JPH11317854A - 画像読取装置及びそれを用いたカラー画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置及びそれを用いたカラー画像読取装置

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JPH11317854A
JPH11317854A JP10137470A JP13747098A JPH11317854A JP H11317854 A JPH11317854 A JP H11317854A JP 10137470 A JP10137470 A JP 10137470A JP 13747098 A JP13747098 A JP 13747098A JP H11317854 A JPH11317854 A JP H11317854A
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Yukio Takemura
幸男 竹村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明効率を高めると共に装置全体の小型化を
図ることができる画像読取装置及びそれを用いたカラー
画像読取装置を得ること。 【解決手段】 光源手段10から放射された光束で照明
された原稿6の画像情報を画像読取手段8で読み取る画
像読取装置において、光源手段は開口部1を有する長細
形状の透明部材を有し、開口部上に平板ガラス32を配
置し、平板ガラスの原稿側の少なくとも一部の面に反射
膜41を施し、かつ光源手段を原稿面に対して傾けて配
置し、反射膜が施されていない平板ガラスの面の一部か
ら光束を射出させて、原稿を照明し、照明された原稿面
からの光束を平板ガラスの反射膜が施された面で反射さ
せ、結像手段29を介して画像読取手段に導光し、原稿
の画像情報を読み取ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関
し、特に原稿台ガラス上に載置された原稿の画像を光源
手段から放射された光束で効率良く照明し、該原稿面か
らの光束をラインセンサー等の画像読取手段で読み取る
画像読取装置に関するものである。更に本発明はカラー
画像読取装置に関し、特に上記構成の画像読取装置に色
分解光学系を含ませて構成することにより、原稿のカラ
ー画像情報を不要なノイズ光を除去し、高精度に読み取
ることのできる、例えばカラーイメージスキャナーやカ
ラーファクシミリ等に好適なカラー画像読取装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図13は画像読取装置の光源として用い
られる従来の蛍光灯の要部断面図である。同図における
蛍光灯は厚み0.5 〜1 mm程度の筒状の透明ガラス管10
1内部に水銀を含んだガスを封入し、そのガラス管10
1の両端(不図示)に数百Vの交流電圧を加えることに
より放電をさせる。この放電により流れる電子がガラス
管101内部を通過するときに、該ガラス管101内部
の水銀原子と衝突し、紫外線を発生させる。紫外線はガ
ラス管101の内周面に塗布された蛍光塗料(蛍光塗料
塗布部)102を照射すると、該蛍光塗料102の内部
の蛍光物質が励起され光束(可視光)を発光する。この
光束が開口部(蛍光塗料が無い部分)103から蛍光灯
外部に射出される。
【0003】一般に使われているA3サイズの原稿を複
写可能な複写機に用いる蛍光灯は、通常直径6 〜26mm程
度の円筒状のガラス管のものを使用している場合が多
い。この蛍光灯はハロゲンランプより精度は低いが光束
を発している部分の面積が広いため発光光量が大きく、
消費電力に対する発光効率は高い。また発光光量はその
蛍光塗料が塗られている面積に略比例する為、ガラス管
の直径を大きくし、蛍光塗料をより広く塗布すると発光
光量が増す。この蛍光灯の開口部から外部に放射される
光束は、例えば反射笠を介して原稿面の読取り領域を照
射する。
【0004】図14は上記の蛍光灯を光源として用いた
ときの従来の画像読取装置の要部概略図、図15は図1
4に示した蛍光灯周辺の要部概略図である。
【0005】図14、図15においてガラス管101の
開口部103からガラス管101外部に射出された光束
は反射笠104により原稿台ガラス105上に載置され
た原稿106の読取り領域(スリット照射面)106a
をスリット状に照射する。この原稿106のスリット照
射面106aからの反射光束は原稿台ガラス105の下
部に設けた第1のミラー121で反射され、第2のミラ
ー122及び第3のミラー123を介して結像レンズ1
24に指向し、固体撮像素子(例えばラインセンサー)
128に結像され、画像処理装置(不図示)を経由し、
画像情報として読み取られる。同図における第1のミラ
ー121は厚み5mm程度の平板ガラスの表面にアルミな
どを蒸着した反射膜が施されて形成されている。
【0006】また照明手段で照明された原稿面上のカラ
ー画像情報を色分解素子等を有する色分解光学系を介し
て画像読取手段面上に結像させて、このときの画像読取
手段からの出力信号を利用してカラー画像情報をデジタ
ル的に読み取るようにしたカラー画像読取装置が、例え
ば本出願人が先に提案した特願平1-35692 号や特願平1-
222535号等で種々と提案されている。これら公報におい
ては照明手段により原稿面上のカラー画像を照明し、該
照明されたカラー画像を投影光学系(結像手段)により
3つのラインセンサーを平行に同一基板面上に配置した
モノリシック3ラインセンサー面上に投影し、該モノリ
シック3ラインセンサーでカラー画像を読み取る際、該
投影光学系と該モノリシック3ラインセンサーとの間の
光路中に該投影光学系からの光束をラインセンサーの画
素の並び方向と直交する方向(副走査方向)に3つの色
光に色分解する1次元ブレーズド回折格子を配置してい
る。
【0007】図16はこの種の従来のカラー画像読取装
置の要部概略図、図17は図16に示した照明手段周辺
の要部概略図である。
【0008】このようなカラー画像読取装置において反
射原稿としてのカラー画像106を読み取る場合、軸外
光が1次元ブレーズド回折格子139を通過後、各々の
ラインセンサーに対し、他色成分のノイズ光として重な
って入射する問題に対して、該カラー画像106と投影
光学系129との間に所定の条件を満たすスリット12
0を配置することにより対処している。
【0009】このスリット120は上記の特願平1-3569
2 号や特願平1-222535号等によれば400 dpi 分解能で画
素サイズ0.01mmのラインセンサーを用いて、焦点距離
f:100 mm、明るさFNo :4.0 のレンズで縮小読み取り
する場合、 スリット120の位置は原稿106面より26.46 mm下
方に、スリット120の幅Wは0.9 mmが得られる。これ
は照明手段等のスペースを考慮しても十分実現可能な形
状である。
【0010】ガラス等透明部材上にエッチング等で不
透明部を形成したスリット構造とするのが有効。等と記
載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記に示
した従来の画像読取装置及びカラー画像読取装置は以下
に示す種々の課題がある。
【0012】蛍光灯は輝度が低く発光面積が大きい
為、発光した光束を効率良くスリット照射面(読取り領
域)に集光させることが困難である。例えば図15に示
すようにスリット照射面106aに照射させることがで
きない光束(不要光束)110等が生じてしまう。この
為、照明光量をより多く必要とする場合は、より発光面
積の広くなる直径の大きい蛍光灯を使う必要がある。そ
の為直径の大きい蛍光灯を装置内に組込んだ場合には装
置全体が大型化してしまう。
【0013】原稿を載置している原稿台ガラスの下部
に光源と第1のミラーを重ねた配置とするために装置の
高さは蛍光灯のサイズとスリット照射面までの距離に依
