JPH07169980A - ダイオード及び静電破壊保護装置 - Google Patents

ダイオード及び静電破壊保護装置

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JPH07169980A
JPH07169980A JP34350193A JP34350193A JPH07169980A JP H07169980 A JPH07169980 A JP H07169980A JP 34350193 A JP34350193 A JP 34350193A JP 34350193 A JP34350193 A JP 34350193A JP H07169980 A JPH07169980 A JP H07169980A
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diffusion layer
impurity diffusion
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layer
wiring
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Katsunori Senoo
克徳 妹尾
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ダイオードにおいて、従来に比して
耐圧の高いダイオードを実現する。 【構成】円形状に形成された第1の不純物拡散層と、こ
れに対して同心円上に形成された第2の不純物拡散層と
によつてダイオードを形成する。これにより第1の不純
物拡散層に流入した電荷を第1の不純物拡散層の中心か
ら第2の不純物拡散層に向けて放射状にかつ全方向均等
に流すことができる。この結果、電荷の偏りをなくし
得、耐圧を従来に比して一段と高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目的】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図9及び図10) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図2及び図3) 作用 実施例(図1〜図8) (1)入力保護回路(図1〜図3) (2)他の実施例(図4〜図8) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はダイオード及び静電破壊
保護装置に関し、例えば半導体集積回路の入力静電破壊
保護回路やこれに用いるダイオードに適用して好適なも
のである。
【0003】
【従来の技術】従来、集積回路チツプには静電気等によ
る主回路の破壊を防止するため、図9に示すように、パ
ツド部1と主回路2を接続する配線3の途中に入力保護
回路4が設けられている。入力保護回路4は配線3及び
電源ラインVDDとの間に接続されたジヤンクシヨンダイ
オードD1と配線3及び電源ラインVSSとの間に接続さ
れたジヤンクシヨンダイオードD2とで構成されてい
る。入力保護回路4は静電気等によつてパツド部1に入
力された過電流iを電源ラインVDD又はVSS側へ逃がす
ことにより主回路2を保護するようになされている。
【0004】ところでこれらジヤンクシヨンダイオード
D1及びD2は瞬間的に大電流を流す必要があるため図
10に示す構造のものが採用されている。各ジヤンクシ
ヨンダイオードD1及びD2はそれぞれ長方形状のpウ
エル及びnウエル中に形成されている。各ウエルのほぼ
中央部分にはp+ 拡散層5A及びn+ 拡散層8Aが形成
されており、それぞれ複数本の入力側コンタクトプラグ
6及び9を介して配線3に接続されている。また各ウエ
ルの周辺部分には外縁に沿うようにn+ ガードリング5
B及びp+ ガードリング8Bが形成されており、それぞ
れ複数本の出力側コンタクトプラグ7及び10を介して
電源ラインVDD及びVSSに接続されるようになされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの構造のジ
ヤンクシヨンダイオードD1及びD2では、静電気等に
起因した突入電荷iが配線3から電源ラインVDD及びV
SSへ流れる際、電荷の流れに偏りが生じ易い欠点があ
る。すなわち突入電流iは配線3寄りの入力側コンタク
トプラグ6A及び9Aから拡散層5A及び8Aに入り、
ここから最も近い位置に形成されている出力側コンタク
トプラグ7A及び10Aへ流れ易い欠点がある。このた
めダイオードD1及びD2はサイズ分の放電能力を十分
生かしきる前に電荷が集中する部分において破壊される
おそれがあつた。
【0006】またこのジヤンクシヨンダイオードD1及
