JPH07168832A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

Info

Publication number
JPH07168832A
JPH07168832A JP5283202A JP28320293A JPH07168832A JP H07168832 A JPH07168832 A JP H07168832A JP 5283202 A JP5283202 A JP 5283202A JP 28320293 A JP28320293 A JP 28320293A JP H07168832 A JPH07168832 A JP H07168832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
document
page
extracted
editing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5283202A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Ono
正史 小野
Yoshihiro Kamata
義弘 鎌田
Hiroko Isozaki
浩子 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5283202A priority Critical patent/JPH07168832A/ja
Publication of JPH07168832A publication Critical patent/JPH07168832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書を作成し編集する文書作成装置におい
て、文書中の編集位置を決定する際に、文書中の任意の
場所を編集位置として容易に選択・設定する。 【構成】 文書を作成し編集する編集手段を有する文書
作成装置において、文書の全ての頁あるいは一部の頁
の、頁内容の特徴を示す特徴データのうち抽出すべき特
徴データを設定する抽出データ設定手段と、この抽出デ
ータ設定手段によって設定された特徴データを抽出する
ページデータ抽出手段と、このページデータ抽出手段に
よって抽出された特徴データを表示する文書表示手段
と、この文書表示手段によって表示される前記特徴デー
タから編集対象位置を選択・設定する選択・設定手段と
を少なくとも備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書作成装置に関し、
特に頁を構成する文章、グラフおよび表などの編集を容
易にする文書作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書作成装置では、編集位置が明
確に定まっていない文書の編集位置を決定する場合、ペ
ージを1枚ずつめくって必要とするページの目的とする
編集位置を決定するか、あるいは特開平3−12396
2号公報に開示されているように、全てのページまたは
一部のページあるいは分割されたページ内容のレイアウ
トを画面に表示して編集位置を決定する技術が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、文書のページを1枚ずつめくって必要ペー
ジの編集位置を決定する必要があり、この操作は煩わし
く、特に、ページの内容が複雑な場合には、ページの表
示に多くの時間がかかり、操作性の上で問題がある。
【0004】また、文書の全てのページまたは一部のペ
ージあるいは分割されたページ内容のレイアウトを画面
に表示する方法では、ページ数が多い場合にはレイアウ
トを縮小しなければならず、ページ内容の判別が困難と
なり、全てのページを表示することが困難であるという
問題がある。
【0005】本発明の目的は、文書中の編集位置を決定
する際に、文書中の任意の場所を編集位置として容易に
選択・設定することを可能とする文書作成装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、文書を作成し編集する編集手段を有する文
書作成装置において、文書の全ての頁あるいは一部の頁
の、頁内容の特徴を示す特徴データのうち抽出すべき特
徴データを設定する抽出データ設定手段と、この抽出デ
ータ設定手段によって設定された特徴データを抽出する
ページデータ抽出手段と、このページデータ抽出手段に
よって抽出された特徴データを表示する文書表示手段
と、この文書表示手段によって表示される前記特徴デー
タから編集対象位置を選択・設定する選択・設定手段と
を少なくとも備えたものである。
【0007】
【作用】前記手段によれば、文書を作成し編集する編集
手段を有する文書作成装置において、抽出データ設定手
段で、文書の全ての頁あるいは一部の頁の、頁内容の特
徴を示す特徴データのうち抽出すべき特徴データを設定
し、また、ページデータ抽出手段で、前記設定された特
徴データを抽出し、また、文書表示手段で、この抽出さ
