JPH07169912A - 基板電圧制御回路 - Google Patents

基板電圧制御回路

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JPH07169912A
JPH07169912A JP5341952A JP34195293A JPH07169912A JP H07169912 A JPH07169912 A JP H07169912A JP 5341952 A JP5341952 A JP 5341952A JP 34195293 A JP34195293 A JP 34195293A JP H07169912 A JPH07169912 A JP H07169912A
Authority
JP
Japan
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substrate
voltage
detection unit
circuit
limit voltage
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Pending
Application number
JP5341952A
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English (en)
Inventor
Takeo Kobayashi
剛生 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板電圧の変動が緩やかである時に生じる貫
通電流を減少させ、かつ、電源電圧の変動に際しても不
要な電流消費を抑制し得る基板電圧制御回路を実現す
る。 【構成】 互いにスレッショルド値が異なる上限電圧検
出部1と下限電圧検出部2とが基板電圧レベルに応じて
第1の検出信号あるいは第2の検出信号を発生し、フリ
ップフロップ回路3がこの第1および第2の検出信号に
対応する所定のヒステリシス特性に従って基板電位を制
御する。この結果、電源電圧が変動するような場合、従
来、スレッショルド値近傍でばたつく不安定動作を回避
することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、CMOS・I
C等の半導体集積回路に用いて好適な基板電圧制御回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、CMOS・IC等の半導
体集積回路にあっては、基板電圧を制御する基板電圧制
御回路が具備されていることが多い。図4は、この種の
基板電圧制御回路の一構成例を示す回路図である。この
図において、10は電圧検出部であり、Pチャネルエン
ハンスメント型MOSトランジスタP1〜P4(以下、
トランジスタP1〜P4と略称する)と、Nチャネルエ
ンハンスメント型MOSトランジスタN1〜N3(以
下、トランジスタN1〜N3と略称する)とから構成さ
れる。
【0003】ここで、トランジスタP1,N1,P2
は、それぞれソース端子とドレイン端子とが直列接続さ
れてなるレベル検出回路10aを形成しており、このレ
ベル検出回路10aの負荷抵抗として動作するトランジ
スタP2のソース端子TBに基板電位が印加される。ト
ランジスタP3,P4,N2,N3は、それぞれ順次ソ
ース端子とドレイン端子とが直列接続されてインバータ
回路10bを構成しており、トランジスタP3,N3の
ゲート端子に上記レベル検出回路の出力が供給される。
しかして、上記構成によれば、電圧検出部10は、予め
設定されたスレッショルド値以上の基板電圧を検出した
場合、トランジスタP4のドレイン端子とトランジスタ
N2のソース端子との接続点から「H(ハイレベル)」
の出力信号が次段へ出力される。
【0004】INV1〜INV3はそれぞれ反転増幅器
であり、これら反転増幅器INV1〜INV3を直列接
続することにより、遅延回路20が構成されている。上
記電圧検出部10が「H」レベルの出力信号、すなわ
ち、基板電位が予め設定されたスレッショルドレベル値
以上である場合、この遅延回路20は「L(ローレベ
ル)」の制御信号を発生する。チャージポンプ回路30
は、遅延回路20から出力される制御信号に応じて基板
電位をレベル制御する。例えば、遅延回路20から
「L」レベルの制御信号が供給された場合、このチャー
ジポンプ回路30は基板電位を引下げるように動作し、
一方、遅延回路20から「H」レベルの制御信号が供給
された場合には、基板電位を引き下げる動作を停止す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来の基板電圧
制御回路では、上述したように、基板電位が予め設定さ
れたスレッショルド値に達しない場合、チャージポンプ
回路30を動作させて基板電位を上昇させ、一方、スレ
ッショルド値以上にある時には基板電位を引下げるよう
にチャージポンプ回路30を制御する。ところで、集積
回路が比較的静的な状態にあると、前述したレベル検出
回路の出力信号は緩やかに変化するため、基板電圧制御
