JP3093074B2 - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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JP3093074B2
JP3093074B2 JP05024479A JP2447993A JP3093074B2 JP 3093074 B2 JP3093074 B2 JP 3093074B2 JP 05024479 A JP05024479 A JP 05024479A JP 2447993 A JP2447993 A JP 2447993A JP 3093074 B2 JP3093074 B2 JP 3093074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番録音の内容をデ
ジタルデータとしてICメモリに記憶する留守番電話機
に関する。
【0002】
【従来の技術】留守中に着信があったとき相手側の用件
を録音する留守番電話機では、録音装置としてテープレ
コーダが用いられているが、テープレコーダを用いた場
合、録音内容を任意の位置から再生しようとするときに
は、再生すべき内容が録音された位置までテープを巻き
戻し又は早送りする必要があり、そのための時間が必要
となる。そのためこれらの時間を不要とする構成とし
て、録音内容をPCM信号等のデジタルデータに変換
し、変換されたデジタルデータを書き換えが可能なIC
メモリに記憶する留守番電話機が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらICメモ
リを備えた上記構成の留守番電話機を用いた場合、内容
が重要であることからその録音内容を保存しようとする
と、保存すべき内容を記憶したエリアは再度の使用が禁
止となる。つまりこのとき以後使用可能となる記憶エリ
アは、上記エリアを除くエリアのみとなる。そのため保
存すべき内容が増加したときには、留守番録音に使用可
能な空きエリアが減少するといった問題が生じていた。
【0004】また保存すべき内容についても、留守番電
話機に不具合が生じた場合や長期の停電によってICメ
モリのバックアップ電源が完全放電となった場合等にお
いては、その録音内容は保存が保証されず、消滅する恐
れがあるといった問題を生じていた。
【0005】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、留守番録音の記憶エリア
を狭めることなく録音内容を長期に渡って保存すること
のできる留守番電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の留守番電話機は、留守番録音を行うとき
は、相手側からの送話内容をデジタルデータとしてIC
メモリに記憶する留守番電話機に適用し、ICメモリに
記憶されたデジタルデータを録音データとするとき、こ
の録音データを外部に送出する出力端子、またはアナロ
グ信号に変換された前記録音データを外部に送出する出
力端子、または予め設定された方法に従って前記録音デ
ータを圧縮することにより得られるデジタルデータを外
部に送出する出力端子を有し、且つ、入力キーの操作に
より外部記録モードに設定されたとき、前記ICメモリ
内の録音データのうち指示された録音データを読み出し
て前記出力端子に送出し、指示された録音データの読み
出しを完了したとき、通常モードに復帰するモード制御
手段を備えた構成とする。
【0007】
【作用】出力端子が、録音データを外部に送出する端子
または予め設定された方法に従って録音データを圧縮す
ることにより得られるデジタルデータを外部に送出する
端子である場合には、出力端子に外部デジタルメモリを
接続することにより、ICメモリに記憶された録音デー
タが外部デジタルメモリに記憶される。
【0008】また出力端子がアナログ信号に変換された
録音データを外部に送出する端子である場合には、出力
端子に外部アナログ信号記録手段を接続することによ
り、外部アナログ信号記録手段には、ICメモリに記憶
された録音データがアナログ信号として記録される。
のような録音データの外部デジタルメモリへの記憶およ
び外部アナログ信号記録手段への記録は、入力キーの操
作により外部記録モードに設定されたとき、モード制御
手段の制御により実行され、指示された録音データの読
み出しを完了したとき、記録を終了して通常モードに復
帰する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、本発明の留守番電話機の第1の実
施例の電気的構成を示すブロック線図である。
【0011】図において、電話機回路16には、回線ジ
ャックを介して電話回線14が接続されると共に、音声
信号端子を介して音声信号線15が接続されている。こ
の電話機回路16は通話回路17と双方向に接続されて
いる。
【0012】また通話回路17の出力はCODEC18
に送出されており、CODEC18とデジタル信号処理
回路19とは双方向に接続されている。またデジタル信
