JPH07173358A - 熱線遮蔽樹脂板 - Google Patents
熱線遮蔽樹脂板Info
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- JPH07173358A JPH07173358A JP31987393A JP31987393A JPH07173358A JP H07173358 A JPH07173358 A JP H07173358A JP 31987393 A JP31987393 A JP 31987393A JP 31987393 A JP31987393 A JP 31987393A JP H07173358 A JPH07173358 A JP H07173358A
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Abstract
外線吸収剤(B)を含んでなり、(A)の含有量が0.
01〜0.3g/m2の範囲で(B)の含有量が0.0
4〜1.5g/m2の範囲である熱線遮蔽樹脂板であ
る。 【効果】 カーボンブラックと赤外線吸収剤を併用する
ことにより、赤外線吸収剤の使用量を減少させ、比較的
安価であるが性能の優れた熱線遮蔽板を提供できる。
Description
殊に透明感が良好で且つ比較的安価で加工性にも優れた
熱線遮蔽板に関するものであり、この熱線遮蔽板はテニ
スコートやプールの屋根材や壁材、アーケード、ドー
ム、建物あるいは乗物の窓等のいわゆるグレージング材
として板状、シート状、フィルム状等様々の形態で広く
活用することができる。
では、可視光線を十分に取り入れながら熱線を遮蔽し、
明るさを維持しつつ室内の温度上昇を抑制する熱線遮蔽
板の需要が急増してきており、原に何種類かの熱線遮蔽
板が市販されている。
ィルムに金属粒子を蒸着してなる熱線反射フィルムを透
明基材に接着したものであるが、このものは非常に高価
であるばかりでなく、概して透明基材と反射フィルムの
接着性が良くないので、加工時に反射フィルムが剥離す
ることがあり、また熱加工が困難であるため曲面を有す
る窓材等への適用がむずかしいといった欠点を有してい
る。また、この熱線遮蔽板はハーフミラー状となるの
で、反射障害が生じたり、角度によっては透明感が感じ
られない等の問題も指摘される。
0号公報等にみられる様に、透明樹脂に熱線反射能を有
する粒子を練り込んだ熱線遮蔽板も提案されているが、
このものは透明光を拡散する半透明な板となり、建物や
乗物の窓等には適さないものとなってしまう。また、反
射フィルムを使用したものと同様に反射障害を生じると
いう欠点の有している。さらに、特公昭43−2533
5号公報等にみられる様に、有機色素からなる赤外線吸
収剤の使用が考えられ、この赤外線吸収剤を使用した熱
線遮蔽板は透明感があり加工性の良好なものである。
常に高価なものであり、赤外線吸収剤を添加して作成し
た熱線遮蔽板を建材用途に使用する事は経済的ではな
い。また、近赤外線を吸収する鋭い吸収波長帯をもった
赤外線吸収剤は多数存在するが、熱線遮蔽効果の高い幅
広い吸収波長帯をもつ赤外線吸収剤はわずかに存在する
だけということも、赤外線吸収剤が熱線遮蔽板という用
途にほとんど使用されていないことの一因となってい
る。
脂板(染料及び顔料で着色した透明樹脂板及び熱線反射
フィルムを透明基材に接着したものも含む)は、全光線
透過率が10〜60%程度のものが多く、中でも20〜
40%程度のものが主流である。太陽光線の輻射エネル
ギーのうち、可視光線(340nm〜700nm)の範
囲には約60%のエネルギーが包含されており、可視光
線をある程度遮蔽することにより太陽の直射日光のまぶ
しさをやわらげるとともに、直射日光のエネルギーをあ
る程度遮蔽するという効果を得ることができる。しか
し、可視光線を必要以上に遮蔽すると明るさが低下する
こととなり、全光線透過率20〜40%程度のものが最
も適当であるためと考えられる。
収剤の添加量により、全光線透過率を調整しようとした
場合、かなり多量の赤外線吸収剤の添加が必要となる。
事情に着目してなされたものであって、その目的は透明
感が良好で熱線遮蔽性能に優れ且つ、比較的安価で加工
性に優れた熱線遮蔽板を提供しようとするものである。
のできた本発明に係る熱線遮蔽板は、透明性樹脂に、カ
ーボンブラック(A)および赤外線吸収剤(B)を含ん
でなり、(A)の含有量が0.01〜0.3g/m2の
