JPH0777044A - 低ノイズ冷却装置 - Google Patents

低ノイズ冷却装置

Info

Publication number
JPH0777044A
JPH0777044A JP20469894A JP20469894A JPH0777044A JP H0777044 A JPH0777044 A JP H0777044A JP 20469894 A JP20469894 A JP 20469894A JP 20469894 A JP20469894 A JP 20469894A JP H0777044 A JPH0777044 A JP H0777044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
fan shroud
cooling device
shroud
axisymmetric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20469894A
Other languages
English (en)
Inventor
Jim K Carroll
ケイ キャロル ジム
Paul A Dicke
エイ ディック ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Inc filed Critical Caterpillar Inc
Publication of JPH0777044A publication Critical patent/JPH0777044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/54Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/541Specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/545Ducts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P5/00Pumping cooling-air or liquid coolants
    • F01P5/02Pumping cooling-air; Arrangements of cooling-air pumps, e.g. fans or blowers
    • F01P5/06Guiding or ducting air to, or from, ducted fans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ノイズを低減する内燃機関用の冷却
装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明の冷却装置(20)は、中心軸を形成するフ
ァン(26)、中心軸に対し非軸対称の形のラジエーター(3
0)、ファンの周りに配置され、ラジエーターを横切る冷
却流を方向付ける流路を形成するファンシュラウド(34)
を備える。ファンシュラウドは、半径方向に縮小する入
口部分(40)、半径方向に拡大する出口部分(44)、その間
の円筒形過渡領域部分(42)を有する。半径方向に縮小す
る入口部分と半径方向に拡大する出口部分は、中心軸に
対し軸対称の形であり、互いに中心軸に垂直な仮想面に
対し対称である。ファンシュラウドの配置、ファンに対
するファンシュラウドの調整、及びラジエーターに対す
るファンの間隔は、ファンの直径と投影状態での軸方向
翼弦に対する各種の配置に関係する無次元の数に従って
決められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはエンジン冷
却装置に使用する低ノイズのファンとシュラウドの配置
に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンノイズの主な原因の1つは、そ
の冷却装置から発するノイズである。このようなノイズ
は、ファンの型と位置、ファンシュラウド(囲い)の設
計、ラジエーターコアの型、大きさ、位置等の各種の要
因の関数である。ノイズ抑制ファンシュラウドの1つの
例は、ベックらに与えられた米国特許第3,903,9
60号に開示されているファンシュラウドの入口構造で
ある。米国特許第3,903,960号のファンは、円
筒形放出側スロート部分の形状に対応する円形型と、ラ
ジエーターの形状に対応する角型の間で急に細くなると
いう点で、他の先行技術のファン構造の代表例である。
このような非軸対称の放出の結果として、円筒形放出側
スロート部分を出る冷却流の分離と乱れ及びそれに伴う
ノイズが生じる。ノイズ抑制ファンシュラウドの他の例
は、山口らに与えられた米国特許第5,024,267
