JPH07166862A - 独立配管型冷却システム - Google Patents

独立配管型冷却システム

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Publication number
JPH07166862A
JPH07166862A JP23297494A JP23297494A JPH07166862A JP H07166862 A JPH07166862 A JP H07166862A JP 23297494 A JP23297494 A JP 23297494A JP 23297494 A JP23297494 A JP 23297494A JP H07166862 A JPH07166862 A JP H07166862A
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JP
Japan
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engine
cooling system
internal combustion
compartment
fan
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Pending
Application number
JP23297494A
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English (en)
Inventor
Jim K Carroll
ケイ キャロル ジム
Paul A Dicke
エイ ディック ポール
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Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Inc filed Critical Caterpillar Inc
Publication of JPH07166862A publication Critical patent/JPH07166862A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0838Insulating elements, e.g. for sound insulation for engine compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
    • B60K11/04Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械用の別個に配管された冷却システム
を開示する。 【構成】 この冷却システムは、内燃機関を囲んだ機関
コンパートメントと、冷却システムを囲んだ冷却システ
ムコンパートメントを有する。冷却システムコンパート
メントは、ノイズバリヤによって機関コンパートメント
から分離する。このノイズバリヤは、機関の高さと、冷
却システムの熱交換器の幅とにそれぞれ関連した所定の
高さと幅を有している。冷却システムは、ほぼ平坦なノ
イズバリヤのためのノイズバリヤの幅の約10─12パ
ーセントから、機関を越えて延びる傾斜した端部を有す
るノイズバリヤのためのノイズバリヤの幅の約40パー
セントまでの範囲内で所定の間隔があけられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に、建設機械の
ためのノイズを減少させる技術に関する。より詳細に
は、本発明は、冷却システムが内燃機関とは別個に囲ま
れて、配管された、コンパクトな冷却システムと内燃機
関との組合せに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のノイズを減少させることを定める
政令は、建設機械のメーカに対して、建設機械の冷却シ
ステム及び機関の双方によって生じるノイズレベルを減
少させるように、或いはノイズレベルを遮蔽するように
強要してきた。間接的な、音響ダクトを備えた囲いで機
関を覆い、機関への空気の流れを制御することによって
