JPH07172640A - シート材搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート材搬送装置及び画像形成装置Info
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- JPH07172640A JPH07172640A JP5344908A JP34490893A JPH07172640A JP H07172640 A JPH07172640 A JP H07172640A JP 5344908 A JP5344908 A JP 5344908A JP 34490893 A JP34490893 A JP 34490893A JP H07172640 A JPH07172640 A JP H07172640A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】シート材基準面の摩耗を防ぎ、かつ、シート材
端部の折れやシート材の巻き込みを防止して、安定した
シート材搬送ができるシート材搬送装置を提供するこ
と、及び高い印字精度の画像形成装置を提供することを
目的とする。 【構成】搬送ローラ４と、該搬送ローラ４に転接するよ
うに配置されるコロ５，６とを有し、これら搬送ローラ
４とコロ５，６によりシート材Ｐの片側をシート材基準
面４2 に寄せつける。該シート材基準面４2 は、搬送ロ
ーラ４に形成してあるため、シート材Ｐと速度差を生じ
ることはなく、シート材Ｐと摩擦摺動しない。シート材
Ｐは、シート基準面４2 に案内されて画像形成部７に搬
送される。
端部の折れやシート材の巻き込みを防止して、安定した
シート材搬送ができるシート材搬送装置を提供するこ
と、及び高い印字精度の画像形成装置を提供することを
目的とする。 【構成】搬送ローラ４と、該搬送ローラ４に転接するよ
うに配置されるコロ５，６とを有し、これら搬送ローラ
４とコロ５，６によりシート材Ｐの片側をシート材基準
面４2 に寄せつける。該シート材基準面４2 は、搬送ロ
ーラ４に形成してあるため、シート材Ｐと速度差を生じ
ることはなく、シート材Ｐと摩擦摺動しない。シート材
Ｐは、シート基準面４2 に案内されて画像形成部７に搬
送される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材の片側を基準
としてシート材搬送をする片側斜送搬送方式のシート材
搬送装置及び該シート材搬送装置を備えた画像形成装置
に関する。
としてシート材搬送をする片側斜送搬送方式のシート材
搬送装置及び該シート材搬送装置を備えた画像形成装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】今日、広く利用されている電子写真方式
による画像形成装置は、回転する像担持体に光照射して
形成した潜像をトナーによって現像し、この像担持体の
回転に同期するように搬送手段を駆動して、記録媒体を
搬送すると共に、前記トナー像を記録媒体に転写し、こ
れを定着手段によって定着するものである。
による画像形成装置は、回転する像担持体に光照射して
形成した潜像をトナーによって現像し、この像担持体の
回転に同期するように搬送手段を駆動して、記録媒体を
搬送すると共に、前記トナー像を記録媒体に転写し、こ
れを定着手段によって定着するものである。
【０００３】このような画像形成装置にあっては、記録
媒体としてのシート材（紙、樹脂シート等）を複数枚重
ねてカセットに収納し、該カセットを装置本体に装着し
て、該カセットからシート材を給紙させる手段、もしく
は手差し手段を有するのが一般である。
媒体としてのシート材（紙、樹脂シート等）を複数枚重
ねてカセットに収納し、該カセットを装置本体に装着し
て、該カセットからシート材を給紙させる手段、もしく
は手差し手段を有するのが一般である。
【０００４】さらに、従来の（給紙カセットからの）搬
