JP2009088996A - プレゼンス情報管理システム、プレゼンス情報表示管理サーバ及びプレゼンス情報表示方法 - Google Patents

プレゼンス情報管理システム、プレゼンス情報表示管理サーバ及びプレゼンス情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定のエリアに設置された表示手段で他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して、所望のプレゼンス情報を効率よく提供する。
【解決手段】ディスプレイ5を設置したエリアAR1内への携帯端末71が進入すると、その携帯端末71のユーザIDに関連付けて記憶された他のユーザIDを抽出し、そのユーザIDに対応するプレゼンス情報をディスプレイ5に表示させる。その結果として、ディスプレイ5を設置したエリア内に存在するユーザに関連付けられた他のユーザのプレゼンス情報が自動的にディスプレイ5に表示されるようになり、ディスプレイ5で他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話やPHSなどの移動局を用いるユーザのプレゼンス情報を管理するプレゼンス情報管理システム、プレゼンス情報表示管理サーバ及びプレゼンス情報表示方法に関する。
近年では、様々な形態の通信インフラが整備され、ユーザが常時いずれかの方法でネットワークに接続できる環境が整いつつある。このような環境の下、携帯電話を持ったユーザの位置情報を取得し、各ユーザがどこにいて、どのような状態にあるのかといったプレゼンス情報を第三者の移動局に提供するためのプレゼンスサーバを備えたシステムが知られている(特許文献1参照)。この種のシステムをオフィスに導入し、所定のディスプレイにプレゼンス情報を表示させるようにすることで、例えば、フリーオフィスで誰がどこで仕事しているのかを把握するのが困難であったという課題を解決でき、他のメンバがどこで仕事をしているのかをディスプレイに表示されたプレゼンス情報で確認できるようになる。
特開2006−197126号公報
しかしながら、従来のシステムでは、例えば、オフィスの入り口に設置されたディスプレイを介して来訪者に所望のプレゼンス情報を確認させるためには、オフィス内のメンバ全員のプレゼンス情報をディスプレイに表示させ、その中から来訪者に所望のメンバのプレゼンス情報を捜索させるか、メンバの名前、部署または位置などの切り口で来訪者にメンバの選択操作を行わせ、選択されたメンバのプレゼンス情報をディスプレイに表示させる必要があった。そして、前者の場合には、来訪者の視野に入るプレゼンス情報が多くなり過ぎるため、必要なプレゼンス情報の捜索のための負担が増え、後者の場合には、選択操作のための煩雑な手間が増えてしまう。
そこで、本発明は、所定のエリアに設置された表示手段で他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して、所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができるプレゼンス情報管理システム、プレゼンス情報表示管理サーバ及びプレゼンス情報表示方法を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、複数の移動局それぞれを測位する測位手段と、測位手段による測位結果に基づく移動局のプレゼンス情報を移動局の識別情報に対応付けて記憶するプレゼンス情報記憶手段と、を備えるプレゼンス情報管理システムにおいて、所定のエリアに設置された表示手段と、複数の移動局のうち、一の移動局の識別情報に関連付けて他の移動局の識別情報を記憶する関連ユーザ記憶手段と、所定のエリア内への一の移動局の進入の有無を判定するエリア進入判定手段と、エリア進入判定手段によって一の移動局の進入有りと判定された場合には、関連ユーザ記憶手段を参照して、一の移動局に関連する他の移動局の識別情報を抽出する関連ユーザ抽出手段と、関連ユーザ抽出手段によって抽出された他の移動局の識別情報に対応するプレゼンス情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
このプレゼンス情報管理システムでは、測位手段が移動局を測位しており、表示手段を設置している所定のエリア内に移動局が進入した場合には、関連ユーザ抽出手段によって、所定のエリア内に進入した一の移動局に関連する他の移動局の識別情報が関連ユーザ記憶手段から抽出される。さらに、表示制御手段によって、関連ユーザ抽出手段によって抽出された他の移動局の識別情報に対応するプレゼンス情報が表示手段に表示される。その結果として、所定のエリア内に存在するユーザに関連付けられた他のユーザのプレゼンス情報が自動的に表示手段に表示されるようになり、表示手段で他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