機関ノイズを小さくすることができる。しかしながら、
機関ノイズを減少させるために配管された従来の機関の
囲いでは、機関冷却システムへの空気の流れを制限する
おそれがあったため、冷却システムが満足のいく空気の
流れを獲得するために、ファンの速度を早くすることが
要求され、それに伴って大きなファンのノイズレベルが
生じた。例えば、米国特許第3、923、114号は、
閉構造として一般的に形成される機関と冷却システムと
の共通コンパートメントを開示し、ライン吸気口、或い
はルーバ吸気口を介して機関コンパートメントに流れ込
む空気の流れを制限し、かつ車両後部で空気流を排出す
る音響ラインフェンダーを介して機関コンパートメント
が排出する空気の流れを制限する。米国特許第4、08
6、976号は、互いに別個の周囲空気内に引き込む、
一般的に分離した機関と冷却空気のコンパートメントを
開示する。しかしながら、米国特許第4、086、97
6号では、機関駆動ファンが、熱交換器を介して機関コ
ンパートメントから冷却空気コンパートメントに延びて
おり、様々な部品の製造と組立とを複雑なものにしてい
る。
【0003】米国特許第3、866、580号で示され
たものと類似するノイズバリヤを備え、別個に配管され
て、ノイズを減少させる冷却システムが必要とされる。
米国特許第3、866、580号は、直立式バリヤ壁に
よって、冷却された空気の囲いを、機関をほぼ囲んだコ
ンパートメントと、このコンパートメントから分離した
エンジン熱交換器及びファンコンパートメントに分け
る。このようなバリヤを設ける際には、車両の空間的な
制限を考慮すると、冷却システムは、ノイズレベルを減
少させたままでコンパクトなものでなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】理想的には、このよう
な冷却システムは、例えばノイズバリヤに対して、大き
さの異なる様々な建設機械にあう、ノイズレベルが減少
した冷却システムを形成する特定の大きさでなければな
らない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例におい
て、内燃機関を囲むようになった機関コンパートメント
と、該機関コンパートメント内に配置された内燃機関
と、前記機関コンパートメントとは別に冷却システムを
囲むようになっており、所定の幅を有するノイズバリヤ
によって前記機関コンパートメントから分離した冷却シ
ステムコンパートメントと、熱交換器及び該熱交換器を
横切って冷却空気の流れを送るファンを有して、前記冷
却システムコンパートメント内に配置された冷却システ
ムと、を備え、前記ノイズバリヤは、前記所定幅の約1
0パーセントから12パーセントから、前記所定幅の約
40パーセントの範囲内で前記冷却システムから所定の
間隔があけられていることを特徴とする、ノイズを減少
させるために建設用機械で使用するためのコンパクト冷
却システムと内燃機関との組合せを開示する。本発明の
他の実施例では、内燃機関をほぼ囲むようになっている
機関コンパートメントと、前記機関コンパートメント内
に配置された内燃機関と、前記機関コンパートメントと
は別に冷却システムをほぼ囲むようになっており、所定
幅を有するノイズバリヤによって前記機関コンパートメ
ントから分離している冷却システムコンパートメント
と、ファンと、前記ファンの中心軸線に対して非対称の
形状である熱交換器と、前記ファンの周りに配置され、
前記熱交換器を横切って冷却流れを送る流れ通路を形成
し、かつ前記中心軸線に対して軸対称な半径方向に縮小
する形状の吸気口部分と、前記中心軸線に対して軸対称
な半径方向に拡がる形状の排気部分とを含んでいるファ
ンシュラウドとを有する、前記冷却システム内コンパー
トメント内に配置された冷却システムと、を備えてい
る、ノイズを減少させるために建設用機械に使用される
コンパクトな冷却システムと内燃機関との組合せを開示
する。
【0006】
【実施例】図1を参照すると、大型ディーゼル動力建設
用機械22のための別個に配管された冷却装置20が示
されている。冷却装置20は、内燃機関26をほぼ囲む
ようになった機関コンンパートメント24と、機関コン
パートメント24とは別個に、かつ分離した冷却システ
