JPH06231266A - グラフ作成装置 - Google Patents

グラフ作成装置

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Publication number
JPH06231266A
JPH06231266A JP1398593A JP1398593A JPH06231266A JP H06231266 A JPH06231266 A JP H06231266A JP 1398593 A JP1398593 A JP 1398593A JP 1398593 A JP1398593 A JP 1398593A JP H06231266 A JPH06231266 A JP H06231266A
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JP
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graph
data
creating
character string
graphed
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Application number
JP1398593A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Saitou
由宏 斉藤
Akira Hirose
明 廣瀬
Yukio Iijima
幸夫 飯島
Hiroyuki Miyata
裕之 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】グラフ化の対象となるデータを構成する複数の
要素データ中に要素名に対応してテキスト情報が含まれ
ている際に、そのテキスト情報もグラフの要素としてグ
ラフ化することができるグラフ作成装置を提供する。 【構成】データ書込手段20は、ユーザによって設定さ
れるグラフ化すべくデータを記憶手段10に書き込む。
グラフ作成手段30は記憶手段10の記憶内容に従って
グラフ化処理を実行する。このとき、要素データ中に、
要素名とこれに対応する数値データ及び文字列データと
が含まれているときは、当該文字列データもグラフの要
素としてグラフ化する。出力手段40は、グラフ作成手
段30によって作成されたグラフを表示あるいは印刷す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、グラフ化の対象とな
るデータを構成する複数の要素データから所定形式のグ
ラフを作成するグラフ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグラフ作成装置において
は、グラフを作成するには、元のデータ(グラフ化すべ
きデータ)をグラフ・アプリケーションに入力し(他の
アプリケーションのデータを参照する場合も含む)、ま
たグラフの種類を選択し、更にそのグラフに必要なパラ
メータを指定して作成(画面上へのグラフの描画、描画
データの保管、プリンタへの描画データの出力のいずれ
か、あるいは全て)を指示していた。ここで作成される
グラフに含まれるものには、座標系を示す軸(一般的に
はX,Y軸)、その座標系の上に表されるデータを示す
図形、及びグラフの特性を表す凡例やタイトルの文字列
がある。
【0003】このようなグラフ作成装置で作成すること
ができるグラフは、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ
などが一般的である。また様々な目的に合わせた、その
他のグラフを作成することも可能な装置や、上記各グラ
フを組み合わせて(重ね合わせて)使用することが可能
なシステムも実現されている。
【0004】なおグラフ作成のための上記データとして
は、作成された文書内のデータ、グラフ作成用に入力さ
れたデータなどがある。このようなグラフの元になるデ
ータとして一般的に、項目(ラベル)のフィールドとこ
れに対応する数値データのフィールドとから構成される
表形式のものが使用されている。
【0005】また従来のグラフ作成装置においては、元
となるデータの集まり(例えば表、データベース)から
必要なデータを読み取り、グラフを作成する際に、グラ
フ作成において必要となるデータのみを元となるデータ
