JPH07170320A - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JPH07170320A
JPH07170320A JP31208593A JP31208593A JPH07170320A JP H07170320 A JPH07170320 A JP H07170320A JP 31208593 A JP31208593 A JP 31208593A JP 31208593 A JP31208593 A JP 31208593A JP H07170320 A JPH07170320 A JP H07170320A
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JP
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memory
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kbps
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JP31208593A
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Kazufumi Usui
計文 臼井
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メモリの有効利用が可能な情報記憶装置を提供
する。 【構成】メモリ3に32kbpsのビットレートで録音
がなされメモリ3で許容できる所定録音容量を超える
と、システムコントローラ21はスイッチ27の可動片
271を固定片273へセットし、メモリ3より録音内
容を初めから順次読み出し、16・32kbpsの再生
用DSP26へ送り、32kbpsのビットレートで伸
張し、続いてD/A変換器29でD/A変換し、入出力
インタフェース22を介してA/D変換器28へ送りA
/D変換して、スイッチ27の可動片271と固定片2
73を介して16kbpsの録音用DSP25に送り、
16kbpsのビットレートで圧縮してメモリコントロ
ーラ23よりメモリ3の無録音領域に順次再録音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話装置等に用
いて好適な情報記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、留守番電話装置における使用者の
不在時による留守番電話機能においては、外部からのメ
ッセージを録音する媒体に磁気テープを用いたものと、
ICメモリを用いたものが代表的である。
【0003】録音の媒体に磁気テープを用いた場合、磁
気テープは使用するほど磨耗するものであり、次第に録
音の音質は悪くなり適度に新品との交換が必要となり、
長期的には磁気テープの買い替えがその手間と価格にお
いて使用者の負担となる。また、再生の際にはわざわざ
巻き戻さなければならない煩わしさがあり、これも使用
者にとっては面倒な問題である。
【0004】一方、録音の媒体にICメモリを用いた場
合、磁気テープと違い半永久的に使用できるため新品と
の交換の必要がなく、録音の音質の劣化もない。また、
磁気テープのように再生の際にわざわざ巻き戻す必要も
なく、使用者にとっては磁気テープより便利なものとい
える。
【0005】そして、従来の留守番電話装置における情
報記憶装置においてはICメモリを用いた場合、録音再
生のためのビットレートは制御機能により予め選択設定
できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この予め選
択設定されるビットレートは、一旦設定されると外部か
らのメッセージをICメモリ上に継続して録音する際
に、録音された内容を全て消去しない限り、変更するこ
とはできない。
【0007】一方、ICメモリに外部からのメッセージ
即ち音声データを録音する場合、多量のメモリ容量が必
要となるのが現状である。例えばADPCM(Adap
tine Differential PCM)で音声
信号を圧縮し、ICメモリに録音した場合、実用ビット
レートとして24kbpsを用いると4MビットのIC
メモリを用いたとしても、全録音時間は3分弱でしかな
い。
【0008】昨今ICメモリの集積度が進歩していると
はいえ、4Mビットもの容量となると、ICメモリはか
なり高価なものとなる。そして録音時間を長くするため
には容量のより多いICメモリを用いる必要があり、必
然的に留守番電話装置が高価なものとなってしまうとい
う問題点があった。
【0009】そして、昨今の一人暮らし等の増加によ
り、留守番電話装置使用者の長期不在時等を考えると、
