JP2000332962A - 画像読み取り装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 照明光源として、有機発光光源を用い、照明
効率が高く、且つ、照明ムラを生ずることもなく、しか
も、原稿への投光のためのレンズも必要としない、安価
で小型化された密着型画像読み取り装置を提供する。 【解決手段】 フレキシブルなプリント配線基板上に、
陽極と陰極との間に分子構造から構成される有機化合物
の発光層を挟持させた構成の有機発光光源を形成して、
該発光光源により画像読み取りを行うように構成したこ
とを特徴とする。
効率が高く、且つ、照明ムラを生ずることもなく、しか
も、原稿への投光のためのレンズも必要としない、安価
で小型化された密着型画像読み取り装置を提供する。 【解決手段】 フレキシブルなプリント配線基板上に、
陽極と陰極との間に分子構造から構成される有機化合物
の発光層を挟持させた構成の有機発光光源を形成して、
該発光光源により画像読み取りを行うように構成したこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、ス
キャナーなどで使用する密着型の画像読み取り装置に関
し、特に、そこで用いる発光光源として、有機発光光源
を備えた画像読み取り装置に関するものである。
キャナーなどで使用する密着型の画像読み取り装置に関
し、特に、そこで用いる発光光源として、有機発光光源
を備えた画像読み取り装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、特に、パソコンなどの急激な普及
により、イメージセンサーなどの画像読み取り装置の開
発が、活発に行われている。このような従来の画像読み
取り装置は、図１０に示すように、ＬＥＤアレイからな
る光源１１と、正立等倍光学系のロッドレンズアレイ３
と、多数の光電変換素子４ａを有する半導体チップ４と
により構成されており、ここでは、光源１１から原稿１
に投光し、その反射光を、ロッドレンズアレイ３を介し
て、半導体チップ４の各光電変換素子４ａ上に照射し、
照射された光に対応する光電変換を起こさせることによ
って、原稿１の画像を読み取るようになっている。
により、イメージセンサーなどの画像読み取り装置の開
発が、活発に行われている。このような従来の画像読み
取り装置は、図１０に示すように、ＬＥＤアレイからな
る光源１１と、正立等倍光学系のロッドレンズアレイ３
と、多数の光電変換素子４ａを有する半導体チップ４と
により構成されており、ここでは、光源１１から原稿１
に投光し、その反射光を、ロッドレンズアレイ３を介し
て、半導体チップ４の各光電変換素子４ａ上に照射し、
照射された光に対応する光電変換を起こさせることによ
って、原稿１の画像を読み取るようになっている。
【０００３】また、カラー画像読み取り装置において
は、光源を白色光の発光が可能な蛍光灯とし、且つ、Ｒ
・Ｇ・Ｂの、３枚のカラーフィルターを、ロッドレンズ
アレイ３と半導体チップ４との間に、順次、選択的に介
在させ、カラー画像を読み取るような構成になってい
る。前記カラー画像読み取り装置が、このような、複雑
な構成を取らなければならない背景には、Ｒ・Ｇ・Ｂの
３原色の光源の内、特に、青色光源については、高輝度
で、小型のＬＥＤの製作が、技術的に困難であった事情
が挙げられる。
は、光源を白色光の発光が可能な蛍光灯とし、且つ、Ｒ
・Ｇ・Ｂの、３枚のカラーフィルターを、ロッドレンズ
アレイ３と半導体チップ４との間に、順次、選択的に介
在させ、カラー画像を読み取るような構成になってい
る。前記カラー画像読み取り装置が、このような、複雑
な構成を取らなければならない背景には、Ｒ・Ｇ・Ｂの
３原色の光源の内、特に、青色光源については、高輝度
で、小型のＬＥＤの製作が、技術的に困難であった事情
が挙げられる。
【０００４】しかしながら、最近の著しい技術革新によ
って、青色ＬＥＤの製作も可能となり、Ｒ・Ｇ・Ｂの、
３原色を用いたカラー画像読み取り装置も、実用化のレ
ベルに達し、製品化ができるようになってきた。
って、青色ＬＥＤの製作も可能となり、Ｒ・Ｇ・Ｂの、
３原色を用いたカラー画像読み取り装置も、実用化のレ
ベルに達し、製品化ができるようになってきた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、蛍光灯による光源では、蛍光灯そのものが、
既に小型化が困難であり、また、ＬＥＤを用いた光源で