れた特徴データを表示して、選択・設定手段で、この表
示された特徴データから編集対象位置を選択・設定する
ようにしたので、1つの文書中における編集対象位置
(編集対象とするページまたは任意のページ内における
文章、グラフあるいは表など)の選択・設定を容易に行
うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0009】図1は、本発明を適用した文書作成装置の
一実施例の全体構成を示す全体構成図である。
【0010】図1において、本発明を適用した文書作成
装置は、テキスト、グラフ、図形、表などの編集データ
を含む文書の作成、挿入、削除、移動などの編集を行う
編集手段10と、文書の全部の編集対象となる部分およ
び各ページ内容の特徴を表す特徴データを表示する文書
表示手段20と、文書表示手段20によって表示される
特徴データを、作成後あるいは作成中の文書から抽出す
るページデータ抽出手段30と、ページデータ抽出手段
30に対して抽出する特徴データの種類を設定する抽出
データ設定手段40と、文書中の抽出する特徴データを
指定する抽出データ指定手段50と、ページの特徴を示
すキーワードを特徴データとして新たに追加するページ
フラグデータ入力手段60とから構成される。
【0011】また、前記各手段は、特に図示しないが、
一般的な文書作成装置と同様に、文書の編集等の処理を
実行する中央処理装置(以下、CPUという)と、CP
Uが実行する各種処理に対するプログラムや編集データ
を記憶する記憶装置(以下、メモリという)と、CPU
による文書の編集結果を表示する表示装置と、各種指
示、編集データなどを外部から入力する入力装置とから
構成されるハードウェアを有し、これらの構成による文
書作成装置において、前記プログラムを実行することに
より実現されるものである。
【0012】ここで、入力装置としては、キーボード、
マウスなどを用いることが可能であり、抽出データ設定
手段40、ページフラグデータ入力手段50、および抽
出データ指定手段60の構成要素としてはマウスを用い
ることが望ましい。
【0013】また、文書表示手段20は、文書をページ
に分割するページ分割手段21と、ページ分割手段21
により分割されたページと元の文書中のページとの対応
付けや各ページごとに表示された特徴データと文書中に
ある特徴データの位置との対応付けを行う対応手段22
と、外部からの指示に従って編集ページ、編集位置を決
定するページ選択手段23と、抽出された特徴データと
ページ内にある特徴データの座標との間の座標変換や文
書と表示されたページの座標との間で座標変換を行う座
標変換手段24と、対応手段22により対応付けられた
ページ、抽出された特徴データを表示する表示手段25
とから構成される。
【0014】また、ページデータ抽出手段30は、ペー
ジを作成する際に作成装置によって抽出が行われるよう
にするデータ抽出手段31と、外部からの指示に従って
指定箇所の特徴データを抽出する指定箇所データ抽出手
段32と、文書中には表われない特徴データとして新た
にキーワードを付加するページフラグデータ追加手段3
3とから構成される。
【0015】さらに、データ抽出手段31は、特徴デー
タを抽出した後、さらにオブジェクト指向技術などによ
り文書の属性などに関する属性データ(テキスト、グラ
フ、図形、表など)をアイコンなどに加工する文書属性
データ抽出手段31a、特徴データの抽出のみ対応箇所
を明示した文書特定箇所データ抽出手段31bで構成さ
れる。
【0016】次に、以上の構成から成る本発明を適用し
た文書作成装置によるページ内容の特徴を示す特徴デー
タの抽出方法について説明する。
【0017】図2は作成後の文書の任意のページからペ
ージ内容の特徴を示す特徴データの抽出方法を説明する
ための説明図である。
【0018】図2において、200は、作成後の文書の
任意のページであり、210は、抽出された特徴データ
を表示するウィンドウの一部分である。
【0019】このページ200の内容の特徴として、ま
ず、ページ200の冒頭の数語が抽出され、特徴データ
を表示するウィンドウの一部分210内の領域a201
に表示される。また、ぺージ200の末尾の数語が抽出
され、領域b202に表示される。
【0020】図2において、ページ200内の文章部分
のみが抽出されて領域e205に表示される。また、ペ
ージ200内のグラフが抽出され、領域f206に、さ
らに、ページ200内の表が抽出されて領域g207に
表示される。
【0021】これらページ200の内容の特徴を示す、
文章(ページ冒頭および末尾の数語)、グラフおよび表
などの抽出は、ページ抽出手段30を構成するデータ抽
出手段31によって行われるものであり、本実施例で
は、抽出データ設定手段40により予め設定しておいた
ものである。
【0022】なお、領域e205、領域f206および
領域g207に表示されている文章、グラフおよび表
は、文書属性データ抽出手段31aによって加工された
アイコンとして表示されているものである。
【0023】このアイコンとして表示される、文章、グ