号に示され、この特許は熱変換器の表面の1つを覆うボ
ックス型本体と本体を貫通する円筒部分を有するファン
シュラウドを開示している。ファンが円筒部分に配置さ
れ、部分的にボックス型本体の中に延びている。本体
は、円筒部分の突き出した部分に隣接し、これに対応す
るように配置された拡大部分を含み、ファンとラジエー
ターの間に高静圧領域を作り、これにより軸方向流れを
増し、ノイズを減らそうとする。しかし、ファンからの
放出流を案内する物理的構造がなければ、非軸対称ボッ
クス型本体の影響の結果として、いくらかの再循環と乱
れ及びそれに伴うノイズは依然として起こりやすい。
【0003】ベックに与えられた米国特許第3,87
2,916号は、円筒形放出スロート部分の形状に対応
する円形型とラジエーターの形状に対応する矩形の間で
急激にテーパする半径方向に拡大するシュラウド出口部
分を開示している。このような非軸対称の入口の結果と
して、ファンを通る冷却流の入口部での歪みと下流での
乱れが生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、運転ノイズ
のレベルを下げたエンジン冷却装置の必要性がある。こ
のような冷却装置は、軸流式及び混合流式ファンのいず
れにも、送風型及び吸入型ファン構造のいずれにも、ま
た適用することができる。このような冷却装置は、境界
を定めた流路を備え、ファンを通る冷却流の入口の歪
み、分離、再循環、乱れを減少させるのがよい。理想的
には、このような冷却装置は、車両のスペースが制限さ
れていることから小型であり、冷却性能が改善されるの
がよい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本明細書中で「軸対称」
とは、中心軸に垂直な面上で全ての点が中心軸から等距
離にあること、即ち断面が円形であることを言う。ま
た、「非軸対称」とは、軸対称でないこと、即ち断面が
円形でない形状全てを言う。従って、断面が正方形であ
る立方体も非軸対称である。本発明によれば、冷却装置
の中心軸を決めるファン、全直径とその投影状態での軸
方向翼弦幅を有するファン、中心軸に関して非軸対称な
熱交換機、ファンの周りに配置されたファンシュラウ
ド、冷却流を熱交換機を軸方向に横切る方向に指向させ
る流路を形成するファンシュラウドを備える、内燃エン
ジンに使う冷却装置が開示される。1実施例では、ファ
ンシュラウドは、半径方向に縮小する入口部分、半径方
向に拡大する出口部分、入口部分と出口部分の間に配置
された円筒形過渡領域部分を含み、その入口と出口部分
は中心軸に関し形が軸対称である。他の実施例では、フ
ァンシュラウドは、ファンとの間に所定の小さい半径方
向の隙間を作るように、ファンの周りに静止状態に取り
付けられていて、半径方向に縮小する入口部分、円筒形
過渡領域部分を含み、半径方向に縮小する入口部分は中
心軸に関し軸対称の形であり、静止ファンシュラウドと
熱交換機の間に気密に接続されたボックス型プレナムが
設けられ、ボックス型プレナムは固定ファンシュラウド
と熱交換機の間を延び、非軸対称形の熱交換機と軸対称
形のファンシュラウドの間の急な過渡領域を形成してい
る。
【0006】さらに他の実施例では、中心軸に軸対称な
形の半径方向に縮小する入口部分、中心軸に軸対称な形
の半径方向に拡大する出口部分を含むファンシュラウド
の改良が開示される。
【0007】
【実施例】本発明以前では、ファン構造はファンに入る
冷却流特性を改善することに焦点が当てられていた。即
ち、ファンに入る冷却流の乱れを減らそうとして、各種
の半径のファン入口構造が考案された。しかし、ファン
構造とファン構造に対するファンの間隔の関係の全体の
設計が、減少したノイズ特性を有する冷却装置を達成す
るのに同様に重要である。本発明は、運転ノイズレベル
が低下する有効な冷却装置をもたらすファン構造と最適
化したファンの間隔の関係を提供する。図1を参照する
と、車両22用の冷却装置20が示されている。冷却装
置20は、車両により発生するノイズを減少させるよう
に、車両22のエンジン24から離れて取り付けられ、
エンジンとは別に駆動される。冷却装置20は、モータ
ー27により油圧的に駆動される回転ブレード式のファ
ン26を含む。モーター27はエンジン24から油圧力
を得る。ファン26は冷却室28内のエンジン24と独
立に回転可能に取り付けられ、ノイズ障壁29によりエ
ンジンから隔離されている。ファン26はラジエーター
30とオイル冷却器31の下流に取り付けられ、室28
の入口32から、矢印の方向で示すように室28を横切
る流れを誘起する。
【0008】ノイズを減らし、熱交換機30,31を横
切って冷却流を有効に送るため、ファン26は、静止フ
ァンシュラウド34内で僅かな半径方向隙間を持つよう
に取り付けられている。ファン26は、冷却装置20の
