JP2008227836A - スキャナ用光源 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つのエレクトロルミネッセンス素子から照射されて反射された反射光がスキャナのセンサ部に効率よく入射することができ、スキャナへの組み付けを簡単にすることができるスキャナ用光源を提供する。
【解決手段】スキャナ用光源11は、プリント回路基板12と、プリント回路基板12上に実装された2つの有機EL素子13とを備えている。両有機EL素子13は帯状に形成されるとともに平行に配置されている。プリント回路基板12には、2つの有機EL素子13に挟まれた箇所に、有機EL素子13の照射光の反射光が透過可能な反射光透過部14が設けられている。反射光透過部14は細長い矩形状の孔に形成されている。各有機EL素子13は発光領域の長さが反射光透過部14の長さより長く形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】スキャナ用光源11は、プリント回路基板12と、プリント回路基板12上に実装された2つの有機EL素子13とを備えている。両有機EL素子13は帯状に形成されるとともに平行に配置されている。プリント回路基板12には、2つの有機EL素子13に挟まれた箇所に、有機EL素子13の照射光の反射光が透過可能な反射光透過部14が設けられている。反射光透過部14は細長い矩形状の孔に形成されている。各有機EL素子13は発光領域の長さが反射光透過部14の長さより長く形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、スキャナ用光源に係り、詳しくは原稿からの反射光を光電変換して原稿画像を読み取るスキャナに装備されるスキャナ用光源に関する。
従来、原稿に光を照射してその原稿からの反射光を、CCDなどの光電変換素子(センサ)に取り込み、原稿画像を読み取るスキャナ(スキャナ装置)が知られている。スキャナは、他の装置に接続されて、あるいは、例えば複写機やファクシミリ装置等に搭載されて利用されている。この種のスキャナは、主走査方向に延在する光源から原稿に光を照射し、その反射光を主走査方向に一画素毎に対応して複数配列された光電変換素子が取り込み、その強度に応じた電気信号を出力することにより原稿画像を一ライン毎に読み取る。
この種のスキャナ用光源としてLED(発光ダイオード)や冷陰極管が使用されている。スキャナ用光源は、例えば、A4サイズの用紙の縦の長さで帯状の領域を照射する必要がある。しかし、LEDは、1個のLEDで広い面積の光を取り出せないため、多数のLEDを近接した状態で配置する必要がある。また、冷陰極管は安定した光量で発光させるまでにウォームアップが必要になる。
LEDや冷陰極管の問題を解消するスキャナ用光源としてエレクトロルミネッセンス素子を用いたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、図6(a)に示すように、2つのエレクトロルミネッセンス素子51,52がセンサ53を挟んで配置された構成が開示されている。2つのエレクトロルミネッセンス素子51,52の上部表面51a,52aはほぼ同一平面上にあり、スキャナ54の走査表面55と平行でこれに近接している。また、図6(b)に示すように、センサ53がエレクトロルミネッセンス素子51,52の間ではなく下方に配置され、反射光がレンズ56でセンサ53に焦点を合わされる構成が開示されている。また、図6(c)に示すように、センサ53の両側に配置されたエレクトロルミネッセンス素子51,52が、その上部表面51a,52aがセンサ53の上面側に傾くように配置された構成も開示されている。
特開平9−27886号公報
ところが、特許文献1の構成では、2つのエレクトロルミネッセンス素子51,52を独立してスキャナ54の所定位置に組み付ける必要があり、各エレクトロルミネッセンス素子51,52に電源からの配線をそれぞれ行う必要があり、両者を精度良く組み付けるのに手間がかかる。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は2つのエレクトロルミネッセンス素子から照射されて反射された反射光がスキャナのセンサ部に効率よく入射することができ、スキャナへの組み付けを簡単にすることができるスキャナ用光源を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、プリント回路基板に2つの帯状のエレクトロルミネッセンス素子が平行に実装され、前記プリント回路基板の前記2つのエレクトロルミネッセンス素子に挟まれた箇所に、前記エレクトロルミネッセンス素子の照射光の反射光が透過可能な反射光透過部が設けられている。