びD2が形成されるウエルの形状は長方形状をしている
ため拡散層のコーナ部分において電界が集中し易く、電
荷が電源ラインVDD及びVSSへ逃げる前に集中した箇所
で耐えきれずに破壊されるおそれもあつた。この結果、
主回路2を確実に保護できないおそれがあつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、放電能力を最大限有効に利用することができる破壊
耐性に優れたダイオードとこれを用いた静電破壊保護装
置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、半導体基板表面に形成されたほぼ
円形状の第1の不純物拡散層13と、第1の不純物拡散
層13の中心に対してほぼ同心円上に形成された第1の
不純物拡散層13とは逆極性の第2の不純物拡散層14
と、第1の不純物拡散層13に第1の導電性部材16を
介して接続された電極層15と、電極層15に第2の導
電性部材18を介して接続された第1の配線層17と、
2の不純物拡散層14に第3の導電性部材21を介して
接続された第2の配線層19とでダイオードを形成す
る。
【0009】また本発明においては、パツド部1と主回
路2とを接続する配線3に一端が接続されてなる1又は
複数のダイオードD21を有し、当該ダイオードD21
を介して過電流iを接地線VDD又はVssへ逃がすことに
より主回路2を静電破壊から保護する静電破壊保護装置
において、1又は複数のダイオードD21A〜D21
D、D22A〜D22Dによつて形成されたダイオード
群を複数有し、当該複数のダイオード群を配線3との接
続点を中心として放射状かつ均一に配置する。
【0010】さらに本発明においては、パツド部1と主
回路2とを接続する配線3に一端が接続されてなる1又
は複数のトランジスタ30を有し、当該トランジスタ3
0を介して過電流iを接地線へ逃がすことにより主回路
2を静電破壊から保護する静電破壊保護装置において、
1又は複数のトランジスタ30によつて形成されたトラ
ンジスタ群を複数有し、当該複数のトランジスタ群を配
線3との接続点を中心として放射状かつ均一に配置す
る。
【0011】
【作用】ダイオードD11を円形状に形成された第1の
不純物拡散層13と、これに対してほぼ同心円上に形成
された第2の不純物拡散層14とによつて形成する。こ
れにより第1の不純物拡散層13に流入した電荷iを第
1の不純物拡散層13の中心から第2の不純物拡散層1
4に向けて放射状かつ全方向に対して均等に流すことが
できる。これにより特定部分に電荷が集中することを防
ぐことができ、ダイオードの耐圧を一段と向上すること
ができる。このようにダイオードの放電能力を有効利用
して耐圧を向上したことにより、従来構造のダイオード
に比して小型でありながら同程度の耐圧を有するダイオ
ードを形成することができる。
【0012】また1若しくは複数のダイオードによつて
形成されるダイオード群又は1若しくは複数のトランジ
スタによつて形成されるトランジスタ群を配線3との接
続点を中心として放射状かつ均一に配置することによ
り、配線3に流入した電荷iを接続点を中心として放射
方向に均一に流すことができる。その結果、特定のダイ
オード又はトランジスタに電荷が集中するおとそれを防
止することができ、放電能力を最大限に発揮することが
できる。これにより静電破壊保護装置自体の耐圧も向上
することができる。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】(1)入力保護回路 図9との対応部分に同一符号を付して示す図1において
11は全体として入力保護回路を示し、円形状のジヤン
クシンダイオードD11及びD12を電源ラインVDD
びVSS間に接続することを除いて同様の構成を有してい
る。
【0015】ここでジヤンクシヨンダイオードD11及
びD12は、それぞれ図2及び図3に示すように、半導
体基板中に形成された円形状のnウエル及びpウエル中
に形成されており、同心円上に配置されたほぼ円形状の
内側拡散層13とほぼリング形状の外側拡散層14とを
有している。
【0016】このようにジヤンクシヨンダイオードD1
1及びD12は各不純物層の形状を円形及びリング状と
することにより特定の領域部分に電荷が集中しないよう
になされている。因に図2及び図3はジヤンクシヨンダ
イオードD12のものであり、内側拡散層13及び外側
拡散層14はそれぞれn+ 不純物及びp+ 不純物によつ
て形成されている。
【0017】これに加えて拡散層と配線3及び拡散層と
電源ラインVDD、VSSとをそれぞれ接続する配線パター
ンについても対向する拡散層と同様、円形及びリング状
に形成されている。ここでは内側拡散層13に接続され
る配線パターンと外側拡散層14に接続される配線パタ