号処理回路19とICメモリ20とは双方向の接続とな
っている。
【0013】またCODEC18からの出力はスイッチ
21のc接点に導かれており、a接点は通話回路17に
導入されている。またスイッチ21のb接点は出力端子
2に接続され、この出力端子2には、端子23を介して
外部アナログ信号記録手段24が接続されている。
【0014】また入力キー11の出力はモード判定回路
12に導入されており、このモード判定回路12の出力
は主制御部13に与えられている。そして電話機回路1
6、通話回路17、CODEC18、デジタル信号処理
回路19、およびスイッチ21には、主制御部13から
の出力が導かれている。
【0015】以下に、各ブロックの構成について説明す
る。
【0016】電話機回路16は、発信、着信、通話等の
動作時に、電話回線14の閉結と解放等を行うブロック
となっており、通話回路17は、スピーチ回路、ハンド
セット、マイク、スピーカ等を含むブロックとなってい
て、電話機回路16を介して導かれた電話回線14また
は音声信号線15からの音声信号をCODEC18に出
力すると共に、スイッチ21を介して導かれたCODE
C18からのアナログ信号を電話機回路16に送出する
ブロックとなっている。
【0017】またCODEC18は、通話回路17から
与えられたアナログ信号をPCM信号に変換し、変換し
たPCM信号をデジタル信号処理回路19に送出すると
共に、デジタル信号処理回路19から出力されるPCM
信号をアナログ信号に変換してスイッチ21に送出する
ブロックとなっている。
【0018】またデジタル信号処理回路19は、COD
EC18から送出されるPCM信号をICメモリ20に
記憶させると共に、ICメモリ20に記憶されたPCM
信号の読み出しを行い、読み出したPCM信号をCOD
EC18に送出するブロックとなっている。
【0019】またICメモリ20は、停電時にも記憶し
たデータの保持が可能であり、且つデータの書き込みと
消去とが可能な記憶部となっていて、留守番録音時に相
手に送話するためのメッセージをPCM信号として記憶
すると共に、相手から送話された内容については、その
内容を示すPCM信号を録音データとして記憶するブロ
ックとなっている。
【0020】また入力キー11は、CODEC18から
のアナログ信号を出力端子2に送出する外部記録モード
と、通話または留守番録音等を行う通常モードとの切り
替えを指示するスイッチとなっている。モード判定回路
12は、入力キー11が操作されたときには、モードの
切り替えを主制御部13に指示するブロックとなってい
る。
【0021】また主制御部13は、通常モード時の機能
および外部記録モード時の機能を実行するため、電話機
回路16、通話回路17、CODEC18、デジタル信
号処理回路19の制御を行うと共に、スイッチ21の接
続の制御を行うブロックとなっている。すなわち、請求
項1に記載のモード制御手段は、この主制御部13によ
って実現されている。
【0022】また出力端子2は、ICメモリ20に記憶
された録音データにより示される送話内容であって、C
ODEC18によりアナログ信号に変換された送話内容
を外部に送出する端子となっている。この出力端子2は
電話機本体のケースに設けられている。
【0023】また外部アナログ信号記録手段24は、信
号線22を介して導かれた出力端子2からの送話内容を
記録するテープレコーダであって、端子23は、このテ
ープレコーダに設けられた音声信号の入力端子である。
【0024】図4は、第1の実施例の主要動作を示すフ
ローチャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、
以下に、本発明の第1の実施例の動作を説明する。
【0025】初期状態においては、スイッチ21のc接
点はa接点に接続されている。この状態において主制御
部13は、電話機回路16、通話回路17の制御を行
い、電話回線14を介した送話と受話とを行わせる。
【0026】また留守番録音時に相手に送出するための
メッセージについては、通話回路17によって入力され
たメッセージを、CODEC18、デジタル信号処理回
路19を介して、ICメモリ20にPCM信号として記
憶させる。
【0027】また留守番録音に設定されたときには、主
制御部13は、ICメモリ20に記憶されたメッセージ
であるPCM信号をデジタル信号処理回路19によって
読み出させ、CODEC18によってアナログ信号に変
換させる。この後、このアナログ信号を、通話回路17
と電話機回路16とを介することにより、電話回線14
に送出させる制御を行う。
【0028】一方、相手側の用件を示す送話内容は、電
話機回路16と通話回路17とを介してCODEC18
に導かれ、PCM信号に変換される。そして変換された
PCM信号は、デジタル信号処理回路19によりICメ
モリ20に録音データとして記憶される。
【0029】上記動作は入力キー11が操作されるまで
繰り返されることになり、図4においてはステップS1
1、S12として示されている。
