JP2991784B2 - 密着イメージセンサ及びそれを用いたファクシミリ装置 - Google Patents

密着イメージセンサ及びそれを用いたファクシミリ装置

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JP2991784B2 JP3010727A JP1072791A JP2991784B2 JP 2991784 B2 JP2991784 B2 JP 2991784B2 JP 3010727 A JP3010727 A JP 3010727A JP 1072791 A JP1072791 A JP 1072791A JP 2991784 B2 JP2991784 B2 JP 2991784B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置の原
稿読み取り部等に用いられる密着イメージセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の密着イメージセンサはユ
ニット化されており、その典型的な例を図4に示す。こ
こに示した例は、いわゆる完全密着イメージセンサと呼
ばれるもので、ガラス基板の表面に光電変換素子とその
結線のための導電性パターンを形成し、その表面を耐摩
耗層でコーティングした光電変換部1、原稿照明用光源
部としてのLEDアレイ2、このLEDアレイ2と前記
光電変換素子の駆動や前記光電変換素子からの画情報信
号の増幅のための回路等を実装したプリント基板3等
を、基台4に位置決め固定してユニットに組み立てた構
造である。
【0003】図5に、かかる従来のユニット化された密
着イメージセンサを実装したファクシミリ装置の原稿読
み取り部分の概略構造を示す。図5において、5は図4
に示した密着イメージセンサのユニットで、ファクシミ
リ装置本体に容易に取り外し可能に取り付けられる(そ
の手段は図示せず)。6は密着イメージセンサの光電変
換部1に原稿を密着させるためのプラテンローラ、7は
原稿をプラテンローラ4へ向けて送る前駆動ローラ、8
はプラテンローラ6を通過した原稿を繰り出す後駆動ロ
ーラである。9はファクシミリ装置本体のカバー、10
はファクシミリ装置本体の下キャビネットである。
【0004】前駆動ローラ7及び後駆動ローラ8により
送られる原稿は、プラテンローラ6と光電変換部1との
間を通過する際に、光電変換部1を介してLEDアレイ
2により照明され、その反射光が光電変換部1の光電変
換素子に入射し、原稿の画情報が読み取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4に例示したような
従来の密着イメージセンサの構成によれば、光電変換部
や原稿照明用光源部等を組み立てユニット化するための
専用の基台等を必要とし、密着イメージセンサが高価に
なりやすいという問題点や、ユニットとしてファクシミ
リ装置等に取り付け可能とするための様々な制約がある
ことから、密着イメージセンサ並びにファクシミリ装置
等の構造の複雑化を招き、あるいは小型化を難しくする
という問題点があった。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、それ自体のみならず、実装先の装置本体も含め
て小型化及びコスト削減が容易な密着イメージセンサ
と、これを用いたファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するため、読み取り対象の原稿を照明するための光
源部と、この光源部から独立した、前記原稿の反射光を
受けて電気信号に変換するための光電変換部とを有し、
あるいは前記原稿部と光電変換部に加え、それらと独立
した、原稿からの反射光を前記光電変換部に結像させる
ための光学部を有し、前記各構成部をそれぞれファクシ
ミリ装置等の本体構造の一部を利用し位置決め固定する
ことにより組み立ててなる、という構成を備えたもので
ある。
【0008】
【作用】本発明は上述のように、密着イメージセンサを
ユニット構造とせずに、その独立分離した各構成部を実
装先であるファクシミリ装置等の本体構造の一部を利用
して組み立てる構成であるので、ユニット構造で必要で
あった専用の基台等が不要であり、またユニットとして
の実装上の制約による構造の複雑化もないため、密着イ
メージセンサの小型化、コスト削減が容易である。ま
た、その結果として、密着イメージセンサが実装される
ファクシミリ装置の小型化、コスト削減も容易である。
【0009】なお、密着イメージセンサのユニット化に
よる交換容易性の利点は、本発明によれば失われる。し
かし、実際的には、ファクシミリ装置等に実装された密
着イメージセンサの交換が行なわれることは極めて稀で
あるため、交換が多少面倒になっても格別支障はないも
のである。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による密着イメー
ジセンサと実装構造を示す概略断面図である。本密着イ
メージセンサは、ファクシミリ装置の原稿読み取り部分
に実装されたもので、図4または図5における符号と同
一の符号は同等部を示している。
【0011】本密着イメージセンサは、図4に示したも
のと同等の光電変換部1とLEDアレイ2を含む完全密
着型のものであるが、これらは従来のような専用の基台
4(図4)を用いず、ファクシミリ装置の本体構造の一
部である下キャビネット10を利用して位置決め固定す