の集まり(例えば表、データベース)から読み込むよう
にしていた。
【0006】なお従来のグラフ作成装置としては特開昭
63−24477号公報、特開平1−196661号公
報に開示されているものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のグラフ作成装置では、ラベルに対応する数値データ
のみをグラフ化するようにしているので、グラフ中に表
現できるのは、数値データに対応するグラフ要素(例え
ば棒グラフの「棒」)のみであり、注釈などの文字列を
グラフ要素に対応させて表現することは不可能であっ
た。
【0008】また従来においては、注釈などの文字列
を、グラフを作成した後そのグラフ中に付加する機能を
有するグラフ作成装置も実現されているが、しかし、こ
のような装置においても、注釈と個々のデータとの関係
を定義するようにしたものではないので、データの内容
が変化すると改めて注釈などを付加し直さなければなら
なかった。このため作業が繁雑となり作業性が悪かっ
た。
【0009】ところで、作成したグラフを利用する人に
とって、そのグラフにはデータを単に図示化したこと以
上の情報を得ることを必要とすることが多い。例えば、
あるデータに対してのコメント情報(テキスト情報)を
付加し、よりグラフに情報を挿入することは少なくな
い。またこの付加情報は、グラフの元となる表あるいは
データベース作成時に付加されることも多い。しかし、
従来のグラフ作成装置では、ラベルに対応する数値デー
タのみをグラフ化するようにしているので、グラフの元
となる表あるいはデータベースに上記付加情報が含まれ
ていた場合であっても、その付加情報を無視して、グラ
フを作成していた。この場合は、グラフを作成した後、
上記付加情報を別途にグラフに付加しなければならなか
った。このため作業が繁雑となり作業性が悪かった。
【0010】この発明は、グラフ化の対象となるデータ
を構成する複数の要素データ中に要素名に対応してテキ
スト情報が含まれている際に、そのテキスト情報もグラ
フの要素としてグラフ化することができるグラフ作成装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、グラフ化の対象となるデータを構成
する複数の要素データを記憶する記憶手段を有し、この
記憶手段の記憶内容に従って所定形式のグラフを作成す
るグラフ作成装置において、要素名と、該要素名に対応
する数値データ及び文字列データとが指定された場合
は、これらのデータを1つの要素データとして前記記憶
手段に格納するデータ書込手段と、前記記憶手段の記憶
内容に従ってグラフを作成する際に、要素データ中に文
字列データが含まれているときは、当該文字列データも
グラフの要素としてグラフ化するグラフ作成手段とを具
備している。
【0012】第2の発明は、グラフ化の対象となるデー
タを構成する複数の要素データから所定形式のグラフを
作成するグラフ作成装置において、前記複数の要素デー
タ中に含まれている数値データに基づいてグラフを作成
するグラフ作成手段と、前記複数の要素データ中に含ま
れているテキスト情報を前記グラフ作成手段により作成
されるグラフに付加するテキスト表示処理手段とを具備
している。
【0013】
【作用】第1の発明においては、グラフ作成手段は、記
憶手段の記憶内容に従ってグラフを作成する際に、要素
データ中に、要素名とこれに対応する数値データ及び文
字列データが含まれているときは、当該文字列データも
グラフの要素としてグラフ化するようにしているので、
グラフ要素と共にこれに対応して文字列も描画すること
ができる。
【0014】第2の発明においては、グラフ作成手段
は、グラフ化の対象となるデータを構成する複数の要素
データ中に含まれている数値データに基づいてグラフを
作成し、またテキスト表示処理手段は、前記複数の要素
データ中に含まれているテキスト情報を前記グラフ作成
手段により作成されるグラフに付加するようにしている
ので、グラフ要素と共にこれに対応してテキスト情報も
描画することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0016】図1は本発明に係るグラフ作成装置の第1
の実施例を機能ブロック図で示したものである。
【0017】同図において、グラフ作成装置は、記憶手
段10、データ書込手段20、グラフ作成手段30、出