存する。例えば多くの光量が必要になり、より断面積の
大きい蛍光管が必要となった場合、装置の高さがより高
くなり大型化してしまう。
【0014】また図16、図17においては光源11
1と原稿106面との間にスリット部材120が配置さ
れているため、該光源111から放射した光束の一部が
該スリット部材120で遮光され、原稿106面を照射
しないという無駄が生じる。このため照明効率を高くで
きず、また消費電力の小さな光源を使用できず、さらに
は小口径の結像レンズを使用することもできない。
【0015】本発明の第1の目的は光源として蛍光灯を
使用しながらも、その照明効率を高めることができるコ
ンパクトな画像読取装置の提供にある。
【0016】本発明の第2の目的は上記の画像読取装置
を色分解光学系を有したカラー画像読取装置に適用する
ことにより、原稿のカラー画像情報を不要なノイズ光を
除去し、高精度にカラー画像を読み取ることのできるコ
ンパクトなカラー画像読取装置の提供にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像読取
装置は、 (1) 光源手段から放射された光束で照明された原稿の画
像情報を画像読取手段で読み取る画像読取装置におい
て、該光源手段は開口部を有する長細形状の透明部材を
有し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該平板ガラス
の該原稿側の少なくとも一部の面に反射膜を施し、かつ
該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、該反射膜
が施されていない該平板ガラスの面の一部から光束を射
出させて、該原稿を照明し、該照明された原稿面からの
光束を該平板ガラスの反射膜が施された面で反射させ、
結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画
像情報を読み取ることを特徴としている。
【0018】特に(1-1) 前記光源手段は断面が桶状の長
細形状のガラス管で形成された蛍光灯を有していること
を特徴としている。
【0019】(2) 光源手段から放射された光束で照明さ
れた原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取
装置において、該光源手段は開口部を有する長細形状の
透明部材を有し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該
平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に透明光学
部材を配置し、かつ該光源手段を該原稿面に対して傾け
て配置し、該透明光学部材が配置されていない該平板ガ
ラスの一部の領域から光束を射出させて該原稿を照明
し、該照明された原稿面からの光束を該透明光学部材よ
り入射させて、該平板ガラスの内面で反射させ、該透明
光学部材を通過させて結像手段に導光し、該結像手段を
介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画像情報を読
み取ることを特徴としている。
【0020】特に(2-1) 前記光源手段は断面が桶状の長
細形状のガラス管で形成された蛍光灯を有していること
を特徴としている。
【0021】(3) 光源手段から放射された光束で照明さ
れた原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取
装置において、該光源手段は開口部を有する長細形状の
透明部材を有し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該
平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に全反射面
を有するプリズムを配置し、かつ該光源手段を該原稿面
に対して傾けて配置し、該平板ガラスの一部の領域から
該プリズムを介して光束を射出させて、該原稿を照明
し、該照明された原稿面からの光束を該プリズムより入
射させて、該プリズムの全反射面で反射させ、結像手段
を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画像情報を
読み取ることを特徴としている。
【0022】特に(3-1) 前記光源手段は断面が桶状の長
細形状のガラス管で形成された蛍光灯を有していること
を特徴としている。
【0023】(4) 光源手段から放射された光束で照明さ
れた原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取
装置において、該光源手段は開口部を有する長細形状の
透明部材を有し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該
透明部材の外側の少なくとも一部に反射部を設け、該透
明部材の開口部と対向する底部を該原稿面に近接するよ
うに配置し、かつ該光源手段を該原稿面に対して略平行
に配置し、該開口部と対向する該透明部材の底部から光
束を射出させて、該原稿を照明し、該照明された原稿面
からの光束を該透明部材の外側に設けた反射部で反射さ
せ、結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿
の画像情報を読み取ることを特徴としている。
【0024】特に(4-1) 前記光源手段は断面が桶状の長
細形状のガラス管で形成された蛍光灯を有していること
を特徴としている。
【0025】(5) 光源手段から放射された光束で照明さ
れた原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取
装置において、該光源手段は開口部を有する長細形状の
透明部材を有し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該
平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に全反射面
を有するプリズムと反射部材とを配置し、かつ該光源手
段を該原稿面に対して略平行に配置し、該平板ガラスの
一部の領域から該反射部材を介して射出した光束と、該
平板ガラスの一部の領域から該プリズムを介して射出し
た光束とで、該原稿を照明し、該照明された原稿面から
の光束を該プリズムより入射させて、該プリズムの全反
射面で反射させ、結像手段を介して該画像読取手段に導
光し、該原稿の画像情報を読み取ることを特徴としてい
る。
【0026】特ニ(5-1) 前記光源手段は断面が桶状の長
細形状のガラス管で形成された蛍光灯を有していること
を特徴としている。
【0027】(6) 光源手段から放射された光束で照明さ
れた原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取
装置において、該光源手段は開口部を有する長細形状の
透明部材を有し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該
平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に反射膜を
施し、該反射膜が施された面の幅を、その長手方向で異
ならせ、かつ該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置
し、該反射膜が施されていない該平板ガラスの面の一部
から光束を射出させて、該原稿を照明し、該照明された
原稿面からの光束を該平板ガラスの反射膜が施された面
で反射させ、結像手段を介して該画像読取手段に導光
し、該原稿の画像情報を読み取ることを特徴としてい
る。
【0028】特ニ(6-1) 前記光源手段は断面が桶状の長
細形状のガラス管で形成された蛍光灯を有していること
を特徴としている。
【0029】本発明のカラー画像読取装置は、 (7) 上記(1) 乃至(6) のいずれか1項記載の画像読取装
