JPH07168889A - 受付管理システム - Google Patents

受付管理システム

Info

Publication number
JPH07168889A
JPH07168889A JP31662493A JP31662493A JPH07168889A JP H07168889 A JPH07168889 A JP H07168889A JP 31662493 A JP31662493 A JP 31662493A JP 31662493 A JP31662493 A JP 31662493A JP H07168889 A JPH07168889 A JP H07168889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
information
visitor
terminal
visitors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31662493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kitamura
▲敞▼士 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31662493A priority Critical patent/JPH07168889A/ja
Publication of JPH07168889A publication Critical patent/JPH07168889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Discrimination (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受付担当者を窓口に常駐させなくても、来客
の識別から応対まで、一連の受付業務を効率的に行な
い、訪問者情報の収集や管理も一元的に行なうことによ
り、受付業務の省力化や受付担当要員の効率的配置を実
現し、来訪者へ均質な受付サービスを提供する。 【構成】 名刺読取管理装置11と、その装置11と通
信路で接続された処理装置16、記憶装置15、ディス
プレイ12、キーボード13a、ポインティングデバイ
ス13b、プリンタ14とからなる受付受付窓口端末1
を設け、訪問者自らの操作によって訪問希望先との連絡
や面談場所の案内等を行なう。また、受付管理部署端末
2は、訪問者に関するアポイント情報の作成や管理、訪
問者の応対に必要な参考情報やサービス情報の作成・管
理、訪問者の希望する相手先等が不在の場合等に必要な
代行応対の処理等を行なう。また、社内電話網3によ
り、PBX31を介して各部署の電話機32群と受付窓
口端末1を接続し、訪問者への応対メッセージの受渡し
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務所等の受付窓口に
おける受付管理システムに関し、特に訪問者の来訪時に
受付担当者の有無に関わらず、受付業務を遂行しうる受
付管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所等の窓口においては、単数
または複数の受付担当者を置いたり、あるいは受付窓口
のカウンタ上等に呼び鈴やスイッチを置いて、この呼び
鈴やスイッチを押すと受付管理部署に何らかのシグナル
が発生して受付担当者が窓口に出向いて来訪者に対応し
ている。さらに、例えば特開平3−129990号公報
に記載されているように、受付場所に撮像カメラを置い
て来訪者を検知するとともに、訪問予定者に予め面談相
手先の人物や部署の名称や電話番号等を記録したIDカ
ードを保有させ、来訪者があった場合には、その来訪者
のIDカードをカード読取機に読取らせて自動的に相手
先の電話を呼び出す等の方法が知られている。また、特
開平3−280182号公報に記載されている装置で
は、バーコード読取装置、印字装置等を備え、入門証の
カードナンバーに基づいた入門データと出門データとを
必要に応じてプリントアウトすることにより、入出門の
管理を合理的に行なうとともに、各手続きを簡易かつ正
確にし、外来受付業務を大幅な省力化を行なおうとして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、常
時受付担当者を置く場合には、来訪者の有無に関わらず
受付窓口に受付担当者を在席させることが必要であり、
また呼び出し制をとる場合においても、受付管理部署に
担当者を常駐させることが必要であり、さらに前記のご
とき無人受付の場合においても、来訪者が予め固有のI
Dカードを保有する必要があった。加えて、訪問者の受
付けに際しては、受付担当者は訪問者との間で名刺の受
付・確認に始まり、面談希望者あるいは面談指定者の有
無や在籍確認、アポイントの有無、面談相手先の在席確
認や不在時の行先チェックあるいは代替者の有無、面談
相手先への連絡や面談可否の確認、訪問者への用件確
認、面談相手先から訪問者への伝達事項の伝達、応接室
・会議室への訪問者の案内や案内情報の提供、さらには
飲食サービスの手配や依頼、等の受付業務を常に遅滞無
