JP2745619B2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JP2745619B2
JP2745619B2 JP1006318A JP631889A JP2745619B2 JP 2745619 B2 JP2745619 B2 JP 2745619B2 JP 1006318 A JP1006318 A JP 1006318A JP 631889 A JP631889 A JP 631889A JP 2745619 B2 JP2745619 B2 JP 2745619B2
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和久 二宮
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は出力回路に関し、特に半導体メモリやマイク
ロコンピュータに内蔵されるCMOS型の出力回路に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の出力回路は第4図に示すような回路構
成を取るものが一般的である。
この出力回路は、第1の電源端子である接地端子と出
力端子TOとの間に接続され、ゲートに第1の入力信号V
IAを入力するN型の第1のトランジスタQ1と、第2の電
源端子(電源電圧VDD)と出力端子TOとの間に接続さ
れ、ゲートに第2の入力信号VIBを入力するp型の第2
のトランジスタQ2と、2つのインバータI1,I2,NANDゲ
ートG1、及びNORゲートG2を備え出力制御信号OE,▲
▼に応じて入力信号VIを第1及び第2の入力信号VIA,V
IBに変換する出力制御回路1とを有する構成となってい
る。
この出力回路においては、出力制御信号OEが高レベル
(▲▼が低レベル)のとき、入力信号VIの反転信号
を出力し、出力制御信号OEが低レベル(OEが高レベル)
のとき、高出力インピーダンスとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の出力回路は、出力制御回路1により変
換された第1及び第2の入力信号VIA,VIBを直接第1及
び第2のトランジスタQ1,Q2のゲートに印加する構成と
なっているので、入力信号VIが高レベルから低レベルへ
変化する過度時に、トランジスタQ2が急激にオンとなる
ために、容量性負荷の場合、負荷容量を充電する電流の
変化と電源配線のインダクタンスにより電源配線の電位
が変動しその結果、集積化された内部回路に誤動作が発
生するという欠点がある。
本発明の目的は、入力信号の過度時における負荷電流
の変化を抑制し、内部回路の誤動作を防止することがで
きる出力回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の出力回路は、第1の電源端子と出力端子との
間に接続されゲートに第1の入力信号を入力する一導電
型の第1のトランジスタと、第2の電源端子と前記出力
端子との間に接続された逆導電型の第2のトランジスタ
と、この第2のトランジスタのゲートと接続しゲートに
印加される電圧に応じて第2の入力信号の過度時の変化
を緩和して前記第2のトランジスタのゲートに伝達する
第3のトランジスタと、この第3のトランジスタのゲー
トに印加される電圧を制御するゲート電圧制御回路とを
有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図である。
この実施例は、第1の電源端子である接地端子と出力
端子TOとの間に接続されゲートに第1の入力信号VIA
入力するN型の第1のトランジスタQ1と、第2の電源端
子(電源電圧VDD)と出力端子TOとの間に接続されたp
型の第2のトランジスタQ2と、2つのインバータI1
I2、NANDゲートG1、及びNORゲートG2を備え出力制御信
号のOE,▲▼に応じて入力信号VIを第1及び第2の
入力信号VIA,VIBに変換する出力制御回路1と、第2の
トランジスタQ2のゲートと出力制御回路1の第2の入力
信号VIBの出力端との間に接続されゲートに印加される
電圧V2に応じて第2の入力信号VIBの過度時の変化を緩
和して第2のトランジスタQ2のゲートに伝達するp型デ
ィプレッショントランジスタの第3のトランジスタQ
3と、入力端を出力端子TOに接続し出力端を第3のトラ
ンジスタQ3のゲートに接続するインバータI3を備え出力
信号VOにより第3のトランジスタQ3のゲートに印加され
る電圧V2を制御するゲート電圧制御回路2とを有する構
成となっている。
次に、この実施例の動作について説明する。
第2図はこの実施例の動作及び効果を説明するための
各部信号の波形を従来例と比較して示した波形図であ
る。
出力制御信号OE,▲▼はそれぞれ高レベル及び低
レベルとなっていて、入力信号VIの反転信号が出力され
る状態とする。
今、入力信号VIが高レベルから低レベルに変化する
と、第1の入力信号VIAは低レベルから高レベルへ、第
2の入力信号VIBは高レベルから低レベルへと変化す
る。
このとき、出力信号VOは最初低レベルでありトランジ
