JPH06242941A - 対話処理システム - Google Patents

対話処理システム

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JPH06242941A
JPH06242941A JP5048780A JP4878093A JPH06242941A JP H06242941 A JPH06242941 A JP H06242941A JP 5048780 A JP5048780 A JP 5048780A JP 4878093 A JP4878093 A JP 4878093A JP H06242941 A JPH06242941 A JP H06242941A
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JP
Japan
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description data
interface
interface component
data
user interface
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Application number
JP5048780A
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English (en)
Inventor
Masato Mita
真人 三田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置の表示画面上でユーザインタフェー
ス機能を実行する複数のインタフェース部品を有する対
話処理システムにおいて、インタフェース部品の構築お
よび変更を行う場合に、アプリケーションプログラム起
動時の処理を効率よく行い、インタフェース部品による
ユーザインタフェース機能の構築および変更を容易に行
う。 【構成】 表示装置の表示画面上でユーザインタフェー
ス機能を実行する複数のインタフェース部品を有する対
話処理システムにおいて、初期起動を指示する動作記述
データを含む複数のインタフェース部品を格納している
部品データ格納手段(17)と、インタフェース部品に
おける初期起動を指示する動作記述データを解釈し、ア
プリケーションプログラム起動時に起動イベントを送出
し、当該インタフェース部品の機能動作を行う動作記述
データ解釈手段(16)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対話処理システムに関
し、特に、表示装置の表示画面上でユーザインタフェー
ス機能を実行する複数のインタフェース部品を有する対
話処理システムにおいて、インタフェース部品の構築お
よび変更を行う場合に、アプリケーションプログラム起
動時の処理を効率よく行い、インタフェース部品による
ユーザインタフェース機能の構築および変更を容易に行
う対話処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置の表示画面上でユーザイ
ンタフェース機能を実行する複数のインタフェース部品
を有する対話処理システムにおいて、インタフェース部
品を組込んだ表示画面上でのパネルを作成する場合、そ
れらのパネルに関する情報(インタフェース部品)はソ
ースプログラムに変換されて、インタフェース部品のソ
ースプログラムが作成される。そして、このソースプロ
グラムをコンパイルし、アプリケーションプログラム本
体とリンクすることにより、実行形式の該当のユーザイ
ンタフェース機能のインタフェース部品を作成する。こ
の場合、表示画面上のパネルにおけるインタフェース部
品の仕様を変更する場合にも、元のプログラムのソース
プログラムの対応箇所を変更し、再びコンパイルして、
アプリケーションプログラム本体とリンクしなければな
らない。
【0003】このように、計算機システムのユーザイン
タフェース機能の構築においては、ユーザとシステムの
対話処理を行うユーザインタフェース部品の動作はプロ
グラムとして与える必要があり、一部の仕様の変更など
にも煩雑な作業工程が必要となるという問題がある。
【0004】これに対して、特開平2−266424号
公報で提案されている「対話処理合成システム」は、デ
ータベースの視覚的データおよび動作記述データから構
成される部品をシステムの側で提供し、これらを組合せ
ることにより、計算機応用システムのユーザインタフェ
ースの動作プログラムを合成して、ユーザインタフェー
スの構築を容易にする。このため、この対話処理合成シ
ステムでは、視覚的データおよび動作記述データから構
成される部品を提供するインタフェース部品データベー
