JP2763289B2 - 論理図作成処理装置における詳細記述位置付け処理方式 - Google Patents

論理図作成処理装置における詳細記述位置付け処理方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プログラムの制御構造およびデータ構造等を,図形パ
ターンによって表記する論理図を,コンピュータにより
作成/編集するにあたって,概要記述を定義する手段
と,詳細記述を定義する手段と,概要記述をディスプレ
イ画面上で指示することにより,対応する詳細記述を選
出し,ディスプレイ画面に詳細記述を表示する手段とを
設けることにより,論理図の内容把握を容易にし,また
論理図における詳細記述の編集操作に関する作業を簡易
化することを可能としている。 〔産業上の利用分野〕 本発明は,論理図作成処理装置における詳細記述位置
付け処理方式,特にプログラムの制御構造およびデータ
構造等を,図形パターンによって表記する論理図の作成
/編集を行う装置であって,論理図における概要記述に
対応する詳細記述を,画面上で指示された概要記述から
直ちに選び出して表示できるようにした論理図作成処理
装置における詳細記述位置付け処理方式に関するもので
ある。 コンピュータによって実行されるプログラムの生産性
を上げることが,近年,ますます重要性を増している。
そのため,構造化が容易な設計ドキュメントおよび人間
の言語に近いプログラム言語の開発が望まれている。こ
れに伴い,その設計ドキュメントまたはプログラムの作
成/編集作業の容易化が望まれている。 〔従来の技術〕 従来のプログラム開発では,設計仕様を,流れ図など
によって記述し,その流れ図を参照しながら,プログラ
ム言語に応じた所定の構文規則に基づきコーディングす
ることが行われていた。 しかし,従来の流れ図は,構造化プログラムに必ずし
も適当であるとは言えず,流れ図およびソース・プログ
ラムにより,プログラムの制御構造等を直観的に把握す
るのは困難であった。 そのため,制御構造体を図記号で表記し,制御の範囲
とレベルとを制御線で明示すると共に,その図記号等に
対応して,十分な文章を記述できるようにした論理図
を,プログラムの開発や保守に用いることが考えられて
いる。この論理図は,設計ドキュメントとして利用可能
であり,また文章部分が所定の規則に従っている場合に
は,さらに翻訳処理によって,ソース・プログラムとし
ても利用可能であるため,プログラムの生産性の向上お
よび解読性・保守性の向上に非常に有益であると考えら
れる。 しかし,論理図の作成/編集に時間がかかるとすれ
ば,設計者の負担が大きくなり,生産効率が低下するた
め,このような論理図を,できるだけ簡易・迅速に作成
/編集できるようにすることが望まれる。 従来,図形要素と文とからなるドキュメントを作成す
る場合,テンプレート等を使用し,手書きにより作成す
るのが一般的であった。または,そのようなドキュメン
トを,図形要素を入力可能なワードプロセッサ等により
作成することが行われていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記論理図の作成について,手書きをするか,汎用の
ワードプロセッサを用いて作成することが考えられてい
るが,多くの時間と労力がかかり,設計者の負担が大き
く,かつ修正等も不便であるという問題がある。 そのため,コンピュータによって,論理図をディスプ
レイ画面に表示しつつ作成/編集する処理装置が考えら
れているが,論理図をディスプレイ画面に表示する場
合,画面の大きさの制約上,一時点では,論理図の一部
分しか表示できない。特に,論理図において,構造化プ
ログラムに適した記述を可能とするため,あるまとまっ
た一連の処理を概要記述として表記し,その詳細な内容
を詳細記述として,別の部分に表記することが考えられ
ているが,ある概要記述の詳細を知りたいときに,その
概要記述に対応する詳細記述を,論理図の中から探し出
して,ディスプレイ画面に表示させるのに時間がかかる
という問題がある。 本発明は上記問題点の解決を図り,ディスプレイ画面
に表示されている概要記述から,直ちに対応する詳細記