この発明では、2つのエレクトロルミネッセンス素子がプリント回路基板に実装されているため、2つのエレクトロルミネッセンス素子から照射された光の反射光が反射光透過部を等しい割合で透過するように位置決めして実装することができる。したがって、2つのエレクトロルミネッセンス素子から照射された光の反射光がセンサに効率良く入射する位置に、独立したエレクトロルミネッセンス素子を組み付ける場合に比較して、容易に組み付けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記エレクトロルミネッセンス素子は有機エレクトロルミネッセンス素子である。この発明では、エレクトロルミネッセンス素子として有機エレクトロルミネッセンス素子を使用しているため、無機エレクトロルミネッセンス素子を使用する場合に比較して、動作電圧が低く、同じ発光量での消費電力を少なくすることができる。
本発明によれば、2つのエレクトロルミネッセンス素子から照射されて反射された反射光がスキャナのセンサ部に効率よく入射することができ、スキャナへの組み付けを簡単にすることができるスキャナ用光源を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。なお、図1(a)〜(c)は、有機EL素子の構成を模式的に示したものであり、図示の都合上、一部の寸法を誇張して分かり易くするために、それぞれの部分の幅、長さ、厚さ等の寸法の比は実際の比と異なっている。
スキャナ用光源11は、プリント回路基板12と、プリント回路基板12上に実装されたエレクトロルミネッセンス素子としての有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子13)とを備えている。以下、エレクトロルミネッセンスを適宜ELと記載する。図1(a)に示すように、有機EL素子13は帯状に形成されるとともに平行に配置されている。プリント回路基板12には、2つの有機EL素子13に挟まれた箇所に、有機EL素子13の照射光の反射光が透過可能な反射光透過部14が設けられている。この実施形態では、反射光透過部14は細長い矩形状の孔に形成されている。各有機EL素子13は発光領域の長さが反射光透過部14の長さより長く形成されている。
有機EL素子13は、帯状、この実施形態では細長い矩形状に形成されるとともに図1(b),(c)に示すように、基板15上に、第1電極16、有機EL層17及び第2電極18が順に積層されている。この実施形態では、第1電極16が陽極を構成し、第2電極18が陰極を構成する。第1電極16は有機EL層17より大きく、第2電極18は有機EL層17より小さく形成されている。
第1電極16の長手方向の両端に位置する辺の外側には、それぞれ端子部16a,16bが形成されている。端子部16a,16bは、第1電極16と同一部材で形成され、かつ、第1電極16と一体的に形成されている。
第2電極18の長手方向の両端に位置する辺の外側には、それぞれ端子部18a,18bが形成されている。端子部18a,18bは、第1電極16及び端子部16a,16bと同一材料で形成され、図1(b)に示すように、第2電極18の一部が外側に延出した第2電極延出部18cと接続されている。二つの端子部16a,18aは基板15の長手方向の第1端部(図1(a)における左側端部)側において長手方向と直交する方向に並び、二つの端子部16b,18bは基板15の第2端部(図1(a)における右側端部)側において長手方向と直交する方向に並ぶように配置されている。
図1(a)及び図2に示すように、第1電極16の反射光透過部14から遠い側で、かつ有機EL層17より外側となる領域上には、第1電極16より体積抵抗率が低い材料で形成された補助電極19が、端子部16a,16bの一部分上から連続して延びるように設けられている。補助電極19は第2電極18と同じ材料で形成されている。
有機EL素子13は、有機EL層17が水分(水蒸気)及び酸素の悪影響を受けないように、第1電極16、有機EL層17、第2電極18、第2電極延出部18c及び補助電極19が保護膜20で被覆されている。保護膜20は公知のパッシベーション膜、例えば、窒化ケイ素等のセラミック膜で構成されている。