く的確に遂行しなければならず、特に受付担当者を有し
ない場合には、訪問者に不都合を感じさせることが少な
くない。本発明の目的は、このような問題点を改善し、
訪問者の来訪を受ける受付場所に、訪問者が容易に操作
でき、訪問者との間で対話方式により種々のサービスを
行なうことができる受付処理の自動化装置を設けること
により、訪問者の受付応対の煩わしさや待ち時間のロス
を軽減し、受付管理部署の省力化に有効な受付管理シス
テムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の受付管理システムは、挿入された名刺を読
取る手段(図1の11)、読取った情報をもとに訪問者
の所属および個人名を含む名刺内容を出力するととも
に、訪問者への案内メッセージを含む情報を出力する手
段(図1の12,14)、その案内メッセージに応答し
て訪問者が入力した情報を取り込む手段(図1の13
a,13b)、訪問者へのメッセージ情報および予約を
含む訪問者情報を蓄積する手段(図1の15)、音声合
成手段(図1の16)、および通信路と社内電話網を介
し訪問者情報と予約内容に応じたサービスの指示情報を
送信するように制御する手段(図1の16)を有する受
付窓口端末(図1の1)と、その受付窓口端末と通信路
を介して接続され、前記訪問者情報およびメッセージ情
報を作成・更新して、その受付窓口端末に登録する手段
を有する受付管理部署端末(図1の2)と、複数の電話
機(図1の32)およびその電話機と前記受付窓口端末
とを接続する交換機(図1の31)を有する社内電話網
(図1の3)とから構成されたことに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、受付窓口端末を訪問者自身
が操作して来訪の通知や面談相手先の選択、面談相手先
への連絡、等を画面を通じて対話的に行なう。すなわ
ち、受付窓口端末では、ディスプレイ上に表示された案
内メッセージに基づいて訪問者が自己の名刺を名刺読取
管理装置に挿入すると、その装置が名刺をセンスして自
動的に画像読取りを行ない、名刺の内容を認識して訪問
者の所属する企業・団体名や個人名等の名刺情報を調製
し、読取った名刺画像と名刺情報とをディスプレイ上に
表示する。また、読取り完了後は初回訪問か否かによっ
て名刺をその装置に付属する収納箱に収納または排出機
構に排出するようにし、さらに、訪問者にキーボードや
ポインティングデバイスを使用して自己の名刺情報の確
認・修正を行なわせ、希望の面談相手先を選択させる。
こうして得られた名刺情報と予め記憶装置上に用意され
たメッセージ情報とから音声合成機能によって訪問者の
来訪に関する音声メッセージを作成し、社内電話網を通
じて所望の面談相手先の電話に来客情報として伝達す
る。さらに、その訪問者が面談相手先との間でアポイン
ト済みであって、面談相手先から前もって訪問予定者に
関する来客予約や応接室・会議室予約あるいは飲食物等
の提供依頼が行なわれている場合には、訪問者の名刺情
報から該当者であるか否かを判別して所定サービス(応
接室・会議室等への案内サービス、飲食サービス等)の
手配あるいは各種の情報サービスの提供を自動的に行な
う。一方、受付管理部署端末は、社内各部署からの依頼
を受けて、訪問者に関する予約情報、応接室・会議室の
案内情報、および組織・要員等に関する参照情報の作成
・更新を行ない、それを前記受付窓口端末へ登録する。
また、来訪者が指定する面談相手先が不在等の場合に受
付代行を行なう。また、社内電話網により、前記受付窓
口端末と各部署の電話機を交換機(PBX)を介して接
続することにより、受付窓口端末からの来客メッセージ
を受信し、操作キーによる情報入力によって受付窓口端
末との応答を可能とする。これにより、受付処理を自動
化して受付管理部署の省力化を促進することができる。
また、受付場所での操作で対話方式により種々のサービ
スを自動的に受けることができるため、訪問者にとって
の受付応対の煩わしさや待ち時間のロスが軽減される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例における受付管理システ
ムの構成を示すブロック図である。図1において、1
は、企業等の受付窓口に設置される受付窓口端末を示
し、11は、その受付窓口端末1の一部をなす名刺読取
管理装置であって、装置内に読取った名刺を収納できる
収納箱と名刺の排出が可能な排出機構を備えている。ま
た、12は、名刺読取管理装置11で読取った名刺画像
や名刺情報の表示を行なったり、定められた手順に従っ
て訪問者に操作の案内メッセージを表示するためのディ
スプレイ、13aは、ディスプレイ上の表示情報に応じ
て訪問者が操作情報やデータの入力を行なうためのキー
ボード、13bは、入力補助手段として用いるポインテ
ィングデバイス、14は、ディスプレイ上の表示内容等
をプリントするためのプリンタ、15は、訪問者の名刺
情報や訪問情報、あるいは受付時の受付応対情報や訪問
者が検索できる参考情報(例えば組織情報や要員情報
等)を記憶するための記憶装置であり、16は、前記名
刺読取管理装置、ディスプレイ、キーボード、ポインテ
ィングデバイス、プリンタ、記憶装置等の制御を行なう