さらに、複数の移動局のうち、第1の移動局と第2の移動局とが同一時刻に同一エリアに滞在していた場合には、第1の移動局の識別情報に関連付けて第2の移動局の識別情報を記憶する生成関連ユーザ記憶手段を備え、関連ユーザ抽出手段は、第1の移動局が一の移動局である場合には、関連ユーザ記憶手段を参照して、他の移動局の識別情報を抽出すると共に、第1の移動局の識別情報に関連付けられて生成関連ユーザ記憶手段に記憶された識別情報を他の移動局の識別情報として抽出すると好適である。第1の移動局と第2の移動局とが同一時刻に同一エリアに滞在していた場合には、第1の移動局と第2の移動局とは関連付けられ、第1の移動局が表示手段を設置した所定のエリア内に進入した場合には、第2の移動局のプレゼンス情報が表示手段に表示されるようになる。その結果として、第1の移動局と第2の移動局との関連付けの自動化が可能になり、各移動局を利用するユーザ同士の関連付けを効率的に実行できる。
さらに、周期的に実行される前記移動局の測位結果に基づき、第1の移動局と第2の移動局とが同一時刻に同一エリア内に滞在していた回数を第1の移動局と第2の移動局との関連度として求める関連度生成手段を更に備え、関連ユーザ抽出手段は、第1の移動局の識別情報に関連付けられて生成関連ユーザ記憶手段に記憶された識別情報の数が所定の閾値を超える場合には、関連度の高い上位の識別情報を優先すると共に、閾値以下となる数の識別情報を他の移動局の識別情報として抽出すると好適である。第1の移動局と第2の移動局とが同一時刻に同一エリア内に滞在していた回数によって関連度の高低が決まり、関連度の高い移動局の識別情報が優先して抽出され、閾値以下となる数の移動局のプレゼンス情報が表示手段で表示される。その結果として、所定のエリアに進入した移動局との関連度の高い他の移動局のプレゼンス情報が優先して表示されるようになり、表示手段によって他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
また、本発明に係るプレゼンス情報表示管理サーバは、複数の移動局のうち、一の移動局の識別情報に関連付けて他の移動局の識別情報を記憶する関連ユーザ記憶手段と、表示手段を設置している所定のエリア内への一の移動局の進入の有無を判定するエリア進入判定手段と、エリア進入判定手段によって一の移動局の進入有りと判定された場合には、関連ユーザ記憶手段を参照して、一の移動局に関連する他の移動局の識別情報を抽出する関連ユーザ抽出手段と、関連ユーザ抽出手段によって抽出された他の移動局の識別情報に対応するプレゼンス情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定のエリア内に存在するユーザに関連付けられた他のユーザのプレゼンス情報が自動的に表示手段に表示されるようになり、表示手段で他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
また、本発明に係るプレゼンス情報表示方法は、表示手段を設置した所定のエリア内への一の移動局の進入の有無を判定するエリア進入判定ステップと、エリア進入判定ステップにおいて一の移動局の進入有りと判定された場合には、一の移動局の識別情報に関連付けて他の移動局の識別情報を記憶する関連ユーザ記憶手段を参照し、一の移動局の識別情報に関連する他の移動局の識別情報を抽出する関連ユーザ抽出ステップと、関連ユーザ抽出ステップにおいて抽出された他の移動局の識別情報に対応するプレゼンス情報を表示手段に表示させる表示ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定のエリア内に存在するユーザに関連付けられた他のユーザのプレゼンス情報が自動的に表示手段に表示されるようになり、表示手段で他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
本発明によれば、所定のエリアに設置された表示手段で他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るプレゼンス情報管理システムの好適な実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るプレゼンス情報管理システムの機能的構成を示す図である。また、図2は、測位ユニットが配置されたエリアを示す図である。
プレゼンス情報管理システム1Aは、例えば、オフィスビルの1階フロア及び2階フロアに自席を有するメンバのプレゼンス情報を管理するシステムである。2階フロアの北側入り口エリアAR1には2Fディスプレイ5が設置されている。2階フロアへの来訪者は、ディスプレイ5に表示されたプレゼンス情報、すなわち各フロアの地図上に表示されるメンバの位置情報を視認することで、1階フロア及び2階フロアに存在するメンバを確認することができる。また、1階の共有スペースAR6には、1Fディスプレイ8が設置されている。2Fディスプレイ5及び1Fディスプレイ8は、表示手段に相当する。
図1及び図2に示されるように、プレゼンス情報管理システム1Aは、携帯電話やPHSなどの携帯端末(移動局)71,72,73,74,75,76を周期的に測位する測位サーバ(測位手段)4と、携帯端末71〜76のプレゼンス情報、すなわち、携帯端末71〜76のユーザのプレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶サーバ(プレゼンス情報記憶手段)3と、携帯端末71〜76のユーザのプレゼンス情報を適宜に2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8に表示させるプレゼンス情報表示管理サーバ2Aとを備えている。
