JPH0717173Y2 - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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JPH0717173Y2
JPH0717173Y2 JP1989017246U JP1724689U JPH0717173Y2 JP H0717173 Y2 JPH0717173 Y2 JP H0717173Y2 JP 1989017246 U JP1989017246 U JP 1989017246U JP 1724689 U JP1724689 U JP 1724689U JP H0717173 Y2 JPH0717173 Y2 JP H0717173Y2
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JP
Japan
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skirt
cover
housing
floor surface
floor
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JP1989017246U
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JPH02108369U (ja
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紀久 ▲高▼橋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 底部と床面との間に設けられて外界と内部とを遮蔽する
スカートをカバー内部に収容し得るようにした新規なる
電子機器筐体に関し、 筐体下部と床面間を覆うスカートの取り付け構造の簡易
化を目的とし、 底部が床面とは間隔を設けて設置される電子機器筐体に
おいて、筐体の表面を覆うカバーの下方内部に該カバー
内部と上記床面との間を上下方向へ隠見移動可能にして
該カバー内に収容され得るスカートと、該スカートを上
昇させて上記カバーの内部収容位置に位置固定させる保
持手段と、をそなえた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、底部と床面との間に設けられて外界と内部と
を遮蔽するスカートをカバー内部に収容し得るようにし
た新規なる電子機器筐体に関する。
各種の電子装置、通信装置においては、それら装置を構
成するに必要な電子機器を筐体内に収容し取り付けるこ
とで、所定機能を有する装置が構成される。このような
装置は単体、あるいは複数を床面の所定位置に据え付け
設置させて運用される。
床面にはホール(貫通孔)が設けられてあり、このホー
ルを介して床下に布設されたケーブルなどを装置へ接続
させるが、必要に応じて床下からの冷却用空気の供給も
行なわれる。
床面上に設置される電子機器筐体は種々の要因によって
底部と床面との間に間隔が形成される。たとえば、床面
に対して電子機器筐体を水平状態とするためにレベル
(水準)を水平状態に調節するための手段を介在させる
などによる。
このような間隔は体裁上や、異物,小動物などの侵入防
止、冷却用空気の洩れ防止上からも、間隔をスカートと
称される遮蔽板などで体裁よく塞ぎ覆うことが行なわれ
る。
〔従来の技術〕
このようなスカートを電子機器筐体に取り付ける構造と
しての従来のものは、第4図の図(a)に示される要部
を断面とした側面図、図(b)に示される要部斜視図、
のようである。
内部に電子機器10を収容し取り付けられた筐体1の前面
Fおよび背面Rなどの表面には、開閉式に、または着脱
式にカバー4がそれぞれ取付けられる。この筐体1の設
置される床面5はコンクリート床14から支柱13で支持さ
れたフリーアクセスパネル12で構成されている。
筐体1の底部2には床面5との間隔を調節可能なねじ機
構を有する台足3が取り付けられており、筐体1はこの
台足3に支持されて床面5上に設置される。台足5は地
震対策などの必要性に応じて、適宜床面5と強固に固定
されることもある。
このようにして筐体1の設置される床面5部分には、あ
らかじめホール16が設けられており、電子機器10に対す
る床下15に布設されたケーブル17による信号回路の入出
力、あるいは電源供給回路などの配線接続がホール16を
とおして行なわれる。また、このホール16は図示しない
送風機によって床下15に送り込まれている冷却用空気
を、筐体1の内部へ矢印方向に取り入れて電子機器10を
冷却させるための空気供給口でもある。
台足3によって支持された筐体1の底部2面と床面5と
の間には間隔Sが存在する。そこで、この間隔Sから冷
却用の空気が筐体1の領域外に流出しないように遮蔽
し、電子機器10に対して冷却用の空気が有効に供給され
るよう床面5上に筐体1周囲にスカート11と称される遮
蔽部材が取り付けられる。
このようなスカート11を筐体1の周囲下面に取り付ける
には、図(b)に示されるように、装置を設置すべき箇
所に隣接して設置されている隣接筐体20に側面が接する
ようにして床面5上に筐体1を設置し、逆L形の上面端
部の要所に取付穴11Aの設けられたスカート11を、筐体
1の底部2下面と床面5との間に矢印方向から挿入し、
取付穴11Aにねじを挿入して底部2下面に取り付ける。
装置が複数の筐体で構成される場合には、筐体1を隣接
させるようにして設置するとともに、それぞれの筐体1
の前後下面にスカート11を取り付け、最後の筐体1の側
面には遮蔽金具を取り付けるか、同様のスカートを取り
付けて遮蔽する。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上のようにして、筐体1前面F側ならびに背面R側の
