JPH0716775Y2 - バケットのサイドカッタ取付部の構造 - Google Patents
バケットのサイドカッタ取付部の構造Info
- Publication number
- JPH0716775Y2 JPH0716775Y2 JP11456690U JP11456690U JPH0716775Y2 JP H0716775 Y2 JPH0716775 Y2 JP H0716775Y2 JP 11456690 U JP11456690 U JP 11456690U JP 11456690 U JP11456690 U JP 11456690U JP H0716775 Y2 JPH0716775 Y2 JP H0716775Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side cutter
- bucket
- cutter
- plate
- side plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、油圧ショベル等のバケットにおけるサイドカ
ッタ取付部の構造に関する。
ッタ取付部の構造に関する。
[従来の技術] 従来、油圧ショベル等のバケットのサイドカッタ取付部
は、第4図及び第5図に示す如く構成になっている。第
4図はバケットの側面図、第5図は第4図のA−A線拡
大断面図であって、1はバケット,2は該バケット1のサ
イドプレート,3は前記バケットのサイドカッタである。
は、第4図及び第5図に示す如く構成になっている。第
4図はバケットの側面図、第5図は第4図のA−A線拡
大断面図であって、1はバケット,2は該バケット1のサ
イドプレート,3は前記バケットのサイドカッタである。
該サイドカッタ3は、その段部3aをサイドプレート2の
外縁部2aに係合してサイドプレート2にボルト4締めさ
れて取付けられている。
外縁部2aに係合してサイドプレート2にボルト4締めさ
れて取付けられている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、前記従来のサイドカッタ取付部の構造において
は、サイドカッタ3に加わる荷重(掘削荷重及び外力)
は、サイドカッタ3の段部3aとサイドプレート2の外縁
部2aとの係合及びボルト4締めによって受けるだけであ
るので、第5図のX矢印方向の荷重に対しては有効であ
るが、X矢印方向に限定されない実稼動状況において
は、ボルト4の負担が大きく、ボルト4の緩み、折れ等
の要因となっていた。
は、サイドカッタ3に加わる荷重(掘削荷重及び外力)
は、サイドカッタ3の段部3aとサイドプレート2の外縁
部2aとの係合及びボルト4締めによって受けるだけであ
るので、第5図のX矢印方向の荷重に対しては有効であ
るが、X矢印方向に限定されない実稼動状況において
は、ボルト4の負担が大きく、ボルト4の緩み、折れ等
の要因となっていた。
本考案は、このような点に鑑み前記欠点を解決したバケ
ットのサイドカッタ取付部の構造を提供することを目的
とするものである。
ットのサイドカッタ取付部の構造を提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記目的を達成するため、サイドカッタが、
その段部をサイドプレートの外縁部に係合してサイドプ
レートにボルト締めされて取付けてなるバケットのサイ
ドカッタ取付部において、前記サイドカッタの外周側端
面の少なくとも2側端面に、サイドプレートに溶着した
補強プレートを密着して設けた構成としたものである。
その段部をサイドプレートの外縁部に係合してサイドプ
レートにボルト締めされて取付けてなるバケットのサイ
ドカッタ取付部において、前記サイドカッタの外周側端
面の少なくとも2側端面に、サイドプレートに溶着した
補強プレートを密着して設けた構成としたものである。
[作用] サイドカッタに加わる荷重は、サイドカッタの段部とサ
イドプレートの外縁部との係合及びボルト締めだけでな
く、補強プレートによっても支持される。
イドプレートの外縁部との係合及びボルト締めだけでな
く、補強プレートによっても支持される。
[実施例] 以下、第1図乃至第3図に示す実施例について本考案を
詳細に説明すると、第1図はバケットの側面図、第2図
は第1図のB−B線拡大断面図、第3図は補強プレート
の取付個所を示す説明側面図であって、第4図及び第5
図に示す従来例と同一符号は、同一物を示している。
詳細に説明すると、第1図はバケットの側面図、第2図
は第1図のB−B線拡大断面図、第3図は補強プレート
の取付個所を示す説明側面図であって、第4図及び第5
図に示す従来例と同一符号は、同一物を示している。
同図において、1はバケット,2はサイドプレート,3はサ
イドカッタであり、該サイドカッタ3は、その段部3aを
サイドプレート2の外縁部2aに係合してサイドプレート
2にボルト4締めされている構成は、第4図及び第5図
に示す従来例と同様である。
イドカッタであり、該サイドカッタ3は、その段部3aを
サイドプレート2の外縁部2aに係合してサイドプレート
2にボルト4締めされている構成は、第4図及び第5図
に示す従来例と同様である。
11はサイドカッタ3に加わる荷重を支持する補強プレー