上述した4Mビットにおける録音時間3分弱ではあまり
に心許無いと言え、上述した磁気テープと比較したIC
メモリの長所が生かせ、しかもより安価な容量の少ない
ICメモリを用いて、より録音時間を長くする情報記憶
装置の必要性が生じた。本発明は上記のような事情に鑑
みてなされたもので、メモリの有効利用を可能にした情
報記憶装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報を記憶す
る記憶手段と、圧縮処理のための異なるビットレートが
設定された複数の圧縮処理手段と、前記記憶手段での記
憶量が予め設定された量を越えたことを検出する記憶量
検出手段と、常時ビットレートの高い前記圧縮処理手段
により圧縮処理した情報を前記記憶手段に記憶させると
ともに、前記記憶量検出手段の検出出力を待って前記記
憶手段に記憶されている情報を伸張し該伸張された情報
をビットレートの低い前記圧縮処理手段により圧縮処理
し前記記憶手段に再記憶させる制御手段により構成され
ている。
【0011】
【作用】この結果、本発明によれば、情報を記憶手段に
おいて記憶し、前記記憶手段での記憶量が予め設定され
た量を越えたことを記憶量検出手段において検出し、常
時ビットレートの高い圧縮処理手段により圧縮処理した
情報を前記記憶手段に記憶させるとともに、前記記憶量
検出手段の検出出力を待って前記記憶手段に記憶されて
いる情報を伸張し該伸張された情報をビットレートの低
い圧縮処理手段により圧縮処理し前記記憶手段に再記憶
させるようにしたので、大幅に多量の記憶が可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。図1は、同実施例の情報記憶装置を適用した留守番
電話装置の回路構成を示すブロック図である。同図にお
いて1はCPUであり、発着信制御や通話制御、留守番
機能時の外部からのメッセージ録音制御等を行なう。
【0013】CPU1には回線インタフェース11、ス
ピーチネットワーク12が接続されており、さらに回線
インタフェース11とスピーチネットワーク12は互い
に接続され信号のやりとりを行なう。回線インターフェ
ース11は、スピーチネットワーク12において検出さ
れる話者によるハンドセット13のオフフックあるいは
オンフック操作に基づき、電話回線14との接続状態
(回線接続/回線切断)を制御し、スピーチネットワー
ク12は回線インタフェース11により回線が接続され
通話状態となった際に、電話回線14からの音声信号を
ハンドセット13の受話器に送るとともに、話者による
ハンドセット13の送話器からの音声信号を回線インタ
フェース11を介して電話回線14に送信するようにし
ている。
【0014】また、CPU1には録音再生部2とメモリ
容量検出比較部4が接続されており、さらに録音再生部
2とメモリ容量検出比較部4にはメモリ3が接続されて
いる。録音再生部2は、音声信号をDSP(Digit
al Signal Processing)処理によ
り圧縮、伸張するもので、その詳細は後述する図2で説
明する。メモリ3は、録音再生部2で圧縮された音声デ
ータを記憶するもので、ICメモリよりなっている。メ
モリ容量検出比較部4はメモリ3に録音された音声デー
タ量を検出するとともに、検出したデータ量を所定の許
容データ量と比較し、検出したデータ量が所定の許容デ
ータ量を超えていると検出信号をCPU1に出力するよ
うにしている。
【0015】CPU1には、さらにアンプ6を介したマ
イク5、アンプ8を介したスピーカ7、メモリ9および
キー入力部10が接続されている。マイク5からは、電
話装置の使用者による留守番電話機能のためのメッセー
ジの音声信号が入力され、前記音声信号はCPU1を通
じてメモリ9に録音される。このメモリ9に録音された
メッセージは、留守番電話機能時に着呼がされた際にC
PU1、アンプ8を介してスピーカ7より出力されると
ともに、CPU1、スピーチネットワーク12、回線イ
ンタフェース11を介して電話回線14に送信される。
キー入力部9からは、使用者により電話番号入力等がな
される。
【0016】図2は、録音再生部2の回路構成を示すブ
ロック図である。この場合21はシステムコントローラ
で、このシステムコントローラ21は、入出力インタフ
ェース22、メモリコントローラ23の動作制御や、ス
イッチ27の動作制御等、録音再生部2における制御全
般を司るものである。そして、システムコントローラ2
1には、入出力インタフェース22とメモリコントロー
ラ23とスイッチ27が接続されている。
【0017】入出力インタフェース22は、図1で述べ
たCPU1を介してスピーチネットワーク12との信号
のやり取りや再録音のためのループ構成を形成するよう
にしている。この場合、再録音のためのループ構成は、
