JP3168762B2 - 対話処理システム - Google Patents

対話処理システム

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JP3168762B2 JP06738593A JP6738593A JP3168762B2 JP 3168762 B2 JP3168762 B2 JP 3168762B2 JP 06738593 A JP06738593 A JP 06738593A JP 6738593 A JP6738593 A JP 6738593A JP 3168762 B2 JP3168762 B2 JP 3168762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対話処理システムに関
し、特に、表示装置の表示画面上でユーザインタフェー
ス機能を実行する複数のインタフェース部品を有する対
話処理システムにおいて、任意の図形要素をインタフェ
ース部品とすることができる対話処理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置の表示画面上でユーザイ
ンタフェース機能を実行する複数のインタフェース部品
を有する対話処理システムにおいては、インタフェース
部品を組込んだ表示パネルが作成され、この表示パネル
を用いてアプリケーションプログラムにおけるユーザイ
ンタフェース機能が実行される。この場合、作成するパ
ネルに関する情報(インタフェース部品)は、ソースプ
ログラムに変換されて、インタフェース部品のソースプ
ログラムが作成され、このソースプログラムをコンパイ
ルし、アプリケーションプログラム本体とリンクするこ
とにより、実行形式のインタフェース部品を備えたユー
ザインタフェース機能を実行するパネルが生成される。
【0003】このように、計算機システムのユーザイン
タフェースの構築においては、ユーザとシステムとの間
の対話処理を行うインタフェース部品の動作はプログラ
ムとして与える必要があり、一部の仕様の変更などにも
煩雑な作業工程が必要となるという問題がある。
【0004】これに対して、特開平2−266424号
公報で提案されている「対話処理合成システム」は、デ
ータベースの視覚的データおよび動作記述データから構
成される部品をシステムの側で提供し、これらを組合せ
ることにより、計算機応用システムのユーザインタフェ
ースの動作プログラムを合成して、ユーザインタフェー
スの構築を容易にする。
【0005】このため、この対話処理合成システムに
は、視覚的データおよび動作記述データから構成される
部品を提供するインタフェース部品データベース部と、
前記インタフェース部品データベース部の部品を組み合
せて記述するインタフェース部品エディタ部と、前記イ
ンタフェース部品エディタ部の記述に基づいて対話処理
部を合成するインタフェース合成部とが備えられ、これ
により、部品を組み合せていくという簡易な方法で、計
算機応用システムの対話処理部を構成することができ
る。
【0006】また、特開平2−254539号公報で提
案されている「ソフトウェアプロトタイプ作成支援装
置」においては、対話型CADシステムのマン・マシン
・インタフェース部のプロトタイプを図形入力により作
成する。このため、ソフトウェアプロトタイプ作成支援
装置は、入力した図形を対話型CADシステムのマン・
マシン・インタフェース部構成要素(メニュー類)とし
て個々にデータベースに登録し、指定した動作定義に従
って動作させることにより、プロトタイプとしての機能
を実現する。更に目的システムのソースコードを変換し
て出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の対
話処理システムのインタフェース部品を含んだ表示パネ
ルにおいて、インタフェース部品にはユーザアクション
に応じて様々な動作をさせる動作指示プログラムをその
属性として保持させる。これにより、インタフェース部
品はマウスクリック操作により起動されると、動作指示
プログラムで指定された様々な動作を行う。
【0006】この場合、インタフェース部品を含む表示
パネルでの一部を変更する場においては、インタフェー
ス部品の元プログラムのソースプログラムの対応箇所を
変更し、再びコンパイルして、アプリケーションプログ