ることにより、イメージセンサとして組み立てられてい
る。すなわち、光電変換部1を、下キャビネット10の
凸部10aの上端の上向き段部10bに嵌め込み接着剤
あるいは粘着テープ等を用いて固定し、またLEDアレ
イ2を凸部10aの内部の溝部10cに嵌め込み同様に
固定することによって、イメージセンサとして組み立て
た単純な構造であり、ユニット構造に比べ全体として小
型化、安価にできる。画像読み取り動作は図4で説明し
た通りである。
【0012】図2は、本発明の他の実施例による密着イ
メージセンサを示す概略断面図であり、図1と同じ符号
は同等部を示している。本密着イメージセンサは、構成
部として光電変換部1とLEDアレイ2のほかに、ロッ
ドレンズアレイ12及び読み取りガラス13を、図示の
ように下キャビネット10の凸部10aの対応した段部
あるいは溝部10d,10e,10f,10g,10h
に嵌合あるいは接着することにより、密着イメージセン
サとして組み立てた構造である。原稿はプラテンローラ
6により読み取りガラス13に押し付けられながら走行
するが、その反射光はロッドレンズアレイ12により光
電変換部1に結像される。
【0013】なお、本密着イメージセンサでは、ロッド
レンズアレイ12と光電変換部1との位置合わせ、ピン
ト調整の作業が必要となる場合があるが、このような作
業は図1に示した密着イメージセンサでは不要である。
【0014】図3は、図1に示した密着イメージセンサ
の変形例を示す概略断面図である。本密着イメージセン
サは、比較的破損しやすい光電変換部1のガラス基板の
組み立て作業等での破損を起きにくくするため、光電変
換部1を補助金具15に一旦取り付けてから下キャビネ
ット10の凸部10aに取り付けるようにしている。ま
た、この補助金具15にU字形状の切り起こし部15a
を設け、これにプラテンローラ6の軸受を係合させるこ
とにより、主走査方向(プラテンローラ6の軸方向)の
位置決めを行なうようにしている。
【0015】なお、16は光電変換部1上の光電変換素
子の駆動や出力画情報信号の増幅等を行なう回路を実装
したプリント基板、17はプリント基板16と光電変換
部1との信号接続のためのフレキシブルケーブル、18
はフレキシブルケーブル17の押さえと原稿案内のため
の部材である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は光源部、光電変換部さらには光学部を独立分離した構
成部として有し、これらをそれぞれ、ファクシミリ装置
等の本体構造の一部を利用し位置決め固定することによ
り組み立てる構造であるため、ユニット構造の場合に必
要であった専用の基台等が不要であり、またユニットと
しての実装上の制約がなく、密着イメージセンサの小型
化、コスト削減が容易となり、またその結果として密着
イメージセンサを実装したファクシミリ装置等の小型
化、コスト削減も容易となる、という効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による密着イメージセンサの
構造とファクシミリ装置への実装構造を示す概略断面図
【図2】本発明の他の実施例による密着イメージセンサ
の構造とファクシミリ装置への実装構造を示す概略断面
【図3】図1に示した密着イメージセンサの変形例を示
す概略断面図
【図4】従来のユニット化された密着イメージセンサの
概略断面図
【図5】従来のユニット化された密着イメージセンサの
ファクシミリ装置への実装構造を示す概略断面図
【符号の説明】
1 光電変換部 1a 光電変換部 2 LEDアレイ(光学部) 4 基台 6 プラテンローラ 7 前駆動ローラ 8 後駆動ローラ 9 上カバー 10 下キャビネット 12 ロッドレンズアレイ 13 読み取りガラス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象の原稿を照明するための光
    源部と、この光源部から独立した、前記原稿の反射光を
    受けて電気信号に変換するための光電変換部とを個別に
    取り付け可能に構成し、それぞれファクシミリ装置等の
    本体構造を基台として、その一部に固定することによ
    り、前記ファクシミリ装置等の原稿読取部として位置決
    めされることを特徴とする密着イメージセンサ。
  2. 【請求項2】 光源部及び光電変換部から独立した、原
    稿からの反射光を前記光電変換部に結像させるための光
    学部を有し、前記光源部、前記光電変換部及び前記光学
    部がそれぞれファクシミリ装置等の本体構造の一部を利
    用し位置決め固定されることにより組み立てられてなる
    請求項1記載の密着イメージセンサ。
  3. 【請求項3】 読み取り対象の原稿を照明するための光
    源部を位置決め固定する第1の保持部と、前記原稿の反
    射光を受けて電気信号に変換するための光電変換部を
    置決め固定する第2の保持部とが、装置本体のキャビネ
    ットに一体形成されたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記原稿からの反射光を前記光電変換部
    に結像させるための光学部を保持する第3の保持とを備
    え、前記第3の保持部は、装置本体のキャビネットに
    体形成されたことを特徴とする請求項3記載のファクシ
    ミリ装置。
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