入出力インタフェース22に接続されたD/A変換器2
9とA/D変換器28を直接接続する回路である。
【0018】A/D変換器28は、入出力インタフェー
ス22より入力されるアナログ音声信号を64kbps
のデジタル音声信号に変換するものであり、スイッチ2
7の可動片271に接続されている。このスイッチ27
は一つの可動片271と二つの固定片272、273を
有している。そして、スイッチ27の固定片272は3
2kbpsの録音用DSP24、固定片273は16k
bpsの録音用DSP25のそれぞれ入力端子に接続さ
れている。また、これら32kbpsの録音用DSP2
4と16kbpsの録音用DSP25の出力端子はメモ
リコントローラ23へ接続されている。ここで32kb
psの録音用DSP24と16kbpsの録音用DSP
25は、A/D変換器28から入力されるデジタル音声
信号の圧縮処理をそれぞれ32kbps、16kbps
で行なうものである。なお、デジタル信号の圧縮方法に
は、ADPCM(Adaptine Differen
tial PCM)、SBC(Sub−Band co
ding)等が用いられる。
【0019】メモリコントローラ23はメモリ3の制御
を行なうものである。また、このメモリコントローラ2
3には、16・32kbps両用の再生用DSP26が
接続されており、この再生用DSP26はD/A変換器
29を介して入出力インタフェース22へと接続されて
いる。ここでの再生用DSP26は、16kbpsまた
は32kbpsに圧縮されているデジタル音声信号の伸
張処理を行なうようにしている。
【0020】次に、以上のように構成された留守番電話
装置の動作を図3に示したフローチャートを基に説明す
る。なお使用者不在のため、本実施例における留守番電
話装置Aにおいて留守番電話機能が作動しているものと
する。
【0021】今、回線インタフェース11において電話
回線14からの着信が検出されると、その旨がCPU1
に通知される。するとCPU1は、メモリ9より使用者
により予め入力された不在時のための応答メッセージ、
例えば「ただいま留守にしております。発信音の後にメ
ッセージをどうぞ」を読みだし、該応答メッセージ音声
信号と所定の発信音信号とをスピーチネットワーク12
に送る。スピーチネットワーク12は前記応答メッセー
ジ音声信号と所定の発信音信号をこの回線インタフェー
ス11を通じて電話回線14に送信する。
【0022】前記応答メッセージと発信音を受けた発呼
者が、続いて伝言メッセージを話し始めると、該伝言メ
ッセージが電話回線14から回線インタフェース11に
おいて受信され、さらにスピーチネットワーク12を介
してCPU1に送られる。
【0023】CPU1が前記伝言メッセージの音声信号
を録音再生部2の入出力インタフェース22に送り、シ
ステムコントローラ21がその旨を入出力インタフェー
ス22より検出すると、システムコントローラ21では
スイッチ27の可動片271を固定片272側に切換え
る。
【0024】この状態で、入出力インタフェース22に
送られた音声信号はA/D変換器28に送られデジタル
変換され、そのデジタル信号はスイッチ27の可動片2
71と固定片272を介して32kbpsの録音用DS
P24に送られる。32kbpsの録音用DSP24に
送られたデジタル信号は、32kbpsのビットレート
で圧縮処理され、メモリコントローラ23に送られる。
そしてこのメモリコントローラ23のコントロールによ
りメモリ3への録音が開始される(ステップ101)。
【0025】図4(a)乃至(d)は、それぞれメモリ
3内の録音状況を示した図であり、「100」でメモリ
3の録音量が一杯となる。図4(a)は、32kbps
のビットレートで録音されているイメージを示してお
り、斜線で示された領域分(x分)既に録音されてお
り、残りの空白の領域がメモリとして録音可能である
(ステップ102)。
【0026】そして発呼者からの伝言メッセージの送信
が終了すると、回線インタフェース11はその旨をCP
U1に通知する。するとCPU1は録音再生部2におけ
るシステムコントローラ21に伝言メッセージの送信が
終了したことを通知し、続いてシステムコントローラ2
1はメモリコントローラ23に録音を終了する旨を指示
する。そしてメモリコントローラ23において、メモリ
3への録音が終了される(ステップ103)。
【0027】録音が終了すると、CPU1はメモリ容量
検出比較部4にメモリ3に録音された容量の検出と、そ
の録音されたデータ量と所定の許容データ量(本実施例
ではメモリ3の全容量中75%とする)の比較を行なう
べく指示をする。
【0028】メモリ容量検出比較部4では、まずメモリ
3に既に録音されているデータ量を検出する(ステップ
104)。ここで図4(b)は、上述した手順により録