は、ＬＥＤのコストが高いという事情に加えて、原稿画
像への投光の際の、照度を均一にするため、レンズなど
の光学系を使用しなければならないので、結局、装置そ
のものの小型化が困難であり、安価な画像読み取り装置
を提供することができないという欠点を有していた。
来例では、蛍光灯による光源では、蛍光灯そのものが、
既に小型化が困難であり、また、ＬＥＤを用いた光源で
は、ＬＥＤのコストが高いという事情に加えて、原稿画
像への投光の際の、照度を均一にするため、レンズなど
の光学系を使用しなければならないので、結局、装置そ
のものの小型化が困難であり、安価な画像読み取り装置
を提供することができないという欠点を有していた。
【０００６】本発明の目的は、上述に従来技術の欠点を
解消するために、照明光源として、有機発光光源を用
い、照明効率が高く、且つ、照明ムラを生ずることもな
く、しかも、原稿への投光のためのレンズも必要としな
い、安価で小型化された密着型画像読み取り装置を提供
することにある。
解消するために、照明光源として、有機発光光源を用
い、照明効率が高く、且つ、照明ムラを生ずることもな
く、しかも、原稿への投光のためのレンズも必要としな
い、安価で小型化された密着型画像読み取り装置を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像読み取り装置では、フレキシブルなプ
リント配線基板上に、陽極と陰極との間に分子構造から
構成される有機化合物の発光層を挟持させた構成の有機
発光光源を形成し、該発光光源により、画像読み取りを
行うようにしたことを特徴とする。
に、本発明の画像読み取り装置では、フレキシブルなプ
リント配線基板上に、陽極と陰極との間に分子構造から
構成される有機化合物の発光層を挟持させた構成の有機
発光光源を形成し、該発光光源により、画像読み取りを
行うようにしたことを特徴とする。
【０００８】この場合、本発明の実施の形態として、フ
レキシブルなプリント配線基板の一部が、半導体チップ
基板および制御回路基板などと接続されること、フレキ
シブルなプリント配線基板上に、前記有機発光光源と共
に、電子素子部品が搭載されていること、フレキシブル
なプリント配線基板は、その略中央部に、長手方向に沿
って長穴が設けられ、この長穴の両側に、前記有機発光
光源が配置されていること、更に、前記長穴が、原稿画
像と光電変換素子との間に配置された集光性ロッドレン
ズアレイ、あるいは、装置筐体の一部の外形に合って、
嵌合する構成になっていることは、有効である。
レキシブルなプリント配線基板の一部が、半導体チップ
基板および制御回路基板などと接続されること、フレキ
シブルなプリント配線基板上に、前記有機発光光源と共
に、電子素子部品が搭載されていること、フレキシブル
なプリント配線基板は、その略中央部に、長手方向に沿
って長穴が設けられ、この長穴の両側に、前記有機発光
光源が配置されていること、更に、前記長穴が、原稿画
像と光電変換素子との間に配置された集光性ロッドレン
ズアレイ、あるいは、装置筐体の一部の外形に合って、
嵌合する構成になっていることは、有効である。
【０００９】従って、上記構成において、本発明では、
以下に述べるような作用、効果を発揮することができ
る。
以下に述べるような作用、効果を発揮することができ
る。
【００１０】１．本発明の画像読み取り装置において
は、発光光源として、フレキシブルなプリント配線基板
上に、陽極と陰極との間に有機化合物からなる発光層を
挟持させることによって、有機発光光源を構成させてい
るので、フレキシブルな発光光源を得ることが可能であ
る。
は、発光光源として、フレキシブルなプリント配線基板
上に、陽極と陰極との間に有機化合物からなる発光層を
挟持させることによって、有機発光光源を構成させてい
るので、フレキシブルな発光光源を得ることが可能であ
る。
【００１１】２．フレキシブルな、有機発光光源を用い
ることにより、該有機発光光源を画像読み取り装置の装
置筐体に、変形自在に取り付けることができ、原稿に投
光するためのレンズ系も必要とせず、均一な照度を得る
ことができる。
ることにより、該有機発光光源を画像読み取り装置の装
置筐体に、変形自在に取り付けることができ、原稿に投
光するためのレンズ系も必要とせず、均一な照度を得る
ことができる。
【００１２】３．また、このフレキシブルなプリント配
線基板を、半導体チップ基板や制御回路基板に直接、接
続することもでき、更には、電子素子部品も搭載するこ