力手段40を備えている。
【0018】記憶手段10にはグラフ化すべくデータが
記憶されている。このデータには、グラフを構成する各
構成要素をそれぞれ示す要素データから構成されるテー
ブル、タイトルや各パラメータ等のグラフ化に関する属
性データが含まれており、要素データには、少なくと
も、要素名(ラベル)とそれに対応する数値データ又は
文字列データとが含まれている。またテーブルは、各要
素データ毎に、要素名が記述される領域と、これに対応
する数値データが記述される領域と、文字列データが記
述される領域とから構成されている。
【0019】データ書込手段20は、ユーザによって設
定されるグラフ化すべくデータを記憶手段10に書き込
むものであり、例えば要素名と、これに対応する数値デ
ータ及び文字列とが指定された場合は、これらのデータ
を記憶手段10内のテーブルに格納する。
【0020】グラフ作成手段30は記憶手段10の記憶
内容に従ってグラフ化処理を実行する。このとき、要素
データ中に、要素名とこれに対応する数値データ及び文
字列データとが含まれているときは、当該文字列データ
もグラフの要素としてグラフ化する。
【0021】出力手段40は、グラフ作成手段30によ
って作成されたグラフを表示あるいは印刷するものであ
る。
【0022】図2は、図1に示した実施例の装置を実現
するためのハードウェア構成を示すブロック図である。
具体的には、パーソナルコンピュータ、汎用コンピュー
タ、ワークステーション等の情報処理装置に適用するこ
とができる。
【0023】同図において、ディスク装置210は、本
発明に係るグラフ作成処理を含むグラフ作成機能を実現
するためのアプリケーション・プログラムが組み込まれ
ている文書作成アプリケーション・プログラム、グラフ
化するデータ、グラフ作成用の各パラメータを入力する
ためのプロパティシートデータを格納する。ディスク制
御部220はディスク装置210に対するアクセス制御
を行う。
【0024】キーボード230は、各種のデータ及びコ
マンド等を入力するためのものであり、マウス240は
表示装置の表示画面における所望の部位を指定するため
のポインティングデバイスである。キーボード/マウス
制御部250は、キーボード230及びマウス240か
ら入力された各種のデータ及び指令等を入力制御してい
る。
【0025】主メモリ260は、ディスク装置210か
らロードされたデータやプログラム等を記憶すると共
に、キーボード230及びマウス240から入力された
各種のデータ及び指令等を記憶する。
【0026】表示装置270はビットマップ形式のディ
スプレイであり、マルチウィンドウやプロパティシート
や作成されたグラフを表示する。表示制御部280は表
示装置270に対する表示制御を行う。
【0027】中央処理装置(以下、CPUという)29
0は共通バスBUS200に接続され、共通バスBUS
200に接続された上記各制御部及び主メモリを制御す
ると共に、ディスク装置210から主メモリ260に上
記文書作成アプリケーション・プログラムをロードし実
行することにより、グラフ作成処理を実行する。
【0028】ここで、図1に示した機能プロック図の構
成要素と図2に示したブロック図の構成要素との対応関
係について説明する。
【0029】図1に示した記憶手段10は図2に示した
ディスク装置210及び主メモリ260に対応し、図1
に示した閾値指定手段20は図2に示したキーボード2
30に対応し、図1に示した判定手段30及びグラフ作
成手段40は図2に示したCPU290に対応し(実際
には、CPU290が、上記グラフ作成機能を実現する
ためのアプリケーション・プログラムを実行することに
より実現される)、図1に示した出力手段50は図2に
示した表示装置270に対応している。
【0030】次に、グラフを作成するためのユーザ・イ
ンタフェースについて説明する。
【0031】グラフを作成する為には、文書ウィンドウ
内にグラフ枠(図形枠)を挿入し、このグラフ枠内でグ
ラフを作成しなければならない。なお文書ウィンドウ内
にグラフ枠が挿入された状態の一例を図3に示す。その
処理操作について図3を参照しながら説明する。
【0032】ユーザが例えばキーボード230を操作す
ることにより文書の作成を要求すると、CPU290
は、文書作成アプリケーション・プログラム、データ等