ス部と、前記インタフェース部品データベース部の部品
を組み合せて記述するインタフェース部品エディタ部
と、前記インタフェース部品エディタ部の記述に基づい
て対話処理部を合成するインタフェース合成部とが備え
られる。これにより、部品を組み合せていくという簡易
な方法で、計算機応用システムの対話処理部を構成する
ことができる。
【0005】また、特開平2−254539号公報で提
案されている「ソフトウェアプロトタイプ作成支援装
置」では、対話型CADシステムのマン・マシンインタ
フェース部のプロトタイプを図形入力により作成する。
このため、このソフトウェアプロトタイプ作成支援装置
は、入力した図形を対話型CADシステムのマン・マシ
ンインタフェース部構成要素(メニュー類)として、個
々にデータベースに登録し、指定した動作定義に従って
動作させることにより、プロトタイプとしての機能を実
現する。更に目的システムのソースコードを変換して出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の対
話処理プログラムのユーザインタフェース部品を含んだ
表示画面上のパネルを作成する場合、パネルの一部を変
更した類似のインタフェースを作成する場合も多いが、
ユーザインタフェース部品だけを変更することは不可能
であるため、表示画面上のパネルにおけるインタフェー
ス部品の仕様の一部を変更する場合にも、元プログラム
のソースプログラムの対応箇所を変更し、再びコンパイ
ルして、アプリケーションプログラム本体とリンクする
という煩雑な作業を必要とする。
【0007】このように、アプリケーションプログラム
のユーザインタフェース機能パネルを作成する場合、例
えば、ユーザインタフェース機能部品の一部を変更し
て、ユーザインタフェースパネルで作った複数の部品に
割り付けられた動作を合成して新たな機能として統合す
る変更を行う場合などでは、インタフェース部品の元プ
ログラムのソースプログラムを変更し、再びコンパイル
して、アプリケーションプログラム本体とリンクする必
要がある。その変更の作業は煩雑であり、作業効率が悪
いという問題がある。また、アプリケーションプログラ
ムのユーザインタフェース機能のパネルの作成におい
て、多くのユーザインタフェースパネルをアプリケーシ
ョンプログラムで動的に作成し、変更することは不可能
であり、ユーザインタフェース機能のパネル作成の能率
が悪いという問題がある。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、表示装置の
表示画面上でユーザインタフェース機能を実行する複数
のインタフェース部品を有する対話処理システムにおい
て、インタフェース部品の構築および変更を行う場合
に、アプリケーションプログラム起動時の処理を効率よ
く行い、インタフェース部品によるユーザインタフェー
ス機能の構築および変更を容易に行う対話処理システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明の対話処理システムは、表示装置の表
示画面上でユーザインタフェース機能を実行する複数の
インタフェース部品を有する対話処理システムにおい
て、初期起動を指示する動作記述データを含む複数のイ
ンタフェース部品を格納している部品データ格納手段
(17)と、インタフェース部品における初期起動を指
示する動作記述データを解釈し、アプリケーションプロ
グラム起動時に起動イベントを送出し、当該インタフェ
ース部品の機能動作を行う動作記述データ解釈手段(1
6)とを備えたことを特徴とする。
【0010】ここでの対話処理システムにおいて、部品
データ格納手段は、インタフェース部品のデータ変更を
行う動作記述データを格納しており、動作記述データ解
釈手段は、インタフェース部品のデータ変更を行う動作
記述データを解釈して、インタフェース部品によるユー
ザインタフェース機能を変更することを特徴とする。ま
た、この対話処理システムは、更に、インタフェース部
品の動作記述データを転記する動作記述データ転記手段
(18)を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の対話処理システムは、表示装置の表示
画面上でユーザインタフェース機能を実行する複数のイ
ンタフェース部品を有する対話処理システムとなってお
り、このインタフェース部品によるユーザインタフェー
ス機能を介してアプリケーションプログラムが動作す
る。ユーザインタフェース機能の処理制御はシステム制
御部が行う。このように構成されている対話処理システ
ムにおいて、部品データ格納手段(17)には、初期起
動を指示する動作記述データを含む複数のインタフェー
ス部品が格納されており、動作記述データ解釈手段(1