スタQ3のゲート電圧V2は高レベルであるが、このトラン
ジスタQ3はp型ディプレッションであるためトランジス
タQ2のゲート電圧V1はトランジスタQ3のゲート電圧V2
りトランジスタQ3のしきい値電圧VTだけ低い電圧とな
り、トランジスタQ2が導通しはじめ出力信号VOの電圧は
徐々に高くなる。この領域ではトランジスタQ2のコンダ
クタンスgmは小さく従ってトランジスタQ2に流れる電流
iOの急激な変化が抑制される。
出力信号VOの電圧が高くなると、インバータI3が出力
信号VOの電圧が高くなったことを検知し、トランジスタ
Q3のゲート電圧V2を低レベルにする。この結果トランジ
スタQ3のオン抵抗は低下しトランジスタQ2のゲート電圧
V1を低レベルにし、トランジスタQ2のコンダクタンスgm
を大きくするので出力信号VOは高レベルへと加速され
る。
このように、トランジスタQ2は、導通開始直後は低利
得領域で動作し、その後は出力信号VOの帰還をうけて高
利得領域へと移行し、入力信号VIの過度時におけるトラ
ンジスタQ2に流れる電流iOの変化を抑制する。
第3図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。
この実施例は、ゲート電圧制御回路2Aをp型のトラン
ジスタQ4,Q5と抵抗R1とを含む構成とし、出力制御信号
▲▼によりゲート電圧制御回路2Aの活性化,非活性
化の制御ができるようにしたものであり、入力信号VI
過度時におけるトランジスタQ2に流れる電流iOの変化を
抑制する動作及び効果は第1の実施例と同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ゲート電圧制御回路
と、このゲート電圧制御回路の出力電圧をゲートに印加
するトランジスタとにより、入力信号の過度時の変化を
緩和して出力端子と接続する出力段のトランジスタのゲ
ートに伝達する構成とすることにより、入力信号の過度
時における出力段のトランジスタに流れる電流の変化を
抑制することができるので、電源電圧の変動を抑えるこ
とができ、内部回路の誤動作を防止することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の第1の実施例を示
す回路図及びこの実施例の動作,効果を説明するための
各部信号の波形を従来例と比較して示した波形図、第3
図は本発明の第2の実施例を示す回路図、第4図は従来
の出力回路の一例を示す回路図である。 1……出力制御回路、2,2A……ゲート電圧制御回路、G1
……NANDゲート、G2……NORゲート、I1〜I3……インバ
ータ、Q1、〜Q5……トランジスタ、R1……抵抗。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源電位を供給する第1の電源端子
    と、第2の電源電位を供給する第2の電源端子と、前記
    第1の電源端子と出力端子との間に接続された一導電型
    の第1のトラジスタと、第2の電源端子と前記出力端子
    との間に接続された他導電型の第2のトランジスタと、
    入力信号を供給する供給手段と、前記供給手段と前記第
    2のトランジスタのゲートとの間に接続された変動抑制
    手段と、前記出力端子の電位が前記第1の電源電位から
    所定の電位まで変化するときには前記変動抑制手段へ第
    1の制御信号を供給し、前記出力端子の電位が前記所定
    の電位から前記第2の電源電位まで変化するときには前
    記変動抑制手段へ第2の制御信号を供給する制御手段と
    を備え、前記変動抑制手段は、前記第1の制御信号に応
    答して前記入力信号に基づき前記第2のトランジスタを
    第1のコンダクタンスにて導通させ、前記第2の制御信
    号に応答して前記入力信号に基づき前記第2のトランジ
    スタを前記第1のコンダクタンスよりも大きい第2のコ
    ンダクタンスにて導通させることを特徴とする出力回
    路。
  2. 【請求項2】前記変動抑制手段は、前記供給手段と前記
    第2のトランジスタのゲートとの間に接続された前記他
    導電型のデプレッション型トランジスタからなることを
    特徴とする請求項1記載の出力回路。
  3. 【請求項3】電源端子と出力端子との間に接続された一
    導電型の第1のトランジスタと、前記一導電型の第2の
    トランジスタを介して前記第1のトランジスタのゲート
    に入力信号を供給する手段と、入力端が前記出力端子に
    接続され出力端が前記第2のトランジスタのゲートに接
    続されたインバータ回路とを備える出力回路であって、
    前記第2のトランジスタはデプレッション型であること
    を特徴とする出力回路。
JP1006318A 1989-01-13 1989-01-13 出力回路 Expired - Lifetime JP2745619B2 (ja)

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