測位サーバ4の測位機能について説明する。1階フロア及び2階フロアの要所となる複数のエリアは、人為的な設定によって座標上に定義されている。本実施形態では、複数のエリアのうち、2F北側入り口エリアAR1、販売グループ席エリアAR2、第1会議室エリアAR3、第2会議室エリアAR4、2F共有スペースAR5、1F共有スペースAR6を例に説明する。各エリアには、それぞれ測位ユニット6A,6B,6C,6D,6E,6Fが設置されている。各測位ユニット6A〜6Fは、無線LANによって測位サーバ4に接続されている。測位サーバ4は、各測位ユニット6A〜6Fから取得した携帯端末71〜76の位置情報をプレゼンス情報管理サーバ3に送信する。
測位ユニット6Aは、複数の携帯端末71〜76の少なくともいずれか一つが、エリアAR1内に存在するか否かをかり、うになる。周期的に監視しており、例えば、携帯端末71を検出すると、携帯端末71の識別情報、すなわち、携帯端末71の利用者として登録されたユーザAのユーザID「0101」(図4及び6参照)を測位サーバ4に送信し、さらに測位時刻である検出時刻を測位サーバ4に送信する。測位ユニット6AからユーザAのユーザIDと測位時刻とを受信した測位サーバ4は、携帯端末71の測位結果として測位ユニット6Aの位置情報を取得する。さらに、測位サーバ4は、ユーザAのユーザID、測位ユニット6Aの位置情報及び測位時刻をプレゼンス情報管理サーバ3に送信する。同様にして、測位サーバ4は、例えば、測位ユニット6AからユーザB〜ユーザFのユーザIDと測位時刻とを受信すると、携帯端末72〜携帯端末76の測位結果として測位ユニット6Aの位置情報を取得し、ユーザB〜ユーザFのユーザIDと一緒に、測位ユニット6Aの位置情報と測位時刻とをプレゼンス情報管理サーバ3に送信する。
また、測位ユニット6Aは、携帯端末71〜携帯端末76が検出可能範囲から外れた場合には、携帯端末が存在しないことを示すユーザ無し情報を測位時刻と一緒に測位サーバ4に送信する。測位サーバ4は、ユーザ無し情報と測位時刻とをプレゼンス情報管理サーバ3に送信する。
測位ユニット6B〜測位ユニット6Fも同様であり、携帯端末71〜携帯端末76を検出すると、携帯端末71〜76の利用者として登録されたユーザA〜ユーザFのユーザIDと測位時刻とを測位サーバ4に送信する。測位サーバ4は、携帯端末71〜携帯端末76の測位結果として測位ユニット6B〜測位ユニット6Fの位置情報を取得し、ユーザA〜ユーザFのユーザIDと一緒に、測位ユニット6B〜測位ユニット6Fの位置情報と測位時刻とをプレゼンス情報管理サーバ3に送信する。また、測位サーバ4は、測位ユニット6B〜測位ユニット6Fからユーザ無し情報を取得した場合には、ユーザ無し情報と測位時刻とをプレゼンス情報管理サーバ3に送信する。
図3は、測位サーバ4のハードウェア構成を示す図である。測位サーバ4は、物理的には、CPU401、ROM402、RAM403、入力デバイス404、出力デバイス405、データ送受信デバイスである通信モジュール406及び補助記憶装置407などを備える。測位サーバ4の測位機能は、CPU401、RAM403等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU401の制御のもとで、通信モジュール406、入力デバイス404及び出力デバイス405を動作させるとともにRAM403におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
プレゼンス情報記憶サーバ3は、機能的な構成として、プレゼンス情報記憶部31、エリア情報記憶部32、位置情報記憶部33及び更新制御部34を備えている。
図4に示されるように、プレゼンス情報記憶部31は、複数の携帯端末71〜76をそれぞれ利用する各ユーザA〜FのユーザIDと各ユーザA〜Fのプレゼンス情報とを対応付けて記憶している。本実施形態でのプレゼンス情報とは、各ユーザA〜Fの携帯端末71〜76が捕捉されたエリアを意味している。図5に示されるように、エリア情報記憶部32は、測位ユニット6A〜測位ユニット6Fを設置した各エリアAR1〜AR6と、各エリアAR1〜AR6を定義付ける座標点とを対応付けて記憶している。図6に示されるように、位置情報記憶部33は、測位サーバ4から送信された位置情報と測位時刻とをユーザIDに対応付けて記憶している。
更新制御部34(図1参照)は、測位サーバ4から送信されたユーザID、位置情報及び測位時刻に基づいて位置情報記憶部33を更新し、更新後の位置情報記憶部33に基づいて、エリア情報記憶部32を参照してプレゼンス情報記憶部31を更新する。
例えば、図4及び図6では、測位時刻12:00での状態を示しており、この状態では、ユーザAのユーザID“0101”に対応して位置情報(1,1)が位置情報記憶部31に記憶され、ユーザAのユーザIDに対応して“2F北側入り口”がプレゼンス情報記憶部33に記憶されている。その後、更新制御部34は、例えば、測位サーバ4から測位時刻“12:01”、ユーザAのユーザID“0101”、測位ユニット6Bの位置情報(21,1)を測位サーバ4から受け付けると共に、測位ユニット6Aからのユーザ無し情報を受け付けると、位置情報記憶部33のユーザAの位置情報を(1,1)から(21,1)に変更し、測位時刻を“12:01”に変更する。また、更新制御部34は、エリア情報記憶部32を参照して位置情報を(21,1)が含まれるエリア、すなわち販売グループ席AR2を取得する。そして、更新制御部34は、ユーザAのユーザIDに対応付けてプレゼンス情報記憶部31に記憶されていたプレゼンス情報を、“2F北側入り口”から“販売グループ席”に変更する。
