JPH08214058A - 電話機の録音装置 - Google Patents

電話機の録音装置

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JPH08214058A
JPH08214058A JP4349295A JP4349295A JPH08214058A JP H08214058 A JPH08214058 A JP H08214058A JP 4349295 A JP4349295 A JP 4349295A JP 4349295 A JP4349295 A JP 4349295A JP H08214058 A JPH08214058 A JP H08214058A
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JP
Japan
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signal
bit rate
memory
capacity
compressed
Prior art date
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Pending
Application number
JP4349295A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Izumi
仁志 泉
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 留守番電話機において、高品質な音声デ−タ
を記憶できるようにする。 【構成】 外部回線から入来するアナログ音声信号をA
/Dコンバ−タ8でデジタル信号に変換し、DSP(デ
ジタル シグナル プロセッサ)10により所定のビッ
トレ−トで圧縮処理をして、DRAM等から成る固体メ
モリ12に記憶する録音装置であり、CPU5におい
て、メモリコントロ−ラ11を介してメモリ12の残り
記憶容量を検出し、残り容量が所定以上ある場合には、
高ビットレ−トで圧縮処理をし、残り容量が少ない場合
には、低ビットレ−トで圧縮処理をして記憶するように
し、従来以上の高品質音で伝言内容を聞くことができる
ようにすると共に、従来の小メモリ容量のものでも必要
とする記憶容量を確保できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機における留守番
録音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機の留守番録音装置において
は、一般的にマイクカセットを録音媒体として用いてい
た。ところが、最近では、使用勝手、信頼性等の問題か
ら固体メモリを採用するものが現れてきた。そのもの
は、ADPCM(Adaptive Differential Pluse CodeMo
dulation )等の方法により、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換し、DSP(ディジタル シグナル プロ
セッサ)を用いて音質をあまり劣化させないように、単
位時間当たりの情報量(ビットレ−ト)を小さく(圧
縮)して固体メモリ(DRAM,SRAM等)に記憶す
るようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、更に最近の
留守番録音装置には、使用勝手、信頼性と共に、従来以
上の高品質な録音装置が望まれるようになってきた。と
ころが、上述の固体メモリを採用するものは、使用勝手
及び信頼性に優れるものの、より高品質音を達成しよう
とした場合、従来以上にビットレ−トを上げて圧縮記録
しなければならず、逆に記録時間が短くなってしまうと
いう問題が生じてしまう。記録時間を延ばすために、大
容量の記憶媒体を用いることも考えられるが、高価格に
なってしまうと共に、装置が必要以上に大きくなってし
ますと言う問題が生じる。
【0004】そこで、本発明は、固体メモリ特有の効果
を生かしつつ上述の問題点を除去した録音装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を達
成するために、外部回線から入来するアナログ音声信号
をデジタル信号に変換し、このデジタル信号を圧縮手段
により所定のビットレ−トで圧縮して、固体メモリに記
憶する電話機の録音装置において、前記圧縮手段のビッ
トレ−トを制御するための制御手段と、前記固体メモリ
の記憶容量、又は前記固体メモリへの記録経過時間を検
出するための検出手段とを設け、前記検出結果に基づい
て、少なくとも、第1のビットレ−トと、これより低い
第2のビットレ−トとに変更して記憶させるようにした
ことを特徴とする電話機の録音装置を提供するものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
つき説明する。図1は、電話機における留守番電話録音
装置の概略ブロック図で、例えば、電話機内に設けられ
ている。また、図2は、本装置の動作時のフローチャー