述に位置付けできるような処理方式を提供することを目
的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 第1図は本発明の原理ブロック図である。 第1図において,10はディスプレイ画面,11は論理図を
中央処理装置(CPU)による命令実行によって作成する
論理図作成処理装置,12は論理図に概要記述を記入する
概要記述定義処理部,13は論理図に詳細記述を記入する
詳細記述定義処理部,14は論理図の各行毎に各種属性情
報を記憶する属性情報テーブル,15は概要記述から詳細
記述への位置付け処理を行う詳細記述位置付け処理部,1
6は概要記述の位置情報を入力する概要記述位置入力処
理部,17は概要記述に対応する詳細記述を論理図から探
し出す処理を行う詳細記述選出処理部,18は選出した詳
細記述をディスプレイ画面10に表示する詳細記述表示処
理部,36はディスプレイ画面10内の位置を指示するマウ
スやライトペン等の位置指示装置,42はディスプレイ画
面10における入力位置を表示するカーソル,51は論理図
を記憶する論理図ファイルを表す。 論理図作成処理装置11が作成する論理図は,処理およ
びデータの構造を表記する図形要素と,処理およびデー
タの内容を表記する文との組み合わせによって記述され
るチャートである。構造を表記する図形要素には,図形
要素の各図記号に対応するコードが文字コードと同様に
割当てられる。 この論理図では,例えば第1図に示す論理図ファイル
51中に表しているように,制御レベルを示す制御線L0,L
1,L2,…によって,階層を図示できるようになってい
る。 また,概要記述を指定する図記号S3と概要名S4とによ
って,処理の概要を記述できるようになっている。それ
に対応する詳細記述は,詳細記述の開始を指定する図記
号S9と詳細記述の終了を指定する図記号S10とによって
挟まれた部分で,対応関係は,開始の図記号S9の右側に
記述される概要名S4によって表される。 この概要記述を用いることにより,プログラム開発に
おける概要設計から詳細設計へと,段階的な設計を,連
続的に進めることができるようになっている。この概要
記述は,最終的なプログラム・レベルでは,いわゆるサ
ブルーチン・コール的な働きをすると考えてよい。 概要記述定義処理部12は,第1図(イ)のディスプレ
イ画面10に示すように,カーソル42の位置に,図記号S3
と概要名S4とを入力することにより,概要記述を定義す
る。詳細記述定義処理部13は,(ロ)のように図記号S9
と概要名S4とによって,詳細記述の定義を行う。 概要記述と詳細記述とは,論理図上において,離れた
部分に置かれるのが普通である。例えば,第1図(ハ)
のディスプレイ画面10において,概要名「AAA」の詳細
記述を呼び出して表示したいとき,メニュー選択等によ
り,詳細記述位置付け処理部15を起動する。詳細記述位
置付け処理部15は,まず概要記述位置入力処理部16によ
って,概要記述の認識を行う。即ち,概要記述位置入力
処理部16は,位置指示装置36によって,指示されたカー
ソル42の位置を入力し,その位置情報から,概要記述を
識別する。 次に詳細記述選出処理部17が呼び出され,詳細記述選
出処理部17は,例えば属性情報テーブル14により,概要
記述位置入力処理部16によって特定された概要記述に対
応する詳細記述のアドレス情報を得る。なお,処理の高
速化のため,属性情報テーブル14には,論理図における
各行ごとに制御レベルや,ポインタ情報等の各種属性情
報が予め容易されるが,属性情報テーブル14を用いない
で,論理図ファイル51を概要名「AAA」によって検索す
ることにより,対応する詳細記述を選出するようにして
もよい。 詳細記述表示処理部18は,選出された詳細記述を,必
要に応じて論理図ファイル51から読み出し,第1図
(ニ)のように,ディスプレイ画面10に表示する。これ
により,概要記述の詳細な内容を見ることができ,また
詳細記述に変更が必要な場合には,ディスプレイ画面10
の表示に従って,その詳細記述を更新できる。 〔作用〕 概要記述位置入力処理部16により,概要記述にカーソ
ル42を合わせて,その位置を入力すれば,詳細記述選出