中心軸38を決め、該中心軸38の周りを回転して、ほ
ぼ形が円筒形のスイープ領域を決める。ファンシュラウ
ド34とラジエーター30の間にはプレナム36が配置
されている。プレナム36はファンシュラウド34とラ
ジエーター30の間を密封し、最適の大きさで間隔をあ
けた過渡領域ダクトを提供し、該ダクトはファンシュラ
ウドと共に、ファンに入る冷却空気の入口歪みと大スケ
ールでの乱れを最小にする。図2を参照すると、ファン
シュラウドにより形成される軸対称の流れ通路とプレナ
ムにより形成される非軸対称の流れ通路をより良く例示
するために、冷却装置20が斜視図で示してある。ファ
ンシュラウド34はファン26に対応して形はほぼ円形
であり、中心軸38に関し同心である。逆にプレナム3
6はラジエーター30に対応して矩形の形であり、中心
軸38に沿った長さの全体にわたり非軸対称(asymmetri
c)である。プレナム36は、ラジエーターの形に対応す
る矩形とファンシュラウドの形に対応する円形の間でテ
ーパーするのではなく、その長さの全体にわたってボッ
クス型であり、ファンシュラウドとの接合部で急に変化
する。
【0009】図3を参照すると、冷却装置20がより詳
細に示してある。前述したように、ファン26がラジエ
ーター30の下流に配置されているので、冷却装置20
が吸入モードで作動し、ラジエーターを横切る冷却流を
起こす。ラジエーターを出る流れはボックス型プレナム
36に入り、ファンシュラウド34に吸引され、そこで
ラジエーターの非軸対称矩形流路から軸対称流路に変わ
る。試験により、ファンシュラウドの配置に対するファ
ンの配置、ラジエーターに対するファンシュラウドの間
隔、ファンとファンシュラウドの運転時の半径方向隙間
に関して各種の好適な寸法が決められる。これらの寸法
の関係は性能を良くし、ノイズを減少させることが分か
った。ファンシュラウド34は、半径方向に縮小する入
口部分40、過渡領域部分42、半径方向に拡大する出
口部分44を含む。入口部分40と出口部分44はそれ
ぞれ中心軸38に関し軸対称の形であり、さらに面49
のような中心軸38に垂直な仮想面に対し相互に対称で
あるのがよい。入口部分40の半径方向に縮小する軸対
称形は均一にファンへの流れを加速し、入口での歪みを
減らし、乱れの強さを最小にする。過渡領域部分42
は、ファンがファンシュラウドと狭い運転時の隙間で取
り付けられるようにし、それによりファンブレードの前
縁を横切る再循環と乱れを減少させる。出口部分44の
半径方向に拡大するする軸対称の形は、ファンを出る流
れを均一に減速させ、又は拡散させ、ファンブレードを
横切る再循環と乱れを最小に維持する。
【0010】本発明を実施するには、各種の半径方向に
縮小する入口部分又は半径方向に拡大する出口部分を使
用することができるが(即ち、入口部分、出口部分が異
なる曲率半径を有する)、入口部分、出口部分40,4
4は、中心軸38に対し軸対称形であり、それぞれファ
ンの全直径Dに関し好適な一定の曲率半径Rを有する。
入口部分の曲率半径は、出口部分の曲率半径と等しいか
大きいのがよいが、好適な実施例では、入口部分と出口
部分の曲率半径は、ほぼ等しく上流と下流の流れ通路を
対称にする。好適な実施例では、曲率半径Rは、ファン
の全直径Dの約6から約10パーセントであるのがよ
く、図3の特に好適な実施例では、ファンの全直径Dの
約8パーセントである。同様に、本発明を実施するに
は、ファンシュラウドの軸方向長さとファンに対する配
置をいろいろに変えることができるが、ファンブレード
を横切る再循環を減らすために、ファン26に対する過
渡領域部分42の好適な軸方向長さと軸方向の配置があ
る。例えば、過渡領域部分42の軸方向長さLは、投影
状態での軸方向翼弦幅Wの約40から約75パーセント
の範囲であるのが好ましく、図3の特に好適な実施例で
は投影状態での軸方向翼弦幅Wの約50パーセントであ
る。さらに、ファン26の前縁48は、中心軸38に垂
直で、入口部分40の過渡領域部分42との結合部を通
る面49と同一面上にある。その結果、ファン26の所
定の投影状態での翼弦幅の部分Pが、出口部分44の中
に延びる。所定の投影状態での翼弦幅の部分Pは、過渡
領域部分42の軸長さLと直接関係し、ファン26の投
影状態での軸方向翼弦幅Wの約60パーセントから約2
5パーセントの範囲にあるのが好ましく、図3の特に好
適な実施例では、投影状態での軸方向翼弦幅Wの約50
パーセントである。
【0011】ファンブレードの先端を横切る再循環を減
らすためには、ファンブレードとファンシュラウドの間
の好ましい半径方向隙間Tがある。好適な実施例では、
半径方向隙間Tはファンの全直径Dの約0.1パーセン
トから約1.0パーセントの範囲であり、ある特定の実
施例ではファンの全直径Dの約0.5パーセントであ