ラム本体とリンクする必要があり、その変更の作業が煩
雑となり、作業能率が悪い。
【0007】したがって、この種の対話処理システムに
おいては、インタフェース部品の作成を容易に行うた
め、ウィンドウシステム上で動作するアプリケーション
プログラムのグラフィカルユーザインタフェースとし
て、ユーザのアクションに応じて様々な動作をするイン
タフェース部品が、特定の図形要素の属性として保持し
ている汎用の標準的なインタェース部品として提供され
る場合がある。
【0008】このような標準的なインタフェース部品
は、一般にボタンと良ばれるインタフェース部品であ
り、このインタフェース部品のボタンには、ユーザによ
り設定されるその動作指示プログラム以外に、基本的な
ユーザのアクション(キー操作およびマウス操作など)
に応じて、メニューを出したり、状態を変えたり、動作
指示プログラムに起動をかけたりするインタフェース動
作のボタンとしての基本動作を行なわせるために必要な
動作規定データを設定する必要がある。このため、その
標準的なインタフェース部品には、動作規定データの設
定機能が備えられている。
【0009】しかし、これらのインタフェース部品の基
本動作に関する動作規定データの設定は、複雑な上に、
ユーザが本当に指示したい動作指示プログラムの内容と
直接的には関係のないものであるにもかかわらず、ユー
ザはこれらの本来の目的とは直接には関係のない複雑な
動作規定データの設定を行なわなければならない。
【0010】これに対して、別の対話処理システムで
は、インタフェース部品の基本動作に関する動作規定デ
ータの設定行ってあるインタフェース部品を、そ
れぞれに個別の図形要素のインタフェース部品として、
例えばポップアップメニューボタンまたはラジオボタン
というように別途に提供することで対処している。
【0011】この場合、それぞれの図形要素のインタフ
ェース部品は、インタフェース部品としてボタンの基本
動作に関する設定は既に設定されて、別途に機能別ボタ
ン用の図形要素として提供されているため、ボタン機能
を使用するためには、ボタンとして予じめ定義されてい
る図形要素を用いねばならず、グラフィカルユーザイン
タフェース上の任意の図形要素をボタンにすることがで
きないという問題がある。また、ユーザは、任意の図形
要素をボタンにするには、上述のように、本来の目的と
は直接的に関係のないインタフェース部品の基本動作に
関する動作規定データの設定を本来のプログラム設定と
は別に行なわなければならないという問題がある。
【0012】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、本発明の目的は、通常の図
形要素として提供される任意の図形要素をユーザに負担
をかけることなく、任意にインタフェース部品するこ
とができる対話処理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明の第1の特徴とする対話処理システム
は、表示装置の表示画面上でユーザインタフェース機能
を実行する複数のインタフェース部品を有する対話処理
システムにおいて、前記インタフェース部品により制御
されてアプリケーションプログラムが動作する場合のユ
ーザインタフェース機能を実行するユーザインタフェー
ス制御手段(12)と、インタフェース部品の動作を規
定する動作規定データを類型化して登録する登録手段
(10)と、インタフェース部品とする任意の図形要素
に前記類型化された動作規定データの動作タイプを選択
して対応づける選択指示を行う選択指示手段(16,1
7)と、動作タイプの選択指示に従い、前記登録手段に
登録された動作規定データを読み込むと共に、アプリケ
ーションプログラムの実行時にインタフェース部品とし
た図形要素の動作規定データを解釈して、インタフェー
ス制御手段によりユーザインタフェース機能を実行する
インタフェース部品を作成するデータ解釈手段(18)
とを備えたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の第2の特徴とする対話処理
システムは、表示装置の表示画面上でユーザインタフェ
ース機能を実行する複数のインタフェース部品を有する
対話処理システムにおいて、前記インタフェース部品に
より制御されてアプリケーションプログラムが動作する