6)が、インタフェース部品における初期起動を指示す
る動作記述データを解釈し、アプリケーションプログラ
ム起動時に起動イベントを送出し、当該インタフェース
部品の機能動作を行う。
【0012】この対話処理システムにおいては、ユーザ
インタフェース機能を提供するインタフェース部品の動
作機能が動作記述データにより記述されているので、当
該動作記述データによりアプリケーションプログラムの
実行時に、インタフェース部品の動作機能およびインタ
フェース部品の形態などを動作記述データの解釈により
変更することができる。更に、ここでは、インタフェー
ス部品の動作記述データとして、初期起動を指示する動
作記述データが含まれる。この初期起動を指示する動作
記述データにより、動作記述データ解釈手段(16)
が、初期起動を指示する動作記述データを解釈して、ア
プリケーションプログラム起動時に起動イベントを送出
し、当該インタフェース部品の機能動作を行う。
【0013】これにより、対話処理システムにおけるユ
ーザインタフェースの構築および変更を行う場合に、ア
プリケーションプログラム起動時に、例えば、インタフ
ェース部品の機能を動的に設定して、その設定されたイ
ンタフェース部品の機能(スクリプト)を実行するボタ
ン機能が備えられる。このため、インタフェース部品の
起動用パラメータは、別のファイルに持つ必要がなくな
り、1つのアプリケーションファイルで管理することが
できる。
【0014】また、ここでは、部品データ格納手段が、
インタフェース部品のデータ変更を行う動作記述データ
を格納しているので、アプリケーションプログラム起動
時の処理として、動作記述データ解釈手段がそのインタ
フェース部品のデータ変更を行う動作記述データを解釈
して、インタフェース部品によるユーザインタフェース
機能を動的に変更することができる。更に、インタフェ
ース部品の動作記述データにより、ユーザインタフェー
ス機能の構築および変更を容易に行うため、動作記述デ
ータ転記手段(18)によって、必要とするインタフェ
ース部品の動作記述データを転記することにより、ベー
スとなる動作記述データを得て、ここでの初期起動を指
示する動作記述データと共にインタフェース部品のデー
タ変更を行う動作記述データを作成して設定する。
【0015】したがって、従来において別々に設計され
たアプリケーションプログラムのユーザインタフェース
機能を変更する場合、ソースプログラムのレベルでしか
行うことはできなかったが、本発明の対話処理システム
によれば、インタフェース部品の動作を規定する動作記
述データにより、インタフェース機能の変更を行うこと
ができ、更に初期起動をそのまま指示することができ
る。このため、アプリケーションプログラムの起動時に
おいて、ユーザインタフェース機能の構築および変更を
行い、更に、変更を行ったインタフェース部品に対し
て、そのインタフェース部品の起動まで続けて行うこと
ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により具体的
に説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる対話処
理システムの要部の構成を示すブロック図である。図1
において、11はアプリケーションプログラム本体部、
12はインタフェース制御部、13はオペレーティング
システム、14は入出力デバイス制御部、15は入出力
デバイスである。入出力デバイス15には、表示出力装
置のCRTディスプレイ,ポインティングデバイスのマ
ウス,文字入力装置のキーボードなどが用いられる。入
出力デバイス制御部14は、システムのハードウェア装
置に接続される入出力デバイスを制御するドライバであ
り、CRTディスプレイ,マウス,キーボードなどの入
出力デバイスを制御する。オペレーティングシステム1
3は、アプリケーションプログラムが動作するシステム
環境を提供し、ハードウェア装置のシステム全体を制御
する。ユーザインタフェース制御部12は、各々のイン
タフェース部品を制御して、アプリケーションプログラ
ム本体部11が動作する場合のユーザインタフェース機
能を実行する。
【0017】動作記述データファイル17には、インタ
フェース部品の動作を規定する動作記述データが登録さ
れており、アプリケーションプログラムが起動される
と、動作記述データ解釈部16が、動作記述データファ
イル17に登録された動作記述データを読み込み、実行
時に当該データを解釈して、ユーザインタフェース機能
を構築し、インタフェース部品によるユーザインタフェ
ース機能を実行する。このため、ユーザインタフェース
制御部12にはインタフェース部品の動作記述データに
対する基本処理ルーチンが組込まれている。この基本処
理ルーチンによって、ユーザインタフェース制御部12