図7は、プレゼンス情報記憶サーバ3のハードウェア構成を示す図である。プレゼンス情報記憶サーバ3は、物理的には、CPU301、ROM302、RAM303、入力デバイス304、出力デバイス305、データ送受信デバイスである通信モジュール306及び補助記憶装置307などを備える。プレゼンス情報記憶サーバ3の上記の各機能は、CPU301、RAM303等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU301の制御のもとで、通信モジュール306、入力デバイス304及び出力デバイス305を動作させるとともにRAM303におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図1に示されるように、プレゼンス情報表示管理サーバ2Aは、機能的な構成として、エリア進入・退出判定部(エリア進入判定手段)21、ディスプレイ設置情報記憶部22、関連ユーザ抽出部(関連ユーザ抽出手段)23、関連ユーザ記憶部(関連ユーザ記憶手段)24及び表示制御部(表示制御手段)25を備えている。
エリア進入・退出判定部21は、プレゼンス情報記憶サーバ3のプレゼンス情報記憶部31とディスプレイ設置情報記憶部22とを定期的に参照し、各ディスプレイ5,8の設置エリア、すなわち2F北側入り口AR1,1F共有スペースAR6に進入した携帯端末の有無及び一旦進入した携帯端末の退出の有無を判定する。エリア進入・退出判定部21は、例えば、ユーザAのユーザIDに対応して“2F北側入り口”が記憶されていると、2Fディスプレイ5の設置エリアに携帯端末71が進入したと判定する。また、携帯端末71が進入したと判定した後に、プレゼンス情報記憶部31が更新され、ユーザAのユーザIDに対応して記憶されていた“2F北側入り口”が消去されると2Fディスプレイ5の設置エリアから携帯端末71が退出したと判定する。
図8に示されるように、ディスプレイ設置情報記憶部22は、2Fディスプレイ5及び1Fディスプレイ8をそれぞれ設置している設置エリアを、各ディスプレイ5,8に対応付けて記憶している。なお、各ディスプレイ5,8の設置エリアは人為的な入力操作によって適宜設定変更できる。
図9に示されるように、関連ユーザ記憶手段24は、一の携帯端末のユーザIDに関連付けて他の二つ携帯端末のユーザIDを記憶している。例えば、携帯端末71の利用者であるユーザAのユーザID“0101”に関連付けて、他の二つの携帯端末73,74のユーザC及びユーザDのユーザID“0303”,“0404”を記憶している。この関連付けは、各ユーザA〜Fの申し出などに基づいて予め設定されたものであり、人為的な入力操作によって適宜設定変更できる。
関連ユーザ抽出部(関連ユーザ抽出手段)23は、例えば、エリア進入・退出判定部21によって2Fディスプレイ5の設置エリアに、携帯端末71が進入したと判定されると、携帯端末71のユーザAのユーザID“0101”を検索キーに設定して関連ユーザ記憶手段24を検索し、関連する二つのユーザID“0303”、“0404”を抽出する。さらに、関連ユーザ抽出部23は、プレゼンス情報記憶サーバ3にアクセスし、ユーザID“0303”,“0404”を検索キーに設定してプレゼンス情報記憶部31を検索し、ユーザID“0303”,“0404”に対応するユーザC及びユーザDのプレゼンス情報を抽出する。
表示制御部25は、関連ユーザ抽出部23によって抽出されたユーザIDとプレゼンス情報とに基づいて2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8にプレゼンス情報を表示させる。例えば、表示制御部25は、2Fディスプレイ5の設置エリアに携帯端末71が進入し、ユーザC及びユーザDのユーザID“0303”,“0404”とユーザC及びユーザDのプレゼンス情報とを取得すると、2Fディスプレイ5上にユーザAに関連するユーザC,Dのプレゼンス情報を表示する。例えば、図12に示されるように、プレゼンス情報の表示は、1Fフロア及び2Fフロアの各エリアのレイアウトを模式的に示し、ユーザC及びユーザDが存在するエリアに、ユーザC及びユーザDの写真画像、名前や所属などを表示させてユーザC及びユーザDの位置を視認可能に報知する。
図10は、プレゼンス情報表示管理サーバ2Aのハードウェア構成を示す図である。プレゼンス情報表示管理サーバ2Aは、物理的には、CPU201、ROM202、RAM203、入力デバイス204、出力デバイス205、データ送受信デバイスである通信モジュール206及び補助記憶装置207などを備える。プレゼンス情報表示管理サーバ2Aの上記の各機能は、CPU201、RAM203等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU201の制御のもとで、通信モジュール206、入力デバイス204及び出力デバイス205を動作させるとともにRAM203におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図1または図2に示されるように、2Fディスプレイ5は、2F北側入り口エリアAR1に設置されている。2F北側入り口エリアAR1は、測位ユニット6Aによって携帯端末71〜76の進入、退出を検出可能な所定のエリアである。また、1Fディスプレイ5は、1F共有スペースAR6に設置されている。1F共有スペースAR6は、測位ユニット6Fによって携帯端末の進入、退出を検出可能な所定のエリアである。2Fディスプレイ5及び1Fディスプレイ8は、液晶モニタを備え、プレゼンス情報表示管理サーバ2Aの表示制御部25からの指示に従って所定の画像を出力する。