有機EL素子13は、有機EL層17からの光が基板15側から取り出される(出射される)所謂ボトムエミッションタイプに構成されている。そして、有機EL素子13は、基板15と反対側の面がプリント回路基板12と対向する状態で基板15に実装されている。基板15には可視光透過性を有する基板が使用され、例えば、ガラス基板が使用されている。第1電極16は公知の透明な導電性材料(例えば、ITO(インジウム錫酸化物))で形成されている。有機EL層17は、公知の有機EL材料を用いて形成され、有機EL素子13の目的とする発光色に応じて構成されている。この実施形態では、白色発光を行うように構成されている。第2電極18は、公知の陰極材料、例えば、アルミニウムで形成されている。この実施形態では第2電極18は、光反射性を有する。
プリント回路基板12上には、図示しない外部駆動回路に接続される陽極用端子21a,21b及び陰極用端子22a,22bが、それぞれ長手方向の両端部に形成されている。有機EL素子13の端子部16a,16bは、FPC(フレキシブルプリント基板)23及び図示しないACF(異方性導電フィルム)を介して陽極用端子21a,21bに電気的に接続されている。有機EL素子13の端子部18a,18bは、FPC(フレキシブルプリント基板)24及び図示しないACF(異方性導電フィルム)を介して陰極用端子22a,22bに電気的に接続されている。
次に前記のように構成されたスキャナ用光源11の作用を説明する。図3に示すように、スキャナ30は、原稿等が載置されるガラス板31を備えており、ガラス板31の下方に設けられた照明装置32と、照明装置32から照射されて、ガラス板31上に載せられた原稿33で反射した光を受光するセンサ34とを備えている。照明装置32及びセンサ34は、図示しない移動手段により、副走査方向(図3における左右方向)に移動(走査)可能に構成されている。そして、スキャナ30は、照明装置32から照射される光で原稿33の一部を照明し、当該原稿33の一部から反射される光をセンサ34で受光し、反射される光の強弱によって、原稿33の情報を読み取る。スキャナ30は、照明装置32とセンサ34とを一体的にガラス板31に沿って副走査方向に走査することにより、原稿33の全体を読み取る。
スキャナ用光源11は、照明装置32に組み込まれて使用される。スキャナ用光源11は、有機EL素子13の長手方向がスキャナ30の主走査方向(図3における紙面と垂直方向)に延びるとともに、反射光透過部14がセンサ34と対向する状態で照明装置32に組み込まれる。
照明装置32に組み込まれたスキャナ用光源11は、外部駆動回路からFPC23,24を介して端子部16a,16bと端子部18a,18bとの間に直流駆動電圧が印加されると、補助電極19を介して第1電極16、有機EL層17、第2電極18へと電流が流れる。この時、有機EL層17が発光し、その光は第1電極16を経て基板15側から外部に取り出される。
スキャナ用光源11は、2つの有機EL素子13から出射した照射光が、ガラス板31上に載せられた原稿33で反射するとともに、反射光のうち反射光透過部14を透過した光がセンサ34で受光される。反射光が効率良く反射光透過部14を通過してセンサ34で受光されるように、2つの有機EL素子13、反射光透過部14及びセンサ34は所定の位置関係で正確に組み付ける必要がある。従来技術のように、2つの独立したEL素子をそれぞれスキャナ30に組み付ける場合は、EL素子をそれぞれ反射光透過部及びセンサ34に対して正確に位置決めして組み付ける必要があり、組み付けが難しい。しかし、この実施形態では、スキャナ用光源11は、2つの有機EL素子13がプリント回路基板12に実装されているため、2つの有機EL素子13から照射された光の反射光が反射光透過部14を等しい割合で透過するように位置決めして実装することができる。そして、プリント回路基板12に2つの有機EL素子13が反射光透過部14を挟んだ所定位置に固定されているため、スキャナ用光源11をセンサ34に正確に位置決めすることにより、2つの有機EL素子13、反射光透過部14及びセンサ34を所定の位置関係で容易に組み付けることができる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)プリント回路基板12に2つの帯状のEL素子が平行に実装され、プリント回路基板12の2つのEL素子に挟まれた箇所に、EL素子の照射光の反射光が透過可能な反射光透過部14が設けられている。したがって、2つのEL素子から照射された光の反射光がセンサ34に効率良く入射する位置に、独立したEL素子を組み付ける場合に比較して、容易に組み付けることができる。