処理部17によって,対応する詳細記述が選出され,詳細
記述表示処理部18によって,直ちに対応する詳細記述が
表示されるので,論理図上において,概要記述と詳細記
述とが離れていても,簡単に詳細記述に位置付けできる
ようになる。なお,元の概要記述の位置を記憶してお
き,詳細記述への位置付けの後,取り消し指示等によっ
て,元の概要記述へ表示を戻すことができるようにする
ことも可能である。 従って、操作者は,論理図上における詳細記述の行番
号等の位置情報を記憶していなくても,概要記述から詳
細記述へ簡単に表示を切り替えることができるので,論
理図の解読,変更等を容易に行うことができるようにな
る。 〔実施例〕 第2図は本発明に係る論理図作成処理装置によって作
成する論理図の例,第3図は本発明に係る論理図作成処
理装置のハードウェア構成例,第4図は本発明に係る論
理図作成処理装置におけるディスプレイ編集画面の例,
第5図は本発明の一実施例処理構成図,第6図は本発明
の一実施例処理説明図を示す。 本発明に係る論理図作成処理装置が作成対象とする論
理図は,例えば第2図図示のような図形パターンと文と
の組み合わせによるチャートである。左側の各種の図記
号によって,階層に応じた論理構造が表され,右側の文
によって,データや処理手続きの具体的な内容が表され
る。 第2図において,L0は制御レベル「0」の制御線を示
す図記号である。L1は制御レベル「1」,L2は制御レベ
ル「2」の制御線を示す。同様に,制御レベルが深くな
るに従って,制御線が右方向へ追加される。 S1は,論理図の開始を示す図記号である。S2は,デー
タ部,手続き部,構文定義部等の開始を宣言する図記号
である。S3は,あるまとまった処理の概要記述を示す図
記号であり,S4は,その概要記述に付された概要名であ
る。S5は,反復(UNTIL)構造体を示す図記号ある。S6
は,判定(IF)構造体を示す図記号である。S7は図記号
は,順次処理を示す。S8は,反復の範囲や復帰を示す図
記号である。S9は,図記号S3によって示される概要記述
の詳細な内容が展開される詳細記述の開始を示す図記号
である。その右側に記述される概要名S4によって,もと
の概要記述に対応付けられる。S10は,詳細記述の終り
を示す図記号である。S11は,論理図の終了を示す図記
号である。 この論理図は,右側の文部分が,所定の構文規則に従
っていれば,論理図コンパイラによって,低レベルのプ
ログラム言語に翻訳できる。即ち,この論理図は,設計
・保守ドキュメントであり,また,プログラムそのもの
でもある。 本発明は,例えば第3図に示すような汎用計算機シス
テムに適用して実施することが可能である。 第3図において,30は逐次命令をフェッチして実行す
る中央処理装置(CPU),31はメモリ,32はディスプレイ,
33は磁気ディスク装置やフロッピイ・ディスク装置等の
外部記憶装置,34はプリンタ,35はキーボード,36マウ
ス,ライトペンまたはタブレット等の位置指示装置であ
る。位置指示装置36として,キーボード35上のカーソル
移動キー等を用いることもできる。 論理図は,キーボード35および位置指示位置36からの
入力により,ディスプレイ32に表示されながら作成され
る。作成された論理図は,外部記憶装置33に保存され
る。その論理図は,必要に応じてプリンタ34に位置され
る。また、この論理図は,論理図コンパイラや論理図デ
バッガ等に対する入力となる。 第4図は論理図編集画面の一例である。第4図に示す
ディスプレイ画面10において,40はコマンドルートバー,
41はメニュー,42はカーソルを表す。 コマンドルートバー40の各種パターンにカーソル42を
合わせて,マウスボタン等を押すことにより,各種スク
ロール処理,マーク処理,サミング処理,ロケート処理
等を行うことができるようになっている。また,改行の
指定,継続行の指定,行番号の表示指定,制御レベルの
表示指定,領域移動,ウィンドウの設定,ヘルプメッセ
ージの表示指定等を行うことができる。 メニュー41は,編集場面に応じて,マウスボタン等の
押下により,動的に表示される編集操作選択のための枠
である。この枠内でカーソル42を移動させて,マウスボ
タン等を押下することにより,メニューに示される編集
