JP2521998Y2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2521998Y2
JP2521998Y2 JP6857990U JP6857990U JP2521998Y2 JP 2521998 Y2 JP2521998 Y2 JP 2521998Y2 JP 6857990 U JP6857990 U JP 6857990U JP 6857990 U JP6857990 U JP 6857990U JP 2521998 Y2 JP2521998 Y2 JP 2521998Y2
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heater
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行男 宮下
秀幸 田中
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガス器具などが取り付けられた加熱装置
に関する。
〔従来技術とその課題〕
従来、ガス器具等が組み込まれる加熱装置には、天板
に開設された開口に上記ガス器具本体を落し込んで取り
付ける方式のものや、ガス器具本体を天板に開設された
開口の下面側に取り付ける方式のもの等が公知である。
しかしながら、上記前者の方式のものにあっては、ガ
ス器具本体のフランジが天板の開口周縁部に載置された
状態で取り付けられるため、天板上部に上記フランジが
突設して使い勝手が悪くなり、しかも、上記フランジ回
りにゴミなどがたまり易く不衛生である、という問題を
有していた。
また、上記後者の方式のものにあっては、ガス器具本
体のフランジなどが天板上部に突出しないため、使い勝
手もよく衛生的である、という利点を有してはいるが、
ガス器具本体の後端部をキャビネット本体の奥行側に配
設された支持部材に載置し、かつ、その前端部を、上記
天板の前裏面側に配設された係止部材に係合して保持す
る構造であるので、上記ガス器具本体と天板裏面との間
には、ガス器具本体を取り付けるのに必要な空隙を確保
する必要があり、このため、ガス器具で発生した熱気が
周囲に放散して熱効率を低下させると共に、上記空隙か
らガス器具本体の前面側に取り付けられた操作パネル部
材の電気部品に悪影響を与える、という問題を有してい
た。
また、従来の前記いずれの方式による加熱装置にあっ
ても、ガス器具本体の前面側開口に点火スイッチ等が組
み込まれた操作パネル部材が嵌合され取り付けられてい
るため、該操作パネル部材に水等がかかると、該水によ
って電気部品が短絡する等の虞れを有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、第1に、前記後者の方式
を採用しても、加熱器で発生する熱気によって電気部品
が損傷するのを有効に防止することができ、第2に、操
作パネル部材にかかった水による電気部品の短絡事故等
を確実に防止することができる加熱装置を提供しようと
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
かかる第1の目的を達成するため、この考案にあって
は、キャビネット本体の上部に取り付けられた天板と、
この天板の加熱器取付用開口の下部に取り付けられる加
熱器本体と、から構成されてなり、上記加熱器本体は、
その後端部が、上記キャビネット本体の奥行側に配設さ
れた支持部材に載置され、かつ、その前端部が、上記天
板の前裏面側に配設された係止部材に係合されて保持さ
れるように構成されてなる加熱装置において、上記加熱
器本体の外周部には、上記加熱器本体が上記支持部材と
係止部材に係合保持されているときに発生する加熱器本
体と天板裏面との空隙を覆うスライド部材を昇降自在に
取り付けたことを特徴とするものである。
また、この考案にあっては、加熱器本体の前面側に、
点火スイッチ等が取り付けられる操作パネル部材が嵌合
保持される開口を開設し、該操作パネルの周縁に、上記
加熱器本体の前面側から侵入する水滴を加熱器のちり受
けへと導くガイド溝が形成することで、加熱器本体の操
作パネル部材にかかる水による電気部品の短絡事故を併
せて防止することができるように構成したことを特徴と
するものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基いてこの考案を詳
細に説明する。
この実施例に係る加熱装置1は、第1図に示すよう
に、キャビネット本体2の上部に取り付けられた天板3
と、この天板3のガス器具取付用開口4の下部に取り付
けられるガス器具本体10と、から構成されている。
上記ガス器具本体10は、その後端部10aが、上記キャ
ビネット本体2の奥行側に配設された支持部材であるア
ングル材5に載置され、かつ、その前端部10bに取り付
けられた逆L字状の係止片部11が、上記天板3の前裏面
側に配設された係止部材6に係合されて保持されるよう
に構成されている。
一方、上記ガス器具本体10の外周部には、第2図に示
すように、平面形状が略ロ字状に形成されたスライド部
材12が昇降自在に取り付けられている。
即ち、このスライド部材12は、第3図に示すように、
平面コ字状で断面形状が略逆L字状に形成された画成部
材12aと、この画成部材12aの開口部を連結する断面形状
が略逆L字状に形成された遮断部材12bと、から構成さ
れており、上記画成部材12aの各辺部の垂直面部13に
は、螺子14が螺合される雌螺子孔15が夫々開設されてお
り、上記ガス器具本体10の両側壁部及び背板部の内側に
取り付けられた補強部材16及び上記両側壁部と背板部に
開設された長溝17,18に挿通された上記各螺子14を緩め
ることにより、該スライド部材12は上下方向に昇降し、
また、該各螺子14を緊締することで、上記スライド部材
12を所定の高さ位置にセットすることができる。
次に、上記のようにスライド部材12が取り付けられた
ガス器具本体10をキャビネット本体1の下面に取り付け
る場合の手順を第4図に基き説明する。
先ず、前記各螺子14が緩められスライド部材12が最下
降位置に下降している状態のガス器具本体10を、第4図
(A)に示すように、キャビネット本体1の手前側から
天板3下方であってキャビネット本体1の奥行側へと斜
めに挿入し、該ガス器具本体10の後端部10aを、上記キ
ャビネット本体2の奥行側に配設されたアングル材5に
載置する。
