JP3039655B2 - 文章処理装置及びその方法 - Google Patents

文章処理装置及びその方法

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JP3039655B2 JP1063258A JP6325889A JP3039655B2 JP 3039655 B2 JP3039655 B2 JP 3039655B2 JP 1063258 A JP1063258 A JP 1063258A JP 6325889 A JP6325889 A JP 6325889A JP 3039655 B2 JP3039655 B2 JP 3039655B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文の構造図を作成して表示し、その図を編
集可能な文章処理装置及びその方法に関するものであ
る。
[従来技術] 最近ワードプロセツサで文章を作成することが普及し
てきている。これに伴い、従来の入力(かな漢字変換)
や編集などの機能以外の機能も提供されるようになっ
た。文章校正支援機能はこのひとつである。これは文章
中の誤字・脱字や誤った言葉使いなどを検出してユーザ
に指摘してくれるものである。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では主として単語レベルで
の誤りを指摘するだけなので、他の人がその文章を読ん
だときに感じる読みにくさ、さらには誤って解釈される
可能性というものは指摘することができなかった。
文の書き手は自分の書いている文の内容が頭の中にあ
るので、このような文のあいまいさ、わかりにくさに気
づきにくい。
一方、文のあいまいさ、わかりにくさを機械によって
自動的かつ正確に検出することは、現在の技術ではまだ
まだ困難であり、従って人間が注意深く推敲していくこ
とに頼らざるを得なかった。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明によれば、文章処
理装置に、文における文節間の修飾関係を解析する解析
手段と、解析された前記修飾関係を記憶する修飾関係記
憶手段と、解析された前記修飾関係を文節表記間の結線
により示す文構造図を作成して表示する文構造図作成表
示手段と、前記文構造図における結線または文節表記を
表示上で指示して、指示された結線または指示された文
節表記に関する結線を変更する変更手段と、変更された
前記結線に基づいて、前記修飾関係記憶手段に記憶され
た修飾関係を更新する更新手段と、更新された前記修飾
関係と、読みやすい文の生成規則とに基づいて、前記文
に代わる読みやすい文を生成する文生成手段とを備え
る。
また、本発明の他の態様によれば、文章処理方法に、
文における文節間の修飾関係を解析する解析工程と、解
析された前記修飾関係を修飾関係記憶部に記憶する修飾
関係記憶工程と、解析された前記修飾関係を文節表記間
の結線により示す文構造図を作成して表示する文構造図
作成表示工程と、前記文構造図における結線または文節
表記を表示上で指示して、指示された結線または指示さ
れた文節表記に関する結線を変更する変更工程と、変更
された前記結線に基づいて、前記修飾関係記憶部に記憶
された修飾関係を更新する更新工程と、更新された前記
修飾関係と、読みやすい文の生成規則とに基づいて、前
記文に代わる読みやすい文を生成する文生成工程とを備
える。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る装置の構成を示すブ
ロツク図である。同図において1は文を保持する表層文
保持部、2は表層文保持部1に保持されている文を解析
して文節間の係り受け関係を求める文解析処理部、3は
文解析処理部2の解析結果であり係り受け関係に関する
情報を保持する係り受け情報保持部、4は文解析処理部
2とは逆に、係り受け情報保持部3に保持されている係
り受け関係に関する情報から表層文を生成する表層文生
成処理部、5は文解析処理部2と表層文生成処理部4で
用いる単語辞書である。6は文解析処理部2と表層文生
成処理部4で用いる文法規則を記憶しているメモリであ
る。7は表層文生成部4で用いるもので、よりわかりや
すい表層文を作成するための規則である表層文生成規則
を記憶しているメモリである。8は係り受け情報保持部
3に保持された係り受け関係に関する情報を、文の構造
を表した図である文構造図のデータに変換する文構造図
変換処理部、9は文構造図変換処理部8の出力である文
構造図データを保持する文構造図データ保持部、10は文
構造図データ保持部9に保持された文構造部データによ
って文構造図を表示したり、表層文保持部1に保持され
た表層文を表示したりする表示部、11はユーザーがさま
