JP2000027422A - 点検口及びその施工方法 - Google Patents

点検口及びその施工方法

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JP2000027422A
JP2000027422A JP10214759A JP21475998A JP2000027422A JP 2000027422 A JP2000027422 A JP 2000027422A JP 10214759 A JP10214759 A JP 10214759A JP 21475998 A JP21475998 A JP 21475998A JP 2000027422 A JP2000027422 A JP 2000027422A
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JP
Japan
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lid
frame
shaped spring
spring stopper
ceiling
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JP10214759A
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English (en)
Inventor
Masashige Yoshida
正成 吉田
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Sanyu Co Ltd
Original Assignee
Sanyu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で安価に製作でき、枠体の見付面
が露出せず、風圧の変化やドアの開閉、地震などの衝撃
により蓋体が落下しない点検口とする。 【解決手段】 壁又は天井の開口部の周囲の下地材の外
側に固定する枠体と、端部を前記下地材の外側に接して
枠体の内側に納まり開口部を閉塞する蓋体と、前記蓋体
の背面の左右両端付近から後方に突出するV字形バネス
トッパと、前記下地材の内側に固定された前記V字形バ
ネストッパが係合する長穴又は1対の鉤部を有する支持
片とを有し、前記V字形バネストッパが前記支持片の長
穴又は1対の鉤部に係合して広がる方向に付勢されてい
ることにより前記蓋体の落下が防止されている点検口。
V字形バネストッパにより蓋体の落下が防止され、取り
付け、取り外しもワンタッチである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁又は天井の内部
を点検するために設ける点検口に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の最も一般的な点検口は、壁に取り
付けられる出入口のドアを小型にしたもので、構造は同
じものである。また、近年は蓋体を下地材にマグネット
で取り付けるものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のドア式の点検口
は、頑丈に製作することができて信頼性にも富んでいる
のであるが、構造がやや複雑で重量的にも重くなりコス
ト高である。また、通常は壁板又は天井板を貼った後、
開口部分の穴開けを行い、その開口に取り付けるもので
あるから、開口部と下地材の位置がずれやすいという施
工上の問題もあった。さらに、枠体の見付面が露出する
ために、点検口があることが目立ち過ぎ、見栄えが悪い
という意匠的な問題もあった。蓋体を下地材にマグネッ
トで取り付けるものは、構造が簡単で安価に製作できる
のであるが、風圧の変化やドアの開閉、地震などの衝撃
により蓋体が落下しやすいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、壁又は天井の
開口部の周囲の下地材の外側に固定する枠体と、端部を
前記下地材の外側に接して枠体の内側に納まり開口部を
閉塞する蓋体と、前記蓋体の背面の左右両端付近から後
方に突出するV字形バネストッパと、前記下地材の内側
に固定された前記V字形バネストッパが係合する長穴又
は1対の鉤部を有する支持片とを有し、前記V字形バネ
ストッパが前記支持片の長穴又は1対の鉤部に係合して
広がる方向に付勢されていることにより前記蓋体の落下
が防止されていることを特徴とする点検口である。
【0005】本発明は、上記の構成であるから、構造が
簡単で安価に製作でき、点検時の蓋体の取り付け、取り
外しもワンタッチで容易である。また、V字形バネスト
ッパにより蓋体の落下が防止されているので、風圧の変
化やドアの開閉、地震などの衝撃により蓋体が落下する
おそれがない。
【0006】枠体及び蓋体の厚さを壁板材又は天井板材
の厚さととほぼ等しくし、枠体及び蓋体の仕上を周囲の
壁又は天井と同じ仕上げにすることで、枠体が壁又は天
井から突出せず、また、点検口の存在が目立たないので
意匠的にもすっきりとして優れたものとなる。
【0007】また、本発明は、請求項の2の点検口を施
工する方法であって、開口部の下地材の外側に前記枠体
を固定する工程と、下地材に壁材又は天井材を貼付する
工程と、前記枠体に壁又は天井と同じ仕上を施す工程
と、前記V字形バネストッパを予め前記下地材の内側に
固定した前記支持片の長穴又は鉤部に係合させることに
より予め壁又は天井と同じ仕上を施した前記蓋体を前記
枠体の内側に取り付ける工程とを有することを特徴とす
る点検口の施工方法である。この発明で重要なことは、
枠体を下地材に取り付ける工程を壁・天井板の貼付の前
に行うことである。これにより、従来のように開口部と
下地材の位置がずれるということがなく、枠体と壁とが
全く区別がつかないように仕上げることもできる。蓋体
に仕上を施す工程及び下地材の内側に支持片を固定する
工程は、蓋体を枠体の内側に取り付ける工程の前であれ
ばいつでも良い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を表した図面に基づ