をディスク装置210から読み出し、これらのデータ及
びプログラム等を主メモリ260に記憶させる。次にC
PU290は、主メモリ260内のデータ及びプログラ
ム等に基づいて、表示装置270の表示画面310に、
既存の文書を示すアイコン(絵文字)が表示されている
ウィンドウ(デスクトップ)320を表示する。続い
て、そのウィンドウ320内のアイコンの中から、所望
のアイコン330がマウス240の操作により指示され
ると、CPU290は、その指示されたアイコン330
に対応する文書ウィンドウ340を表示画面310上に
表示する。更にグラフ枠挿入の指示が行われると、その
表示された文書ウィンドウ340内に、システムで用意
されているグラフ枠(図形枠)350を挿入する。
【0033】なお図3中符号360はグラフィックカー
ソルであり、グラフィックカーソル360はマウス24
0の移動に伴って連動するようになっている。例えば、
マウス240を操作してグラフィックカーソル360に
よりアイコン330を指示することにより文書ウィンド
ウ340が開かれて表示される。またマウス240を操
作してグラフィックカーソル360によりある一点を指
定することにより、この指示点にシステムで予め用意さ
れたグラフ枠350の左上角の点が位置するように挿入
される。このグラフ枠350は拡張したり拡大したりす
ることができるようになっている。
【0034】図4は、上記図3を用いて説明したような
グラフ枠(図形枠)の挿入操作により得られた文書ウィ
ンドウの具体例を示したものである。同図において、文
書ウィンドウ400は、グラフ化したいデータを構成す
る各構成要素をそれぞれ示す8つの要素データから構成
されているテーブル410とグラフ枠420とを有して
構成されている。またテーブル410は、ラベルデータ
が記述されされるフィールドと、数値データが記述され
る「契約数」のフィールドと、文字列データが記述され
る「注釈」のフィールドとを有して構成されている。こ
の文書ウィンドウ400内のデータは記憶手段30(つ
まり主メモリ260)に記憶される。
【0035】この様にして文書ウィンドウ内にグラフ枠
が挿入された後、ユーザによって、キーボード230の
操作によりグラフ枠の棒グラフに関する属性を指定する
ためのプロパティシートの表示要求が行われると、CP
U290は、図5に示す様な棒グラフプロパティシート
と呼ばれるサブウィンドウ500を表示装置270の表
示画面に表示する。サブウィンドウ500は、タイトル
を入力するための領域510と、グラフ化した数値デー
タを表しているテーブルのテーブル名を入力するための
領域520と、注釈入りを指示するか否かを設定するた
めの領域530と、該領域530が注釈入りを指示する
旨のときに、テーブル410中のどの列の注釈データを
使用するかを設定するための領域540とを有して構成
されている。領域530においては、オン(on)・オ
フ(off)状態により注釈入りを指示するか否かが決
定され、オフ状態の領域530がクリックされると、オ
ン状態(例えば反転表示される)となり、このとき注釈
入りが指示されたことを意味する。なお領域530がオ
ン状態になると、領域540が新たに表示されるように
なっている。一方、オン状態の領域530がクリックさ
れると、オフ状態となり、領域540がサブウィンドウ
500から消去される。このときは注釈入りを指示しな
いことを意味している。
【0036】ここで、図5に示す例において領域51
0、520に値を設定し、領域530をオン状態にした
様子を図6に示す。図6において、領域510にタイト
ル「棒グラフの例」が、領域520にテーブル名「Ta
ble1」が、領域530がオン状態になったことで新
たに表示された領域540に値「2」がそれぞれ設定さ
れている。
【0037】このようなサブウィンドウ500に設定さ
れたデータは記憶手段10(つまり主メモリ260)に
記憶される。
【0038】このように属性が設定された後、完了のコ
マンド610がマウス240の操作によりクリックされ
ると、図4に示した文書ウィンドウは図7に示す文書ウ
ィンドウに変更される。なお完了のコマンド610は、
サブウィンドウで設定した内容をグラフに反映させて、
そのサブウィンドウを閉じるコマンドである。
【0039】ここで、図7に注目してみると、テーブル
410からは、ラベル「4月度」に対応して契約数「1