ラフおよび表は、後に、文書の修正、変更を行う場合
に、ページ選択手段23によって選択する時に必要とな
るものである。
【0024】また、図2では、ページ200内において
特にユーザが抽出すべき特徴データとして、「失敗事
項」を抽出し、領域c203に表示している。これは、
抽出データ指定手段50によってユーザが外部から指定
したものである。
【0025】さらに、領域d204には、「3.1 結果と
考察」h208のように、実際の文書中にはないが、ユ
ーザがページフラグデータ入力手段60を用いて、ペー
ジ200の特徴データとして追加して表示するようにし
たものであり、このように後から特徴データを追加して
表示することも可能である。
【0026】なお、本実施例は、作成後の文書について
説明したが、作成中の文書内の特徴データを抽出するこ
とも可能である。
【0027】また、抽出すべき特徴データは、予め抽出
データ設定手段40によって設定しておいてもよいし、
文書作成中に抽出データ指定手段50によって指定して
もよい。
【0028】次に、こうして各ページの特徴データが抽
出された文書を1つのウィンドウに表示し、この表示さ
れた文書から任意のページを選択し、ページ内容の修
正、変更を行う場合について説明する。
【0029】図3は編集対象を表示するためのウィンド
ウを示す図である。図3(A)において、310a〜3
10fは、ウィンドウ300に対する操作の指示を入力
するための制御ボックスであり、310aはウィンドウ
300での作業を終了してウィンドウ300を閉じるこ
とを指示するための終了ボックス、310b〜310e
はウィンドウ300内の領域をスクロールを指示するた
めのスクロールボックス、310fはウィンドウ300
のサイズ変更を指示するサイズ変更ボックスである。
【0030】図3(A)において、ウィンドウ300に
表示される各ページは必ず基本領域と呼ばれる領域30
1aを有し、基本領域301aの中には、一部の領域3
02bを有することがある。基本領域301aには文書
が表示され、一部の領域302bには、領域の属性に応
じて、文章、図形、グラフ、表などの属性データが割り
当てられる。
【0031】また、文書は必ずしもページ単位で表示す
る必要はなく、例えば、領域303cはページ内の図形
だけを編集対象として表示することも可能である(図形
は図示していない)。
【0032】本実施例では、抽出する特徴データをペー
ジごとにまとめて表示するようにしている。領域304
dは、抽出した特徴データの表示用に割り当てられたウ
ィンドウ300内の子ウィンドウであり、必要に応じて
領域301a、あるいは領域302bの前面に表示する
ことができる。領域304dはさらに領域305eのよ
うにページごとに領域分割されているが、領域304d
に対し指示をすることにより、各ページ領域をまとめて
一括操作を行うことも可能である。
【0033】また、ページ数が多くなり、領域304d
内に表示不可能な場合には、抽出する特徴データの種類
の制限による領域の縮小、領域304dと同じ領域(複
製)の作成、画面表示領域外への展開などにより対処す
る。
【0034】図3(B)は他の表示例を示した図であ
る。図3(B)において、編集対象の領域321aの表
示を優先し、ウィンドウ320内の空いている領域32
4dに抽出した特徴データを表示するようにしたもので
ある。
【0035】この方法では、抽出した特徴データを表示
するページを選択することが必要になる。本実施例では
編集対象となった時点の新しいものから表示するように
している。図3(B)では、領域321aが最も新らし
く、領域323cが次に新しいことを示している。
【0036】ユーザは、こうして表示された各ページの
特徴を示す特徴データを参照し、ページ選択手段23を
使用して編集を行うページを選択する。
【0037】また、ページ内の編集対象位置の選択は、
前記各ページに表示されるアイコン(図2内のe205
〜g207参照)をクリックすることにより実行され
る。
【0038】図4は本実施例の処理手順を示すフローチ
ャートである。図4において、処理が開始されると、ま
ず、新たに文書を作成するか、あるいは既に作成した文
書を更新するかを判定する(S401)。既成文書の更
新の場合は(S401:更新)、指定された文書に対応
する構成データをファイル装置から読み出す(S40
2)。
【0039】また、新規に文書を作成する場合には(S
401:新規)、文書構成データの初期設定を行う(S
403)。
【0040】次のステップ、S404で、処理に必要な
制御データ等を設定するための初期処理を行う(S40
4)。そして、前回終了時の特徴データを基にして、本
実施例のプログラム起動後の編集対象ページの決定し表
示する(S405)。
【0041】入力済みのページから抽出した特徴データ
の表示を終了すると(S406)、文書編集者(ユー
ザ)からの入力を受け付け(S407)、入力の判定を
行う(S408)。
【0042】S408において、編集対象となっている
領域が入力領域として指定された場合は(S408:編
