JPH07165601A - 消化管運動機能調整剤 - Google Patents
消化管運動機能調整剤Info
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- JPH07165601A JPH07165601A JP6206278A JP20627894A JPH07165601A JP H07165601 A JPH07165601 A JP H07165601A JP 6206278 A JP6206278 A JP 6206278A JP 20627894 A JP20627894 A JP 20627894A JP H07165601 A JPH07165601 A JP H07165601A
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- ester
- alkanoyl
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K7/00—Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K7/04—Linear peptides containing only normal peptide links
- C07K7/06—Linear peptides containing only normal peptide links having 5 to 11 amino acids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/04—Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- A61K38/08—Peptides having 5 to 11 amino acids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/04—Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式:
【化1】
で示される化合物または医薬として許容されるその塩を
有効成分として含有することを特徴とする消化管運動機
能調整剤。 【効果】 消化管運動機能調整剤として有用である。
有効成分として含有することを特徴とする消化管運動機
能調整剤。 【効果】 消化管運動機能調整剤として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下記一般式(I)で
示される化合物またはその医薬として許容される塩を有
効成分として含有する消化管運動機能調整剤に関するも
のであり、医療の分野で利用される。
示される化合物またはその医薬として許容される塩を有
効成分として含有する消化管運動機能調整剤に関するも
のであり、医療の分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】この発明の下記一般式(I)で示される
化合物は公知化合物であり、P物質拮抗作用、ニューロ
キニンA拮抗作用などの薬理活性を有することが知られ
ている(例えば、ヨーロッパ特許出願公開第03362
30A2号)が消化管運動機能の調整作用を有すること
は全く知られていない。
化合物は公知化合物であり、P物質拮抗作用、ニューロ
キニンA拮抗作用などの薬理活性を有することが知られ
ている(例えば、ヨーロッパ特許出願公開第03362
30A2号)が消化管運動機能の調整作用を有すること
は全く知られていない。
【0003】
【発明の構成】この発明は、一般式(I)
【化6】 (式中、R1 は水素またはアシル基であり、R2 は水酸
基、R3 はカルボキシ基または保護されたカルボキシ基
であるか、またはR2 とR3 とが互いに結合して式
基、R3 はカルボキシ基または保護されたカルボキシ基
であるか、またはR2 とR3 とが互いに結合して式
【化7】 の基を表わし、R4 は水酸基または保護された水酸基、
R5 は水酸基または保護された水酸基、R6 は水酸基、
保護された水酸基または低級アルコキシ基、
R5 は水酸基または保護された水酸基、R6 は水酸基、
保護された水酸基または低級アルコキシ基、
【化8】 は単結合または二重結合である)で示される化合物また
は医薬として許容されるその塩を有効成分として含有す
ることを特徴とする消化管運動機能調整剤に関する。
は医薬として許容されるその塩を有効成分として含有す
ることを特徴とする消化管運動機能調整剤に関する。
【0004】化合物(I)の医薬として許容される適当
な塩の種類としては、慣用の無毒性の塩、すなわち各種
塩基との塩ならびに酸付加塩を挙げることができる。よ
り具体的には、アルカリ金属塩(例えば、リチウム塩、
ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩
(例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩等)、アンモ
ニウム塩のような無機塩基との塩、有機アミン塩(例え
ば、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エ
タノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロ
ヘキシルアミン塩、N,N′−ジベンジルエチレンジア
ミン塩等)のような有機塩基との塩、無機酸付加塩(例
えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等)、有
機カルボン酸付加塩または有機スルホン酸付加塩(例え
ば、ギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸
塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン
酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等)、塩基性アミノ酸
または酸性アミノ酸との塩(例えば、アルギニン、アス
パラギン酸、グルタミン酸等)などが挙げられる。
な塩の種類としては、慣用の無毒性の塩、すなわち各種
塩基との塩ならびに酸付加塩を挙げることができる。よ
り具体的には、アルカリ金属塩(例えば、リチウム塩、
ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩
(例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩等)、アンモ
ニウム塩のような無機塩基との塩、有機アミン塩(例え
ば、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エ
タノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロ
ヘキシルアミン塩、N,N′−ジベンジルエチレンジア
ミン塩等)のような有機塩基との塩、無機酸付加塩(例
えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等)、有
機カルボン酸付加塩または有機スルホン酸付加塩(例え
ば、ギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸
塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン
酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等)、塩基性アミノ酸
または酸性アミノ酸との塩(例えば、アルギニン、アス
パラギン酸、グルタミン酸等)などが挙げられる。
【0005】本明細書における以上の記載ならびに以下
の記載において、本発明の範囲に包含される諸定義の適
当な具体例ないし説明は、以下の通りである。「低級」
とは、特記なき限り炭素原子1〜6個の範囲を意味す
る。「高級」とは、特記なき限り炭素原子7〜20個の
範囲を意味する。
の記載において、本発明の範囲に包含される諸定義の適
当な具体例ないし説明は、以下の通りである。「低級」
とは、特記なき限り炭素原子1〜6個の範囲を意味す
る。「高級」とは、特記なき限り炭素原子7〜20個の
範囲を意味する。
【0006】「アシル基」の適当な例としては、カルバ
モイル基、脂肪族アシル基、芳香環をもつアシル基(以
下、芳香族アシル基と称する)または複素環をもつアシ
ル基(以下、複素環アシル基と称する)を挙げることが
できる。
モイル基、脂肪族アシル基、芳香環をもつアシル基(以
下、芳香族アシル基と称する)または複素環をもつアシ
ル基(以下、複素環アシル基と称する)を挙げることが
できる。
【0007】上記アシル基の適当な具体例としては、低
級または高級アルカノイル基(例えば、ホルミル、アセ
チル、プロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノ
イル、ペンタノイル、2,2−ジメチルプロパノイル、
ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイ
ル、デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリ
デカノイル、テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘ
キサデカノイル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイ
ル、ノナデカノイル、アイコサノイル等)、低級または
高級アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、
t−ペンチルオキシカルボニル、ヘプチルオキシカルボ
ニル等)、低級または高級アルカンスルホニル基(例え
ば、メタンスルホニル、エタンスルホニル等)、低級ま
たは高級アルコキシスルホニル基(例えば、メトキシス
ルホニル、エトキシスルホニル等)などのような脂肪族
アシル基、アロイル基(例えば、ベンゾイル、トルオイ
ル、ナフトイル等)、アリール(低級)アルカノイル基
(例えば、フェニルアセチル、フェニルプロパノイル、
フェニルブタノイル、フェニルイソブチリル、フェニル
ペンタノイル、フェニルヘキサノイル等のフェニル(低
級)アルカノイル、ナフチルアセチル、ナフチルプロパ
ノイル、ナフチルブタノイル等のナフチル(低級)アル
カノイル等)、アリール(低級)アルケノイル基(例え
ば、フェニルプロペノイル、フェニルブテノイル、フェ
ニルメタクリロイル、フェニルペンテノイル、フェニル
ヘキセノイル等のフェニル(低級)アルケノイル、ナフ
チルプロペノイル、ナフチルブテノイル、ナフチルペン
テノイル等のナフチル(低級)アルケノイル等)、アリ
ール(低級)アルコキシカルボニル基(例えば、ベンジ
ルオキシカルボニル等のフェニル(低級)アルコキシカ
ルボニル等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、
フェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニル
等)、アリールオキシ(低級)アルカノイル基(例え
ば、フェノキシアセチル、フェノキシプロピオニル
等)、アリールグリオキシロイル基(例えば、フェニル
グリオキシロイル、ナフチルグリオキシロイル等)、ア
レーンスルホニル基(例えば、ベンゼンスルホニル、p
−トルエンスルホニル等)などのような芳香族アシル
基、複素環カルボニル基(例えば、テノイル、フロイ
ル、ニコチノイル等)、複素環(低級)アルカノイル基
(例えば、チエニルアセチル、チエニルプロパノイル、
チエニルブタノイル、チエニルペンタノイル、チエニル
ヘキサノイル、チアゾリルアセチル、チアジアゾリルア
セチル、テトラゾリルアセチル等)、複素環グリオキシ
ロイル基(例えば、チアゾリルグリオキシロイル、チエ
ニルグリオキシロイル等)などのような複素環アシル基
が挙げられ、上記「複素環カルボニル基」「複素環(低
級)アルカノイル基」および「複素環グリオキシロイル
基」中の複素環部分の適当な具体例としては、酸素、硫
黄、窒素その他の少なくとも1つのヘテロ原子をもつ飽
和または不飽和の、単環または多環状の複素環基、が挙
げられる。
級または高級アルカノイル基(例えば、ホルミル、アセ
チル、プロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノ
イル、ペンタノイル、2,2−ジメチルプロパノイル、
ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイ
ル、デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリ
デカノイル、テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘ
キサデカノイル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイ
ル、ノナデカノイル、アイコサノイル等)、低級または
高級アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、
t−ペンチルオキシカルボニル、ヘプチルオキシカルボ
ニル等)、低級または高級アルカンスルホニル基(例え
ば、メタンスルホニル、エタンスルホニル等)、低級ま
たは高級アルコキシスルホニル基(例えば、メトキシス
ルホニル、エトキシスルホニル等)などのような脂肪族
アシル基、アロイル基(例えば、ベンゾイル、トルオイ
ル、ナフトイル等)、アリール(低級)アルカノイル基
(例えば、フェニルアセチル、フェニルプロパノイル、
フェニルブタノイル、フェニルイソブチリル、フェニル
ペンタノイル、フェニルヘキサノイル等のフェニル(低
級)アルカノイル、ナフチルアセチル、ナフチルプロパ
ノイル、ナフチルブタノイル等のナフチル(低級)アル
カノイル等)、アリール(低級)アルケノイル基(例え
ば、フェニルプロペノイル、フェニルブテノイル、フェ
ニルメタクリロイル、フェニルペンテノイル、フェニル
ヘキセノイル等のフェニル(低級)アルケノイル、ナフ
チルプロペノイル、ナフチルブテノイル、ナフチルペン
テノイル等のナフチル(低級)アルケノイル等)、アリ
ール(低級)アルコキシカルボニル基(例えば、ベンジ
ルオキシカルボニル等のフェニル(低級)アルコキシカ
ルボニル等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、
フェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニル
等)、アリールオキシ(低級)アルカノイル基(例え
ば、フェノキシアセチル、フェノキシプロピオニル
等)、アリールグリオキシロイル基(例えば、フェニル
グリオキシロイル、ナフチルグリオキシロイル等)、ア
レーンスルホニル基(例えば、ベンゼンスルホニル、p
−トルエンスルホニル等)などのような芳香族アシル
基、複素環カルボニル基(例えば、テノイル、フロイ
ル、ニコチノイル等)、複素環(低級)アルカノイル基
(例えば、チエニルアセチル、チエニルプロパノイル、
チエニルブタノイル、チエニルペンタノイル、チエニル
ヘキサノイル、チアゾリルアセチル、チアジアゾリルア
セチル、テトラゾリルアセチル等)、複素環グリオキシ
ロイル基(例えば、チアゾリルグリオキシロイル、チエ
ニルグリオキシロイル等)などのような複素環アシル基
が挙げられ、上記「複素環カルボニル基」「複素環(低
級)アルカノイル基」および「複素環グリオキシロイル
基」中の複素環部分の適当な具体例としては、酸素、硫
黄、窒素その他の少なくとも1つのヘテロ原子をもつ飽
和または不飽和の、単環または多環状の複素環基、が挙
げられる。
【0008】特に好ましい複素環基としては、1〜4の
窒素原子を含む不飽和の3〜8員環、望ましくは5〜6
員環の複素単環基、たとえばピロリル、ピロリニル、イ
ミダゾリル、ピラゾリル、ピリジルおよびそのN−オキ
シド、ジヒドロピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピ
リダジニル、トリアゾリル(例えば、4H−1,2,4
−トリアゾリル、1H−1,2,3−トリアゾリル、2
H−1,2,3−トリアゾリル等)、テトラゾリル(例
えば、1H−テトラゾリル、2H−テトラゾリル等)な
ど、1〜4の窒素原子を含む飽和の3〜8員環、さらに
望ましくは5〜6員環の複素単環基、たとえばピロリジ
ニル、イミダゾリジニル、ピペリジノ、ピペラジニルな
ど、1〜4の窒素原子を含む不飽和の縮合複素環基、た
とえばインドリル、イソインドリル、インドリジニル、
ベンズイミダゾリル、キノリル、イソキノリル、インダ
ゾリル、ベンゾトリアゾールなど、1〜2の酸素原子お
よび1〜3の窒素原子を含む不飽和の3〜8員環、さら
に望ましくは5〜6員環の複素単環基、たとえばオキサ
ゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル(例えば、
1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジ
アゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル等)など、1
〜2の酸素原子および1〜3の窒素原子を含む飽和の3
〜8員環、より望ましくは5〜6員環の複素単環基、た
とえばモルホリニル、シドノニルなど、1〜2の酸素原
子および1〜3の窒素原子を含む不飽和の縮合複素環
基、たとえばベンズオキサゾリル、ベンズオキサジアゾ
リルなど、1〜2の硫黄原子および1〜3の窒素原子を
含む不飽和の3〜8員環、より望ましくは5〜6員環の
複素単環基、たとえばチアゾリル、イソチアゾリル、チ
アジアゾリル(例えば、1,2,3−チアジアゾリル、
1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾ
リル、1,2,5−チアジアゾリル等)、ジヒドロチア
ジニルなど、1〜2の硫黄原子および1〜3の窒素原子
を含む飽和の3〜8員環、より望ましくは5〜6員環の
複素単環基、たとえばチアゾリジニルなど、1〜2の硫
黄原子を含む不飽和の3〜8員環、より望ましくは5〜
6員環の複素単環基、たとえばチエニル、ジヒドロジチ
イニル、ジヒドロジチオニルなど、1〜2の硫黄原子お
よび1〜3の窒素原子を含む不飽和の縮合複素環基、た
とえばベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリルなど、
1つの酸素原子を含む不飽和の3〜8員環、より望まし
くは5〜6員環の複素単環基、たとえばフリルなど、1
つの酸素原子および1〜2の硫黄原子を含む不飽和の3
〜8員環、より望ましくは5〜6員環の複素単環基、た
とえばジヒドロオキサチイニルなど、1〜2の硫黄原子
を含む不飽和の縮合複素環基、たとえばベンゾチエニ
ル、ベンゾジチイニルなど、1つの酸素原子および1〜
2の硫黄原子を含む不飽和の縮合複素環基、たとえばベ
ンズオキサチイニルなどのような複素環基が挙げられ
る。
窒素原子を含む不飽和の3〜8員環、望ましくは5〜6
員環の複素単環基、たとえばピロリル、ピロリニル、イ
ミダゾリル、ピラゾリル、ピリジルおよびそのN−オキ
シド、ジヒドロピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピ
リダジニル、トリアゾリル(例えば、4H−1,2,4