ざまな操作をするためキーボード、マウスを有する操作
入力部、12は操作入力部11からの入力を解釈する操作入
力解釈部である。さらに13は編集している文章全体を保
持する文章保持部である。
第2図は第1図に示した装置における動作の処理手順
を示すフローチヤートである。本図を参照しながら本発
明の一実施例の動作を説明する。
まずステツプS1で、表層文保持部1に保持された文を
解析して、その結果を係り受け情報保持部3に保持す
る。このステツプでは、単語辞書5と文法規則6を参照
しながら、表層文保持部1に保持されている文を単語に
分割したあと、文節としてまとめ、各文節がどの文節に
係っているか、またその修飾関係が連用修飾なのか、あ
るいは連体修飾なのかなどを解析する。この処理は例え
ば一般に知られている係り受け解析(長尾真監修「日本
語情報処理」、電子通信学会1984)によって実現でき
る。
次にステツプS2で、係り受け情報保持部3に保持され
ている係り受け情報を文構造図変換処理部8で文構造図
のデータに変換し、文構造図データ保持部9に保持す
る。文構造図としてはどのようなものを選んでもよい
が、ここでは第7図に示すように各文節を箱(四角形)
で表し、連体修飾を矢印で、連用修飾を実線で表すもの
とする。なお、文構造図変換処理も特定の手法に依らな
くてよいが、例えば、同時出願の特許(八木沢)(上
田)のようにすることができる。文構造図データ保持部
9に保持されたデータはステツプS3で表示部10に表示す
る。
ここで、ステツプS4においてユーザからの編集入力を
待つ。入力があるまでステツプS4とステツプS5を繰り返
す。この入力は操作入力部11からの入力であるが、ここ
ではマウスによるメニユー選択とする。入力があると、
ステツプS6に移り、その入力が編集終了を要求するもの
であるかどうかを調べる。そうである場合は処理を終了
する。そうでない場合は、その入力は何らかの命令に相
当する。ここでは、命令を1.係り先変更、2.語順変更、
3.文表示の三種類とする。ステツプS7では、まず入力が
文表示要求かどうかを調べる。
文表示要求でない場合は、ステツプS8で、要求された
命令に合わせて、ユーザに操作を支持する。これは画面
上にメツセージを表示することなどによって行う。例え
ば、係り先変更の場合は、係り先を変更する文節と新し
い係り先の文節とを指定するように指示する。次にステ
ツプS9,S10でユーザからの入力を待つ。これはユーザか
らの入力があるまで繰り返すユーザからの入力は例えば
文構造図上で、指定すべき文節の箇所をマウスでクリツ
クすることによって行う。ユーザからの入力があるとス
テツプS11で、入力された内容が正しいかどうかを確認
する。指示したように入力がなされなかった場合や、入
力に従って文構造図の編集ができない場合には、再びス
テツプS8に戻る。ステツプS11で操作内容が正しい場合
には、ステツプS12で、入力に従って、係り受け情報保
持部3の内容を更新する。そして、ステツプS2に戻り、
更新された係り受け情報に基いて、文構造図変換処理を
行う。
一方、ステツプS7で、ユーザからの入力が文表示要求
であった場合は、ステツプS13で表層文生成処理を行
う。係り受け情報保持部3に保持された係り受け情報を
使って、表層文生成処理部4で表層文を生成し、表層文
保持部1に保持する。生成された表層文は表示部10に表
示する。表層文生成処理部では、単語辞書5と文法規則
6のほかに表層文生成規則7を用いる。文生成手法は一
般に知られているどのような手法を用いてもよい。表層
文生成規則は、より読みやすい文を生成するための規則
である。例えば第3図に示す読点付加規則、第4図に示
す語順変更規則などを考えることができる。(「日本語
の作文技術」本田勝一著、朝日新聞社、1982) 一般に一つの係り受け情報から生成される表層文は複
数あるので、ステツプS14でその中からユーザに選択さ
せる。これは複数の候補を一度に表示して選択させるよ
うにしてもよいし、候補を一つずつ表示して選択させる
ようにしてもよい。候補の選択の方法は任意に選んでよ
い。次にステツプS15で、ユーザが候補を選択したかど
うかを調べる。候補を選択した場合は、ステツプS16で
文章保持部13に保持されている元の文を、ユーザが選択
した文と置き換える。これによって文の書き換えが行わ
れる。このあと、ステツプS4に戻る。ステツプS15で候
補を選択しなかった場合は、そのままステツプS4に戻
る。
次に第5図に示す文が、表層文保持部1に保持されて
いる場合を例にとり、本実施例の説明を行う。文解析処
理S1の結果、第6図に示すような係り受け情報が係り受
け情報保持部3に保持される。この係り受け情報を文構
造図データに変換し(S2)、文構造図として表示した
(S3)ものが第7図である。書き手の意図としては、