回路が不安定に動作することはない。しかしながら、集
積回路が比較的静的な状態であっても、電源電圧の変動
等の外乱があると、前述した電圧検出部10がスレッシ
ョルドレベル値近傍でばたつく不安定動作となる。この
結果、遅延回路20およびチャージポンプ回路30が不
要なオンオフ駆動を行うため、無駄な電力を消費すると
いう問題がある。そこで本発明は、基板電圧の変動が緩
やかである時に生じる貫通電流を減少させ、かつ、電源
電圧の変動に際しても不要な電流消費を抑制し得る基板
電圧制御回路を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、基板電位を検出する基板電位検出部
と、この基板電位検出部から供給される制御信号に応じ
て基板電位を制御する基板電圧制御部とからなる基板電
圧制御回路において、前記基板電位検出部は、互いにス
レッショルド値が異なる上限電圧検出手段および下限電
圧検出手段とを備え、前記基板電圧制御部は、前記上限
電圧検出手段から供給される第1の検出信号と前記下限
電圧検出手段から供給される第2の検出信号とに対応す
る所定のヒステリシス特性に従って前記基板電位を制御
することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、互いにスレッショルド値が異
なる上限電圧検出手段と下限電圧検出手段とが基板電圧
レベルに応じて第1の検出信号あるいは第2の検出信号
を発生し、基板電圧制御部がこの第1および第2の検出
信号に対応する所定のヒステリシス特性に従って基板電
位を制御する。したがって、電源電圧が変動するような
場合、従来、スレッショルドレベル値近傍でばたつく不
安定動作を回避することが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の一実施例による基板電圧
制御回路の概略構成を示すブロック図である。この図に
おいて、1は上限電圧検出部であり、目標となる基板電
位レベルより少し高い上限電圧VUをスレッショルドと
する。この上限電圧検出部1は、検出した基板電位が上
限電圧VU以下である場合に「H」レベルの検出信号を
発生する。2は下限電圧検出部であり、目標となる基板
電位レベルより少し低い下限電圧VLをスレッショルド
とする。この下限電圧検出部2は、検出した基板電位が
下限電圧VL以下である場合に「H」レベルの検出信号
を発生する。
【0009】3はR(リセット)−S(セット)フリッ
プフロップ回路であり、そのセット入力端SETには上
限電圧検出部1の出力信号が入力され、リセット端子R
SETには下限電圧検出部2の出力信号が入力され、出
力端OUTとからチャージポンプ回路を駆動する制御信
号が出力される。このような構成によれば、後述するよ
うに、ヒステリシス特性を有するから、従来、電源電圧
の変動等に応じてスレッショルド値近傍でばたつく不安
定動作が回避でき、これにより遅延回路20やチャージ
ポンプ回路30を無為に駆動させていた電流をカットす
ることが可能になる。
【0010】次に、図2は、本発明による基板電圧制御
回路の具体的な構成を示す回路図である。この図におい
て、図4に示す各部と共通する部分には、同一の番号を
付し、その説明を省略する。図2に示す回路が図4に示
した従来例と異なる点は、インバータ回路10bと同様
の構成による上限電圧検出部1および下限電圧検出部2
を設けると共に、これら検出部1および検出部2の各出
力を波形整形しつつ所定時間遅延して出力する反転増幅
器INV1〜INV5からなる遅延回路20と、遅延さ
れた検出部1および検出部2の各出力をそれぞれセット
入力、リセット入力とする周知のフリップフロップ回路
3とを有することにある。なお、このフリップフロップ
回路3の出力がチャージポンプ回路30をオンオフ制御
する。
【0011】ここで、上記構成による実施例の動作につ
いて図3を参照して説明する。まず、時刻t0において
電源が投入されると、「H」レベルのチャージポンプ制
御信号が生成され、これよりチャージポンプ回路が基板
電圧を徐々に引下げて行く。そうして、時刻t1におい
て基板電圧が上限電圧VUを下回ると、上限電圧検出部
1が「H」なる出力を発生するが、チャージポンプ制御
信号は「H」レベルを維持する。そして、時刻t2にお
いて、基板電圧が下限電圧VLを超えると、これより所
定遅延時間を経た時刻t3でチャージポンプ制御信号が
「L」レベルとなり、チャージポンプ回路30が停止す
る。
【0012】次いで、この時点で集積回路が所定の動
作、例えば、読み出し動作等を行うと、これに応じて基
板電流が流れて次第に基板電圧が上昇して行く。この場
合、基板電圧が上限電圧VUを超えて所定遅延時間を経
た時刻t6になる迄の間、チャージポンプ制御信号は
「L」レベルとなるからチャージポンプ回路30は停止
状態となる。このように、フリップフロップ回路3は、
基板電圧が上限電圧VUを上回るまでの間、「L」レベ
ルのチャージポンプ制御信号を発生し、一方、基板電圧
が下限電圧VLを下回るまでの期間「H」レベルのチャ
ージポンプ制御信号が生成される。つまり、互いに異な
