JPH0717294U - 独楽玩具 - Google Patents

独楽玩具

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JPH0717294U
JPH0717294U JP5257393U JP5257393U JPH0717294U JP H0717294 U JPH0717294 U JP H0717294U JP 5257393 U JP5257393 U JP 5257393U JP 5257393 U JP5257393 U JP 5257393U JP H0717294 U JPH0717294 U JP H0717294U
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center
nut
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稔 澤田
剛 野中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体の成形および組立てが容易で、通常の独
楽遊びの他、バッチとしても使用できる独楽玩具を提供
することを目的とするものである。 【構成】 円板状の本体1と、中心軸22を有するつま
み2からなる。本体1の中央には中心孔とナット14が
設けられ、上面部には、附勢装置の駆動手段に係合する
第1の係合部11が設けられ、周面部には附勢装置に保
持される第1の掛止部12が形成されている。つまみ2
の中心軸22には上記ナットに捩込み可能なねじ部が形
成されており、つまみの下部は円錐状に形成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、附勢装置によって回転力を与えられる、独楽玩具に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、独楽玩具の本体は独楽遊びの際に巻上げ紐を巻きつけるために、ある程 度の高さをもった円錐形の胴部が形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の独楽玩具は、ただ回して遊ぶだけでその他の機能を有してはいなか った。又、独楽遊びの際に円錐形の胴部に巻上げ紐を巻きつけるのが面倒で、幼 児などは紐の取扱いが難しく、慣れるまで遊ぶことができなかった。これを改善 するために、独楽玩具の本体を円板状に形成し、これにねじ部を具えた中心軸を 突設し、同ねじ部につまみを捩込む形のものがあるが、本体の成形の際に、独楽 の回転中心となる中心軸を正確に保持することが難しい等の問題があった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑み案出したものであって、本体の成形および組立てが 容易で、通常の独楽遊びの他、バッチとしても使用できる独楽玩具を提供するこ とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の附勢装置によって回転力を与えられる独楽玩具は(イ)円板状の本体 と、上面部中央に中心軸を有するつまみとから成っており、(ロ)本体の上面部 には、附勢装置の駆動手段に係合する第1の係合部が設けられ、また本体の周面 部には附勢装置に保持される第1の掛止部が形成されており、(ハ)本体の中央 には上面部から下面部に貫通する中心孔が設けられており、(ニ)本体中央の上 面部には、ナットが取付けられており、(ホ)中心軸にはナットと螺合できるね じ部が形成されており、(ヘ)つまみの下面部は円錐形状をなしている。
【0006】 本考案の附勢装置によって回転力を与えられる独楽玩具は(イ)円板状の本体 と、上面部中央に中心軸を有するつまみとから成っており、(ロ)本体の上面部 には、附勢装置の駆動手段に係合する第1の係合部が設けられ、また本体の周面 部には附勢装置に保持される第1の掛止部が形成されており、(ハ)本体中央の 下面部には、ナットが取付けられており、(ニ)中心軸にはナットと螺合できる ねじ部が形成されており、(ホ)つまみの下面部は円錐形状をなしていることで ある。
【0007】
【作用】
上記の独楽玩具の本体は円板状に形成され、その中心孔にナットが設けられて おり、別個に形成されたつまみの中心軸にねじ部が形成され、そのねじ部がナッ トに着脱自在に捩込まれる様に構成されているので、このつまみを外してねじ部 を衣服に通し、裏側からつまみを本体にねじ込むことによってバッチとして使用 することができる。