操作を選択できる。 編集における各種操作指示メッセージは,ディスプレ
イ画面10における最下行の枠に表示される。 本発明に係る論理図作成処理装置の全体処理構成は,
例えば第5図に示すようになっている。 処理装置50は,CPUとメモリとからなり,論理図作成に
関連して,以下に説明する各種処理部の所定の命令を実
行する装置である。論理図ファイル51は,作成された論
理図が格納されるファイルである。主制御部52は,論理
図作成に関する各種処理部の起動制御を行う。 セットアップ部53は,最初に起動されて,論理図作成
処理に使用するテーブル初期化処理,デバイス初期化処
理等を行うものである。新規作成/更新処理部54は,新
しい論理図の作成処理または以前に作成された論理図の
更新処理を実行するものである。ヘルプ処理部55は,論
理図作成に関連する操作の全体のガイド情報を表示する
処理を行う。 印刷制御部56は,作成された論理図を,プリンタ34に
出力する制御を行う。制御レベル処理部57は,論理図を
印刷するにあたって,ページが切り換わるとき,各ペー
ジ内における論理図の制御線に対応して,その先頭と最
終とに制御レベル情報を付加する処理を行うものであ
る。 ファイル入出力部58は,論理図ファイル51に対する入
出力を処理する。画面表示制御部59は,第4図に示すよ
うな画面を,ディスプレイ32に表示する制御を行う。メ
ニュー制御部60は,第4図に示すメニュー41等を表示
し,メニュー選択の制御を行う。入力処理部61は,キー
ボード35および位置指示装置36からの入力処理を行う。
キーヒストリ管理部62は,入力処理部61による論理図作
成に関する入力情報を保存し,その保存した入力情報に
よって,作成操作を再現する処理を行うものである。キ
ーヒストリ・ファイル63は,その入力情報を記憶するフ
ァイルである。 新規作成/更新処理部54において,スクロール処理部
70は,ディスプレイ画面の表示内容を,上下左右に移動
させる処理を行う。位置付け処理部71は,論理図におけ
る指定された位置に,表示画面を合わせる処理を行う。
特に,マーク処理部72は,位置付けのために,予め論理
図内の指定位置にマークを付加する処理を行うものであ
る。サミング処理部73は,あたかも書物に指を差し挟ん
で所望する位置を開くように,論理図の表示位置付けを
処理するものである。ウィンドウ処理部74は,同一画面
上に,他の論理図の一部分を,元の論理図に,部分的に
重ねて表示する処理を行うものである。 挿入処理部75,削除処理部76,複写処理部77,移動処理
部78は,それぞれワードプロセッサ等における文書の挿
入,削減,複写,移動などと同様な処理を行う。ただ
し,論理図の場合には,文書データだけの場合と異な
り,編集対象に構造を表記する図記号が含まれるため,
制御レベルの自動調整など,整合性が考慮された処理が
なされる。 記号変更処理部79は,構造を表記する図記号の変更処
理を行うものである。限定構文処理部80は,論理図にお
ける右側の文部分の入力にあたって,規格化・標準化さ
れた構文の表現を選択できるようにし,その可変部分の
入力を処理するものである。 複写置換処理部81は,複写処理部77が複写する内容を
複写位置に挿入するのに対し,複写内容を複写位置の元
の論理図の内容と置き換える処理を行う。チェック処理
部82は,作成された論理図が,構造上および意味上,正
しいか否かを検査し,正しくない表記があった場合に
は,その部分に表示を位置付けする処理を行うものであ
る。部品登録/部品展開処理部83は,論理図において頻
繁に使用される一連の表記を抽出して部品化し,指定さ
れた任意の位置に展開する処理を行うものである。 検索処理部84は,指定された表記を論理図中から探し
出す処理を行う。置換処理部85は,指定された表記を論
理図中から探し出し,それを他の指定された表記に置き
換える処理を行う。段下げ/段上げ処理部86は,処理内
容を見易くするために,ある一連の処理を「要約」とし
てまとめて,制御レベルを深くしたり,「制約」を解除
して,元の制御レベルに戻す処理を行うものである。 メモ登録/メモ展開処理部87は,所定の作業用バッフ