−トリアゾリル、1H−1,2,3−トリアゾリル、2
H−1,2,3−トリアゾリル等)、テトラゾリル(例
えば、1H−テトラゾリル、2H−テトラゾリル等)な
ど、1〜4の窒素原子を含む飽和の3〜8員環、さらに
望ましくは5〜6員環の複素単環基、たとえばピロリジ
ニル、イミダゾリジニル、ピペリジノ、ピペラジニルな
ど、1〜4の窒素原子を含む不飽和の縮合複素環基、た
とえばインドリル、イソインドリル、インドリジニル、
ベンズイミダゾリル、キノリル、イソキノリル、インダ
ゾリル、ベンゾトリアゾールなど、1〜2の酸素原子お
よび1〜3の窒素原子を含む不飽和の3〜8員環、さら
に望ましくは5〜6員環の複素単環基、たとえばオキサ
ゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル(例えば、
1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジ
アゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル等)など、1
〜2の酸素原子および1〜3の窒素原子を含む飽和の3
〜8員環、より望ましくは5〜6員環の複素単環基、た
とえばモルホリニル、シドノニルなど、1〜2の酸素原
子および1〜3の窒素原子を含む不飽和の縮合複素環
基、たとえばベンズオキサゾリル、ベンズオキサジアゾ
リルなど、1〜2の硫黄原子および1〜3の窒素原子を
含む不飽和の3〜8員環、より望ましくは5〜6員環の
複素単環基、たとえばチアゾリル、イソチアゾリル、チ
アジアゾリル(例えば、1,2,3−チアジアゾリル、
1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾ
リル、1,2,5−チアジアゾリル等)、ジヒドロチア
ジニルなど、1〜2の硫黄原子および1〜3の窒素原子
を含む飽和の3〜8員環、より望ましくは5〜6員環の
複素単環基、たとえばチアゾリジニルなど、1〜2の硫
黄原子を含む不飽和の3〜8員環、より望ましくは5〜
6員環の複素単環基、たとえばチエニル、ジヒドロジチ
イニル、ジヒドロジチオニルなど、1〜2の硫黄原子お
よび1〜3の窒素原子を含む不飽和の縮合複素環基、た
とえばベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリルなど、
1つの酸素原子を含む不飽和の3〜8員環、より望まし
くは5〜6員環の複素単環基、たとえばフリルなど、1
つの酸素原子および1〜2の硫黄原子を含む不飽和の3
〜8員環、より望ましくは5〜6員環の複素単環基、た
とえばジヒドロオキサチイニルなど、1〜2の硫黄原子
を含む不飽和の縮合複素環基、たとえばベンゾチエニ
ル、ベンゾジチイニルなど、1つの酸素原子および1〜
2の硫黄原子を含む不飽和の縮合複素環基、たとえばベ
ンズオキサチイニルなどのような複素環基が挙げられ
る。
【0009】前記のアシル部分は1ないし10の同種ま
たは相異なる適当な置換基をもっていてもよく、このよ
うな置換基の例としては、低級アルキル基(例えば、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル等)、低級ア
ルケニル基(例えば、ビニル、アリル、1−プロペニ
ル、1−、2−または3−ブテニル、1−、2−、3−
または4−ペンテニル、1−、2−、3−、4−または
5−ヘキセニル等)、低級アルコキシ基(例えば、メト
キシ、エトキシ、プロポキシ等)、低級アルキルチオ基
(例えば、メチルチオ、エチルチオ等)、低級アルキル
アミノ基(例えば、メチルアミノ等)、シクロ(低級)
アルキル基(例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル
等)、シクロ(低級)アルケニル基(例えば、シクロヘ
キセニル等)、ハロゲン、アミノ基、保護されたアミノ
基、水酸基、保護された水酸基、シアノ基、ニトロ基、
カルボキシ基、保護されたカルボキシ基、スルホ基、ス
ルファモイル基、イミノ基、オキソ基、アミノ(低級)
アルキル基(例えば、アミノメチル、アミノエチル
等)、カルバモイルオキシ基、ヒドロキシ(低級)アル
キル基(例えば、ヒドロキシメチル、1−または2−ヒ
ドロキシエチル、1−、2−または3−ヒドロキシプロ
ピル等)、シアノ(低級)アルケニルチオ(例えば、シ
アノビニルチオ等)などを挙げることができる。
たは相異なる適当な置換基をもっていてもよく、このよ
うな置換基の例としては、低級アルキル基(例えば、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル等)、低級ア
ルケニル基(例えば、ビニル、アリル、1−プロペニ
ル、1−、2−または3−ブテニル、1−、2−、3−
または4−ペンテニル、1−、2−、3−、4−または
5−ヘキセニル等)、低級アルコキシ基(例えば、メト
キシ、エトキシ、プロポキシ等)、低級アルキルチオ基
(例えば、メチルチオ、エチルチオ等)、低級アルキル
アミノ基(例えば、メチルアミノ等)、シクロ(低級)
アルキル基(例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル
等)、シクロ(低級)アルケニル基(例えば、シクロヘ
キセニル等)、ハロゲン、アミノ基、保護されたアミノ
基、水酸基、保護された水酸基、シアノ基、ニトロ基、
カルボキシ基、保護されたカルボキシ基、スルホ基、ス
ルファモイル基、イミノ基、オキソ基、アミノ(低級)
アルキル基(例えば、アミノメチル、アミノエチル
等)、カルバモイルオキシ基、ヒドロキシ(低級)アル
キル基(例えば、ヒドロキシメチル、1−または2−ヒ
ドロキシエチル、1−、2−または3−ヒドロキシプロ
ピル等)、シアノ(低級)アルケニルチオ(例えば、シ
アノビニルチオ等)などを挙げることができる。
【0010】「保護された水酸基」における「水酸基保
護基」の適当な例としては、フェニル(低級)アルキル
基(例えば、ベンジル等)、上記のアシル基などが挙げ
られる。適当な「保護されたカルボキシ基」としてはエ
ステル化されたカルボキシ基が含まれる。エステル化さ
れたカルボキシ基のエステル部分としての適当な例とし
ては、少なくとも一つの適当な置換基をもっていてもよ
いメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステ
ル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、イソブチ
