JPH07170375A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH07170375A
JPH07170375A JP5313165A JP31316593A JPH07170375A JP H07170375 A JPH07170375 A JP H07170375A JP 5313165 A JP5313165 A JP 5313165A JP 31316593 A JP31316593 A JP 31316593A JP H07170375 A JPH07170375 A JP H07170375A
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JP
Japan
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image
image reading
optical block
reading apparatus
transparent plate
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Pending
Application number
JP5313165A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yoshizawa
聡 吉沢
Osamu Inoue
修 井上
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像読取装置の光学ブロックの調整を容易に
かつ確実に行えるようにする。 【構成】 ガイドシャフト14、15を支持する左右1
対のシャーシ12、13の上に、ガイドシャフト14、
15に平行にプラテンガラス25を固定し、プラテンガ
ラス25上に光学ブロック1の調整用のチャート6を装
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射原稿または透過原
稿の画像を光電変換素子(以下CCD)を用いて電気的
に読み取る画像読取装置に係り、特に原稿の画像をCC
D上に結像する光学ブロックの位置調整を容易に行うこ
とのできる画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像読取装置において、光源、
光学系及びCCDを備える図7に示すような光学ブロッ
ク1の調整を行う場合、従来は光学ブロック1の単体に
治工具2を装着して行っていた。すなわち、光学ブロッ
ク1の一面には図示しないCCDが実装された基板3が
1対のネジ4、5で取り付けられており、治工具2には
調整用チャート6が上面に接着された透明板7が載置さ
れている。また枠状の治工具2の下面には光学ブロック
1の上面外周に嵌合する段差部2aが形成されており、
治工具2を段差部2aを介して光学ブロック1に装着し
たときに、光学ブロック1に対する調整チャート6が所
定の位置に設置されるようになっている。
【0003】上記のように治工具2を装着した状態で光
学ブロック1の単体により調整用チャート6の読み取り
を行い、ネジ4、5により基板3の位置調整を行って、
チャート6の画像が正しくCCD上に結像されるように
する。調整が終わった光学ブロック1を装置本体に装着
し、透明板であるプラテンガラスが固定されたカバーを
最後に装置本体に組み付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の画
像読取装置の構成によると、光学ブロック1を単体で調
整する治工具2に装着された調整用チャート6の位置
と、組立後のプラテンガラス上に載置された原稿の位置
とが、部品公差の累積によって相対的にずれてしまい、
治工具2で光学ブロック1を調整した状態であっても、
装置組立後焦点ずれ、センターずれ、副走査位置ずれな
どの調整不良が発生するという問題があった。また読み
取り解像度の高い画像読取装置にあっては、原稿面上及
びCCD上での焦点深度が浅くなるため、微妙な調整が
必要となり、従来の調整方式では調整が困難であった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、光学ブロックの調整を確実に行うことのできる画
像読取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、透明板としてのプラテ
ンガラス25上に載置された原稿28の画像を、結像光
学系としての光源19、ミラー20、21、22、投影
レンズ23を介して光電変換素子としてのCCD24上
に結像させ、原稿28の画像を読み取る画像読取装置に
おいて、プラテンガラス25は、結像光学系とCCD2
4とを支持する支持体に直接固定されていることを特徴
とする。
【0007】請求項2に記載の画像読取装置は、結像光
学系とCCD24とは光学ブロック1として一体にブロ
ック化されており、前記支持体は、光学ブロック1を移
動可能に支持することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の画像読取装置は、前記支
持体は、一対の支持部材としてのフロントシャーシ12
及びリヤシャーシ13と、フロントシャーシ12とリヤ
シャーシ13との間に配置されたガイド部材としてのガ
イドシャフト14、15とを有し、光学ブロック1は、