とともに、受付管理部署に設置する受付管理部署端末2
と情報の送受信を行なったり、内部機能として具備する
音声合成機能を利用して生成した音声メッセージを社内
電話網3に流すことのできる処理装置である。
【0007】また、受付管理部署端末2は、処理の内容
を表示するディスプレイ21、データ入力のためのキー
ボード22a、補助入力手段としてのポインティングデ
バイス22b、管理資料等の出力のためのプリンタ2
3、各種の参考情報や訪問者情報記録のための記憶装置
24、および前記周辺機器を制御しながら、受付窓口端
末1と接続して各種のデータの処理を行なう処理装置2
5から構成されている。また、社内電話網3は、受付窓
口端末1と回線で接続された交換機(PBX)31とそ
のPBX31に回線接続された複数の電話機32からな
り、受付窓口端末1から送信される音声メッセージを受
信するとともに、必要なキー応答を行なう。
【0008】次に、図2、図3の表示画面および図4〜
図8のフローチャートを用い、本実施例の処理について
述べる。図2および図3は、本発明の一実施例における
受付窓口端末の動作に対応してディスプレイ上に表示さ
れる画面の遷移を示す図、図4、図5は本発明の一実施
例における窓口端末の動作手順を示すフローチャートで
ある。本実施例のシステム立ち上げ時における初期画面
は、図2(a)の通りである。訪問者は、来訪するとま
ず図2(a)の初期画面の指示に従って自己の名刺を名
刺読取管理装置11に挿入する(ステップS1)。
【0009】一方、処理装置16は、常に名刺読取管理
装置11に名刺が挿入されたか否かを監視しており、名
刺の挿入がセンスされると、名刺読取管理装置11の自
動読取機構の作動を開始させ、図2(b)のように、読
取った名刺情報を画像情報としてディスプレイ画面に表
示するとともに、文字認識の処理を行なって、同じくデ
ィスプレイ上の指定位置に、読取った所属企業・団体名
と氏名を名刺文字情報として表示する(ステップS
2)。これらの読取られた名刺画像情報および名刺文字
情報は、同時に記憶装置15に記憶される。その際、デ
ィスプレイ画面上の名刺文字情報に関しては、前もって
訪問者に文字認識にミスがないか否かをチェックさせ、
ミスがある場合にはキーボード13aおよびポインティ
ングデバイス13bを操作して訂正させる(ステップS
3)。この後、処理装置16は、ディスプレイ12上に
名刺画像情報と名刺文字情報とからなる名刺情報を表示
し、訪問者に対して、今回の訪問が初めてか否かの問合
せメッセージを表示し、キーボード13aおよびポイン
ティングデバイス13bを使用して応答させる(ステッ
プS4)。その応答が初回を示すものである場合、読取
った名刺は名刺読取管理装置11の名刺収納箱に収納さ
れる(ステップS5)。また、応答が再訪であった場合
には、読取った名刺は名刺読取管理装置11の排出機構
を通じて排出し、訪問者に返却される(ステップS
6)。
【0010】次に、処理装置16は、図2(c)のよう
に、ディスプレイ画面を通して訪問者に面談相手先とア
ポイント済みか否かの問合せを行ない(ステップS
7)、アポイント済みならば、面談相手先の部署名およ
び氏名をキーボード13aおよびポインティングデバイ
ス13bを使用して入力させる(ステップS8)。ま
た、アポイントがない場合でも(ステップS7)、訪問
者において希望する部署名や相手先氏名等がわかってい
る場合には、その情報をキー入力させる(ステップS1
8,S19)。また、アポイント指定が「無し」で、相
手先の指定も「無し」の場合(ステップS7,S1
8)、システムはディスプレイ画面上に用件内容の問合
せメッセージを表示して訪問者に用件情報を入力させる
とともに(ステップS22)、さらに面談相手先選択の
ための参考情報として、社内の組織情報や要員情報等の
参考情報の表示を希望するか否かの問合せを行なう(ス
テップS23)。その結果、訪問者の応答が参考情報の
表示希望の場合(ステップS23)、システムは予め定
めた許容範囲で組織情報や要員情報の表示を行ない、デ
ィスプレイ画面上の表示内容から希望する組織名や要員
名を選択させ(ステップS25)、希望の相手先が選択
された場合には、選択された面談相手先への連絡処理に
移行する(ステップS11)。また、表示の組織情報や
要員情報にも希望する相手先がなかったり、あるいは、
もともと組織情報や要員情報の表示を希望しなかった場
合には(ステップS25)、システムは訪問者をそのま
ま待機させるとともに、受付管理部署を相手先として訪
問者の来訪情報を伝達し、受付担当者を呼び出して対応
させる(ステップS26,S27)。以上の処理に関し
て、訪問者が当初から名刺を所有していなかった場合に
おいても、訪問者は受付窓口端末1の初期画面(図2
(a))のガイダンスに従って指定のキー操作を行なう
ことにより、キーボード13aおよびポインティングデ
バイス13bを使用して自己の所属企業名や氏名を直接
入力できるようになり、この入力情報によって直ちにア
ポイント・チェックの処理に移ることができる。
【0011】こうして、訪問者の選択により相手先が確
定すると、処理装置16はその訪問者の諸情報を記憶装
置15に記憶するとともに、選択された相手先をキー情
報として、記憶装置15上に予め収録されているアポイ