【0008】 また、独楽遊びの際には、本体の上面部に形成された第1の係合部と周面部に 形成された第1の掛止部を別個に形成された附勢装置に取付けて、簡単に附勢を 行うことができる。この附勢装置はゼンマイを具えているものが用いられる。そ こで独楽遊びの際に、上記独楽玩具の本体のつまみを持って回転すると、第1の 係合部と係合する第2の係合部を具えた回転体によって簡単にゼンマイを附勢す ることができ、同本体の周面部の第1の掛止部に対向する第2の掛止部により弾 性部材の蓄力状態が保持される。この後独楽玩具を下にして操作部材を操作する と、第2の掛止部の係止が解除され、ゼンマイの弾性復帰力により回転体と一体 に独楽玩具の本体に回転力を与えることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1は独楽 玩具の本体であって、同本体1はダイキャストの成形により円板状に形成されて いる。 この本体1の上面部の外縁側には、別個に形成された附勢装置3の駆動手段に 係合するための第1の係合部11が形成されている。 なお、上記第1の係合部11は図示の様な貫通穴でもよいし、あるいは凹溝も しくは突起でもよい。
【0010】 本体1の周面部には附勢装置3の附勢時に保持するための凹凸状の第1の掛止 部12が形成されている。 同本体1の中央には上面部から下面部に貫通する中心孔13が開けられている 。同本体1の上面部には中心孔13と同芯上にナット14を装着するための六角 の凹部15が形成されている。同凹部15内にはナット14が嵌め込まれて固着 されている。 なお、上記本体1の上面部に取付けられるナット14は、本体1の下面部に取 り付けることもできる。この場合、ナット14はかしめもしくは接着によって固 定される。
【0011】 上記本体1の上面部16には化粧板17が取付けられている。この化粧板17 はナット14の取付け部を隠蔽することができる。同化粧板17の表面には、例 えばマンガのキャラクター等の図柄が表示されており、バッチの意匠の要部を構 成している。
【0012】 図1において2は上記本体1に着脱自在に取付られるつまみであって、同つま み2は合成樹脂の成形により形成されている。このつまみ2の下部には凹部24 が形成され、その中心部には中心穴21が開けられている。同中心穴21には上 記本体1のナット14と螺合するボルト状の中心軸22が取付られている。
【0013】 同つまみ1の下面部には中心軸22の頭部を覆うとともに、下端が回転中心と なる円錐状に形成されたキャップ23が装着されている。このキャップ23は合 成樹脂の成形によって形成され、その側部には成形時のゲートを設けるための切 欠25が形成されている。このキャップ23はつまみ2の凹部24内に嵌め込ま れ、高周波溶接等によって一体的に固着される。 なお、上記つまみ2に取付けられる中心軸22は、つまみ2の成形時にインサ ート成形によって一体的に取付けることもできる。この場合、つまみ2の下端に 設けられる円錐状のキャップ23も同時に一体形成されることは勿論である。
【0014】 図4は上記独楽玩具の附勢装置3の一例を示すもので、同附勢装置3は合成樹 脂の成形により偏平な箱体状の器体31が形成されている。この器体31の一側 には復帰スプリング32により開方向に附勢された蓋体33が設けられている。 同器体31内には、内面にゼンマイ4の外端41を引掛けるための複数の突起 51を具えた保持縁5が形成され、その中央部にはボス52が突設されている。
【0015】 上記ボス52には回転体6が止めビス63を介して回転自在に取付けられてい る。この回転体6にはゼンマイ4の内端42を引掛けるための引掛け歯61と、 上記独楽玩具の本体1の第1の係合部11に係合させるための鋸歯状の第2の係 合部62が形成されている。上記保持縁5の一側には切欠53が形成されている 。その側部にはボス71が突設され、同ボス71にはスプリング72を具え、上 記本体1の周面部に形成された第1の掛止部12に対向する第2の掛止部7が止 めビス73を介して揺動自在に取付けられている。
【0016】 上記第2の掛止部7の内側にはこれを操作するための操作片81と復帰スプリ ング82を具えた操作部材8が設けられ、同操作部材8にはボス83に係合する 長穴84が形成され、ビス85により移動自在に取付けられ、一端には押し釦8 6が形成されている。上記蓋体33の端部には止め具34が突設され、これに対 向する上記操作部材8の一側には係止爪87が突設されている。この器体31の 上面には止めビス35によってカバー板36が取付けられている。
【0017】 上記の実施例によると、独楽玩具の本体1は、その裏側のつまみ2を外してね じ部材22を衣服に通し、本体1の裏側からつまみ2を回してナット14にねじ 込むことによってバッチとして使用することができる。
【0018】 また独楽遊びの際には、図3の様に附勢装置3の押し釦86を押して蓋体33 を開き、独楽玩具の本体1を回転体6の上に乗せてつまみ2を回転すると、第1 の係合部11に第1の係合部62が係合して、回転体6と一体にゼンマイ4を巻 き上げることができ、同本体1の周面部に形成された第1の掛止部12に対向す る第2の掛止部7によりゼンマイ4の附勢状態が保持される。 この状態で、図5の様に附勢装置3を裏返し、遊戯台9の上方で操作部材8の 押し釦86を押圧すると、上記第2の掛止部7の係止が解除され、ゼンマイ4の 弾性復帰力により回転体6と一体に独楽玩具の本体1が回転力を与えられ、高速 回転しながら遊戯台9上に落下させることができる。