ム30をほぼ囲むようになった冷却システムコンパート
メント28とを備えている。冷却システム30は、モー
タ34によって油圧駆動される回転ブレード付きファン
32を備えている。モータ34は、機関26から油圧力
を伝える。ファン32は、ラジエター36と、オイルク
ーラ38、或いは他の熱交換器の下流側で、冷却システ
ムコンパートメント28内に、機関26とは別個で回転
可能に取りつけられており、冷却システムコンパートメ
ント28の吸気口40と41(図2)から矢印の方向で
示すように、冷却システムコンパートメントを横切って
流れるようにする。冷却システムコンパートメント28
は、冷却システム30を収納する大きさである。詳細に
は、冷却空気がクーラ38とラジエター36とを横切っ
て流れるようにするための、コンパクトに配管された囲
いを形成する大きさである。
【0007】図2を参照すると、機関26は、建設機械
に使用される様々な機関のうち典型的なものであり、全
高が‘A’(図1)であり、全幅は、‘B(図2)の一
般的に長方形である。機関コンパートメント24は、一
般的な車両の囲いとして作用しており、機関26と、そ
の付属品及び駆動列の一部をほぼ囲んでいる。機関コン
パートメント24の通風は、公知のように自然対流、或
いは機関排気ベンチュリ或いは通風ファンによって供給
されるような強制対流のいずれかによって供給される。
機関コンパートメント24は、機関26と、その付属品
を収納するような大きさであり、更に、冷却システムコ
ンパートメント28に合うような大きさである。冷却シ
ステムコンパートメント28は、ノイズバリヤ42によ
って機関コンパートメント24と分離している。ノイズ
バリヤ42は、機関コンパートメント24と冷却コンパ
ートメント28と全長‘H’と幅‘W’とを横切って延
びる共通壁となっており、機関コンパートメントから冷
却システムコンパートメントを効率よく離している。様
々な形状と大きさの機関と冷却システムを含む建設機械
のテストを通して、好ましい機関と冷却システムコンパ
ートメントの断面が開発され、機関と冷却システムのた
めの充分な冷却流れ面積を残したままにして、機関と冷
却システムをそれぞれ収納する。ノイズバリヤ42は、
詳細には、このような好ましい断面形状を得るために、
幅‘W’は、ほぼラジエター36の幅に対応しており、
高さ‘H’は、機関26とその付属品の高さにほぼ対応
している。好ましい実施例において、ノイズバリヤ42
の最適な高さ‘H’は、ノイズバリヤ42の幅‘W’の
約100パーセントから約130パーセントであり、幅
‘W’は、熱交換器の幅であることが望ましく、一般的
に正方形の熱交換器に対して、高さと幅であることが望
ましい。
【0008】更に、ノイズバリヤ42は、機関26を越
えてその周りにまで延びる複数の傾斜部分44(図1参
照)及び46(図2参照)を備えており、車両の全体の
長さを最小にして、よりコンパクトな冷却システム装置
を形成している。更に、全車両の長さを最小にするため
に、冷却システム30は、充分に軸線方向にノイズバリ
ヤ42から間隔をあけたままで、ノイズバリヤ42に可
能な限り近づいて配置されており、最適な冷却空気の流
れを維持している。冷却システム30をノイズバリヤ4
2にあまりにも近接して配置すると、冷却空気の流れを
制限することになり、ファンの速度が早くなり、ノイズ
レベルが大きくなる。詳細な軸線方向の間隔は、ノイズ
バリア42の形状と冷却ンイステムコンパートメント2
8の冷却空気流れの吸気口面積に応じて変化する。例え
ば、機関26に近接して配置されているが、機関26を
越えて延びていない完全に平坦な、即ち平面ノイズバリ
ヤでは、詳細には機関26の形状にあうように形成さ
れ、機関26を越えて延びるノイズバリヤの場合よりも
大きな冷却システムとノイズバリヤとの間の軸線方向の
間隔が必要となる。詳細には、全体の車両の長さを最小
にし、充分な冷却空気の流れに要求される軸線方向の空
間は、最大で、はぼ平坦なノイズバリヤのための幅
‘W’の約40%から、機関に合うように形成され、機
関を越えて延びるノイズバリヤのための幅‘W’の10
パーセント─12パーセントの範囲内である。上述の軸
線方向の範囲は、冷却流吸気口の通り路が制限をうけな