ともできるので、安価な画像読み取り装置が得られる。
線基板を、半導体チップ基板や制御回路基板に直接、接
続することもでき、更には、電子素子部品も搭載するこ
ともできるので、安価な画像読み取り装置が得られる。
【００１３】４．更に、フレキシブルなプリント配線基
板は、その略中央部に長穴を設けていて、この長穴の両
側に有機発光光源を配置することで、また、この長穴を
原稿画像と光電変換素子アレイとの間に配置された集光
性ロッドレンズアレイの外形に合わせて嵌合させること
で、取り付け時の位置決めとして、利用できるので、精
度の高い画像読み取り装置が得られる。
板は、その略中央部に長穴を設けていて、この長穴の両
側に有機発光光源を配置することで、また、この長穴を
原稿画像と光電変換素子アレイとの間に配置された集光
性ロッドレンズアレイの外形に合わせて嵌合させること
で、取り付け時の位置決めとして、利用できるので、精
度の高い画像読み取り装置が得られる。
【００１４】
【発明の実施の形態】（第１の実施の形態）以下、本発
明の実施の形態を、図１〜図３および図７を参照して具
体的に説明する。ここでは、光源５ｄは、フレキシブル
なプリント配線基板５１上に形成され、それぞれ、３原
色Ｒ・Ｇ・Ｂに対応した発光部が、交互一列に配列され
ている。それぞれの発光部５ａ、５ｂ、５ｃは、ＩＴＯ
などからなる陽極５２とＡＬなどからなる陰極５４とを
有し、この両極の間に、有機化合物（ホール輸送層、発
光層、電子輸送層など）からなる薄層の有機発光層５３
を挟持したもので、最後には、保護層５５がコーティン
グされ、有機発光光源として構成される。
明の実施の形態を、図１〜図３および図７を参照して具
体的に説明する。ここでは、光源５ｄは、フレキシブル
なプリント配線基板５１上に形成され、それぞれ、３原
色Ｒ・Ｇ・Ｂに対応した発光部が、交互一列に配列され
ている。それぞれの発光部５ａ、５ｂ、５ｃは、ＩＴＯ
などからなる陽極５２とＡＬなどからなる陰極５４とを
有し、この両極の間に、有機化合物（ホール輸送層、発
光層、電子輸送層など）からなる薄層の有機発光層５３
を挟持したもので、最後には、保護層５５がコーティン
グされ、有機発光光源として構成される。
【００１５】なお、この実施の形態では、陽極５２、有
機発光層５３、陰極５４は、真空蒸着などによって、フ
レキシブルなプリント配線基板５１上に形成されてお
り、保護層５５は、絶縁性樹脂によって、モールド成形
により構成される。
機発光層５３、陰極５４は、真空蒸着などによって、フ
レキシブルなプリント配線基板５１上に形成されてお
り、保護層５５は、絶縁性樹脂によって、モールド成形
により構成される。
【００１６】更に、このフレキシブルなプリント配線基
板５１は、その略中央部に、長手方向に沿った長穴５１
ａが設けられており、この長穴５１ａの両側には、同位
置で、前述した有機発光光源５ｄが配列されている。な
お、この実施の形態では、この長穴５１ａは、集光性ロ
ッドレンズアレイ、あるいは、後述する装置筐体の一部
の外形に合って嵌合される寸法に設定されている。
板５１は、その略中央部に、長手方向に沿った長穴５１
ａが設けられており、この長穴５１ａの両側には、同位
置で、前述した有機発光光源５ｄが配列されている。な
お、この実施の形態では、この長穴５１ａは、集光性ロ
ッドレンズアレイ、あるいは、後述する装置筐体の一部
の外形に合って嵌合される寸法に設定されている。
【００１７】また、このフレキシブルなプリント配線基
板５１には、略直角方向に折り曲げられたタブ５１ｂ、
５１ｃが設けられており、また、電子素子部品（図示せ
ず）が搭載できる。
板５１には、略直角方向に折り曲げられたタブ５１ｂ、
５１ｃが設けられており、また、電子素子部品（図示せ
ず）が搭載できる。
【００１８】このような構成では、図７に示すように、
前記光源５ｄを、画像読み取り装置に組み込む場合、フ
レキシブルな、有機発光光源の発光部材（プリント配線
基板５１を含む全体構成）５を、装置筐体９の上面９ａ
に、また、原稿１と平行になるように、可能な限り近づ
けて、接着などの手段で固定する。この時、発光光源５
ｄのある基板５１に設けられている長穴５１ａを、集光
ロッドレンズアレイ３の外形に合わせて、差し込むこと
によって、実に精度良く、且つ、作業性も良く、固定す
ることができる。
前記光源５ｄを、画像読み取り装置に組み込む場合、フ
レキシブルな、有機発光光源の発光部材（プリント配線
基板５１を含む全体構成）５を、装置筐体９の上面９ａ
