JP3176202B2 - 原稿読取装置及びそれを用いた情報処理装置 - Google Patents

原稿読取装置及びそれを用いた情報処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密着型イメージセンサー
等の原稿読取装置及びその原稿読取装置を有する情報処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、密着型イメージセンサーは、図4
の断面図に示すように、光電変換素子1を読み取り原稿
の長さに対応して並べたセンサーアレイ2、結像素子ア
レイ3、光源として蛍光ランプ4、カバーガラス5及び
金属製の枠体6により構成されている。
【0003】それぞれの機能は、原稿7を蛍光ランプ4
により照明し、原稿7の光情報を結像素子アレイ3によ
り、光電変換素子1上に結像し、光源変換素子1が光情
報を電気信号に変換してシステムへ伝送している。
【0004】また前記蛍光ランプとしては、一般に温度
特性、点灯後の立上がり特性の優れている、管内に水銀
を含まないキセノン蛍光ランプが用いられている。
【0005】キセノン蛍光ランプはその管外側に電極8
を備えているのが、外観上の特徴となっている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例ではキセノン蛍光ランプの駆動は電極間に数千
ボルト、数万ヘルツの高圧、高周波をかけて行い、かつ
その電極が管外側に設けられているため、金属の枠体へ
放電し、そのためキセノン蛍光ランプの点灯不安定とな
ったり、また枠体が信号GNDと共通となっている場
合、システムの誤動作あるいは破壊に至るという問題が
あった。
【0007】また枠体への放電を防ぐためにキセノン蛍
光ランプと枠体を安全な距離(5mm程度)まで離すと
いう手段があるが、枠体が大きくなり、密着型イメージ
センサーのメリットの1つである小型化が損なわれてし
まう。
【0008】[発明の目的]本発明の目的は、ライン光
源としてのキセノン蛍光ランプの電極から枠体への放電
を防止し、かつ小型の密着型イメージセンサ等の原稿読
取装置を実現するとともに、それを用いた信頼性の高い
情報処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するための手段として、ライン状に配列された光
電変換素子アレイと、レンズアレイと、ライン光源とし
ての蛍光ランプと、それらを保持するための導電性の枠
体を有する原稿読取装置において、前記蛍光ランプと前
記枠体との間に配され、前記光源の発光色を反射する
縁体を、該枠体に取り付けて設けたことを特徴とする原
稿読取装置及び該原稿読み取り装置を有する情報処理装
を提供するものである。
【0010】また、特に、前記蛍光ランプは、外側に電
極を有するキセノン蛍光ランプであることを特徴とする
原稿読取装置である。
【0011】
【作用】本発明によれば、蛍光ランプと導電性の枠体を
絶縁するため枠体に絶縁板等の絶縁体を設けることによ
り、蛍光ランプの電極から枠体への放電を防止でき、且
つ従来のように、蛍光ランプと枠体との距離を大きくと
る必要もない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0013】[実施例1]図1は本発明の特徴を最もよ
く表わす断面図であり、4は原稿7を照明するための光
源であるところのキセノン蛍光ランプであり、ガラス管
にキセノンガスを封入し、ガラス管内面に任意の蛍光体
を塗布することで所望の発光波長を得ることができる。
また管外側には電極8が設けられている。
【0014】3は原稿7の光情報を光電変換素子1上へ
結像させるための結像素子アレイ、2は読み取る原稿の
長さだけ光電変換素子1を並べたセンサーアレイで、原
稿の光情報を電気信号へ変換し、システムへ伝送してい
る。
【0015】9はキセノン蛍光ランプと枠体とを絶縁す
るための本発明の絶縁板である。
【0016】絶縁板9の製法としては、プラスチックの
射出成形や押出し成形で容易にでき、枠体へ接着剤等で
貼り付け固定することが可能である。
【0017】また枠体に直接、樹脂をコーティングする
ことも可能である。
【0018】また材料としては、プラスチック以外の絶
縁物でも同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0019】[実施例2,3]図2及び図3に他の実施
例の断面図を示す。
【0020】図2は絶縁板に凸部、枠体に凹部を設け、
図3はその逆に絶縁板に凹部、枠体に凸部を設け、おの
おの凸部と凹部をかみ合せることで、位置決めそして固