いものとする。制限された冷却流れ吸気口を備える冷却
システムコンパートメントは、制限をうけない冷却流吸
気口を一般的に有する自由流れ冷却コンパートメントよ
りも軸線方向の間隔を大きくしなければならない。ここ
で定義するように、熱交換器の断面流れ、即ち表面積の
約50パーセント程度の冷却流れ吸気口面積を有する、
制限をうけた吸気口は、冷却の流れにいくらかの損失を
伴っても適当に実施できるが、熱交換器の断面流れ、即
ち表面積の約85パーセントよりも大きい全冷却流れ吸
気口面積を有する制限されない冷却流れ吸気口が好まし
い。
【0009】図1及び図2を参照すると、ノイズバリヤ
42は、上部が斜面になった部分44と、機関26上の
中央平面部材48から外方向に延びている側面が斜面に
なった部分46とを備えている。中央平面部材48の形
状は、機関26によって決定された機関囲い(高さ
‘A’と幅‘B’)の長方形断面にほぼ対応する。同様
に、斜面部分44の突出した高さと斜面部分46の突出
した幅は、機関26を取り囲む対流領域にほぼ対応す
る。斜面部分44の突出した高さは、ノイズバリヤ42
の幅‘W’の約20パーセントから約40パーセントの
範囲内であることが好ましく、斜面部分46の突出した
幅はノイズバリヤの幅‘W’の約15パーセントから約
25パーセントの範囲内であることが好ましい。同様
に、長方形状に形成された中央平面部材は、ノイズバリ
ヤ42の幅‘W’の約50パーセントから約70パーセ
ントの範囲内の幅‘w’と、ノイズバリヤ42の高さ
‘H’の約60パーセントから約80パーセントの範囲
内の高さ‘h’を有するものとして定義される。冷却シ
ステム30に要求される冷却流れ吸気口面積は、ノイズ
バリヤからの冷却システムの軸線方向の間隔に関係す
る。斜面となったノイズバリヤを有する好ましい実施例
において、冷却流れ吸気口面積が大きく制限されない場
合には、軸線方向の空間はノイズバリヤの幅‘W’の約
10パーセントから約12パーセントの大きさとするこ
とができる。冷却流吸気口ダクト40と41は、ワイヤ
メッシュ50、或いは孔のあいたシートメタルスクリー
ン51をそれぞれ含み、メッシュ50、或いはスクリー
ン51を介する実際の流れ面積に対応する変化可能な開
口面積‘P1’と‘P2’を有している。
【0010】ノイズバリヤ42に類似する斜面ノイズバ
リヤに対して、上部冷却流ダクト40と側部冷却流ダク
ト41は、冷却システムコンパートメントの上部と側部
をそれぞれ横切って幅方向に延びており、冷却システム
と機関コンパートメントとの間で縦方向に延びる。冷却
流ダクトの吸気口面積‘A’は、ワイヤメッシュ、或い
はスクリーンの開口面積の割合‘P1’と‘P2’と、
ノイズバリヤ42の高さ‘H’と幅‘W’と、ノイズバ
リヤ42に関する冷却システムの軸線方向の空間と、上
部斜面部分44の突出した斜面高さ‘B1’、或いは側
部斜面部分46の突出した長さ‘B2’との関数であ
る。例えば、本発明の特定の一実施例は、全幅‘W’を
有し、全幅‘W’のNパーセント(N×W)の距離だけ
冷却システム30から離れて、‘W’の約120パーセ
ントの全高(1.2×W)と、‘W’の‘B1’パーセ
ントの突出斜面長さ(B1×W)、或いは‘W’の‘B
2’パーセントの突出斜面高さ(B2×W)とを有した
ノイズバリヤを含んでいる。この実施例に対して、冷却
流吸気口面積は、次のようになる。上部ダクトに対して
は、A=P1×W×(N×W+B1×W)であり、二つ
の側部ダクトの各々に対しては、A=P2×(1.2×
W)×(N×W+B2×W)である。
【0011】熱交換器の断面流れ面積の85パーセント
の所望の制限をうけない吸気口と、はぼ正方形の熱交換
器(断面流れ面積W2 )と、突出した長さが等しい側部
斜面と上部斜面が与えられると、簡単な関係が、次のよ
うに引き出され、吸気口ダクトに必要な開口面積の割合
を決定する。 P=0.25/(N+B)、或いはN=(0.25−P
×B)/P ここで、全冷却流れ吸気口面積は、 A=P×(3.4×W)(N×W+B×W)である。 本発明における特定の一実施例においては、‘W’の約
14パーセントの距離(N=0.14)だけ冷却システ
ム30から離れ、‘W’の約20パーセント(B=0.