「泣きながら」は「走り去る」に係っているつもりだと
すると、表示された図は意図に合っていない。これは、
この文が誤って読まれる可能性があることを示してい
る。そこで、ユーザは「係り先変更」の操作を指示す
る。システム側から係り先を変更する文節と新しい係り
先の文節を指定するように指示して(S8)、その指示に
従ってユーザが操作したのが第8図である。「泣きなが
ら」を「走り去る」にかけるように指示している( で示す)。これに従って係り受け情報を更新した(S1
2)のが、第10図であり、第10図に示す係り受け情報に
従って文構造図を描き直した(S2,S3)のが第9図であ
る。ここで、第9図に相当する表層文を表示させると表
層文生成処理S13の結果、第11図の文が生成される。第
3図の読点付加規則に従って「麻知子は」の後ろに読点
が付加されている。
第9図において、「追いかけた」に係る二つの修飾語
句の順序を変えたい場合は、ステツプS4で、ユーザが語
順変更を指示する。すると、システム側はステツプS8
で、語順を変更する句を指定するように指示し、ユーザ
はそれに従って第12図に○で示すように指定する。これ
はマウスで、修飾関係を示す実線をクリツクすることに
よって行う。さきほどと同様に係り受け情報保持部3の
内容が更新され、それに従って文構造図を書き換えたも
のが、第13図である。これに相当する表層文を表示させ
ると、第14図の文が生成される。これを選択すると、文
章保持部13に保持されている第5図の文が第14図の文と
置き換えられる。
以上のようにすることにより、文章構造図上の簡単な
操作で、文をよりわかりやすい形に直すことができると
いう効果が得られる。
上述の実施例をプログラム制御的に実現する例を前述
の例との比較の上で行なう。
第15図に於いて、CPUは処理部で、解析・変換・生成
等を制御手順に従って実行する。
MEM1はメモリで、前述の文章保持部、表層文保持部、
係り受け情報保持部、文構造図データ保持部、ワーキン
グエリア等を有する。
MEM2はメモリで、前述の表層文生成処理手順単語辞
書、文法規則、表層文生成規則、文解析処理手順、文構
造図変換処理手順、操作入力解釈手順及び第16図に示す
手順が入っている。
KBはキーボード、マウスを有する入力部で、文章、命
令等を入力する。なお文章入力は光学的に入力したり、
通信回線で入力したり、外部記憶により入力しても良
い。DPは表示部で、表示データを記憶するメモリを有す
る。
Bはバスで、制御、アドレス、データ等を切りとりす
る。
以上の実施例の作動を前述の例文等を用いて説明す
る。
まずステツプS0で、表示部で表示されたメモリMEM1の
表層文保持部に保持された文の内の1部をカーソルで指
定し、ステツプS1で当該文を処理部CPUで解析して、そ
の結果をMEM1の係り受け情報保持部に保持する。このス
テツプでは、メモリMEM2の単語辞書と文法規則を参照し
ながら、メモリMEM1の表層文保持部に保持されている文
章を単語に分割したあと文節としてまとめ、各文節がど
の文節に係っているか、またその修飾関係が連用修飾な
のか、あるいは連体修飾なのかなどを解析する。
次にステツプS2で、メモリMEM1の係り受け情報保持部
に保持されている係り受け情報を、処理部CPUで文構造
図のデータに変換し、メモリMEM1の文構造図データ保持
部に保持する。文構造図としてはどのようなものを選ん
でもよいが、ここでは第7図に示すように各文節を箱
(四角形)で表し、連体修飾を矢印で、連用修飾を実線
で表すものとする。なお、文構造図変換処理も特定の手
法に依らなくてよいが、例えば、同時出願の特許(八木
沢)(上田)のようにすることができる。メモリMEM1の
文構造図データ保持部に保持されたデータはステツプS3
で表示部DPに送り、表層文が表示されている画面上にウ
インドウを切って文構造を表示する。
ここで、ステツプS4においてユーザからの編集入力を
待つ。入力があるまで、ステツプS4とステツプS5を繰り
返す。この入力は入力部KBからの入力であるが、ここで
はマウスによる表示部DPに表示されているメニユー選択
方式とする。入力があると、ステツプS6に移り、その入
力が編集終了を要求するものであるかどうかを調べる。
そうである場合は処理を終了する。そうでない場合は、
その入力は何らかの命令に相当する。ここでは、命令を
1.係り先変更、2.語順変更、3.文表示の三種類とする。
ステツプS7では、まず入力が文表示要求かどうかを調べ
る。
文表示要求でない場合は、ステツプS8で、要求された
命令に合わせて、ユーザに操作を指示する。これは画面
上にメツセージを表示することなどによって行う。例え
ば、係り先変更の場合は、係り先を変更する文節と新し
い係り先の文節とを指定するように指示する。次にステ
ツプS9,S10でユーザからの入力を待つ。これはユーザか