ガイドシャフト14、15により移動可能に支持され、
プラテンガラス25は、フロントシャーシ12及びリヤ
シャーシ13に固定されていることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の画像読取装置は、フロン
トシャーシ12及びリヤシャーシ13は、少くとも一方
のシャーシに、光学ブロック1とプラテンガラス25と
の位置調節を行うための開口部29が設けられているこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の画像読取装置は、前記支
持体の開口部29は、光学ブロック1の一部を突出可能
な大きさであることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の画像読取装置は、プラテ
ンガラス25は、CCD24とプラテンガラス25との
位置調整に使用する調整用チャート6を備えることを特
徴とする。
【0012】請求項7に記載の画像読取装置は、前記結
像光学系とCCD24と前記支持体とを覆うカバー26
を有し、カバー26は原稿28を読み取るための開口部
26aを備え、プラテンガラス25は、カバー26と前
記支持体との間に配置されることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成の画像読取装置においては、プラテン
ガラス25上の調整用チャート6を基準として、装置本
体に組み込まれた光学ブロック1の位置調整を行うよう
にしたので、プラテンガラス25の位置公差を吸収する
ことができ、調整精度を上げることができる。
【0014】また、光学ブロック1をフロントシャーシ
12に設けられた開口部29から外側に突出した状態で
光学ブロック1の調整を行うことができるので、調整が
容易となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の画像読取装置の一実施例を図
面を参照して説明する。
【0016】図1乃至図5に本発明の一実施例の構成を
示す。図1及び図2において、図7に示す従来例の部分
に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明
は適宜省略する。装置本体のボトムシャーシ11の左右
両端近傍には、それぞれ垂直方向にフロントシャーシ1
2及びリヤシャーシ13が対向して固定されている。両
シャーシ12、13間には1対のガイドシャフト14、
15が平行に取り付けられている。一方、光学ブロック
1の両側にはそれぞれガイド車輪16及び1対のガイド
ブッシュ17、18が設けられており、光学ブロック1
はガイド車輪16、ガイドブッシュ17、18を介して
ガイドシャフト14、15に沿って、矢印A−Aで示す
副走査方向に移動可能に案内されている。また光学ブロ
ック1は図示しない駆動機構により矢印A−A方向に駆
動される。
【0017】光学ブロック1内には光源19、反射ミラ
ー20、21、22及び投影レンズ23が設けられてお
り、光学ブロック1の側面にはCCD24が実装された
基板3が、図7に示す従来例と同様にネジ4、5により
取り付けられている。またプラテンガラス25はフロン
トシャーシ12及びリヤシャーシ13の上部に、ガイド
シャフト14、15に対して平行に固定されている。プ
ラテンガラス25のシャーシ12、13に対する固定方
法としては、図3に示すようにネジ31を用いるか、図
4に示すように両面接着テープ32を用いるか、または
図5に示すように一端がネジ33によりシャーシ12に
固定された板バネ34を用いる方法がある。
【0018】装置本体は図1に示すような函形のカバー
26で被覆される。カバー26の上面の中心部分には矩
形状の開口部26aが形成されており、カバー26で装
置本体を被覆した状態で、開口部26aを通してプラテ
ンガラス25が露出する。またカバー26の上面には原
稿押えフタ27の一端が回動可能に取り付けられてお
り、原稿押えフタ27を閉じたときに、フタ27の下面
に設けられた図示しないウレタンなどの弾性体を介し
て、プラテンガラス25上に載置された原稿28を押圧
するようになっている。
【0019】上記のように構成された画像読取装置にお
いて、光源19から発した光は光学ブロック1の上部に
形成された開口部1aを通ってプラテンガラス25上の
原稿28を照射し、その反射光は再び開口部1aを通っ
て光学ブロック1内に入る。そして反射ミラー20、2
1、22により反射され、投影レンズ23によりCCD
24上に結像される。なお光学ブロック1のCCD24
側の側面にはこの反射光を通す開口部1bが設けられて
いる。なおフロントシャーシ12には基板3が突出可能
な開口部29が形成されている。
【0020】CCD24により原稿28の1ライン分の
画像の読み取りが終ると、光学ブロック1が矢印Aで示
す副走査方向に1ライン分移動し、次のラインの画像の
読み取りを行う。こうして順次A方向に移動することに
より、原稿28の2次元画像を読み取ることができる。
【0021】次に光学ブロック1の調整方法について説
明する。図2に示すようにカバー26を取り付ける前の
状態まで組み上げておき、光学ブロック1を図6に示す
ように左端まで移動し、基板3を開口部29から外側に
突出させる。この状態で図7に示すネジ3、4により基
板3の位置調整を容易に行うことができる。次にプラテ
ンガラス25上に調整用チャート6を載置接着し、チャ