2)の共通となった突出した高さと長さを有するノイズ
バリヤを備えている。特定の実施例において、吸気口ダ
クトの小部分の開口面積は約0.74、即ち約74パー
セントの開口である。本発明は、ノイズレベルを更に減
少させるために、様々な冷却システム30に適用可能で
ある。例えば、図1を参照すると、ファン32は、熱交
換器36と38の下流側に配置されており、冷却システ
ム30は吸引モードで作動して、冷却流が熱交換器を横
切って流れるようにする。ファンを熱交換器の上流側に
配置することも考えられるが、この場合には、冷却シス
テム30は、吹き込みモードで作動する。吸引モード冷
却システムに対して、上述の軸線方向の空間関係は、ノ
イズバリヤと熱交換器との間で決定され、吹き込みモー
ド冷却システムに対し、軸線方向の空間関係はノイズバ
リヤとファンとの間で決定される.軸線方向のファン3
2の他に混合した流れファンのような様々な種類のファ
ンが考えられる。好ましい実施例において、熱交換器が
機関とファンとの間に配置されて、熱交換器から排出す
る流れが箱型のプレーニム52に流れ込み、ファンシュ
ラウド54内に引き込まれ、ラジエターの非対称な長方
形の流れ通路から軸対称の流れ通路に伝送される。
【0012】ファンシュラウド54は、半径方向に縮小
する吸気口部分56と、円筒形移行部分58と、半径方
向に拡がる排気口部分60を備えている。吸気口部分5
6と排気口部分60のそれぞれは、中央軸線62の周り
で軸対称の形状であり、さらに中心軸線62に垂直に形
成された仮想面の周りで互いにほぼ対称であるのが好ま
しい。吸気口部分56の半径方向に縮小した軸対称な形
状によってファンへの流れを均等に早くして、吸気口の
歪みを少なくし、流れの乱れを最小にする。円筒形移行
部分58によってファンは小さな運動間隙でファンシュ
ラウドに取りつけられ、このために再循環が少なくな
り、ファンブレードの先端を横切る乱流を減少させるこ
とになる。排気口部分60の半径方向に拡がる軸対称の
形状は、流れを均等に減速する。即ち、ファンに排出さ
れる流れを拡散させて、再循環を最小限にし、ファンブ
レードを横切る乱流を最低に維持する。上述の説明か
ら、冷却システム装置は、機関をほぼ囲むコンパートメ
ントと、機関とは別個になった熱交換器とファンコンパ
ートメントとの間に直立式バリヤ壁を備えて形成され
る。冷却システム装置は、コンパクトであり、冷却流れ
の道筋を制限しないままで、機械全体の長さを減少する
ことができ、ファン速度とそれに伴って生じるファンの
ノイズレベルを減少させる。一般的に、ノイズバリヤの
大きさを、機関と熱交換器に関連させることによって、
詳細には、ノイズバリヤに対して冷却システムの軸線方
向の空間を決定することによって、冷却システム装置が
いろいろな大きさの建設用機械にあうように形成され、
作動ノイズレベルを減少させる。
【0013】本発明の他の関連する目的と利点は、上述
の図面と記載とにより明らかであろう。例えば、機関コ
ンパートメントとは、別個に配管された冷却システムコ
ンパートメントを設けることによって、冷却周囲空気
は、熱交換器を横切って供給され、冷却効率を高め、更
に、ファンの速度とそれに伴うノイズを減少させること
になる。他の例として、機関で油圧的に駆動するファン
を有する、分離した冷却システムコンポートメントを設
けることによって、ファンの回転を容易に反転させるこ
とができ、冷却システムによって冷却モードが反流モー
ドで作動することができ、ラジエターからの汚れとくず
を清掃することができる。冷却コンパートメントは、機
関コンパートメントから離れているので、汚れとくずが
機関コンパートメント内に入るのではなく、出口を通っ
て吹き戻されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る機関コンパートメント
から分離した冷却システムコンパートメントを有する建
設機械を一部断面で示す側面図である。
【図2】図1の建設機械の水平断面図である。
【符号】
