JP4592908B2 - ファンのシール構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のラジエータ冷却用などに使用される軸流型または斜流型のファンのシール構造に関し、詳しくはボス部に放射状に設けた複数の翼の先端部を相互に連結するリングと、その半径方向外側に配置されるシュラウドの筒状部との間にラビリンスシール部を設けたファンのシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のラジエータ冷却用などとして使用される軸流型または斜流型のファンは、エンジンやモータ等の駆動源により回転するボス部に複数の翼を放射状に設け、その翼の回転により軸方向に送風するものである。
一般に軸流型または斜流型のファンでは、下流側への送風の一部が翼周囲から上流側に逆流する現象がある。このような逆流は送風効率を低下させ、騒音も大きくなるので好ましくない。そこで従来から翼の半径方向外側を取り囲むようにシュラウドを配置して逆流を抑制している。
【0003】
しかしシュラウドを設けるだけでは逆流抑制の目的が十分には達成できない場合も多いので、翼とシュラウド間に逆流抑制用のラビリンスシール部が設けられることがある。図4は自動車に搭載されるラジエータを冷却する従来の斜流型ファンの縦断面図である。ファン1は図示しないエンジンのクランク軸で回転される駆動軸2と、その駆動軸2に固定されたボス部3に放射状に設けた複数の翼4を有しており、翼4の回転により図4(a)の図面左側から右側に送風をする。各翼4の先端部は相互にリング5で連結され、そのリング5の半径方向外側を取り囲むように所定の間隙をもってシュラウド6の筒状部7が配置される。さらにリング5の外周に沿って環状の仕切り片等の絞り片Sが所定間隔で複数設けられる。なおこの例は、リング5の軸方向両端部に空気流の乱れや渦の発生を抑制する環状のベルマウスMを設けたものであり、そのベルマウスMが両端部の絞り片Sを兼用している。
【0004】
一方、シュラウド6はそのフランジ部で筒状の連結体8にボルト結合され、その連結体8はラジエータ9に固定される。筒状部7の内周はリング5の外周に所定の間隙を有して対向し、その内周とリング5の外周に設けた複数の絞り片Sによって、いわゆる直通型のラビリンスシール部10が構成される。このような直通型のラビリンスシール部10においては、筒状部7の内周面と絞り片Sの先端部の間隙により絞り口が形成され、翼4の下流側(図4(a)における翼4の右側)からの逆流がその絞り口を通過する際に等エントロピー膨張し、減速した逆流は隣接する絞り片Sの中間にある空間部(膨張室)において等圧で静温度に回復する、という作用を繰り返すことによりシール効果を発揮するものである。
【0005】
図5は図4のシール構造における直通型のラビリンスシール部10の代わりに、食い違い型のラビリンスシール部11を採用した場合の部分拡大断面図であり、図4と同じ部分には同一符号が付されている。食い違い型のラビリンスシール部11はリング部5の外周面に複数の絞り片S(この例では4つの絞り片S1〜S4)を設けると共に、シュラウド6における筒状部7の内周面に逆絞り片Rを設けたものである。なお説明を簡単にするため、図面にはリング5の軸方向両端及び中間部に設けた4つの絞り片S1〜S4と、1つの逆絞り片Rで食い違い型のラビリンスシール部11を代表させているが、実際的にはより多くの絞り片Sと逆絞り片Rが設けられる。そして逆流Gは逆絞り片Rにより迂回させられると共に、一部が分流して渦流となって逆流を減速させる。
【0006】
図6は図4のシール構造における直通型のラビリンスシール部10の代わりに、階段型のラビリンスシール部12を採用した場合の部分拡大断面図であり、図4と同じ部分には同一符号が付されている。階段型のラビリンスシール部12はシュラウド6の筒状部7の内周に軸方向への段差を有する複数のフロア面が形成される。この例では4つのフロア面F(F1〜F4)が形成され、逆流Gの入口側におけるフロア面F1の内径が出口側のフロア面F4より小さくなっている。そして各フロア面に対向してリング5の外周に設けられる絞り片S(S1〜S4)は、それらフロア面F1〜F4の内径に反比例した高さとされ、リング5を軸方向から筒状部7に装着できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、ラビリンスシール部の出口から流出する逆流は整流ではなく、乱れや渦を含んだ乱流を形成し、それが半径方向にも拡散して翼4の吸入空気Bに巻き込まれる。このような巻き込み現象は図4のような直通型のラビリンスシール部10に限らず、図5の食い違い型のラビリンスシール部11にも存在する。図5には食い違い型のラビリンスシール部11の出口から軸方向に平行に流出する逆流が、乱れや渦を伴って拡散し、その一部が矢印のように翼4の入口側の吸入空気Bに巻き込まれる状態が示されている。
乱れや渦を伴う逆流が翼4の吸入空気Bにそのまま巻き込まれると、翼4がまさに吸い込もうとしている空気が乱されてファン1の回転騒音が高くなる。特に自動車用の冷却ファンでは、逆流を巻き込んで発生す翼面上の周期的な圧力変動を主な要因とする離散用周波数騒音(ブーン音)が増大する傾向がある。
【0008】
一方、図6に示す階段型のラビリンスシール部12は、図示のよう逆流がその出口から半径方向外側に流出されるので、翼4の吸入空気Bに巻き込まれるまでに乱れや渦が減衰するので吸入空気Bに対する影響は極めて少ない。しかし階段型のラビリンスシール部12はこのような点を有する反面、半径方向の寸法が大きくなるという別の問題がある。特に自動車のボンネット内のようにスペースが限られている場合には、寸法増加は可能な限り回避する必要がある。