場合のユーザインタフェース機能を実行するユーザイン
タフェース制御手段(12)と、ユーザアクションに応
じたインタフェース動作の種類を類型化して定義し、定
義されたインタフェース動作の種類に応じて、インタフ
ェース部品の動作規定データを格納する部品データ格納
手段(10)と、インタフェース部品とする図形要素を
指示して、前記ユーザアクションに応じたインタフェー
ス動作の種類を選択指示する選択指示手段(16,1
7)と、選択指示されたインタフェース動作の種類に応
じて、インタフェース部品とする図形要素に対する動作
規定データ設定を行い、アプリケーションプログラム
実行時にインタフェース部品とした図形要素の動作規
定データを解釈して、前記インタフェース制御手段によ
インタフェース機能を実行するインタフェース部品を
作成するデータ解釈手段(18)とを備えたことを特徴
とする。
【0015】
【作用】本発明の第1の特徴とする対話処理システムに
おいては、通常の図形要素として提供される全ての図形
要素を任意にインタフェース部品の例えばボタンとする
ため、登録手段(10)が、インタフェース部品の動作
を規定する動作規定データを類型化して登録しており、
選択指示手段(16,17)が、インタフェース部品と
する任意の図形要素に、前記類型化された動作規定デー
タの動作タイプを選択して対応づける選択指示を行う。
この動作タイプの選択指示が行なわれると、データ解釈
手段(18)が、動作タイプの選択指示に従い、前記登
録手段に登録された動作規定データを読み込むと共に、
アプリケーションプログラムの実行時にインタフェース
部品とした図形要素の動作規定データを解釈してイン
タフェース部品を作成し、ユーザインタフェース制御手
段(12)によるユーザインタフェース機能を実行でき
るようにする。
【0016】これにより、インタフェース部品とする図
形要素と、そのインタフェース部品の動作タイプを選択
指示するだけで、図形要素を任意にインタフェース部品
のボタンとすることができる。この場合、インタフェー
ス部品の動作を規定するために必要な動作規定データ
は、動作タイプ別に分類して類形化されて予じめ登録さ
れているので、動作タイプを指示するだけで、ボタンと
しての基本的な動作に必要な全ての設定を行え、ボタン
としての動作が可能となる。このため、表示装置の表示
画面上の任意の図形要素をユーザインタフェース機能を
実行するインタフェース部品とすることができ、対話処
理システムを容易に構築できる。
【0017】また、本発明の第2の特徴とする対話処理
システムにおいては、部品データ格納手段(10)が、
ユーザアクションに応じたインタフェース動作の種類を
類型化して定義し、定義されたインタフェース動作の種
類に応じて、インタフェース部品の動作規定データを格
納している。選択指示手段(16,17)が、インタフ
ェース部品とする図形要素を指示して、前記ユーザアク
ションに応じたインタフェース動作の種類を選択指示す
ると、データ解釈手段(18)が、選択指示されたイン
タフェース動作の種類に応じて、インタフェース部品と
する図形要素に対する動作規定データ設定を行い、
プリケーションプログラムの実行時に、当該動作規定デ
ータを解釈して、当該図形要素のインタフェース部品
作成し、インタフェース制御手段によりそのインタフェ
ース機能を実行する。
【0018】このように、インタフェース部品とする図
形要素を指示し、更に、当該図形要素にその動作指示プ
ログラムを設定する際、これに加えて、そのユーザアク
ションに応じたインタフェース動作の種類を選択指示す
るだけで、任意の図形要素をインタフェース部品の例え
ボタンとすることができる。ここでは、インタフェー
ス部品のボタンの基本的な動作を行うために必要な全て
の動作規定データの設定データ、インタフェース動作
の種類を類型化して定義されており、この定義に従っ
て、定義されたインタフェース動作の種類に応じて、イ
ンタフェース部品の動作規定データが、部品データ格納
手段に格納されている。したがって、インタフェース動
作の種類を指示するだけで、ボタンとしての基本的な動
作に必要な全ての設定を行え、ボタンとしての動作が可
能となる。これにより、表示装置の表示画面上での任意
の図形要素をユーザインタフェース機能を実行するイン
タフェース部品とすることができ、対話処理システムを