【0019】
【考案の効果】
上記の様に本考案の独楽玩具の本体はその裏側にねじ部材を具えたつまみが着 脱自在に取付けられるので、このつまみを外してねじ部材を衣服に通し、裏側か らつまみを回してねじ込むことによってバッチとして使用することができる。 また、独楽遊びの際には上記本体の上面部の第1の係合部と周面部の第1の掛 止部を、別個の附勢装置に取付けて回転するだけで簡単にゼンマイを附勢するこ とができ、このゼンマイの弾性復帰力により独楽玩具の本体に回転力を与えるこ とができる。よって従来の様に巻き紐を用いることなく、簡単に附勢することが でき、幼児でも容易に独楽遊びを楽しむことができる。 とくに、本体には軸部材を突設することなく、中心孔を形成すればよいので、 合成樹脂の成形等によって簡単に成形することができる。この本体の中心孔には 成形後にナットを取付ければよいので、面倒なインサート成形を行う必要がない ので加工性が良くなり製造コストを低減できる。また、つまみには中心軸に上記 ナットに捩込み可能な通常のねじ部材を用いることにより、上記本体と同様に加 工性が良くなり製造コストを低減できる。また、組立ての際には成形部品にこの ねじ部材を捩子込むだけでよいので簡単に組立てることができる。しかもこのつ まみの下面部にはネジ部の頭部のキャップ兼ねる部材が設けられることにより円 錐状に形成されるので、独楽玩具として回転中心を正確に形成することができ、 独楽遊びの際の回転が円滑となり回転性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す独楽玩具の分解斜視図
である。
【図2】本考案の一実施例を示す独楽玩具の要部切欠側
面図である。
【図3】独楽玩具およびこれを附勢するための附勢装置
の一例を示す斜視図である。
【図4】独楽玩具の附勢装置の要部分解斜視図である。
【図5】本考案の独楽玩具の独楽遊びの要領を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 本体 2 つまみ 3 附勢装置 4 ゼンマイ 5 保持縁 6 回転体 8 操作部材 11 第1の係合部 12 第1の掛止部 22 中心軸 23 キャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】附勢装置によって回転力を与えられる、下
    記の要件を具えた独楽玩具。 (イ)円板状の本体と、上面部中央に中心軸を有するつ
    まみとから成っていること。 (ロ)本体の上面部には、附勢装置の駆動手段に係合す
    る第1の係合部が設けられ、また本体の周面部には附勢
    装置に保持される第1の掛止部が形成されていること。 (ハ)本体の中央には上面部から下面部に貫通する中心
    孔が設けられていること。 (ニ)本体中央の上面部には、ナットが取付けられてい
    ること。 (ホ)中心軸にはナットと螺合できるねじ部が形成され
    ていること。 (ヘ)つまみの下面部は円錐形状をなしていること。
  2. 【請求項2】附勢装置によって回転力を与えられる、下
    記の要件を具えた独楽玩具。 (イ)円板状の本体と、上面部中央に中心軸を有するつ
    まみとから成っていること。 (ロ)本体の上面部には、附勢装置の駆動手段に係合す
    る第1の係合部が設けられ、また本体の周面部には附勢
    装置に保持される第1の掛止部が形成されていること。 (ハ)本体中央の下面部には、ナットが取付けられてい
    ること。 (ニ)中心軸にはナットと螺合できるねじ部が形成され
    ていること。 (ホ)つまみの下面部は円錐形状をなしていること。
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JPH0717294U true JPH0717294U (ja) 1995-03-28
JP2569982Y2 JP2569982Y2 (ja) 1998-04-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014030613A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Iai Corp 装置組立用プレートと装置とロボット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556193U (ja) * 1991-12-27 1993-07-27 株式会社バンダイ 独楽玩具およびその附勢装置

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JP2569982Y2 (ja) 1998-04-28

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