置を色分解光学系を含んだカラー画像読取装置に用いた
ことを特徴としている。
【0030】(8) 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
置において、該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス
管を有し、該ガラス管の長手方向の両端に電極を配置
し、該ガラス管の開口部上に平板ガラスを接着して配置
し、該ガラス管の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料
を塗布し、該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の
面に反射膜を施し、かつ該光源手段を該原稿面に対して
傾けて配置し、該原稿の画像情報を読み取る際には、該
ガラス管の電極間に電圧を印加して該ガラス管内部を放
電させ、該反射膜が施されていない該平板ガラスの面の
一部から光束を射出させて、該原稿をスリット状に照明
し、該照明された原稿面からの光束を該平板ガラスの反
射膜が施された面で反射させ、結像手段を介して画像読
取手段に導光し、該画像読取手段で該原稿の画像情報を
読み取るようにしたことを特徴としている。
【0031】(9) 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
置において、該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス
管を有し、該ガラス管の長手方向の両端に電極を配置
し、該ガラス管の開口部上に平板ガラスを接着して配置
し、該ガラス管の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料
を塗布し、該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の
面に断面が三角形状のプリズムを接着して配置し、かつ
該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、原稿の画
像情報を読み取る際には、該ガラス管の電極間に電圧を
印加して該ガラス管内部を放電させ、該プリズムが配置
されてない該平板ガラスの一部の領域から光束を射出さ
せて、該原稿をスリット状に照明し、該照明された原稿
面からの光束を該プリズムの該原稿面と平行な平面aか
ら入射させて、該プリズムの該平板ガラスと接着した平
面bを透過させて該平面ガラスの内面dで全反射させ
て、該プリズムの該原稿面に対して垂直な平面cから射
出させ、結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画
像読取手段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたこ
とを特徴としている。
【0032】(10)蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
置において、該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス
管を有し、該ガラス管の長手方向の両端に電極を配置
し、該ガラス管の開口部上に平板ガラスを接着して配置
し、該ガラス管の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料
を塗布し、該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の
面に三角プリズムを接着して配置し、該三角プリズムは
階段状の平面bを有し、該階段状の平面bの一部の平面
1 は該平板ガラスと接着され、該階段状の他の一部の
平面b2 は該平板ガラスと接着した平面b1 と平行で、
かつ該平板ガラスから浮上した全反射面より成り、該平
板ガラスと接着した平面b1 に隣接する面は曲面cより
成り、該曲面cと隣接する面は該原稿面に対して垂直な
平面dより成り、該平面dと隣接する面は該原稿面と平
行な平面aより成り、かつ該光源手段を該原稿面に対し
て傾けて配置し、該原稿の画像情報を読み取る際には、
該ガラス管の電極間に電圧を印加して該ガラス管内部を
放電させ、該平板ガラスの一部の領域から射出した光束
を該三角プリズムの該平面b1 を透過させ、該曲面cで
全反射させて、該平面aから射出させ、該原稿をスリッ
ト状に照明し、該照明された原稿面からの光束を該三角
プリズムの該平面aから入射させ、該平面b2 で全反射
させて、該平面dから射出させ、結像手段を介して画像
読取手段に導光し、該画像読取手段で該原稿の画像情報
を読み取るようにしたことを特徴としている。
【0033】(11)蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
置において、該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス
管を有し、該ガラス管の長手方向の両端に電極を配置
し、該ガラス管の開口部上に平板ガラスを接着して配置
し、該ガラス管の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料
を塗布し、該ガラス管の外周面の少なくとも一部の面に
反射膜を施し、該ガラス管の開口部と対向する底部を該
原稿面に近接するように配置し、該底部の内面に蛍光塗
料を塗布せず透明とし、該平板ガラスの該ガラス管側の
面に蛍光塗料を塗布し、かつ該光源手段を該原稿面に対
して略平行に配置し、該原稿の画像情報を読み取る際に
は、該ガラス管の電極間に電圧を印加して該ガラス管内
部を放電させ、該ガラス管の底部から光束を射出させ
て、該原稿をスリット状に照明し、該照明された該原稿
面からの光束を該ガラス管の反射膜が施された面で反射
させ、結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画像
読取手段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたこと
を特徴としている。
【0034】(12)蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
置において、該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス
管を有し、該ガラス管の長手方向の両端に電極を配置
し、該ガラス管の開口部上に平板ガラスを接着して配置
し、該ガラス管の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料
を塗布し、該平板ガラスの原稿側の一部の面に断面が四
角形状のプリズムと断面が曲面の反射部材とを接着して
配置し、かつ該光源手段を該原稿面に対して略平行に配
置し、該原稿の画像情報を読み取る際には、該ガラス管
の電極間に電圧を印加して該ガラス管内部を放電させ、
該平板ガラスの一部の領域から該反射部材を介して射出
した光束と、該平板ガラスの一部の領域から該プリズム
の該平板ガラスと接着した平面cを透過し、該プリズム
の該原稿面に対して垂直な平面dで全反射して、該プリ
ズムの該原稿面に対して平行な平面aから射出した光束
とで該原稿をスリット状に照明し、該照明された原稿面
からの光束を該プリズムの平面aから入射させ、該プリ
ズムの該原稿面に対して傾いた平面bで全反射させて、
該プリズムの平面dから射出させ、結像手段を介して画
像読取手段に導光し、該画像読取手段で該原稿の画像情
報を読み取るようにしたことを特徴としている。
【0035】(13)蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
置において、該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス
管を有し、該ガラス管の長手方向の両端に電極を配置
し、該ガラス管の開口部上に平板ガラスを接着して配置
し、該ガラス管の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料
を塗布し、該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の
面に反射膜を施し、該反射膜が施された面の幅を、その
長手方向で異ならせ、かつ該光源手段を該原稿面に対し
て傾けて配置し、該原稿の画像情報を読み取る際には、
該ガラス管の電極間に電圧を印加して該ガラス管内部を
放電させ、該反射膜が施されていない該平板ガラスの面
の一部から光束を射出させて、該原稿をスリット状に照
明し、該照明された原稿面からの光束を該平板ガラスの
反射膜が施された面で反射させ、結像手段を介して画像
読取手段に導光し、該画像読取手段で該原稿の画像情報
を読み取るようにしたことを特徴としている。
【0036】本発明のカラー画像読取装置は、 (14)上記(8) 乃至(13)のいずれか1項記載の画像読取装
置を色分解光学系を含んだカラー画像読取装置に用いた
ことを特徴としている。
【0037】
【発明の実施の形態】まず本発明で用いる光源手段とし
ての蛍光灯(平面蛍光管)について説明する。図10、
図11、図12は各々平面蛍光管の製作過程を示す説明
図である。まず蛍光体を塗布した桶状のガラス(ガラス
管)31の端部に電極33,34を配置し、その上(開
口部1上)に透明な平板ガラス32をあてがい接着す
る。接着は鉛ガラスなどを主体としたフリットを桶状ガ
ラス31と平板ガラス32の接触部分に塗布して、高温
環境に放置する。高温時の温度はガラスが溶けず、また
フリットが溶ける500度程度で良い。熱した後にガラ
ス管を徐々に冷却するとフリットが固着し、桶状ガラス
31と平板ガラス32が接着される。後に排気口35よ
り中の空気を抜き、アルゴンを主体としたキセノンガス
などを入れて排気口35をバーナーであぶって溶かし封
止する。両端の電極33,34に500〜1000vの
交流電圧を印加すれば、平板ガラス32から外に向かっ
て光束(可視光)が放射する。
【0038】次に本発明の各実施形態について順に説明
する。
【0039】図1は本発明の実施形態1の要部概略図、
図2は図1に示した光源手段としての蛍光灯10周辺の
要部概略図である。
【0040】図中、10は光源手段であり、断面が桶状
の長細形状(主走査方向に長い形状)のガラス管(透明
部材)31で形成された蛍光灯を有し、該ガラス管31
の開口部上に透明な平板ガラス32を接着して配置して
いる。6は原稿であり、画像が形成されており、原稿台
ガラス5上に載置されている。23は走査ミラー部(ハ
の次ミラー)であり、第1、第2の2つの走査ミラー2
2,24より成っている。29は結像手段(結像レン
ズ)であり、原稿6面からの画像情報に基づく光束を複
数の受光素子を1次元方向(主走査方向)に配列した画
像読取手段としてのラインセンサー(CCD)8面上に
導光し、その面上に原稿6の画像を形成している。
【0041】本実施形態においては光源手段としての蛍
光灯10は断面が桶状の長細形状のガラス管31を有
し、該ガラス管31の長手方向の両端に電極を配置し、
該ガラス管31の開口部上に平板ガラス32を接着して
配置し、該ガラス管31の内面の少なくとも一部の面
(蛍光面)36に蛍光塗料を塗布し、該平板ガラス32
の該原稿6側(外側)の面の一部37に反射膜(正反射
膜)41を施し、かつ該蛍光灯10を該原稿6面に対し
て傾けて配置している。
【0042】そして原稿6の画像情報を読み取る際に
は、ガラス管31の電極間に電圧を印加して該ガラス管
31内部を放電させ、反射膜41が施されていない平板
ガラス32の一部の面(光射出部)42より蛍光面36
から放射された光束(可視光)を射出させて、該原稿6
の主走査方向の一領域6aをスリット状に照明し、該照
明された原稿6面からの反射光束を該平板ガラス32の
反射膜41が施された面(反射面)37で反射させ、第
1、第2の走査ミラー22,24を介して、結像レンズ
29によりラインセンサー8面上に結像させている。そ
して原稿台ガラス5または蛍光灯10と走査ミラー部2
3等を有する走査手段を一定的に矢印30の副走査方向
に移動させて、原稿6面上の画像を2次元的に読み取っ
ている。
【0043】このように本実施形態においては上述の如
く桶状のガラス管31の開口部上に平板ガラス32を接
着して配置し、該平板ガラス32の原稿6側(外側)の
面の一部37に反射膜41を施すことによって、従来用
いていた走査用のミラーの一部(図14及び図16に示
す第1のミラー121)を蛍光灯10が兼用することが
でき、これにより従来、蛍光灯と走査用のミラーの一部
とが配置されていたスペースを小さくすることによって
装置全体の小型化を図っている。また本実施形態では平
板ガラス32の反射膜41が施された面(反射面)37
をスリット透過面と同等の機能として構成したことによ
り、従来用いていたスリット部材が不要となり、これに
より装置全体の簡素化を図っている。更に本実施形態で
は蛍光灯10の上部近傍に光射出部42を配置し、原稿
6面に近接して配置したことによって照明効率を向上さ
せている。
【0044】[実施形態2]図3は本発明の実施形態2
の蛍光灯20周辺の要部概略図である。同図において図
2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0045】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は平板ガラス32の一部の面47に透明光学部材
である断面が三角形状のプリズム(長尺プリズム)45
を透明の接着剤で接着して配置したことである。その他
の構成及び光学的作用は前述の実施形態1と略同様であ
り、これにより同様な効果を得ている。
【0046】即ち、本実施形態においては平板ガラス3
2の原稿6側の少なくとも一部の面47に断面が三角形
状のプリズム45を透明の接着剤で接着して配置し、か
つ該蛍光灯20を該原稿6面に対して傾けて配置してい
る。
【0047】そして原稿6の画像情報を読み取る際に
は、ガラス管31の電極間に電圧を印加して該ガラス管
31内部を放電させ、プリズム45が接着されてない平
板ガラス32の一部の領域(光射出部)44より蛍光面
36から放射された光束を射出させて、該原稿6の主走
査方向の一領域6aをスリット状に照明し、該照明され
た原稿6面からの反射光束を該プリズム45の該原稿6
面と平行な平面aから入射させ、該プリズム45の平板
ガラス32と接着した平面bを透過させて該平板ガラス
32の内面(蛍光面の内面)dで全反射させて、該プリ
ズム45の該原稿6面に対して垂直な平面cから射出さ
せている。そして原稿6の画像情報に基づく光束を不図
示の第1、第2の走査ミラーを介して、結像レンズによ
りラインセンサー面上に結像させ、該ラインセンサーで
該原稿の画像情報を読み取っている。
【0048】このように本実施形態においては上述の如
く原稿面からの光束を反射させるミラーの反射面を全反
射ミラープリズムとして構成することにより、反射面の
成膜時にできるピンホールを完全になくすることがで
き、これによりピンホールで生じていた局部的な光量低
下を防止することによって高精度な画像読取性能を得て
いる。
【0049】[実施形態3]図4は本発明の実施形態3
の蛍光灯30周辺の要部概略図である。同図において図
2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0050】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は平板ガラス32の一部の面に三角プリズム(長
尺プリズム)52を接着して配置したことである。その
他の構成及び光学的作用は前述の実施形態1と略同様で
あり、これにより同様な効果を得ている。