ント済み訪問者の予約ファイルを検索し、その相手先の
予約情報があるか否かをチェックする(ステップS
9)。その結果、訪問者がアポイント済みであって、面
談相手先の設定や、応接室あるいは会議室の予約、飲食
サービスの手配等が行なわれている場合、処理装置16
は、その手配情報にもとづいてディスプレイ12上に、
図3(d)のように、所定の受付メッセージや面談場所
の予約案内情報を表示するとともに、訪問者が希望する
場合にはプリンタ14から面談場所の案内図等を印刷出
力し、また予約情報に飲食サービスの依頼条件が設定さ
れている場合には、関係部署に飲食サービスの提供依頼
を行ない、併せてPBX31を介して面談相手先の電話
機32に対し、例えば「只今、○○○会社の○○様がお
見えになりました。第○応接室にお通ししてありま
す。」等の所定の合成された音声メッセージを送出する
(ステップS10)。ここで会社名や個人名は名刺読取
りにより認識された文字情報を音声処理したものであ
り、他は予め記憶装置15上に登録されたメッセージの
音声情報である。
【0012】また、訪問者に対し選択された相手先から
予約情報の事前手配が行なわれていなかった場合には
(ステップS9)、処理装置16は、その訪問者に対し
て、図3(e)のように、待機依頼のメッセージを表示
するとともに、指定の相手先電話機32に対して訪問者
の所属企業名および氏名を付加した、例えば「只今、○
○○会社の○○様がお見えになりました。すぐカウンタ
までおいで下さい。なお、応接室または会議室が必要な
らば○○キーを押してそのままお待ち下さい。」等の来
客発生の音声メッセージを合成して送出し、相手先の在
席確認を行なうとともに相手先からの応答を待つ(ステ
ップS11,S12)。その相手先電話機32からの応
答が、応接室・会議室の手配依頼や飲食サービスの依頼
等を指定するものである場合には、直ちに必要な手配処
理を行なって、その手配結果の情報をその相手先電話機
32に返送するとともに、待機中の訪問者に対しては、
所定の案内情報をディスプレイ画面上に表示して伝達す
る(ステップS13,S14)。また、相手先電話機3
2からの応答が、単に「待ち」を指示するものである場
合には、ディスプレイ画面上に「そのまましばらくお待
ち下さい。」や「只今、○○が参ります。」等のメッセ
ージを表示して訪問者に伝達する。
【0013】また、相手先電話機32からの応答が、指
定された面談者の不在を知らせるものである場合、処理
装置16はディスプレイ12上に、図3(f)のよう
に、指定者不在のメッセージを表示して、訪問者に代替
者でよいか否かの問合せを行ない、応答を待つ(ステッ
プS15,S16,S17)。その訪問者からの応答が
代替者希望の場合、処理装置16は再度、選択された相
手先電話機32に、代替者希望の音声メッセージを伝達
し、応答を待つ。その相手先電機32からの応答が「承
知」応答の場合、処理装置16はディスプレイ画面上に
「只今、代わりの者が参ります。」等のメッセージを表
示して訪問者に知らせる。また、相手先電話機32から
の応答が「代替者不可」の応答の場合には、処理装置1
6はディスプレイ画面上に「只今受付担当を呼びますの
で、いましばらくお待ち下さい。」等のメッセージを表
示して訪問者に待機依頼を行なうとともに、受付管理部
署の受付管理部署端末2のベルを鳴動させながらディス
プレイ画面に受付応対依頼メッセージを表示し、受付担
当者を受付窓口に呼び出す。また、代替者に関する訪問
者からの応答が代替者不要の応答であった場合には、処
理装置16はディスプレイ12上に「最初の画面に戻り
ます。」等のメッセージを表示してコントロールを初期
画面に戻す。
【0014】図6および図7は、本発明の一実施例にお
ける受付管理部署端末における概略処理を示すフローチ
ャートである。本実施例の受付管理部署端末2には、図
6に示すように、訪問者の来訪時に参考情報として必要
な組織情報や要員情報等や、訪問者へのサービス情報と
して必要な応接室・会議室等の案内情報や飲食サービス
提供のためのメニュー情報等が、常に最新の状態で登録
・更新されている(プロセスP1,P2)。また、同時
に、予め訪問者と面談相手先との間で取り交わされたア
ポイント情報や、そのアポイントに関連して応対部署か
ら提供された予約情報が登録されている(プロセスP
3)。この受付管理部署端末2に登録されている参考情
報や案内情報ならびに予約情報は、同時に受付窓口端末
1にも複写あるいは登録される。なお、受付管理部署端
末2へのこれら諸情報の登録は、受付管理部署自身の情
報収集や各部署からの情報提供にもとづいて、受付管理
部署において入力データを作成し、受付管理部署端末2
に入力することにより行なわれる。
【0015】また、受付管理部署では、各部署での応対
者不在あるいは訪問者の状況により、受付窓口における
応対を分担する。このため、受付窓口端末1は、処理の
条件に応じて受付管理部署端末2に割り込み操作を行な
い、受付応対依頼のメッセージを送信し、受付担当者の
窓口での応対を依頼する。例えば、訪問者の来訪目的
が、受付管理部署の要員に対するものであってアポイン
ト受付が行なわれている場合には、各部署対応の受付処