送系においては、画像形成装置の小型化・省スペース化
のために、Ｓ字，Ｖ字の紙パスが多く採用され、それが
一般的となっている。同様に、画像形成装置の省スペー
ス化のため、片側斜送搬送方式が採用されつつある。
送系においては、画像形成装置の小型化・省スペース化
のために、Ｓ字，Ｖ字の紙パスが多く採用され、それが
一般的となっている。同様に、画像形成装置の省スペー
ス化のため、片側斜送搬送方式が採用されつつある。
【０００５】図７は、このような片側斜送搬送方式のシ
ート材搬送装置４０を示すものである。このシート材搬
送装置４０は、給紙カセット２中のシート材Ｐを給紙ロ
ーラ３により折り返しガイド２ａに沿って搬送ローラ４
と斜送コロ５，６からなるニップへと搬送し、シート材
Ｐの片側を斜送コロ５，６により画像形成装置フレーム
１のシート基準面１2 に寄せつけ、該シート基準面１2
をシート材Ｐの搬送用のガイドとし、画像形成部７にそ
のシート材Ｐを搬送する。又、手差しの場合、手差し給
紙口８から供給されるシート材Ｐは、上記の場合と同様
に、斜送コロ５，６によりシート基準面１2 に押し付け
られ、シート材基準面１2 をガイドとして画像形成部７
に搬送される。
ート材搬送装置４０を示すものである。このシート材搬
送装置４０は、給紙カセット２中のシート材Ｐを給紙ロ
ーラ３により折り返しガイド２ａに沿って搬送ローラ４
と斜送コロ５，６からなるニップへと搬送し、シート材
Ｐの片側を斜送コロ５，６により画像形成装置フレーム
１のシート基準面１2 に寄せつけ、該シート基準面１2
をシート材Ｐの搬送用のガイドとし、画像形成部７にそ
のシート材Ｐを搬送する。又、手差しの場合、手差し給
紙口８から供給されるシート材Ｐは、上記の場合と同様
に、斜送コロ５，６によりシート基準面１2 に押し付け
られ、シート材基準面１2 をガイドとして画像形成部７
に搬送される。
【０００６】このように、片側斜送搬送方式のシート材
搬送装置４０においては、搬送ローラ４と斜送コロ５，
６よりなるローラ対によって、画像形成装置５０の画像
形成部７に対して適切に位置決めされたシート材基準面
１2 までシート材Ｐを寄せることにより、画像形成部７
のシート材Ｐに対する印字精度を保障するようになって
いる。
搬送装置４０においては、搬送ローラ４と斜送コロ５，
６よりなるローラ対によって、画像形成装置５０の画像
形成部７に対して適切に位置決めされたシート材基準面
１2 までシート材Ｐを寄せることにより、画像形成部７
のシート材Ｐに対する印字精度を保障するようになって
いる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シート材搬送装置４０においては、シート材基準面１2
に紙を寄せる際に、シート材基準面１2 と搬送ローラ４
の間に設けた摩擦防止の隙間Ｗにシート材Ｐが狭まり、
シート材Ｐの端部折れや搬送ローラ４への巻きつき等を
生じ、ジャム発生の原因となっていた。
シート材搬送装置４０においては、シート材基準面１2
に紙を寄せる際に、シート材基準面１2 と搬送ローラ４
の間に設けた摩擦防止の隙間Ｗにシート材Ｐが狭まり、
シート材Ｐの端部折れや搬送ローラ４への巻きつき等を
生じ、ジャム発生の原因となっていた。
【０００８】さらに、従来のシート材搬送装置４０にお
いては、シート材Ｐが斜送コロ５，６により斜送される
際に、シート材Ｐの端部（片側）がシート材基準面１2
と強く擦れあうために、シート材基準面１2 自体が摩耗
し、画像形成部７のシート材Ｐに対する印字精度を保障
する搬送ができなくなる虞があった（図８（ａ），
（ｂ）参照）。
いては、シート材Ｐが斜送コロ５，６により斜送される
際に、シート材Ｐの端部（片側）がシート材基準面１2
と強く擦れあうために、シート材基準面１2 自体が摩耗
し、画像形成部７のシート材Ｐに対する印字精度を保障
する搬送ができなくなる虞があった（図８（ａ），
（ｂ）参照）。
【０００９】そこで、本発明は、画像形成装置本体フレ