る。ファンシュラウド34は、その形と配置以外にも、
ラジエーター30の出口表面50に対する好ましい軸方
向間隔があり、その結果さらにノイズのレベルが低下す
る。好適な実施例では、ファンシュラウド34の入口は
最適には出口表面50からファンの直径Dの約1.5パ
ーセントから約10パーセントの距離Eだけ間隔をあけ
ていて、図3の特に好適な実施例では、ファンの全直径
Dの約2パーセントである。本発明の範囲内で、プレナ
ム36のファンシュラウド34への取り付け位置を変え
た他のファン取り付け構造とすることができる。図3に
示すように、プレナム36を入口部分40の入口に突き
当てて気密に接続する他に、プレナム36は、ファンシ
ュラウド34の種々の部分を取り囲むようにさらに下流
側で気密に接続することもできる。例えば、図4ではボ
ックス型プレナム36は、過渡領域部分42でファンシ
ュラウド34に取り付けられ、入口部分40を取り囲
み、一方図5では、プレナム36は出口部分44の出口
に取り付けられていて、ファンシュラウド34の全体を
取り囲む。プレナム36をファンシュラウド34の一部
分の上側まで延ばすことで、入口のベル形の半径を増加
し、シュラウドとプレナムの組立体を小型に維持しなが
ら、さらに分離と乱れを減らすことができる。さらに、
別のノイズ障壁をファンシュラウド34の半径方向外側
に設け、ファンの運転の間発生するノイズのレベルを低
下させるようにする。
【0012】図6から図8を参照すると、半径方向に拡
大する出口部分がない点を除いて、ファンシュラウド3
4と似た形の各種の軸対称のファンシュラウドが描かれ
ている。図6から図8では、図1のファンシュラウド3
4と同様に、軸対称のファンシュラウド60がボックス
型プレナムの下流に配置されている。この場合、ファン
により発生するノイズを減少させるのに好ましい隙間の
関係がある。しかし、ファンシュラウド60の好ましい
軸方向長さとファン26に対するファンシュラウド60
の軸方向の配置は、ファンシュラウド34の軸方向長さ
と軸方向配置とはいくらか異なる。例えば、過渡領域部
分61の軸方向長さL’はファン26の投影状態での軸
方向翼弦幅Wの約65パーセントから約85パーセント
の範囲であるのが好ましく、図3の特に好適な実施例で
は、投影状態での軸方向翼弦幅Wの約80パーセントで
ある。同様にファン26の前縁48は、中心軸38に垂
直で入口部分63の過渡領域部分61との結合部を通る
平面62と同一面上にある。その結果、ファン26の所
定の投影状態での翼弦幅の部分P’はファンシュラウド
60を超えて延びる。所定の投影状態での翼弦幅の部分
P’は、過渡領域部分61の軸方向長さL’と関係し、
ファン26の投影状態での軸方向翼弦幅Wの約35パー
セントから約15パーセントであるのが好ましく、図6
の特定の好適な実施例では、投影状態での軸方向翼弦幅
Wの約20パーセントである。ファンシュラウド34と
同様に、ファンシュラウド60を使う場合も、他のファ
ン取り付け構造が可能であり、過渡領域部分61に気密
に結合され、入口部分63を取り囲む(図7)プレナム
36とし、又は過渡領域部分61の出口に気密に結合さ
れ、ファンシュラウド60の全体を取り囲む(図8)プ
レナム36とすることもできる。
【0013】本発明は、ファンとファンシュラウドをラ
ジエーターの上流に取り付け、ファンの前縁をファンシ
ュラウドの入口と過渡領域部分の結合部と同一面上にす
ることにより、送風型冷却装置に適用することもでき
る。例えば、図9では、冷却装置70は、ファンシュラ
ウド74とファン76がラジエーター80の上流側に配
置され、ラジエーター80を横切って空気を送る即ち送
風する点を除いて、冷却装置20のそれと同様である。
本発明はまた、吸入モードでラジエーターの下流に取り
付けられた(図10)のと送風モードでラジエーターの
上流に取り付けられた(図11)のと両方の囲いをつけ
たファン組立体に適用することができる。図10,11
に示す囲いをつけたファン組立体では、1993年2月
2日に本発明者に与えられた米国特許第5,183,3
82号に開示されたのと同様に、ラビリンスシール82
がプレナムとファンシュラウドの間に設けられている。
図10では、ファンシュラウド84はファン86に接触
してファンとシュラウドの組立体を形成する点を除い
て、ファンシュラウド84は冷却装置20のそれと同様
の形で、ファン86に対して同一平面にある。プレナム
36と同様、プレナム88はラジエーター89とファン
シュラウド84の入口部分91の間に気密に接続されて
いる。このように、プレナム88は、ラビリンスシール
82の静止部分を形成し、一方、ファンシュラウド84
の入口部分91はラビリンスシール82の回転部分を形
成する。
【0014】さらに、本発明の各種の態様を組み合わ
せ、ノイズが低減する特性を有するファンシュラウド構