理と全く同様に社内電話網を通して行なわれるが、他の
場合には、受付管理部署端末2のディスプレイ21に所
定のメッセージ、例えば「只今、お客様がありました。
応対者不在のため、すぐ受付まで来て下さい。」等のメ
ッセージを表示して依頼する内容を知らせるとともに、
端末付属のベルを鳴らして担当の注意を喚起する。受付
管理部署端末2は、受付窓口端末1から割り込み要求を
受付けると、まずその要求の内容が、受付管理部署向け
の訪問者来訪連絡かあるいは受付代行要求かの識別を行
ない、訪問者来訪連絡の場合には、訪問者の所属企業・
団体名や氏名と、訪問者が面談相手先を指定している場
合にはその対象者の氏名を表示し、指定していない場合
には対象者氏名を省略して、ディスプレイ21上にメッ
セージを表示する(プロセスP4(a))。また、その
割込み要求の内容が他部署の受付代行要求であった場合
には、ディスプレイ21上に訪問者の所属企業・団体名
や氏名を表示するとともに、訪問者が要求した面談相手
先の組織名および相手先像と応対不能理由等を表示する
(プロセス4P(b))。何れの場合においても、端末
操作者がキーボード22aあるいはポインティングデバ
イス22bを利用して応答コードを入力すると、その応
答コードに対応して、受付管理部署端末2が受付窓口端
末1に所定のメッセージを送信し、受付窓口端末1のデ
ィスプレイ12に表示されて訪問者に伝達される。
【0016】また、受付管理部署端末2は、一定サイク
ル毎に、受付窓口端末1から受付情報として収録された
訪問者の受付履歴情報を受取って内容の分析を行なうと
ともに、定期的に統計表や管理資料の作成を行なう(プ
ロセスP5)。
【0017】図8は、本発明の一実施例における窓口端
末と面談相手先電話との応答処理の概略を示すフローチ
ャートである。受付窓口端末1からPBX31を介して
各部署の電話機32と接続される社内電話網3において
は、受付窓口端末1で合成・送出される音声メッセージ
を受けて、対応する社内電話機32がコールされ、音声
メッセージが受信される。この音声メッセージには、合
成された伝達メッセージとともに、受信者が該当する電
話機の電話ボタンをキータッチ操作することにより応答
操作を行なわせる応答指示メッセージが組み込まれてお
り、受信者はその応答指示メッセージの指定に従ってボ
タン操作を行ない、受付窓口端末1と対話しながら必要
な処理を進めるものである。社内電話機32の接続に際
しては(ステップS51)、接続時に対象とする電話機
32が液晶表示付きのものか否かを受付窓口端末1で判
別し(ステップS52)、液晶表示付きの場合には、音
声メッセージと同一の内容を持つ応答機能付き文字メッ
セージを送信して液晶ディスプレイに表示する(ステッ
プS53,S54)。この後、受信者からの応答メッセ
ージを受け取り、所定の処理を行なう(ステップS5
5,S56)。なお、受付窓口端末1には、その内部
に、液晶表示機能の有無を識別しうるPBX31と接続
された各部署の電話機32の選択テーブルを有する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、訪問者は、受付担当者
の有無に関らず来意を告げることができるとともに、面
談希望先等の選択や連絡も受付担当者の手を煩わせるこ
となく行なうことができる。一方、訪問者の受入側にお
いても、受付担当者を窓口に常駐させなくても、来客の
識別から応対まで、一連の受付業務を効率的に行なうこ
とができ、かつ訪問者情報の収集や管理も一元的に行な
えるため、受付業務の省力化や受付担当要員の効率的配
置あるいは来訪者への均質なサービスの提供に大きな効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における受付管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における受付窓口端末の動作
に対応してディスプレイ上に表示される画面の遷移を示
す図の一部である。
【図3】本発明の一実施例における受付窓口端末の動作
に対応してディスプレイ上に表示される画面の遷移を示
す図の一部である。
【図4】本発明の一実施例における窓口端末の動作手順
を示すフローチャートの一部である。
【図5】本発明の一実施例における窓口端末の動作手順
を示すフローチャートの一部である。
【図6】本発明の一実施例における受付管理部署端末に
おける概略処理を示すフローチャートの一部である。
【図7】本発明の一実施例における受付管理部署端末に
おける概略処理を示すフローチャートの一部である。
【図8】本発明の一実施例における窓口端末と面談相手
先電話との応答処理の概略を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 受付窓口端末 2 受付管理部署端末 3 社内電話網 11 名刺読取管理装置 12 ディスプレイ 13a キーボード 13b ポインティングデバイス 14 プリンタ 15 記憶装置 16 処理装置 21 ディスプレイ 22a キーボード 22b ポインティングデバイス 23 プリンタ 24 記憶装置 25 処理装置 31 交換機(PBX) 32 電話機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入された名刺を読取る手段、読取った