範囲で(B)の含有量が0.04〜1.5g/m2の範
囲である熱線遮蔽樹脂板である。赤外線吸収剤(B)と
しては、赤外線吸収剤を150ppm添加して作成した
厚さ3mmのポリメチルメタクリレート板の波長700
〜1400nmの範囲内の最小光線透過率が20%以下
である赤外線吸収剤が好ましい。特に吸収する光線の波
長の範囲が狭い赤外線吸収剤を使用した場合には、熱線
遮蔽性能の向上や赤外線吸収剤の使用量の減少等の効果
が大きい。さらに、カーボンブラック(A)にカーボン
ブラックグラフトポリマーを使用したものは、カーボン
ブラック(A)の分散が良好で透明感のある外観の優れ
たものとなる。
(A)は平均粒径10〜500nmのものであり、且つ
このカーボンブラック(A)を透明樹脂板中に0.01
〜0.3g/m2含有させることが必要となる。カーボ
ンブラック(A)の透明性樹脂板に対する添加量は、
0.3g/m2を超える 場合は、全光線透過率が著しく
低いものとなり、0.01g/m2より少ない場合には
赤外線吸収剤の添加量をあまり減少させることができな
くなるので、カーボンブラック(A)の添加量は0.0
1〜0.3g/m2が適当であり、好ましくは0.03
〜0.2g/m2、さらに好ましくは0.04〜0.1
5g/m2である。カーボンブラック(A)の粒子径が
500nmを越える場合には、粒子の凝集が生じたり、
透明感を損なう等の外観不良の原因となる。さらに、カ
ーボンブラック(A)粒子の平均粒径が10nmより小
さい場合は作成が困難であるばかりか、微粉のため取扱
い性が低下するので、カーボンブラック(A)の平均粒
径は10〜500nmものが好ましく、より好ましくは
平均粒径10〜100nmのものであり、さらに好まし
くは平均粒径10〜60nmのものである。
ャンネル・ブラック,ファーネスブラック,サーマルブ
ラック,アセチレンブラック等が挙げられる。一般にカ
ーボンブラックは粒子の凝集が生じやすく、分散させる
のが困難なので分散剤を使用したり、造粒時に物理的な
力をかけて分散させるなどの手法がとられている。しか
し、分散剤を使用した場合には分散剤による物性の低下
という心配があり、造粒時に混練して分散させる場合に
は、長時間の混練や、カーボンブラック分散のための工
程が必要であり、かなりの手間となってしまう。しかし
て、カーボンブラック(A)にカーボンブラックグラフ
トポリマーを使用した場合には、このような問題は解決
され、カーボンブラック(A)の分散の良好な成形品を
作成することができる。特に、成形方法がアクリル系樹
脂の注型重合である場合には原料のモノマーと混合した
場合、分散が良好でカーボンブラックグラフトポリマー
を使用する効果が大きいものとなる。
収剤(B)は、添加量150ppmで厚さ3mmのポリ
メチルメタクリレート板を作成した場合に、波長700
〜1400nmの範囲内の最小光線透過率が20%以下
となるものが好ましい。最小光線透過率が20%を超え
る場合には、その赤外線吸収剤の赤外線吸収性能が悪い
ということを表しており、熱線遮蔽板を作成する場合の
添加量も多くなることから本発明に使用する赤外線吸収
剤には適さない場合がある。
含有したポリメチルメタクリレート板の最小光線透過率
と波長600nmでの光線透過率との差は20%以上、
好ましくは30%以上あることが望ましい。波長600
nmでの透過率は可視光線の透過量の目安となるもので
あり、最小光線透過率と波長600nmでの透過率の差
が大きいということは、可視光線の透過量が多いが赤外
線の透過量は少なく、赤外線吸収剤としての性能が良い
ということである。また、可視光線の透過量が少ない場
合には、カーボンブラック(A)を添加することによ
り、さらに可視光線の透過量が少なくなり、明るさを損
なう場合がある。
を超えると極めて小さいものであり、太陽光線の輻射エ
ネルギーの赤外部の約2/3は700〜1400nmの
範囲に包含されている。そこで、700〜1400nm
の範囲内の赤外線を吸収する性能をもつ赤外線吸収剤
が、本発明の目的に適していることとなる。
蔽樹脂板に0.04〜1.5g/m2の範囲で添加す
る。1.5g/m2を超える場合には熱線遮蔽板が著し
く高価となるばかりか、カーボンブラック(A)と併用
した場合、明るさを損なうこととなる。また、0.04
g/m2より少ない場合には熱線遮蔽効果の少ないもの
となってしまう。好ましくは0.1〜1.0g/m2、
さらに好ましくは0.1〜0.5g/m2である。