【0051】即ち、本実施形態においては平板ガラス3
2の原稿6側の少なくとも一部の面57に三角プリズム
52を接着して配置し、該三角プリズム52は階段状の
平面bを有し、該階段状の平面bの一部の平面b1 は該
平板ガラス32と接着され、該階段状の他の一部の平面
2 は該平板ガラス32と接着した平面b1 と平行で、
かつ該平板ガラス32から浮上した全反射面より成り、
該平板ガラス32と接着した平面b1 に隣接する面は曲
面cより成り、該曲面cと隣接する面は該原稿6面に対
して垂直な平面dより成り、該平面dと隣接する面は該
原稿6面と平行な平面aより成っている。
【0052】本実施形態において原稿6の画像情報を読
み取る際には、ガラス管31の電極間に電圧を印加して
該ガラス管31内部を放電させ、該平板ガラス32の一
部の領域(光射出部)55から射出した光束を三角プリ
ズム52の該平板ガラス32と接着した平面b1 を透過
させ、該曲面cで全反射させて、該原稿6面と平行な平
面aから射出させ、該原稿6の主走査方向の一領域6a
をスリット状に照明し、該照明された原稿6面からの反
射光束を該三角プリズム52の該原稿6面と平行な平面
aから入射させ、該平板ガラス32から浮上した平面
(全反射面)b2で全反射させて、該三角プリズム52
の平面dから射出させている。そして原稿6の画像情報
に基づく光束を不図示の第1、第2の走査ミラーを介し
て、結像レンズによりラインセンサー面上に結像させ、
該ラインセンサーで該原稿の画像情報を読み取ってい
る。
【0053】[実施形態4]図5は本発明の実施形態4
の蛍光灯40周辺の要部概略図である。同図において図
2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0054】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は蛍光灯40を原稿面に対して略平行にして配置
し、該蛍光灯40のガラス管の外周面の少なくとも一部
の面に反射部を設け、該ガラス管の開口部と対向する底
部を原稿面に近接するように配置し、該底部59から光
束を射出させたことである。その他の構成及び光学的作
用は前述の実施形態1と略同様であり、これにより同様
な効果を得ている。
【0055】即ち、本実施形態においてはガラス管56
の内面の少なくとも一部の面36に蛍光塗料を塗布し、
該ガラス管56の外周面の少なくとも一部の面53に反
射部としての反射膜58を施し、該ガラス管56の開口
部と対向する底部59を該原稿6面に近接するように配
置し、該底部59の内面に蛍光塗料を塗布せず透明と
し、該平板ガラス57の該ガラス管56側の面57aに
蛍光塗料を塗布し、かつ蛍光灯40を原稿6面に対して
略平行に配置している。
【0056】そして原稿6の画像情報を読み取る際に
は、ガラス管56の電極間に電圧を印加して該ガラス管
56内部を放電させ、該ガラス管56の底部(光射出
部)59から光束を射出させて、該原稿6の主走査方向
の一領域6aをスリット状に照明し、該照明された該原
稿6面からの反射光束を該ガラス管56の反射膜58が
施された面(反射面)53で反射させている。そして原
稿6の画像情報に基づく光束を不図示の第1、第2の走
査ミラーを介して、結像レンズによりラインセンサー面
上に結像させ、該ラインセンサーで該原稿の画像情報を
読み取っている。
【0057】[実施形態5]図6は本発明の実施形態5
の蛍光灯50周辺の要部概略図である。同図において図
2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0058】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は透明な平板ガラス32の一部の面67に断面が
四角形状のプリズム(長尺プリズム)61と断面が曲面
の反射部材62とを接着して配置し、かつ蛍光灯50を
原稿6面に対して略平行に配置したことである。その他
の構成及び光学的作用は前述の実施形態1と略同様であ
り、これにより同様な効果を得ている。
【0059】即ち、本実施形態においては透明な平板ガ
ラス32の原稿6側の一部の面67に断面が四角形状の
プリズム61と断面が曲面の反射部材62とを接着して
配置し、かつ蛍光灯50を原稿6面に対して略平行に配
置している。
【0060】そして原稿6の画像情報を読み取る際に
は、ガラス管31の電極間に電圧を印加して該ガラス管
31内部を放電させ、平板ガラス32の一部の領域(光
射出部)64から反射部材62を介して射出した光束
と、該平板ガラス32の一部の領域(光射出部)64か
らプリズム61の該平板ガラス32と接着した平面cを
透過し、該プリズム61の該原稿6面に対して垂直な平
面dで全反射して、該プリズム61の該原稿6面に対し
て平行な平面aから射出した光束とで該原稿6の主走査
方向の一領域6aをスリット状に照明し、該照明された
原稿6面からの反射光束を該プリズム61の平面aから
入射させ、該プリズム61の該原稿6面に対して傾いた
平面b(スリットミラー(反射面)63)で全反射させ
て、該プリズム61の平面dから射出させている。そし
て原稿6の画像情報に基づく光束を不図示の第1、第2
の走査ミラーを介して、結像レンズによりラインセンサ
ー面上に結像させ、該ラインセンサーで該原稿の画像情
報を読み取っている。
【0061】[実施形態6]図7は本発明の実施形態6
の蛍光灯の主要部分の要部断面図である。同図において
図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0062】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は平板ガラス32の原稿側(外側)の少なくとも
一部の面に反射膜を施した反射面37の幅を、その長手
方向で異ならせて形成したことである。その他の構成及
び光学的作用は前述の実施形態1と略同様であり、これ
により同様な効果を得ている。
【0063】即ち、本実施形態では蛍光管(ガラス管)
中央では平板ガラス32に施されている反射膜(反射
面)37と蛍光塗料部の幅を広くして透明部37aの幅
を狭くして、また両端部では該透明部37aの幅を広く
している。
【0064】図8はこの蛍光灯の長手方向の光量分布図
である。同図に示すように中央部分は蛍光管から外部に
射出する出口が狭いために光量が少なく、両端部は広く
なっているために光量が多くできる。これにより結像レ
ンズのCOS4乗則を補正することができる。尚、本実
施形態では透明部37aの幅が違うことによるもので、
反射面と蛍光塗布面の幅が同一寸法である必要はない。
【0065】[実施形態7]図9は本発明の実施形態7
のカラー画像読取装置70の要部概略図である。同図に
おいて図1、図6に示した要素と同一要素には同符番を
付している。
【0066】本実施形態においては前述の実施形態5の
画像読取装置を色分解光学系を含んだカラー画像読取装
置に適用した場合を示している。その他の構成及び光学
的作用は前述の実施形態5と略同様であり、これにより
同様な効果を得ている。
【0067】即ち、同図において39は色分解光学系の
一要素を構成する1次元ブレーズド回折光学素子であ
り、結像レンズ29からの光束を副走査方向に所定の色
光、例えばR,G,Bの3つの色光に色分解している。
38は画像読取手段であり、3つのラインセンサーを互
いに平行となるように同一基板面上に配置したモノリシ
ック3ラインセンサーより成っている。73はプリズム
61のスリットミラー63から原稿台ガラス5の下面e
までの距離である。
【0068】本実施形態では光源手段50により原稿台
ガラス5上に載置された原稿6の画像情報(カラー画
像)を照明し、該照明された原稿6面からの反射光束を
断面が四角形状のプリズム61のスリットミラー63で
反射させ、第1,第2の走査ミラー22,24を介して
結像レンズ29に集光し、1次元ブレーズド回折格子3