次に、上記のプレゼンス情報管理システム1Aによって実行されるプレゼンス情報表示方法について図11を参照して説明する。図11は、プレゼンス情報表示管理サーバ2Aでの動作手順を示すフローチャートである。
プレゼンス情報表示管理サーバ2Aのエリア進入・退出判定部21は、2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8の設置エリア、すなわち2F北側入り口エリアAR1または1F共有スペースAR6への携帯端末71〜76の進入の有無を監視している(ステップS1)。エリア進入・退出判定部21は、周期的にプレゼンス情報管理サーバ3にアクセスし、プレゼンス情報記憶部31を検索し、例えば、ユーザAのユーザIDに対応したプレゼンス情報として“2F北側入り口”が記憶されていた場合には、携帯端末71の進入有り、すなわち、2Fディスプレイ5の設置エリアにユーザAが居ると判断し、ユーザAのユーザIDを取得する。ステップS1は、エリア進入判定ステップに相当する。
エリア進入・退出判定部21によって2Fディスプレイ5の設置エリアにユーザAが居ると判断されると、関連ユーザ抽出部23は、エリア進入・退出判定部21によって取得されたユーザAのユーザID(一の携帯端末の識別情報)を検索キーに設定して関連ユーザ記憶部24を検索し、ユーザC及びユーザDのユーザID(他の携帯端末の識別情報)を抽出する関連ユーザ抽出処理を実行する(ステップS2)。ステップS2は、関連ユーザ抽出ステップに相当する。
次に、関連ユーザ抽出部23は、プレゼンス情報記憶サーバ3にアクセスし、プレゼンス情報記憶部31を参照し、抽出したユーザC及びユーザDのユーザIDに対応するプレゼンス情報、すなわち、関連ユーザのプレゼンス情報を取得する(ステップS4)。
なお、2F北側入り口エリアAR1に複数の携帯端末、例えば携帯端末71と携帯端末72とが一緒に進入した場合には、進入した総ての携帯端末71,72のユーザIDに関連する他のユーザIDの総てが関連ユーザ抽出部23によって抽出され、抽出された総ての他のユーザIDに対応するプレゼンス情報が取得される。
次に、表示制御部25は、関連ユーザ抽出部23によって抽出された関連ユーザのプレゼンス情報を自動的に2Fディスプレイ5に表示させる(ステップS4)。ユーザAは、自らと関連性の高いユーザC,Dのプレゼンス情報について2Fディスプレイ5を視認することで確認できる。ステップS4は、表示ステップに相当する。
なお、ユーザAが2F北側入り口エリアAR1から退出すると、エリアAR1内を監視する測位ユニット6Aはユーザ無し情報を測位サーバ4に送信し、測位サーバ4は、測位ユニット6Aからのユーザ無し情報をプレゼンス情報記憶サーバ3に送信する。プレゼンス情報記憶サーバ3の更新制御部34は、測位ユニット6Aからのユーザ無し情報を受け付けると、ユーザAのユーザIDに対応する2F北側入り口AR1を消去するようにプレゼンス情報記憶部31を更新する。プレゼンス情報表示管理サーバ2Aでは、エリア進入・退出判定部21が、プレゼンス情報記憶部31を周期的に監視しており、“2F北側入り口”に対応するユーザIDが無くなると、2Fディスプレイ5の設置エリアにユーザが居ない、すなわち、ユーザが退出したと判断する(ステップS1)。
エリア進入・退出判定部21によってユーザが居ないと判断されると、表示制御部25は、2Fディスプレイ5に表示されていたプレゼンス情報の表示を停止させ、初期画像を表示させる(ステップS5)。その結果として、ユーザの退出後においても引き続き関連ユーザのプレゼンス情報が表示され続けてしまうのを防止できる。
以上のプレゼンス情報表示管理サーバ2A、プレゼンス情報管理システム1A及びプレゼンス情報表示方法によれば、測位サーバ4が携帯端末71〜76を測位しており、例えば、2Fディスプレイ5を設置しているエリアAR1内に一の携帯端末71が進入した場合には、関連ユーザ抽出部23によって、一の携帯端末71に関連する他の携帯端末73,74のユーザIDが関連ユーザ記憶部24から抽出される。さらに、表示制御部25によって、関連ユーザ抽出部23によって抽出された他の携帯端末73,74のユーザIDに対応するプレゼンス情報が2Fディスプレイ5に表示される。その結果として、エリアAR1内に存在するユーザAに関連付けられた他のユーザC,Dのプレゼンス情報が自動的に2Fディスプレイ5に表示されるようになり、2Fディスプレイ5で他のユーザC,Dのプレゼンス情報を確認しようとするユーザAに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
(第2実施形態)
次に、図13及び図14を参照し、第2実施形態に係るプレゼンス情報表示管理サーバ2Bを備えたプレゼンス情報管理システム1Bについて説明する。なお、プレゼンス情報表示管理サーバ2B及びプレゼンス情報管理システム1Bについて、第1実施形態に係るプレゼンス情報表示管理サーバ2A及びプレゼンス情報管理システム1Aと同一または同等の要素には図中で同じ符号を付し、その説明を省略する。