底部2と床面5との間にスカート11を挿入して底部2下
面にねじ止めすることは、狭い場所での作業に困難をと
もない、熟練とともに時間を要するといった問題点があ
った。
上記従来の問題点にかんがみて、本考案は設置にともな
う作業の合理化ならびに簡易化を図ることができる電子
機器筐体の提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来の問題点を解決させるための本考案の構成要旨
とするところは、第1図を参照し、底部2が床面5とは
間隔Sを設けて設置される電子機器筐体において、筐体
1の表面を覆うカバー4の下方内部に該カバー4内部と
上記床面5との間を上下方向へ隠見移動可能にして該カ
バー4内に収容され得るスカート6と、該スカート6を
上昇させて上記カバー4の内部収容位置に位置固定させ
る保持手段7と、をそなえた構成とすることにより、上
述の目的が達成される。
〔作用〕
上記本考案の構成手段によると、筐体1の表面を覆うカ
バー4の下方内部にスカート6を収容し得るようにした
ことで、スカート6をカバー4内部に収容させた状態と
して保持手段7で収容位置に保持固定させてカバーを移
動可能であり、カバー4と一体として扱える。したがっ
て、要すれば筐体1にカバー4を取り付けた状態でも、
筐体1とともに移動可能である。
以上の状態においては、カバー4の下部は筐体1の底部
2下面よりも突出しないことから、筐体1を床面5など
に直接仮置きした状態としたとしても、カバー4の下面
からスカート6が突出しないので、なんらの差し支えを
生じるものではない。
筐体1を床面5の所定位置に台足3などを介して設置し
たのち、床面5との間に生じた間隔Sに対してカバー4
の保持手段7を解除し、スカート6を収容位置から下方
へスライド移動させてスカート6の下端を床面5に接触
させることで、簡単簡易に間隔Sの部分を遮蔽状態にし
得る。
〔実施例〕
以下、本考案の電子機器筐体について構成要旨にもとづ
いた実施例により、図を参照して具体的詳細に説明す
る。なお、全図を通じて同一箇所には同一符号を付して
示してある。
第2図は、本考案電子機器筐体の一実施例であって、図
(a)の要部を断面とした側面図、図(b)の要部斜視
図、によく示されている。
内部に電子機器10を収容し取り付けられた筐体1の前面
Fおよび背面Rなどの表面には、開閉式に、または着脱
式にカバー4がそれぞれ取り付けられる。この筐体1の
設置される床面5はコンクリート床14から支柱13じ支持
されたフリーアクセスパネル12で構成されている。
筐体1の底部2には床面5との間隔を調節可能なねじ機
構を有する台足3が取り付けられており、筐体1はこの
台足3に支持されて床面5上に設置される。台足5は地
震対策などの必要性に応じて、適宜床面5と強固に固定
されることもある。
このようにして筐体1の設置される床面5部分には、あ
らかじめホール16が設けられており、電子機器10に対す
る床下15に布設されたケーブル17との信号回路の入出
力、あるいは電源供給回路などの配線接続がホール16を
とおして行なわれる。また、このホール16は図示しない
送風機によって床下15に送り込まれている冷却用空気
を、筐体1の内部へ矢印方向に取り入れて電源機器10を
冷却させるための空気供給口でもある。
台足3によって支持された筐体1の底部2面と床面5と
の間には間隔Sが存在する、そこで、この間隔Sから冷
却用の空気が筐体1の領域外に流出しないように遮蔽
し、電子機器10に対して冷却用の空気が有効に供給され
るよう床面5上の筐体1の周囲にスカートを取り付け筐
体1周囲を遮蔽することは従来の説明と同様である。
本実施例におけるスカート6の取り付け構造は、第2図
に示されるようにカバー4の下方内部に筐体1の横幅と
同等で、間隔Sを覆うに十分な高さ以上の高さ方向の幅
を有するスカート6が、上下方向へ隠見移動可能に収容
されており、スカート6はカバー4の左右両側に抜き差
し式に設けられている保持手段であるピン7Aにより、収
容位置に位置固定される。
筐体1を床面5上の所定位置に位置決め設置されると、
カバー4のピン7Aの保持状態を解除することでスカート
6はカバー4の下部4Aから下方へスライド移動して、矢
印B方向へ進出し先端6Aが床面5に接することで間隔S
は遮蔽される。この状態でスカート6の上方は突出部分
の姿勢を安定とさせるためにカバー4の内部に所要高さ
分収容されている。
スカート6の保持手段である保持機構7について第3図
の断面図を参照して説明する。図(a1)によると、カバ
ー4の内部で筐体1に接近する方に収容されるスカート
6には、上下方向に距離間隔Sを介して下方の貫通穴6B
と上方の貫通穴6Cとが設けられている。この上方の貫通
穴6Cの大きさを下方の貫通穴6Bよりも適宜に大ききして
おくことで、好ましい結果が得られる。
カバー4とその内面側に取り付けられる金具7Cの穴7C-1
を貫通するピン7Aの先端7Dは、スカート6の貫通穴6B内
に挿入されている。
金具7Cの筒状の内部位置において、ピンにはEリング7F
が取り付けられており、このEリング7Fと金具7Cの底部
との間にバネ7Bが介在され、ピン7Aを常にカバー4から
突出させる方向に付勢させている。金具7Cの底部外端面
に接する位置にはピン7Aを貫通するように係止ピンが貫
通して圧入され、これが位置決め突起7Eとなるように設
けられている。
この突起7Eが金具7Cの底部外面に接することで、ピン7A
がバネ7Bの付勢力に応じてカバー4の外面方向に押し出
されることを係止させている。
金具7Cの底部には図(a1)における矢視A−Aの断面で
ある図(b)に示されるように、ピン7Aの貫通する穴7C