ァに,論理図の一部分を一時的に記憶し,これを他の場
所に展開する処理を行うものである。概要表示処理部88
は,制御レベルに応じて,論理図の全体を見渡せるよう
にするために,制御構造上,重要な部分を元の論理図か
ら抽出し,その論理図の概要を表示する処理を行うもの
である。 詳細記述処理部89は,概要記述に対応する詳細記述の
位置付け処理および詳細記述の入力処理を行うものであ
る。分離/組込み処理部90は,論理図中において指定さ
れた一連の処理を抽出して,それを概要記述で置き換え
ると共に,抽出した部分を詳細記述として,分離して記
述する処理を行うものである。また,これとは逆に,指
定により詳細記述を概要記述に組込む処理も行う。 書込み処理部91は,作成中の論理図を,論理図ファイ
51に書込む処理を行う。ヘルプ処理部92は,新規作成/
更新処理に関する操作ガイド・メッセージを表示する処
理を行う。終了処理部93は,新規作成/更新処理の終了
処理を行うものである。この終了処理において,指定に
より,編集した論理図の保存または廃棄処理を行う。 本発明は,特に第5図における詳細記述処理部89の処
理に関連している。以下,この詳細記述処理部89の処理
の例について,第6図に従って説明する。以下の説明に
おける〜は,第6図に示す処理番号〜に対応す
る。 例えば,第4図の編集画面におけるメニュー41をデ
ィスプレイ画面10に表示し,カーソル42によって指示さ
れたメニューの位置を入力する。 カーソル42の位置を判別し,選択指示されたメニュ
ーが,「詳細」であるか否かを判定する。「詳細」でな
い場合,他の対応する編集処理を行う。 「詳細」である場合,第6図(イ)のように,次に
カーソル42によって指示される概要記述の位置を入力す
る。 その概要記述の位置情報を記憶する。この記憶した
位置情報は,例えば,取り消しの指定などにより,後に
詳細記述から概要記述に復帰するときに用いる。 指示された概要記述に対応する詳細記述があるか否
かを判定する。本実例の場合,処理の高速化のため,予
め,例えば第1図に示す属性情報テーブル14によって,
概要記述から詳細記述へのポインタが管理されている。
このポインタの有無により,対応する詳細記述があるか
どうかを判別できる。このポインタは,詳細記述の定義
時または既に作成されている論理図についてはローディ
ング時に,動的に設定される。なお,ポインタの管理を
行わない実施例の場合には,ここで概要名に従って動的
に論理図を検索すればよい。対応する詳細記述がある場
合,処理へ制御を移し,ない場合,処理へ制御を移
す。 対応する詳細記述の先頭へ,カーソル42を位置付け
るカレントポインタを設定する。 その詳細記述を,第6図(ロ)のようにディスプレ
イ画面10に表示する。 表示画面に対する各種編集情報を入力し,必要に応
じて,挿入/削除等の編集処理を行う。 対応する詳細記述がない場合,論理図の最終位置へ
カレントポインタを設定する。 詳細記述の開始を示す図記号を表示し,詳細記述を
入力できるようにする。 通常の論理図作成/編集処理機能を用いて,詳細記
述の入力処理を行う。 詳細記述の入力・作成が行われた場合,第6図
(ハ)に示すように,元の概要記述からその詳細記述へ
のひも付け(アドレス記憶)を行う。後に,概要記述へ
の復帰の指定がなされれば,第6図(イ)に示す元のデ
ィスプレイ画面10に表示位置を戻す処理を行う。 上記概要記述と詳細記述とは,各記述について,n:1
(n≧1)の対応が可能であって,概要名によってその
対応が定義される。 〔発明の効果〕 本発明が作成対象とする論理図は,従来の流れ図など
とは異なり,構造化が容易であり階層により論理構造の
把握がし易いこと,文章を記述する部分に箱などの制約
がないため,自由に説明および処理手続き等を記述でき
ること,設計ドキュメントがそのままソースプログラム
にもなり得ることなど,多くの利点を有している。 本発明によれば,この論理図の作成・解読にあたっ
て,特に,構造化に関連する概要記述の画面から詳細記
述の画面へ,簡単に切り換えることが可能となり,詳細
記述の論理図における位置などを覚えておく必要がなく
なるので,操作性が向上する。従って,論理図の内容把
握が容易になり,また詳細記述の編集作業を迅速化でき