プレゼンス情報表示管理サーバ2Bは、第1実施形態に係るプレゼンス情報表示管理サーバ2Aと同様に、機能的構成としてエリア進入・退出判定部21、ディスプレイ設置情報記憶部22、関連ユーザ抽出部23、関連ユーザ記憶部24及び表示制御部25を備えている。さらに、プレゼンス情報表示管理サーバ2Bは、関連度生成部(関連度生成手段)26及び生成関連ユーザ記憶部(生成関連ユーザ記憶手段)27を備えている。
生成関連ユーザ記憶部27は、複数の携帯端末71〜76それぞれのユーザIDに対応付けて自動的に関連付けられた関連ユーザのユーザID及び関連度を記憶している。なお、図14は生成関連ユーザ記憶部27に記憶された情報の一例であり、ユーザAのユーザIDに対応する関連ユーザのユーザID及び関連度を示している。生成関連ユーザ記憶部27には、同様にして、ユーザB〜ユーザFのユーザIDに対応する関連ユーザのユーザID及び関連度が記憶されている。
関連度生成部26は、周期的にプレゼンス情報管理サーバ3にアクセスし、プレゼンス情報記憶部31に記憶されているプレゼンス情報を監視している。そして、関連度生成部26は、複数の携帯端末71〜76のうち、第1の携帯端末、例えば携帯端末75と、第2の携帯端末、例えば携帯端末76とが同一時刻に同一エリアに滞在していた場合には、携帯端末75のユーザEと携帯端末76のユーザFとは関連性有りと判断し、それぞれのユーザIDに対応付けて関連ユーザノユーザIDを生成関連ユーザ記憶部27に登録する。さらに、関連度生成部26は、携帯端末75と携帯端末76とが同一時刻に同一エリアに滞在していた回数を関連度として求め、生成関連ユーザ記憶部27に記憶させる。
例えば、ユーザEとユーザFとが同一時刻に2F共有スペースAR5に滞在していた場合には、図4に示されるように、ユーザEのユーザID“0505”に対応して“2F共有スペース”が記憶されており、同様に、ユーザFのユーザID“0606”に対応して“2F共有スペース”が記憶されている。関連度生成部26は、ユーザE及びユーザFのそれぞれのユーザIDに対応して同一のプレゼンス情報が記憶されていると、ユーザEとユーザFとは互いに関連性があると判断する。さらに、関連度生成部26は、生成関連ユーザ記憶部27を参照し、ユーザEのユーザIDに対応してユーザFのユーザIDが登録されていない場合には、ユーザFのユーザIDを新規に登録して関連度“1”を登録し、ユーザFのユーザIDが既に登録されている場合には、関連度に“1”を加算して関連度を求め、加算後の関連度に書き換える。同様にして、ユーザFのユーザIDに対応して生成関連ユーザ記憶部27にユーザEのユーザIDが登録されていない場合には、ユーザEのユーザIDを新規に登録して関連度“1”を登録し、ユーザEのユーザIDが既に登録されている場合には、関連度に“1”を加算して関連度を求め、加算後の関連度に書き換える。
関連ユーザ抽出部23は、例えば、エリア進入・退出判定部21によって2Fディスプレイ5の設置エリアに、携帯端末71が進入したと判定されると、上述の第1実施形態での処理と同様に、関連ユーザ記憶手段24を検索し、関連する二つのユーザID“0303”、“0404”を抽出する。さらに、関連ユーザ抽出部23は、ユーザAのユーザID“0101”を検索キーに設定して生成関連ユーザ記憶部27を検索し、ユーザAのユーザIDに対応するユーザIDを抽出する。さらに、関連ユーザ抽出部23は、関連ユーザ記憶部24及び生成関連ユーザ記憶部27から抽出したユーザIDに基づいてプレゼンス情報記憶サーバ3のプレゼンス情報記憶部31を検索し、抽出したユーザIDに対応するプレゼンス情報を抽出する。
なお、プレゼンス情報表示管理サーバ2Bには、生成関連ユーザ記憶部27から抽出するユーザIDの上限となる閾値が人為的に予め設定されている。例えば、閾値が“20”であり、ユーザAが2Fディスプレイ5の設置エリアに進入し、ユーザAのユーザIDに対応して生成関連ユーザ記憶部27に記憶されているユーザIDの数が“20”を超えている場合を想定して説明する。この場合、関連ユーザ抽出部23は、ユーザAのユーザIDに対応する複数のユーザIDのうち、関連度の高いものを上位として優先的に抽出する。そして、関連ユーザ抽出部23は、20個のユーザIDを抽出すると、ユーザIDの抽出を終了し、抽出したユーザIDに対応するプレゼンス情報を取得する。
表示制御部25は、関連ユーザ抽出部23によって抽出されたプレゼンス情報を2Fディスプレイ5に表示させる。
次に、図15を参照して、関連度生成部26による関連度生成方法を説明する。図15は、関連度生成方法の動作手順を示すフローチャートである。
関連度生成部26は、所定の周期が経過するとプレゼンス情報管理サーバ3にアクセスし(ステップS21)、プレゼンス情報記憶部31に記憶されたプレゼンス情報を取得する(ステップS22)。
続いて、関連度生成部26は、同一エリアに滞在したユーザを特定する(ステップS23)。例えば、ユーザA、ユーザB及びユーザCの各ユーザIDに対応付けられたプレゼンス情報が同一のエリアであった場合には、ユーザA、ユーザB及びユーザCは関連性有りと判断し、ユーザA、ユーザB及びユーザCを特定する。