がアプリケーションプログラム本体部11の処理を行う
場合のインタフェース部品によるユーザインタフェース
機能を実行する。
【0018】このように、本実施例の対話処理システム
には、インタフェース部品によるユーザインタフェース
機能を実行するために、インタフェース部品を制御する
ユーザインタフェース制御部12と、初期起動を指示す
る動作記述データを含む複数のインタフェース部品の動
作を規定した動作記述データを格納する動作記述データ
ファイル17と、インタフェース部品の動作記述データ
を解釈し、インタフェース部品における初期起動を指示
する動作記述データを解釈すると、アプリケーションプ
ログラム起動時に起動イベントを送出し、当該インタフ
ェース部品の機能動作を行う動作記述データ解釈部16
と、インタフェース部品の動作を規定する動作記述デー
タを転記するための動作記述データ転記部18とが備え
られている。
【0019】アプリケーションプログラムが起動される
と、ここでのユーザインタフェース機能を構築するイン
タフェース部品の動作を記述した動作記述データが、動
作記述データファイル17から動作記述データ解釈部1
6を介してユーザインタフェース制御部12に読み込ま
れる。インタフェース部品に対するユーザの転記動作は
入出力デバイス15から入出力デバイス制御部14およ
びオペレーティングシステム13を介してユーザインタ
フェース制御部12に伝達される。
【0020】ユーザインタフェース制御部12は、動作
を起こされたインタフェース部品に対応する動作記述デ
ータを、動作記述データ解釈部16とやり取りして、他
のユーザインタフェース機能の表示パネルに転記し、ま
た、アプリケーションプログラム本体部11に通知す
る。インタフェース部品の表示画面上における外見上の
変化は、オペレーティングシステム13および入出力デ
バイス制御部14を介して入出力デバイス15にフィー
ドバックされる。
【0021】この時に、入出力デバイス15のディスプ
レイの画面データ,他のパネルのデータなどが、新たな
インタフェース部品を作成するためのベースの動作記述
データとして、動作記述データ転記部18により転記さ
れて、動作記述データファイル17に格納される。つま
り、この場合、新たに作成したいインタフェース部品と
同様なインタフェース機能を有する該当のインタフェー
ス部品の動作記述データは、動作記述データ転記部18
により転記して、新たなインタフェース部品を生成する
ためのベースとして、動作記述データファイル17に格
納される。これにより、アプリケーションプログラム本
体部11とリンクし直すことなく、インタフェース部品
のユーザインタフェース機能を構築するため、そのベー
スとなるインタフェース動作を記述した動作記述データ
が容易に得られ、これを基に新しくインタフェース部品
を作成することができる。
【0022】図2は、本実施例の対話処理システムにお
けるインタフェース部品の動作記述データに含まれるデ
ータ内容を説明する図である。図2において、21はア
プリケーションウィンドウ、22はインタフェース部品
として規定されたテキスト枠Aを有するテキストファイ
ル、23はインタフェース部品の“ButtonA”と表示さ
れたボタンである。また、26および27は、インタフ
ェース部品に設定された動作記述データを表示するサブ
ウィンドウであり、32および33はそれぞれのインタ
フェース部品に設定されている動作記述データを示して
いる。
【0023】いま、アプリケーションウィンドウ21を
開き、更にサブウィンドウ26を開いて、インタフェー
ス部品として規定されたテキスト枠Aを有するテキスト
ファイルに設定された動作記述データ(属性データ)を、
動作規定データ変更シートとタイトル表示されたサブウ
ィンドウ26により表示すると、図2の右側部分に示す
ように、その動作記述データ32が表示される。
【0024】動作記述データ32は、インタフェース部
品として規定されたテキスト枠Aを有するテキストファ
イル22に対して設定された動作記述データであり、こ
の内容は、当該インタフェース部品のテキストファイル
22の名前が“Text”であり(1行目)、このインタフ
ェース部品のテキストファイル22に対して操作が行な
われた時に、表示パネル上に返す外見上の変化の動作規
定がフィードバック内容(2行目)に、インタフェース
部品の動作記述データとして設定されている。
【0025】ところで“ButtonA”と表示されたボタン
のインタフェース部品23は、その動作記述データ33
により、“Text”というボタン名を持つテキストファイ
ルの内容を“東京都”に変更するインタフェース機能を
装備している。前述の場合と同様に、動作規定データ変
更シートとタイトル表示されたサブウィンドウ27によ