9を介して3つの色光に色分解した後に原稿6面上のカ
ラー画像を3つのラインセンサー面上に各々結像させ、
モノリシック3ラインセンサー38で原稿6の画像情報
を順次デジタル的に読み取っている。
【0069】本実施形態におけるスリットミラー63は
その反射面bの有効幅wが前述した従来(特願平1-2225
35号)のスリットの幅と同等の幅(w=0.9mm )で良く、
また全反射面としているためにアルミなどの反射膜は処
理していないが、反射ミラーとして機能を有している。
【0070】また本実施形態では蛍光灯50を原稿面6
に対して平行に配置したことにより、原稿台ガラス5の
下面eからプリズム61のスリットミラー63までの寸
法を従来より短くすることができ、これにより装置全体
の小型化を図っている。
【0071】尚、各実施形態においては蛍光灯の断面形
状を桶状としたが、これに限定されることはなく、照明
効率を高めることができるなら、どのような形状であっ
ても良い。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く光源手段を適
切に構成することにより、照明効率を高めることがで
き、また装置全体の小型化も図ることができ、また光源
手段にスリット板としての作用及び反射ミラーとしての
作用を兼用させることにより、光学部材を減少させるこ
とができ、また全反射ミラーとすることにより、従来発
生していた蒸着によるピンホールを完全になくすことが
でき、更に上記の画像読取装置を色分解光学系を有した
カラー画像読取装置に適用することにより、原稿のカラ
ー画像情報を不要なノイズ光を除去し、高精度な画像読
取りを行なうことができる画像読取装置及びカラー画像
読取装置を達成することができる。
【0073】特に実施形態1によれば、蛍光灯のガラス
管の開口部上に平板ガラスを接着して配置することによ
り、従来5mm程度の厚みのスペースを必要としていた走
査ミラー用の一部のミラーが不要となり、これにより装
置全体の小型化を図ることができる。
【0074】実施形態2によれば、従来蒸着で処理して
いた反射面が不要となり、また全反射面であるので蒸着
時にできてしまう微小なピンホールがなく、これにより
従来存在していたピンホールによる局部的な光量低下を
防止し、精度の高い画像読み取りができる。
【0075】実施形態3によれば、実施形態2と同様な
効果を得ることができ、さらにプリズムの一部の面を照
明光量を増すための反射笠として構成することにより、
効率の良い原稿照明ができる。
【0076】実施形態4によれば、蛍光灯(ガラス管の
長手方向)を原稿面に対して平行となるように配置した
ことにより、装置の高さ方向の長さを抑えることがで
き、これにより装置全体の小型化を図ることができる。
【0077】実施形態5によれば、蛍光灯(ガラス管の
長手方向)を原稿面に対して平行になるように配置し、
ガラス管の開口部上に配置した平板ガラスと該原稿面と
の間に全反射ミラーを含むプリズムと反射部材(曲面反
射笠)とを配置することにより、装置全体の小型化と照
明効率の向上とを両立させることができる。
【0078】実施形態6によれば、平板ガラスの一部の
面に反射膜を施した反射面と蛍光塗料が塗布された蛍光
面との配置幅を異ならせることにより、簡単な構成で結
像レンズのCOS4乗則を補正することができる。
【0079】実施形態7によれば、本発明の画像読取装
置をカラー画像読取装置に適用することにより、上記の
実施形態と同様な効果を得ることができ、また原稿のカ
ラー画像情報を不要なノイズ光を除去し、高精度に読み
取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】 図1に示した蛍光灯周辺の要部概略図
【図3】 本発明の実施形態2の蛍光灯周辺の要部概略
【図4】 本発明の実施形態3の蛍光灯周辺の要部概略
【図5】 本発明の実施形態4の蛍光灯周辺の要部概略
【図6】 本発明の実施形態5の蛍光灯周辺の要部概略
【図7】 本発明の実施形態6の蛍光灯の要部断面図
【図8】 本発明の実施形態6の蛍光灯の長手方向の光
量分布図
【図9】 本発明の実施形態7の要部概略図
【図10】 本発明に関わる平面蛍光管の製作過程を示
す説明図
【図11】 本発明に関わる平面蛍光管の製作過程を示
す説明図
【図12】 本発明に関わる平面蛍光管の製作過程を示
す説明図
【図13】 従来の蛍光灯の要部断面図
【図14】 従来の画像読取装置の要部概略図
【図15】 図14に示した蛍光灯周辺の要部概略図
【図16】 従来の画像読取装置の要部概略図
【図17】 図16に示した蛍光灯周辺の要部概略図
【符号の説明】
1 開口部 5 原稿台ガラス 6 原稿 6a 原稿照明部(読取り領域) 8 画像読取手段(ラインセンサー) 22 第1の走査ミラー 24 第2の走査ミラー 23 走査ミラー部 29 結像手段 31,56 ガラス管 32,57 平板ガラス 36 蛍光面 41,58 反射膜 38 画像読取手段(3ラインセンサー) 39 色分解手段(1次元ブレーズド回折格子) 45,52,61 プリズム 37,53 反射面 42,44,55,64 光射出部 59 底部 62 反射部材 10,20,30,40,50 光源手段(蛍光灯) 70 カラー画像読取装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段から放射された光束で照明され
    た原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取装
    置において、 該光源手段は開口部を有する長細形状の透明部材を有
    し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該平板ガラスの
    該原稿側の少なくとも一部の面に反射膜を施し、かつ該
    光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、 該反射膜が施されていない該平板ガラスの面の一部から
    光束を射出させて、該原稿を照明し、該照明された原稿
    面からの光束を該平板ガラスの反射膜が施された面で反
    射させ、 結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画
    像情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記光源手段は断面が桶状の長細形状の
    ガラス管で形成された蛍光灯を有していることを特徴と
    する請求項1の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 光源手段から放射された光束で照明され
    た原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取装
    置において、 該光源手段は開口部を有する長細形状の透明部材を有
    し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該平板ガラスの
    該原稿側の少なくとも一部の面に透明光学部材を配置
    し、かつ該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、 該透明光学部材が配置されていない該平板ガラスの一部
    の領域から光束を射出させて該原稿を照明し、該照明さ
    れた原稿面からの光束を該透明光学部材より入射させ
    て、該平板ガラスの内面で反射させ、該透明光学部材を
    通過させて結像手段に導光し、 該結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の
    画像情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記光源手段は断面が桶状の長細形状の
    ガラス管で形成された蛍光灯を有していることを特徴と