ルエステル、t−ブチルエステル、ペンチルエステル、
ヘキシルエステル等の低級アルキルエステル、たとえば
低級アルカノイルオキシ(低級)アルキルエステル(例
えば、アセトキシメチルエステル、プロピオニルオキシ
メチルエステル、ブチリルオキシメチルエステル、バレ
リルオキシメチルエステル、ピバロイルオキシメチルエ
ステル、ヘキサノイルオキシメチルエステル、1−また
は2−アセトキシエチルエステル、1−、2−または3
−アセトキシプロピルエステル、1−、2−、3−また
は4−アセトキシブチルエステル、1−または2−プロ
ピオニルオキシエチルエステル、1−、2−または3−
プロピオニルオキシプロピルエステル、1−または2−
ブチリルオキシエチルエステル、1−または2−イソブ
チルオキシエチルエステル、1−または2−ピバロイル
オキシエチルエステル、1−または2−ヘキサノイルオ
キシエチルエステル、イソブチリルオキシメチルエステ
ル、2−エチルブチリルオキシメチルエステル、3,3
−ジメチルブチリルオキシメチルエステル、1−または
2−ペンタノイルオキシエチルエステル等)、低級アル
カンスルホニル(低級)アルキルエステル(例えば、2
−メシルエチル等)、モノ−、ジ−またはトリ−ハロ
(低級)アルキルエステル(例えば、2−ヨードエチル
エステル、2,2,2−トリクロロエチルエステル
等)、低級アルコキシカルボニルオキシ(低級)アルキ
ルエステル(例えば、メトキシカルボニルオキシメチル
エステル、エトキシカルボニルオキシメチルエステル、
2−メトキシカルボニルオキシエチルエステル、1−エ
トキシカルボニルオキシエチルエステル、1−イソプロ
ポキシカルボニルオキシエチルエステル等)、フタリジ
リデン(低級)アルキルエステルまたは(5−低級アル
キル2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)
(低級)アルキルエステル[例えば、(5−メチル−2
−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチルエ
ステル、(5−エチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
ール−4−イル)メチルエステル、(5−プロピル−2
−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)エチルエ
ステル等]など、低級アルケニルエステル(例えば、ビ
ニルエステル、アリルエステル等)、低級アルキニルエ
ステル(例えば、エチニルエステル、プロピニルエステ
ル等)、少なくとも一つの適当な置換基をもっていても
よいアリール(低級)アルキルエステル、たとえば非置
換または置換モノ、ジまたはトリフェニル(低級)アル
キルエステル(例えば、ベンジルエステル、4−メトキ
シベンジルエステル、4−ニトロベンジルエステル、フ
ェネチルエステル、トリチルエステル、ベンズヒドリル
エステル、ビス(メトキシフェニル)メチルエステル、
3,4−ジメトキシベンジルエステル、4−ヒドロキシ
−3,5−ジ−t−ブチルベンジルエステル等)など、
少なくとも一つの適当な置換基をもっていてもよいアリ
ールエステル(例えば、フェニルエステル、4−クロロ
フェニルエステル、トリルエステル、t−ブチルフェニ
ルエステル、キシリルエステル、メシチルエステル、ク
メニルエステル等)、フタリジルエステルなどを挙げる
ことができる。
護基」の適当な例としては、フェニル(低級)アルキル
基(例えば、ベンジル等)、上記のアシル基などが挙げ
られる。適当な「保護されたカルボキシ基」としてはエ
ステル化されたカルボキシ基が含まれる。エステル化さ
れたカルボキシ基のエステル部分としての適当な例とし
ては、少なくとも一つの適当な置換基をもっていてもよ
いメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステ
ル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、イソブチ
ルエステル、t−ブチルエステル、ペンチルエステル、
ヘキシルエステル等の低級アルキルエステル、たとえば
低級アルカノイルオキシ(低級)アルキルエステル(例
えば、アセトキシメチルエステル、プロピオニルオキシ
メチルエステル、ブチリルオキシメチルエステル、バレ
リルオキシメチルエステル、ピバロイルオキシメチルエ
ステル、ヘキサノイルオキシメチルエステル、1−また
は2−アセトキシエチルエステル、1−、2−または3
−アセトキシプロピルエステル、1−、2−、3−また
は4−アセトキシブチルエステル、1−または2−プロ
ピオニルオキシエチルエステル、1−、2−または3−
プロピオニルオキシプロピルエステル、1−または2−
ブチリルオキシエチルエステル、1−または2−イソブ
チルオキシエチルエステル、1−または2−ピバロイル
オキシエチルエステル、1−または2−ヘキサノイルオ
キシエチルエステル、イソブチリルオキシメチルエステ
ル、2−エチルブチリルオキシメチルエステル、3,3
−ジメチルブチリルオキシメチルエステル、1−または
2−ペンタノイルオキシエチルエステル等)、低級アル
カンスルホニル(低級)アルキルエステル(例えば、2
−メシルエチル等)、モノ−、ジ−またはトリ−ハロ
(低級)アルキルエステル(例えば、2−ヨードエチル
エステル、2,2,2−トリクロロエチルエステル
等)、低級アルコキシカルボニルオキシ(低級)アルキ
ルエステル(例えば、メトキシカルボニルオキシメチル
エステル、エトキシカルボニルオキシメチルエステル、
2−メトキシカルボニルオキシエチルエステル、1−エ
トキシカルボニルオキシエチルエステル、1−イソプロ
ポキシカルボニルオキシエチルエステル等)、フタリジ
リデン(低級)アルキルエステルまたは(5−低級アル
キル2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)
(低級)アルキルエステル[例えば、(5−メチル−2
−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチルエ
ステル、(5−エチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
ール−4−イル)メチルエステル、(5−プロピル−2
−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)エチルエ
ステル等]など、低級アルケニルエステル(例えば、ビ
ニルエステル、アリルエステル等)、低級アルキニルエ