容易に構築できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により具体的
に説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる対話処
理システムの要部の構成を示すブロック図である。図1
において、10は動作規定データファイル、11はアプ
リケーションプログラム本体部、12はユーザインタフ
ェース制御部、13はオペレーティングシステム、14
は入出力デバイス制御部、15は入出力デバイス、16
はインタフェース部品の図形要素が配置される操作パネ
ル部、17はインタフェース部品の図形要素を管理する
図形要素管理部、18は動作規定データ解釈部である。
また、1〜5はパネル上に配置されたインタフェース部
品となる図形要素を示している。
【0020】入出力デバイス15には、表示装置のCR
Tディスプレイ,ポインティングデバイスのマウス,文
字入力装置のキーボードなどが用いられる。入出力デバ
イス制御部14は、システムのハードウェア装置に接続
される入出力デバイスを制御するドライバであり、CR
Tディスプレイ,マウス,キーボードなどの入出力デバ
イスを制御する。オペレーティングシステム13は、ア
プリケーションプログラムが動作するシステム環境を提
供し、ハードウェア装置のシステム全体を制御する。ユ
ーザインタフェース制御部12は、各々のインタフェー
ス部品の動作規定データにより制御されて、アプリケー
ションプログラム本体部11が動作する場合のユーザイ
ンタフェース機能を実行する。
【0021】動作規定データファイル10には、インタ
フェース部品の動作を規定する動作規定データが類型化
されて登録されている。すなわち、ユーザアクションに
応じたインタフェース動作の種類を類型化して定義して
おき、定義されたインタフェース動作の種類に応じて、
インタフェース部品の動作規定データが格納さる。
【0022】操作パネル部16には、ユーザインタフェ
ース機能を行うためのインタフェース部品の図形要素1
〜5が配置されており、これらの図形要素1〜5は、図
形要素管理部17において管理される。任意の図形要素
をインタフェース部品のボタンとする場合、ユーザがマ
ウス操作により、図示しないエディタを起動し、部品パ
レットなどから、インタフェース部品とする所望の図形
要素を選択して、操作パネル部16に配置する。操作パ
ネル部16に配置された図形要素は、図形要素管理部1
7で管理される。そして、図形要素管理部17におい
て、操作パネル部16に配置されたインタフェース部品
とする図形要素を選択指示し、更に、そのインタフェー
ス部品の動作タイプを選択指示する。
【0023】図形要素管理部17において、インタフェ
ース部品とする図形要素と、そのインタフェース部品の
動作タイプが選択指示されると、動作規定データ解釈部
18が、動作規定データファイル10に登録されたイン
タフェース部品に対する動作規定データを読み込み、ア
プリケーションプログラムの実行時に当該動作規定デー
タを解釈して、インタフェース部品を生成する。そし
て、当該インタフェース部品によるユーザインタフェー
ス機能が実行される。つまり、生成されたインタフェー
ス部品によるインタフェース機能の実行のために、ユー
ザインタフェース制御部12に対する制御指示与え
る。これにより、以降は、ユーザインタフェース制御
部12が、アプリケーションプログラム本体部11の処
理を行う場合のインタフェース部品によるユーザインタ
フェース機能を実行する。
【0024】図2は、本実施例の対話処理システムにお
いて任意の図形要素をインタフェース部品として動作さ
せる動作規定データ設定の操作例を説明する図である。
図2において、20はディスプレイの表示画面、21は
操作パネルエディタの編集ウィンドウ、22はインタフ
ェース部品とする図形要素、23は図形要素に属性を設
定する動作規定プロパティシート、24はインタフェー
ス動作の種類を指定する動作クラス指定部、25は図形
要素の動作指示プログラムを設定するプログラム設定部
である。
【0025】アプリケーションプログラムのユーザイン
タフェースを作成する際、表示画面の操作パネルに、所
望の図形要素を配置し、その図形要素をインタフェース
部品として動作させる動作規定データ設定の操作を行
う。この場合に、図形要素をインタフェース部品として