り、インタフェース部品23のボタンに設定された動作
記述データ33を表示すると、図2に示すように、その
動作記述データ33の内容が表示されるので、その内容
が確認できる。
【0026】動作規定データ変更シートのサブウィンド
ウ27により表示されたその動作記述データ33による
と、“ButtonA”と表示されたインタフェース部品23
はボタンのインタフェース機能を有するものであり、当
該インタフェース部品23の名前が“Initial”であり
(1行目)、Initというイベントが来たときに“Text”
というボタン名を持つテキストファイルの内容を“東京
都”に変更するフィードバック動作(2行目〜3行目)
を行うインタフェース機能を、その動作記述データによ
り設定している。また、その時に呼び出すコマンドが
“ShowText”(4行目)となっている。
【0027】図3は、インタフェース部品の機能により
テキスト変更を行うユーザインタフェース機能の動作例
を説明する図である。アプリケーションプログラムの実
行時において、図2に示したような各々のインタフェー
ス部品の動作記述データをロードすることにより、イン
タフェース部品によるユーザインタフェース機能が動作
する。図3に示すように、表示画面35に開かれたアプ
リケーションウィンドウ36において、インタフェース
部品(“ButtonA”)23のボタンを、マウスカーソル
39で指示してマウスをクリックすると、インタフェー
ス部品23に設定された動作記述データ33に従って、
コマンド“ShowText”が呼び出され、インタフェース部
品として規定されたテキストファイル22のテスキト枠
Aにおいて、テキスト内容が“東京都”に変更される。
【0028】なお、上述の説明では、このインタフェー
ス部品(“ButtonA”)23のボタンの機能動作をマウ
スカーソル39で起動させる場合で説明したが、その動
作記述データ33において、初期起動を指示する動作記
述データ“Init”を含んでいるので、当該アプリケーシ
ョンプログラムの起動時に発生するInitというイベント
により、特に、マウスカーソルでユーザが起動指示を与
えることになく、アプリケーションプログラムの起動時
に、インタフェース部品23のボタンの機能動作は自動
的に起動される。
【0029】また、ここでのインタフェース部品23の
動作記述データ33に設定するコマンドの内容として、
例えばコマンド“ChangeProps”を設定することによ
り、指定したインタフェース部品に対して、その図形の
属性(色,形,線幅,図形タイプ)などを変更するよう
にもできる。このように、インタフェース部品の動作記
述データとして、当該インタフェース部品の初期起動を
指示する動作記述データを含ませることにより、アプリ
ケーションプログラムの起動時において、インタフェー
ス部品による動作を起動時に直ちに行うことができる。
例えば、初期起動時の動作としてインタフェース部品
に、複数のインタフェース部品の図形形状のデータ変更
を行う動作記述データを設定しておくことにより、動作
記述データの解釈により、インタフェース部品の形態の
変更を起動時に行うことができる。したがって、アプリ
ケーションプログラムの起動時に、インタフェース部品
の複数のテキストの内容を同じにしたり、図形の形状を
同じにすることができる。
【0030】次に、本実施例にかかる対話処理システム
の別の適用例および変形例について説明する。 (1)本実施例では、アプリケーションプログラムの起
動時に、テキストファイルのデータ内容を変更するイン
タフェース部品(23)を定義しているが、ボタンのフ
ィードバックに“SetText”の対象としてボタンや図形
を指定することにより、テキストの内容を他のボタンや
図形に反映するようにもできる。
【0031】(2)また、インタフェース部品の動作規
述データをアプリケーションプログラムでも変更できる
ようにすることにより、アプリケーションプログラムで
メニュー項目などを変更することが可能になる。このた
め、アプリケーションプログラムの起動時を含めて、そ
の実行中の動的なインタフェース部品の動作の構築およ
び変更が可能となる。
【0032】(3)また、インタフェース部品の動作記
述データにおいて、“GetText”などのコマンドを使っ
て、ユーザが入力した文字列をテキスト枠から取り出
し、そのテキストを再び他のテキスト枠の入力として使
用することもできる。
【0033】(4)また、初期起動を規定する動作記述
データとして、そのイベント名を変更することで、デバ
ッグを容易に行える。例えば、初期起動を規定する動作
記述データのイベント指定を始めは(Left_Up)イベント
などにしておいて、予じめマウスカーソルの指示による
起動でテストを行い、当該インタフェース部品が正しい