ート6の画像を読み取り、この画像信号を基準として基
板3の位置合せを行うことができる。
【0022】本実施例によれば、カバー26を取り付け
る前にプラテンガラス25上の調整用チャート6を基準
として光学系の調整を行うようにしたので、プラテンガ
ラス25の位置公差を吸収することができ、調整精度を
上げることができる。この結果、高解像度の画像読取装
置でも容易に調整することができる。また、カバー26
を取り外した状態で、原稿画像の読み取り動作を確認す
ることができる。
【0023】上記実施例では調整用チャート6を開口部
29に対して反対側のプラテンガラス25上に載置接着
した場合を示しているが、調整用チャート6を開口部2
9側の原稿画像読取り範囲外に固定することにより、調
整をより容易とすることができる。また、調整用チャー
ト6は、調整時のみ装着し、調整後取り外してもよい。
そうすれば、調整用治工具として、別の装置の調整に使
用できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿を載置する透明板を、結像光学系と光電変換素子と
を支持する支持体に直接、固定したことにより、透明板
と光電変換素子との位置調整を精度良く行うことができ
る。
【0025】また、透明板をガイド部材に平行に、前記
ガイド部材を支持する支持部材に固定し、透明板に光学
ブロックの調整を行う調整用チャートを装着したので、
透明板の位置公差を吸収して調整精度を上げることがで
きる。
【0026】さらに、支持部材に形成された開口部を介
して光学ブロックの一部を外側に突出できるようにした
ので、光学ブロックの調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施例の構成を示す
分解斜視図である。
【図2】図1の装置本体の縦断面図である。
【図3】図1のプラテンガラスとシャーシの固定構造の
第1の例を示す要部縦断面図である。
【図4】図1のプラテンガラスとシャーシの固定構造の
第2の例を示す要部縦断面図である。
【図5】図1のプラテンガラスとシャーシの固定構造の
第3の例を示す要部縦断面図である。
【図6】図2の光学ブロック調整時の状態を示す縦断面
図である。
【図7】従来の光学ブロックの調整方法の一例を説明す
る斜視図である。
【符号の説明】
1 光学ブロック 6 調整用チャート 12 フロントシャーシ(支持部材) 13 リヤシャーシ(支持部材) 14、15 ガイドシャフト(ガイド部材) 19 光源(結像光学系) 20、21、22 ミラー(結像光学系) 23 投影レンズ(結像光学系) 24 CCD(光電変換素子) 25 プラテンガラス(透明板) 26 カバー 27a 開口部 28 原稿 29 開口部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明板上に載置された原稿の画像を結像
    光学系を介して光電変換素子上に結像させ、前記原稿の
    画像を読み取る画像読取装置において、 前記透明板は、前記結像光学系と前記光電変換素子とを
    支持する支持体に直接固定されていることを特徴とする
    画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記結像光学系と前記光電変換素子とは
    光学ブロックとして一体にブロック化されており、 前記支持体は、前記光電ブロックを移動可能に支持する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記支持体は、一対の支持部材と、前記
    前記一対の支持部材の間に配置されたガイド部材とを有
    し、 前記光学ブロックは、前記ガイド部材により移動可能に
    支持され、 前記透明板は、前記一対の支持部材に固定されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の支持部材は、少くとも一方の
    支持部材に、前記光学ブロックと前記透明板との位置調
    整を行うための開口部が設けられていることを特徴とす
    る請求項3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記支持体の前記開口部は、前記光学ブ
    ロックの一部を突出可能な大きさであることを特徴とす
    る請求項4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記透明板は、前記光電変換素子と前記
    透明板との位置調整に使用する調整用チャートを備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像読
    取装置。
  7. 【請求項7】 前記結像光学系と前記光電変換素子と前
    記支持体とを覆うカバーを有し、 前記カバーは、前記原稿を読み取るための開口部を備
    え、 前記透明板は、前記カバーと前記支持体との間に配置さ
    れることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
JP5313165A 1993-12-14 1993-12-14 画像読取装置 Pending JPH07170375A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020807