    情報をもとに訪問者の所属および個人名を含む名刺内容
    を出力するとともに、訪問者への案内メッセージを含む
    情報を出力する手段、該案内メッセージに応答して訪問
    者が入力した情報を取り込む手段、訪問者へのメッセー
    ジ情報および予約を含む訪問者情報を蓄積する手段、音
    声合成手段、および、通信路と社内電話網を介し訪問者
    情報と予約内容に応じたサービスの指示情報を送信する
    ように制御する手段を有する受付窓口端末と、該受付窓
    口端末と通信路を介して接続され、前記訪問者情報およ
    びメッセージ情報を作成・更新して、該受付窓口端末に
    登録する手段を有する受付管理部署端末と、複数の電話
    機および該電話機と前記受付窓口端末を接続する交換機
    を有する社内電話網とから構成されたことを特徴とする
    受付管理システム。
JP31662493A 1993-12-16 1993-12-16 受付管理システム Pending JPH07168889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31662493A JPH07168889A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 受付管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31662493A JPH07168889A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 受付管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07168889A true JPH07168889A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18079129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31662493A Pending JPH07168889A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 受付管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07168889A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218891A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Hitachi Ltd 情報サービス窓口システム
JP2002297836A (ja) * 2001-03-28 2002-10-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 受付システム、受付処理方法、及び受付処理用プログラム
US7031997B2 (en) 1996-09-20 2006-04-18 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for connecting terminals in a remote consulting system
JP2009088996A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Ntt Docomo Inc プレゼンス情報管理システム、プレゼンス情報表示管理サーバ及びプレゼンス情報表示方法
WO2009119169A1 (ja) * 2008-03-27 2009-10-01 ブラザー工業株式会社 来訪者受付装置
JP2010231716A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Oki Electric Ind Co Ltd 入退管理システム、入退管理方法及び入退管理プログラム
JP2018526725A (ja) * 2015-07-10 2018-09-13 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 業務状態をプロンプトする方法及び装置
JP2019061473A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 株式会社日本総合研究所 面談予定調整装置、面談予定調整方法及びプログラム
JP2020181525A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 清水建設株式会社 受付案内システム、受付案内方法
JP2021163015A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社プロトソリューション 受付システム及びプログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218891A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Hitachi Ltd 情報サービス窓口システム