成の組み合わせを生み出すことができる。例えば、図1
2ではファンシュラウド90は、混合流方式の冷却装置
93で混合流ファン92と使うように示されている。冷
却装置20のファンシュラウド34と同様に、ファンシ
ュラウド90は軸対称の半径方向に縮小する入口部分9
4と軸対称の半径方向に拡大する出口部分96を含む。
しかし、混合流ファン92の半径方向動作隙間を小さく
するため、過渡領域部分98は、ファン92のブレード
外形に対応する半径方向に拡大する形を有する。冷却装
置93の好適な隙間の関係は、ファンの全直径はファン
92の平均のファンの直径に関連するという点を除い
て、冷却装置20のそれとほぼ同様である。
【0015】
【効果】上述のことから、冷却流の分離、再循環、乱れ
により発生するノイズを減少させるように最適の構成し
たファンシュラウドを含むエンジン冷却装置が構成され
ることが分かる。さらに、ファン、ファンシュラウド、
熱交換機は、動作ノイズレベルを減少させるように相互
に最適に配置されている。本発明の他の関連する目的、
利点は、図面、発明の詳細な説明から明らかである。例
えば、本発明はまた高性能冷却流装置を提供するために
採用することもできる。ある許容される動作ノイズレベ
ルでは、本発明を使えば従来技術の冷却装置のファン速
度より速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の吸入モードに配置されたフ
ァン、ファンシュラウド、熱交換機を含む冷却装置の側
面断面図である。
【図2】図1の冷却装置の斜視図である。
【図3】図1のファンシュラウド取り付け配置の部分側
面断面図である。
【図4】図1の冷却装置用の他の第1のファンシュラウ
ド取り付け配置の部分側面断面図である。
【図5】図1の冷却装置用の他の第2のファンシュラウ
ド取り付け配置の部分側面断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の吸入モードに配置された
ファン、ファンシュラウド、及び熱交換機を含む冷却装
置の側面断面図である。
【図7】図6の冷却装置用の他の第1のファンシュラウ
ド取り付け配置の部分側面断面図である。
【図8】図6の冷却装置用の他の第2のファンシュラウ
ド取り付け配置の部分側面断面図である。
【図9】本発明の第3実施例の送風モードに配置された
ファン、ファンシュラウド、及び熱交換機を含む冷却装
置の部分側面断面図である。
【図10】本発明の第4実施例の吸入モードに配置され
た回転ファン、シュラウド組立体、及び熱交換機を含む
冷却装置の部分側面断面図である。
【図11】本発明の第5実施例の送風モードに配置され
た回転ファン、シュラウド組立体、及び熱交換機を含む
冷却装置の部分側面断面図である。
【図12】本発明の第6実施例の吸入モードに配置され
た流れ混合ファン、ファンシュラウド、及び熱交換機を
含む冷却装置の部分側面断面図である。
【符号の説明】
20・・冷却装置 22・・車両 24・・エンジン 26・・ファン 27・・モーター 28・・冷却室 29・・障壁 30・・ラジエーター 31・・オイル冷却器 32・・入口 34・・ファンシュラウド 36・・プレナム 38・・中心軸 40・・入口部分 42・・過渡領域部分 44・・出口部分 48・・前縁 49・・面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール エイ ディック アメリカ合衆国 イリノイ州 61614 ピ オーリア イースト リザーヴオア 2211

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃エンジンに使用する冷却装置で、 前記冷却装置の中心軸を決め、全直径とその投影状態で
    の軸方向翼弦幅を有するファン、 前記中心軸に関し非軸対称形の熱交換機、 前記ファンの周りに配置されて、前記熱交換機を横切る
    方向に冷却流れを指向させる流路を形成し、前記中心軸
    に関し軸対称の形の半径方向に縮小する入口部分と過渡
    領域部分を含むファンシュラウド、及び、 前記ファンシュラウドと前記熱交換機の間に気密に接続
    されたボックス型プレナム、 を備え、 前記ボックス型プレナムは、前記ファンシュラウドと共
    に、前記熱交換機の非軸対称形に対応する非軸対称形と
    前記ファンシュラウドの軸対称形に対応する軸対称形の
    間の急な過渡領域を形成する、ことを特徴とする冷却装
    置。
  2. 【請求項2】前記ファンシュラウドは、さらに半径方向
    に拡大する出口部分を含み、前記半径方向に縮小する入
    口部分と前記半径方向に拡大する出口部分は前記中心軸
    に関し軸対称の形であることを特徴とする請求項1記載
    の冷却装置。