関連度生成部26によってユーザA、ユーザB及びユーザCが関連性有りと判断された場合には、ユーザAとユーザB,Cの関連度を“1”上げる(ステップS24)。すなわち、関連度生成部26は、生成関連ユーザ記憶部27を参照し、ユーザAのユーザIDに対応してユーザB,CのユーザIDが登録されていない場合には、ユーザB,CのユーザIDを新規に登録して関連度“1”を登録し、ユーザB,CのユーザIDが既に登録されている場合には、関連度に“1”を加算して関連度を求め、生成関連ユーザ記憶部27を書き換える。書き換えられた後の関連度は、ユーザAがユーザB及びユーザCと一緒に同一時刻に同一エリアに滞在していた回数を示している。
続いて、関連度生成部26は、ユーザBとユーザA,Cの関連度を“1”上げ(ステップS25)、ユーザCとユーザA,Bの関連度を“1”上げる(ステップS26)。
次に、第2実施形態に係るプレゼンス情報管理サーバ1Bによるプレゼンス情報表示方法について説明する。このプレゼンス情報表示方法は、第1実施形態に係るプレゼンス情報表示方法に対して関連ユーザ抽出処理が異なる。そこで、第1実施形態に係るプレゼンス情報表示方法との相違点を中心にして説明する。図16は、関連ユーザ抽出処理の動作手順を示すフローチャートである。
関連ユーザ抽出処理が開始すると、関連ユーザ抽出部23は、まず、関連ユーザ記憶部24から関連ユーザを取得する(ステップS11)。すなわち、関連ユーザ抽出部23は、関連ユーザ記憶部24を参照し、2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8の設置エリアAR1,AR6に進入した携帯端末のユーザIDに対応するユーザIDを抽出する(ステップS11)。
続いて、関連ユーザ抽出部23は、生成関連ユーザ記憶部27から関連ユーザを取得する(ステップS12)。すなわち、関連ユーザ抽出部23は、生成関連ユーザ記憶部27を参照し、2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8の設置エリアAR1,AR6に進入した携帯端末のユーザIDに対応する関連ユーザのユーザIDを抽出する。ここで、関連ユーザ抽出部23は、関連度の高いユーザIDを優先し、閾値内のユーザIDを抽出する。
続いて、関連ユーザ抽出部23は、ステップS11及びステップS12で抽出したユーザIDが重複しないようにor情報を整理する(ステップS13)。
図11に示されるように、後続のステップS3では、ステップS13で整理された後のユーザIDに対応するプレゼンス情報が取得され(ステップS3)、そのプレゼンス情報が2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8に表示される。
第2実施形態に係るプレゼンス情報表示管理サーバ2B、プレゼンス情報管理システム1Bによれば、複数の携帯端末71〜76のうち、第1の携帯端末と第2の携帯端末とが同一時刻に同一エリアに滞在していた場合には、第1の携帯端末と第2の携帯端末とは関連付けられ、第1の携帯端末が2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8を設置した所定のエリア内に進入した場合には、第2の携帯端末のプレゼンス情報が2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8に表示されるようになる。その結果として、第1の携帯端末と第2の携帯端末との関連付けの自動化が可能になり、各携帯端末71〜76を利用するユーザ同士の関連付けを効率的に実行できる。
さらに、関連度生成部26は、周期的に実行される携帯端末71〜76の測位結果に基づき、第1の携帯端末と第2の携帯端末とが同一時刻に同一エリア内に滞在していた回数を第1の携帯端末と第2の携帯端末との関連度として求め、関連ユーザ抽出部23は、第1の携帯端末のユーザIDに関連付けられて生成関連ユーザ記憶部27に記憶されたユーザIDの数が所定の閾値を超える場合には、関連度の高い上位のユーザIDを優先すると共に、閾値以下となる数のユーザIDを抽出する。そして、第1の携帯端末と第2の携帯端末とが同一時刻に同一エリア内に滞在していた回数によって関連度の高低が決まり、関連度の高い携帯端末のユーザIDが優先して抽出され、閾値以下となる数の携帯端末のプレゼンス情報が2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8で表示される。その結果として、2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8の設置エリアに進入した携帯端末との関連度の高い他の携帯端末のプレゼンス情報が優先して表示されるようになり、2Fディスプレイ5または1Fディスプレイ8によって他のユーザのプレゼンス情報を確認しようとするユーザに対して所望のプレゼンス情報を効率よく提供することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、携帯端末の測位にはGPS測位を利用しても良い。また、プレゼンス情報記憶サーバを設けることなく、プレゼンス情報表示管理サーバ内にプレゼンス情報記憶部を設けるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るプレゼンス情報管理システムの機能的構成を示す図である。 複数の測位ユニットが配置された各エリアを示す図である。 測位サーバのハードウェア構成を示す図である。 プレゼンス情報記憶部に記憶されたプレゼンス情報の一例を示す図である。 エリア情報記憶部に記憶されたエリア情報の一例を示す図である。 位置情報記憶部に記憶された位置情報の一例を示す図である。 