ームのシート材基準面の摩耗を防ぎ、かつ、シート材端
部の折れやシート材の巻き込みを防止して、安定したシ
ート材搬送ができるシート材搬送装置を提供すること、
及び高い印字精度の画像形成装置を提供することを目的
とする。
ームのシート材基準面の摩耗を防ぎ、かつ、シート材端
部の折れやシート材の巻き込みを防止して、安定したシ
ート材搬送ができるシート材搬送装置を提供すること、
及び高い印字精度の画像形成装置を提供することを目的
とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の課題に鑑みて案出されたものであり、搬送ローラ
（４）と、該搬送ローラ（４）に転接するように配置さ
れるコロ（５，６）とを有し、これら搬送ローラ（４）
とコロ（５，６）によりシート材（Ｐ）の片側をシート
材基準面（４2 ）に寄せつけ、該シート材基準面（４
2 ）でシート材（Ｐ）を案内しつつ、該シート材（Ｐ）
を搬送するシート材搬送装置（２０1 ）であって、前記
シート材基準面（４2 ）を搬送ローラ（４）に形成した
ことを特徴とするものである。
の課題に鑑みて案出されたものであり、搬送ローラ
（４）と、該搬送ローラ（４）に転接するように配置さ
れるコロ（５，６）とを有し、これら搬送ローラ（４）
とコロ（５，６）によりシート材（Ｐ）の片側をシート
材基準面（４2 ）に寄せつけ、該シート材基準面（４
2 ）でシート材（Ｐ）を案内しつつ、該シート材（Ｐ）
を搬送するシート材搬送装置（２０1 ）であって、前記
シート材基準面（４2 ）を搬送ローラ（４）に形成した
ことを特徴とするものである。
【００１１】又、前記シート材基準面（４2 ）を搬送ロ
ーラ（４）に密接又は近接して配置し、そのシート材基
準面（４2 ）の外径を搬送ローラ（４）の外径よりも大
径にして、これらシート材基準面（４2 ）と搬送ローラ
（４）を同一回転数で回転させることを特徴とするもの
である。
ーラ（４）に密接又は近接して配置し、そのシート材基
準面（４2 ）の外径を搬送ローラ（４）の外径よりも大
径にして、これらシート材基準面（４2 ）と搬送ローラ
（４）を同一回転数で回転させることを特徴とするもの
である。
【００１２】更に、前記シート材基準面（４2 ）の外周
に前記シート材（Ｐ）が乗り上げるのを防止するストッ
パ（１ａ）を、前記シート材基準面（４2 ）の外周側に
配置したことを特徴とするものである。
に前記シート材（Ｐ）が乗り上げるのを防止するストッ
パ（１ａ）を、前記シート材基準面（４2 ）の外周側に
配置したことを特徴とするものである。
【００１３】加えて、本発明の画像形成装置（３０）
は、シート材搬送装置（２０1 ，２０2 ，２０3 ）のい
ずれかと、該シート材搬送装置により搬送されたシート
材（Ｐ）に画像を形成する画像形成部（７）とを有する
ことを特徴とするものである。
は、シート材搬送装置（２０1 ，２０2 ，２０3 ）のい
ずれかと、該シート材搬送装置により搬送されたシート
材（Ｐ）に画像を形成する画像形成部（７）とを有する
ことを特徴とするものである。
【００１４】
【作用】シート材基準面（４2 ）を搬送ローラ（４）に
形成するか、又は、シート材基準面（４2 ）を搬送ロー
ラ（４）に近接又は密接して配置すると共に、両者を同
一回転速度で回転させるようになっているため、シート
材（Ｐ）とシート材基準面（４2 ）に速度差が生じず、
シート材（Ｐ）は、シート材基準面（４2 ）と摩擦摺動
することなく、その片側をシート材基準面（４2 ）に案
内されて画像形成部（７）に搬送される。又、シート材
基準面（４2 ）を搬送ローラ（４）に形成するか、又
は、シート材基準面（４2 ）を搬送ローラ（４）に近接
又は密接して配置すると共に、シート材基準面（４2 ）
の外周にシート材乗り上げ防止ストッパ（１ａ）を配置
し、シート基準面（４2 ）の近傍にシート材（Ｐ）が挟
まる隙間を形成しないため、シート材（Ｐ）は、端部折