0」及び注釈「支店開業」を有する要素データ、及びラ
ベル「8月度」に対応して契約数「15」及び注釈「稼
働日15日」を有する要素データが含まれているのが分
かり、更に作成されたグラフ700からは、4月度、8
月度の各棒グラフ要素(棒)の近傍(上部)に注釈の文
字列が挿入されていることが分かる。なお図7に示され
るグラフを得るための処理手順については後述する。
【0040】次に図4に示したテーブル410に、ラベ
ル「12月度」、「1月度」に関する要素データを追加
し、更に図6に示したグラフプロパティシートの内容を
設定し、完了のコマンド610をマウス240の操作に
よりクリックした場合に、文書ウィンドウ内に作成され
たグラフの様子を図8に示す。図8においては、文書ウ
ィンドウ800内は、図4に示したテーブル410の内
容に、ラベル「12月度」、「1月度」に関する要素デ
ータを追加した内容のテーブル810と、このテーブル
810に基づいて作成されたグラフ820とを有して構
成されている。なおグラフ820のX,Y軸のスケール
は、図7に示したグラフ700のX,Y軸のスケールと
同一になっている。
【0041】ここで、図8に注目してみると、テーブル
810からは、テーブル410と比較して2つの要素デ
ータが増加していることが分かり、更に作成されたグラ
フ820からは、図7に示したグラフ700のX,Y軸
のスケールと同一になっているので、要素データ数が2
つ増加した分だけ、各ラベルの配置位置の間隔が短くな
り、これに伴って棒グラフ要素の位置も移動されている
と同時に、これに対応して注釈が挿入されていることが
分かる。すなわち本実施例においては、テーブル810
において、ラベル「4月度」と、契約数「10」及び注
釈「支店開業」との関係が定義され、またラベル「8月
度」と、契約数「15」及び注釈「稼働日15日」との
関係が定義されているので、テーブルの内容が変更され
た場合であっても、そのテーブル内容に忠実なグラフを
作成することができる。
【0042】次に、図6に示すグラフプロパティシート
500内に設定された内容から図7あるいは図8に示さ
れる棒グラフが得られる処理について、図9及び図10
を参照して説明する。図9はグラフ作成処理の全体の流
れを示すメインフロー(メインルーチン)を示したもの
であり、図10はその処理のサブルーチンを示したもの
である。
【0043】グラフ作成処理の全体の流れとしては、図
9に示すように、グラフ作成手段20は、記憶手段10
の記憶情報に基づいて、グラフの例えばX、Y軸の位置
などのレイアウトを決定すると共に(ステップ91
0)、グラフのX、Y軸のスケール(この例では、棒グ
ラフを作成するのでX、Y軸のスケールが必要となる)
を作成し(ステップ920)、その後、データを元にグ
ラフ本体を作成するためのグラフ本体作成処理を実行す
る(ステップ930)。
【0044】次にグラフ本体作成処理について図10を
参照して説明する。
【0045】グラフ作成手段40は、n=1と定義し
(ステップ1010)、テーブルからn番目の要素デー
タを取得し(ステップ1020)、その要素データに基
づいて棒(棒グラフ要素)を描画し(ステップ103
0)、その後、注釈入りの指定があるか否か(領域53
0がオン状態であるか否か)を判断する(ステップ10
40)。
【0046】ステップ1040において注釈入りの指定
でない場合は、グラフ作成手段40は、「n<要素デー
タ数」の不等式が成立するか否かを判断し(ステップ1
050)、この不等式が不成立の場合には、n=n+1
と再定義した後(ステップ1060)、上記ステップ1
020に戻り、一方、上記不等式が成立する場合は処理
を終了する。
【0047】ステップ1040において注釈入りの指定
の場合は、グラフ作成手段40は、テーブルの「注釈」
のフィールド内に文字列が存在しているか否かを判断し
(ステップ1070)、文字列が存在する場合はステッ
プ1030において描画した棒(棒グラフ要素)の上端
の位置に、当該文字列を描画し(ステップ1080)、
その後、ステップ1050に進む。ステップ1070に
おいて文字列が存在していない場合は、ステップ105
0に移行する。
【0048】なおステップ1040で「NO」の場合
は、テーブル中に「注釈」のフィールドが存在しない
か、あるいはテーブル中に「注釈」のフィールドが存在
していても、領域530がオフ状態の場合なので、文字
