雨
水等を樋40の内部に確実に導いて排水することができ
る。
【0025】また、玄関庇12の外周端縁に樋60が設
けられ、かつこの樋60と樋40とが導水管63により
連通されているので、樋40に集められた雨水等を導水
管63から樋60に流し、これを屋根面14に沿って勾
配下方に流れて樋60に集まる雨水等とともに、縦樋6
1からまとめて排水することができる。
【0026】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる他の構成も含
み、例えば以下に示すような変形等も本発明に含まれる
ものである。すなわち、前記実施例では、シーリング材
30,31等により交差位置15に簡易な構造の防水処
理が施されていたが、交差位置15にはこのようなシー
リング材30,31等を用いた防水処理が施されている
必要はなく、樋40のみで排水を行うことができる程度
であれば、外壁面11と玄関庇12との間に隙間が形成
されていてもよい。
【0027】また、前記実施例では、樋40,60は、
上方が開放された略コの字状の断面形状を有していた
が、これらの各樋40,60の断面形状は、半円形形
状、逆三角形形状等、任意であり、要するに雨水等を受
けて集めることができる形状であればよい。そして、各
樋40,60の材質は、所定の形状を保つことができれ
ば、プラスチック、金属等、任意である。
【0028】さらに、前記実施例では、外壁材17は、
表面に凹凸模様を有する軽量気泡コンクリートとなって
いたが、外壁材17の材質は任意であり、表面に凹凸模
様が形成されている必要もない。
【0029】また、前記実施例では、張出し屋根は、玄
関庇12となっていたが、勝手口庇、窓庇等であっても
よく、あるいは建物に隣接して設けられる簡易車庫の屋
根であってもよく、さらに本発明の張出し屋根は、下屋
の屋根であってもよく、要するに外壁面から張り出して
配置された張出し屋根であればよい。しかし、本発明
は、下屋の屋根のような下側に居室が形成されているも
のではなく、玄関庇、勝手口庇、窓庇等のような下側に
居室が形成されていないもの、つまり仮に樋の下方に雨
水等が漏れても居室内に侵入することがないものに適用
することが、より好ましい。
【0030】そして、前記実施例では、水案内部材50
が設けられていたが、この水案内部材50はなくてもよ
い。しかし、水案内部材50を設けておくことで、より
確実に雨水等を樋40に導くことができる。
【0031】さらに、交差位置15にシーリング材3
0,31を設けるにあたっては、外壁面11を切削して
これらを設けてもよく、あるいは切削を行わずにシーリ
ング材30,31を外壁面11と玄関庇12との隙間に
単に詰め込むだけであってもよい。また、外壁面11を
切削する場合には、切削作業は工場で行ってもよく、現
場で行ってもよく、いずれの場所で行うにしても従来に
比べて簡易な切削作業で済ませることができる。
【0032】また、本発明の建物10は、ユニット式建
物であってもよく、在来の建築方法による建物であって
もよく、要するに外壁面から張り出して配置された張出
し屋根を有する建物であればよい。
【0033】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、建
物の外壁面と、この外壁面から張り出して配置された張
出し屋根の屋根面またはその延長面との交差位置の下側
に、樋を設けたので、交差位置には従来のような複雑な
防水構造ではなく、簡易な構造の防水処理を施しておけ
ば、全体として充分な防水性能を得ることができるとい
う効果がある。また、交差位置にシーリング材を用いた
防水処理を施した場合には、交差位置の下側に設けられ
た樋による排水機能と合わせ、より確実な防水性能を得
ることができるという効果がある。
【0034】さらに、樋の一部を、外壁面の表面位置よ
りも室内側に挿入配置した場合には、交差位置から外壁
面と張出し屋根との間の隙間に入り込んで外壁面に沿っ
て流れてきた雨水等を、樋の内部に確実に導いて排水す
ることができるという効果がある。そして、交差位置と
樋との間に雨水等を案内する水案内部材を設けた場合に
は、交差位置から外壁面と張出し屋根との間の隙間に入
り込んだ雨水等を、この水案内部材により樋の内部に確
実に導いて排水することができるという効果がある。
【0035】また、交差位置の下側に設けられた樋(第
一の樋)に加え、張出し屋根の外周端縁に第二の樋を設
け、これらの第一の樋と第二の樋とを導水管により連通
した場合には、第一の樋および第二の樋に集まった雨水
等を、まとめて外部に排水することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略斜視図。
【図2】前記実施例の要部を示す詳細断面図。
【図3】前記実施例の要部を図2とは別の方向から見た
詳細断面図。
【符号の説明】
10 建物 11 外壁面 12 張出し屋根である玄関庇 14 屋根面 15 交差位置 30,31 シーリング材 40 樋(第一の樋) 50 水案内部材 60 樋(第二の樋) 63 導水管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁面と、この外壁面から張り出
    して配置された張出し屋根の屋根面またはその延長面と
    の交差位置の下側に、樋が設けられていることを特徴と
    する張出し屋根の防水構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した張出し屋根の防水構
    造において、前記交差位置には、シーリング材を用いた
    防水処理が施されていることを特徴とする張出し屋根の
    防水構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した張出
    し屋根の防水構造において、前記樋の一部は、前記外壁
    面の表面位置よりも室内側に挿入配置されていることを
    特徴とする張出し屋根の防水構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載した張出し屋根の防水構造において、前記交差位置と
    前記樋との間には、前記樋に雨水等を案内する水案内部
    材が設けられていることを特徴とする張出し屋根の防水
    構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載した張出し屋根の防水構造において、前記樋は第一の
    樋とされ、前記張出し屋根の外周端縁には第二の樋が設
    けられ、これらの第一の樋と第二の樋とは導水管により
    連通されていることを特徴とする張出し屋根の防水構
    造。
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