れを生じたり、搬送ローラ（４）に巻きついたりせず
に、いわゆるジャムを生じることなく、画像形成部
（７）に確実に搬送される。
形成するか、又は、シート材基準面（４2 ）を搬送ロー
ラ（４）に近接又は密接して配置すると共に、両者を同
一回転速度で回転させるようになっているため、シート
材（Ｐ）とシート材基準面（４2 ）に速度差が生じず、
シート材（Ｐ）は、シート材基準面（４2 ）と摩擦摺動
することなく、その片側をシート材基準面（４2 ）に案
内されて画像形成部（７）に搬送される。又、シート材
基準面（４2 ）を搬送ローラ（４）に形成するか、又
は、シート材基準面（４2 ）を搬送ローラ（４）に近接
又は密接して配置すると共に、シート材基準面（４2 ）
の外周にシート材乗り上げ防止ストッパ（１ａ）を配置
し、シート基準面（４2 ）の近傍にシート材（Ｐ）が挟
まる隙間を形成しないため、シート材（Ｐ）は、端部折
れを生じたり、搬送ローラ（４）に巻きついたりせず
に、いわゆるジャムを生じることなく、画像形成部
（７）に確実に搬送される。
【００１５】尚、上記カッコ内の符号は、図面と対照す
るためのものであり、何等本発明の構成を限定するもの
ではない。
るためのものであり、何等本発明の構成を限定するもの
ではない。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【００１７】図１は、本発明の第１の実施例を示すシー
ト材搬送装置２０1 である。又、図１（ａ）は本発明を
最も良く表す図である。又、図２（ａ）は、該シート材
搬送装置２０1 の要部側面図であり、図２（ｂ）は、同
シート材搬送装置２０1 の要部拡大斜視図である。
ト材搬送装置２０1 である。又、図１（ａ）は本発明を
最も良く表す図である。又、図２（ａ）は、該シート材
搬送装置２０1 の要部側面図であり、図２（ｂ）は、同
シート材搬送装置２０1 の要部拡大斜視図である。
【００１８】これらの図において、給紙カセット２には
複数枚のシート材Ｐを積載してある。そして、そのシー
ト材Ｐは、図外の駆動手段により回動制御される給紙ロ
ーラ３によりカセット折り返しガイド２ａに沿って搬送
ローラ４と斜送コロ５，６のニップへ搬送される。搬送
ローラ４は、ローラ部４ａと、該ローラ部４ａと一体
で、かつ、ローラ部４ａよりも大径のフランジ部４ｂと
からなり、フランジ部４ｂの側面がシート材Ｐの片側を
案内するシート材基準面４2 となる。このシート材基準
面４2 は、画像形成部７の所定位置にシート材Ｐが搬送
されるように、シート材Ｐの幅方向位置を規定しつつ、
シート材Ｐの搬送を案内するものである。この搬送ロー
ラ４は、図外の駆動手段により回動させられるようにな
っている。
複数枚のシート材Ｐを積載してある。そして、そのシー
ト材Ｐは、図外の駆動手段により回動制御される給紙ロ
ーラ３によりカセット折り返しガイド２ａに沿って搬送
ローラ４と斜送コロ５，６のニップへ搬送される。搬送
ローラ４は、ローラ部４ａと、該ローラ部４ａと一体
で、かつ、ローラ部４ａよりも大径のフランジ部４ｂと
からなり、フランジ部４ｂの側面がシート材Ｐの片側を
案内するシート材基準面４2 となる。このシート材基準
面４2 は、画像形成部７の所定位置にシート材Ｐが搬送
されるように、シート材Ｐの幅方向位置を規定しつつ、
シート材Ｐの搬送を案内するものである。この搬送ロー
ラ４は、図外の駆動手段により回動させられるようにな
っている。
【００１９】一方、斜送コロ５，６は、搬送ローラ４の
ローラ部４ａの外周に回転可能に配置され、ローラ部４
ａに直接又はシート材Ｐを介して間接的に転接するよう
になっており、搬送ローラ４の回転に従動するか、又は
図外の駆動手段により回動させられるようになってい
る。この斜送コロ５，６は、その回転軸線に対して所定
角度傾くように配置され、シート材Ｐをシート基準面４
2 に寄せつけるように、搬送ローラ４のローラ部４ａと