ステル(例えば、エチニルエステル、プロピニルエステ
ル等)、少なくとも一つの適当な置換基をもっていても
よいアリール(低級)アルキルエステル、たとえば非置
換または置換モノ、ジまたはトリフェニル(低級)アル
キルエステル(例えば、ベンジルエステル、4−メトキ
シベンジルエステル、4−ニトロベンジルエステル、フ
ェネチルエステル、トリチルエステル、ベンズヒドリル
エステル、ビス(メトキシフェニル)メチルエステル、
3,4−ジメトキシベンジルエステル、4−ヒドロキシ
−3,5−ジ−t−ブチルベンジルエステル等)など、
少なくとも一つの適当な置換基をもっていてもよいアリ
ールエステル(例えば、フェニルエステル、4−クロロ
フェニルエステル、トリルエステル、t−ブチルフェニ
ルエステル、キシリルエステル、メシチルエステル、ク
メニルエステル等)、フタリジルエステルなどを挙げる
ことができる。
【0011】適当な「低級アルコキシ基」としては、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキシ、
ヘキシルオキシなどが挙げられる。「保護されたアミノ
基」における「アミノ保護基」の適当な例としては、上
記のアシル基などが挙げられる。
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキシ、
ヘキシルオキシなどが挙げられる。「保護されたアミノ
基」における「アミノ保護基」の適当な例としては、上
記のアシル基などが挙げられる。
【0012】化合物(I)の望ましい具体例は次の通り
である。R1 は水素、アリール(低級)アルコキシカル
ボニル基(さらに望ましくは、フェニル(低級)アルコ
キシカルボニル基)、低級アルカノイル基、高級アルカ
ノイル基(さらに望ましくはC15−C20アルカノイル
基)、アロイル基(さらに望ましくは、ベンゾイル
基)、複素環(低級)アルカノイル基(さらに望ましく
は、チエニル(低級)アルカノイル基)、低級アルケニ
ル基で置換されたアリール(低級)アルケノイル基(さ
らに望ましくは、低級アルケニル基で置換されたフェニ
ル(低級)アルケノイル基)または低級アルキル基で置
換されたアリール(低級)アルカノイル基(さらに望ま
しくは、低級アルキル基で置換されたフェニル(低級)
アルカノイル基)であり、R2 は水酸基、R3 はカルボ
キシ基またはエステル化されたカルボキシ基(さらに望
ましくは、低級アルコキシカルボニル基)であるか、ま
たはR2 とR3 が互いに結合して式
である。R1 は水素、アリール(低級)アルコキシカル
ボニル基(さらに望ましくは、フェニル(低級)アルコ
キシカルボニル基)、低級アルカノイル基、高級アルカ
ノイル基(さらに望ましくはC15−C20アルカノイル
基)、アロイル基(さらに望ましくは、ベンゾイル
基)、複素環(低級)アルカノイル基(さらに望ましく
は、チエニル(低級)アルカノイル基)、低級アルケニ
ル基で置換されたアリール(低級)アルケノイル基(さ
らに望ましくは、低級アルケニル基で置換されたフェニ
ル(低級)アルケノイル基)または低級アルキル基で置
換されたアリール(低級)アルカノイル基(さらに望ま
しくは、低級アルキル基で置換されたフェニル(低級)
アルカノイル基)であり、R2 は水酸基、R3 はカルボ
キシ基またはエステル化されたカルボキシ基(さらに望
ましくは、低級アルコキシカルボニル基)であるか、ま
たはR2 とR3 が互いに結合して式
【化9】 の基を表わし、R4 は水酸基、アリール(低級)アルコ
キシ基(さらに望ましくは、フェニル(低級)アルコキ
シ基)またはアシルオキシ基(さらに望ましくは低級ア
ルカノイルオキシ基)、R5 は水酸基、アリール(低
級)アルコキシ基(さらに望ましくは、フェニル(低
級)アルコキシ基)またはアシルオキシ基(さらに望ま
しくは、低級アルカノイルオキシ基)、R6 は水酸基、
低級アルコキシ基、アリール(低級)アルコキシ基(さ
らに望ましくは、フェニル(低級)アルコキシ基)また
はアシルオキシ基(さらに望ましくは低級アルカノイル
オキシ基)、
キシ基(さらに望ましくは、フェニル(低級)アルコキ
シ基)またはアシルオキシ基(さらに望ましくは低級ア
ルカノイルオキシ基)、R5 は水酸基、アリール(低
級)アルコキシ基(さらに望ましくは、フェニル(低
級)アルコキシ基)またはアシルオキシ基(さらに望ま
しくは、低級アルカノイルオキシ基)、R6 は水酸基、
低級アルコキシ基、アリール(低級)アルコキシ基(さ
らに望ましくは、フェニル(低級)アルコキシ基)また
はアシルオキシ基(さらに望ましくは低級アルカノイル
オキシ基)、
【化10】 は単結合または二重結合である。
【0013】この発明の化合物(I)または医薬として
許容される塩は消化管運動機能の調整作用を有し、消化
管運動機能調整剤の有効成分として有用である。この発
明の消化管運動機能調整剤は下痢、便秘等の過敏性腸症
候群等の予防および治療に有効である。これらの有効成
分である化合物(I)またはその医薬として許容される
塩はそれ自体をそのまま投与することもできるが、一般
には、医薬として許容される種々の製剤組成物として投
与される。
許容される塩は消化管運動機能の調整作用を有し、消化
管運動機能調整剤の有効成分として有用である。この発
明の消化管運動機能調整剤は下痢、便秘等の過敏性腸症
候群等の予防および治療に有効である。これらの有効成
分である化合物(I)またはその医薬として許容される
塩はそれ自体をそのまま投与することもできるが、一般
には、医薬として許容される種々の製剤組成物として投
与される。
【0014】製剤組成物の剤形の例としては、例えば溶
液、乳濁液、懸濁液、カプセル剤、顆粒剤、散剤、錠
剤、シロップ剤等の経口剤、注射剤、坐剤等が挙げられ
る。
液、乳濁液、懸濁液、カプセル剤、顆粒剤、散剤、錠
剤、シロップ剤等の経口剤、注射剤、坐剤等が挙げられ
る。
【0015】これらの製剤組成物は例えば蔗糖、でんぷ
ん、マンニット、ソルビット、乳糖、ぶどう糖、セルロ
ース、タルク、燐酸カルシウム、炭酸カルシウム等の賦
形剤、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ポリプロピルピロリドン、ゼラチン、
アラビヤゴム、ポリエチレングリコール、蔗糖、でんぷ
ん等の結合剤、例えばでんぷん、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルでんぷん、炭酸水素ナトリ
ウム、燐酸カルシウム、クエン酸カルシウム等の崩解