に、また、原稿１と平行になるように、可能な限り近づ
けて、接着などの手段で固定する。この時、発光光源５
ｄのある基板５１に設けられている長穴５１ａを、集光
ロッドレンズアレイ３の外形に合わせて、差し込むこと
によって、実に精度良く、且つ、作業性も良く、固定す
ることができる。
【００１９】このようにして配置された有機発光光源５
ｄは、原稿１までの距離が近く、また、集光性ロッドレ
ンズアレイ３の両側で、左右同位置に配置されるので、
集光レンズなどを用いることもなく、読み取るべき原稿
部１ａの近傍を、強い照度で、且つ、照度ムラもなく、
均一に照射することができる。
ｄは、原稿１までの距離が近く、また、集光性ロッドレ
ンズアレイ３の両側で、左右同位置に配置されるので、
集光レンズなどを用いることもなく、読み取るべき原稿
部１ａの近傍を、強い照度で、且つ、照度ムラもなく、
均一に照射することができる。
【００２０】さらに、発光光源５ｄのある基板５１に
は、タブ５１ｂ、５１ｃが設けられているので、半導体
４を駆動させるための半導体チップ基板７、および、有
機発光光源５ｄを駆動させるための制御回路基板８に直
接接続させることができる。この時、更に進めて、有機
発光光源５ｄのある基板５１に、半導体チップ基板７上
に搭載させるべき半導体チップ４を駆動するための、抵
抗、コンデンサー、ＩＣなどの、電気素子を搭載し、更
には、制御回路基板８上に、搭載させるべき有機発光光
源５ｄを駆動するための、抵抗、コンデンサー、ＩＣな
どの、電子素子を搭載して、半導体チップ基板７および
制御回路基板８の機能の一部、または、全部を担うよう
にすることも可能である。
は、タブ５１ｂ、５１ｃが設けられているので、半導体
４を駆動させるための半導体チップ基板７、および、有
機発光光源５ｄを駆動させるための制御回路基板８に直
接接続させることができる。この時、更に進めて、有機
発光光源５ｄのある基板５１に、半導体チップ基板７上
に搭載させるべき半導体チップ４を駆動するための、抵
抗、コンデンサー、ＩＣなどの、電気素子を搭載し、更
には、制御回路基板８上に、搭載させるべき有機発光光
源５ｄを駆動するための、抵抗、コンデンサー、ＩＣな
どの、電子素子を搭載して、半導体チップ基板７および
制御回路基板８の機能の一部、または、全部を担うよう
にすることも可能である。
【００２１】（第２の実施の形態）次に、本発明の第２
の実施の形態について、図４〜図６および図８を参照し
て具体的に説明する。ここでは、フレキシブルな、プリ
ント配線基板５１上に形成される３原色のＲ・Ｇ・Ｂに
対応した発光部５ａ、５ｂ、５ｃが、第１の実施の形態
と異なり、それぞれ、独立した３列の発光光源で構成さ
れており、この独立した３列の発光光源が、前述した長
穴５１ａの両側に配置されている。それ以外の構成につ
いては、前述した発光部材５に係わる第１の実施の形態
と同じであるために、説明を省略する。
の実施の形態について、図４〜図６および図８を参照し
て具体的に説明する。ここでは、フレキシブルな、プリ
ント配線基板５１上に形成される３原色のＲ・Ｇ・Ｂに
対応した発光部５ａ、５ｂ、５ｃが、第１の実施の形態
と異なり、それぞれ、独立した３列の発光光源で構成さ
れており、この独立した３列の発光光源が、前述した長
穴５１ａの両側に配置されている。それ以外の構成につ
いては、前述した発光部材５に係わる第１の実施の形態
と同じであるために、説明を省略する。
【００２２】このように構成された、本発明の発光光源
５ｄは、フレキシブルな、有機発光光源の特徴を更に活
かし、読み取らせるべき原稿部１ａを中心に、画像読み
取り装置の装置筐体に、適切な曲率を持った円弧状の形
状を、前以て形成しておき、この部分にフレキシブルな
プリント配線基板５１を沿わせて、発光光源５ｄを配置
する。
５ｄは、フレキシブルな、有機発光光源の特徴を更に活
かし、読み取らせるべき原稿部１ａを中心に、画像読み
取り装置の装置筐体に、適切な曲率を持った円弧状の形
状を、前以て形成しておき、この部分にフレキシブルな
プリント配線基板５１を沿わせて、発光光源５ｄを配置
する。
【００２３】発光光源５ｄを、このように、円弧状の曲
面に配置することによって、発光光源５ｄは、原稿部１
ａへの光路長が略同一であり、且つ、原稿部１ａに向か
って入射することになるため、集光レンズなどを使用し
なくても、原稿部１ａをムラなく照射することができ
る。タブ５１ｂ、５１ｃなどの構成については、第１の