らの入力があるまで繰り返すユーザからの入力は、例え
ば文構造図上で、指定すべき文節の箇所をマウスでクリ
ツクすることによって行う。ユーザからの入力があると
ステツプS11で入力された内容が正しいかどうかを確認
する。指示したように入力がなされなかった場合や、入
力に従って文構造図の編集ができない場合には、再びス
テツプS8に戻る。ステツプS11で操作内容が正しい場合
には、ステツプS12で、入力に従ってメモリMEM1の、係
り受け情報保持部の内容を更新する。そして、ステツプ
S2に戻り、更新された係り受け情報に基いて、文構造図
変換処理を処理部CPUで行う。しかる後、再編集された
文が表示部DPで表示される。
一方、ステツプS7で、ユーザからの入力が文表示要求
であった場合は、ステツプS13で表層文生成処理を行
う。メモリMEM1の係り受け情報保持部に保持された係り
受け情報を使って、処理部CPUで表層文を生成し、メモ
リMEM1の表層文保持部に保持する。生成された表層文は
表示部DPに送り表示する。表層文生成処理部では、メモ
リMEM2の単語辞書と文法規則のほかに表層文生成規則を
用いる。表層文生成規則は、より読みやすい文を生成す
るための規則である。例えば第3図に示す読点付加規
則、第4図に示す語順変更規則などを考えることができ
る。
一般に一つの係り受け情報から生成される表層文は複
数あるので、ステツプS14でその中からユーザに選択さ
せる。これは複数の候補を一度に表示して選択させるよ
うにしてもよいし、候補を一つずつ表示して選択させる
ようにしてもよい。候補の選択の方法はカーソルで選択
しても良いし、番号で選択しても良い。次にステツプS1
5で、ユーザが候補を選択したかどうかを調べる。候補
を選択した場合は、ステツプS16でメモリMEM1の文章保
持部に保持されている元の文を、ユーザが選択した文と
置き換える。これによって文の書き換えが行われる。こ
のあと、ステツプS4に戻る。ステツプS15で候補を選択
しなかった場合は、そのままステツプS4に戻る。
次に第5図に示す文がメモリMEM1の表層文保持部に保
持されている場合を例にとり、本実施例のさらなる説明
を行う。文解析処理S1の結果、第6図に示す様な係り受
け情報がメモリMEM1の係り受け情報保持部に保持され
る。この係り受け情報を文構造図データに変換し(S
2)、文構造図として表示した(S3)ものが第7図であ
る。書き手の意図としては、「泣きながら」は「走り去
る」に係っているつもりだとすると、表示された図は意
図に合っていない。これは、この文が誤って読まれる可
能性があることを示している。そこで、ユーザは「係り
先変更」の操作を指示する。システム側から係り先を変
更する文節と新しい係り先の文節を指定するように指示
して(S8)、その指示に従ってユーザが操作したのが第
8図である。「泣きながら」を「走り去る」にかけるよ
うに指示している( で示す)。これに従って係り受け情報を更新した(S1
2)のが、第10図であり、第10図に示す係り受け情報に
従って文構造図を描き直した(S2,S3)のが第9図であ
る。ここで、第9図に相当する表層文を表示させると表
層文生成処理S13の結果、第11図の文が生成される。第
3図の読点付加規則に従って、「麻知子は」の後ろに読
点が付加されている。
第9図において、「追いかけた」に係る二つの修飾語
句の順序を変えたい場合は、ステツプS4で、ユーザが語
順変更を入力部KB(マウス)から指示すると、ステツプ
S8で語順を変更する句を指定するように指示し、ユーザ
はそれに従って第12図に○で示すように指定する。これ
はマウスで、修飾関係を示す実線をクリツクすることに
よって行う。さきほどと同様に係り受け情報保持部3の
内容が更新され、それに従って文構造図を書き換えたも
のが、第13図である。これに相当する表層文を表示させ
ると、第14図の文が生成される。これを選択すると、メ
モリMEM1の文章保持部に保持されている第5図の文が第
14図の文と置き換えられる。
以上のようにすることにより文章構造図上の簡単な操
作で、文をよりわかりやすい形に直すことができるとい
う効果が得られる。
[他の実施例] ・文構造図の形式は、実施例で示したような、箱と実線
と矢印によるもの以外であっても構わない。例えば連体
修飾を→、連用修飾をで表してもよい。
・実施例では、操作入力をマウスによるものとしたが、
これはキーボードからの入力であってもよいし、他の手
段によってもよい。また、これらの手段の混合であって
も構わない。
・実施例では、文解析手法として係り受け解析を用いた
が、実施例と同様の係り受け情報を出力するものであれ
ば、他の手法であってもよい。
・実施例では、ユーザによる操作として、係り先変更/
語順変更/文表示の三種類を考えたが、他の操作を加え
てよいし、またこのうちの一部であってもよい。