  3. 【請求項3】前記半径方向に縮小する入口部分と前記半
    径方向に拡大する出口部分は、前記中心軸に垂直な仮想
    平面に対して互いにほぼ対称であることを特徴とする請
    求項2記載の冷却装置。
  4. 【請求項4】前記ボックス型プレナムは、前記ファンシ
    ュラウドの前記出口部分に気密に接続されていることを
    特徴とする請求項2記載の冷却装置。
  5. 【請求項5】前記ファンは,前縁を有し、前記半径方向
    に縮小する入口部分と前記過渡領域部分は、結合部と前
    記中心軸に垂直で前記結合部を通る入口平面を形成し、
    前記ファンは前記ファンシュラウド内で前記前縁が前記
    入口平面と同一平面上に位置するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  6. 【請求項6】前記ボックス型プレナムは、前記ファンシ
    ュラウドの前記入口部分に気密に接続されていることを
    特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  7. 【請求項7】前記ボックス型プレナムは、前記ファンシ
    ュラウドの前記過渡領域部分に気密に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  8. 【請求項8】前記熱交換機は、前記ファンシュラウドか
    ら前記中心軸に沿って前記全直径の約1.5パーセント
    から約10パーセントの範囲の所定の間隔をあけ、前記
    所定の間隔をもって配置されたことを特徴とする請求項
    1記載の冷却装置。
  9. 【請求項9】前記過渡領域部分は、前記投影状態での軸
    方向翼弦幅の約40パーセントから約85パーセントの
    範囲の所定の軸方向長さを有することを特徴とする請求
    項1記載の冷却装置。
  10. 【請求項10】前記半径方向に縮小する入口部分と前記
    半径方向に拡大する出口部分は、それぞれ前記全直径の
    約6パーセントから約10パーセントの範囲の曲率半径
    を有することを特徴とする請求項2記載の冷却装置。
JP20469894A 1993-08-31 1994-08-30 低ノイズ冷却装置 Pending JPH0777044A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11443393A 1993-08-31 1993-08-31
US08/114433 1993-08-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0777044A true JPH0777044A (ja) 1995-03-20

Family

ID=22355175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20469894A Pending JPH0777044A (ja) 1993-08-31 1994-08-30 低ノイズ冷却装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0645543A1 (ja)
JP (1) JPH0777044A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996032575A1 (fr) * 1995-04-10 1996-10-17 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dispositif de refroidissement pour un echangeur de chaleur
WO1998016727A1 (fr) * 1996-10-11 1998-04-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Appareil de refroidissement de moteur
WO2005098213A1 (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Komatsu Ltd. 冷却装置
JP2007147092A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Denso Corp クーリングモジュール
US8282349B2 (en) * 2008-03-07 2012-10-09 General Electric Company Steam turbine rotor and method of assembling the same