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理ブロック図,第2図は本発明に係
る論理図作成処理装置によって作成する論理図の例,第
3図は本発明に係る論理図作成処理装置のハードウェア
構成例,第4図は本発明に係る論理図作成処理装置にお
けるディスプレイ編集画面の例,第5図は本発明の一実
施例処理構成図,第6図は本発明の一実施例処理説明図
を示す。 図中,10はディスプレイ画面,11は論理図作成処理装置,1
2は概要記述定義処理部,13は詳細記述定義処理部,14は
属性情報テーブル,15は詳細記述位置付け処理部,16は概
要記述位置入力処理部,17は詳細記述選出処理部,18は詳
細記述表示処理部,36は位置指示装置,42はカーソル,51
は論理図ファイル,S3は概要記述の図記号,S4は概要名,S
9は詳細記述開始の図記号,S10は詳細記述終了の図記号
を表す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−24636(JP,A) 情報処理学会第31回(昭和60年後期) 全国大会予稿集 P.481〜P.482,3 F−5 「プログラム生成のためのYA C表記法のあり方」 情報処理学会第31回(昭和60年後期) 全国大会予稿集 P.555〜P.556,7 F−9 「YAC仕様書をベースとした ソフトウェア開発の自動化とその評価」 日立評論 66〔6〕 (昭59−6) P.65〜P.70

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.中央処理装置と,メモリと,ディスプレイと,ディ
    スプレイ画面における位置指示装置とを備え,処理およ
    びデータの構造を表記する図形要素と,処理およびデー
    タの内容を表記する文との組み合わせによって記述され
    る図であって,ソース・プログラムとなる論理図を,上
    記ディスプレイに表示しつつ作成/編集する論理図作成
    処理装置における詳細記述位置付け処理方式であって, 概要記述を指定する図形要素と,概要名との組み合わせ
    によって,論理図における概要記述を表記する概要記述
    定義処理手段(12)と, 詳細記述を指定する図形要素と,概要名との組み合わせ
    によって,論理図における同じ概要名をもつ概要記述に
    対応づけられる詳細記述であって,その概要記述の詳細
    化された内容を定義し,プログラム化された場合に上記
    概要記述の表面部分から呼び出されるプログラムとなる
    詳細記述を表記する詳細記述定義処理手段(13)と, 上記概要記述と詳細記述とがn対1(nは1以上の整
    数)の関係で一連の記述中に組み込まれた論理図を記憶
    する論理図格納手段(51)と, 上記詳細記述の表示選択に関して,ディスプレイ画面に
    おける位置指示装置により,画面に表示されている概要
    記述の位置を入力する概要記述位置入力処理手段(16)
    と, 該概要記述位置入力処理手段(16)により入力した位置
    情報により,その位置に表示されている概要記述を識別
    し,その概要記述に対応する詳細記述を選出する詳細記
    述選出処理手段(17)と, 選出した詳細記述をディスプレイ画面に表示する詳細記
    述表示処理手段(18)とを備えたことを特徴とする論理
    図作成処理装置における詳細記述位置付け処理方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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情報処理学会第31回(昭和60年後期)全国大会予稿集 P.481〜P.482,3F−5 「プログラム生成のためのYAC表記法のあり方」
情報処理学会第31回(昭和60年後期)全国大会予稿集 P.555〜P.556,7F−9 「YAC仕様書をベースとしたソフトウェア開発の自動化とその評価」
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