剤、例えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ラウリ
ル硫酸ナトリウム等の滑沢剤、例えばクエン酸、メント
ール、グリシン、オレンジ末等の矯味剤、例えば安息香
酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ベンジルアルコ
ール、メチルパラベン、プロピルパラベン等の保存剤、
例えばクエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸等の安定
剤、例えばメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
ステアリン酸アルミニウム等の懸濁剤、例えばヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ポリソルベート80、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム等の分散剤、例え
ば水等の溶剤、例えば塩化ナトリウム等の等張化剤、例
えばカカオ脂、ポリエチレングリコール、白色ワセリン
等のベースワックス等を用いて、常法により製剤化され
る。
ん、マンニット、ソルビット、乳糖、ぶどう糖、セルロ
ース、タルク、燐酸カルシウム、炭酸カルシウム等の賦
形剤、セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ポリプロピルピロリドン、ゼラチン、
アラビヤゴム、ポリエチレングリコール、蔗糖、でんぷ
ん等の結合剤、例えばでんぷん、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルでんぷん、炭酸水素ナトリ
ウム、燐酸カルシウム、クエン酸カルシウム等の崩解
剤、例えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ラウリ
ル硫酸ナトリウム等の滑沢剤、例えばクエン酸、メント
ール、グリシン、オレンジ末等の矯味剤、例えば安息香
酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ベンジルアルコ
ール、メチルパラベン、プロピルパラベン等の保存剤、
例えばクエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸等の安定
剤、例えばメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
ステアリン酸アルミニウム等の懸濁剤、例えばヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ポリソルベート80、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム等の分散剤、例え
ば水等の溶剤、例えば塩化ナトリウム等の等張化剤、例
えばカカオ脂、ポリエチレングリコール、白色ワセリン
等のベースワックス等を用いて、常法により製剤化され
る。
【0016】この発明の製剤組成物の投与量は患者の年
令、体重、症状、投与法などにより異なるが、通常、そ
の有効成分である化合物(I)またはその医薬として許
容される塩を1回当たり1〜300mgの範囲内で、好
ましくは10〜100mgの範囲内で、経口投与または
非経口投与(例えば、関節内投与、静脈内投与など)さ
れる。
令、体重、症状、投与法などにより異なるが、通常、そ
の有効成分である化合物(I)またはその医薬として許
容される塩を1回当たり1〜300mgの範囲内で、好
ましくは10〜100mgの範囲内で、経口投与または
非経口投与(例えば、関節内投与、静脈内投与など)さ
れる。
【0017】次に、この発明の化合物(I)またはその
医薬として許容される塩が優れた消化管運動機能の調整
作用を示すことを試験例により説明する。
医薬として許容される塩が優れた消化管運動機能の調整
作用を示すことを試験例により説明する。
【0018】試験化合物 下記構造式で示される化合物
【化11】 (以下、テトラヒドロ−WS9326Aと略称)
【0019】(a)マウスにおける炭末輸送に対する作
用:動物は1夜絶食した5週令のICR系雄性マウスを
使用した。試験化合物(テトラヒドロ−WS9326
A)を溶媒[エタノール、ポリエチレングリコール40
0および蒸留水(1:1:3)の混液]に溶解後腹腔内
投与(0.1ml/10g)し、10分後に10%炭末
/ヒマシ油の懸濁液(0.1ml/20g)または10
%炭末/0.5%メチルセルロース生理食塩水溶液の懸
濁液(0.1ml/20g)を経口投与した。20分後
にマウスを殺し、小腸を取り出し、炭末の移動距離を測
定した。
用:動物は1夜絶食した5週令のICR系雄性マウスを
使用した。試験化合物(テトラヒドロ−WS9326
A)を溶媒[エタノール、ポリエチレングリコール40
0および蒸留水(1:1:3)の混液]に溶解後腹腔内
投与(0.1ml/10g)し、10分後に10%炭末
/ヒマシ油の懸濁液(0.1ml/20g)または10
%炭末/0.5%メチルセルロース生理食塩水溶液の懸
濁液(0.1ml/20g)を経口投与した。20分後
にマウスを殺し、小腸を取り出し、炭末の移動距離を測
定した。
【0020】試験結果
【表1】
【0021】(b)毒性試験 下記成分からなる試験化合物(テトラヒドロ−WS93
26A)の懸濁型注射剤をウサギ(雄雌各6匹)および
イヌ(雄雌各3匹)に週2回4週間膝関節内に投与し
た。投与量は1回当りウサギでは8mg/kg、イヌで
は12mg/kgとした。どちらの動物種においても試
験化合物の投与による死亡はみられなかった。
26A)の懸濁型注射剤をウサギ(雄雌各6匹)および
イヌ(雄雌各3匹)に週2回4週間膝関節内に投与し
た。投与量は1回当りウサギでは8mg/kg、イヌで
は12mg/kgとした。どちらの動物種においても試
験化合物の投与による死亡はみられなかった。
【0022】 [懸濁型注射剤(1ml当りの成分)] 試験化合物 20 mg ポリソルベート80 2 mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 7.5mg ベンジルアルコール 9 mg 塩化ナトリウム 9 mg 注射用水 適量
【0023】以下に本発明を実施例により説明する。
【0024】実施例1 下記処方の製剤粉末をカプセル充填してカプセル剤を得