るスレッショルド(上限電圧VU、下限電圧VL)に対応
するヒステリシス特性に従ってチャージポンプ回路30
がオンオフ駆動される訳である。
【0013】したがって、集積回路が比較的静的に動作
している状態で電源電圧が変動したとしても、上限電圧
検出部1および下限電圧検出部2の両者が同時に不安定
に動作することは無く、しかもフリップフロップ回路3
は上限電圧VU、下限電圧VL)に対応するヒステリシス
特性によりチャージポンプ回路30をオンオフ駆動する
ため、従来のように、スレッショルド値近傍でチャージ
ポンプ回路30や遅延回路20をオンオフ駆動してしま
う不安定動作を回避できる。以上を換言すれば、基板電
圧の変動が緩やかである時に生じる貫通電流を減少さ
せ、かつ、電源電圧の変動に際しても不要な電流消費を
抑制し得る基板電圧制御になる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、互いにスレッショルド
値が異なる上限電圧検出手段と下限電圧検出手段とが基
板電圧レベルに応じて第1の検出信号あるいは第2の検
出信号を発生し、基板電圧制御部がこの第1および第2
の検出信号に対応する所定のヒステリシス特性に従って
基板電位を制御するので、基板電圧の変動が緩やかであ
る時に生じる貫通電流を減少させ、かつ、電源電圧の変
動に際しても不要な電流消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による基板電圧制御回路の概
略を説明するためのブロック図である。
【図2】同実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施例の動作を説明するための図である。
【図4】従来例を説明するための回路図である。
【符号の説明】
1 上限電圧検出部(上限電圧検出手段) 2 下限電圧検出部(下限電圧検出手段) 3 フリップフロップ回路(基板電圧制御部) 10 電圧検出部(基板電位検出部) 20 遅延回路 30 チャージポンプ回路(基板電圧制御部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板電位を検出する基板電位検出部と、
    この基板電位検出部から供給される制御信号に応じて基
    板電位を制御する基板電圧制御部とからなる基板電圧制
    御回路において、 前記基板電位検出部は、互いにスレッショルド値が異な
    る上限電圧検出手段および下限電圧検出手段とを備え、 前記基板電圧制御部は、前記上限電圧検出手段から供給
    される第1の検出信号と前記下限電圧検出手段から供給
    される第2の検出信号とに対応する所定のヒステリシス
    特性に従って前記基板電位を制御することを特徴とする
    基板電圧制御回路。
JP5341952A 1993-12-13 1993-12-13 基板電圧制御回路 Pending JPH07169912A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5341952A JPH07169912A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 基板電圧制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP5341952A JPH07169912A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 基板電圧制御回路

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JPH07169912A true JPH07169912A (ja) 1995-07-04

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ID=18350039

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JP5341952A Pending JPH07169912A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 基板電圧制御回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010080047A (ja) * 2003-12-30 2010-04-08 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ素子のパワーアップ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010080047A (ja) * 2003-12-30 2010-04-08 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ素子のパワーアップ回路

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