そこで本発明はこのような従来のシール構造における問題の解決を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、ボス部3に複数の翼4を放射状に設けた軸流型または斜流型のファンのシール構造である。そして、各翼4の先端部を相互に連結するリング5の外周と、リング5の半径方向外側に間隙を有して配置された筒状部7の内周とによってファンの逆流を抑制するラビリンスシール部が形成され、前記筒状部7の内径を逆流の出口側のみ段差状に拡大することにより、逆流がラビリンスシール部の出口から半径方向外側に向かって流出するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は本発明のシール構造の1例を図5に準じて示した部分拡大断面図であり、図5と同じ部分には同一符号が付されている。このラビリンスシール部20は各翼4の先端を相互に連結するリング5と、そのリング5の半径方向外側に間隙を有して配置されたシュラウド6の筒状部7を備え、図4に示すファンのシール構造として適用される。
ラビリンスシール部20は基本的には図5の食い違い型のラビリンスシール部に属し、リング5にはその外周に沿って軸方向両端及び中間部に4つの環状の絞り片S(S1〜S4)が突設され、筒状部7の内周21には環状の逆絞り片Rが突出して設けられる。そしてラビリンスシール部20の出口側には段差状に内径が拡大された環状のフロア面Fが形成される。
【0011】
ラビリンスシール部20の入口から流入した逆流Gは、逆絞り片Rで迂回させられて矢印のように出口より流出する。その際、流出位置は図5の場合より半径方向外側となり、且つその流出方向も軸方向に平行ではなく半径方向外側に傾斜する。そのため逆流Gは翼4の吸入空気Bに巻き込まれるまでに大きく迂回するので流速が低下し、乱れや渦も減衰もしくは消失して吸入空気Bと殆ど区別がつかなくなる。そのため階段型のラビリンスシール部12と同様に、翼4の吸入空気Bに対する影響は極めて小さくなり、離散的周波数騒音などの回転騒音を抑制することができる。しかも出口側の内径のみを拡大すればよいので、筒状部7の半径方向の寸法増加も僅かでよい。
【0012】
上記の例ではラビリンスシール部20の内径を出口側において1段階拡大したが、別の実施形態として出口側において2段階に拡大するように構成してもよい。実用的な階段型のラビリンスシール部12ではかなり多段階のフロア面Fが設けられるが、出口側で2段階程度までの内径拡大であれば本発明の効果を実質的に維持することができる。
また本発明のシール構造は、図1のような食い違い型のラビリンスシール部を基本とする以外に、直通型のラビリンスシール部を基本としたものでもよい。さらに、それらラビリンスシール部における絞り片Sまたは逆絞り片Rの数も特に制限されない。
【0013】
【実施例】
図1に示す本発明のシール構造をファン1に組み込み、風洞実験によりファンの回転騒音を測定した。図2は離散周波数騒音のデータで、図3は回転騒音から耳に聞こえない高音領域等を取り除いた聴感補正騒音のデータである。これらの図の横軸に記載した「ラジエータのみ」はファン1の前に自動車のラジエータ9のみを取り付けた場合、「ラジエータ+コンデンサ」はファン1の前に前記ラジエータと自動車の冷房装置のコンデンサ(冷媒冷却部)を順に直列に取り付けた場合、「実車相当」はラジエータやコンデンサ以外に自動車のボンネット内に存在する障害物に相当するものを配置した場合である。
【0014】
また図中のグラフ(イ)は翼4の周囲にリング5を設けないファン(参考)、グラフ(ロ)は図5の食い違い型のラビリンスシール部11を設けたファン(ただし絞り片Sは軸方向両端と中央の3つを設けたもの)、グラフ(ハ)は本発明による図1のラビリンスシール部20を設けたファン(ただし絞り片Sは軸方向両端と中央の3つを設けたもの)である。
これらのグラフから、本発明のラビリンスシール部20を設けたファンの回転騒音は、従来のものより大幅に低下することが実証される。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明のファンのシール構造は、各翼の先端部を相互に連結するリングと、リングの半径方向外側に間隙を有して配置されたシュラウドの筒状部によりラビリンスシール部が形成され、前記筒状部の内径を逆流の出口側のみ段差状に拡大することにより、逆流がラビリンスシール部の出口から半径方向外側に向かって流出するようにしたことを特徴とする。
そのためファンの翼に吸引される吸入空気に対する逆流の影響を大幅に減少すると共に、半径方向の寸法増加も抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシール構造の1例を示す部分拡大断面図。
【図2】本発明のシール構造を使用したファンの離散用周波数騒音のデータを示す図。
【図3】本発明のシール構造を使用したファンの回転騒音のデータを示す図。
【図4】(a)は自動車に搭載されるラジエータを冷却する従来の斜流型ファンの縦断面図、(b)はそのA−A矢視図。
【図5】従来の食い違い型のラビリンスシール部を示す部分拡大断面図。
【図6】従来の階段型のラビリンスシール部を示す部分拡大断面図。
【符号の説明】
1 ファン
2 駆動軸
3 ボス部
4 翼
5 リング
6 シュラウド
7 筒状部
8 連結体
9 ラジエータ
10 直通型のラビリンスシール部
11 食い違い型のラビリンスシール部
12 階段型のラビリンスシール部
20 ラビリンスシール部
21 内周
S 絞り片
R 逆絞り片
M ベルマウス
F フロア面
B 吸入空気
G 逆流
Claims (1)
- ボス部3に複数の翼4を放射状に設けた軸流型または斜流型のファンのシール構造において、
各翼4の先端部を相互に連結するリング5の外周と、リング5の半径方向外側に間隙を有して配置された筒状部7の内周とによりファンの逆流を抑制するラビリンスシール部20が形成され、
前記筒状部7の内径を逆流の出口側のみ段差状に拡大することにより、逆流がラビリンスシール部20の出口から半径方向外側に向かって流出するようにしたことを特徴とするファンのシール構造。
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