集対象ページの入力)、編集処理を行う(S409)。
【0043】そして、対象ページへの入力が完了したか
否か(次ページへの移動)を判定し(S410)、入力
が完了した場合には(S410:Yes)、データ抽出
手段31により、図2に示す領域201a、202b、
203c、204e、205e、206f、207g
(あるいは、追加した特徴データ「3.1 結果と考察」h
208)のような特徴データを抽出し、図3に示すよう
にウィンドウ300に表示する。
【0044】S408において、入力済みのページから
抽出した特徴データの表示部分が選択されて入力処理
(抽出する特徴データの指定)がなされた場合、図2で
説明したように編集対象ページ、編集対象位置が選択/
設定される(S412)。
【0045】また、S408において、メニュー選択の
場合、選択内容の判定、処理を行う(S413)。
【0046】終了処理は、S413にても可能である
が、S414を設け、ここで終了判定を行う。終了しな
い場合は(S414:No)、各ページの抽出した特徴
データの表示内容をS406にて変更した後、再び入力
処理(S407)を実行する。
【0047】終了する場合は(S414:Yes)、S
415にて編集した特徴データ、抽出した特徴データ、
および環境情報などをメモリ(図示していない)に格納
した後、文書作成プログラムの実行を終了する。
【0048】図5は、図4におけるS406の入力済み
のページから抽出した特徴データを表示する表示ルーチ
ンのフローチャートである。図5において、まず、起動
時の判定を行う(S501)。これは起動後1回目か否
かを判定するものであり、1回目に起動された時点では
抽出した特徴データを表示するためのウィンドウが作成
されていないため(S501:Yes)、ウィンドウの
作成と抽出した特徴データの表示を行い(S502)、
図4のS406に戻る。
【0049】1回目でなければ(S501:No)、す
なわち既にウィンドウの作成、表示が行われている場合
は、表示中の特徴データを変更するか否かを判断する
(S503)。
【0050】もし、変更が必要な場合には(S503:
Yes)、特徴データの表示内容の変更を行い(S50
4)、図4のS406に戻る。変更が必要なければ(S
503:No)、そのまま図4のS406に戻る。
【0051】図6は図4におけるS409の編集処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【0052】図6において、まず、抽出する特徴データ
を設定するか否かを判定し(S601)、特徴データを
設定する場合は(S601:Yes)、抽出データ設定
手段40により抽出すべき特徴データの設定を行い(S
602)、図4のS410に戻る。
【0053】抽出する特徴データを設定しない場合は
(S601:No)、ページフラグデータ(新たな特徴
データとしてのキーワードなど)を追加して設定するか
否かの判定が行われる(S603)。ページフラグデー
タを追加して設定する場合は(S603:Yes)、ペ
ージフラグデータ入力手段60を用いてを追加し、設定
する(S604)。
【0054】ページフラグデータを追加して設定しない
場合(S603:No)、すなわち抽出する特徴データ
に関する処理を一切実行しない場合は、ページの作成/
編集処理を行う(S604)。
【0055】これらの特徴データの画面への表示は、図
5のS504にて行うようになっている。
【0056】図7は図4のS411の抽出する特徴デー
タを作成する作成ルーチンの処理手順を示すフローチャ
ートである。本実施例においては特徴データとして、文
章、グラフ、図形、表、およびページ冒頭/末尾部分の
文字列を抽出対象としている。
【0057】図7において、まず、1つの文書中のペー
ジごとの文章(テキスト)データの存在の有無を判定
し、その文章(テキスト)データの文書中における座標
データ(1つの文書中の何ページのどの位置に存在する
か)を格納する(S701)。
【0058】次に、1つの文書中のページごとのグラフ
データの存在の有無を判定し、文書中における座標デー
タを格納する(S702)。
【0059】さらに、1つの文書中のページごとの図形
データの存在の有無を判定し、文書中における座標デー
タを格納する(S703)。
【0060】そして、1つの文書中のページごとの表デ
ータの存在の有無を判定し、文書中における座標データ
を格納する(S704)。
【0061】次に、ページ冒頭/末尾部分の文字列デー
タおよび、それらのデータの文書中における座標データ
を抽出し、格納する(S705)。
【0062】これらの特徴データの画面への表示は前記
表示ルーチンと同様に、図5ステップ504にて行うよ
うになっている。
【0063】図8は図4におけるS412の編集対象ペ
ージ、編集対象位置の設定ルーチンの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0064】図8において、まず、指定された抽出対象
の特徴データを判定し(S801)、この特徴データに