ーンとに分けて説明する。
【0018】内側拡散層13に接続される配線パターン
は2層構造によつてなる。このうち内側拡散層13と層
間絶縁膜(図示せず)を挟んで対向する下層の入力側電
極層15は内側拡散層13とほぼ同形の円形状でなり、
内側拡散層13に対してほぼ同心円上に配置されてい
る。ここで入力側電極層15と内側拡散層13とは複数
のコンタクトプラグ16によつて電気的に接続されてお
り、コンタクトプラグ16は入力側電極層15の中心か
ら半径方向に向けて放射状に配置されている。
【0019】入力側電極層15の上層には各ジヤンクシ
ヨンダイオードD11及びD12と配線3を接続する入
力側配線層17が形成されている。この入力側配線層1
7と入力側電極層15とは入力側電極層15の中心部に
配置されたコンタクトプラグ18とによつて電気的に接
続されている。従つて配線3から流れ込んだ電荷iは入
力側電極層15の中心から放射状かつ全方向に対して均
等に分流され、内側拡散層13の全体に均一に拡散され
るようになされている。
【0020】これに対して外側拡散層14に接続される
配線パターンは1層構造でなる。すなわち出力側電極層
19と出力側配線層20とが同層に形成されている。こ
のうち出力側電極19は外側拡散層14とほぼ同形のリ
ング形状でなり、層間絶縁膜に形成されたコンタクトプ
ラグ21を介して外側拡散層14と電気的に接続されて
いる。ここでコンタクトプラグ21は円周方向に沿つて
ほぼ等間隔に配置されており、放射状に拡散された電荷
がそのまま出力側電極層19に流れ込むことができるよ
うになされている。
【0021】以上の構成において、パツド1に静電気等
による電荷iが流れ込んだ場合におけるジヤンクシヨン
ダイオードD11(D12)の動作状態を説明する。こ
のときパツド1に流れ込んだ電荷iは配線3を介して入
力側配線層17からダイオードD11(D12)へ導か
れ、入力側配線層17の終端部分に形成されたコンタク
トプラグ18より入力側電極層18の中心に流し込まれ
る。
【0022】この電荷は入力側電極層18の中心から放
射状に分流され、放射状に配置されたコンタクトプラグ
16から内側拡散層13中へ流れ込む。このように多量
の電荷が流れ込むことによつて電位がしきい値電圧を越
えるとダイオードD11(D12)は順方向バイアスと
なり、内側拡散層13に流入された電荷は外周に形成さ
れた外側拡散層14へ向けて放射状かつ均一に流れ出
す。このとき電荷はウエル12内を偏りなく均等に流れ
る。このため静電破壊は生じ難い。さらに電荷は外側拡
散層14からコンタクトプラグ21、出力側電極層19
を順に介して出力側配線層20へと流れ、終端部分に接
続されてる電源ラインVDD(VSS)へ放電されることに
なる。これにより主回路2を静電破壊から保護すること
ができる。
【0023】以上の構成によれば、従来に比して一段と
破壊耐性に優れたジヤンクシヨンダイオードD11及び
D12を用いて入力保護回路11を構成したことによ
り、入力保護回路11の信頼性を一段と高めることがで
きる。
【0024】またこの実施例で用いられるコンタクトプ
ラグ16はウエル12の中心から放射状かつ全方向に対
して均一に配置されており、また拡散層13及び14自
体も円形に形成されていることにより、電荷は特定の部
分に集中することなく均一に放電される。これによりジ
ヤンクシヨンダイオードD11及びD12の放電能力を
従来に比して一段と高めることができる。この結果、従
来構造に比して面積当たりの破壊耐圧を高めることがで
きる。従つて従来構造の場合と同じ耐圧しか要求されな
い場合には一段と小型の入力保護回路を実現することが
できる。特にサブミクロン化したデバイス用の入力保護
回路に用いて好適である。
【0025】(2)他の実施例 なお上述の実施例においては、入力側配線層17と下層
の入力側電極層15とを1本のコンタクトプラグ18に
よつて接続する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、複数本のコンタクトプラグを用いて接続しても
良い。例えば図4に示すように、入力側配線層17の終
端部分に放射状に枝分かれする4本の枝線17A〜17
Dを設け、各枝線に沿つて複数のコンタクトプラグ18
が均等に広がるように配置しても良い。このようにして
も上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0026】また上述の実施例においては、入力保護回
路11をジヤンクシヨンダイオードD11及びD12に
よつて形成する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、ダイオード接続されたトランジスタ30を用い