20 冷却装置 22 建設機械 24 機関コンパートメント 26 内燃機関 28 冷却システムコンパートメント 30 冷却システム 32 ファン 34 モータ 36 ラジエータ 38 オイルクーラ 40、41 吸気口 42 ノイズバリヤ 44、46 傾斜部分 48 中央平面部材 50 ワイヤメッシュ 51 シートメタルスクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール エイ ディック アメリカ合衆国 イリノイ州 61614 ピ オーリア イースト リザーヴォー 2211

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関をほぼ囲むようになった機関コ
    ンパートメントと、 該機関コンパートメント内に配置された内燃機関と、 前記機関コンパートメントとは別に熱交換器及びファン
    をほぼ囲むようになっており、所定の幅を有するノイズ
    バリヤによって前記機関コンパートメントから分離した
    冷却システムコンパートメントと、 前記冷却システムコンパートメント内に配置され、熱交
    換器及び該熱交換器を横切って冷却空気の流れを送るフ
    ァンと、 を備え、前記機関ノイズバリヤは、前記機関と整列した
    長方形の中央平面部分と、該中央平面部分から前記機関
    を越えて外方向に延びた複数の斜面端部とを備え、前記
    ノイズバリヤの前記中央平面部分は、前記熱交換器或い
    は前記ファンの近い方に対して所定距離だけ間隔をあけ
    られており、前記所定距離は、前記所定幅の10パーセ
    ントから前記所定幅の30パーセントの範囲内である、 ノイズを減少させるために建設用機械で使用されるコン
    パクトな冷却システムと内燃機関の組合せ。
  2. 【請求項2】 前記所定距離は、前記所定幅の約15パ
    ーセントであることを特徴とする請求項1に記載のコン
    パクトな冷却システムと内燃機関の組合せ。
  3. 【請求項3】 前記中央平面部分は、前記所定幅の50
    パーセントから70パーセントの範囲内の所定の平面部
    分の幅を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    コンパクトな冷却システムと内燃機関の組合せ。
  4. 【請求項4】 前記ノイズバリヤは、所定の高さを有し
    ており、該所定の高さは、前記所定幅の100パーセン
    トから130パーセントの範囲内であることを特徴とす
    る請求項1に記載のコンパクトな冷却システムと内燃機
    関の組合せ。
  5. 【請求項5】 前記中央平面部分は、前記所定の高さの
    約60パーセントから80パーセントの前記範囲内にお
    いて所定の平面部分高さを備えていることを特徴とする
    請求項4に記載のコンパクトな冷却システムと内燃機関
    の組合せ。
  6. 【請求項6】 前記冷却システムコンパートメントは、
    全吸気口断面積と全吸気口流れ面積とを有する複数の遮
    蔽された吸気口と、前記全吸気口断面積の小部分とを備
    えており、前記小部分は、P=0.25/(N+B)の
    関係によって決定され、この関係において‘P’は前記
    小部分であり、‘N’は前記所定幅の一部としての前記
    所定距離であり、‘B’は前記所定幅の一部としての前
    記複数の斜面端部の一つの突出した長さであり、前記複
    数の前記斜面端部の各々は、前記ほぼ等しい突出長さを
    有していることを特徴とする請求項5に記載のコンパク
    トな冷却システムと内燃機関との組合せ。
  7. 【請求項7】 内燃機関をほぼ囲むようになっている機
    関コンパートメントと、 前記機関コンパートメント内に配置された内燃機関と、 前記機関コンパートメントから分離したファン、ファン
    シュラウド及び熱交換器をほぼ囲むようになっており、
    所定幅を有するノイズバリヤによって前記機関コンパー
    トメントから分離している冷却システムコンパートメン
    トと、 該冷却システムコンパートメント内に配置されたファン
    と、ファンシュラウドと、熱交換器とを備え、前記熱交
    換器は、前記ファンの中心軸線に対して非対称の形状で
    あり、前記ファンシュラウドは、前記ファンの周りに配
    置され、流れ路を形成して前記熱交換器を横切って冷却
    流れを送るようになっており、 前記ファンシュラウドは、形状において前記中心軸線に