定を容易にしている。
【0021】また、絶縁板の色を光の反射率の高い白色
とすることで、反射板の役目も兼ね備えて原稿面の照度
アップを可能とし、センサーの高速読取り化、高解像度
化などの性能アップに有効である。
【0022】図5、本発明の原稿読取装置を用いた情報
処理装置としてのファクシミリ装置の概略断面図であ
る。
【0023】同図において、本発明の密着型イメージセ
ンサユニット110は、例えばファクシミリの原稿読み
取り位置に固定金具109を介して配置する。ここでは
ファクシミリ本体100の前縁に原稿挿入口103が設
けてあり、この原稿挿入口103のガイドステージ10
4上から原稿を挿入するようになっている。また、ファ
クシミリ本体100の前部上面にはオペレーションパネ
ル101が配置してあり、その後方に原稿取り出し口1
02が設けられている。
【0024】上記原稿挿入口103から挿入した原稿1
18は、分離片117を介して給送ローラ108に至
り、そこからプラテンローラ116と上記イメージセン
サ110との間を通り、原稿取り出し口102に排出さ
れる。
【0025】また、上記ファクシミリ本体100の後部
にはロール状の記録紙114が収納されていて、その端
部がプラテンローラ115を介して外部に取り出される
ようになっており、上記プラテンローラ115の位置
で、記録ヘッド111により情報の記録がなされる。
【0026】なお図中112はシステムコントロール基
板であり、113は電源ユニットである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
蛍光ランプと枠体との間において絶縁体を枠体に設けこ
とで、 蛍光ランプ電極から枠体へ放電するのを防ぎ、蛍光ラ
ンプの点灯が安定となり、かつ、枠体が信号GNDと共
通となっている場合、放電することによるシステムの誤
動作、及び破壊を防止することができる。
【0028】電極と枠体との距離を小さくでき装置の
小型化が可能となる。
【0029】また絶縁板の色を光源の発光色を反射する
色、たとえば白色とすることで反射機能を持たせば 原稿面の照度アップが可能となり、高速読取り化、高
解像度化等のセンサーの高性能化に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した第1の密着型イメージセンサ
ー断面図。
【図2】本発明を実施した第2の密着型イメージセンサ
ー断面図。
【図3】本発明を実施した第3の密着型イメージセンサ
ー断面図。
【図4】従来の密着型イメージセンサー断面図。
【図5】本発明を実施した原稿読取装置を搭載した情報
処理装置の概略断面図。
【符号の説明】
1 光電変換素子 2 センサーアレイ 3 結像素子アレイ 4 蛍光ランプ 5 カバーガラス 6 枠体 7 原稿 8 電極 9 絶縁板

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライン状に配列された光電変換素子アレ
    イと、レンズアレイと、ライン光源としての蛍光ランプ
    と、それらを保持するための導電性の枠体を有する原稿
    読取装置において、 前記蛍光ランプと前記枠体との間に配され、前記光源の
    発光色を反射する絶縁体を、該枠体に取り付けて設けた
    ことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 前記蛍光ランプは、外側に電極を有する
    キセノン蛍光ランプであることを特徴とする請求項1に
    記載の原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁体に凸部、前記枠体に凹部を設
    けそれにより位置決め固定することを特徴とする請求項
    1に記載の原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁体に凹部、前記枠体に凸部を設
    けそれにより位置決め固定することを特徴とする請求項
    1に記載の原稿読取装置。
  5. 【請求項5】 前記絶縁体をプラスチック製としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  6. 【請求項6】 前記絶縁体の色は白色であることを特徴
    とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の原
    稿読取装置を用いたことを特徴とする情報処理装置。
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