列の描画は行われず、従来と同様の処理となる。この場
合、グラフプロパティシートは図11に示すような内容
で設定されていることになる。このプロパティシートは
図5に示したプロパティシートの内容において領域54
0を削除(つまり領域530をオフ状態)した内容にな
っている。
【0049】ここで、図7に示したような棒グラフ70
0を得ようとする場合は、作成された棒グラフ(この時
点では注釈は描画されていない)のラベル「4月度」、
「8月度」の各棒の上部にそれぞれの注釈を挿入する操
作を行う。この結果として図12に示す棒グラフが得ら
れる。この状態から、テーブル1210において図8に
示すテーブル810の様にラベル「12月度」、「1月
度」についての要素データを追加すると、図12に示し
た内容は図13に示す内容に変更される。符号1310
はテーブル1210に2つの要素データが追加されたテ
ーブルであり、1320は符号1310に基づくグラフ
である。ここで、図13のグラフ1320に注目する
と、後から挿入した注釈のみが、要素データを追加する
前と同一の位置に存在し、各ラベルの配置位置の間隔
は、要素データ数が2つ増加した分だけ短くなっている
ことが分かる。すなわち本来は図12のグラフ1220
に示すようにラベル「8月度」に関する「棒」の上端
に、「稼働日数15日」の注釈が描画されていなければ
ならないのに、注釈が要素データを追加する前と同一の
位置に存在しているので、ラベル「9月度」に関する
「棒」の上端に存在してしまっている。この場合は、
「稼働日数15日」の移動操作などの編集を行う必要が
ある。
【0050】以上説明したように第1の実施例によれ
ば、グラフ化すべくデータのテーブル内の「ラベル」の
フィールド、「数値データ」のフィールド、「注釈」の
フィールドにより、「ラベル」と「数値データ」と「注
釈」との関係が定義されているので、「注釈」のフィー
ルド内に記述された文字列を、グラフ要素として描画す
ることができる。またテーブルが更新された場合であっ
ても、その更新内容に従って、「注釈」のフィールド内
に記述された文字列をグラフ要素として描画したグラフ
を作成することができる。従って、ユーザが所望するグ
ラフを容易に且つ正確に作成することができるグラフ作
成装置を提供することができる。
【0051】図14は本発明に係るグラフ作成装置の第
2の実施例を機能ブロック図で示したものである。
【0052】同図において、グラフ作成装置1400
は、グラフ作成部1410と、テキスト表示処理部14
20とを有して構成されており、データ作成部1430
により作成・修正・追加された結果である表やデータベ
ースのようなファイルあるいはそれに類似する形式のデ
ータを参照データ1440として入力する。この参照デ
ータ1440がグラフを作成する際の元のデータとな
る。なおデータ作成部1430により作成されるデータ
つまり参照データ1440は、通常のデータ1440A
とこのデータに関するテキスト情報とから構成されてい
る。このような参照データ1440を入力したグラフ作
成装置1400においては、グラフ作成部1410は、
参照データ1440中、グラフ作成に必要なデータ14
40Aを取り込んでグラフ1450を作成する。同時に
テキスト表示処理部1420は、参照データ1440
中、データ1440Aに関するテキスト情報を取り込ん
で、必要に応じてグラフ1450に表示する。またテキ
スト情報を参照可能にする。
【0053】なお図14に示すような構成においては、
データ作成部1430とグラフ作成装置1400とが図
示しないネットワークを介して接続されていることを意
味している。
【0054】係る構成において、第2の実施例のグラフ
作成処理について図15乃至図17を参照して説明す
る。図15はその処理動作を示すフローチャートであ
り、図16及び図17はグラフ作成処理の処理過程を説
明するための図である。
【0055】図16において、符号1610はデータ作
成部1430により作成された表であり、符号1620
はデータ作成部1430により作成されたデータベース
である。このような表のファイル1610あるいはデー
タベースのファイル1620等に図16に示す参照デー
タ1440が保存されており、これらのファイルは、図
示しない外部記憶装置などの記憶手段に格納されてい
る。ここでは、データベースのファイル1620に参照