トである。まず、図1を参照するに、符号1は外部回線
との入出力端子で、この入出力端子1は外部線との切り
換えを行なうための回線制御回路2と、外部回線からの
入来信号を検出すためのベル検出回路3とに夫々接続さ
れている。そして、このベル検出回路3からの情報は、
CPU(中央制御装置)5に供給されるようになってい
る。
【0007】また、前記回線制御回路2は音声制御回路
6に出入力可能なように接続されると共に、ビジ−ト−
ン(BUSY TONE)検出回路4に接続されてい
る。前記の音声制御回路6は、ベル音や留守番時の伝言
音を発生するためのスピ−カ7と、A/D(アナログ/
デジタル)コンバ−タ8とに夫々接続されている。ま
た、前記のビジ−ト−ン検出回路4はCPU5に接続さ
れている。
【0008】A/D(アナログ/デジタル)コンバ−タ
8は、デジタルデ−タの圧縮及び伸長等を行うための周
知の構成から成るDSP(デジタル シグナル プロセ
ッサ)10に接続され、このDSP10はCPU5によ
り後述するメモリ12の記憶容量に応じて、圧縮時のビ
ットレートが変更されるようになっている。また一方、
このDSP10の前段側には、このDSP10において
伸張処理されたデジタルデータをアナログ信号に変換す
るためのD/A(デジタル/アナログ)コンバ−タ9が
接続されている。
【009】そして、DSP10の後段側にはメモリコン
トロ−ラ11が接続され、このメモリコントロ−ラ11
は記憶すべきデータを後述するメモリ12の所定のアド
レスに記憶させたり、書き込み・読み出し時の制御を行
ったり、或はメモリ12の記憶容量の情報等をCPU5
に供給するためのもので、CPU5によって制御される
ようになっている。
【0010】メモリ12は、例えば、DRAM等から成
る固体メモリで、外部回線から入力される音声デ−タが
記憶されるようになっている。また、13は入力装置
で、ダイヤルボタンや留守番録音用の操作ボタン12a
等が設けられている。
【0011】また、CPU5は、入力装置13や各回路
3,4,10,11からの入力情報を得て、例えば、図
2に示すフロ−に従って各回路2,6,10,11の制
御等を行う中央制御装置である。
【0012】本実施例の装置は概略以上のように構成さ
れ、次に、図2のフロ−チャ−トを併せ参照しながら、
本構成の動作を説明しながら更に本発明の実施例を詳述
する。今ここで、入力装置13の留守ボタン13aによ
り留守番モ−ドにされたとする。
【0013】入出力端子1から入来した入力信号は、回
線制御回路2とベル検出回路3とに入力され、CPU5
においてベル検出回路3を通じて前記の着信情報を得る
と、図示しない固定メモリからベル音を音声制御回路6
を通じて、スピ−カ7に供給する(ステップ1)。
【0014】そして、留守番モ−ドであるか否かが判断
される。この場合には、すでに留守ボタン13aにより
留守番モ−ドとされているため、留守番状態と判断され
る(ステップ2)。
【0015】次に、ベル音がn回発振されたかが検出さ
れ(ステップ3)、n回以上鳴った場合には、CPU5
からメモリコントロ−ラ11に制御信号が供給されて、
メモリ12に予め格納されているメッセ−ジデ−タが所
定のアドレスから読み出される。読み出されたデ−タ
は、圧縮データであるため、DSP10で伸長処理さ
れ、A/Dコンバ−タ9においてアナログ信号に変換さ
れた後、音声制御回路6及び回線制御回路2を介して、
入出力端子1から留守時のメッセ−ジとして外部回線に
供給される(ステップ4)。
【0016】次に、ステップ5において、メモリ12の
残り記憶容量が検出される。この検出は、メモリコント
ロ−ラ11を通じてCPU5にその情報が供給されてお
り、残りのメモリ容量が検出される。CPU5では、こ
の入来情報と基準となる所定容量とを比較し、残り容量
が所定以上あると判断した場合には、DSP10に、こ
こに入来する信号を高ビットレ−トで変換するためのモ
−ド設定信号を供給する(ステップ6)。そして、この
後から通話者からの伝言内容の録音を開始する(ステッ
プ8)。
【0017】これにより、入出力端子1から入来した通
話者のアナログ音声信号は、A/Dコンバ−タ8により
デジタル信号に変換され、その信号がDSP10に供給
されて、前記の制御により高ビットレ−トの圧縮信号に
変換される。そして、この高ビットレ−トで変換された
圧縮信号は、メモリコントロ−ラ10に供給されて、メ
モリ12の所定のアドレスに記憶される。
【0018】その後、通話者からの通話の終了に伴っ
て、ビジ−ト−ン検出回路4においてビジ−ト−ンが検
出されると、CPU5では通話の終了と判断して(ステ
ップ9)録音を終了させる(ステップ10)。
【0019】また、前記のステップ5において、メモリ
12の残り記憶容量が所定量以下であると判断された場
合には、DSP10におけるビットレ−トは低ビットレ
−トに変更された圧縮処理が施される(ステップ7)。
尚、圧縮時のビットレ−トは、再生時の伸張処理に備え
て、伝言デ−タと共にメモリ12に記録される。
【0020】以上が録音時の動作であるが、次にメモリ