音されたメモリ3における状態であるとすると、録音さ
れた時間は2x分であり、メモリ3における80%を占
めている。本実施例においては、メモリ3で録音が許容
できるデータ量は75%であり、80%では録音が許容
できるデータ量を超えているので(ステップ105)、
CPU1はこの32kbpsのビットレートで録音され
た録音内容を16kbpsのビットレートでメモリ3に
再録音する処理を始める(ステップ106)。
【0029】既に録音されている録音内容を16kbp
sのビットレートでメモリ3に再録音する場合、まずシ
ステムコントローラ21はメモリコントローラ23に、
メモリ3に録音されている前記録音内容を読み出すよう
指示する。するとメモリコントローラ23は、スイッチ
27の可動片271を固定片273へセットし、メモリ
3より前記録音内容を初めから読み出し、相当する信号
を順次再生用DSP26へ送る。
【0030】再生用DSP26へ送られた前記信号は、
32kbpsのビットレートでの信号伸張処理により再
生され、続いて順次D/A変換器29へ送られD/A変
換され、そのアナログ信号が入出力インタフェース22
を介してA/D変換器28へ送られる。そして前記アナ
ログ信号はA/D変換器28においてA/D変換され、
そのデジタル信号がスイッチ27における可動片271
と固定片273を介して16kbpsの録音用DSP2
5に送られる。16kbpsの録音用DSP25に送ら
れた該デジタル信号は、16kbpsのビットレートで
信号圧縮処理され、続いてメモリコントローラ23に送
られる。そしてこのメモリコントローラ23に送られた
信号は、メモリコントローラ23により、図4における
cの網線に示すように、メモリ3においてまだ録音がさ
れていない領域「80」から順次再録音される。
【0031】この時、図4(b)の斜線に示した32k
bpsのビットレートで録音された録音内容は初めから
順次読み出されているので、読み出しが済んだ領域は順
次録音可能な領域となる。よって、図4(c)に示すよ
うに、16kbpsのビットレートにおける再録音は、
メモリ3における「100」に達した後、続きを「0」
から録音する。
【0032】そして16kbpsのビットレートにおけ
る再録音が終了すると、メモリコントローラ23はその
旨をシステムコントローラ21に通知し、システムコン
トローラ21はスイッチ27の可動片271を固定片2
73へセットした状態で、CPU1から入出力インタフ
ェース22への伝言メッセージの音声信号の待受け状態
となる。図4(c)では再録音が終了しており、メモリ
3における「20」まで2x分録音がされている。
【0033】そして次回からのメッセージは図4(d)
に示すように、16kbpsのビットレートで、メモリ
3における前回の再録音の終了した領域「20」から録
音される。図4(d)では、「60」まで合計4x分録
音がされたことを示している。
【0034】最後に留守番電話装置Aの使用者が帰宅
し、メモリ3に記憶された外部からのメッセージを再生
させ聴く場合、まず使用者がキー入力部10から伝言メ
ッセージ再生開始に該当するキーを押下したことをCP
U1が検知する。
【0035】そしてCPU1は伝言メッセージ再生の指
示を録音再生部2におけるシステムコントローラ21に
通知し、それによりシステムコントローラ21はメモリ
コントローラ23に伝言メッセージ再生を指示する。す
るとメモリコントローラ23は、メモリ3における録音
開始領域、図4(d)においては「80」を検出し、そ
の領域から順次録音内容を読み出す。メモリコントロー
ラ23によりメモリ3から読み出された録音内容、図4
(d)において網線に示す領域(「80」〜「100」
「0」〜「60」)は、順次再生用DSP26に送ら
れ、16kbpsのビットレートで伸張処理されD/A
変換器29に送られる。
【0036】そしてD/A変換器29においてD/A変
換され、そのアナログ信号が入出力インタフェース22
を介してCPU1に送られる。CPU1は受け入れた前
記アナログ信号をアンプ8に送り、アンプ8において前
記アナログ信号が増幅され、録音された外部からの伝言
メッセージが全てスピーカ7より出力されることとな
る。
【0037】従って、このような実施例によれば、通常
はメモリ3に32kbpsのビットレートで録音がなさ
れ、メモリ3で許容できる所定量(75%)を超える
と、システムコントローラ21は可動片271を固定片
273へセットし、メモリコントローラ23はメモリ3
より録音内容を初めから順次読み出し、相当する音声信
号を順次再生用DSP26へ送り、その音声信号を32
kbpsのビットレートで伸張し、続いて順次D/A変
換器29でD/A変換し、そのアナログ信号を入出力イ
ンタフェース22を介してA/D変換器28でA/D変
換し、スイッチ27の可動片271と固定片273を介