ては、例えばポリメチン系色素、ピリリウム系色素、チ
オピリリウム系色素、スクワリリウム系色素、クロコニ
ウム系色素、アズレニウム系色素、フタロシアニン系色
素、テトラデヒドロコリン系色素、ジチオール金属錯塩
系色素、ナフトキノン系色素、アントラキノン系色素、
トリフェニルメタン系色素、アミニウム系色素、ジイン
モニウム系色素等が挙げられる。一般には、例えば、 日本化薬株式会社製(IR−750,IRG−002,
IPG−003,IRG−022,IRG−023,I
RG−820,CY−2,CY−4,CY−9,CY−
20) 三井東圧化学株式会社製(PA−001,PA−100
5,PA−1006,SIR−114,SIR−12
8,SIR−130) 富士写真フィルム株式会社製(IRF−700,IRF
−770,IRF−800,IRF−905,IRF−
1170) 等が使用できるが、添加量150ppmで厚さ3mmの
ポリメチルメタクリレート板を作成した場合、波長70
0〜1400nmの範囲内の最小光線透過率が20%以
下となるもの赤外線吸収剤であれば、上記以外のもので
あっても当然使用することができる。また、赤外線吸収
剤は1種類だけでなく2種類以上のものを混合して使用
することも可能であり、吸収波長の異なるものを2種類
以上併用した場合には熱線遮蔽効果が向上することがあ
る。
(A)を透明製樹脂に添加した場合、グレージング材と
して色調が目的のものでない場合には、適当な色調とな
るように一般の染料を添加して調色を行うこともでき
る。
であって吸収・散乱が大きくない樹脂であればよく、特
に制限がないが、その具体的なものとしては、例えばポ
リカーボネート樹脂、メチルメタクリレートなどのアク
リル樹脂、ポリスチレン・ポリ塩化ビニル・ポリ塩化ビ
ニリデンなどのポリビニル樹脂、ポリエチレン・ポリプ
ロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリブチラール
樹脂・ポリ酢酸ビニル等酢酸ビニル系の樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリアミド樹脂などを挙げることができ、
実質的に透明であれば、上記1種類の樹脂に限らず、2
種類以上の樹脂をブレンドしたものも用いることができ
る。また透明性のガラスに上記の樹脂をはさみこんで用
いることもできる。
用途を考慮するとポリカーボネート樹脂、(メタ)アク
リル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステル系樹脂(P
ET樹脂等)、ポリスチレン樹脂あるいはポリ塩化ビニ
ルが好ましく、特にポリカーボネート樹脂、メタアクリ
ル樹脂あるいはポリ塩化ビニルが好ましい。
とカーボネート前駆体とを溶液法または溶融法で反応さ
せて製造されるものである。2価フェノールの代表的な
例として以下のものが挙げられる。例えば、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン[ビスフェノー
ルA]、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメ
チルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシー3ーメチルフェニル)プロパン、
ビス(4ーヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルホン等である。好ましい2
価のフェノールはビス(4ーヒドロキシフェニル)アル
カン系であり、特にビスフェノールを主成分とするもの
が好ましい。
たはメタクリル酸メチルを50%以上含む重合性不飽和
単量体混合物またはその共重合物である。メタクリル酸
メチルと共重合可能な重合性不飽和単量体として例え
ば、アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル(ア
クリル酸メチルあるいはメタクリル酸メチルの意味。以
下同じ)、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)
アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、(メタ)アクリル酸N,N−ジエチル
アミノエチル(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)