動作させるため、例えば、図2に示すように、ディスプ
レイの表示画面20に操作パネルエディタの編集ウィン
ドウ21が開かれている状態において、操作パネル上に
任意の図形要素22を配置する。そして、更に、この図
形要素22に対する属性の1つの動作規定を設定する動
作規定プロパティシート23を開く。この動作規定プロ
パティシート23は図形要素22に設定する動作指示プ
ログラムを設定するためのサブウインドウとなってい
る。
【0026】動作規定プロパティシート23には、当該
図形要素をインタフェース部品とするための基本動作に
関する設定を行うために、インタフェース動作の種類を
指定する動作クラス指定部24が設けられており、更
に、図形要素に対する動作指示プログラムを設定するプ
ログラム設定部25が設けられている。
【0027】ユーザインタフェースを作成する作成者
は、動作規定プロパティシート23のプログラム設定部
25において、当該図形要素に対する動作指示プログラ
ムを設定するが、この際、当該図形要素をインタフェー
ス部品とする基本動作に関する設定を行うために、動作
クラス指定部24において“Menu”,“Radio”,“M
S”のいずれかのインタフェース部品としてのインタフ
ェース動作の種類を選択する。
【0028】この動作クラス指定部24の選択において
“Menu”を選択したときは、当該図形要素をインタフェ
ース部品とする場合に設定される基本動作に関する設定
は、メュー形式でユーザインタフェース動作を行う動作
規定データが設定されることを意味する。また、動作ク
ラス指定部24の選択において“Radio”を選択したと
きは、当該図形要素をインタフェース部品とする場合に
設定される基本動作に関する設定は、ラジオボタン形式
でユーザインタフェース動作を行う動作規定データが設
定されることを意味する。また、更に、動作クラス指定
部24の選択において“MS”を選択したときは、当該
図形要素をインタフェース部品とする場合に設定される
基本動作に関する設定は、マルチステート形式でユーザ
インタフェース動作を行う動作規定データが設定される
ことを意味する。
【0029】この動作クラス指定部24において“Men
u”,“Radio”,“MS”のいずれかのインタフェース
部品としてのインタフェース動作の種類を選択すると、
その選択の指示に応じて(動作規定データ解釈部18に
より)、当該図形要素をインタフェース部品とする場合
に設定すベき基本動作に関する設定(動作規定データの
設定)が行なわれ、当該図形要素がインタフェース部品
となる。
【0030】次に、任意の図形要素をインタフェース部
品とする場合に設定すベきインタフェース動作に関する
基本動作の動作規定データについて説明する。ここで
は、インタフェース部品のボタンの基本的なインタフェ
ース動作の種類として動作クラスをメニュー形式の“Me
nu”を選択し、ポップアップメニューボタンを作成する
場合を例として説明する。図3は、図形要素に設定した
ポップアップメニューボタンの動作を説明する図であ
る。図3において、30はディスプレイの表示画面、3
1はアプリケーションウィンドウ、32は図形要素、3
3はポップアップメニューボタン、34はマウスカーソ
ルである。
【0031】インタフェース部品のボタンの基本的な動
作クラスとしてポップアップメニューボタンを作成する
場合、ここでのポップアップメニューボタンとは、図3
に示すように、例えば、アプリケーションウィンドウ3
1が開かれ、そこにインタフェース部品とされた図形要
素32が配置されてる状態において、ユーザが図形要素
32の上にマウスカーソル34を位置して、そのマウス
のボタンをクリックすると、図形要素32の上にポップ
アップメニュー33が現われ、ユーザが現われたポップ
アップメニューのうちの任意の1つの項目を選択するこ
とができるボタン機能である。
【0032】このようなポップアップメニューボタン機
能を図形要素32が備えるようにする場合、ユーザイン
タフェース作成者は、図形要素32をメニュー形式のイ
ンタフェース動作を行うインタフェース部品として、例
えば、上述のように動作クラス指定部24において“Me
nu”のインタフェース動作の種類を選択して、その図形
要素に対する動作規定データを定義する。この場合、ユ
ーザにより選択されるポップアップメニューの各メニュ