US7031997B2 (en) 1996-09-20 2006-04-18 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for connecting terminals in a remote consulting system
JP2002297836A (ja) * 2001-03-28 2002-10-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 受付システム、受付処理方法、及び受付処理用プログラム
JP2009088996A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Ntt Docomo Inc プレゼンス情報管理システム、プレゼンス情報表示管理サーバ及びプレゼンス情報表示方法
WO2009119169A1 (ja) * 2008-03-27 2009-10-01 ブラザー工業株式会社 来訪者受付装置
JP2010231716A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Oki Electric Ind Co Ltd 入退管理システム、入退管理方法及び入退管理プログラム
JP2018526725A (ja) * 2015-07-10 2018-09-13 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 業務状態をプロンプトする方法及び装置
US10924440B2 (en) 2015-07-10 2021-02-16 Alibaba Group Holding Limited Method and apparatus for prompting work status
JP2019061473A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 株式会社日本総合研究所 面談予定調整装置、面談予定調整方法及びプログラム
JP2020181525A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 清水建設株式会社 受付案内システム、受付案内方法
JP2021163015A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社プロトソリューション 受付システム及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4001401B2 (ja) 無人受付システム
JP2004227228A (ja) 携帯電話注文受付システム
JP2000172756A (ja) 取引支援システム及びこのシステムに接続される情報端末装置
US20010035459A1 (en) Data output device and information-gathering system using the same
EP1908226A2 (en) Improved system architecture and method for customer flow management
US5563940A (en) System for connecting an incoming call to a selected one of a number of extensions
JPH11143957A (ja) 自動職業紹介システム
JPH07168889A (ja) 受付管理システム
JP2007257125A (ja) 予約処理システム
US6749112B2 (en) Method and program for visitor pass system
JP4323255B2 (ja) 窓口呼出システムおよび方法
JPH1125177A (ja) 遠隔予約システム
JP3892199B2 (ja) コールサービス装置、コールサービス方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3705477B2 (ja) 装置間通信方法
WO2017082039A1 (ja) 順番管理システム、順番管理装置および順番管理プログラム
KR100255731B1 (ko) 방문예약시스템
JP2004157704A (ja) 営業店管理システム
JP7058416B2 (ja) 受付システムおよび窓口操作機
JP2001291159A (ja) 名刺発行装置および名刺発行システム並びに個別情報印刷物発行端末および個別情報印刷物発行システム
JP3835196B2 (ja) 相談対応方法
KR20030073008A (ko) 휴대폰 문자 메시지를 이용한 은행의 순번알림장치
KR100902039B1 (ko) 고객 맞춤형 안내 시스템
JP2002209270A (ja) 受付処理システムおよび受付用端末装置
JP4876928B2 (ja) 発券装置
JP2003173373A (ja) 調剤薬局向け待ち情報通知システム