12に記憶された伝言内容の再生につき説明する。再生
ボタン13bの操作により再生モ−ドにされると、メモ
リコントロ−ラ11を通じて、メモリ12から所定のア
ドレスに記憶されたデ−タが順次読み出され、そのデ−
タがDSP10に供給される。DSP10では、記録し
たビットレ−トをもとに、順次、圧縮デ−タが伸張され
る。
【0021】次に、伸張されたデ−タはD/Aコンバ−
タ9において、アナログ信号に変換されて、音声制御回
路6に供給される。この音声制御回路6は、CPU5に
よりスピ−カ7側に切り換えられており、アナログ変換
された音声信号、即ち、伝言メッセ−ジがスピ−カから
発声されることになる。この時、圧縮時のビットレ−ト
が変更されて記憶されている場合には、途中、それまで
の音質よりも多少劣化するが、伝言内容を聞き取るには
十分な音質として聞くことができる。
【0022】従って、本実施例の装置によれば、伝言内
容は一般的に記憶媒体の先頭から所定期間の範囲しか使
用されていないことに着目して、良く使われる所定容量
までを高ビットレ−トで圧縮するようにしているので、
実質的に伝言内容のほとんどを従来以上の高音質で聞く
ことができる。しかも、記録すべき内容が長くなってし
まう場合にも、途中、聞き取りに支障を来さない程度に
圧縮時のビットレ−トを下げているので、小規模メモリ
でありながら必要とする記憶容量を確保できると共に、
装置の小型化や低価格化を達成できる。また、メモリ1
2として固体メモリを使用しているので、固体メモリ特
有の利点を享受できるものである。
【0023】尚、本実施例の装置によれば、圧縮時のビ
ットレ−トをメモリ12の残り容量を検出して、変更す
るようにしているが、記録経過時間を検出し、それに基
づいて制御するようにしても良い。この場合には、CP
U5において、録音時に録音時間をカウントし、総時間
を算出することで、残り容量を推測するようにすれば良
い。また、本実施例ではビットレ−トを2段切り換えに
しているが、必要に応じて3段以上に切り換えるように
しても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明の装置によれば、留守番時の伝言
内容を従来以上の高音質で聞くことができる。しかも、
記憶容量又は記憶経過時間に応じて、圧縮時のビットレ
−トを伝言内容の聞き取りに支障を来さない程度に低く
しているので、小規模メモリでありながら必要とする記
憶容量を確保できると共に、装置の小型化や低価格化に
寄与できる。また、記憶メモリに固体メモリを使用して
いるので、固体メモリ特有の利点が得られる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電話機における留守番
電話録音装置の概略ブロック図である。
【図2】本実施例に係る装置の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 入出力端子 2 回線制御回路 3 ベル検出回路 4 ビジ−ト−ン(BUSY TONE)検出回路 5 CPU(中央制御装置) 6 音声制御回路 7 スピ−カ 8 A/D(アナログ/デジタル)コンバ−タ 9 D/A(デジタル/アナログ)コンバ−タ 10 DSP(デジタル シグナル プロセッサ) 11 メモリコントロ−ラ 12 メモリ 13 入力装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部回線から入来するアナログ音声信号を
    デジタル信号に変換し、このデジタル信号を圧縮手段に
    より所定のビットレ−トで圧縮して、固体メモリに記憶
    する電話機の録音装置において、 前記圧縮手段のビットレ−トを制御するための制御手段
    と、前記固体メモリの記憶容量、又は前記固体メモリへ
    の記録経過時間を検出するための検出手段とを設け、前
    記検出結果に基づいて、少なくとも、第1のビットレ−
    トと、これより低い第2のビットレ−トとに変更して記
    憶させるようにしたことを特徴とする電話機の録音装
    置。
JP4349295A 1995-02-07 1995-02-07 電話機の録音装置 Pending JPH08214058A (ja)

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JP4349295A JPH08214058A (ja) 1995-02-07 1995-02-07 電話機の録音装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0905954A2 (de) * 1997-09-29 1999-03-31 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Aufzeichnen eines digitalisierten Audiosignals und Telefonanrufbeantworter
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