実施の形態と同じであるために、説明を省略する。
面に配置することによって、発光光源５ｄは、原稿部１
ａへの光路長が略同一であり、且つ、原稿部１ａに向か
って入射することになるため、集光レンズなどを使用し
なくても、原稿部１ａをムラなく照射することができ
る。タブ５１ｂ、５１ｃなどの構成については、第１の
実施の形態と同じであるために、説明を省略する。
【００２４】なお、図９には、本発明の画像読み取り装
置を用いた情報処理装置の一例として、ファクシミリ装
置が示されている。因みに、ここで、符号１０２は供給
ロール、１０４は分離片、１０６はプラテンロール、１
１０は記録ヘッド、１１２はプラテンロール、１２０は
オペレーションパネル、１３０はシステムコントロール
基板、１４０は電源である。勿論、本発明は、ファクシ
ミリ装置に限らず、スキャナーなどの各種の情報処理装
置に利用することができる。
置を用いた情報処理装置の一例として、ファクシミリ装
置が示されている。因みに、ここで、符号１０２は供給
ロール、１０４は分離片、１０６はプラテンロール、１
１０は記録ヘッド、１１２はプラテンロール、１２０は
オペレーションパネル、１３０はシステムコントロール
基板、１４０は電源である。勿論、本発明は、ファクシ
ミリ装置に限らず、スキャナーなどの各種の情報処理装
置に利用することができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読み取り装置に用いる発光光源として、フレキシブ
ルなプリント配線基板上に、有機化合物からなる発光光
源を形成させることにより、結果的に、フレキシブル
な、有機発光光源を有する発光部材を得ることにより、
画像読み取り装置の装置筐体に対して、変形自在に取り
付けることができ、原稿に投光するためのレンズも必要
とせず、照度ムラのない、均一な照度を得ることがで
き、これによって、精度の高い画像読み取り装置を提供
することができる。
画像読み取り装置に用いる発光光源として、フレキシブ
ルなプリント配線基板上に、有機化合物からなる発光光
源を形成させることにより、結果的に、フレキシブル
な、有機発光光源を有する発光部材を得ることにより、
画像読み取り装置の装置筐体に対して、変形自在に取り
付けることができ、原稿に投光するためのレンズも必要
とせず、照度ムラのない、均一な照度を得ることがで
き、これによって、精度の高い画像読み取り装置を提供
することができる。
【００２６】また、フレキシブルなプリント配線基板の
特徴をフルに活用することにより、半導体チップ基板や
制御回路基板に直接接続することも可能で、且つ、電子
素子部品も搭載することもできるので、より安価な画像
読み取り装置を提供することができる。更に、本発明の
画像読み取り装置を、情報処理装置に用いることで、精
度高い、且つ、安価な情報処理装置を提供することがで
きる。
特徴をフルに活用することにより、半導体チップ基板や
制御回路基板に直接接続することも可能で、且つ、電子
素子部品も搭載することもできるので、より安価な画像
読み取り装置を提供することができる。更に、本発明の
画像読み取り装置を、情報処理装置に用いることで、精
度高い、且つ、安価な情報処理装置を提供することがで
きる。
【図１】本発明の発光光源に関する第１の実施の形態の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図２】同じく、拡大側面図である。
【図３】同じく、拡大下面図である。
【図４】本発明の発光光源に関する第２の実施の形態の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図５】同じく、拡大側面図である。
【図６】同じく、拡大下面図である。
【図７】本発明の発光光源を画像読み取り装置に組み込
んだ第１の実施の形態を示す図である。
んだ第１の実施の形態を示す図である。
【図８】本発明の発光光源を画像読み取り装置に組み込
んだ第２の実施の形態を示す図である。
んだ第２の実施の形態を示す図である。
【図９】本発明の画像読み取り装置を用いた情報処理装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図１０】従来の画像読み取り装置を示す図である。
１ 画像原稿 １ａ 原稿部 ２ ガラス ３ 集光性ロッドレンズアレイ ４ 半導体チップ ４ａ 光電変換素子 ５ 発光部材 ５ａ、５ｂ、５ｃ 発光部 ５ｄ 有機発光光源 ５１ フレキシブルプリント配線基板 ５１ａ 長穴 ５２ 陽極 ５３ 有機発光層 ５４ 陰極 ５５ 保護層 ７ 半導体チップ基板 ８ 制御回路基板 ９ 筐体 ９ａ 上面 １１ ＬＥＤアレイ