(1)プリント回路基板12に2つの帯状のEL素子が平行に実装され、プリント回路基板12の2つのEL素子に挟まれた箇所に、EL素子の照射光の反射光が透過可能な反射光透過部14が設けられている。したがって、2つのEL素子から照射された光の反射光がセンサ34に効率良く入射する位置に、独立したEL素子を組み付ける場合に比較して、容易に組み付けることができる。
(2)EL素子として有機EL素子13を使用しているため、無機EL素子を使用する場合に比較して、動作電圧が低く、同じ発光量での消費電力を少なくすることができる。
(3)有機EL素子13上には、その長手方向に沿って補助電極19が有機EL層17と平行に形成されている。また、有機EL素子13は、第1電極16の長手方向の両端部に端子部16a,16bが存在し、長手方向の両側から電流が供給される。したがって、有機EL層17の長手方向の長さが幅方向の長さの数倍以上であっても、補助電極19が存在せず、電流が第1電極16の一端側から供給される構成に比較して、有機EL素子13の輝度ムラが抑制される。
(3)有機EL素子13上には、その長手方向に沿って補助電極19が有機EL層17と平行に形成されている。また、有機EL素子13は、第1電極16の長手方向の両端部に端子部16a,16bが存在し、長手方向の両側から電流が供給される。したがって、有機EL層17の長手方向の長さが幅方向の長さの数倍以上であっても、補助電極19が存在せず、電流が第1電極16の一端側から供給される構成に比較して、有機EL素子13の輝度ムラが抑制される。
(4)2つの有機EL素子13は、補助電極19側が反射光透過部14から遠い位置になるように配置されている。したがって、補助電極19側が反射光透過部14に近い位置になるように配置される場合に比較して、有機EL素子13から出射されて原稿33で反射された反射光が効率良く反射光透過部14を通過することができる。
(5)有機EL層17は白色発光を行うように構成されている。したがって、センサ34としてカラーセンサを使用すれば、カラーの画像情報を取り込むことができる。
(6)反射光透過部14は細長い矩形状の孔に形成されており、各有機EL素子13は発光領域の長さが反射光透過部14の長さより長く形成されている。したがって、反射光透過部14を通過(透過)する光の量が反射光透過部14の端部において減少するのが抑制される。
(6)反射光透過部14は細長い矩形状の孔に形成されており、各有機EL素子13は発光領域の長さが反射光透過部14の長さより長く形成されている。したがって、反射光透過部14を通過(透過)する光の量が反射光透過部14の端部において減少するのが抑制される。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
○ 図4に示すように、反射光透過部14を挟んで両側に配置された有機EL素子13の光出射面が、反射光透過部14側に傾くように配置された構成としてもよい。この場合、有機EL素子13から出射されて原稿33等の反射面で反射した反射光が効率良く反射光透過部14を通過してセンサ34に到達する。
○ 図4に示すように、反射光透過部14を挟んで両側に配置された有機EL素子13の光出射面が、反射光透過部14側に傾くように配置された構成としてもよい。この場合、有機EL素子13から出射されて原稿33等の反射面で反射した反射光が効率良く反射光透過部14を通過してセンサ34に到達する。
○ 反射光透過部14としての長孔内又は長孔と対応するプリント回路基板12上に、焦点をセンサ34に合わせた集光レンズを組み込んでもよい。この場合、反射光透過部14を通過する反射光を、より効率良くセンサ34で受光することができる。
○ 有機EL素子13は、長手方向の両端部に端子部16a,16b及び端子部18a,18bが形成された構成に限らない。例えば、陰極としての第2電極18の端子部18a,18bのいずれか一方を省略して、透明電極で構成された陽極としての第1電極16のみ両端部に端子部16a,16bを形成してもよい。また、第1電極16及び第2電極18とも、端子部16a,16b及び端子部18a,18bのそれぞれ一方を省略してもよい。