して今度は16kbps録音用DSP25に送り、16
kbpsのビットレートで圧縮してメモリコントローラ
23により、メモリ3の無録音領域に順次再録音するよ
うにしたので、メモリ3の録音可能領域が無くなる前に
低いビットレートで再録音がされ、大幅に多量の録音が
可能となる。また、多量の録音を必要としない場合は、
高度な音質を保った録音再生が行なえる。
【0038】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施できる。
例えば、本実施例では再録音の際に、メモリコントロー
ラ23によりメモリ3から読み出された録音内容は、1
6・32kbpsの再生用DSP26において伸張さ
れ、D/A変換器29、入出力インタフェース22およ
びA/D変換器28を介して16kbpsの録音用DS
P25に送られたが、16・32kbpsの再生用DS
P26から16kbpsの録音用DSP25に直接送る
方法も考えられる。
【0039】また、本実施例においては、初めの録音の
ビットレートを32kbpsで、再録音のビットレート
を16kbpsで行なったが、例えば初めの録音のビッ
トレートを24kbpsで行なっても十分高度な音質が
保たれ、また再録音のビットレートを12kbpsで行
なっても録音された伝言メッセージは十分理解できる音
質となる。よって、メモリの有効利用をより考慮する際
には、本実施例におけるよりも録音、再録音のビットレ
ートを低くし、例えば上述したように初めの録音を24
kbps、再録音を12kbpsで行なうことも考えら
れる。
【0040】また、本実施例においては、所定の許容量
を1つ設定する場合について説明したが、複数設定する
ようにして段階的に低いビットレートへ移行していくよ
うにしてもよい。
【0041】なお、本実施例では、本発明を留守番電話
装置に適用した場合について説明したが、例えば、現在
考えられている留守番テレビ電話に適用して画像情報を
記憶するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、情報を記憶手段におい
て記憶し、前記記憶手段での記憶量が予め設定された量
を越えたことを記憶量検出手段において検出し、常時ビ
ットレートの高い圧縮処理手段により圧縮処理した情報
を前記記憶手段に記憶させるとともに、前記記憶量検出
手段の検出出力を待って前記記憶手段に記憶されている
情報を伸張し該伸張された情報をビットレートの低い圧
縮処理手段により圧縮処理し前記記憶手段に再記憶させ
るようにしたので、大幅に多量の記憶ができ、メモリの
有効利用が可能となる。また、多量の記憶を必要としな
い場合は、高品質を保った記憶が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における留守番電話装置の回
路構成を示すブロック図。
【図2】一実施例の録音再生部の回路構成を示すブロッ
ク図。
【図3】一実施例における留守番電話装置の動作を示し
たフローチャート。
【図4】一実施例のメモリ内のイメージを示した図。
【符号の説明】
A…留守番電話装置、1…CPU、2…録音再生部、3
…メモリ、4…メモリ容量検出比較部、5…マイク、6
…アンプ、7…スピーカ、8…アンプ、9…メモリ、1
0…キー入力部、11…回線インタフェース、12…ス
ピーチネットワーク、13…ハンドセット、14…電話
回線、21…システムコントローラ、22…入出力イン
タフェース、23…メモリコントローラ、24…32k
bpsの録音用DSP、25…16kbpsの録音用D
SP、26…16・32kbps両用の再生用DSP、
27…スイッチ、271…可動片、272…固定片、2
73…固定片、28…A/D変換器、29…D/A変換
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶する記憶手段と、 圧縮処理のための異なるビットレートが設定された複数
    の圧縮処理手段と、 前記記憶手段での記憶量が予め設定された量を越えたこ
    とを検出する記憶量検出手段と、 常時ビットレートの高い前記圧縮処理手段により圧縮処
    理した情報を前記記憶手段に記憶させるとともに、前記
    記憶量検出手段の検出出力を待って前記記憶手段に記憶
    されている情報を伸張し該伸張された情報をビットレー
    トの低い前記圧縮処理手段により圧縮処理し前記記憶手
    段に再記憶させる制御手段とを具備したことを特徴とす
    る情報記憶装置。
JP31208593A 1993-12-13 1993-12-13 情報記憶装置 Pending JPH07170320A (ja)

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