    する請求項3の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 光源手段から放射された光束で照明され
    た原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取装
    置において、 該光源手段は開口部を有する長細形状の透明部材を有
    し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該平板ガラスの
    該原稿側の少なくとも一部の面に全反射面を有するプリ
    ズムを配置し、かつ該光源手段を該原稿面に対して傾け
    て配置し、 該平板ガラスの一部の領域から該プリズムを介して光束
    を射出させて、該原稿を照明し、該照明された原稿面か
    らの光束を該プリズムより入射させて、該プリズムの全
    反射面で反射させ、 結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画
    像情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記光源手段は断面が桶状の長細形状の
    ガラス管で形成された蛍光灯を有していることを特徴と
    する請求項5の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 光源手段から放射された光束で照明され
    た原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取装
    置において、 該光源手段は開口部を有する長細形状の透明部材を有
    し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該透明部材の外
    側の少なくとも一部に反射部を設け、該透明部材の開口
    部と対向する底部を該原稿面に近接するように配置し、
    かつ該光源手段を該原稿面に対して略平行に配置し、 該開口部と対向する該透明部材の底部から光束を射出さ
    せて、該原稿を照明し、該照明された原稿面からの光束
    を該透明部材の外側に設けた反射部で反射させ、 結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画
    像情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記光源手段は断面が桶状の長細形状の
    ガラス管で形成された蛍光灯を有していることを特徴と
    する請求項7の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 光源手段から放射された光束で照明され
    た原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取装
    置において、 該光源手段は開口部を有する長細形状の透明部材を有
    し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該平板ガラスの
    該原稿側の少なくとも一部の面に全反射面を有するプリ
    ズムと反射部材とを配置し、かつ該光源手段を該原稿面
    に対して略平行に配置し、 該平板ガラスの一部の領域から該反射部材を介して射出
    した光束と、該平板ガラスの一部の領域から該プリズム
    を介して射出した光束とで、該原稿を照明し、該照明さ
    れた原稿面からの光束を該プリズムより入射させて、該
    プリズムの全反射面で反射させ、 結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画
    像情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記光源手段は断面が桶状の長細形状
    のガラス管で形成された蛍光灯を有していることを特徴
    とする請求項9の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 光源手段から放射された光束で照明さ
    れた原稿の画像情報を画像読取手段で読み取る画像読取
    装置において、 該光源手段は開口部を有する長細形状の透明部材を有
    し、該開口部上に平板ガラスを配置し、該平板ガラスの
    該原稿側の少なくとも一部の面に反射膜を施し、該反射
    膜が施された面の幅を、その長手方向で異ならせ、かつ
    該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、 該反射膜が施されていない該平板ガラスの面の一部から
    光束を射出させて、該原稿を照明し、該照明された原稿
    面からの光束を該平板ガラスの反射膜が施された面で反
    射させ、 結像手段を介して該画像読取手段に導光し、該原稿の画
    像情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記光源手段は断面が桶状の長細形状
    のガラス管で形成された蛍光灯を有していることを特徴
    とする請求項11の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1項記載
    の画像読取装置を色分解光学系を含んだカラー画像読取
    装置に用いたことを特徴とするカラー画像読取装置。
  14. 【請求項14】 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
    置において、 該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス管を有し、該
    ガラス管の長手方向の両端に電極を配置し、該ガラス管
    の開口部上に平板ガラスを接着して配置し、該ガラス管
    の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料を塗布し、 該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に反射膜
    を施し、 かつ該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、 該原稿の画像情報を読み取る際には、該ガラス管の電極
    間に電圧を印加して該ガラス管内部を放電させ、 該反射膜が施されていない該平板ガラスの面の一部から
    光束を射出させて、該原稿をスリット状に照明し、該照
    明された原稿面からの光束を該平板ガラスの反射膜が施
    された面で反射させ、 結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画像読取手
    段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたことを特徴
    とする画像読取装置。
  15. 【請求項15】 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
    置において、 該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス管を有し、該
    ガラス管の長手方向の両端に電極を配置し、該ガラス管
    の開口部上に平板ガラスを接着して配置し、該ガラス管
    の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料を塗布し、 該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に断面が