協働してシート材Ｐを斜送させる。
ローラ部４ａの外周に回転可能に配置され、ローラ部４
ａに直接又はシート材Ｐを介して間接的に転接するよう
になっており、搬送ローラ４の回転に従動するか、又は
図外の駆動手段により回動させられるようになってい
る。この斜送コロ５，６は、その回転軸線に対して所定
角度傾くように配置され、シート材Ｐをシート基準面４
2 に寄せつけるように、搬送ローラ４のローラ部４ａと
協働してシート材Ｐを斜送させる。
【００２０】手差しの場合、手差し給紙口８から供給さ
れるシート材Ｐは、搬送ローラ４のローラ部４ａと斜送
コロ５，６とが上記の場合と同様にしてシート基準面４
2 に寄せつける。
れるシート材Ｐは、搬送ローラ４のローラ部４ａと斜送
コロ５，６とが上記の場合と同様にしてシート基準面４
2 に寄せつける。
【００２１】このように、本実施例によれば、シート材
Ｐは、搬送ローラ４のローラ部４ａと斜送コロとにより
シート基準面４2 に寄せつけられるが、シート基準面４
2 が搬送ローラ４のフランジ部４ｂに形成されているた
め、シート基準面４2 の回動速度と同一速度で搬送され
る。
Ｐは、搬送ローラ４のローラ部４ａと斜送コロとにより
シート基準面４2 に寄せつけられるが、シート基準面４
2 が搬送ローラ４のフランジ部４ｂに形成されているた
め、シート基準面４2 の回動速度と同一速度で搬送され
る。
【００２２】従って、本実施例は、シート材Ｐとシート
基準面４2 の摩擦摺動がほとんどなく、シート基準面４
2 の摩耗量を問題を生じない程の極少量に抑制できる。
その結果、本実施例のシート材搬送装置２０1 は、シー
ト材Ｐを正しい姿勢に保持しつつ画像形成部７の所定位
置に搬送でき、画像形成部７での印字精度を極めて向上
することができる。
基準面４2 の摩擦摺動がほとんどなく、シート基準面４
2 の摩耗量を問題を生じない程の極少量に抑制できる。
その結果、本実施例のシート材搬送装置２０1 は、シー
ト材Ｐを正しい姿勢に保持しつつ画像形成部７の所定位
置に搬送でき、画像形成部７での印字精度を極めて向上
することができる。
【００２３】図３は、本発明の第２の実施例を示すシー
ト材搬送装置２０2 である。又、図４（ａ）は、該シー
ト材搬送装置２０2 の要部側面図であり、図４（ｂ）
は、同シート材搬送装置２０2 の要部拡大斜視図であ
る。
ト材搬送装置２０2 である。又、図４（ａ）は、該シー
ト材搬送装置２０2 の要部側面図であり、図４（ｂ）
は、同シート材搬送装置２０2 の要部拡大斜視図であ
る。
【００２４】これらの図に示すように、本実施例は、前
記第１の実施例におけるフランジ部として機能する搬送
ガイド部材１１を搬送ローラ４に近接または密接させて
配置して、搬送ガイド部材１１の側面をシート材基準面
４2 とするものである。これにより、本実施例は、前記
第１の実施例と同様の効果を得ることができる。
記第１の実施例におけるフランジ部として機能する搬送
ガイド部材１１を搬送ローラ４に近接または密接させて
配置して、搬送ガイド部材１１の側面をシート材基準面
４2 とするものである。これにより、本実施例は、前記
第１の実施例と同様の効果を得ることができる。
【００２５】図５は、本発明の第３の実施例を示すシー
ト材搬送装置２０3 である。又、図６（ａ）は、該シー
ト材搬送装置２０3 の要部側面図であり、図６（ｂ）
は、同シート材搬送装置２０3 の要部拡大斜視図であ
る。
ト材搬送装置２０3 である。又、図６（ａ）は、該シー
ト材搬送装置２０3 の要部側面図であり、図６（ｂ）
は、同シート材搬送装置２０3 の要部拡大斜視図であ
る。
【００２６】これらの図に示すように、本実施例は、シ
ート材基準面４2 となるフランジ部４ｂの周囲に、シー
ト材Ｐの厚さ未満となるように隙間△をとって、シート
材Ｐがフランジ部４ｂに乗り上げるのを防止する乗り上
げ防止ストッパ１ａを設けてある。その結果、本実施例
は、前記各実施例のような効果をえることができること