いて、本発明を詳細に説明する。図1は実施例の点検口
1の縦断面図、図2は点検口1の横断面図、図3は枠体
の正面図、図4は支持片の姿図、第5図は蓋体の取り外
しの説明図である。
【0009】点検口1は、壁の点検口で、枠体2、蓋体
3、V字形バネストッパ4、支持片5を有する。枠体2
は、図3に示すように、ベニヤ板で四角い枠状に形成さ
れたものであり、その厚さは壁板材11(石膏ボード)
と同じ厚さである。蓋体3は薄い鉄板をプレス加工した
もので、その寸法は枠2の内法寸法よりやや小さくなっ
ており、その厚さは壁板材11と同じ厚さである。蓋体
3の背面にはV字形バネストッパ4が金具7により左右
方向に回動自在に取り付けられている。V字形バネスト
ッパ4は、バネ鋼線をV字形に加工したもので、中央に
は1巻のコイル部4aが形成されている。コイル部は付
勢力を強めるためのもので、巻数を多くすれば更に付勢
力を強くすることができる。支持片5はアングル型鋼材
を加工したもので、1辺を切り欠くことで1対の対向す
る鉤部6が形成されている。鉤部に代えて長穴を設ける
ことも可能である。
【0010】枠体2は、開口部の下地材10の外側にビ
スで固定される。下地材10は軽量鉄骨で正方形断面に
形成されたいわゆる角スタットである。枠体2を固定し
た後、下地10に壁板材11を貼付する。枠体2と壁板
材11の間に隙間を生じた場合はパテなどで隙間を埋め
ておく。壁板材11及び枠体2の表面には仕上材12
(クロス)を貼る。仕上材は枠体の内法面まで巻き込む
ようにする。支持片5は、下地材10の内側に鉤部6が
突出するようにビスで固定する。蓋体3の表面及び周囲
面には仕上材12を貼付しておく。最後に、V字形バネ
ストッパ4を支持片5の鉤部6に係合させることによ
り、蓋体3を枠体2の内側に取り付ける。蓋体3の端部
は、図2に示すように下地材10の外側に接触する。図
1に示すように、V字形バネストッパ4が支持片5の双
方の鉤部6に係合して広がる方向(矢印A方向)に付勢
されているので、蓋体3は矢印B方向に付勢され、これ
により蓋体3の落下が防止されている。
【0011】蓋体3の取り外しは、例えば図5に示すよ
うな針金状の先端が鉤状に曲がった取外器具13を用
い、その先端を蓋体3と枠体2の間に挿入して90°回
転させ、矢印方向に引っ張ることで行う。蓋体3はV字
形バネストッパ4の付勢力に抗して外側に引き出され、
V字形バネストッパ4はその角度が小さくなるように変
形する。蓋体3を十分引き出してから、V字形バネスト
ッパ4を手でつまみ、支持片5の鉤部6から外すこと
で、蓋体3を完全に取り除くことができる。この実施例
の場合は蓋体が鉄板製であるので、上記の取外器具13
を用いる代わりに磁石を用いて、その吸着力で蓋体3を
引き出すこともできる。
【0012】上記の実施例は1例にすぎず、例えば蓋体
をベニヤ板製とするなど、各部材の材料や形状などは適
宜に変更することができる。また、この点検口は、同様
にして天井にも取り付けることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の点検口は、構造が簡単で安価に
製作でき、点検時の蓋体の取り付け、取り外しもワンタ
ッチで容易である。V字形バネストッパにより蓋体の落
下が防止されているので、風圧の変化やドアの開閉、地
震などの衝撃により蓋体が落下するおそれがない。枠体
及び蓋体の厚さを壁板材又は天井板材の厚さととほぼ等
しくし、枠体及び蓋体の仕上を周囲の壁又は天井と同じ
仕上げにすれば、枠体が壁又は天井から突出せず、ま
た、点検口の存在が目立たないので意匠的にもすっきり
として優れたものとなる。
【0014】本発明の点検口の施工方法は、枠体を下地
材に取り付ける工程を壁・天井板の貼付の前に行うの
で、従来のように開口部と下地材の位置がずれるという
ことがなく、枠体と壁とが全く区別がつかないように仕
上げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の点検口1の縦断面図である。
【図2】点検口1の横断面図である。
【図3】枠体2の正面図である。
【図4】支持片5の姿図である。
【図5】蓋体3の取り外しの説明図である。
【符号の説明】
1 点検口 2 枠体 3 蓋体 4 V字形バネストッパ 5 支持片 6 鉤部 7 金具 10 下地材 11 壁板材 12 仕上材 13 取外器具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁又は天井の開口部の周囲の下地材の外
    側に固定する枠体と、端部を前記下地材の外側に接して
    枠体の内側に納まり開口部を閉塞する蓋体と、前記蓋体
    の背面の左右両端付近から後方に突出するV字形バネス
    トッパと、前記下地材の内側に固定された前記V字形バ
    ネストッパが係合する長穴又は1対の鉤部を有する支持
    片とを有し、前記V字形バネストッパが前記支持片の長
    穴又は1対の鉤部に係合して広がる方向に付勢されてい
    ることにより前記蓋体の落下が防止されていることを特
    徴とする点検口
  2. 【請求項2】 請求項1の点検口において、前記枠体及
    び蓋体の厚さを壁板材又は天井板材の厚さととほぼ等し
    くし、前記枠体及び蓋体の仕上を周囲の壁又は天井と同
    じ仕上げにしたことを特徴とする点検口
  3. 【請求項3】 請求項の2の点検口を施工する方法であ
    って、開口部の下地材の外側に前記枠体を固定する工程
    と、下地材に壁材又は天井材を貼付する工程と、前記枠
    体に壁又は天井と同じ仕上を施す工程と、前記V字形バ
    ネストッパを予め前記下地材の内側に固定した前記支持
    片の長穴又は鉤部に係合させることにより予め壁又は天
    井と同じ仕上を施した前記蓋体を前記枠体の内側に取り
    付ける工程とを有することを特徴とする点検口の施工方
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