Claims (6)
- 【請求項１】 フレキシブルなプリント配線基板上に、
陽極と陰極との間に分子構造から構成される有機化合物
の発光層を挟持させた構成の有機発光光源を形成して、
該発光光源により画像読み取りを行うように構成したこ
とを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項２】 請求項１の画像読み取り装置において、
前述のフレキシブルなプリント配線基板の一部が、半導
体チップ基板および制御回路基板などと接続されている
ことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項３】 請求項１の画像読み取り装置において、
前述のフレキシブルなプリント配線基板上には、前記有
機発光光源と共に、電子素子部品が搭載されていること
を特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項４】 請求項１の画像読み取り装置において、
前述のフレキシブルなプリント配線基板は、その略中央
部に、長手方向に沿った長穴を設け、この長穴の両側
に、有機発光光源が配置されるように構成したことを特
徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項５】 請求項４の画像読み取り装置において、
前記長穴が、原稿画像と光電変換素子との間に配置され
た集光性ロッドレンズアレイ、あるいは、装置筐体の一
部の外形に合って、嵌合されていることを特徴とする画
像読み取り装置。 - 【請求項６】 請求項１〜請求項５の何れかに記載の画
像読み取り装置を装備していることを特徴とする情報処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11137221A JP2000332962A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11137221A JP2000332962A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 画像読み取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000332962A true JP2000332962A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15193625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11137221A Pending JP2000332962A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 画像読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000332962A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007201826A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Ricoh Co Ltd | 画像読み取り装置及び画像形成装置 |
| JP2008140632A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Toshiba Design & Manufacturing Service Corp | Ｅｌ光源ユニット、イメージセンサおよびイメージセンサを有する画像形成装置 |
| JP2008227836A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Toyota Industries Corp | スキャナ用光源 |
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-
1999
- 1999-05-18 JP JP11137221A patent/JP2000332962A/ja active Pending
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