アクリル酸トリブロモフェニル、(メタ)アクリル酸テ
トラヒドロキシフルフリール、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールエタンジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリストールテトラ(メタ)アクリレート
などが挙げられる。
量体のみの重合体ばかりでなく、塩化ビニルを主成分と
する共重合体も使用できる。塩化ビニルと共重合させる
ことのできる単量体としては、塩化ビニリデン、エチレ
ン、プロピレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、マレ
イン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸などが
挙げられる。
樹脂材料を製造する際に用いられる各種の添加剤を添加
しても良い。添加剤としては、例えば着色剤、重合調節
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、可塑剤、耐衝
撃性向上のためのゴム、あるいは剥離剤などを挙げるこ
とができる。
収剤を含有する透明性樹脂を成形する方法としては、押
出成形、射出成形、注型重合、プレス成形、カレンダー
成形あるいは注型製膜法等が挙げられる。
外線吸収剤(B)を含有するフィルムを作成し、そのフ
ィルムを透明樹脂板に熱プレスあるいは熱ラミネート成
形することにより熱線遮蔽板を作成することも可能であ
る。また、カーボンブラック(A)及び赤外線吸収剤
(B)を含有するアクリル樹脂インクまたは塗料等を透
明樹脂板に印刷またはコーティングすることにより熱線
遮蔽板を得ることもできる。熱線遮蔽板の形状にも格別
の制限はなく、最も一般的な平板状やフィルム状のほか
波板状、球面状、ドーム状等様々な形状のものが含有さ
れる。カーボンブラック(A)及び赤外線吸収剤(B)
の濃度は単位面積当りの重量で表示しているが、波板等
の異形のものは上方からの投影面積中の重量と考えれば
よい。また、外観上問題がない限りカーボンブラック
(A)及び赤外線吸収剤(B)の濃度の分布にむらがあ
ってもかまわない。
説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限
を受けるものではない。
日本電色社製の「NDH−300A」を使用しJIS
K 7105に基づいて測定し、日射透過率は島津製作
所社製の「UV−3100PC」を使用し、JIS K
3106に基づいて測定した。実施例において部及び
%はことわりのない限り重量部及び重量%を示す。
原料としてメタクリル酸メチル100部に、カーボンブ
ラックグラフトポリマー「CX−GLF−21」(株式
会社日本触媒製,カーボン含有率 33.3%,ポリマ
ー成分スチレン−アクリル系)を90ppm,(メタク
リル酸メチル100部に対して、カーボンブラックとし
ては30ppm)、赤外線吸収剤 Kayasorb
IRG−022(日本化薬株式会社製)を40ppm,
(メタクリル酸メチル100部に対して)添加して混合
し、十分に分散させた。
ルスルホサクシネート・ナトリウム塩を0.01部、重
合開始剤として2,2’−アゾビス−2,4−ジメチル
バレロニトリル0.15部、紫外線吸収剤としてベンゾ
トリアゾール0.2部を添加し混合した。これを、予め
板厚が3mmとなるように設定した鋳型に注入し、60
゜Cの水槽に5時間浸漬し、ついで120゜Cの空気浴槽
で2時間加熱を行って重合を完了させて、冷却後板厚3
mmの樹脂板を得た。単価面積当りのカーボンブラック
の量は0.108g/m2、赤外線吸収剤の量は0.1
44g/m2となる。
酸メチル100部に、カーボンブラックグラフトポリマ
ー「CX−GLF−21」を90ppm(カーボンブラ
ックとしては30ppm)、赤外線吸収剤Kayaso
rb IRG−002(日本化薬株式会社製)を100
ppm用いた以外は、実施例1と同様に行ない、板厚3
mmの樹脂板を得た。単位面積当りのカーボンブラック
の量は0.108g/m2、赤外線吸収剤の量は0.3
6g/m2となる。
化成株式会社製 パンライト1285Z)60部と平均
粒径30mmのチャンネルブラック40部をニーダーで
加熱、溶融混合したのち粉砕した。ポリカーボネート樹
脂(帝人化成株式会社製 パンライト1285Z)10