データ1440が保存されているものとする。なお参照
データ1440は、「ラベルx」のフィールドと、「数
値y」のフィールドと、「テキスト情報Info」のフ
ィールドとから構成されている。また参照データ144
0は、ラベルとしての「A」と数値データとしての値
「1」とテキスト情報としての「*comment」か
らなる要素データと、ラベルとしての「B」と数値デー
タとしての値「2」とからなる要素データとから構成さ
れている。
【0056】さて図15において、グラフ作成装置14
00は、ユーザによって、例えば図16に示す参照デー
タ1440の指定、及び例えば棒グラフを作成する旨や
テキスト表示を行うか否か等の出力グラフのフォーマッ
ト指定が行われると(ステップ1501、1502)、
外部記憶装置などの記憶手段(図示せず)から、自己内
の主メモリ等の図示しない記憶手段に、データベースの
ファイル1620内の参照データ1440を読み込む。
【0057】するとグラフ作成装置1400において
は、グラフ作成部1410は、読み込まれた参照データ
1440からデータ1440Aを取り出して(ステップ
1503)、グラフを作成する(グラフの内部データ)
と共に(ステップ1504)、そのグラフをディスプレ
イなどの図示しない出力手段に出力する(ステップ15
05)。
【0058】これと同時に、テキスト表示処理部142
0は、上記参照データ1440からテキスト情報144
0Bを取り出して(ステップ1506)、指定された出
力グラフのフォーマットに基づいて、テキスト表示する
か否かを判断する(ステップ1507)。ここで、テキ
スト表示する場合は、テキスト表示処理部1420は、
ステップ1504で得られたテキスト情報を、ステップ
1504において作成されたグラフ(グラフの内部デー
タ)に付加する(ステップ1508)。ステップ150
7において「NO」の場合、ステップ1508を終了し
た場合は、ステップ1505に移行する。
【0059】ここまでの処理が行われた様子を図17に
示す。図17においては、グラフ作成部1410によっ
てデータ1440Aを元にグラフ本体1710が生成さ
れ、テキスト表示処理部1420によってテキスト情報
1440Bを元にテキスト1720がグラフ本体171
0に付加されていることが示されている。そしてグラフ
本体1710とテキスト1720とで1つのグラフ17
30(グラフ出力用のファイル)が構成されていること
も示されている。
【0060】以上説明したように第2の実施例によれ
ば、グラフを作成するグラフ作成部とテキストを作成す
るテキスト表示処理部とをそれぞれ独立して設け、グラ
フ作成部は参照データ中のデータに基づいてグラフを作
成し、一方、テキスト表示処理部は参照データ中のテキ
スト情報に基づいてテキストを作成するようにしている
ので、上述した第1の実施例の作用効果と同様に、参照
データ中のテキスト情報をグラフ要素として描画するこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、グラフ作成手段は、記憶手段の記憶内容に従ってグ
ラフを作成する際に、要素データ中に、要素名とこれに
対応する数値データ及び文字列とが文字列データが含ま
れているときは、当該文字列データもグラフの要素とし
てグラフ化するようにしているので、グラフ要素と共に
これに対応して文字列も描画することができることとな
り、表現力の高いグラフを容易に作成することができる
という利点がある。このためユーザが所望するグラフを
作成することのできるグラフ作成装置を提供することが
できるという効果を奏する。
【0062】第2の発明によれば、グラフ作成手段は、
グラフ化の対象となるデータを構成する複数の要素デー
タ中に含まれている数値データに基づいてグラフを作成
し、またテキスト表示処理手段は、前記複数の要素デー
タ中に含まれているテキスト情報をグラフ作成手段によ
り作成されるグラフに付加するようにしているので、グ
ラフ要素と共にこれに対応してテキスト情報も描画する
ことができることとなり、表現力の高いグラフを容易に
作成することができるという利点がある。この場合も、
ユーザが所望するグラフを作成することのできるグラフ
作成装置を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るグラフ作成装置の第1の実施例
を示した機能ブロック図。