    対して軸対称な半径方向に縮小する吸気口部分と、前記
    中心軸線に対して軸対称な半径方向に拡がる形状の排気
    口部分とを備えた、 ノイズを減少させるために建設用機械に使用されるコン
    パクトな冷却システムと内燃機関との組合せ。
  8. 【請求項8】 前記ノイズバリヤは、前記ファン、前記
    ファンシュラウド或いは前記熱交換器の近い方から所定
    距離だけ間隔をあけられており、前記所定距離は、前記
    所定幅の10パーセントより大きいことを特徴とする請
    求項7に記載のコンパクトな冷却システムと内燃機関と
    の組合せ。
  9. 【請求項9】 前記機関ノイズバリヤは、前記機関とほ
    ぼ整列したほぼ長方形の中央平面部分と、前記機関を越
    えて、前記中央平面部分から外方向に延びた、複数の斜
    面端部とを備えており、 前記所定距離は、前記所定の幅の10パーセントから前
    記所定幅の30パーセント以内であることを特徴とする
    請求項8に記載のコンパクトな冷却システムと内燃機関
    との組合せ。
  10. 【請求項10】 前記所定距離は、前記所定幅の約15
    パーセントであることを特徴とする請求項9に記載のコ
    ンパクトな冷却システムと内燃機関との組合せ。
  11. 【請求項11】 前記中央平面部分は、前記所定幅の5
    0パーセントから70パーセントの範囲内の所定の平面
    部分の幅を有していることを特徴とする請求項9に記載
    のコンパクトな冷却システムと内燃機関との組合せ。
  12. 【請求項12】 前記ノイズバリヤは所定の高さを有し
    ており、該所定の高さは、前記所定幅の100パーセン
    トから130パーセントの範囲内であることを特徴とす
    る請求項11に記載のコンパクトな冷却システムと内燃
    機関との組合せ。
  13. 【請求項13】 前記中央平面部分は、前記所定の高さ
    の約60パーセントから80パーセントの前記範囲内に
    おいて所定の平面部分の高さを備えていることを特徴と
    する請求項12に記載のコンパクトな冷却システムと内
    燃機関との組合せ。
  14. 【請求項14】 前記冷却システムコンパートメント
    は、全吸気口断面積と全吸気口流れ面積とを有する複数
    の遮蔽された吸気口と、前記全吸気口断面積の小部分と
    を備えており、前記小部分は、P=0.25/(N+
    B)の関係によって決定され、この関係において、
    ‘P’は前記小部分であり、‘N’は前記所定幅の一部
    としての前記所定距離であり、‘B’は前記所定幅の一
    部としての前記複数の斜面端部の一つの突出した長さで
    あり、前記複数の前記斜面端部の各々は、前記等しい突
    出長さを有していることを特徴とする請求項13に記載
    のコンパクトな冷却システムと内燃機関との組合せ。
  15. 【請求項15】 内燃機関をほぼ囲むようになっている
    機関コンパートメントと、 該機関コンパートメント内に配置された内燃機関と、 前記機関コンパートメントとは別に熱交換器及びファン
    をほぼ囲むようになっており、ノイズバリヤによって前
    記機関コンパートメントから分離した冷却システムコン
    パートメントと、 所定の幅を有し、前記冷却システムコンパートメント内
    に配置された熱交換器と、該熱交換器を横切って冷却空
    気の流れを送り、前記冷却システムコンパートメントに
    配置されたファンと、 を備え、前記機関ノイズバリヤは、前記機関と整列した
    長方形の中央平面部分と、前記中央平面部分から前記機
    関を越えて外方向に延びた複数の斜面端部とを備えてお
    り、前記ノイズバリヤの前記中央平面部分は、前記熱交
    換器或いは前記ファンの近い方から所定距離だけ間隔を
    あけられており、前記所定距離は、前記所定幅の10パ
    ーセントから前記所定幅の30パーセントの範囲内であ
    る、 ノイズを減少させるために建設用機械で使用されるコン
    パクトな冷却システムと内燃機関との組合せ。
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