対応づけられた座標データ(文書中に存在する抽出すべ
き特徴データの位置を示す座標データ)を算出する(S
802)。この算出された座標データに基づいて編集対
象ページを変更し(S803)、さらに、編集開始位置
を決定し(S804)、入力位置の変更を実現する。
【0065】図9は本実施例で使用するデータテーブル
のデータ構造を示す図である。図9において、データテ
ーブル911はそれぞれのページへのポインタを収納し
ている。画面上への特徴データの表示は、第1ページの
場合、ポインタによって示される。
【0066】まず、ポインタ911aによってページの
表示状態を示す第1ページ用ページデータテーブル91
2が参照される。912a、bは画面上の基本領域a2
01の開始位置(左端上部)であり、912c、dは領
域の表示サイズである。
【0067】912eはテキスト(文章)データの収納
位置を示すデータテーブル911へのポインタを収納
し、912fは抽出した特徴データを収納したデータテ
ーブル911へのポインタを収納している。
【0068】ページに含まれる特徴データは、本実施例
では、文章、グラフ、表(あるいは画像、図形などを含
めてもよい)およびページ冒頭/末尾の数語を想定して
いる。
【0069】これらはページの最初から登場した順に、
例えば、文章はデータテーブル9121、グラフはデー
タテーブル9122、また、表はデータテーブル912
3(図示していない)…と割り振られていくものであ
る。
【0070】従って、この方法によれば、例えば、1ペ
ージ中に文章が2箇所存在する場合、文章用データテー
ブルは2つ存在することになる。グラフ、表などについ
ても同様である。
【0071】図9において、9121ab、9122b
bは文書の文章データ格納領域に格納された当該文章デ
ータの開始位置を表わし、9121aa、9121ba
は画面上での文章データの開始位置を表わしている。
【0072】また、9122ab、9122bbは文書
中のグラフデータ格納領域に格納された当該グラフデー
タの開始位置を表わし、9121aa、9121baは
画面上におけるグラフデータの開始位置を表わしてい
る。
【0073】図9において、1つの文書の任意のページ
から抽出される特徴データは、第1ページの場合、デー
タテーブル914に格納される。9141aには、抽出
された特徴データのポインタが格納され、9141bに
は、特徴データの属性、9141dには、抽出された特
徴データの表示方法が、それぞれ格納される。
【0074】また、文章データから抽出する特徴データ
が選択された場合、ポインタには、文章データ格納領域
中に存在する抽出対象の特徴データの格納位置が指定さ
れる。
【0075】これにより、ユーザが抽出する特徴データ
から編集位置の移動を指定した場合、ポインタにより特
徴データの存在位置が判明し、この存在位置に基づいて
表示ページ、編集位置を決定することができる。
【0076】このように、抽出された特徴データを参照
することによって、1度に多数のページ内容を把握する
ことができるので、1つの文書中における編集対象位置
(編集対象とするページまたはページ内の文章、グラフ
あるいは表など)の選択・設定、および変更処理を容易
に行うことができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
書を作成し編集する編集手段を有する文書作成装置にお
いて、抽出データ設定手段で、文書の全ての頁あるいは
一部の頁の、頁内容の特徴を示す特徴データのうち抽出
すべき特徴データを設定し、また、ページデータ抽出手
段で、前記設定された特徴データを抽出し、また、文書
表示手段で、この抽出された特徴データを表示して、選
択・設定手段で、この表示された特徴データから編集対
象位置を選択・設定するようにしたので、1つの文書中
における編集対象位置(編集対象とするページまたは任
意のページにおける文章、グラフあるいは表など)を容
易に選択・設定することができる。
【0078】また、抽出データ指定手段を使用すること
により、作成中あるいは作成後の文書であっても、ユー
ザが必要とする特徴データを指定することができる。
【0079】さらに、ページフラグデータ入力手段を使
用することにより、作成後の文書であっても、ページフ
ラグあるいはキーワードを入力することができる。
【0080】以上により、文書作成装置における文章編
集時の操作性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した文書作成装置の一実施例の全
体構成を示す全体構成図である。
【図2】実施例における文書作成時の編集操作方法を説
明する説明図である。
【図3】実施例における文書作成時の編集操作の特徴を
示す図である。
【図4】実施例の主たる処理手順を示すフローチャート
である。
【図5】実施例の入力済みページから特徴データを抽出
し表示する表示ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】実施例の編集処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図7】実施例の抽出する特徴データの作成ルーチンを