て形成しても良い。ただしこの場合にも拡散層や電極の
形状が矩形である場合には耐圧が劣化するため図2及び
図3との対応部分に同一符号を付して示す図5及び図6
に示す構造のトランジスタを用いれば良い。この場合、
ドレイン領域31及びソース領域32は同導電型の不純
物層でなり、2つの拡散層31及び32間に位置する逆
極性の不純物層がチヤネル領域となる。このチヤネル領
域の上部に配置されたリング状の電極がゲート電極33
である。
【0027】さらに上述の実施例においては、入力側配
線層17の先端にジヤンクシヨンダイオードを1つ接続
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複
数のジヤンクシヨンダイオードを接続しても良い。この
ようにすれば放電能力を一段と向上させることができ、
その結果、静電耐圧を一段と向上することができる。た
だし各ジヤンクシヨンダイオードは入力側配線層17の
分岐点から放射状かつ均等に電流が流れるように配置す
る必要がある。この接続例を図7及び図8示す。
【0028】図7(A)はジヤンクシヨンダイオードD
21及びD22を2つ接続する場合である。この例の場
合、入力側配線層17から各ジヤンクシヨンダイオード
D21及びD22に伸びる枝線17A及び17Bの長さ
は分岐点を起点として同じ長さに設定されており、かつ
入力側配線層17の延長方向に対して左右対称の位置に
配置されている。これにより分岐点から枝線17A及び
17Bに分流される電流の流量が均等になるようになさ
れている。
【0029】またジヤンクシヨンダイオードが3つ接続
される場合(図7(B)の場合)も4つ接続される場合
(図7(C)の場合)も同様である。またこれら複数の
ジヤンクシヨンダイオードが接続されたダイオード群を
複数配置する場合には、ジヤンクシヨンダイオード単体
を接続する場合と同様、入力側配線層17の分岐点を起
点として放射状かつ全方向に対して均等になるように配
置すれば良い。この場合、ダイオード群は1階層だけに
限らず、再帰的に枝線が再分岐を繰り返す階層構造にし
ても良い。例えば図8に示すように、4つのジヤンクシ
ヨンダイオードD21A〜D24A及びD21B〜D2
4Bがそれぞれ図7(C)のように接続された2つのダ
イオード群を接続する場合には2つのダイオード群をそ
れぞれ図7(A)の場合と同様に配置すれば良い。
【0030】さらに上述の実施例においては、コンタク
トプラグ16及び18を図2及び図3に示すように離散
的かつ棒状に形成する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、ダイオードの中心から同心円上に配置し
てあるリング状のプラグであつても良い。また入力側電
極層15及び内側拡散層13とを接続するコンタクトプ
ラグ16は入力側電極層15よりいくらか外径が小さい
円柱状の大径プラグであつても良い。
【0031】さらに上述した実施例では、一対のジヤン
クシヨンダイオードD11及びD12によつて入力保護
回路11を形成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、1つのジヤンクシヨンダイオードを用いて
配線3と電源ラインの一方とを接続することにより入力
保護回路を形成するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、円形状に
形成された第1の不純物拡散層と、これに対して同心円
上に形成された第2の不純物拡散層とによつてダイオー
ドを形成することにより、第1の不純物拡散層に流入し
た電荷を第1の不純物拡散層の中心から第2の不純物拡
散層に向けて放射状にかつ全方向均等に流すことができ
る。これにより電荷の偏りをなくし得、従来に比して耐
圧の高いダイオードを実現することができる。
【0033】また上述のように本発明によれば、1若し
くは複数のダイオードによつて形成されるダイオード群
又は1若しくは複数のトランジスタによつて形成される
トランジスタ群を配線との接続点を中心として放射状か
つ均一に配置することにより、放電能力を最大限に発揮
することができる静電破壊保護装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静電破壊保護装置の一実施例を示
す等価回路図である。
【図2】本発明によるダイオードの一実施例を示す平面
図である。
【図3】本発明によるダイオードの一実施例を示す断面
図である。
【図4】他の実施例の説明に供する平面図である。
【図5】他の実施例の説明に供する平面図である。
【図6】他の実施例の説明に供する断面図である。
【図7】ダイオードの配置例を示す平面図である。
【図8】ダイオードの配置例を示す平面図である。
【図9】従来の入力保護回路を示す等価回路図である。