0部に上記の粉砕品を37.5ppm(カーボンブラッ
クとしては15ppm)、赤外線吸収剤サンプル1を7
0ppm添加して、ブレンダーで混合した後、Tダイを
用いて押出成形し、厚さ3mmの樹脂板を得た。単位面
積当りのカーボンブラックの量は0.054g/m2、
赤外線吸収剤の量は0.252g/m2となる。
業株式会社製 スミペックスB)100部に、カーボン
ブラックグラフトポリマー「CX−GLF−21」を6
0ppm(カーボンブラックとしては20ppm)、赤
外線吸収剤 サンプル2を65ppm添加して、ブレン
ダーで混合した後、Tダイを用いて押出成形し、厚さ3
mmの樹脂板を得た。単位面積当りのカーボンブラック
の量は0.072g/m2、赤外線吸収剤の量は0.2
34g/m2となる。
130ppm使用した以外は実施例3と同様に行ない、
板厚3mmの樹脂板を得た。単位面積当りのカーボンブ
ラックの量は0.054g/m2、赤外線吸収剤の量は
0.468g/m2となる。
ヘキサジエン−1,4−ジイリデン−ビス[N,N−ビ
ス(4−ジブチルアミノフェニル)アンモニウム]ビス
(ヘキサフルオロアンチモネート) IRG−002:物質名 N,N−ビス(4−ジブチル
アミノフェニル)−N−[4−[N,N−ビス(4−ジ
ブチルアミノフェニル)アミノ]フェニル]−アミニウ
ムヘキサフルオロアンチモネート サンプル1 :物質名 3,6−オクタフルオロ−
(4,5−オクタキスアニリノ)オキシバナジウムフタ
ロシアニン サンプル2 :物質名 4,5−オクタキスアニリノ
−(3,6−オクタキスフェニルチオ)オキシバナジウ
ムフタロシアニン サンプル3 :物質名 4,5−オクタキスブチルチ
オ−(3,6−オクタキスフェニルチオ)オキシバナジ
ウムフタロシアニン 〈比較例1〉重合性原料としてメタクリル酸メチル10
0部、赤外線吸収剤Kayasorb IRG−022
(日本化薬株式会社製)を40ppm、さらに、カーボ
ンブラックグラフトポリマーのかわりに染料 Kaya
set Blue A−2R11ppm、Kayase
t Red A−2G 14ppm、KayasetG
reen A−B 5ppm、Kayaset Yel
low A−G 3ppm(以上染料はすべて日本化薬
株式会社製)を用いる以外は実施例1と同様に行ない、
板厚3mmの樹脂板を得た。単位面積当りの赤外線吸収
剤の量は0.144g/m2、染料の合計量は0.11
88g/m2となる。
t IRG−022の量を100ppmに変更した以外
は比較例1と同様に行ない、板厚3mmの樹脂板を得
た。
360g/m2、染料の合計量は0.1188g/m2と
なる。
リマーの量を300ppm(カーボンブラックとしては
100ppm)に変更した以外は実施例1と同様に行な
い板厚3mmの樹脂板を得た。単位面積当りのカーボン
ブラックの量は0.36g/m2、赤外線吸収剤の量は
0144g/m2となる。
(%である)であり、熱線遮蔽板には適さない。
t IRG−002(日本化薬株式会社製)を100p
pm使用した以外は比較例1と同様に行ない、板厚3m
mの樹脂板を得た。単位面積当りの赤外線吸収剤の量は
0.36g/m2、染料の合計量は0.1188g/m2
となる。
t IRG−002(日本化薬株式会社製)を220p
pm使用した以外は比較例1と同様に行ない、板厚3m
mの樹脂板を得た。単位面積当りの赤外線吸収剤の量は
0.792g/m2、染料の合計量は0.1188g/
m2となる。
リマーの量を300ppm(カーボンブラックとしては
100ppm)に変更した以外は実施例2と同様に行な
い、板厚3mmの樹脂板を得た。単位面積当りのカーボ
ンブラックの量は0.36g/m2、赤外線吸収剤の量
は0.36g/m2となる。全光線透過率を測定したと
ころ1.2%(%である)であり、熱線遮蔽板には適さ
ない。
リマーの量を210ppm(カーボンブラックとして7
0ppm)、赤外線吸収剤の量を500ppmと変更し
た以外は実施例2と同様に行ない、板厚3mmの樹脂板
を得た。単位面積当りのカーボンブラックの量は0.2
52g/m2、赤外線吸収剤の量は1.8g/m2とな
る。
(%である)であり、熱線遮蔽板には適さない。〈比較
例8〉ポリカーボネート樹脂(帝人化成株式会社製 パ
ンライト1285Z)100部に、赤外線吸収剤サンプ
ル1を130ppm、添加して、ブレンダーで混合した
後、Tダイを用いて押出成形し、厚さ3mmの樹脂板を
得た。単位面積当りの赤外線吸収剤の量は、0.468
