JPH0716828Y2 - 化粧パネル取付装置 - Google Patents

化粧パネル取付装置

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JPH0716828Y2
JPH0716828Y2 JP4652990U JP4652990U JPH0716828Y2 JP H0716828 Y2 JPH0716828 Y2 JP H0716828Y2 JP 4652990 U JP4652990 U JP 4652990U JP 4652990 U JP4652990 U JP 4652990U JP H0716828 Y2 JPH0716828 Y2 JP H0716828Y2
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JP
Japan
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decorative panel
magnet
pair
decorative
magnets
Prior art date
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Application number
JP4652990U
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JPH046424U (ja
Inventor
正 芝
勝広 志田
倫晃 大沼
Original Assignee
大同ほくさん株式会社
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、壁埋め込み型のフラッシュバルブ等における
化粧パネル取付装置に関する。
《従来の技術》 一般に、壁埋め込み型のフラッシュバルブ等において
は、壁面に取付孔を設けておき、この取付孔内にあっ
て、バルブ、センサー等の部材が内装される本体ケース
を、外側から挿入して、その取り付けを行なうようにし
ている。
しかし、このままでは、取付孔と本体ケース間の隙間等
が見えてしまい外観上の意匠感を損なうこととなるた
め、壁の表面に化粧枠を止め螺子にて固定し、さらに、
その止めねじ等をカバーするために、化粧枠の前面に化
粧パネルを配設する手法がとられている。
また、フラッシュバルブ等の保守、点検や故障箇所の修
理が可能となるよう、上記化粧パネルは、化粧枠に完全
に固着してしまわないで、脱着可能なるよう磁石により
吸着力を利用するようにしている。
このように、磁石により化粧プレートを固定するように
した従来の化粧パネル取付装置にあっては、磁石と化粧
パネルの吸着面に隙間が生じないようにするため、化粧
枠等に磁石を固設せずビス等を用いてがた付きをもたせ
た状態にて取り付けるようにしている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記従来の化粧パネル取付装置のよう
に、化粧枠に磁石をビス止めするのでは、ビスはもとよ
りビス止め付帯作業、つまりねじ孔加工、ビスのねじ込
み作業等が必要となって生産性が悪いだけでなく、ビス
の緩みで磁石が脱落し易かったり、ビスの存在により、
全体が大型化してしまう場合もある。
本考案は、上記従来の化粧パネル取付装置が有するこの
ような問題点に鑑みてなされたもので、ビス等を用いる
ことなく、化粧パネル固定用磁石を極めて簡易な作業に
より迅速にして、しかも脱落する心配もなく確実に取り
付け得るとともに、構造を簡素化して安価に製造しよう
とするのが、その目的である。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するために、前面に化粧パネ
ル嵌合部を有するとともに、その中央部に窓孔を有する
化粧枠には、その窓孔の左右に連通する左右一対の磁石
挿入孔と、その背部外側の磁石抜止め板とを設けると共
に、上記窓孔に嵌合される本体ケース前面中央部におけ
る突設部には、左右一対の突軸を突設し、該両突軸と上
記磁石抜止め板とにより、各突軸が軸孔に遊嵌されてい
る左右一対の磁石を、上記磁石挿入孔内にて回動し、か
つ前後方向等へ移動自在なるよう取り付けられてなる化
粧パネル取付装置を提供しようとするものである。
《作用》 左右一対の突軸に軸孔を設けた磁石を挿通した状態に
て、本体ケースを壁に開口した取付孔に挿入した後、取
付孔の左右の内壁面と左右一対の磁石との間にあって磁
石抜止め板が差し込まれるよう化粧枠を壁面に突き合わ
せ、該化粧枠を止めねじにて壁面に固定することで、磁
石を左右一対の磁石挿入孔内に回動、かつ前後方向へ移
動自在にして化粧パネルの嵌合部に僅かに突出するよう
取り付けるようにする。
化粧パネルは、化粧枠の嵌合部に嵌合することで左右一
対の磁石に吸着され、上記嵌合部内に固定される。
尚、上記化粧パネルは、上記パネル固定用の磁石より強
い磁力をもったメンテナンス用磁石によって吸着し、こ
れを前方へ引張ることで当該化粧パネルを化粧枠から取
り外すようにするのがよい。
《実施例》 以下本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図に示したように、化粧枠1は、左右
の端部を弧状とした横長形状に形成され、前面に化粧パ
ネル2の嵌合部3が同パネル2の板厚と略同等の深さを
有して凹設されている。
上記嵌合部3における底部3aの中央部に開設3aの中央部
に開設した、化粧枠と略相似形状である横長とした窓孔
4には、その左右両側に連通して、上記底板3aに縦長形
状とした左右一対の磁石挿入孔5,5が貫設してあるとと
もに、上記底部3aの背部には、上記磁石挿入孔5,5の外
側線に沿って、磁石抜止め板6,6が後方へ向け一体に突
設されている。