【0030】入力キー11が操作されたときには、その
操作はモード判定回路12を介して主制御部13に知ら
されることから、主制御部13はスイッチ21のc接点
をb接点に接続させる(ステップS13)。
【0031】この後、主制御部13はデジタル信号処理
回路19に録音データの読み出しの指示を与え、ICメ
モリ20に記憶された録音データをCODEC18に送
出させる。
【0032】そのためICメモリ20に記憶されていた
録音データは、CODEC18を介することによりアナ
ログ信号となって出力端子2に導かれ、外部アナログ信
号記録手段24において記録される。つまり留守番録音
における相手からの用件は、音声信号として外部アナロ
グ信号記録手段24に記録される。
【0033】なおこの外部アナログ信号記録手段24へ
の用件の記録の動作中、入力キー11が操作されたとき
には、その操作は、記録を停止し、モードを通常モード
に戻す指示となることから、主制御部13は、デジタル
信号処理回路19に録音データの読み出し停止の指示を
与えると共に、スイッチ21のc接点をa接点に接続す
る(ステップS15〜S18)。
【0034】また外部アナログ信号記録手段24への用
件の記録は、ICメモリ20内の録音データのうち、指
示された録音データの読み出しが完了したときにも停止
となるため、録音データの読み出しが終了したときに
は、動作はステップS15からステップS17、S18
に移り、デジタル信号処理回路19の動作が停止される
と共にスイッチ21のc接点がa接点に接続される。つ
まり通常モードへの復帰となる。
【0035】図2は、本発明の留守番電話機の第2の実
施例の電気的構成を示すブロック線図である。なお同図
においては、第1の実施例とその構成が同一または極め
て近似しているブロックについては、第1図に示した符
号と同一の符号を付与しており、以下では、第1の実施
例と異なる部分についての説明を行う。
【0036】第2の実施例では、ICメモリ20が双方
向に接続されたデジタル信号処理回路19は、スイッチ
31の接続に対応して、CODEC18またはPCM信
号出力制御回路32に接続される。そのため出力端子3
に送出される信号は、ICメモリ20に記憶された録音
データとなっている。
【0037】またPCM信号出力制御回路32からはC
ODEC18に対して出力が送出されると共に、出力端
子(電話機本体のケースに設けられた双方向性の端子)
3を介して、端子34を有する外部デジタルメモリ33
と双方向に接続される。またPCM信号出力制御回路3
2には主制御部13からの出力が導入されている。
【0038】上記のように接続されたPCM信号出力制
御回路32の構成は、デジタル信号処理回路19によっ
てICメモリ20から読み出されたPCM信号(録音デ
ータ)を、外部デジタルメモリ33の記憶フォーマット
に従って出力端子3に送出し、送出された録音データを
外部デジタルメモリ33に記憶させる。またPCM信号
出力制御回路32は、外部デジタルメモリ33から録音
データが送出されてくるときには、送出されてきた録音
データをCODEC18に送出する構成となっている。
【0039】また外部デジタルメモリ33は、電話機本
体のケースに設けられた出力端子3に接続される端子3
4が設けられたメモリであって、電源の供給停止時にも
データの保持が可能なデータ保持機能を有する拡張メモ
リボード等の外部デジタルメモリまたはICカードによ
る構成となっており、出力端子3から送出される録音デ
ータを記憶すると共に、記憶した録音データを出力端子
3に送出するブロックとなっている。
【0040】第2の実施例の主要動作を示すフローチャ
ートは図4と同一であるので、図4を参照しつつ、以下
に第2の実施例について動作説明を行う。
【0041】ステップS11、S12の動作は同一であ
り、留守番録音時の相手からの用件は、PCM信号であ
る録音データとしてICメモリ20に記憶される。そし
て入力キー11が操作されたことから外部記録モードと
なったときには、ステップS13においてスイッチ31
のc接点がb接点に接続される。
【0042】この状態において、ICメモリ20に記憶
されていた録音データは、デジタル信号処理回路19に
よって読み出され、PCM信号出力制御回路32によっ
て所定のフォーマットに変更された後、出力端子3を介
して外部デジタルメモリ33に導かれ、記憶される。
【0043】なおこの記憶動作は、指定された録音デー
タの記憶が完了したとき、または入力キー11が操作さ
れてモードが通常モードとなったとき、停止となる(ス
テップS14〜S18)。
【0044】また外部デジタルメモリ33に記憶された
録音データを再生する場合には、外部デジタルメモリ3
3に記憶された録音データは、出力端子3およびPCM
信号出力制御回路32を介してCODEC18に導か
れ、アナログ信号として通話回路17に与えられる。そ
のため外部デジタルメモリ33に記憶された録音データ
は、通話回路17に設けられたスピーカより音声として
送出される(なおこの動作については、図4では図示が
省略されている)。