【図2】図1に示した実施例の装置を実現するためのハ
ードウェア構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施例の文書内へのグラフ枠の挿入を説
明するための図。
【図4】第1の実施例における文書ウィンドウ内へのグ
ラフ枠の挿入を説明するための図。
【図5】第1の実施例におけるグラフプロパティシート
を表すサブウィンドウの一例を示す図。
【図6】図5のサブウィンドウに値を設定した様子を示
す図。
【図7】図6のサブウィンドウに基づいて得られた文書
ウィンドウの一例を示す図。
【図8】図6のサブウィンドウの設定内容に基づいて得
られた文書ウィンドウの他の例を示す図。
【図9】第1の実施例のグラフ作成処理の全体の流れを
示すメインルーチン。
【図10】第1の実施例におけるグラフ作成処理動作を
示すサブルーチン。
【図11】第1の実施例において注釈入りを指定しない
場合のサブウィンドウを示す図。
【図12】図11のサブウィンドウの設定内容に基づい
て得られたグラフに、注釈の挿入操作を施した結果を示
す図。
【図13】図12に示したグラフの状態で、グラフ化す
べくテーブルに要素データを追加した場合に得られるグ
ラフを示す図。
【図14】この発明に係るグラフ作成装置の第2の実施
例を示した機能ブロック図。
【図15】第2の実施例におけるグラフ作成処理を示す
フローチャート。
【図16】第2の実施例におけるグラフ作成処理の過程
を説明するための図。
【図17】第2の実施例におけるグラフ作成処理の過程
を説明するための図。
【符号の説明】
10…記憶手段、20…データ書込手段、30…グラフ
作成手段、40…出力手段、210…ディスク装置、2
20…ディスク制御部、230…キーボード、240…
マウス、250…キーボード/マウス制御部、260…
主メモリ、270…表示装置、280…表示制御部、2
90…中央処理装置、400…文書ウィンドウ、50
0、800…サブウィンドウ。1400…グラフ作成装
置、1410…グラフ作成部、1420…テキスト表示
処理部、1430…データ作成部。
フロントページの続き (72)発明者 飯島 幸夫 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 宮田 裕之 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラフ化の対象となるデータを構成する複
    数の要素データを記憶する記憶手段を有し、この記憶手
    段の記憶内容に従って所定形式のグラフを作成するグラ
    フ作成装置において、 要素名と、該要素名に対応する数値データ及び文字列デ
    ータとが指定された場合は、これらのデータを1つの要
    素データとして前記記憶手段に格納するデータ書込手段
    と、 前記記憶手段の記憶内容に従ってグラフを作成する際
    に、要素データ中に文字列データが含まれているとき
    は、当該文字列データもグラフの要素としてグラフ化す
    るグラフ作成手段とを具備したことを特徴とするグラフ
    作成装置。
  2. 【請求項2】グラフ化の対象となるデータを構成する複
    数の要素データから所定形式のグラフを作成するグラフ
    作成装置において、 前記複数の要素データ中に含まれている数値データに基
    づいてグラフを作成するグラフ作成手段と、 前記複数の要素データ中に含まれているテキスト情報を
    前記グラフ作成手段により作成されるグラフに付加する
    テキスト表示処理手段とを具備したことを特徴とするグ
    ラフ作成装置。
JP1398593A 1993-01-29 1993-01-29 グラフ作成装置 Pending JPH06231266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314197B1 (en) 1997-08-22 2001-11-06 International Business Machines Corporation Determining an alignment estimation between two (fingerprint) images

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