WO2015050769A1 (en) * 2013-10-04 2015-04-09 Caterpillar Inc. Double bell mouth shroud
JP2015143488A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用内燃機関の冷却装置
CN108590851A (zh) * 2018-05-30 2018-09-28 隆鑫通用动力股份有限公司 导风罩及其发电机
JP2021024305A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 株式会社中村自工 車両用冷却装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE517031C2 (sv) * 1996-10-17 2002-04-02 Scania Cv Ab Anordning vid ett drivaggregat för ett motorfordon innefattande en kylare och en av drivaggregatet driven axialfläkt, förfarande att tillverka en fläktring ingående i nämnda anordning samt fläktring avsedd att anordnas kring en axialfläkt vid ett drivaggregat för ett motorfordon
DE102006039007A1 (de) * 2006-08-19 2008-02-21 Daimler Ag Luftführungsanordnung zum Kühlen eines Verbrennungsmotors
DE102007007231A1 (de) * 2007-02-14 2008-08-21 Behr Gmbh & Co. Kg Kühlsystem für ein Kraftfahrzeug
SE531999C2 (sv) * 2008-02-04 2009-09-22 Scania Cv Abp Sätt och anordning för styrning av kylning jämte motor
IT1402484B1 (it) * 2010-11-16 2013-09-13 Nuovo Pignone Spa Flangia di ingresso anti-distorsione per un compressore centrifugo ad ingresso radiale e metodo
US9618010B2 (en) * 2013-04-22 2017-04-11 Lennox Industries Inc. Fan systems

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1370283A (en) * 1918-05-27 1921-03-01 Carling Turbine Blower Co Fan-casing
US3872916A (en) * 1973-04-05 1975-03-25 Int Harvester Co Fan shroud exit structure
US3903960A (en) * 1973-12-26 1975-09-09 Int Harvester Co Fan shroud entrance structure
DE3737391A1 (de) * 1987-11-04 1989-05-18 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Luftleitvorrichtung fuer eine kuehler-luefter-anordnung
US4927328A (en) * 1989-03-02 1990-05-22 Scoates William D Shroud assembly for axial flow fans
JPH0755293Y2 (ja) * 1989-06-28 1995-12-20 アイシン化工株式会社 熱交換器用冷却装置
KR0140195B1 (ko) * 1990-03-07 1998-07-01 다나까 다로오 압입식 축류 송풍기
US5183382A (en) * 1991-09-03 1993-02-02 Caterpillar Inc. Low noise rotating fan and shroud assembly
FR2683599B1 (fr) * 1991-11-07 1994-03-04 Ecia Carenage perfectionne pour ventilateur et son application a un groupe motoventilateur d'automobile.