る。 処方内容 テトラヒドロ−WS9326A 100 mg 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 10 mg ステアリン酸ポリオキシル40 1 mg ヒドロキシプロピルセルロース 1 mg
る。 処方内容 テトラヒドロ−WS9326A 100 mg 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 10 mg ステアリン酸ポリオキシル40 1 mg ヒドロキシプロピルセルロース 1 mg
【0025】実施例2 下記処方中の成分を常法に従って混合し、粒状にして顆
粒を得る。 顆粒の処方内容 テトラヒドロ−WS9326A 30.0 (重量%) ラクトース 69.4 ステアリン酸ポリオキシル40 0.1 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5
粒を得る。 顆粒の処方内容 テトラヒドロ−WS9326A 30.0 (重量%) ラクトース 69.4 ステアリン酸ポリオキシル40 0.1 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5
【0026】実施例3 下記処方中の成分を常法に従って混合し、粉末化して散
剤を得る。 散剤の処方内容 テトラヒドロ−WS9326A 30.0 (重量%) ラクトース 69.4 ステアリン酸ポリオキシル40 0.1 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5
剤を得る。 散剤の処方内容 テトラヒドロ−WS9326A 30.0 (重量%) ラクトース 69.4 ステアリン酸ポリオキシル40 0.1 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5
【0027】実施例4 下記処方中の成分を常法に従って混合し、圧縮して錠剤
を得る。 錠剤の処方内容
を得る。 錠剤の処方内容
【表2】 この様にして得られた錠剤を、必要に応じて、フィルム
コーチングまたは腸溶コーチングしてフィルムコーチン
グ錠または腸溶錠とする。
コーチングまたは腸溶コーチングしてフィルムコーチン
グ錠または腸溶錠とする。
【0028】実施例5 注射用蒸留水100mlにカルボキシメチルセルロース
ナトリウム1gを加え、混合溶解する。これにポリソル
ベート80 40mgを加え、混合した後、テトラヒド
ロ−WS9326A 1gを加え、分散させることによ
り、懸濁型注射剤を得る。
ナトリウム1gを加え、混合溶解する。これにポリソル
ベート80 40mgを加え、混合した後、テトラヒド
ロ−WS9326A 1gを加え、分散させることによ
り、懸濁型注射剤を得る。
【0029】実施例6 マクロゴール400 50mlにテトラヒドロ−WS9
326A 1gを加え、混合溶解する。これに注射用蒸
留水を加えて100mlにすることで溶解型注射剤を得
る。
326A 1gを加え、混合溶解する。これに注射用蒸
留水を加えて100mlにすることで溶解型注射剤を得
る。
【0030】実施例7 テトラヒドロ−WS9326Aにポリソルベート80の
注射用水溶液を加え、分散させた後、塩化ナトリウム、
ベンジルアルコール及びカルボキシメチルセルロースナ
トリウムを含む注射用水溶液を加える。この懸濁液5m
lをアンプルに充填、熔封して、下記成分を有する懸濁
型注射剤を得る。 1ml当りの成分 テトラヒドロ−WS9326A 10 mg ポリソルベート80 2 mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 7.5mg ベンジルアルコール 9 mg 塩化ナトリウム 9 mg 注射用水 適量
注射用水溶液を加え、分散させた後、塩化ナトリウム、
ベンジルアルコール及びカルボキシメチルセルロースナ
トリウムを含む注射用水溶液を加える。この懸濁液5m
lをアンプルに充填、熔封して、下記成分を有する懸濁
型注射剤を得る。 1ml当りの成分 テトラヒドロ−WS9326A 10 mg ポリソルベート80 2 mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 7.5mg ベンジルアルコール 9 mg 塩化ナトリウム 9 mg 注射用水 適量
【0031】参考例
【化12】 上記構造式で示される化合物を10%パラジウム−炭素
で還元して、テトラヒドロ−WS9326Aを得る。
で還元して、テトラヒドロ−WS9326Aを得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 7/06 ZNA 8318−4H
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式: 【化1】 (式中、R1 は水素またはアシル基であり、R2 は水酸
基、R3 はカルボキシ基または保護されたカルボキシ基
であるか、またはR2 とR3 とが互いに結合して式 【化2】 の基を表わし、R4 は水酸基または保護された水酸基、
R5 は水酸基または保護された水酸基、R6 は水酸基、
保護された水酸基または低級アルコキシ基、 【化3】 は単結合または二重結合である)で示される化合物また
は医薬として許容されるその塩を有効成分として含有す
ることを特徴とする消化管運動機能調整剤。 - 【請求項2】 R1 が水素、アリール(低級)アルコキ
シカルボニル基、低級アルカノイル基、高級アルカノイ
ル基、アロイル基、複素環(低級)アルカノイル基、低
級アルケニル基で置換されたアリール(低級)アルケノ
イル基、または低級アルキル基で置換されたアリール
(低級)アルカノイル基である請求項1の消化管運動機
能調整剤。 - 【請求項3】 R1 が水素、フェニル(低級)アルコキ
シカルボニル基、低級アルカノイル基、C15−C20アル
カノイル基、ベンゾイル基、チエニル(低級)アルカノ
イル基、低級アルケニル基で置換されたフェニル(低
級)アルケノイル基、または低級アルキル基で置換され
たフェニル(低級)アルカノイル基である請求項2の消
化管運動機能調整剤。 - 【請求項4】 R1 が低級アルキル基で置換されたフェ
ニル(低級)アルカノイル基、R2 とR3 とが互いに結
合して式 【化4】 の基を表わし、R4 が水酸基、R5 が水酸基、R6 が水
酸基、 【化5】 が二重結合である請求項3の消化管運動機能調整剤。 - 【請求項5】 R1 が3−(2−ペンチルフェニル)プ
ロパノイル基である請求項4の消化管運動機能調整剤。
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