はもちろんのこと、シート材Ｐのフランジ部４ｂへの乗
り上げをも防止でき、シート材Ｐの搬送安定性をより一
層向上できる。
ート材基準面４2 となるフランジ部４ｂの周囲に、シー
ト材Ｐの厚さ未満となるように隙間△をとって、シート
材Ｐがフランジ部４ｂに乗り上げるのを防止する乗り上
げ防止ストッパ１ａを設けてある。その結果、本実施例
は、前記各実施例のような効果をえることができること
はもちろんのこと、シート材Ｐのフランジ部４ｂへの乗
り上げをも防止でき、シート材Ｐの搬送安定性をより一
層向上できる。
【００２７】以上のように、上記各実施例は、シート材
Ｐがシート材基準面４2 とこすれることを防止できるた
め、シート材粉の発生を防止でき、近傍ギア部の汚れ歯
の摩耗を減じることができる。
Ｐがシート材基準面４2 とこすれることを防止できるた
め、シート材粉の発生を防止でき、近傍ギア部の汚れ歯
の摩耗を減じることができる。
【００２８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、従来画像形成装置本体フレーム側に形成していたシ
ート材基準面を搬送ローラ自体または搬送ローラに近接
もしくは密接に設け、該シート材基準面を搬送ローラと
同一回転速度で回転させることにより、シート材基準面
とシート材の速度差をなくし、シート材基準面とシート
材の摩擦摺動をなくして、シート材の摩耗を極少量に抑
制することができる。
は、従来画像形成装置本体フレーム側に形成していたシ
ート材基準面を搬送ローラ自体または搬送ローラに近接
もしくは密接に設け、該シート材基準面を搬送ローラと
同一回転速度で回転させることにより、シート材基準面
とシート材の速度差をなくし、シート材基準面とシート
材の摩擦摺動をなくして、シート材の摩耗を極少量に抑
制することができる。
【００２９】また、本発明は、搬送ローラとシート材基
準面を一体もしくは近接・密接させ、搬送ローラとシー
ト材基準面の隙間を無くすことにより、シート材搬送
時、搬送ローラとシート材基準面の隙間へのシート材端
部の巻き込みを防止できる。
準面を一体もしくは近接・密接させ、搬送ローラとシー
ト材基準面の隙間を無くすことにより、シート材搬送
時、搬送ローラとシート材基準面の隙間へのシート材端
部の巻き込みを防止できる。
【００３０】さらに、本発明は、シート材基準面の外周
に乗り上げ防止ストッパを設けることにより、シート材
がシート材基準面に乗り上げるのを防止して、より一層
搬送安定性を向上させることができる。
に乗り上げ防止ストッパを設けることにより、シート材
がシート材基準面に乗り上げるのを防止して、より一層
搬送安定性を向上させることができる。
【００３１】その結果として、本発明のシート材搬送装
置を適用した画像形成装置は、シート材搬送装置がシー
ト材を画像形成部に正確に搬送するため、画像形成部に
おいて安定かつ高精度の画像を形成することができる。
置を適用した画像形成装置は、シート材搬送装置がシー
ト材を画像形成部に正確に搬送するため、画像形成部に
おいて安定かつ高精度の画像を形成することができる。
【００３２】加えて、本発明は、シート材がシート材基
準面とこすれることを防止できるため、シート材粉の発
生を防止でき、近傍ギア部の汚れ歯の摩耗を減じること
ができる。
準面とこすれることを防止できるため、シート材粉の発
生を防止でき、近傍ギア部の汚れ歯の摩耗を減じること
ができる。
【図１】本発明の第１の実施例示すシート材搬送装置の
斜視図。
斜視図。
【図２】同装置の要部（Ａ部）拡大図である。（ａ）は
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
【図３】本発明の第２の実施例示すシート材搬送装置の
斜視図。
斜視図。
【図４】同装置の要部（Ａ部）拡大図である。（ａ）は
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