トで、サイドカッタ3の外周側端面に密着し、サイドプ
レート2に溶接して固設されている。この補強プレート
11は、第1図の様に2周側端面に設けるかあるいは第3
図の様に3周側端面に設けてもよく、適宜選択できる。
好ましくは3周側端面に設けると、多方面からの荷重に
対し支持力が増し有効である。
トで、サイドカッタ3の外周側端面に密着し、サイドプ
レート2に溶接して固設されている。この補強プレート
11は、第1図の様に2周側端面に設けるかあるいは第3
図の様に3周側端面に設けてもよく、適宜選択できる。
好ましくは3周側端面に設けると、多方面からの荷重に
対し支持力が増し有効である。
しかして、サイドカッタに加わる荷重は、サイドカッタ
の段部とサイドプレートの外縁部との係合及びボルト締
めだけでなく、補強プレートによっても支持されるた
め、あらゆる方向からの荷重に対しても対抗でき、ボル
トの負担を軽減できボルトの緩み、折れを防止できる。
の段部とサイドプレートの外縁部との係合及びボルト締
めだけでなく、補強プレートによっても支持されるた
め、あらゆる方向からの荷重に対しても対抗でき、ボル
トの負担を軽減できボルトの緩み、折れを防止できる。
[考案の効果] 以上説明の通り、本考案は、サイドカッタの外周側端面
に、サイドプレートに溶着した補強プレートを密着して
設け、サイドカッタに加わる多方向からの荷重を支持す
るようにしたため、サイドカッタを取付けているボルト
に加わる荷重の負担を軽減でき、該ボルトの緩み、折れ
等を防止できる効果を奏するものである。
に、サイドプレートに溶着した補強プレートを密着して
設け、サイドカッタに加わる多方向からの荷重を支持す
るようにしたため、サイドカッタを取付けているボルト
に加わる荷重の負担を軽減でき、該ボルトの緩み、折れ
等を防止できる効果を奏するものである。
第1図乃至第2図は、本考案の1実施例を示し、第3図
は本考案の他の実施例を示す。 第1図はバケットの側面図、第2図は第1図のB−B線
拡大断面図、第3図は補強プレートの取付個所を示す説
明側面図である。 第4図及び第5図は、従来例を示し、第4図はバケット
の側面図、第5図は第4図のA−A線断面図である。 1…バケット、2…サイドプレート、2a…サイドプレー
トの外縁部、3…サイドカッタ、3a…サイドカッタの段
部、4…ボルト、11…補強プレート。
は本考案の他の実施例を示す。 第1図はバケットの側面図、第2図は第1図のB−B線
拡大断面図、第3図は補強プレートの取付個所を示す説
明側面図である。 第4図及び第5図は、従来例を示し、第4図はバケット
の側面図、第5図は第4図のA−A線断面図である。 1…バケット、2…サイドプレート、2a…サイドプレー
トの外縁部、3…サイドカッタ、3a…サイドカッタの段
部、4…ボルト、11…補強プレート。
Claims (1)
- 【請求項1】サイドカッタが、その段部をサイドプレー
トの外縁部に係合してサイドプレートにボルト締めされ
て取付けてなるバケットのサイドカッタ取付部におい
て、前記サイドカッタの外周側端面の少なくとも2側端
面に、サイドプレートに溶着した補強プレートを密着し
て設けたことを特徴とするバケットのサイドカッタ取付
部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11456690U JPH0716775Y2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | バケットのサイドカッタ取付部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11456690U JPH0716775Y2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | バケットのサイドカッタ取付部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473052U JPH0473052U (ja) | 1992-06-26 |
JPH0716775Y2 true JPH0716775Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31862264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11456690U Expired - Lifetime JPH0716775Y2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | バケットのサイドカッタ取付部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716775Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-30 JP JP11456690U patent/JPH0716775Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473052U (ja) | 1992-06-26 |
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