【0045】図3は、本発明の留守番電話機の第3の実
施例の電気的構成を示すブロック線図であり、第1の実
施例とその構成が同一または極めて近似しているブロッ
クについては、第1図に示した符号と同一の符号を付与
しており、以下では、第1の実施例と異なる部分につい
ての説明を行う。
【0046】第3の実施例では、デジタル信号処理回路
35はCODEC18と双方向に接続されており、DS
P信号出力処理回路36には主制御部13の出力が与え
られている。
【0047】またDSP信号出力処理回路36はデジタ
ル信号処理回路35と双方向に接続されると共に、電話
機本体のケースに設けられた出力端子(双方向性の端
子)4を介して、外部デジタルメモリ38と双方向に接
続される。
【0048】またDSP信号出力処理回路36の構成
は、デジタル信号処理回路35によってICメモリ20
から読み出された録音データに対して、予め設定された
方法に従ったデータ分析を行うと共に分析結果に従った
データ圧縮を行い、圧縮された録音データであるデジタ
ルデータを外部デジタルメモリ38に送出する。
【0049】また圧縮された録音データが外部デジタル
メモリ38から送出されるときには、送出された録音デ
ータを伸長し、伸長したデータをデジタル信号処理回路
19に送出する構成となっている。
【0050】また外部デジタルメモリ38には、図2に
示す外部デジタルメモリ33と同一の構成が採用されて
おり、端子39を有するメモリとなっている。またデジ
タル信号処理回路35は、デジタル信号処理回路19と
同一の構成となっている。またデジタル信号処理回路3
5とDSP信号出力処理回路36とからなるブロック3
7は、デジタルシグナルプロセッサによる構成となって
いる。
【0051】図5は、第3の実施例の主要動作を示すフ
ローチャートであり、同図を参照しつつ、以下にその動
作を説明する。
【0052】ステップS21、S22の動作は、第1お
よび第2の実施例の場合と同様であり、ICメモリ20
には、CODEC18とデジタル信号処理回路35とに
よってPCM信号である録音データが記憶される。
【0053】そして入力キー11が操作されて外部記録
モードとなったときは、DSP信号出力処理回路36の
動作とデジタル信号処理回路35の動作とが開始され、
ICメモリ20に記憶されていた録音データがデジタル
信号処理回路35に与えられる。
【0054】そのためDSP信号出力処理回路36は、
デジタル信号処理回路35より送出された録音データ
(PCM信号)のデータ圧縮を行い、圧縮した録音デー
タであるデジタルデータを外部デジタルメモリ38に送
出し、記憶させる。
【0055】これらの動作は、録音データの読み出しが
完了したとき、または入力キー11が操作されたとき、
停止となる(ステップS23〜S28)。
【0056】また外部デジタルメモリ38に記憶された
録音データであるデジタルデータを再生するときには、
外部デジタルメモリ38からのデータは、出力端子4を
介してDSP信号出力処理回路36に送出され、データ
伸長が行われてPCM信号に変換される。
【0057】そして変換されたPCM信号は、デジタル
信号処理回路35を介してCODEC18に送出され、
アナログ信号となって通話回路17に与えられる。その
ため外部デジタルメモリ38に記憶されたデータは、通
話回路17のスピーカから音声として送出される。
【0058】また本発明の留守番電話機の第4の実施例
は、ブロック図として示すときには図3に示す構成と同
一となるので、同図を参照しつつ、第4の実施例につい
て以下に説明する。
【0059】第4の実施例においては、デジタル信号処
理回路35は、CODEC18より送出されるPCM信
号に対して、予め設定された方法に従ったデータ分析を
行うと共に分析結果に従ったデータ圧縮を行い、圧縮し
たデータをICメモリ20に記憶させる。
【0060】またデジタル信号処理回路35は、ICメ
モリ20に記憶された録音データをCODEC18に送
出するときには、読み出した録音データを伸長してPC
M信号に変換するブロックとなっている(但し、ICメ
モリ20より読み出した録音データをDSP信号出力処
理回路36に送出するときは、データの伸長を行わな
い)。
【0061】第4の実施例は以上の構成となっており、
その動作は図5のフローチャートににより示されるの
で、同図を参照しつつ、以下に第4の実施例について動
作説明を行う。
【0062】ステップS11の動作における留守番録音
では、相手からの用件は、CODEC18によってPC
M信号に変換され、デジタル信号処理回路35によって
データ圧縮される。そして圧縮されたデータは、録音デ
ータとしてICメモリ20に送出され、記憶される。
【0063】また外部記録モードとなったときには、I
Cメモリ20に記憶された録音データはデジタル信号処
理回路35によって読み出され、読み出されたデータは
伸長処理されることなくDSP信号出力処理回路36に
送出される。
【0064】そのためDSP信号出力処理回路36は、
外部デジタルメモリ38に記憶させるためのデータフォ