○ 第1電極16の端子部を第1電極16の長手方向の両端部に設ける構成に代えて、第1電極16の幅方向の一端側に複数設けてもよい。端子部は反射光透過部14から遠い側に設けられる。
○ 有機EL素子13は、補助電極19が発光領域に対して反射光透過部14から離れた側に設けられる構成に限らない。例えば、発光領域内において第1電極16に埋設された状態あるいは基板15と第1電極16との間に形成された状態で格子状に設けられてもよい。この場合、発光領域外の片側に補助電極19が設けられた場合と異なり、有機EL素子13の左右違いを見分け難い。そのため、端子部16a,16b及び端子部18a,18bの配置を、図1(a)に示すような、有機EL素子13の中心を通り長手方向と直交する線に対して線対称にすると、左右を間違えてプリント回路基板12に実装すると問題になる。この不具合を解消するため、図5に示すように、端子部16a,16b及び端子部18a,18bの配置を、有機EL素子13の中心に対して点対称の位置に形成してもよい。即ち、有機EL素子13は、この構成では、有機EL素子13は左右の別がなくなるため、前記のような不具合が解消される。なお、図5はボトムエミッションタイプの有機EL素子13の保護膜20を省略して、第2電極18側から見た模式図である。
○ 有機EL素子13は、ボトムエミッションタイプに限らず、有機EL層17からの発光を基板15と反対側から出射するトップエミッションタイプにしてもよい。この場合、有機EL素子13は、第2電極18が透明電極で構成され、第1電極16は透明電極で構成されても不透明な電極で構成されてもよい。また、基板15は透明基板に限らず、不透明な基板であってもよい。また、有機EL素子13は、基板15がプリント回路基板12と対向する状態でプリント回路基板12に実装される。
○ スキャナ30がカラーデータを読みとる構成でない場合、有機EL層17は白色発光を行う構成に限らず、例えば、赤や青や緑や黄色等の単色光若しくは、その組み合わせを発光する構成としてもよい。
○ 有機EL素子13を構成する第1電極16、有機EL層17及び第2電極18の材料は前記のものに限らず、公知の有機EL素子で使用されている他の材料等を用いてもよい。
○ EL素子として有機EL素子13に代えて無機EL素子を使用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項2に記載の発明において、前記エレクトロルミネッセンス素子は、長手方向の両端部に第1電極の端子部及び第2電極の端子部がそれぞれ形成され、前記第1電極の端子部及び第2電極の端子部は、前記プリント回路基板に設けられた陽極用端子及び陰極用端子とフレキシブルプリント回路を介して電気的に接続され、かつ前記両端部に形成された第1電極の端子部及び第2電極の端子部が点対称の位置に形成されている。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項2に記載の発明において、前記エレクトロルミネッセンス素子は、長手方向の両端部に第1電極の端子部及び第2電極の端子部がそれぞれ形成され、前記第1電極の端子部及び第2電極の端子部は、前記プリント回路基板に設けられた陽極用端子及び陰極用端子とフレキシブルプリント回路を介して電気的に接続され、かつ前記両端部に形成された第1電極の端子部及び第2電極の端子部が点対称の位置に形成されている。
(2)請求項2に記載の発明において、前記エレクトロルミネッセンス素子は、基板上に第1電極、有機EL層及び第2電極が順に積層されるとともに、前記第1電極の前記反射光透過部から遠い側で、かつ前記有機EL層より外側となる領域上に、前記第1電極より体積抵抗率が低い材料で形成された補助電極を備えている。
11…スキャナ用光源、12…プリント回路基板、13…エレクトロルミネッセンス素子としての有機EL素子、14…反射光透過部。
Claims (2)
- プリント回路基板に2つの帯状のエレクトロルミネッセンス素子が平行に実装され、前記プリント回路基板の前記2つのエレクトロルミネッセンス素子に挟まれた箇所に、前記エレクトロルミネッセンス素子の照射光の反射光が透過可能な反射光透過部が設けられていることを特徴とするスキャナ用光源。
- 前記エレクトロルミネッセンス素子は有機エレクトロルミネッセンス素子である請求項1に記載のスキャナ用光源。
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