【図10】従来用いられているダイオードの説明に供す
る平面図である。
【符号の説明】
1……パツド部、2……主回路、3……配線、4、11
……入力保護回路、D1、D2、D11、D12……ジ
ヤンクシヨンダイオード、5A、8A……拡散層、5
B、8B……ガードリング、6、7、9、10、16、
18、21……入力側コンタクトプラグ、13……内側
拡散層、14……外側拡散層、15……入力側電極層、
17……入力側配線層、17A、17B……枝線、19
……出力側電極層、20……出力側配線層、30……ト
ランジスタ、31……ドレイン領域、32……ソース領
域、33……ゲート電極。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板表面に形成されたほぼ円形状の
    第1の不純物拡散層と、 上記第1の不純物拡散層の中心に対してほぼ同心円上に
    形成された上記第1の不純物拡散層とは逆極性の第2の
    不純物拡散層と、 上記第1の不純物拡散層に第1の導電性部材を介して接
    続された電極層と、 上記電極層に第2の導電性部材を介して接続された第1
    の配線層と、 上記2の不純物拡散層に第3の導電性部材を介して接続
    された第2の配線層とを具えることを特徴とするダイオ
    ード。
  2. 【請求項2】複数の上記第1の導電性部材が上記第1の
    不純物拡散層の中心位置から放射状かつ全方向に対して
    均一に配置されることを特徴とする請求項1に記載のダ
    イオード。
  3. 【請求項3】上記第2の導電性部材が上記第1の不純物
    拡散層のほぼ中心位置に一致するように配置されること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダイオー
    ド。
  4. 【請求項4】複数の上記第2の導電性部材が上記第1の
    不純物拡散層のほぼ中心位置から放射方向に対して均一
    に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のダイオード。
  5. 【請求項5】パツド部と主回路とを接続する配線に一端
    が接続されてなる1又は複数のダイオードを有し、当該
    ダイオードを介して過電流を接地線へ逃がすことにより
    上記主回路を静電破壊から保護する静電破壊保護装置に
    おいて、 上記1又は複数のダイオードによつて形成されたダイオ
    ード群を複数有し、当該複数のダイオード群を上記配線
    との接続点を中心として放射状かつ均一に配置すること
    を特徴とする静電破壊保護装置。
  6. 【請求項6】上記ダイオードは、 半導体基板表面に形成されたほぼ円形状の第1の不純物
    拡散層と、 上記第1の不純物拡散層の中心に対してほぼ同心円上に
    形成された上記第1の不純物拡散層とは逆極性の第2の
    不純物拡散層と、 上記第1の不純物拡散層に第1の導電性部材を介して接
    続された電極層と、 上記電極層に第2の導電性部材を介して接続された第1
    の配線層と、 上記2の不純物拡散層に第3の導電性部材を介して接続
    された第2の配線層とを具えることを特徴とする請求項
    5に記載の静電破壊保護装置。
  7. 【請求項7】パツド部と主回路とを接続する配線に一端
    が接続されてなる1又は複数のトランジスタを有し、当
    該トランジスタを介して過電流を接地線へ逃がすことに
    より上記主回路を静電破壊から保護する静電破壊保護装
    置において、 上記1又は複数のトランジスタによつて形成された複数
    のトランジスタ群を複数有し、当該複数のトランジスタ
    群を上記配線との接続点を中心として放射状かつ均一に
    配置することを特徴とする静電破壊保護装置。
  8. 【請求項8】上記トランジスタは、 半導体基板表面にゲート絶縁膜を挟んで積層されたリン
    グ形状のゲート電極と、 上記ゲート電極の内周位置に配置され、かつ当該ゲート
    電極に対して同心円上に形成されたほぼ円形状の第1の
    不純物拡散層と、 上記ゲート電極の外周位置に配置され、かつ当該ゲート
    電極に対して同心円上に形成された第2の不純物拡散層
    と、 上記第1の不純物拡散層に第1の導電性部材を介して接
    続された電極層と、 上記電極層に第2の導電性部材を介して接続された第1
    の配線層と、 上記2の不純物拡散層に第3の導電性部材を介して接続
    された第2の配線層とを具えることを特徴とする請求項
    7に記載の静電破壊保護装置。
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