・実施例では、表層文生成規則として、読点付加規則と
語順変更規則を考えたが、さらに他の規則を加えてもよ
いし、またこのうちの一部であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、文における文
節間の修飾関係を文節表記間の結線により示す文構造図
を作成して表示することにより、意味のわかりにくい、
あるいは誤って解釈され易い修飾関係にある部分が把握
できる。更に、文構造図における結線または文節表記を
表示上で指示するという視覚的にわかりやすい簡単な操
作により、指示された結線または指示された文節表記に
関する結線を変更し、変更された結線に基づいて更新さ
れた修飾関係と、読みやすい文の生成規則とに基づい
て、元の文を意味がわかりやすく読みやすくした文が生
成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る装置の構成を示すブロ
ツク図、 第2図は本発明の一実施例に係る処理手順を示すフロー
チヤート、 第3図,第4図は本発明の一実施例で用いる、よりわか
りやすい文を生成するための規則の例を示す図、 第5図は本発明の一実施例を説明するための例文を示す
図、 第6図〜第14図は第5図の例文を使って処理を進めたと
きの、文構造図や係り受け情報を示す図、 第15図は他の実施例を示すブロツク図、 第16図は制御手順を示す図、 1……表層文保持部 2……文解析処理部 3……係り受け情報保持部 4……表層文生成処理部 5……単語辞書 6……文法規則 7……表層文生成規則 8……文構造変換処理部 9……文構造データ保持部 10……表示部 11……操作入力部 12……操作入力解釈部 13……文章保持部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−225979(JP,A) 特開 昭61−278970(JP,A) 特開 昭62−24359(JP,A) 特開 平2−90359(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/27

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文における文節間の修飾関係を解析する解
    析手段と、 解析された前記修飾関係を記憶する修飾関係記憶手段
    と、 解析された前記修飾関係を文節表記間の結線により示す
    文構造図を作成して表示する文構造図作成表示手段と、 前記文構造図における結線または文節表記を表示上で指
    示して、指示された結線または指示された文節表記に関
    する結線を変更する変更手段と、 変更された前記結線に基づいて、前記修飾関係記憶手段
    に記憶された修飾関係を更新する更新手段と、 更新された前記修飾関係と、読みやすい文の生成規則と
    に基づいて、前記文に代わる読みやすい文を生成する文
    生成手段とを有することを特徴とする文章処理装置。
  2. 【請求項2】前記生成規則は読点に関する規則であり、
    前記文生成手段は、当該規則に基づいて文に読点を付加
    することを特徴とする請求項1に記載の文章処理装置。
  3. 【請求項3】前記生成規則は語順に関する規則であり、
    前記文生成手段は、当該規則に基づいて文の語順を決定
    することを特徴とする請求項1に記載の文章処理装置。
  4. 【請求項4】文における文節間の修飾関係を解析する解
    析工程と、 解析された前記修飾関係を修飾関係記憶部に記憶する修
    飾関係記憶工程と、 解析された前記修飾関係を文節表記間の結線により示す
    文構造図を作成して表示する文構造図作成表示工程と、 前記文構造図における結線または文節表記を表示上で指
    示して、指示された結線または指示された文節表記に関
    する結線を変更する変更工程と、 変更された前記結線に基づいて、前記修飾関係記憶部に
    記憶された修飾関係を更新する更新工程と、 更新された前記修飾関係と、読みやすい文の生成規則と
    に基づいて、前記文に代わる読みやすい文を生成する文
    生成工程とを有することを特徴とする文章処理方法。
  5. 【請求項5】前記生成規則は読点に関する規則であり、
    前記文生成工程において、当該規則に基づいて文に読点
    を付加することを特徴とする請求項4に記載の文章処理
    方法。
  6. 【請求項6】前記生成規則は語順に関する規則であり、
    前記文生成工程において、当該規則に基づいて文の語順
    を決定することを特徴とする請求項4に記載の文章処理
    方法。
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