ーマットの変換のみを行い、変換したデータを出力端子
4より送出し、外部デジタルメモリ38に記憶させる。
【0065】なおこれらの動作の停止は、入力キー11
が操作されたとき、またはICメモリ20から指定され
た録音データの読み出しを終了したときとなる(ステッ
プS23〜S28)。
【0066】また外部デジタルメモリ38に記憶させた
録音データを再生するときには、外部デジタルメモリ3
8からのデータは、DSP信号出力処理回路36を介し
てデジタル信号処理回路35に導かれ、データの伸長処
理が行われてPCM信号となる。そしてPCM信号はC
ODEC18を介して通話回路17に送出され、音声と
してスピーカから送出される。
【0067】なお本発明は上記実施例に限定されず、第
1の実施例では、ICメモリ20にはPCM信号を記憶
させる構成とした場合について説明したが、その他の構
成として、デジタル信号処理回路19の構成を、録音デ
ータの圧縮と伸長との双方を行う構成とし、ICメモリ
20には圧縮した録音データを記憶させ、ICメモリ2
0に記憶させた録音データをCODEC18に送出する
ときには、データの伸長を行わせる構成とすることが可
能である。
【0068】
【発明の効果】本発明の留守番電話機は、出力端子を設
けた構成とすると共に、出力端子には、ICメモリに記
憶された録音データ、またはこの録音データをD/A変
換したアナログ信号、または予め設定された方法に従っ
て録音データを圧縮することにより得られるデジタルデ
ータを送出する構成としているので、ICメモリに記憶
された録音データは出力端子に接続された外部装置に記
録されるため、外部装置に記録された録音データについ
てはICメモリに記憶させておく必要がなくなることか
ら、留守番録音の記憶エリアを狭めることなく録音内容
を長期に渡って保存することが可能となっている。
た、本発明の留守番電話機は、入力キーの操作により外
部記録モードに設定されたとき、ICメモリ内の録音デ
ータのうち指示された録音データを読み出して出力端子
に送出する構成としているので、複雑な操作を要するこ
となく確実に、ICメモリに記憶された録音データを外
部装置に転送記憶させることができる。しかも、指示さ
れた録音データの読み出しを完了したとき、すなわち転
送記憶を完了したとき、自動的に通常モードに復帰する
ので、外部記録モードを解除する手間もいらず、操作性
が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る留守番電話機の第1の実施例の電
気的構成を示すブロック線図である。
【図2】本発明に係る留守番電話機の第2の実施例の電
気的構成を示すブロック線図である。
【図3】本発明に係る留守番電話機の第3および第4の
実施例の電気的構成を示すブロック線図である。
【図4】本発明の第1および第2の実施例の主要動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3および第4の実施例の主要動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 出力端子 3 出力端子 4 出力端子 20 ICメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−241954(JP,A) 特開 昭63−245164(JP,A) 特開 平2−305160(JP,A) 特開 平3−112253(JP,A) 特開 平3−120943(JP,A) 特開 平4−343553(JP,A) 実開 昭63−149656(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/64 - 1/658

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番録音を行うときは、相手側からの
    送話内容をデジタルデータとしてICメモリに記憶する
    留守番電話機において、 前記ICメモリに記憶されたデジタルデータを録音デー
    タとするとき、 この録音データを外部に送出する出力端子、またはアナ
    ログ信号に変換された前記録音データを外部に送出する
    出力端子、または予め設定された方法に従って前記録音
    データを圧縮することにより得られるデジタルデータを
    外部に送出する出力端子を有し、且つ、入力キーの操作
    により外部記録モードに設定されたとき、前記ICメモ
    リ内の録音データのうち指示された録音データを読み出
    して前記出力端子に送出し、指示された録音データの読
    み出しを完了したとき、通常モードに復帰するモード制
    御手段を備えたことを特徴とする留守番電話機。
JP05024479A 1993-02-12 1993-02-12 留守番電話機 Expired - Lifetime JP3093074B2 (ja)

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