プレゼンス情報記憶サーバのハードウェア構成を示す図である。 ディスプレイ設置情報記憶部に記憶された設置エリアの一例を示す図である。 関連ユーザ記憶部に記憶された関連ユーザのユーザIDの一例を示す図である。 プレゼンス情報表示管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 プレゼンス情報表示方法の動作手順を示す図である。 2Fディスプレイに表示された画像の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るプレゼンス情報管理システムの機能的構成を示す図である。 生成関連ユーザ記憶部に記憶されたユーザAの関連ユーザIDの一例を示す図である。 関連度生成方法の動作手順を示すフローチャートである。 関連ユーザ抽出処理の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1A,1B…プレゼンス情報管理システム、2A,2B…プレゼンス情報表示管理サーバ、3…プレゼンス情報記憶サーバ(プレゼンス情報記憶手段)、4…測位サーバ(測位手段)、5…2Fディスプレイ(表示手段)、8…1Fディスプレイ(表示手段)、21…エリア進入・退出判定部(エリア進入判定手段)、23…関連ユーザ抽出部(関連ユーザ抽出手段)、24…関連ユーザ記憶部(関連ユーザ記憶手段)、26…関連度生成部(関連度生成手段)、27…生成関連ユーザ記憶部(生成関連ユーザ記憶手段)。

Claims (5)

  1. 複数の移動局それぞれを測位する測位手段と、前記測位手段による測位結果に基づく前記移動局のプレゼンス情報を前記移動局の識別情報に対応付けて記憶するプレゼンス情報記憶手段と、を備えるプレゼンス情報管理システムにおいて、
    所定のエリアに設置された表示手段と、
    前記複数の移動局のうち、一の移動局の識別情報に関連付けて他の移動局の識別情報を記憶する関連ユーザ記憶手段と、
    前記所定のエリア内への前記一の移動局の進入の有無を判定するエリア進入判定手段と、
    前記エリア進入判定手段によって前記一の移動局の進入有りと判定された場合には、前記関連ユーザ記憶手段を参照して、前記一の移動局に関連する前記他の移動局の識別情報を抽出する関連ユーザ抽出手段と、
    前記関連ユーザ抽出手段によって抽出された前記他の移動局の識別情報に対応するプレゼンス情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするプレゼンス情報管理システム。
  2. 前記複数の移動局のうち、第1の移動局と第2の移動局とが同一時刻に同一エリアに滞在していた場合には、前記第1の移動局の識別情報に関連付けて前記第2の移動局の識別情報を記憶する生成関連ユーザ記憶手段を更に備え、
    前記関連ユーザ抽出手段は、前記第1の移動局が前記一の移動局である場合には、前記関連ユーザ記憶手段を参照して、前記他の移動局の識別情報を抽出すると共に、前記第1の移動局の識別情報に関連付けられて前記生成関連ユーザ記憶手段に記憶された前記識別情報を前記他の移動局の識別情報として抽出することを特徴とする請求項1記載のプレゼンス情報管理システム。
  3. 周期的に実行される前記移動局の測位結果に基づき、前記第1の移動局と前記第2の移動局とが同一時刻に同一エリア内に滞在していた回数を前記第1の移動局と前記第2の移動局との関連度として求める関連度生成手段を更に備え、
    前記関連ユーザ抽出手段は、前記第1の移動局の識別情報に関連付けられて前記生成関連ユーザ記憶手段に記憶された前記識別情報の数が所定の閾値を超える場合には、前記関連度の高い上位の前記識別情報を優先すると共に、前記閾値以下となる数の前記識別情報を前記他の移動局の識別情報として抽出することを特徴とする請求項2記載のプレゼンス情報管理システム。
  4. 複数の移動局のうち、一の移動局の識別情報に関連付けて他の移動局の識別情報を記憶する関連ユーザ記憶手段と、
    表示手段を設置している所定のエリア内への前記一の移動局の進入の有無を判定するエリア進入判定手段と、
    前記エリア進入判定手段によって前記一の移動局の進入有りと判定された場合には、前記関連ユーザ記憶手段を参照して、前記一の移動局に関連する前記他の移動局の識別情報を抽出する関連ユーザ抽出手段と、
    前記関連ユーザ抽出手段によって抽出された前記他の移動局の識別情報に対応するプレゼンス情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするプレゼンス情報表示管理サーバ。
  5. 表示手段を設置した所定のエリア内への一の移動局の進入の有無を判定するエリア進入判定ステップと、
    前記エリア進入判定ステップにおいて前記一の移動局の進入有りと判定された場合には、前記一の移動局の識別情報に関連付けて他の移動局の識別情報を記憶する関連ユーザ記憶手段を参照し、前記一の移動局の識別情報に関連する前記他の移動局の識別情報を抽出する関連ユーザ抽出ステップと、
    前記関連ユーザ抽出ステップにおいて抽出された前記他の移動局の識別情報に対応するプレゼンス情報を前記表示手段に表示させる表示ステップと、を備えることを特徴とするプレゼンス情報表示方法。
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