【図５】本発明の第３の実施例示すシート材搬送装置の
斜視図。
斜視図。
【図６】同装置の要部（Ａ部）拡大図である。（ａ）は
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
【図７】従来のシート材搬送装置の斜視図。
【図８】同装置の要部（Ａ部）拡大図である。（ａ）は
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
同装置の要部側面図。（ｂ）は、同装置の要部斜視図。
１ａ （乗り上げ防止）ストッパ ４ 搬送ローラ ４2 シート材基準面 ５、６ （斜送）コロ ７ 画像形成部 ２０1 ，２０2 ，２０3 シート材搬送装置 ３０ 画像形成装置 Ｐ シート材
Claims (4)
- 【請求項１】 搬送ローラと、該搬送ローラに転接する
ように配置されるコロとを有し、 これら搬送ローラとコロによりシート材の片側をシート
材基準面に寄せつけ、該シート材基準面でシート材を案
内しつつ、該シート材を搬送するシート材搬送装置にお
いて、 前記シート材基準面を搬送ローラに形成したことを特徴
とするシート材搬送装置。 - 【請求項２】 搬送ローラと、該搬送ローラに転接する
ように配置されるコロとを有し、 これら搬送ローラとコロによりシート材の片側をシート
材基準面に寄せつけ、該シート材基準面でシート材を案
内しつつ、該シート材を搬送するシート材搬送装置にお
いて、 前記シート材基準面を搬送ローラに密接又は近接して配
置し、そのシート材基準面の外径を搬送ローラの外径よ
りも大径にして、これらシート材基準面と搬送ローラを
同一回転数で回転させることを特徴とするシート材搬送
装置。 - 【請求項３】 前記シート材基準面の外周に前記シート
材が乗り上げるのを防止するストッパを、前記シート材
基準面の外周側に配置したことを特徴とする請求項１又
は２記載のシート材搬送装置。 - 【請求項４】前記請求項１乃至３のいずれかに記載のシ
ート材搬送装置と、該シート材搬送装置により搬送され
たシート材に画像を形成する画像形成部とを有すること
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5344908A JPH07172640A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5344908A JPH07172640A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172640A true JPH07172640A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18372930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5344908A Pending JPH07172640A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172640A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI558475B (zh) * | 2014-09-25 | 2016-11-21 | 盛餘股份有限公司 | 金屬捲料印刷裝置及其方法 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5344908A patent/JPH07172640A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI558475B (zh) * | 2014-09-25 | 2016-11-21 | 盛餘股份有限公司 | 金屬捲料印刷裝置及其方法 |
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