示すフローチャートである。
【図8】実施例の編集対象ページ、編集対象位置の設定
ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】実施例のデータ構造を説明する説明図である。
【符号の説明】
10…編集手段、20…文書表示手段、21…ページ分
割手段、22…対応手段、23…ページ選択手段、24
…座標変換手段、25…表示手段、30…ページデータ
抽出手段、31…データ自動抽出手段、31a…文書属
性データ抽出手段、31b…文書特定箇所データ抽出手
段、32…指定箇所データ抽出手段、33…ページフラ
グデータ追加手段、200、300、320…ウィンド
ウ、200a〜208h…特徴データの表示例、210
…ウィンドウの一部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を作成し編集する編集手段を有する
    文書作成装置において、 文書の全ての頁あるいは一部の頁の、頁内容の特徴を示
    す特徴データのうち抽出すべき特徴データを設定する抽
    出データ設定手段と、この抽出データ設定手段によって
    設定された特徴データを抽出するページデータ抽出手段
    と、このページデータ抽出手段によって抽出された特徴
    データを表示する文書表示手段と、この文書表示手段に
    よって表示される前記特徴データから編集対象位置を選
    択・設定する選択・設定手段とを少なくとも備えたこと
    を特徴とする文書作成装置。
JP5283202A 1993-11-12 1993-11-12 文書作成装置 Pending JPH07168832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5283202A JPH07168832A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 文書作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5283202A JPH07168832A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 文書作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07168832A true JPH07168832A (ja) 1995-07-04

Family

ID=17662452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5283202A Pending JPH07168832A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 文書作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07168832A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61229168A (ja) コンピユ−タを用いてグラフを作成する方法
JPH07129349A (ja) ファイル一覧表示方法,プログラム起動方法およびそれらの処理装置
JPH09204289A (ja) 文書編集装置
JPH07168832A (ja) 文書作成装置
JP2003241964A (ja) ソフトウエア保守資料生成装置および生成プログラム
JP2002169843A (ja) 設計支援システム
JPS62197826A (ja) システムフロ−仕様生成方式
JP3118379B2 (ja) レイアウト処理装置
JP4365965B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法および記憶媒体
JPH07261830A (ja) プラント運転支援装置
JP2001051771A (ja) 画像処理システム及び方法
JPH09305599A (ja) レイアウト処理装置
JP2763289B2 (ja) 論理図作成処理装置における詳細記述位置付け処理方式
JP2000194514A (ja) ドキュメント処理装置及び記憶媒体
JP3175220B2 (ja) 文書作成装置
JPH08166946A (ja) 文書処理方法及びその装置
JP3593637B2 (ja) 図面編集システム
JP3004526U (ja) 図形を含む定型文書の作成装置
JP2990764B2 (ja) 文書処理装置
JP3237709B2 (ja) 文書処理装置及び文書処理方法
JPH0736869A (ja) 文書編集装置
JPH09231228A (ja) ファイル検索装置
JPH09282312A (ja) ドキュメント編集装置
JPH06231266A (ja) グラフ作成装置
JPH07160395A (ja) 文字入力装置