ー(Item1,Item2,Item3)ごとに異なる動作指示プログラ
ムが起動されるように、プログラム設定部25におい
て、その動作指示プログラムを設定しておけば、「ユー
ザのメニュー選択により或る特定の動作をする」という
ユーザインタフェースを作成することができる。
【0033】ポップアップメニューボタンの場合、イン
タフェース部品のボタンとしての最低限必要な基本動作
の動作規定データとしては、メニューを表示するための
メニュータイトルと各メニューのラベルを用意して、ユ
ーザのマウスクリックによりポップアップメニュー33
を生成し、図形要素32上に表示し、ユーザがメニュー
の1つを選択したら、それを値として保持し、その値に
より、予じめ設定されている動作指示プログラムを起動
するという内容の動作規定データを設定しなければなら
ない。
【0034】この実施例の対話処理システムにおいて
は、図2に示すように、編集ウインドウ21においてグ
ラフィカルユーザインタフェースとする任意の図形要素
22に対する動作指示プログラムを動作規定プロパティ
シート23により設定する際、ボタンの動作クラス選択
部24のメニューからポップアップメニューボタンとす
る動作クラス“Menu”を選択するだけで、上記のような
ポップアップメニューボタンとしての基本的な動作をす
るために必要な全ての動作規定データの設定が自動的に
設定され、当該図形要素はポップアップメニューボタン
としての動作が可能となる。
【0035】この場合、ボタンの動作クラス選択部24
における動作クラス“Menu”の選択以外に、何の設定も
行なわなかった場合には、メニューのタイトルやラベル
の個数に関しては予じめ定義され定められている標準デ
ータが使用される。また、図形要素のポップアップメニ
ューボタンとしてのメニューのタイトルやラベルは任意
に設定することもできる。
【0036】図4は、本実施例の対話処理システムにお
いて任意の図形要素にインタフェース部品として動作さ
せる動作規定データを設定する場合の操作例の他の例を
説明する図である。図4において、40はディスプレイ
の表示画面、41は操作パネルエディタの編集ウィンド
ウ、42はインタフェース部品の図形要素、43は図形
要素に属性を設定する動作規定プロパティシート、44
はインタフェース動作の種類を指定する動作クラス指定
部、45は図形要素の動作指示プログラムを設定するプ
ログラム設定部である。
【0037】インタフェース部品とする図形要素に、ポ
ップアップメニューボタンとしてのメニューのタイトル
やラベルを任意に設定する場合は、インタフェース部品
の動作規定データを設定する際に設定する。すなわち、
前述の図2で説明した場合の操作と同様に、ユーザイン
タフェースを作成する作成者は、ディスプレイの表示画
面40に開かれた編集ウインドウ41において、更に、
図形要素42の動作規定プロパティシート43を開き、
その動作規定プロパティシート43においてインタフェ
ース部品とする動作規定データを設定する。
【0038】この場合、図形要素42はポップアップメ
ニューボタンとするので、動作クラス指定部44におい
ては“Menu”のインタフェース動作の種類を選択する。
そして、次のプログラム設定部55において、ポップア
ップメニューボタンとしてのメニューのタイトルやラベ
ルを設定する。図4に示す動作規定データの設定例で
は、メニューのタイトルを“Parts”とし、各々のメニ
ューのラベルは“Item1”,“Item2”,“Item3”とし
て、メニュー項目数は3個として設定している。
【0039】このような動作規定データにより、図形要
素42をポップアップメニューボタンのインタフェース
部品とすると、図形要素42のインタフェース部品を含
むアプリケーションプログラムを動作させた場合、この
インタフェース部品の図形要素の上にマウスカーソルを
置いてクリックすると、図3に示されるようなポップア
ップメニューボタンと同様な状態で、インタフェース部
品の図形要素上にポップアップメニューのメニュータイ
トル“Parts”と共に、その各々のメニュー項目のラベ
ル“Item1”,“Item2”,“Item3”が現われる。この場
合、他の動作指示プログラムは設定されていないので、
内部的に起動動作が行なわれるものの実際には何も起ら
ない。
【0040】以上に説明したように、本実施例の対話処
理システムによれば、グラフィカルユーザインタフェー