-1の両側には穴7C-1に連通するスリット7C-2が形成され
ており、スリット7C-2は突起7Eをこの位置において通過
可能にしている。
以上の構成で、図(a1)の状態はスカート6がカバー4
の内部に上昇位置として収容されていることが示されて
いる。この状態はスカート6の下端である先端6A面はカ
バー4の下端4A面に一致されている。すなわち、第2図
においては、スカート6が筐体1の底部2よりも上昇位
置である。
カバー4の表面に露出されているピン7Aの頭部を適宜工
具などを用いて回転させ、ピン7Aの突起7Eの位置を金具
7Cのスリット7C-2の位置に一致させることにより、ピン
7Aはバネ7Bの付勢力によって図(a2)に示されるよう
に、カバー4の外部方向に押し出される。これによって
ピン7Aの先端7Dはスカート6の貫通穴6Bから抜け出た退
避位置となり、スカート6は自重によって矢印B方向に
スライド降下し、第2図の図(a)に示されるように先
端6Aが床面5に接して間隔Sを遮蔽する状態が得られ
る。
カバー4が間隔Sを遮蔽した状態で、ピン7Aを押し込む
ことで、その先端7Dをスカート6の上方の貫通穴6Cに挿
入し、突起7Eを回転し位置を固定係止させることにより
スカート6を不用意に持ち上げて開放されることが防止
される。この場合、上方の貫通穴6Cをピン7Aよりも適宜
に大きくしたことにより、台足3による床面5に対する
水準(レベル)調整による間隔Sの誤差を補うことがで
き、隙間を生じないので好ましいこととなる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案の電子機器筐体によ
れば、筐体の表面を覆うカバーの下方内部に該カバー内
部と筐体設置床面との間を上下へ方向隠見移動可能にし
て該カバー内に収容され得るスカートと該スカートを上
昇させて上記カバーの内部収容位置に位置固定される保
持手段とをそなえた構成としたことにより、保持手段を
解除させることで容易にスカートをカバー内部からスラ
イド降下させて筐体底部と床面上の間隔を遮蔽すること
ができるので、従来に比して大幅な取り付け作業の簡素
化を図ることができる実用上の効果はきわめて顕著なも
のである。このような構成としたことにより、必要に応
じて容易にスカートを上昇位置としカバー内部位置に保
持させ一体として扱えることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理説明図、 第2図は本考案による一実施例の説明図で、図(a)は
要部を断面とした側面図、図(b)は要部斜視図、 第3図は、本考案の説明図で、図(a1),図(a2)は保
持手段である保持機構の断面図、図(b)は図(a)の
矢視A−Aの断面図、 第4図は従来の説明図で、図(a)は要部を断面とした
側面図、図(b)は要部斜視図、 をそれぞれ示す。 全図において、 1は筐体、2は底部、3は台足、4はカバー、4Aは下
端、5は床面、6はスカート、6Aは先端、7は保持機
構、 である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部が床面とは間隔を設けて設置される電
    子機器筐体において、 筐体の表面を覆うカバーの下方内部に該カバー内部と上
    記床面との間を上下方向へ隠見移動可能にして該カバー
    内に収容され得るスカートと、該スカートを上昇させて
    上記カバーの内部収容位置に位置固定させる保持手段
    と、をそなえたことを特徴とする電子機器筐体。
JP1989017246U 1989-02-16 1989-02-16 電子機器筐体 Expired - Lifetime JPH0717173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017246U JPH0717173Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 電子機器筐体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017246U JPH0717173Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 電子機器筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02108369U JPH02108369U (ja) 1990-08-29
JPH0717173Y2 true JPH0717173Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31230858

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989017246U Expired - Lifetime JPH0717173Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 電子機器筐体

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152873U (ja) * 1986-03-20 1987-09-28
JPS6377384U (ja) * 1986-11-07 1988-05-23
JPS63149595U (ja) * 1987-03-23 1988-10-03

Also Published As

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JPH02108369U (ja) 1990-08-29

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