また、上記の化粧枠1には、その嵌合部3における底部
3aにあって、その左右両側端部に、止め螺子8が挿入さ
れる挿通孔7,7が前後方向に貫通されている。
図示しないフラッシュバルブや人体の存否を検ずるセン
サー16等が設けられている本体ケース9の前面中央部に
は、突設部10が、上記化粧枠1の窓孔4に適合可能なる
よう横長に形成され、該突設部10の左右両端には、対称
にして、かつ水平方向に左右一対の突軸11,11が本体ケ
ース9から外側へ向けて突設されている。
この一対の突軸11,11は、上記化粧枠1における両磁石
抜止め板6,6間に挿入可能な長さに設定されている。
上記一対の突軸11,11に被嵌されて支持されることとな
る化粧パネル吸着固定用の各磁石12,12は、前記の磁石
挿入孔5,5に挿入することによって、上下、前後方向へ
移動可能となるよう、予めその板厚及び縦横寸法が設定
されているとともに、その中央部には、上記突軸11が遊
嵌状態にて挿通される軸孔12aが貫通されており、この
軸孔12aは突軸11との間にがた付きを生ずるよう、その
内径を突軸11の外径よりも適当寸法だけ大きくしてあ
る。
なお、第1図にあって、13は、磁石12,12よりも大きい
磁力をもつメンテナンス用磁石で、化粧パネル2を取り
外す際に使用し得るものである。
このように構成された化粧パネル取付装置は、第2図、
第3図に示す如く、壁14に設けた取付孔15に挿入し、必
要に応じ図示しない止めねじ等で壁14等に固定された本
体ケース9(配管等により固定状態となり、壁14には固
定されないこともある。)の突設部10が、窓孔4に嵌合
した状態にて、化粧枠1を壁14の前面に止めねじ8‥‥
‥により固定するが、この際左右一対の磁石12,12は化
粧枠1の上記固定に先だって、予め突軸11,11に挿通さ
せておき、化粧枠1の取り付けによって左右一対の挿入
孔5,5に両磁石12,12の前端部分を挿入させる。
このとき左右一対の磁石抜止め板6,6によって磁石12,12
は外側から支えられるので、当該磁石12,12は突軸11,11
から脱落することなく、回動したり前後方向等へ移動自
在なるよう保持される。
《考案の効果》 本考案は、以上説明したように構成されているので、左
右一対の磁石は突軸と挿入孔により回動し、かつ前後方
向等へ移動も自在に支承されているので、化粧パネルに
対して吸着面の位置、向き等を自己修正し、吸着面の隙
間、がた付きを吸収することによって当該化粧パネルの
吸着、固定を確実にするのはもとより、上記磁石は、そ
の外側から化粧枠の磁石抜止め板によって支えられてい
るので、保守、点検や修理等のため化粧パネルを脱着し
ても当該磁石の取り付け部分が緩み、その取り付け位置
や向きがかわってしまったり、脱落してしまうことはな
いから長期間にわたって化粧パネルの吸着機能を保持す
ることができる。
また、突軸及び磁石抜止め板は、本体ケース及び化粧枠
と各々一体に、かつ容易に成形することもでき、他に磁
石取り付けのための部品を必要としないから、部品数が
少なく、構造も簡潔にできて、安価に提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る化粧パネル取付装置の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は同実施例の使用状態を示す縦
断面図、第3図は第2図におけるIII-III線矢視断面図
である。 1……化粧枠 2……化粧パネル 3……嵌合部 4……窓孔 5,5……磁石挿入孔 6,6……磁石抜止め 9……本体ケース 10……突設部 11,11……突軸 12,12……磁石 12a……軸孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に化粧パネル嵌合部を有するととも
    に、その中央部に窓孔を有する化粧枠には、その窓孔の
    左右に連通する左右一対の磁石挿入孔と、その背部外側
    の磁石抜止め板とを設けると共に、上記窓孔に嵌合され
    る本体ケース前面中央部における突設部には、左右一対
    の突軸を突設し、該両突軸と上記磁石抜止め板とによ
    り、各突軸が軸孔に遊嵌されている左右一対の磁石を、
    上記磁石挿入孔内にて回動し、かつ前後方向等へ移動自
    在なるよう取り付けられてなる化粧パネル取付装置。
JP4652990U 1990-04-27 1990-04-27 化粧パネル取付装置 Expired - Lifetime JPH0716828Y2 (ja)

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JP4652990U JPH0716828Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 化粧パネル取付装置

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JP4652990U JPH0716828Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 化粧パネル取付装置

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Publication Number Publication Date
JPH046424U JPH046424U (ja) 1992-01-21
JPH0716828Y2 true JPH0716828Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31561689

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