スを作成する場合、ユーザは操作パネルエディタによ
り、図形要素を選択して、ユーザインタフェース操作パ
ネルにおいて任意の図形要素を配置し、当該図要素に対
する動作指示プログラムを動作規定プロパティシートに
より設定する際、ボタンの動作クラス選択部のメニュー
から1つのインタフェース動作の動作クラスを選択する
だけで、インタフェース部品のボタンとしての基本的な
動作をするために必要な全ての設定を自動的に行うこと
ができ、ボタンとしての動作が可能になる。
【0041】次に、本実施例にかかる対話処理システム
の変形例について説明する。前述した実施例において
は、動作クラス選択部でメニュー形式により選択指示を
行っているインタフェース動作の種類(ボタンの動作ク
ラス選択メニュー)は、ポップアップメニュー,ラジオ
ボタン,マルチステートボタンとしているが、更に、ユ
ーザインタフェースとして動作できるものであれば、ど
のようなインタフェース動作の種類を追加しても構わな
い。また、それぞれのインタフェース動作の種類を示す
名前は、他のものと区別できる限り他の呼び方でも構わ
ない。
【0042】また、動作クラス選択部のボタンの動作ク
ラス選択メニューは、上述の実施例では、マウスで選択
できる排他的なメニューボタンとして説明しているが、
これは各々のボタンクラス(インタフェース動作の種
類)を個別に識別することができるものであれば良いの
で、どのようなものでも良く、例えば、テキストストリ
ングとして“PopupMenuButton”とか“RadioButto
n”として指定するようにしても良い。
【0043】また、動作指示プログラムやボタンクラス
を選択するために、上述の実施例では、動作規定プロパ
ティシートを使用する方法を説明したが、これは最終的
にこれらの情報が指示された任意の図形要素と結び付け
られれば良いので、どのようなインタフェースを通して
設定するようにしても良い。また、図4において、メニ
ューのタイトルやラベルを任意に設定する方法を説明し
たが、これらの指定方法も最終的にこれらの情報を得ら
れれば良いので、どのような形で行なわれても良い。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の対話処
理システムによれば、インタフェース部品とする図形要
素と、そのインタフェース部品の動作タイプを選択指示
するだけで、任意の図形要素インタフェース部品の
えばボタンとすることができる。この場合、インタフェ
ース部品の動作を規定するために必要な動作規定データ
は、動作タイプ別に分類して類型化されて予登録され
ているので、動作タイプを指示するだけで、ボタンとし
ての基本的な動作に必要な全ての設定を行え、インタフ
ェース部品のボタンとしての動作が可能となる。このた
め、表示装置の表示画面上でユーザインタフェース機能
を実行する複数のインタフェース部品を有する対話処理
システムが容易に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる対話処理シ
ステムの要部の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は実施例の対話処理システムにおいて任
意の図形要素をインタフェース部品として動作させる動
作規定データ設定の操作例を説明する図、
【図3】 図3は図形要素に設定したポップアップメニ
ューボタンの動作を説明する図、
【図4】 図4は本実施例の対話処理システムにおいて
任意の図形要素にインタフェース部品として動作させる
動作規定データを設定する場合の操作例の他の例を説明
する図である。
【符号の説明】
1〜5…図形要素、10…動作規定データファイル、1
1…アプリケーションプログラム本体部、12…ユーザ
インタフェース制御部、13…オペレーティングシステ
ム、14…入出力デバイス制御部、15…入出力デバイ
ス、16…操作パネル部、17…図形要素管理部、18
…動作規定データ解釈部、20…ディスプレイの表示画
面、21…操作パネルエディタの編集ウィンドウ、22
…図形要素、23…動作規定プロパティシート、24…
動作クラス指定部、25…プログラム設定部、30…デ
ィスプレイの表示画面、31…アプリケーションウィン
ドウ、32…図形要素、33…ポップアップメニューボ
タン、34…マウスカーソル、40…ディスプレイの表