動作を行うかを実証した後に、再びイベント名を(Init)
などの起動時のイベント名に変更することにより、イン
タフェース部品のデバッグを容易に行える。
【0034】(5)また、アプリケーションプログラム
のワードプロセッサなどにおいても、テキストの中に特
別なフィールドを定義して、テキスト枠と同様な情報を
埋め込むことで、同じテキスト枠の中に複数の同じ名前
のグループテキストを埋め込むこともできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の対話処理
システムによれば、インタフェース部品によるユーザイ
ンタフェース機能の構築および変更は、アプリケーショ
ンプログラム実行時および起動時にインタフェース部品
の動作記述データの編集を行って、ユーザインタフェー
ス機能の構築および変更を容易に行うことできる。この
場合、インタフェース部品の動作記述データとして、初
期起動を規定する動作記述データを含ませられるので、
この指定により、アプリケーションプログラム実行時お
よび起動時に、そのインタフェース部品を動作させて、
ユーザインタフェース機能の構築および変更を容易に行
うことができる。これにより、アプリケーションプログ
ラム実行時にダイナミックに、インタフェース部品のテ
キストを同じ内容にでき、また、インタフェース部品の
図形を同じ形状にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる対話処理シ
ステムの要部の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本実施例の対話処理システムにおける
インタフェース部品の動作記述データに含まれるデータ
内容を説明する図、
【図3】 図3は、インタフェース部品の機能によりテ
キスト変更を行うユーザインタフェース機能の動作例を
説明する図である。
【符号の説明】
11…アプリケーションプログラム本体部、12…ユー
ザインタフェース制御部、13…オペレーティングシス
テム、14…入出力デバイス制御部、15…入出力デバ
イス、16…動作記述データ解釈部、17…動作記述デ
ータファイル、18…動作記述データ転記部、21…ア
プリケーションウィンドウ、22…インタフェース部品
(テキストファイル)、23…インタフェース部品(ボ
タン)、26,27…サブウィンドウ、32,33…動
作記述データ、35…表示画面、36…アプリケーショ
ンウィンドウ、39…マウスカーソル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の表示画面上でユーザインタフ
    ェース機能を実行する複数のインタフェース部品を有す
    る対話処理システムにおいて、 初期起動を指示する動作記述データを含む複数のインタ
    フェース部品を格納している部品データ格納手段と、 インタフェース部品における初期起動を指示する動作記
    述データを解釈し、アプリケーションプログラム起動時
    に起動イベントを送出し、当該インタフェース部品の機
    能動作を行う動作記述データ解釈手段とを備えたことを
    特徴とする対話処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の対話処理システムにお
    いて、 部品データ格納手段は、インタフェース部品のデータ変
    更を行う動作記述データを格納しており、 動作記述データ解釈手段は、インタフェース部品のデー
    タ変更を行う動作記述データを解釈して、インタフェー
    ス部品によるユーザインタフェース機能を変更すること
    を特徴とする対話処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の対話処理システムにお
    いて、更に、 インタフェース部品の動作記述データを転記する動作記
    述データ転記手段を備えたことを特徴とする対話処理シ
    ステム。
JP5048780A 1993-02-16 1993-02-16 対話処理システム Pending JPH06242941A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003648A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Fuji Xerox Co Ltd 操作画面生成方法、操作画面生成装置、電子機器、プログラム
JP2010073062A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

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