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08284661A (ja) * 1995-04-10 1996-10-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 熱交換器の冷却装置
US5884589A (en) * 1995-04-10 1999-03-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Cooling apparatus for heat exchanger
CN1074811C (zh) * 1995-04-10 2001-11-14 日立建机株式会社 热交换器的冷却装置
WO1996032575A1 (fr) * 1995-04-10 1996-10-17 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dispositif de refroidissement pour un echangeur de chaleur
WO1998016727A1 (fr) * 1996-10-11 1998-04-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Appareil de refroidissement de moteur
US6220207B1 (en) 1996-10-11 2001-04-24 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Engine cooling apparatus
KR100824660B1 (ko) * 2004-04-05 2008-04-24 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 냉각장치
WO2005098213A1 (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Komatsu Ltd. 冷却装置
GB2427899A (en) * 2004-04-05 2007-01-10 Komatsu Mfg Co Ltd Cooling device
GB2427899B (en) * 2004-04-05 2008-04-02 Komatsu Mfg Co Ltd Cooling device
JP2007147092A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Denso Corp クーリングモジュール
JP4655902B2 (ja) * 2005-11-24 2011-03-23 株式会社デンソー クーリングモジュール
US8282349B2 (en) * 2008-03-07 2012-10-09 General Electric Company Steam turbine rotor and method of assembling the same
WO2015050769A1 (en) * 2013-10-04 2015-04-09 Caterpillar Inc. Double bell mouth shroud
US9551356B2 (en) 2013-10-04 2017-01-24 Caterpillar Inc. Double bell mouth shroud
JP2015143488A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用内燃機関の冷却装置
CN108590851A (zh) * 2018-05-30 2018-09-28 隆鑫通用动力股份有限公司 导风罩及其发电机
CN108590851B (zh) * 2018-05-30 2023-12-01 隆鑫通用动力股份有限公司 导风罩及其发电机
JP2021024305A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 株式会社中村自工 車両用冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0645543A1 (en) 1995-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0777044A (ja) 低ノイズ冷却装置
US4180130A (en) Heat exchange apparatus including a toroidal-type radiator
KR100937929B1 (ko) 축류팬 쉬라우드의 스테이터
US5967745A (en) Gas turbine shroud and platform seal system
US3937192A (en) Ejector fan shroud arrangement
KR0180555B1 (ko) 전기청소기
JPH08100720A (ja) ファンシュラウドアスピレータ
JP2001152852A (ja) ファン装置
JPH07166865A (ja) 冷却装置
JP2001289197A (ja) 遠心圧縮機の作動域拡大方法及び装置
WO2013069397A1 (ja) 車両用空気調和装置の室外冷却ユニット
GB2037890A (en) Cooling system for internal combustion engines
US7018175B2 (en) Airflow guiding structure for a heat dissipation fan
EP0646485B1 (en) Independently ducted cooling system
JPH03210094A (ja) クロスフローファン
JPH1037893A (ja) 遠心ファン
CA1036447A (en) Recirculation barrier for a heat transfer system
JPS61501463A (ja) 流体羽根車ディフュ−ザと操作方法
WO1998045601A1 (en) Centrifugal fan with flow control vanes
JP3405287B2 (ja) 遠心ファン
JP4592908B2 (ja) ファンのシール構造
JPH05312191A (ja) 遠心ファン
JPH10252689A (ja) クロスフローファン及びクロスフローファン搭載空気調和機
JP2008151034A (ja) 送風装置および該送風装置を具備した空気調和機
JPH08159099A (ja) 軸流送風機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040921

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02