    三角形状のプリズムを接着して配置し、 かつ該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、 原稿の画像情報を読み取る際には、該ガラス管の電極間
    に電圧を印加して該ガラス管内部を放電させ、 該プリズムが配置されてない該平板ガラスの一部の領域
    から光束を射出させて、該原稿をスリット状に照明し、
    該照明された原稿面からの光束を該プリズムの該原稿面
    と平行な平面aから入射させて、該プリズムの該平板ガ
    ラスと接着した平面bを透過させて該平面ガラスの内面
    dで全反射させて、該プリズムの該原稿面に対して垂直
    な平面cから射出させ、 結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画像読取手
    段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたことを特徴
    とする画像読取装置。
  16. 【請求項16】 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
    置において、 該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス管を有し、該
    ガラス管の長手方向の両端に電極を配置し、該ガラス管
    の開口部上に平板ガラスを接着して配置し、該ガラス管
    の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料を塗布し、 該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に三角プ
    リズムを接着して配置し、該三角プリズムは階段状の平
    面bを有し、該階段状の平面bの一部の平面b1 は該平
    板ガラスと接着され、該階段状の他の一部の平面b2
    該平板ガラスと接着した平面b1 と平行で、かつ該平板
    ガラスから浮上した全反射面より成り、該平板ガラスと
    接着した平面b1 に隣接する面は曲面cより成り、該曲
    面cと隣接する面は該原稿面に対して垂直な平面dより
    成り、該平面dと隣接する面は該原稿面と平行な平面a
    より成り、 かつ該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、 該原稿の画像情報を読み取る際には、該ガラス管の電極
    間に電圧を印加して該ガラス管内部を放電させ、 該平板ガラスの一部の領域から射出した光束を該三角プ
    リズムの該平面b1 を透過させ、該曲面cで全反射させ
    て、該平面aから射出させ、該原稿をスリット状に照明
    し、該照明された原稿面からの光束を該三角プリズムの
    該平面aから入射させ、該平面b2 で全反射させて、該
    平面dから射出させ、 結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画像読取手
    段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたことを特徴
    とする画像読取装置。
  17. 【請求項17】 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
    置において、 該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス管を有し、該
    ガラス管の長手方向の両端に電極を配置し、該ガラス管
    の開口部上に平板ガラスを接着して配置し、該ガラス管
    の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料を塗布し、 該ガラス管の外周面の少なくとも一部の面に反射膜を施
    し、該ガラス管の開口部と対向する底部を該原稿面に近
    接するように配置し、該底部の内面に蛍光塗料を塗布せ
    ず透明とし、該平板ガラスの該ガラス管側の面に蛍光塗
    料を塗布し、 かつ該光源手段を該原稿面に対して略平行に配置し、 該原稿の画像情報を読み取る際には、該ガラス管の電極
    間に電圧を印加して該ガラス管内部を放電させ、 該ガラス管の底部から光束を射出させて、該原稿をスリ
    ット状に照明し、該照明された該原稿面からの光束を該
    ガラス管の反射膜が施された面で反射させ、 結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画像読取手
    段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたことを特徴
    とする画像読取装置。
  18. 【請求項18】 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
    置において、 該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス管を有し、該
    ガラス管の長手方向の両端に電極を配置し、該ガラス管
    の開口部上に平板ガラスを接着して配置し、該ガラス管
    の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料を塗布し、 該平板ガラスの原稿側の一部の面に断面が四角形状のプ
    リズムと断面が曲面の反射部材とを接着して配置し、 かつ該光源手段を該原稿面に対して略平行に配置し、 該原稿の画像情報を読み取る際には、該ガラス管の電極
    間に電圧を印加して該ガラス管内部を放電させ、 該平板ガラスの一部の領域から該反射部材を介して射出
    した光束と、該平板ガラスの一部の領域から該プリズム
    の該平板ガラスと接着した平面cを透過し、該プリズム
    の該原稿面に対して垂直な平面dで全反射して、該プリ
    ズムの該原稿面に対して平行な平面aから射出した光束
    とで該原稿をスリット状に照明し、該照明された原稿面
    からの光束を該プリズムの平面aから入射させ、該プリ
    ズムの該原稿面に対して傾いた平面bで全反射させて、
    該プリズムの平面dから射出させ、 結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画像読取手
    段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたことを特徴
    とする画像読取装置。
  19. 【請求項19】 蛍光灯を光源手段に用いた画像読取装
    置において、 該蛍光灯は断面が桶状の長細形状のガラス管を有し、該
    ガラス管の長手方向の両端に電極を配置し、該ガラス管
    の開口部上に平板ガラスを接着して配置し、該ガラス管
    の内面の少なくとも一部の面に蛍光塗料を塗布し、 該平板ガラスの該原稿側の少なくとも一部の面に反射膜
    を施し、該反射膜が施された面の幅を、その長手方向で
    異ならせ、 かつ該光源手段を該原稿面に対して傾けて配置し、 該原稿の画像情報を読み取る際には、該ガラス管の電極
    間に電圧を印加して該ガラス管内部を放電させ、 該反射膜が施されていない該平板ガラスの面の一部から
    光束を射出させて、該原稿をスリット状に照明し、該照
    明された原稿面からの光束を該平板ガラスの反射膜が施
    された面で反射させ、 結像手段を介して画像読取手段に導光し、該画像読取手
    段で該原稿の画像情報を読み取るようにしたことを特徴
    とする画像読取装置。
  20. 【請求項20】 請求項14乃至19のいずれか1項記
    載の画像読取装置を色分解光学系を含んだカラー画像読
    取装置に用いたことを特徴とするカラー画像読取装置。
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