次に、上記ガス器具本体10を上記アングル材5に載置
したまま水平にした後、第4図(B)に示すように、上
記ガス器具本体10を手前側へと引き出すことにより、逆
L字状に形成された前記係止片部11を、上記天板3の前
裏面側に配設された係止部材6に係合させる。
この後、天板3のガス器具取付用開口4から手を入れ
て、上記スライド部材12の水平部19が天板3の裏面に突
き当たるまで該スライド部材12を上昇させ、この後、上
記各螺子14を緊締することで、ガス器具本体10と天板3
裏面との間に形成される空隙Sを画成することができ
る。
従って、ガス器具本体10で発生する熱気は、上記スラ
イド部材12によってガス器具本体10の外へと放散するこ
とはなく、特に、上記スライド部材12の遮断部材12bに
よって、点火スイッチ等が取り付けられる操作パネル部
材20側に上記熱気が流出するのを有効に阻止することが
できる。
尚、上記のように取り付けられるガス器具本体10の両
側部の固定は、例えば、第3図に示すように、ギャビネ
ット本体1の両側に配置される仕切板7,7とガス器具本
体10の両側部との間にスペーサ8を介装し、このスペー
サ8を、上記仕切板7,7に設けた抽斗レール9の下方部
に螺合された螺子(図示せず)によって固定すること
で、ガス器具本体10からの熱が仕切板7,7へと伝えられ
るのを有効に防止することができ、しかも、ガス器具本
体10の両側部の取り付け取り外しを、仕切板7,7の抽斗
(図示せず)を取り出すことで容易に行うことができ
る。
また、ガス器具本体10の前面側に開設された開口10c
に嵌合保持される操作パネル部材20は、合成樹脂材で形
成され、その前面側には点火スイッチ等の電気部品や火
力調整レバー等が取り付けられていると共に、この操作
パネル部材20の周縁、即ち、上辺部及び両側辺部には、
第5図乃至第7図に示すように、上記ガス器具本体10の
前面側から浸入する水滴を、操作パネル部材20の下部に
配設されたちり受22へと導くガイド溝21が形成されてい
る。
このように構成することで、ガス器具本体10の前面側
から浸入する水滴は、操作パネル部材20のガイド溝21を
つたって上記ちり受22へと導かれ貯水されるので、上記
水滴が電気部品へと回ることがなく、従って、該電気部
品の短絡を有効に防止することができる。
尚、この実施例に係る加熱装置にあっては、第8図に
示すように、ガス器具本体10の背板10dに、点検口を開
閉する点検口蓋25を取り付け、この点検口蓋25の一隅部
25aを斜めに切り欠いてアース線やコネクターケーブル2
6等の押えとして使用できるように構成したので、ブッ
シングなどの押え具が不要となり、組み立て作業も容易
となる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案に係る加熱装置によれ
ば、スライド部材によって加熱器と天板との間に形成さ
れる空隙を閉塞できるので、上記加熱器から発生する熱
気によって操作パネル部材に取り付けられた電気部品が
損傷するのを有効に防止することができる。
また、この考案にあっては、加熱器本体の前面側に、
点火スイッチ等が取り付けられる操作パネル部材が嵌合
保持される開口を開設し、該操作パネルの周縁に、上記
加熱器本体の前面側から侵入する水滴を加熱器のちり受
けへと導くガイド溝を形成したので、操作パネル部材に
かかった水が電気部品へと浸入することなく操作パネル
部材の下方へと流下させることができるので、電気部品
の短絡事故等を確実に防止することができる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る加熱装置の構成を示
す断面図、第2図はスライド部材の斜視図、第3図は同
スライド部材の取り付け状態を示す要部拡大断面図、第
4図(A)乃至(C)はガス器具本体のキャビネット本
体への取り付け状態を順に示す工程説明図、第5図は操
作パネル部材の斜視図、第6図は同操作パネル部材を裏
面側から見た部分斜視図、第7図は同操作パネル部材の
取り付け状態を示す断面図、第8図はガス器具本体の背
板側に取り付けられた点検口蓋の構成を示す説明図であ
る。 〔符号の説明〕 1……加熱装置、2……キャビネット本体 3……天板 4……ガス器具取付用開口 5……アングル材(支持部材) 6……係止部材、10……ガス器具本体 10a……ガス器具本体の後端部 10b……ガス器具本体の前端部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット本体の上部に取り付けられた
    天板と、この天板の加熱器取付用開口の下部に取り付け
    られる加熱器本体と、から構成されてなり、上記加熱器
    本体は、その後端部が、上記キャビネット本体の奥行側
    に配設された支持部材に載置され、かつ、その前端部
    が、上記天板の前裏面側に配設された係止部材に係合さ
    れて保持されるように構成されてなる加熱装置におい
    て、上記加熱器本体の外周部には、上記加熱器本体が上
    記支持部材と係止部材に係合保持されているときに発生
    する加熱器本体と天板裏側との間隙を覆うスライド部材
    が昇降自在に取り付けられていることを特徴とする加熱
    器装置。
  2. 【請求項2】前記加熱器本体の前面側には、点火スイッ
    チ等が取り付けられる操作パネル部材が嵌合保持される
    開口を開設し、該操作パネルの周縁には、上記加熱器本
    体の前面側から侵入する水滴を加熱器のちり受けへと導
    くガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の加熱装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213546A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nippon Kitchen Kogyo Kk ガス炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009213546A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nippon Kitchen Kogyo Kk ガス炊飯器

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