g/m2となる。
製 スミペックスB)100部に、赤外線吸収剤サンプ
ル2を150ppm添加して、ブレンダーで混合した
後、Tダイを用いて押出成形し、厚さ3mmの樹脂板を
得た。単位面積当りの赤外線吸収剤の量は、0.54g
/m2となる。
を350ppm使用した以外は比較例8と同様に行な
い、板厚3mmの樹脂板を得た。単位面積当りの赤外線
吸収剤の量は1.26g/m2となる。
社製 スミペックスB)をTダイを用いて押出成形し、
厚さ3mmの樹脂板を得た。
社製 スミペックスB)100部に染料Kayaset
Blue A−2R 60ppm,Kayaset
Red A−2G30ppm,Kayaset Yel
low A−G 23ppm添加して、ブレンダーで混
合した後、Tダイを用いて押出成形し、厚さ2mmの樹
脂板を得た。単位面積当りの染料の合計量は、0.27
12g/m2となる。
reen A−B 23ppm,KayasetBlu
e A−2R 15ppm,Kayaset Red
A−2G 45ppm,Kayaset Yellow
A−G 8ppmに変更した以外は比較例11と同様
に行ない、板厚2mmの樹脂板を得た。単位面積当りの
染料の合計量は、0.2184g/m2となる。
ブラッククラフトポリマー「CX−GLF−21」を3
0ppm(カーボンブラックとしては10ppm)用い
る以外は比較例11と同様に行ない、板厚2mmの樹脂
板を得た。単位面積当りのカーボンブラックの量は0.
036g/m2となる。
ンブラック、赤外線吸収剤及び染料の添加量と全光線透
過率及び日射透過率の値を表1に、また、それらのうち
の代表的なものの透過率と波長の関係を示すチャートを
図1〜4に示した。
3mmのポリメチルメタクリレート板を作成し、700
〜1400nmの範囲内で最小光線透過率を示す波長と
その波長の光線透過率及び600nmでの光線透過率を
分光光度計で測定し、その値を表2に示した。(ポリメ
チルメタクリレート板の作成方法は実施例1と同様に行
った。)
透過量が多くて明るく、日射透過率の値が小さい方が熱
線を遮蔽する性能が良いということになる。
ーボンブラックと赤外線吸収剤とを併用した熱線遮蔽板
は、赤外線吸収剤のみあるいは、赤外線吸収剤と染料を
併用した熱線遮蔽板と比較して、赤外線吸収剤の使用量
が約半分、赤外線吸収剤の種類によってはそれぞれ以下
の使用量で同等の熱線遮蔽効果をもっていることがわか
る。また、比較例3,6,7のように、本発明の範囲を
超えてカーボンブラック(A)または赤外線吸収剤を使
用した場合には全光線透過率が低くなり過ぎて、熱線遮
蔽板には適さない。
した場合には、可視光線の透過率のみが低下している
が、カーボンブラック(A)を添加した場合には透過率
が全体的に低下している。これは、カーボンブラック
(A)が赤外線吸収性能をもっているためだと考えられ
る。図3〜4より、1600mm以上の範囲にある大き
な吸収のピークは、ポリカーボネート樹脂あるいはアク
リル樹脂の物質固有の吸収である。
量使用することにより、赤外線吸収剤単独または、赤外
線吸収剤と染料を使用した場合と比較して熱線遮蔽効果
は同等かそれ以上であり、且つ赤外線吸収剤の添加量を
減少させることができる。すなわち、カーボンブラック
と赤外線吸収剤を特定量透明性樹脂に添加して、透明樹
脂板を作成することにより、透明感が良好で且つ熱線遮
蔽効果に優れ、更には比較的安価で且つ加工性の良好な
熱線遮蔽板を提供し得ることになった。
関係を示すチャートである。
関係を示すチャートである。
を示すチャートである。
示すチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 カーボンブラック(A)および赤外線吸
収剤(B)を含んでなり、(A)の含有量が0.01〜
0.3g/m2の範囲で(B)の含有量が0.04〜
1.5g/m2の範囲である熱線遮蔽樹脂板。 - 【請求項2】 カーボンブラック(A)がカーボンブラ
ックグラフトポリマーである請求項1記載の熱線遮蔽樹
脂板。 - 【請求項3】 赤外線吸収剤(B)が、赤外線吸収剤を
150ppm添加して作成した厚さ3mmのポリメチル
メタクリレート板における波長700〜1400nmの
最小光線透過率が20%以下である請求項1または2記
載の熱線遮蔽樹脂板。
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