示画面、41…操作パネルエディタの編集ウィンドウ、
42…図形要素、43…動作規定プロパティシート、4
4…動作クラス指定部、45…プログラム設定部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−81064(JP,A) 特開 平4−199352(JP,A) 特開 平4−348428(JP,A) 特表 平6−504152(JP,A) Brad A.Myers(外7 名),“Garnet:対話性にすぐ れ、柔軟なGUIの作成を支援するツー ル”,日経エレクトロニクス,日経BP 社,1991年3月18日,Vol.522,p. 187−203 伊知地宏(外1名),“ユーザーイン タフェース開発ツールの構成と実現”, 情報処理学会研究報告(91−HI− 37),社団法人情報処理学会,1991年7 月4日,Vol.91,No.52,p.37 −1〜37−8 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 9/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置の表示画面上でユーザインタフェ
    ース機能を実行する複数のインタフェース部品を有する
    対話処理システムにおいて、前記インタフェース部品により制御されてアプリケーシ
    ョンプログラムが動作する場合のユーザインタフェース
    機能を実行するユーザインタフェース制御手段と、 インタフェース部品の動作を規定する動作規定データを
    類型化して登録する登録手段と、 インタフェース部品とする任意の図形要素に前記類型化
    された動作規定データの動作タイプを選択して対応づけ
    る指示を行う選択指示手段と、 動作タイプの選択指示に従い、前記登録手段に登録され
    た動作規定データを読み込むと共に、アプリケーション
    プログラムの実行時にインタフェース部品とした任意の
    図形要素の動作規定データを解釈して、前記インタフェ
    ース制御手段によりユーザインタフェース機能を実行す
    るためのインタフェース部品を作成するデータ解釈手段
    とを備えたことを特徴とする対話処理システム。
  2. 【請求項2】表示装置の表示画面上でユーザインタフェ
    ース機能を実行する複数のインタフェース部品を有する
    対話処理システムにおいて、前記インタフェース部品により制御されてアプリケーシ
    ョンプログラムが動作する場合のユーザインタフェース
    機能を実行するユーザインタフェース制御手段と、 ユーザアクションに応じたインタフェース動作の種類を
    類型化して定義し、定義されたインタフェース動作の種
    類に応じて、インタフェース部品の動作規定データを格
    納する部品データ格納手段と、 インタフェース部品とする図形要素を指示して、前記ユ
    ーザアクションに応じたインタフェース動作の種類を選
    択指示する選択指示手段と、 選択指示されたインタフェース動作の種類に応じて、イ
    ンタフェース部品とする図形要素に対する動作規定デー
    設定を行い、アプリケーションプログラムの実行時
    インタフェース部品とした図形要素の動作規定データ
    を解釈して、前記インタフェース制御手段により当該図
    形要素のインタフェース機能を実行するインタフェース
    部品を作成するデータ解釈手段とを備えたことを特徴と
    する対話処理システム。
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Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Brad A.Myers(外7名),"Garnet:対話性にすぐれ、柔軟なGUIの作成を支援するツール",日経エレクトロニクス,日経BP社,1991年3月18日,Vol.522,p.187−203
伊知地宏(外1名),"ユーザーインタフェース開発ツールの構成と実現",情報処理学会研究報告(91−HI−37),社団法人情報処理学会,1991年7月4日,Vol.91,No.52,p.37−1〜37−8

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